JPH10230792A - 自動車用サイドステップ - Google Patents
自動車用サイドステップInfo
- Publication number
- JPH10230792A JPH10230792A JP5386097A JP5386097A JPH10230792A JP H10230792 A JPH10230792 A JP H10230792A JP 5386097 A JP5386097 A JP 5386097A JP 5386097 A JP5386097 A JP 5386097A JP H10230792 A JPH10230792 A JP H10230792A
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- JP
- Japan
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- opening
- base
- automobile
- side step
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車用サイドステップのところに、濡れた
傘等を収納することのできる収納部を設ける。 【解決手段】 自動車のサイドシル近傍のところに設け
られるサイドステップ1を、全体が凹陥状の収納空間部
を有するベース部2と、当該ベース部2の上方開口部2
1のところに設けられる蓋状のステップ部3と、からな
るようにする。ベース部2は、凹陥状の空間部からなる
収納部22と、サイドシル91への取付けに供せられる
取付部27とからなる。収納部22の底面23のところ
には長手方向に沿って伸びるように形成された仕切り兼
用のリブ24を有する。ステップ部3は、乗降時に足の
乗せられる平面部31を基礎に、このようなステップ部
3がヒンジ部37を介して上記ベース部2の開口部21
のところに、開閉自在なように取付けられるようになっ
ている。
傘等を収納することのできる収納部を設ける。 【解決手段】 自動車のサイドシル近傍のところに設け
られるサイドステップ1を、全体が凹陥状の収納空間部
を有するベース部2と、当該ベース部2の上方開口部2
1のところに設けられる蓋状のステップ部3と、からな
るようにする。ベース部2は、凹陥状の空間部からなる
収納部22と、サイドシル91への取付けに供せられる
取付部27とからなる。収納部22の底面23のところ
には長手方向に沿って伸びるように形成された仕切り兼
用のリブ24を有する。ステップ部3は、乗降時に足の
乗せられる平面部31を基礎に、このようなステップ部
3がヒンジ部37を介して上記ベース部2の開口部21
のところに、開閉自在なように取付けられるようになっ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のサイドシ
ルを覆う位置、または、その近傍部に設けられるサイド
ステップに関するものであり、特に、その内部に凹陥状
の収納空間を設け、これによって、小物類等の収納され
る収納部を形成させるようにした自動車用サイドステッ
プに関するものである。
ルを覆う位置、または、その近傍部に設けられるサイド
ステップに関するものであり、特に、その内部に凹陥状
の収納空間を設け、これによって、小物類等の収納され
る収納部を形成させるようにした自動車用サイドステッ
プに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用のサイドステップは、図
3に示す如く、車体側への取付けに供せられる部分と、
足を乗せるためのステップの部分とが略L字状に形成さ
れるようになっているものである。そして、このような
サイドステップ10が、例えば、ワゴン車あるいはレジ
ャービークル等、車高の高い車のサイドドア下方部に設
けられ、乗員の乗降を助けるようにしているものであ
る。
3に示す如く、車体側への取付けに供せられる部分と、
足を乗せるためのステップの部分とが略L字状に形成さ
れるようになっているものである。そして、このような
サイドステップ10が、例えば、ワゴン車あるいはレジ
ャービークル等、車高の高い車のサイドドア下方部に設
けられ、乗員の乗降を助けるようにしているものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
サイドステップは、単に乗員が乗降する際に足をかける
ためだけに使用されるものであるので、乗降用の足かけ
以外の機能は有していない。一方、車体の外側に物入れ
装置を設けるようにしたものとしては、例えば、実開平
2−76552号公報記載のものの如く、自動車のサイ
ドシルを覆う位置に物入れ装置を設けるようにしたもの
がある。しかしながら、このものは、一般に、走行中等
における気流の流れを整えるために設けられる、いわゆ
る気流制御装置(サイドスポイラ)の、その内部に、物
