JPH05289525A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05289525A
JPH05289525A JP11696792A JP11696792A JPH05289525A JP H05289525 A JPH05289525 A JP H05289525A JP 11696792 A JP11696792 A JP 11696792A JP 11696792 A JP11696792 A JP 11696792A JP H05289525 A JPH05289525 A JP H05289525A
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JP
Japan
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temperature
latent image
developing
image forming
developer
Prior art date
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Pending
Application number
JP11696792A
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English (en)
Inventor
Akizo Shimomura
彰三 下村
Yuichi Aoyama
祐一 青山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリントスイッチ押下と同時に現像タンク2
0内のモータを駆動してから、走査照明装置2や走査ミ
ラー3による潜像形成を開始までの時間を、現像液温度
を検出して適正に制御し、ファ−ストコピ−時間が不必
要に長くなるのを防止する。 【構成】 現像タンク20内に温度センサー30を設け
る。現像液温度と現像タンク20内ポンプ駆動開始から
第1現像ローラー91表面と感光体8表面との間に画像
抜けを生じないために充分な量の現像液が溜るまでの時
間を実験で求めておき、これと上記温度センサー30の
出力とに基づいて走査照明装置2などを移動するための
光学スキャナーモータを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、湿
式現像装置を用いた画像形成装置における潜像形成開始
タイミングの制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1はこの種の画像形成装置である電子
写真複写機の一例を示す概略構成図である。図1(a)
は全体のレイアウトを示す図であり、図1(b)は潜像
担持体であるドラム状の感光体8近傍の拡大図である。
コンタクトガラス1上の原稿を走査照明装置2で照射
し、その反射光は走査ミラー3、レンズ4、反射ミラー
5を介し、一様帯電器であるコロナ放電器6で例えば正
極性に既に一様に帯電され、かつ、イレース7で画像形
成領域外の電荷が除去されている感光体8に結像投影さ
れ、これにより感光体7上に静電潜像が形成される。
【0003】この静電潜像は、感光体8の右側方に設け
られた現像器9において、二本の現像ロ−ラ−91,9
2により、例えばマイナス極性に帯電されたトナ−を含
む現像液が供給されてトナー像化され、また、感光体8
上の余剰現像液がスクイズローラー93で除去される。
ここで、上記の各現像ローラー91,92は感光体表面
と例えば0.15mmの間隔を保持し、また、地汚れ防止
用の現像バイアスとして例えば150Vが印加されてい
る。また、各現像ローラー91,92及びスクイズロー
ラ93には表面清掃用のスクレーパー91a,92a,
93aが当接している。このうち上流側の第1現像ロー
ラー91に当接しているスクレーパー91aは、この現
像ローラー91との表面で、後述する現像タンク20か
ら汲み上げられ供給ノズル94から吐出する現像液を溜
める現像液溜め部を形成している。この現像液溜め部の
現像液が第1現像ローラー91によって汲み上げられて
感光体8表面に搬送される。そして、この感光体8表面
と第1現像ローラー91表面との対向部にも現像液の溜
りを形成して感光体8の幅方向で均一な現像液の供給を
行っている。
【0004】現像器9との対向部を通過した感光体8表
面には、給紙部10から搬送されてきてレジストローラ
ー11部で待機している転写紙が、該ローラー9によっ
てトナー像先端とタイミングを取って搬送される。そし
て、感光体8に密着している転写紙裏面に転写チャージ
ャ12によってトナーと逆極性の電荷を付与され、トナ
ー像が転写紙に転写される。トナー像が転写された転写
紙は、分離ローラー13及びターンベルト14により感
光体8から分離され、定着装置15を通ってコピー紙と
して機外に排出される。一方、転写後の感光体8はその
左側方に設けられたクリーニング装置16のクリーニン
グローラ17及びクリーニングブレード18によって残
留トナーが除去され、かつ、除電ランプ19で残留電荷
が除電されて、コロナ放電器6による次の一様帯電に備
えられる。
【0005】そして、この複写機は上記の現像器9及び
クリーニング装置16に供給する現像液を収容する現像
タンク20を備えている。この現像タンク20の上蓋に
は、高トナー濃度現像液を収容するコンクトナー液容器
21とアイソパー(商品名)等の現像剤を収容する母液
容器22が、これらの出口が下になるように倒立して装
着され、周知の高濃度トナー補給制御方法や、現像タン
