JPH1022733A - 水晶制御発振器において水晶を切り換える方法および装置 - Google Patents

水晶制御発振器において水晶を切り換える方法および装置

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JPH1022733A
JPH1022733A JP9059797A JP5979797A JPH1022733A JP H1022733 A JPH1022733 A JP H1022733A JP 9059797 A JP9059797 A JP 9059797A JP 5979797 A JP5979797 A JP 5979797A JP H1022733 A JPH1022733 A JP H1022733A
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crystal
oscillator
coupled
transistor
node
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JP9059797A
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Inventor
Geoffrey W Perkins
ジョフレイ・ダブリュー・パーキンズ
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Motorola Solutions Inc
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Motorola Inc
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B5/00Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
    • H03B5/30Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator
    • H03B5/32Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator
    • H03B5/36Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device
    • H03B5/366Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device and comprising means for varying the frequency by a variable voltage or current

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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの水晶設計毎に1つの外部ピンを維持し
ながらバスを介して水晶の切換を可能にする方法および
装置を提供する。 【解決手段】 多重水晶制御発振器10とその方法は、
第1水晶共振器11,第2水晶共振器14,発振器回路
23およびスイッチ29を備える。スイッチ29は、第
1水晶共振器11と発振器回路23との間と、第2水晶
共振器14と発振器回路23との間とに結合される。発
振器10は、第1水晶共振器11と電気接地18との間
に結合された第1プルダウンFET 72と、第2水晶共振
器14と電気接地18との間に結合された第2プルダウ
ンFET 74とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に発振器に関し、
さらに詳しくは、水晶制御可能な発振器に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】モノ
リシック集積回路の形態で作成され、電圧制御発振器
(VCO :voltage controlled oscillator )として動作
されるのに適した水晶制御可能な発振器は、当技術では
周知のものである。たとえば、米国特許第4,571,
588号は、このような発振器を開示する。’588号
特許に開示される発振器回路は、外部の水晶共振器網に
接続するために集積回路から1つの外部ピンアウトを追
加するだけで済む。’588号の発振器は、差分増幅器
の入力と出力との間に接続された1対の積分器によって
構成される発振維持帰還ループを備え、発振を維持する
ためにそれらの間に正しい位相シフトを導入する。
【0003】製造歩留まりを増大させ、製造コストを下
げるために簡略化された構造を有する改善された集積水
晶制御発振器は、米国特許第4,646,033号に開
示された。’033号の発振器は、周波数安定性が改善
され、エミッタ結合論理(ECL :emitter-coupled logi
c )負荷を駆動する機能がある。’033号特許は、本
特許申請と同一の発明者によるものであり、同一の譲受
人に譲渡される。’033号の発振器の特徴は、周波数