入れ装置を設けるようにしたものである。従って、乗降
時に乗員が足をのせるというようなことは想定していな
い。その結果、サイドステップを必要とする場合には、
別途、剛性の高いサイドステップを設けなければならな
いという問題点がある。このような問題点を解決するた
めに、乗降時に足をかけることができるようにしたサイ
ドステップとしての機能を有するとともに、車室外の物
入れ装置としても利用することのできるようにした自動
車用サイドステップを提供しようとするのが、本発明の
目的(課題)である。
サイドステップは、単に乗員が乗降する際に足をかける
ためだけに使用されるものであるので、乗降用の足かけ
以外の機能は有していない。一方、車体の外側に物入れ
装置を設けるようにしたものとしては、例えば、実開平
2−76552号公報記載のものの如く、自動車のサイ
ドシルを覆う位置に物入れ装置を設けるようにしたもの
がある。しかしながら、このものは、一般に、走行中等
における気流の流れを整えるために設けられる、いわゆ
る気流制御装置(サイドスポイラ)の、その内部に、物
入れ装置を設けるようにしたものである。従って、乗降
時に乗員が足をのせるというようなことは想定していな
い。その結果、サイドステップを必要とする場合には、
別途、剛性の高いサイドステップを設けなければならな
いという問題点がある。このような問題点を解決するた
めに、乗降時に足をかけることができるようにしたサイ
ドステップとしての機能を有するとともに、車室外の物
入れ装置としても利用することのできるようにした自動
車用サイドステップを提供しようとするのが、本発明の
目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、自動車
のサイドシルを覆う位置またはその近傍に設けられる自
動車用サイドステップに関して、車体側に取付けられる
ものであって、上方に向けて開口する開口部を有すると
ともに、当該開口部に連続して、かつ、その下方部に設
けられる凹陥状の収納空間を有する形態からなるベース
部と、当該ベース部の上記開口部のところに設けられる
ものであって、その開閉が可能なように形成された蓋状
のステップ部と、からなる構成を採ることとした。
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、自動車
のサイドシルを覆う位置またはその近傍に設けられる自
動車用サイドステップに関して、車体側に取付けられる
ものであって、上方に向けて開口する開口部を有すると
ともに、当該開口部に連続して、かつ、その下方部に設
けられる凹陥状の収納空間を有する形態からなるベース
部と、当該ベース部の上記開口部のところに設けられる
ものであって、その開閉が可能なように形成された蓋状
のステップ部と、からなる構成を採ることとした。
【0005】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては、次のような作用を呈することとな
る。すなわち、本サイドステップの基礎を成すベース部
は、車体に対して強固に取付けられており、それ自身も
必要な剛性を有するようになっている。そして、その内
部には収納空間が設けられるようになっており、当該収
納空間を利用して傘等の小物類を収納することができ
る。また、このような収納空間(収納部)の上側には、
通常時は開口部を閉塞するようなステップ部が設けられ
るようになっており、このステップ部によって、乗員の
乗降時におけるステップ機能が発揮されることとなる。
のものにおいては、次のような作用を呈することとな
る。すなわち、本サイドステップの基礎を成すベース部
は、車体に対して強固に取付けられており、それ自身も
必要な剛性を有するようになっている。そして、その内
部には収納空間が設けられるようになっており、当該収
納空間を利用して傘等の小物類を収納することができ
る。また、このような収納空間(収納部)の上側には、
通常時は開口部を閉塞するようなステップ部が設けられ
るようになっており、このステップ部によって、乗員の
乗降時におけるステップ機能が発揮されることとなる。
【0006】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1記載
のものと同じである。その特徴とするところは、請求項
1記載のものに加えて、上記ベース部及びステップ部の
双方について、それぞれの長手方向に沿うように仕切り
兼用のリブを設けるようにしたことである。このような
構成を採ることにより、上記仕切り兼用のリブの設けら
れたベース部及びステップ部の、その長手方向の曲げ剛
性が高められることとなる。従って、ベース部及びステ
ップ部の、それぞれの板厚を薄くしたうえで、所定の強
度・剛性を確保することができるようになる。その結
果、上記各部をアルミニウム合金板あるいはプラスチッ
ク成形品等にて形成することができるようになり、全体