ク内液面制御方法に基づいて、高トナー濃度現像液や現
像剤が現像タンク20内に補給され、現像タンク20内
に設けられたポンプ(図示せず)による撹拌流により混
合撹拌されて、現像液として現像タンク20内に蓄えら
れている。この現像液は、上記ポンプにより、現像液供
給パイプ23,24を介して現像器9、クリーニング装
置14それぞれに供給されて、現像、クリーニングに使
用された後に、現像器9、クリーニング装置14それぞ
れの最下部にその上端が接続されている現像液回収パイ
プ25を介して現像タンク20に回収されることにより
循環される。
【0006】そして、この種の複写機では例えば図2に
示すように、操作者が複写の開始を指示するプリントボ
タンを押下した信号を受けて現像タンク20のポンプを
駆動し、これにより、現像器9等に現像液を汲み上げて
いる。現像器9に現像液が到達するより前に、詳しく
は、感光体8表面と第1現像ローラー91表面との間の
液溜りが形成されるより前に、感光体8上の潜像が第1
現像ローラー91に到達すると、画像抜けという不具合
が発生する。
【0007】そこで、従来は、上記走査照明装置2や走
査ミラー3の移動による原稿のスキャン開始による潜像
形成開始タイミングを、プリントボタンを押下した信号
を受けて現像タンク20のポンプを駆動した後、所定時
間Tだけ遅らしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の上記
所定時間Tの設定は、種々の環境条件下で実験を行った
結果、確実に画像抜けを防止できた時間に固定してい
る。従って、環境条件によっては不必要に潜像形成開始
タイミングを遅らす結果になっていた。すなわち、現像
タンク20内のポンプを駆動開始させてから感光体8表
面と第1現像ローラー91表面との間に充分な液溜りが
形成されるまでの時間は、現像液の温度に大きく左右さ
れる。図3(a)は現像液温度と上記の充分な液溜まり
が形成されるまでの時間(以下、液溜り時間という)と
の関係を示したグラフである。このグラフから判るよう
に、例えば、現像液温度が10℃の時は液溜まり時間は
0.7秒、現像液温度が20℃では0.9秒、現像液温
度が30℃では1.1秒というように、現像液温度が高
くなるとほど液溜り時間が長くなる。これは、現像液の
温度高いほど現像液の粘度が低下し、このため、現像ロ
−ラ−94の回転による汲み上げ量が減少するためと考
えられる。従来はどんな環境下でも確実に画像抜けを防
止するために、例えば液溜まり時間1.2秒を前提に潜
像形成開始タイミングが設定されており、このため、フ
ァ−ストコピ−時間(プリントONしてから転写紙が排
紙されるまでの時間)が環境によっては不必要に長くな
っていた。
【0009】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像液温度を検出し
て潜像形成開始タイミングを変化させることによりファ
−ストコピ−時間が不必要に長くなるのを防止できる画
像形成装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、潜像担持体と、該潜像担持体
上に潜像を形成する潜像形成装置と、表面が、現像液供
給手段から現像液が供給される現像液供給領域、該領域
よりも高い頂上個所及び該頂上個所よりも低い潜像担持
体との対向領域をこの順序で循環するように移動して該
潜像担持体上の潜像に現像液を供給する現像液担持体を
備えた現像装置とを有する画像形成装置において、現像
液の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段の
出力に基づいて該潜像形成装置による潜像形成動作の開
始タイミングを制御するタイミング制御手段とを設けた
ことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1の画像
形成装置において、上記タイミング制御手段を、現像液
の検出温度が低いほど上記開始タイミングを早めるよう
に構成したことを特徴とするものである。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
の画像形成装置において、上記タイミング制御手段を、
現像液の検出温度が所定温度以上のときには上記開始タ
イミングを同一にするように構成したことを特徴とする
ものである。
【0013】
【作用】本発明は、温度検出手段で現像液の温度を検出
し、タイミング制御手段で、検出温度に応じて潜像形成
装置による潜像形成動作の開始タイミングを制御するも
のである。
【0014】
【実施例】本発明を図1に示した複写機に適用した一実
施例について説明する。従来の複写機と異なる点は、現
像液の温度を検出する温度センサー30を追加し、か
つ、この温度センサー30の出力を用いて走査照明装置
2や走査ミラー3を移動させるモータ(光学スキャナー
モータ)の駆動を、以下のように制御している点であ
る。ここで、上記温度センサー30は例えば現像タンク
20内の現像液中に設ける。
【0015】現像液温度と光学スキャナーモータ開始タ
イミングとの関係は、例えば、図1(b)に示すように
設定する。すなわち、図1(b)において、現像液温度
が15℃以下のときは、0.8秒後、同温度が15℃と
25℃の間にあるときは、1.0秒後、同温度が25℃
以上のときは1.2秒後に光学スキャナ−モ−タ−が回
転を始めるように設定する。ここで、複写機の使用され
る環境温度は10〜30℃であり、現像液温度は10〜
30℃であるので、25℃以上の時間を1.2秒に固定
してもとくに不具合はない。