調整回路が第2増幅器の出力に接続されることである。
周波数調整回路は、帰還ループ内に可変位相シフトを導
入して、水晶の周波数を強制的に変化させ、それによっ
て発振器をVCO として動作させることができる。
【0004】ビデオ・キャプチャまたはピクチャ・イン
・ピクチャ(PIP )ビデオ・システムなどの複数の水晶
を用いる用途において、1つの水晶設計毎に1つの外部
ピンを維持しながらバスを介して水晶の切換を可能にす
ることが必要である。
【0005】
【問題を解決するための方法および手段】従って、外部
の水晶共振器網に接続するために、集積回路の外部ピン
アウトを1つだけ追加することを必要とする発振器回路
の方法および装置を提供することが本発明の利点であ
る。製造歩留まりを上げ、製造コストを下げるために簡
略化された構造を有する集積水晶制御発振器を提供する
ことが本発明のさらに別の利点である。周波数安定性を
改善し、エミッタ結合論理(ECL )負荷を駆動すること
のできる機能を提供することが本発明のさらに別の利点
である。周波数調整回路に結合されると、VCO として動
作することができることが本発明のさらに別の利点であ
る。ビデオ・キャプチャまたはピクチャ・イン・ピクチ
ャ(PIP )ビデオ・システムなどの複数の水晶を用いる
用途においてバスを介して水晶の切換を行うことができ
ることが本発明のさらに別の利点である。
【0006】本発明の上記とその他の機能および利点
は、以下の詳細な説明ならびに添付の図面からより良く
理解頂けよう。
【0007】
【実施例】図1には、本発明の好適な実施例による二重
水晶発振器の概略図が示される。この特定の実施例では
2つの水晶を用いるが、本方法および装置は3つ以上の
水晶にも一般化することができる。さらに、図1に概略
的に示される方法および装置は、PIP システムでの利
用、たとえば米国の基準に対して欧州の基準に関する副
搬送波に関する水晶の選択も含まれる。図1に概略図で
示される本装置は、モノリシック集積回路の形態にも作
成することができる。
【0008】図1の発振器10は、多重水晶制御発振器
であり、水晶11のための外部端子12または水晶14
のための端子31の1つの追加端子しか必要としない。
水晶11および水晶14は、発振器10に関してそれぞ
れ第1および第2水晶共振器を構成する。水晶14は、
キャパシタ16と直列に接続されノード20で電気接地
18に接続される。同様に、水晶11は、キャパシタ1
3と直列に接続されノード20で電気接地される。(水
晶11の第2側に接続XTAL1 を行う)端子12と、(水
晶14の第2側に接続XTAL2 を行う)端子31とは、ス
イッチ29に結合される。スイッチ29は、発振器が水
晶11と水晶14との間で切り替わるための手段とな
り、伝送ゲート17,19と増幅器15とによって構成
される。
【0009】図1のスイッチ29に対する水晶選択入力
(XTAL SELECT )は増幅器15に入力される。増幅器1
5の出力(反転され増幅されたXTAL SELECT )は、伝送
ゲート17の反転入力と、伝送ゲート19の非反転入力
との間に結合される。伝送ゲート19の反転入力は、伝
送ゲート17の非反転入力と、XTAL SELECT 入力とに結
合される。端子12は伝送ゲート19の入力に結合さ
れ、端子31は伝送ゲート17の入力に結合される。伝
送ゲート19,17の出力は、共にスイッチ出力27に
結合される。
【0010】図1の端子31は、トランジスタ21のベ
ースにも結合される。トランジスタ21のコレクタは、
電源導体32に(動作電位Vcc で)結合され、トランジ
スタ21のエミッタは抵抗30の第1側に結合される。
差分接続されたトランジスタ24,26によって構成さ
れる第1増幅器22は、入力としてトランジスタ24の
ベースを、出力としてノード28を有する。トランジス
タ24のベースは、スイッチ出力25(XTAL1入力)で
端子12に結合される。トランジスタ24,26のエミ
ッタは、トランジスタ21のエミッタに接続され、さら
に抵抗30を介して電気接地18に接続される。トラン
ジスタ24のコレクタは、Vcc で電源導体32に直接的
に接続され、電流I が電流源34からノード28とトラ
ンジスタ26のコレクタとに供給される。トランジスタ
26のベースは、スイッチ出力27とノード37とに結
合される。
【0011】キャパシタ38によって構成される第1積
分器は、増幅器22の出力となるノード28と、ノード
20における電気接地との間に結合される。トランジス
タ26の高インピーダンス出力と共に、これは増幅器2
2の出力に現れる電圧の位相に90度の遅延を招く。増
幅器22の出力の電圧信号は、エミッタ・フォロアで構
成されるトランジスタ40のベースに供給され、トラン
ジスタ42のベースに現れると共に、位相シフトを起こ
さずに電流源44の両端にも現れる。
【0012】トランジスタ42は、トランジスタ46と
差分接続され、第2差分増幅器48を形成する。トラン
ジスタ42,46のエミッタは、(2I を生成する)電
流源50を介して、ノード20で電気接地18に接続さ
れる。トランジスタ42のコレクタは、電源導体32に
直接的に結合され、一方トランジスタ46のコレクタ