の質量軽減化を図ることができるようになる。また、リ
ブ兼用の仕切りを設けることによって、収納空間(収納
部)を、いくつかの部屋に分割することができるように
なる。これによって、サイドステップ内に収納される小
物類を、整理した状態で収納することができるようにな
る。その結果、収納物の移動に起因する異音の発生等を
防止することができるようになる。
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1記載
のものと同じである。その特徴とするところは、請求項
1記載のものに加えて、上記ベース部及びステップ部の
双方について、それぞれの長手方向に沿うように仕切り
兼用のリブを設けるようにしたことである。このような
構成を採ることにより、上記仕切り兼用のリブの設けら
れたベース部及びステップ部の、その長手方向の曲げ剛
性が高められることとなる。従って、ベース部及びステ
ップ部の、それぞれの板厚を薄くしたうえで、所定の強
度・剛性を確保することができるようになる。その結
果、上記各部をアルミニウム合金板あるいはプラスチッ
ク成形品等にて形成することができるようになり、全体
の質量軽減化を図ることができるようになる。また、リ
ブ兼用の仕切りを設けることによって、収納空間(収納
部)を、いくつかの部屋に分割することができるように
なる。これによって、サイドステップ内に収納される小
物類を、整理した状態で収納することができるようにな
る。その結果、収納物の移動に起因する異音の発生等を
防止することができるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1及び図2を基に説明する。本発明の実施の形態に関す
るものの、その構成は、図1に示す如く、自動車のサイ
ドシル91の側面部等に設けられるものであって、車体
側に取付けられるとともに全体が凹陥状の収納空間を有
するように形成されたベース部2と、当該ベース部2の
上方開口部21のところに設けられるものであって蓋状
の形態からなるステップ部3と、からなることを基本と
するものである。そして、このようなベース部2とステ
ップ部3とが一体となってサイドステップ1を形成する
とともに、このようなサイドステップ1が自動車のサイ
ドシル91の下方部等に取付けられるようになっている
ものである。
1及び図2を基に説明する。本発明の実施の形態に関す
るものの、その構成は、図1に示す如く、自動車のサイ
ドシル91の側面部等に設けられるものであって、車体
側に取付けられるとともに全体が凹陥状の収納空間を有
するように形成されたベース部2と、当該ベース部2の
上方開口部21のところに設けられるものであって蓋状
の形態からなるステップ部3と、からなることを基本と
するものである。そして、このようなベース部2とステ
ップ部3とが一体となってサイドステップ1を形成する
とともに、このようなサイドステップ1が自動車のサイ
ドシル91の下方部等に取付けられるようになっている
ものである。
【0008】このような基本構成において、サイドステ
ップ1の基礎をなすベース部2は、図2に示す如く、所
定の深さを有する凹陥状の空間部からなる収納部22を
基礎として形成されるようになっているものである。そ
して、このような収納部22の、その長手方向に形成さ
れた一方の側端部のところには、サイドシル91を覆っ
た状態で車体側に取付けられる取付部27が設けられる
ようになっているものである。また、このような凹陥状
収納部22の上方部には開口部21が形成され、この開
口部21を介して小物類等からなる収納物8の出し入れ
が成されるようになっているものである。そして、当該
開口部21のところには、当該開口部21を塞ぐように
形成された蓋状のステップ部3が設けられるようになっ
ている。なお、上記収納部22の底の部分をなす底面2
3のところには、収納空間である収納部22をいくつか
の部屋に分ける(仕切る)仕切り兼用のリブ24が複数
個設けられるようになっている。そして、当該仕切り兼
用のリブ24は、開口部21に向かって底面23から垂
直状に伸びるように形成され、かつ、長手方向に沿って
伸びるようになっているものである。これによって、ベ
ース部2全体の長手方向の曲げ剛性を向上させるように
しているものである。
ップ1の基礎をなすベース部2は、図2に示す如く、所
定の深さを有する凹陥状の空間部からなる収納部22を
基礎として形成されるようになっているものである。そ
して、このような収納部22の、その長手方向に形成さ
れた一方の側端部のところには、サイドシル91を覆っ
た状態で車体側に取付けられる取付部27が設けられる
ようになっているものである。また、このような凹陥状
収納部22の上方部には開口部21が形成され、この開
口部21を介して小物類等からなる収納物8の出し入れ
が成されるようになっているものである。そして、当該
開口部21のところには、当該開口部21を塞ぐように