【0016】図4は温度センサー30の出力を用いた光
学スキャナーモータ駆動制御のフロ−チャ−トである。
プリントボタンをONしたとき(ステップ1)、温度セ
ンサ−で温度を検出して、温度が15℃以下、15℃乃
至25℃の間、25℃以上のいずれであるかを判別する
(ステップ2)。温度が15℃以下のときは0.8秒
(ステップ3)、温度が15℃乃至25℃の間にあると
きは1.0秒(ステップ4)、温度が25℃以上のとき
は1.2秒(ステップ5)、それぞれ経過するのを待っ
て光学スキャナ−モ−タ−が回転を始める(ステップ
6)。
【0017】以上、本実施例によれば、現像液温度を検
出して温度により光学スキャナ−の移動開始タイミグを
制御しているので、スキャナ移動開始を従来と同等以上
に早くすることができ、ファ−ストコピ−時間を従来と
同等以下に短く出来る。また、現像液温度を検出して温
度が低い時は、光学スキャナ−の移動開始タイミングを
早くして、ファ−ストコピ−時間を短く出来る。また、
現像液温度を検知してある温度以上の時は、光学スキャ
ナ−の移動開始タイミングを同一にしているので、制御
がシンプルになる。
【0018】なお、本実施例は、走査光学系を用いたも
のであるが、デジタル光学系を用いた装置においてもこ
れによる潜像形成開始タイミングを現像液温度に応じて
制御することにより、同様の効果を得ることができる。
また、本実施例は、第1現像ローラー91を用いて感光
体8に現像液を供給するものであるが、これに限らず、
現像液の粘度によって、現像タンク等からの現像液の汲
み上げ開始から感光体8表面への均一な現像液供給が可
能になるまで時間が左右されるものであれば、どのよう
な形状の現像液担持体を用いるものにも適用できる。
【0019】
【発明の効果】請求項1乃至3の発明によれば、温度検
出手段で現像液の温度を検出し、タイミング制御手段
で、検出温度に応じて潜像形成装置による潜像形成動作
の開始タイミングを制御するので、ファ−ストコピ−時
間が不必要に長くなるのを防止できる。特に、請求項3
の発明によれば、上記タイミング制御手段を、現像液の
検出温度が所定温度以上のときには上記開始タイミング
を同一にするように構成したので、上記タイミング制御
手段の構成が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は一例に係る電子写真複写機の概略構成
図、(b)は同複写機の感光体周辺の拡大図。
【図2】同複写機の光学スキャナーモーター等の制御の
タイミングチャート。
【図3】(a)は現像液温度と感光体と現像ローラーと
の間での液溜り時間との関係を示したグラフ、(b)は
実施例に係る現像液温度と光学スキャナー移動開始時期
との関係を示すグラフ。
【図4】実施例に係る光学スキャナーモーター駆動制御
のフローチャート。
【符号の説明】
2 走査照明装置 3 走査ミラー 4 レンズ 5 反射ミラー 9 現像器 20 現像タンク 23,24 供給パイプ 25 回収パイプ 30 温度センサー 91 第1現像ローラー 91a,92a,93a スクレーパー 92 第2現像ローラー 93 スクイズローラー 94 供給ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体と、該潜像担持体上に潜像を形
    成する潜像形成装置と、表面が、現像液供給手段から現
    像液が供給される現像液供給領域、該領域よりも高い頂
    上個所及び該頂上個所よりも低い潜像担持体との対向領
    域をこの順序で循環するように移動して該潜像担持体上
    の潜像に現像液を供給する現像液担持体を備えた現像装
    置とを有する画像形成装置において、 現像液の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手
    段の出力に基づいて該潜像形成装置による潜像形成動作
    の開始タイミングを制御するタイミング制御手段とを設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記タイミング制御手段を、現像液の検出
    温度が低いほど上記開始タイミングを早めるように構成
    したことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記タイミング制御手段を、現像液の検出
    温度が所定温度以上のときには上記開始タイミングを同
    一にするように構成したことを特徴とする請求項1又は
    2の画像形成装置。
JP11696792A 1992-04-08 1992-04-08 画像形成装置 Pending JPH05289525A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5899606A (en) * 1997-03-18 1999-05-04 Fujitsu Ltd Liquid developing head liquid developing unit and image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5899606A (en) * 1997-03-18 1999-05-04 Fujitsu Ltd Liquid developing head liquid developing unit and image forming apparatus

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010601