JPH10227826A - プリント回路基板の試験装置及びその方法 - Google Patents

プリント回路基板の試験装置及びその方法

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JPH10227826A
JPH10227826A JP9311325A JP31132597A JPH10227826A JP H10227826 A JPH10227826 A JP H10227826A JP 9311325 A JP9311325 A JP 9311325A JP 31132597 A JP31132597 A JP 31132597A JP H10227826 A JPH10227826 A JP H10227826A
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    • G01R1/07307Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card
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    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2801Testing of printed circuits, backplanes, motherboards, hybrid circuits or carriers for multichip packages [MCP]
    • G01R31/2805Bare printed circuit boards

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体の構成を簡略化し、より密度の高い
プリント回路基板の試験を可能とする。 【解決手段】 この発明は回路基板テストポイントを有
する回路基板の試験装置及び方法に関する。この試験装
置及び方法は、複数のテスト結線を有する電子アナライ
ザーを備え、テストを行う基板の回路基板テストポイン
トは電気的接続によって、テスト結線に接触している。
テストを行う基板の少なくとも2つの回路基板テストポ
イントが単独のテスト結線に接続されるように、少なく
とも2つの電気的結線が電気的に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント回路基板
のテストを行うための装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント回路基板は複数の回路を有し、
回路基板上のその密度は、電子部品の小型化が進むにつ
れて、いつも増加している。よく知られた回路基板テス
ト用のフィクスチャ(fixture) 又は装置は、基本的に2
つのクラスに分けられる。第1のクラスに属するもの
は、全ての回路基板テストポイントがアダプターという
手段によって同時に接触しているというアダプターを備
えているフィクスチャ(即ち、装置)である。第2のク
ラスに属するものは、いわゆるフィンガー試験器から構
成され、これらは2又はそれ以上のフィンガープローブ
によって個々の回路基板テストポイントを順次検査する
フィクスチャであるである。
【0003】アダプタータイプのテストフィクスチャ
は、例えば、ドイツ4237591A1、ドイツ440
6538 A1、ドイツ4323276 A、ヨーロッ
パ特許公報215146 B1、ドイツ3838413
A1に開示されている。
【0004】このようなアダプターは、テストを行う回
路基板の回路基板テストポイントの不規則な配置に、電
気的テストフィクスチャの与えられたグリッドパターン
を適合させるのに役立つ。最新式の回路基板をテストす
る場合には、これらのテストポイントは規則的なグリッ
ドパターンにもはや合わせて整列されていない。この理
由のために、接触するグリッドパターンと回路基板テス
トポイントとの間の連結を生じさせる接触用ピン(nail
s)が、アダプターの中で傾いてあるいは振れて整列さ
れ、あるいは、回路基板テストポイントの不規則な配置
に、規則的なコンタクトグリッドパターンを接続するた
めに変換するいわゆるトランスレータを備えている。
【0005】含まれている装置のタイプに従って、個々
の回路は開回路のテスト(open-circuit test) と、他の
回路についての短絡回路テスト(short-circuit test 、
閉回路テスト)が行われる。短絡回路テストには、低イ
ンピーダンス閉路と高インピーダンス閉路の両方を検知
することを含むことがありえる。
【0006】種々のテスト方法が、開回路と短絡回路の
テストとして知られている。これらのテストにおいて
は、それぞれの回路は、短絡回路としてテストされる
か、又は一つの回路の各枝が開回路としてテストされ
る。このため、複数の回路を持つ最新の回路基板は、対
応する数多くの遂行されるべき個々のテストの手順を必
要とする。
【0007】個々のテスト手順を最も効果的に行うため
と、これらの数を最小限にするために数多くの試みがな
され、複数の異なる方法がこの目的のために提案され、
実行されてきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、簡単な構成
で、テストポイントが高密度に配置された回路基板及び
/又は個々の回路基板テストポイントの間が非常に小さ
な間隔を有する回路基板でもテストすることが可能な回
路基板試験装置及びその方法を提供することを基本的な
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のプリント回路基板の試験装置は、複数の回路基板
テストポイントを有するプリント回路基板をテストする
ための装置であって、複数のテスト結線を有する電子ア
ナライザーを含み、各回路基板テストポイントが電気的
接続を介して前記電子アナライザーのテスト結線に接続
しているプリント回路基板の試験装置において、テスト
を行う前記基板の少なくとも2つの回路基板テストポイ
ントが一本のテスト結線に連結するように、前記電気的
接続の少なくとも2つがお互いに電気的に接続されてい
る。請求項2記載のプリント回路基板の試験装置は、請
求項1記載の試験装置において、前記電子アナライザー
の前記テスト結線は、その上にアダプター及び/又はト
ランスレータが装着され、更にその上にはテストを行う
回路基板が配置できるグリッドパターンに電気的に接続
され、前記アダプター及び/又はトランスレータは前記
回路基板上の回路基板テストポイントから前記グリッド
パターンのコンタクトポイントに電気的な連結を起こさ
せ、そして、前記グリッドパターンの少なくとも2つの
コンタクトポイントにおいてはお互いに電気的に連結さ
れている。
【0010】請求項3記載のプリント回路基板の試験装
置は、請求項1又は2記載の試験装置において、前記試
験装置は、幾つかのコンタクトポイントを有するグリッ
ドパターンを有し、2つのテストコンタクトが少なくと
も一つのコンタクトポイントから生じ、各テストコンタ
クトは、テストを行う前記基板の回路基板テストポイン
トに接続することができるようになっている。請求項4
記載のプリント回路基板の試験装置は、請求項3記載の
試験装置において、アダプターがフルグリッドカセット