形成された蓋状のステップ部3が設けられるようになっ
ている。なお、上記収納部22の底の部分をなす底面2
3のところには、収納空間である収納部22をいくつか
の部屋に分ける(仕切る)仕切り兼用のリブ24が複数
個設けられるようになっている。そして、当該仕切り兼
用のリブ24は、開口部21に向かって底面23から垂
直状に伸びるように形成され、かつ、長手方向に沿って
伸びるようになっているものである。これによって、ベ
ース部2全体の長手方向の曲げ剛性を向上させるように
しているものである。
【0009】なお、このようなベース部2は、アルミニ
ウム合金製、あるいは、化学繊維等にて強化されたプラ
スチック材等にて一体的に形成されるようになっている
ものである。具体的には、プラスチック成形品として
は、FRP(ガラス繊維入り強化プラスチック)、CF
RP(炭素繊維入り強化プラスチック)等が採用される
ようになっている。
ウム合金製、あるいは、化学繊維等にて強化されたプラ
スチック材等にて一体的に形成されるようになっている
ものである。具体的には、プラスチック成形品として
は、FRP(ガラス繊維入り強化プラスチック)、CF
RP(炭素繊維入り強化プラスチック)等が採用される
ようになっている。
【0010】そして、このようにして形成された本ベー
ス部2の底面23には、傘等の小物類からなる収納物8
を保持するための保持部26が設けられるようになって
いる。この保持部26は、上方に向けて開放された爪状
の形状を有するとともに、所定の弾力性を有するように
なっているものである。また、上記底面23の一部に
は、図2に示す如く、収納部22内に溜まった雨水等を
排出させるための水抜穴25が設けられるようになって
いる。
ス部2の底面23には、傘等の小物類からなる収納物8
を保持するための保持部26が設けられるようになって
いる。この保持部26は、上方に向けて開放された爪状
の形状を有するとともに、所定の弾力性を有するように
なっているものである。また、上記底面23の一部に
は、図2に示す如く、収納部22内に溜まった雨水等を
排出させるための水抜穴25が設けられるようになって
いる。
【0011】次に、本サイドステップ1を形成するもう
一方の部材である蓋状のステップ部3について説明す
る。このステップ部3は、図2に示す如く、ベース部2
の開口部21を閉塞するための略平板状の形態からなる
平面部31と、本ステップ部3自身を回転可能なように
支持するヒンジ部37と、からなることを基本とするも
のである。なお、このようなステップ部3の上記平面部
31の上面には、乗員が足をかけたときに足が滑るのを
防止するための、細かい凹凸部からなる滑り止め部32
が設けられるようになっている。そして更に、上記平面
部31の裏面側には、当該裏面側から垂直状に下方に向
かって突出するように形成されたリブ(仕切り兼用リ
ブ)34が設けられるようになっている。このリブ(仕
切り兼用リブ)34は、上記ベース部2の仕切り兼用リ
ブ24に対応した位置に、長手方向に沿って設けられる
ようになっているものである。これによって、上記ベー
ス部2の仕切り兼用リブ24とともに収納部22を、い
くつかの部屋に分けることができるとともに、本ステッ
プ部3自身の剛性をも向上させることができるようにな
る。
一方の部材である蓋状のステップ部3について説明す
る。このステップ部3は、図2に示す如く、ベース部2
の開口部21を閉塞するための略平板状の形態からなる
平面部31と、本ステップ部3自身を回転可能なように
支持するヒンジ部37と、からなることを基本とするも
のである。なお、このようなステップ部3の上記平面部
31の上面には、乗員が足をかけたときに足が滑るのを
防止するための、細かい凹凸部からなる滑り止め部32
が設けられるようになっている。そして更に、上記平面
部31の裏面側には、当該裏面側から垂直状に下方に向
かって突出するように形成されたリブ(仕切り兼用リ
ブ)34が設けられるようになっている。このリブ(仕
切り兼用リブ)34は、上記ベース部2の仕切り兼用リ
ブ24に対応した位置に、長手方向に沿って設けられる
ようになっているものである。これによって、上記ベー
ス部2の仕切り兼用リブ24とともに収納部22を、い
くつかの部屋に分けることができるとともに、本ステッ
プ部3自身の剛性をも向上させることができるようにな
る。
【0012】このような構成からなるステップ部3は、
上記ベース部2に対して、蝶番等からなるヒンジ部37
を介して回転が可能なようになっているものである。す
なわち、ステップ部3は、ヒンジ部37を介して、上記
ベース部2の開口部21のところに、その開閉が自在な
ように取付けられるようになっているものである。そし
て、このようなステップ部3は、上記ベース部2と同
様、アルミニウム合金製、あるいは、FRP(ガラス繊
維入り強化プラスチック)、CFRP(炭素繊維入り強
化プラスチック)等のプラスチック材にて形成されるよ