は、(I を生成する)電流源52を介して電源導体32
に接続される。差分増幅器48は第2増幅器として機能
し、その入力はトランジスタ42のベースに対応する。
増幅器48の出力は、ノード54においてトランジスタ
46のコレクタに供給される。直流(DC)バイアス電圧
Vrefがトランジスタ46のベースに供給される。
【0013】キャパシタ56によって構成される第2積
分器は、出力ノード54とノード20の電気接地18と
の間に結合され、トランジスタ46の高コレクタ・イン
ピーダンスと共に、キャパシタ56の両端に生じる電圧
の位相に90度の遅延を生成する。この電圧は、エミッ
タ・フォロア構造のトランジスタ58のベ−スとノード
37へと印加される。ノード37は、電流源60を介し
てノード20で電気接地18に結合される。ノード37
は、トランジスタ26のベースと、スイッチ29を介し
てトランジスタ24のベースとにも接続される。
【0014】増幅器22の出力から増幅器48を介し増
幅器22の入力に帰る接続部は、キャパシタ38,56
を含め、以下に説明する発振を維持するための帰還ルー
プとなる。説明のために、発振器10は静止発振状態に
あるとする。さらに、ノード37に現れる発振信号の位
相は0度であるとする。発振を維持するために、上記の
帰還ループは、ノード37から増幅器22,48を通
り、エミッタ・フォロア・トランジスタ40,58を介
してノード37に帰る正の帰還を与え、それによりトラ
ンジスタ58のエミッタに現れる信号はゼロの位相を持
つ。
【0015】図1の水晶14を回路に結合した静止発振
状態では、発振器10は水晶14の共振周波数で発振す
る。以下に説明するように、発振器10の第2動作モー
ドとは、水晶11を水晶14の代わりに回路内に結合す
ることである。回路の機能は同じであるが、発振器10
は水晶11が水晶14の代わりに回路内に結合されるの
で水晶11の共振周波数で発振する。これについて以下
に説明する。入力XTALSELECT が伝送ゲート19がオン
になるようなものであると、伝送ゲート17がオフにな
り、水晶11は図1の発振器10内に能動的に結合され
る。逆に、XTALSELECT に対する入力が伝送ゲート19
がオフになるようなものであると、伝送ゲート17がオ
ンとなり、図1の水晶14が共振器回路伝送に能動結合
される。このように、スイッチ29は、スイッチ29に
対するXTAL SELECT 入力に応答して、水晶11(第1水
晶共振器)または水晶14(第2水晶共振器)のいずれ
か一方を二者択一的に、発振器回路23に対して電気的
に切り換えるか、あるいは結合する。
【0016】図2では、電界効果トランジスタ(FET )
72が、伝送ゲート19がオンのときに伝送ゲート17
の両端の電位差をゼロに引き下げる手段となり、FET 7
4が、伝送ゲート17がオンのときに伝送ゲート19の
両端の電位差をゼロに引き下げる手段となることに注目
されたい。このような引き下げにより、本発明の方法お
よび装置を実現することのできる装置内で隣接する半導
体チップ・ピン上の構造に関して、容量干渉が最小限に
抑えられるか、あるいはなくなる。
【0017】説明のために、図1の発振器回路10の機
能を、水晶14が回路内に結合され、水晶11がスイッ
チ29により発振器10から分離された例に関して説明
する。このような状態では、水晶14とキャパシタ16
は、トランジスタ24のベースに現れる任意の発振信号
の電気接地に対する短絡回路となる。これにより、発振
周波数において電流源60の両端に生じる電圧はすべ
て、トランジスタ26を通じて反転され、ノード28に
おいて、ノード37で生じる発振信号に関して180度
位相がずれた状態で現れる。
【0018】キャパシタ38は、その両端に、トランジ
スタ26のコレクタで生成される電圧の位相を90度遅
延させる電圧、すなわちノード37に生じる電圧信号に
関してプラス90度の位相をもつ電圧を生成する。エミ
ッタ・フォロア・トランジスタ40は、そのベースに印
加された電圧をレベル・シフトさせ、電流源44の両端
に、キャパシタ38の両端に生じる電圧と同じ位相の電
圧を設ける。従って、トランジスタ42のベースに供給
される電圧は、ノード37の電圧に関してプラス90度
の位相を有する。
【0019】トランジスタ46のコレクタで生成される
電圧は、トランジスタ42のベースに供給される電圧と
同相である。キャパシタ56の両端に、トランジスタ4
6のコレクタの電圧の位相を90度遅延させる、従って
ノード37に生じる電圧信号と同相の電圧が生じる。エ
ミッタ・フォロア・トランジスタ58は、そのベースに
供給される電圧をレベル・シフトして、ノード37に、
前提とされる発振信号と同相の電圧を設ける。これによ
り、帰還ループがループの周囲に360度の位相シフト
を行うので、発振器10により、発振は水晶14の共振
周波数に維持される。
【0020】負のDC帰還を用いて、トランジスタ24,
26,42,46のベースのすべてを同じ電圧に設定す
ることにより、トランジスタ58のエミッタにおける静
止電圧レベルをVrefに設定する。トランジスタ46のベ
ースの電圧が上がると、負の帰還ループによりトランジ