の上に配置され、前記フルグリッドカセットは前記試験
装置のグリッドパターン上に装着され、前記試験装置は
コンタクトポイントとして規則正しく配列されたパッド
を有し、それぞれのパッドは、導体通路を介して電子ア
ナライザーに接続されている。請求項5記載のプリント
回路基板の試験装置は、請求項3又は4記載の試験装置
において、前記テストコンタクトはプローブであって、
更に詳細には剛体(例えば、金属)からなるプローブか
らなっている。請求項6記載のプリント回路基板の試験
装置は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の試験装置
において、テストを行っている前記基板の回路が、2つ
の回路が短絡回路を形成しない隣接基準を満足する時
に、これらの回路の回路基板テストポイントのみが、電
気的に連結されている。
【0011】請求項7記載のプリント回路基板の試験装
置は、請求項2〜6のいずれか1項に記載の試験装置に
おいて、テストを行っている前記基板の2つの特定な回
路が、この2つの回路の間に更なる回路が配置されてい
る時に、隣接基準を満足する構成となっている。請求項
8記載のプリント回路基板の試験装置は、請求項2〜7
のいずれか1項に記載の試験装置において、テストを行
っている前記基板の2つの特定の回路が、前記2つの回
路の間に、予め決定された隣接した間隔より小さいスペ
ースの場所がないときに、隣接基準を満たす構成となっ
ている。請求項9記載のプリント回路基板の試験装置
は、請求項3〜8のいずれか1項に記載の試験装置にお
いて、テストを行っている前記基板の2つの特定の回路
が、この2つの回路がテストを行っている前記基板の異
なる層に配列されているときに、隣接基準を満たす構成
となっている。請求項10記載のプリント回路基板の試
験装置は、請求項2〜9のいずれか1項に記載の試験装
置において、前記グリッドパターンがグリッドベースの
表面に形成され、前記グリッドパターンの少なくとも2
つのコンタクトポイントが前記グリッドベースにおい
て、相互に電気的に接続されている。請求項11記載の
プリント回路基板の試験装置は、請求項10記載の試験
装置において、前記グリッドベースは、積層された回路
基板によって構成されている。
【0012】請求項12記載のプリント回路基板の試験
装置は、請求項11記載の試験装置において、フィード
スルーコンタクトが前記コンタクトポイントから前記グ
リッドベースの個々の層を通って垂直方向下方に伸び、
前記フィードスルーコンタクトとコンタクトポイントが
規則正しいグリッドパターン状に配置されている。請求
項13記載のプリント回路基板の試験装置は、請求項2
〜12のいずれか1項に記載の試験装置において、前記
コンタクトポイントの中心間距離aは100μmから1
mmであって、更に好ましくは300μmから800μ
mとなっている。請求項14記載のプリント回路基板の
試験装置は、請求項12又は13記載の試験装置におい
て、前記フィードスルーコンタントと前記コンタクトポ
イントが幾つかの列で配列され、そして、スキャニング
チャンネルが、前記フィードスルーコンタクトの列の間
に方向付けて配置され(指向され)、各々の前記フィー
ドスルーコンタクトが電気的に一つのスキャニングチャ
ンネルに接続されている。請求項15記載のプリント回
路基板の試験装置は、請求項14記載の試験装置におい
て、一列のコンタクトポイントのx番目ごとのコンタク
トポイントが、同じスキャニングチャンネルに電気的に
接続され、しかも、前記xは、3〜100の何れかの数
であって、より好ましくは10〜30まので何れかの数
となっている。
【0013】請求項16記載のプリント回路基板の試験
装置は、請求項10〜15のいずれか1項に記載の試験
装置において、前記電子アナライザーに接続するため
に、前記グリッドベース側に電気的なインターフェイス
が配置されている。請求項17記載のプリント回路基板
の試験装置は、請求項16記載の試験装置において、前
記電気的なインターフェイスはコネクターによって構成
されている。請求項18記載のプリント回路基板の試験
装置は、請求項2〜17のいずれか1項に記載の試験装
置において、前記アダプターはプローブを有し、各々が
一つのコンタクトポイントで終わって、少なくとも1本
のプローブが前記グリッドパターンに対しての垂線に相
対的に傾いて配置されている。請求項19記載のプリン
ト回路基板の試験装置は、請求項2〜18のいずれか1
項に記載の試験装置において、前記トランスレータの基
板は、前記回路基板テストポイントを前記コンタクトポ
イントに電気的に接続する導体通路を有し、該導体通路
は、テスト中の前記基板の如何なる回路も一つのスキャ
ニングチャンネルに多重に接続しないように構成されて
いる。請求項20記載のプリント回路基板の試験装置
は、請求項2〜19のいずれか1項に記載の試験装置に
おいて、前記トランスレータの基板は、前記回路基板テ
ストポイントを前記コンタクトポイントに電気的に接続
する導体通路を有し、前記導体通路は、如何なるスキャ
ニングチャンネルも一つの回路基板テストポイントに多
重に接続しないように構成されている。
【0014】請求項21記載のプリント回路基板の試験
装置は、請求項1〜20のいずれか1項に記載の試験装
置において、前記テスト結線と前記回路基板テストポイ
ントとの間の前記電気的接続を電気的に接続するための
リンキングマスクが設けられ、前記リンキングマスクは
アダプターとグリッドパターンの間に配置され、前記リ
ンキングマスクは、例えば前記アダプターのプローブの
ような少なくとも2つのコネクティングエレメントを電
気的に連結し、そして/又は前記グリッドパターンのコ
ンタクトポイントに少なくとも2つのコネクティングエ
レメントを電気的に連結する導体通路を有する。請求項
22記載のプリント回路基板の試験装置は、請求項21
記載の試験装置において、前記リンキングマスクは、前
記アダプターの前記プローブの一部が、前記グリッドパ
ターンの前記コンタクトポイントに接触するように延設
されるための孔を有している。請求項23記載のプリン
ト回路基板の試験装置は、請求項21又は22記載の試
験装置において、前記リンキングマスクに載っているプ
ローブは前記孔を通って延設された前記プローブより短
くなって、1番目のテスト過程においては、前記した長
いプローブのみが前記回路基板テストポイントに接触
し、2番目のテスト過程においては、テストを行ってい
る前記基板に例えば、より強く押圧される等して、全て
のプローブが前記回路基板テストポイントに接してい
る。
【0015】請求項24記載のプリント回路基板の試験
装置は、請求項1〜23のいずれか1項に記載の試験装
置において、一つのトランスレータ基板を有し、このト
ランスレータ基板の表面にはコンタクトパッドを備え、
各コンタクトパッドは回路基板テストポイントに割り当
てられ、そして、反対側の面には各々がテスト結線に割
り当てられているコンタクトパッドを有し、回路基板テ
ストポイントに割り当てられた前記コンタクトパッドの
うちの2つが共に、一つのテスト結線に割り当てられた
一つのコンタクトパッドに電気的に接続されている。請
求項25記載のアダプターを含む試験装置を用いること
によって回路基板の試験を行う方法は、2つの回路が短
絡回路を形成しない隣接基準の少なくとも一つの助けに
よって、テストを行う基板の2つの回路に実際に短絡回