うになっているものである。特に、本ステップ部3は、
長手方向にわたって、ほぼ同一の断面形状からなるよう
にすることができるため、アルミニウム合金製の押出成
形材等にて形成させることができる。このような構成か
らなるベース部2及びステップ部3にて形成されるサイ
ドステップ1が、ボルト・ナット等の締結手段によっ
て、更には、ベース部2の取付部27を介して、車体側
のサイドシル91に強固に固定されるようになっている
ものである。
上記ベース部2に対して、蝶番等からなるヒンジ部37
を介して回転が可能なようになっているものである。す
なわち、ステップ部3は、ヒンジ部37を介して、上記
ベース部2の開口部21のところに、その開閉が自在な
ように取付けられるようになっているものである。そし
て、このようなステップ部3は、上記ベース部2と同
様、アルミニウム合金製、あるいは、FRP(ガラス繊
維入り強化プラスチック)、CFRP(炭素繊維入り強
化プラスチック)等のプラスチック材にて形成されるよ
うになっているものである。特に、本ステップ部3は、
長手方向にわたって、ほぼ同一の断面形状からなるよう
にすることができるため、アルミニウム合金製の押出成
形材等にて形成させることができる。このような構成か
らなるベース部2及びステップ部3にて形成されるサイ
ドステップ1が、ボルト・ナット等の締結手段によっ
て、更には、ベース部2の取付部27を介して、車体側
のサイドシル91に強固に固定されるようになっている
ものである。
【0013】このような構成からなる本実施の形態のも
のについての、その作用等について説明する。すなわ
ち、本サイドステップ1の基礎を成すベース部2は、車
体側のサイドシル91等に強固に取付けられるようにな
っており、更には、ベース部2及びステップ部3も、十
分な剛性を有するようになっているので、乗員が乗降時
に本サイドステップ1に足をかけることができ、これに
よって乗降性の向上を図ることができるようになる。ま
た、ベース部2及びステップ部3の双方には、リブ(仕
切り兼用リブ)24、34が設けられるようになってい
るので、全体の曲げ剛性が高められることとなり、従っ
て、ベース部2及びステップ部3の、それぞれの板厚を
薄くしたうえで、所定の強度・剛性を確保することがで
きるようになる。従って、全体の質量軽減化を図ること
ができるようになる。また、このようなリブ(仕切り兼
用リブ)24、34を設けることによって、収納部22
をいくつかの部屋に分割することができるようになり、
これによって、サイドステップ1内に収納される収納物
8を、それぞれの部屋に整理した状態で収納することが
できるようになる。その結果、収納物8の内部での移動
が抑止され、異音の発生等を防止することができるよう
になる。
のについての、その作用等について説明する。すなわ
ち、本サイドステップ1の基礎を成すベース部2は、車
体側のサイドシル91等に強固に取付けられるようにな
っており、更には、ベース部2及びステップ部3も、十
分な剛性を有するようになっているので、乗員が乗降時
に本サイドステップ1に足をかけることができ、これに
よって乗降性の向上を図ることができるようになる。ま
た、ベース部2及びステップ部3の双方には、リブ(仕
切り兼用リブ)24、34が設けられるようになってい
るので、全体の曲げ剛性が高められることとなり、従っ
て、ベース部2及びステップ部3の、それぞれの板厚を
薄くしたうえで、所定の強度・剛性を確保することがで
きるようになる。従って、全体の質量軽減化を図ること
ができるようになる。また、このようなリブ(仕切り兼
用リブ)24、34を設けることによって、収納部22
をいくつかの部屋に分割することができるようになり、
これによって、サイドステップ1内に収納される収納物
8を、それぞれの部屋に整理した状態で収納することが
できるようになる。その結果、収納物8の内部での移動
が抑止され、異音の発生等を防止することができるよう
になる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、自動車のサイドシルを
覆う位置またはその近傍に設けられる自動車用サイドス
テップに関して、車体側に取付けられるものであって、
上方に向けて開口する開口部を有するとともに、当該開
口部の下方部に凹陥状の収納空間を有するベース部と、
当該ベース部の上記開口部のところに設けられるもので
あって、その開閉が可能なように形成された蓋状のステ
ップ部と、からなる構成を採ることとしたので、サイド
ステップとして必要な剛性を確保したうえで、車室外に
小物類等の収納スペースを確保することができるように
なった。
覆う位置またはその近傍に設けられる自動車用サイドス
テップに関して、車体側に取付けられるものであって、
上方に向けて開口する開口部を有するとともに、当該開
口部の下方部に凹陥状の収納空間を有するベース部と、
当該ベース部の上記開口部のところに設けられるもので