路が形成されていないかどうかを確証し、これらの2つ
の回路の間に、なされるべき短絡回路テストは必要とし
ないことにして構成されている。請求項26記載のアダ
プターを含む試験装置を用いることによって回路基板の
試験を行う方法は、請求項25記載の試験方法におい
て、(一つの)隣接基準を満足している少なくとも2つ
の回路を電気的に接続し、この回路を、お互いにリンク
された更なる(別の)回路配列のうち少なくとも一つの
更なる回路に関係させて、共通に短絡回路テストを行っ
ている。
【0016】請求項27記載のアダプターを含む試験装
置を用いることによって回路基板の試験を行う方法は、
請求項25又は26記載の試験方法において、少なくと
も2つの回路がお互いに直列に電気的に接続され、そし
て、開回路及び/又は短絡回路の試験が共通に行われ、
直列に接続された前記回路の一つが開回路を持っている
か否かを確証するために、直列に接続された(回路の)
端部に電流が単に供給されている。請求項28記載のア
ダプターを含む試験装置を用いることによって回路基板
の試験を行う方法は、請求項25〜27のいずれか1項
に記載の試験方法において、試験装置には請求項1〜2
4に記載された何れか一つが使用されている。請求項2
9記載のアダプターを含む試験装置を用いることによっ
て回路基板の試験を行う方法は、請求項25〜28のい
ずれか1項に記載の試験方法において、2つの回路の電
気的接合をなすためのリンキングマスクがアダプターと
グリッドパターンの間に配置されて用いられ、前記リン
キングマスクは、前記アダプターのプローブ等の少なく
とも2つのコネクティングエレメントに電気的に接続さ
れる導体通路を有している。
【0017】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態つき説明し、本発明
の理解に供する。ここに、図1は単純化したベースグリ
ッドパターンの概略平面図、図2は2つのスキャニング
チャンネルを含むグリッドベースの断面図、図3は隣接
基準を例示するための導体通路パターンの平面図、図4
はリンキングマスクを含むアダプターの断面図、図5は
ツーステージ型のアダプターの断面図、図6は単純化し
た別のグリッドパターンの概略平面図、図7はトランス
レータの導体通路を上から見た概略平面図、図8は別の
試験装置の一部を示す断面図である。
【0018】本発明の一実施の形態に係るプリント回路
基板の試験装置は、グリッドパターンに電気的に接続さ
れる電子アナライザーを有している。グリッドパターン
の上にはアダプターが装着されている。テストをする基
板はアダプターの上に配置されている。後者(アダプタ
ー)は、各ケースに応じて、テストをする基板にあるポ
イントと、グリッドパターンのコンタクトポイントある
いはパッド領域との間の電気的接合を行うものである。
トランスレータ基板が、このアダプター内に装入される
ことがあり、この手段によって、電気的な結線がコンタ
クトポイントから、前者(グリッドパターン)から間隔
を開けて設けられた回路基板テストポイントに中継され
る。
【0019】本発明の一実施の形態に係る装置は、グリ
ッドベース3上に形成される幾つかのコンタクトポイン
ト2を有するグリッドパターンアレイ1を備え、グリッ
ドパターンアレイ1の少なくとも2つのコンタクトポイ
ント2は、グリッドベース3内において電気的に接続さ
れている。グリッドベース3は好ましくは、一つの積層
された回路基板として構成されている。図2に示す具体
的な実施の形態においては、グリッドベース3は上部及
び下部に形成される最上層4、最下層5と、13の中間
層6によって構成されている。
【0020】各コンタクトポイント2から垂直に、最上
層4と全ての中間層6を上方に向かって貫通するフィー
ドスルーコンタクト(feed-through contacts 、貫通接
点)7がある。フィードスルーコンタクト7は、通常導
電性を有し冶金的にめっきされた一つの孔として構成さ
れている。フィードスルーコンタクト7は、平面視し
て、例えば、正方形グリッドパターン状(即ち、正方形
の各角部にフィードスルーコンタクト7が格子状に位置
する)に配列されている。そして、2つのフィードスル
ーコンタクト7間の中心間距離aは例えば500μmで
ある。セラミックス製のグリッドベース3の場合には、
中心間距離aは100μmに減少することがある。規定
のグリッドパターンの他の種類としては、例えば、長方
形又は六角形のグリッドパターンや、隣接する列のフィ
ードスルーコンタクト7がずれた状態(例えば、千鳥足
状)で配列されているグリッドパターンがある。
【0021】前記フィードスルーコンタクト7とこれに
対応するコンタクトポイント2は、図1に示すように横
列(R1、R2、・・)と縦列(S1、S2、・・・)
を有してこのように配列されている。グリッドベース3
内において、フィードスルーコンタクト7の2つの列の
間には、複数の導体通路10が埋め込まれている。そし
て、この導体通路10は、以下においてはスキャニング
チャンネルと呼ばれている。図1に示す具体的な実施の
形態においては、12のスキャニングチャンネル10
が、各々、2列のフィードスルーコンタクト7の間に備
えられ、これは、図2に示す実施の形態の場合には24
個あり、各々は2つの中間層6の間に挟まれた内貼(in
tercoating) 状態で対となって配列されている。フィー
ドスルーコンタクト7の列に隣接して配列された12対
のスキャニングチャンネル10は、各々のケースにおい
て、この列、即ち、めっきされたスルーコンタクト7各
々に割り当てられている。そして、このようにしてある
列の各々のコンタクトポイント2は、ブランチライン1
1を経由してこの列に割り当てられているスキャニング
チャンネル10の一つに電気的に接続されている。
【0022】図2においては、36のチャンネルがK1
からK36で識別されているが、ここで図1において、
最初の3列のコンタクトポイント2に、前記した数のチ
ャンネルが入り込み、これらが電気的に連結されてい
る。図1に示す実施の形態においては、一列内の12番
目ごとのコンタクトポイント2は、同じ番号のスキャニ
ングチャンネル10に電気的に接続されている。この意
味を他の言葉でいえば、一列における各々12番目ごと
のコンタクトポイント2はスキャニングチャンネル10
を介して電気的に連結されている。このようにして、各
々のケースに応じて、単独のスキャニングチャンネル1
0によって、数あるコンタクトポイント2のスキャニン
グが提供されている。この結果、グリッドベース3にお
ける導体通路構造が実質的に単純化され、その結果、フ
ィードスルーコンタクト7は、従来のグリッドベースよ
り、より密接して隙間を開けて配置されることができ、
そして、このようにして、コンタクトポイント2のグリ
ッドパターン密度を極めて増大することができる。
【0023】前記スキャニングチャンネル10は、グリ
ッドベース3の端で、例えば、走査型又は電子型アナラ
イザーの電気回路が接続できるようなコネクターのよう
なものに電気的に接続されている。グリッドパターンア
レイ1の上には多数のコンタクトポイント2があるにも
関わらず、電子アナライザーのテスト用結線の数はかな
り少ない。これは、単に一つのテスト用結線が各々のス
キャニングチャンネル10に対して設けられていること
が必要であるからである。周知の従来型の試験装置にお
いては、電子アナライザーへの分離されたテスト用結線
は各コンタクトポイント2に対して1本ずつ備えられて
いる。これらの周知の試験装置に比較して、アナライザ
ーの電気回路はかなり減少している、即ち、正確にはコ
ンタクトポイントが、スキャニングチャンネルとテスト
用結線の部分においてグループ化される程度に応じて、
アナライザーの電気回路は減少している。コネクターの
代わりに、何らかの適切に開放できる着脱式の電気的接
続や開放できない固定式の電気的接続が、グリッドベー
ス3と電子アナライザー間のインターフェイスに備えら
れることができる。例えば、前記テスト用結線はスキャ
ニングチャンネル10に半田付けによって行ってもよ
い。このように、開放できない電気的接続は、電子アナ
ライザーがグリッドベース3と一体化されている場合、
あるいはグリッドベース3の下側に隣接して取付けられ
ている場合に特に適切である。
【0024】更に加えて、本発明に従うこの装置の機械
的構成は、その電気的接続がグリッドベース3の側で配
列されているので、極めて簡単である。この結果、エレ
クトロニクス関係がグリッドベース3から物理的に分離
して配列されうる。従って、圧力プレートのような圧力
素子をグリッドベース3の下に直接配列することがで
き、この圧力プレートによって、グリッドベース3とア
ダプター及び/又はトランスレータとがテストをする基
板に対して押圧される。各コンタクトポイントの電気的
接続によって、テストを行う基板の個々の回路は電気的
に接続されている。この結果、いわゆる平行型テスター
(=試験装置とアダプター)に対して従来型の開回路又
は短絡回路テストを行うことができないことがあり得
る。
【0025】個々の回路間の望ましくない電気的接続を
避けることができる一つの可能性としては、フィンガー
試験器において知られており、テストを行う基板のどの
回路間で実際に回路基板内の電気的接続が起こりえない
かを判断する隣接プログラムの適用である。その結果、
隣接基準を満足しているそのような2つの回路の電気的
な結合は、グリッドパターンのコンタクトポイントを経
由するテストに否定的な影響を及ぼさない。
【0026】図3に5つの導体通路部分42a〜42e
が概略的に簡略化されて例示されている。これらの導体
通路部分42a〜42eはお互いに平行に配列され、各
々の終点にはコンタクトリング43を有している。図3
においては、左側に配列された導体通路部分42aのみ
が、更なる導体通路部分44に接続されている。この導
体通路部分44は下方に伸びて、残りの導体通路部分4
2b〜42eのコンタクトリング43の列と平行になっ
ている。この導体通路部分44はその一つの端部に接触
パッド45を有している。
【0027】2つの特定の導体通路の間に電気的な接続
が起こりうるか否かは、次の隣接基準によって判断され
る。 1.もし、特定の導体通路の間に一つの更なる導体通路
が存在する場合には、この2つの特定の導体通路間に直
接には短絡回路は生じない。導体通路部分42bと42
dとの間に走っているものは導体通路部分42cであ
り、そして、導体通路部分42cと42eの間に走って
いるものは導体通路部分42dである。この結果、直接
的に隣接した導体通路部分の間に短絡回路を生じること
なしに、短絡回路は、導体通路部分42b、42dの間
及び導体通路部分42c、42eの間には各々直接的に
起こりえない。従って、直接的に隣接した導体通路部分
に対して短絡テストを行うことで十分である。このよう
に直接隣接していない導体通路部分は、隣接基準を満足
し、そして、図3に破線46によって概略的に示される
ように、短絡回路テストに対しては、お互いに電気的に
連結させることができる。
【0028】2.若し、2つの導体通路間の間隔(spac
e) が、いかなる箇所においても、予め決定された隣接
間隔より狭くない場合(即ち、予め決定された隣接間隔
と同じかより広い場合)には、この2つの導体通路の間
に短絡回路は原則的に排除されている。導体通路部分4
2a、44を構成している導体通路の列は、中間に配置
される更なる導体通路なしで、個々の導体通路からの間
隔A1〜A3を異ならせて形成している。A1からA3
のこれらの間隔は、隣接間隔に比較されるべきものであ
り、個々の導体通路42b〜42eからの間隔A1〜A
3が前記した隣接間隔より大きい時には、対応する導体
通路は隣接基準を満足している。隣接間隔は、本質的に
回路基板が製造される方法によって決められ、通常の規
則では、0.5mm〜5mmの範囲であり、より好まし
くは1mm〜3mmの範囲である。
【0029】3.若し、導体通路が回路基板中におい
て、他の層に配列されている場合には、これらは短絡回
路を形成することができない。そして、これらは更なる
隣接基準を満足する。
【0030】2つの導体通路の間に短絡回路が生じえる
か否かを判断するに当たっては、上記隣接基準の一又は
それ以上を用いることができ、これらは一つの「OR」
に論理的にリンクされている。これによって、導体通路
間の短絡回路の除去には1つの基準を満足させることで
十分である。もし、回路基板の製造にあって特別な方法
が用いられる場合、例えば、一つのストッパーが回路基
板のある部分の間で覆われて、その結果、これらの部分
からこれらの導体通路の間において、短絡回路が生じる
ことができない時、前記した隣接基準はこれらの特定の
基準によって補足することができる。
【0031】この隣接基準を満足している導体通路又は
回路対は、スキャニングチャンネル10を経由して電気
的に接続することができる。これらの「望ましい」短絡
回路又は電気的接続は、テストを行うときの不利益が全
くないだけではなく、場合によっては、2又はそれ以上
の回路が一つのテストで同時にテストできるので、テス
トが短縮され、そして単純化されるという結果さえもた
らすものである。
【0032】このように望まれた電気的接続が、図4に
示すように、グリッドベースとアダプターとの間に挿入
されているリンキングマスク(リンクマスク)50によ
っても人工的に作ることができる。図4に概略的に、ト
ップ及びボトムに形成される最上層51と最下層52を
備えるアダプター32が例示され、この最上層51と最
下層52にはそれぞれ、テストを行う基板のテストポイ
ントにグリッドパターンアレイ1のコンタクトポイント
2を電気的に接続するための釘あるいは針状のテストプ
ローブ54が挿通する開孔53が所定のパターンで設け
られている。
【0033】この発明は、上記したアダプター32に限
定されるものではない。同様に、本発明はキンクタイプ
のテストプローブを用いるアダプターにも適用可能であ
り、更には、釘状のテストプローブ54の代わりに、曲
がった釘状のテストプローブや電気的に導体からなるゴ
ムボタンのようなものを使用するアダプターにも適用さ
れる。
【0034】前記リンキングマスク50はグリッドパタ
ーンアレイ1の上に配置され、そして、グリッドパター
ンアレイ1のコンタクトポイント2に接触させるための
アダプター32のプローブ54が挿通する複数の孔55
を備えている。アダプター32に面しているリンキング
マスク50の表面に、導体通路57が設けられている。
これらの各々は、グリッドパターン1のコンタクトポイ
ント2に接していないアダプター32の少なくとも2つ
のプローブ54に電気的に連結している。これらの導体
通路57とこれに対応するアダプター32のプローブ5