あって、その開閉が可能なように形成された蓋状のステ
ップ部と、からなる構成を採ることとしたので、サイド
ステップとして必要な剛性を確保したうえで、車室外に
小物類等の収納スペースを確保することができるように
なった。
【0015】更に、上記ベース部及びステップ部の双方
に、長手方向に沿うように形成された仕切り兼用のリブ
を設けるようにしたので、ベース部及びステップ部の曲
げ剛性をより向上させることができるようになった。そ
の結果、サイドステップ全体としての剛性を向上させる
ことができるようになるとともに、質量の軽減化を図る
ことができるようになった。
に、長手方向に沿うように形成された仕切り兼用のリブ
を設けるようにしたので、ベース部及びステップ部の曲
げ剛性をより向上させることができるようになった。そ
の結果、サイドステップ全体としての剛性を向上させる
ことができるようになるとともに、質量の軽減化を図る
ことができるようになった。
【図1】本発明にかかるサイドステップを示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明にかかるサイドステップの全体構成を示
す横断面図である。
す横断面図である。
【図3】従来のサイドステップを示す斜視図である。
1 サイドステップ 2 ベース部 21 開口部 22 収納部 23 底面 24 リブ(仕切り兼用リブ) 25 水抜穴 26 保持部 27 取付部 3 ステップ部 31 平面部 32 滑り止め部 34 仕切り兼用リブ 37 ヒンジ部 8 収納物(小物類) 91 サイドシル
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車のサイドシルを覆う位置またはそ
の近傍に設けられる自動車用サイドステップにおいて、
車体側に取付けられるものであって、上方に向けて開口
する開口部を有するとともに、当該開口部の下方部に凹
陥状の収納空間を有するベース部と、当該ベース部の上
記開口部のところに設けられるものであって、その開閉
が可能なように形成された蓋状のステップ部と、からな
ることを特徴とする自動車用サイドステップ。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動車用サイドステップ
において、上記ベース部及びステップ部の双方に、長手
方向に沿うように形成された仕切り兼用のリブを設ける
ようにしたことを特徴とする自動車用サイドステップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5386097A JPH10230792A (ja) | 1997-02-22 | 1997-02-22 | 自動車用サイドステップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5386097A JPH10230792A (ja) | 1997-02-22 | 1997-02-22 | 自動車用サイドステップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10230792A true JPH10230792A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12954541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5386097A Pending JPH10230792A (ja) | 1997-02-22 | 1997-02-22 | 自動車用サイドステップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10230792A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009023391A (ja) * | 2007-07-17 | 2009-02-05 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両用サイドステップ |
JP2009067272A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両のステップ構造 |
JP2009083560A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Toyota Auto Body Co Ltd | スカッフプレート |
-
1997
- 1997-02-22 JP JP5386097A patent/JPH10230792A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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