4を介して、テストを行っている基板の個々の回路の間
の電気的な連結が特定してなされている。その結果とし
て、連結された回路が、一つの回路のように、一回の試
みで短絡回路のテストがなされ、このようにして、基板
のテストがスピードアップされる。
【0035】図4において、リンキングマスク50の表
面にある導体通路57が示されている。これらの導体通
路57は、本発明の範囲においては、リンキングマスク
50内に構成することもできる。これらは、表面におい
てのみ小さな導体通路コンタクトポイントを導出させ、
そして、そこで必要であれば、下側のコンタクトポイン
ト2に直接接続される。このリンク機能と連係して、又
はこのリンク機能無しで、このようなマスクは、導体通
路コンタクトポイントの非常に密なグリッドパターンを
提供することができる。そして、マスク50の表面に分
配して配列されているこのコンタクトポイントの幾つか
は、導体通路57によって、グリッドパターンの一つの
コンタクトポイント2に、直接に、あるいはプローブ5
4及び回路並びに更なるプローブ54を介して連結され
ている。この導体通路コンタクトポイントは、コンタク
トポイント2より際立って小さく、例えば、側面長さが
100μm〜800μmである四角形で構成されるのが
好ましい。このようなアダプターマスクを使用すること
によって、即ち、導体通路コンタクトポイントのより緊
結でより密な配列を有するこのマスクを単に据え付ける
ことによって、グリッドパターンのコンタクトポイント
2の密度を簡単に高めることが可能である。
【0036】理想的に、テストを行う基板の個々の回路
間のリンキングマスク50の電気的結合によって、これ
らの回路は、全部でわずか2つの配列の回路に結合する
か、あるいは電気的に接続することができる。この結
果、回路基板上にある短絡回路のテストは、2つの配列
の間の1回のテストによって簡単に達成することができ
る。前記リンキング基板(結合ボード)50は、開回路
のテストに使用することができる。即ち、テストを行う
基板の個々の回路がこのリンキング基板50を介してそ
れらの端部で直列に、電気的に接続される。これによっ
て、一回のテストで開回路のテストが可能な長い導体の
列が実現できる。
【0037】このリンキング基板は、幾つかのコンタク
トポイントがスキャニングチャンネル10を介してお互
いに連結されている上記した試験装置と一緒に使用する
と非常に有利である。この配置によってリンキング基板
50は、単独のコンタクトポイント2に単に接続され、
幾つかのインターリンクされた回路を持つ回路基板であ
るということになる。
【0038】図4に示すように、リンキングマスク50
は比較的厚く、そして、前記したグリッドパターンアレ
イ1から隙間を開けて配置されている。このため、導体
通路57上に載っているプローブ54は、アダプター3
2の最上層51において、孔55に挿通した状態にある
残りのプローブ54よりも際立って突出している。これ
は、図面においてまさしく図解されている通りである。
リンキングマスク50によって引き起こされる前記プロ
ーブのレベル差が通常の許容範囲内に収まるように、こ
のようなリンキングマスク50はその厚みが50μmと
なっている。しかしながら、より厚くそしてより強いリ
ンキングマスクもまた、使用することができ、これに
は、導体通路57上に載っているプローブ54bの長さ
を幾分短めに寸法補正することが必要である。
【0039】図5には、類似のアダプター32とリンキ
ング基板50が示されている。このアダプターの基本構
造は図4に示すものと同一であるが、プローブの長さに
おいてのみ異なる。即ち、リンキング基板50の孔55
に差し込まれたプローブ54aは、リンキング基板50
の導体通路57上に載っているものより長くなってい
る。このアダプター32を用いると、最初のテストにお
いては、単により長いプローブ54aが回路基板テスト
ポイントに接触するだけでテストを行う基板の短絡回路
のテストを行うことができる。そして、第2番目のテス
トにおいては、アダプターに対してテストを行う基板が
より強く押し付けられることによって、短いプローブ5
4bがこの回路基板テストポイントに接触する。
【0040】長いプローブ54aのみが回路基板テスト
ポイントに接触している第1のテストにおいては、短絡
回路の試験が実施される。この配置においては、各々の
回路は、単独のプローブ54aに接触している。回路基
板テストポイントに短いプローブ54bと長いプローブ
54aの両方が接触している第2番目のテストにおいて
は、開路テストが実施される。ここでは、より短いプロ
ーブ54bによってコンタクトが行われるために、個々
の補助回路が直列に接続されることになる。
【0041】隣接基準の適用をしない場合には、理想的
にはテストを行う基板の各回路に対してただ一つのスキ
ャニングチャンネル10が必要である。というのは、短
絡回路テスト中には各回路が一回接触する必要があり、
そして、開路テスト中には個々の回路あるいはその部分
が相互にリンクされる必要が単にあるからである。前記
した隣接基準の適用に際しては、必要とするスキャニン
グチャンネルの数を更に減少することが基本的に可能で
ある。
【0042】開回路及び/又は短絡回路は、フィンガー
試験器によって知られている容量テスティングによって
発見することができる。この装置においては、いくつか
の回路を一回のテストによって同時に詳細に調べること
ができる。容量テスティングは同様に、隣接基準を考慮
に入れてなすこともできる。これによって、結果として
テストの正確さが高められる。望ましくない電気的接触
を避けるための前述した可能性が、単独であるいはコン
ビネションで使用されうる。
【0043】本発明に従ったグリッドパターンアレイの
更なる具体例が図6に例示されている。このグリッドパ
ターンアレイは20の水平横列(R1─R20)と24
の垂直コラム(S1─S24)に分割される。この横列
とコラム(縦列)の数は実際の応用においては、はるか
に大きくなるであろう。4つの近接した横列(R1─R
4;R5─R8;R9─R12;等)は、各々一つのセ
グメント(SE1、SE2、SE3、等)を形成してい
る。この各セグメントにおいては、1つの横列の4番目
ごとのコンタクトポイントは、同一の(1つの)スキャ
ニングチャンネルに接続されている。また、この各セグ
メントにおいては、個々の列のコンタクトポイント2は
同一のスキャニングチャンネルに接続され、同一(1
つ)のスキャニングチャンネルに接続される2つの近接
した列のコンタクトポイントは、グリッドベース上に斜
め(又は対角)に配列するのが好ましい。
【0044】図6に示す実施の形態においては、1つの
セグメントについて4のスキャニングチャンネルが備え
られている。第1のセグメント(SE1)においては、
コンタクトポイント1が第1のスキャニングチャンネル
に、コンタクトポイント2が第2のスキャニングチャン
ネルに、コンタクトポイント3が第3のスキャニングチ
ャンネルに、そしてコンタクトポイント4が第4のスキ
ャニングチャンネルに接続されている。各スキャニング
チャンネルは、いくつかの横列のコンタクトポイント2
への電気的な結線を備え、一つのスキャニングチャンネ
ルに接続されている隣接した横列又はコラムのコンタク
トポイント2は、好ましくはずらされて配列されてい
る。複数のスキャニングチャンネルがいくつかの横列の
コンタクトポイントに接続されているので、スキャニン
グチャンネルの数が更に減少している。
【0045】グリッドベース3における個々の層6の間
におけるスキャニングチャンネル10(図2参照)は、
上からグリッドベース3を見て、異なる方向に配列され
ることができ、更に特別にはお互いに垂直に配列するこ
とができ、この結果として局所的な選択性をなし遂げる
ことができる。テストを行う基板の回路基板テストポイ
ントと電子アナライザーのテスト結線(test connectio
ns)との間の個々の電気的結線を、電気的に接続するこ
とあるいはショート回路を形成することによって、テス
トポイントの密度の高い回路基板のテストが達成できる
という本発明による原理が、図7に示すトランスレータ
基板30の電気的接続によって同様になすことができ
る。この目的のためにトランスレータ基板30が2つの
アダプターの間に配列され、この2つアダプターは、グ
リッドパターンとトランスレータ基板30との間に配列
されるフルグリッドカセット又はフルグリッドアダプタ
ーと、トランスレータ基板30とテストを行う基板との
間に配列されるピントランスレータアダプター32とか
らなる。
【0046】トランスレータ基板30においては、図7
に示すように、ピントランスレータアダプターの幾つか
のピンが導体通路40によって相互に電気的に接続さ
れ、導体通路40の各々は、(下部の単独のコンタクト
パッド41uを介して)フルグリッドアダプターの単独
のプローブ又はグリッドパターンアレイの単独のコンタ
クトポイント2のみに接続されている。これらの導体通
路40は、このようにして、2つの又はその以上の上部
のコンタクトパッド41oを下部の単独のコンタクトパ
ッド41uにリンクさせている。
【0047】このトランスレータ基板を介した電気的接
続は、ピントランスレータアダプターのピンの数を、フ
ルグリッドアダプターのプローブの数又はグリッドパタ
ーンアレイのコンタクトポイント2の数より多くするこ
とができる。この実施の形態は、既存の試験装置を用い
て、高い経済的効果を成しえることができ、回路基板テ
ストポイントの密度を有効に高めることができる。そし
て、前記した望ましくない電気的な接触を避ける方法
も、同様に適用できる。
【0048】回路基板101をテストするための本発明
に従う次の装置を図8を参照しながら説明する。この試
験装置は、テストする基板101とフルグリッドカセッ
ト103との間に配列されたアダプター32を有してい
る。フルグリッドカセット103は、通常の配列におい
て、複数のコンタクトポイントあるいはパッド2を持っ
て従来法によって構成することも可能な試験装置のグリ
ッドベース3の上に配置されている。パッド2は好まし
くは長方形の金のタブから構成されており、各パッド2
は、そのようなものとして知られている電子アナライザ
ーのテスト用結線(図示せず)に導体通路106を介し
て接続されている。この導体通路106は、これの代わ
りにスキャニングチャンネルによって同様に構成するこ
とができる。
【0049】このアダプター32は、例えば、複数の挿
入孔108を備えている水平配列された3枚のガイド基
板107を有する。プローブ54がより多く又はより少
ない(即ち、幾分)垂直配列状態で、挿通孔108を挿
通している。プローブ54はテストコンタクトとして役
目を果たすものである。これらのテストコンタクトはス
プリングコンタクトや導電性を有するゴム製ボタンや類
似物として構成することができる。テストコンタクトと
して利用できる導電性を有するゴム製ボタンは例えば、
EP0369112 B1において知られている。
【0050】アダプター32には側部に垂直側壁110
が設けられている。この垂直側壁110はガイド基板1
07を予め決められた間隔を有して支持し、そして、こ
れらガイド基板107によって形成される空間を側部で
遮断している。
【0051】これらのプローブ54は、回路基板101
上の各ケースに応じた回路基板テストポイントに接触さ
せるために、最上部のガイド基板107からその上端1
11が突出している単純な剛体(例えば、金属ロッド)
からなるプローブである。
【0052】プローブ54の各々の下端112は、最下
部のガイド基板107の開孔108に位置している。ア
ダプター32は、最下部のガイド基板107の下方にベ
ース113を備え、このベース113には垂直なフィー
ドスルーコンタクト( 挿通型コンタクト) 114が組み
込まれている。このフィードスルーコンタクト114
は、最下部のガイド基板107の開孔108に揃えて配
列され、円筒状のブッシュ115がフィードスルーコン
タクト114の各々に移動可能(shiftably )に配置さ
れ、落下を防止するため開孔108又はフィードスルー
コンタクト114の所定位置にロックされている。
【0053】フルグリッドカセット103は、フルグリ
ッドピン117が各々配置されている垂直な開孔116
を持つ幾つかの層のようなものとして知られている構成
となっている。各々のフルグリッドピン117は上ピン
部118と下ピン部119から構成され、上ピン部11
8と下ピン部119はコイルスプリング120を介し
て、各ケースに応じてお互いに弾性的及び電気的伝導性
を有して連結されている。スプリング120は上ピン部
118、下ピン部119の直径より大きな直径を有し、
各ケースに応じて開孔116は段付きに形成されてい
る。これによって、フルグリッドピン117はフルグリ
ッドカセット内に捕捉された状態て保たれている。上ピ
ン部118の自由端はチップ121を形成し、下部ピン
部119の自由端は鈍角(即ち、鈍頭の、丸みを帯び
た)のコンタクトパッド122を構成している。
【0054】フルグリッドピン117は、鈍角( 鈍頭)
のコンタクトパッド122でもってコンタクトポイント
2に接している。従って、フルグリッドピン117はブ
ッシュ115に対抗して上方に強制され(即ち、押し上
げられ)、そして、プローブ54を、回路基板101の
テストポイントに対して上方に圧力を持って弾性的に推
進している。コンタクトポイント2は規則正しいパター
ンで配列され、このようにしてグリッドパターンアレイ
を形成している。グリッドパターンアレイのこの規則正
しいグリッドパターンに相関してプローブ54は歪めら
れおり、この結果、この歪められたプローブによって、
グリッドパターンアレイの規則正しいグリッドパターン
が回路基板テストポイントの不規則な配置構成に変換さ
れている。
【0055】従来法による試験装置と異なる重要な点
は、2又はそれ以上のフルグリッドピン117又はプロ
ーブ54がコンタクトポイント(複数)2に割り当てら
れるということである。この割り当ては原則として変え
られるものであり、言い換えれば各ケースにおいて、少
数のコンタクトポイント2が0もしくはたった1つのプ
ローブ54に割り当てられたり、少数のコンタクトポイ
ント2が2又はそれ以上のプローブ54に割り当てられ
たりする。プローブ54に対して特別に構成されている
コンタクトポイント2の割り当て配列は、テストを行う
電子基板のタイプによる。プローブ54によって増加し
て構成されているコンタクトポイント2のため、有用な
テストポイントの数が増加している。望ましくない電気
的接続を避けるための上記した方法は同時に使用に供す
ることができる。
【0056】
【発明の効果】請求項1〜24記載の本発明に係るプリ
ント回路基板の試験装置は、複数の回路基板テストポイ
ントを有するプリント回路基板をテストするための装置
であって、複数のテスト結線を有する電子アナライザー
を含み、各回路基板テストポイントが電気的接続を介し
て前記電子アナライザーのテスト結線に接続しているプ
リント回路基板の試験装置において、テストを行う前記
基板の少なくとも2つの回路基板テストポイントが一本
のテスト結線に連結するように、前記電気的接続の少な
くとも2つがお互いに電気的に接続されている。即ち、
本発明においては、いくつかの回路基板テストポイント
及び/又は試験装置のグリッドパターンのいくつかのコ
ンタクトポイントに電子アナライザーのテスト結線の各
々が接続されて、従来の試験装置の電子アナライザーに
比較して、電子アナライザーのユニットの数がかなり減
少する。これによって、試験装置の全体的な構成が際立
って簡略化される。そして、本発明の請求項25〜29
記載のアダプターを有する試験装置を用いたプリント回
路基板の試験方法は、対応する周知の従来方法より、よ
り簡単でより速く回路基板のテストを行うことができ、
これは、請求項1〜24記載の試験装置を用いることに
よって、更に効果的に回路基板の試験を行うことができ
る。更に、本発明による方法によって、個々のテスト処
理過程の数(即ち、工程数)を大きく減少することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】単純化したベースグリッドパターンの概略平面
図である。
【図2】2つのスキャニングチャンネルを含むグリッド
ベースの断面図である。
【図3】隣接基準を例示するための導体通路パターンの
平面図である。
【図4】リンキングマスクを含むアダプターの断面図で
ある。
【図5】ツーステージ型のアダプターの断面図である。
【図6】別のグリッドパターンの概略平面図である。
【図7】トランスレータの導体通路を上から見た概略平
面図である。
【図8】更なる試験装置の一部を示す断面図である。
【符合の説明】
1 グリッドパターンアレイ 2 コンタクト
ポイント 3 グリッドベース 4 最上層 5 最下層 6 中間層 7 フィードスルーコンタクト 10 スキャニングチャンネル(導体通路) 11 ブランチライン 30 トランス
レータ基板 32 アダプター 32 ピントランスレータアダプター 40 導体通路 41o 上部のコンタクトパッド 41u 下部の
コンタクトパッド 42a 導体通路部分 42b 導体通
路部分 42c 導体通路部分 42d 導体通
路部分 42e 導体通路部分 43 コンタク
トリング 44 導体通路 45 接触パッ
ド 46 破線 50 リンキン
グマスク 51 最上層 52 最下層 53 開孔 54 テストプ
ローブ 54a プローブ 54b プロー
ブ 55 孔 57 導体通路 101 回路基板 103 フルグ
リッドカセット 106 導体通路 107 ガイド
基板 108 開孔 110 垂直側
壁 111 上端 112 下端 113 ベース 114 フード
スルーコンタクト 115 円筒状のブッシュ 116 開孔 117 フルグリッドピン 118 上ピン
部 119 下ピン部 120 コイル
スプリング 121 チップ 122 コンタ
クトパッド

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回路基板テストポイントを有する
    プリント回路基板をテストするための装置であり、複数
    のテスト結線を有する電子アナライザーを含み、各回路
    基板テストポイントが電気的接続を介して前記電子アナ
    ライザーのテスト結線に接続しているプリント回路基板
    の試験装置において、 テストを行う前記基板の少なくとも2つの回路基板テス
    トポイントが一本のテスト結線に連結するように、前記
    電気的接続の少なくとも2つがお互いに電気的に接続さ
    れていることを特徴とするプリント回路基板の試験装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電子アナライザーの前記テスト結線
    は、その上にアダプター及び/又はトランスレータが装
    着され、更にその上にはテストを行う回路基板が配置で
    きるグリッドパターンに電気的に接続され、 前記アダプター及び/又はトランスレータは前記回路基
    板上の回路基板テストポイントから前記グリッドパター
    ンのコンタクトポイントに電気的な連結を起こさせ、そ
    して、前記グリッドパターンの少なくとも2つのコンタ
    クトポイントにおいてはお互いに電気的に連結されてい
    る請求項1記載のプリント回路基板の試験装置。
  3. 【請求項3】 前記試験装置は、幾つかのコンタクトポ
    イントを有するグリッドパターンを有し、2つのテスト
    コンタクトが少なくとも一つのコンタクトポイントから
    生じ、各テストコンタクトは、テストを行う前記基板の
    回路基板テストポイントに接続することができる請求項
    1又は2記載のプリント回路基板の試験装置。
  4. 【請求項4】 アダプターがフルグリッドカセットの上
    に配置され、前記フルグリッドカセットは前記試験装置
    のグリッドパターン上に装着され、前記試験装置はコン
    タクトポイントとして規則正しく配列されたパッドを有
    し、それぞれのパッドは、導体通路を介して電子アナラ
    イザーに接続されている請求項3記載のプリント回路基
    板の試験装置。
  5. 【請求項5】 前記テストコンタクトはプローブからな
    る請求項3又は4記載のプリント回路基板の試験装置。
  6. 【請求項6】 テストを行っている前記基板の回路が、
    隣接基準を満足する時に、これらの回路の回路基板テス
    トポイントのみが、電気的に連結されている請求項1〜
    5のいずれか1項に記載のプリント回路基板の試験装
    置。
  7. 【請求項7】 テストを行っている前記基板の2つの特
    定な回路が、この2つの回路の間に更なる回路が配置さ
    れている時に、隣接基準を満足する請求項2〜6のいず
    れか1項に記載のプリント回路基板の試験装置。
  8. 【請求項8】 テストを行っている前記基板の2つの特
    定の回路が、前記2つの回路の間に、予め決定された隣
    接した間隔より小さいスペースの場所がないときに、隣
    接基準を満たす請求項2〜7のいずれか1項に記載のプ
    リント回路基板の試験装置。
  9. 【請求項9】 テストを行っている前記基板の2つの特
    定の回路が、この2つの回路がテストを行っている前記
    基板の異なる層に配列されているときに、隣接基準を満
    たす請求項3〜8のいずれか1項に記載のプリント回路
    基板の試験装置。
  10. 【請求項10】 前記グリッドパターンがグリッドベー
    スの表面に形成され、前記グリッドパターンの少なくと
    も2つのコンタクトポイントが前記グリッドベースにお
    いて、相互に電気的に接続されている請求項2〜9のい
    ずれか1項に記載のプリント回路基板の試験装置。
  11. 【請求項11】 前記グリッドベースは、積層された回
    路基板によって構成されている請求項10記載のプリン
    ト回路基板の試験装置。
  12. 【請求項12】 フィードスルーコンタクトが前記コン
    タクトポイントから前記グリッドベースの個々の層を通
    って垂直方向下方に伸び、前記フィードスルーコンタク
    トとコンタクトポイントが規則正しいグリッドパターン
    状に配置されている請求項11記載のプリント回路基板
    の試験装置。
  13. 【請求項13】 前記コンタクトポイントの中心間距離
    aは100μmから1mmである請求項2〜12のいず
    れか1項に記載のプリント回路基板の試験装置。
  14. 【請求項14】 前記フィードスルーコンタントと前記
    コンタクトポイントが幾つかの列で配列され、そして、
    スキャニングチャンネルが、前記フィードスルーコンタ
    クトの列の間に方向付けて配置され、各々の前記フィー
    ドスルーコンタクトが電気的に一つのスキャニングチャ
    ンネルに接続されている請求項12又は13記載のプリ
    ント回路基板の試験装置。
  15. 【請求項15】 一列のコンタクトポイントのx番目ご
    とのコンタクトポイントが、同じスキャニングチャンネ
    ルに電気的に接続され、しかも、前記xは、3〜100
    の何れかの数となっている請求項14記載のプリント回
    路基板の試験装置。
  16. 【請求項16】 前記電子アナライザーに接続するため
    に、前記グリッドベース側に電気的なインターフェイス
    が配置されている請求項10〜15のいずれか1項に記
    載のプリント回路基板の試験装置。
  17. 【請求項17】 前記電気的なインターフェイスはコネ
    クターによって構成されている請求項16記載のプリン
    ト回路基板の試験装置。
  18. 【請求項18】 前記アダプターはプローブを有し、各
    々が一つのコンタクトポイントで終わって、少なくとも
    1本のプローブが前記グリッドパターンに対しての垂線
    に相対的に傾いて配置されている請求項2〜17のいず
    れか1項に記載のプリント回路基板の試験装置。
  19. 【請求項19】 前記トランスレータの基板は、前記回
    路基板テストポイントを前記コンタクトポイントに電気
    的に接続する導体通路を有し、該導体通路は、テスト中
    の前記基板の如何なる回路も一つのスキャニングチャン
    ネルに多重に接続しないように構成されている請求項2
    〜18のいずれか1項に記載のプリント回路基板の試験
    装置。
  20. 【請求項20】 前記トランスレータの基板は、前記回
    路基板テストポイントを前記コンタクトポイントに電気
    的に接続する導体通路を有し、前記導体通路は、如何な
    るスキャニングチャンネルも一つの回路基板テストポイ
    ントに多重に接続しないように構成されている請求項2
    〜19のいずれか1項に記載のプリント回路基板の試験
    装置。
  21. 【請求項21】 前記テスト結線と前記回路基板テスト
    ポイントとの間の前記電気的接続を電気的に接続するた
    めのリンキングマスクが設けられ、前記リンキングマス
    クはアダプターとグリッドパターンの間に配置され、前
    記リンキングマスクは、例えば前記アダプターのプロー
    ブのような少なくとも2つのコネクティングエレメント
    を電気的に連結し、そして/又は前記グリッドパターン
    のコンタクトポイントに少なくとも2つのコネクティン
    グエレメントを電気的に連結する導体通路を有する請求
    項1〜20のいずれか1項に記載のプリント回路基板の
    試験装置。
  22. 【請求項22】 前記リンキングマスクは、前記アダプ
    ターの前記プローブの一部が、前記グリッドパターンの
    前記コンタクトポイントに接触するように延設されるた
    めの孔を有する請求項21記載のプリント回路基板の試
    験装置。
  23. 【請求項23】 前記リンキングマスクに載っているプ
    ローブは前記孔を通って延設された前記プローブより短
    くなって、1番目のテスト過程においては、前記した長
    いプローブのみが前記回路基板テストポイントに接触
    し、2番目のテスト過程においては、テストを行ってい
    る前記基板に例えば、より強く押圧される等して、全て
    のプローブが前記回路基板テストポイントに接している
    請求項21又は22記載のプリント回路基板の試験装
    置。
  24. 【請求項24】 一つのトランスレータ基板を有し、こ
    のトランスレータ基板の表面にはコンタクトパッドを備
    え、各コンタクトパッドは回路基板テストポイントに割
    り当てられ、そして、反対側の面には各々がテスト結線
    に割り当てられているコンタクトパッドを有し、回路基
    板テストポイントに割り当てられた前記コンタクトパッ
    ドのうちの2つが共に、一つのテスト結線に割り当てら
    れた一つのコンタクトパッドに電気的に接続されている
    請求項1〜23のいずれか1項に記載のプリント回路基
    板の試験装置。
  25. 【請求項25】 少なくとも一つの隣接基準の助けによ
    って、テストを行う基板の2つの回路に実際に短絡回路
    が形成されていないかどうかを判断し、これらの2つの
    回路の間に、なされるべき短絡回路テストは必要としな
    いことしたを特徴とするアダプターを含む試験装置を用
    いることによって回路基板の試験を行う方法。
  26. 【請求項26】 (一つの)隣接基準を満足している少
    なくとも2つの回路を電気的に接続し、この回路を、お
    互いにリンクされた更なる(別の)回路配列のうち少な
    くとも一つの更なる回路に関係させて、共通に短絡回路
    テストを行う請求項25記載のアダプターを含む試験装
    置を用いることによって回路基板の試験を行う方法。
  27. 【請求項27】 少なくとも2つの回路がお互いに直列
    に電気的に接続され、そして、開回路及び/又は短絡回
    路の試験が共通に行われ、直列に接続された前記回路の
    一つが開回路を持っているか否かを確証するために、直
    列に接続された(回路の)端部に電流が単に供給される
    請求項25又は26記載されたアダプターを含む試験装
    置を用いることによって回路基板の試験を行う方法。
  28. 【請求項28】 試験装置には請求項1〜24に記載さ
    れた何れか一つが使用される請求項25〜27のいずれ
    か1項に記載のアダプターを含む試験装置を用いること
    によって回路基板の試験を行う方法。
  29. 【請求項29】 2つの回路の電気的接合をなすための
    リンキングマスクがアダプターとグリッドパターンの間
    に配置されて用いられ、前記リンキングマスクは、前記
    アダプターのプローブ等の少なくとも2つのコネクティ
    ングエレメントに電気的に接続される導体通路を有して
    いる請求項25〜28のいずれか1項に記載のアダプタ
    ーを含む試験装置を用いることによって回路基板の試験
    を行う方法。
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