スタ58のベースの電位が下がる。これにより、ノード
37とトランジスタ24,26のベースとの電位が対応
して下がる。その結果、トランジスタ40のベースの電
圧が上がり、それにより、トランジスタ46のベースの
バイアス電位の増加が釣り合うまで、トランジスタ42
のベースに印加される電圧が上がる。従って、負のDC帰
還ループが発振器10のDC動作条件を設定する。抵抗3
0内の電流をI の2倍の値に設定することにより、トラ
ンジスタ24,26,42,46のベースのすべてがバ
イアス電位となる電圧Vrefに設定される。
【0021】上記のように、発振器10は、どちらの水
晶が発振器10のノード37に結合されるかにより、水
晶14の一定の共振周波数あるいは水晶11の一定の共
振周波数で動作することができる。増幅器15の入力
(XTAL SELECT )が伝送ゲート19がオンになるような
ものであれば、伝送ゲート17がオフになり、水晶11
がノード37に対して伝送ゲート19を通じて発振器1
0内に能動的に結合される。逆に、増幅器15に対する
入力(XTAL SELECT )が伝送ゲート19がオフになるよ
うなものであれば、伝送ゲート17がオンになり、水晶
14がノード37に対して共振器回路伝送ゲート17内
に能動的に結合される。
【0022】主信号経路に対して直角位相を持つ発振信
号の可変部分を導入して水晶の周波数を強制的にシフト
させると、発振器10を電圧制御発振器(VCO )として
用いることができる。このような方法および装置は、本
申請と同一の発明人による、同一の譲受人に譲渡され、
本件に参考文献として含まれる米国特許第4,646,
033号「Crystal Controlled Oscillator 」に開示さ
れる。
【0023】図2には、本発明の好適な実施例による図
1の二重水晶発振器で用いるのに適した二重水晶スイッ
チ29の概略図を示す。スイッチ29は、3つの入力、
すなわちXTAL1,XTAL2 ,XTAL SELECT を有し、このうち
最初の2つは、それぞれ水晶11および水晶14に対す
る接続部となり、最後の入力は水晶11または14を選
択するための選択入力となる。
【0024】図2のFET 72のドレインは、スイッチ2
9に対するXTAL2 入力に結合され、FET 72のソースは
ノード90で電気接地に結合される。FET 74のドレイ
ンは、スイッチ29に対するXTAL1 入力に結合され、FE
T 74のソースはノード90で電気接地に結合される。
FET 72のベースはFET 76のベースに結合される。FE
T 76のベースは、また、FET 78の反転ベースにも結
合される。FET 78のソースは印加された動作電位Vcc
に結合される。FET 78のドレインは、FET 76のドレ
インに結合され、FET 76のソースはノード90で電気
接地に結合される。FET 74のベースは、FET 76のド
レインと、ノード92とに結合される。図2の伝送ゲー
ト17はFET 80,82によって構成され、図2の伝送
ゲート19はFET 84,86によって構成される。FET
80のドレインは、FET 82のソースに結合され、共通
接続部がXTAL2 入力に結合される。FET 80のソースは
FET のドレインに結合される。FET 80のベースはノー
ド92に結合される。
【0025】同様に、図2の伝送ゲート19はFET 8
4,86によって構成される。FET 84のドレインはFE
T 86のソースに結合され、共通接続部がXTAL1 入力と
出力25とに結合される。FET 84のソースはFET 86
のドレインに結合され、共通接続部がFET 80,82の
共通ソース−ドレイン接続部と、出力27とに結合され
る。FET 82の反転ベースはノード92に結合される。
本発明の好適な実施例においては、スイッチ29のイン
ピーダンス成分は、上記’033号特許の帰還抵抗、す
なわち抵抗36の抵抗とほぼ同じである。
【0026】上述のように、図1の発振器10は、どち
らの水晶が発振器10のノード37に能動的に結合され
るかにより、水晶14の一定の共振周波数または水晶1
1の一定の共振周波数のいずれかで動作することができ
る。図2のスイッチ29の場合、入力XTAL SELECT が伝
送ゲート19がオンになるようなものであると、伝送ゲ
ート17がオフになり、水晶11が図1の発振器10に
能動的に結合される。逆に、XTAL SELECT に対する入力
が伝送ゲート19がオフになるようなものであると、伝
送ゲート17がオンとなり、図1の水晶14が共振器回
路伝送に能動的に結合される。図2では、伝送ゲート1
9がオンのときは伝送ゲート17の両端の電位差がFET
72によりゼロに引き下げられ、伝送ゲート17がオン
のときは伝送ゲート19の両端の電位差がFET 74によ
りゼロに引き下げられることに注目されたい。このよう
な引き下げにより、本発明の方法および装置が実現され
る装置内で隣接する半導体チップ・ピン上の構造に関す
る容量干渉が最小限に抑えられるか、あるいはなくな
る。
【0027】以上、本発明の実施例により、上記の目的
および利点を完全に満足する、水晶制御発振器内で水晶
を切り換えるための方法および装置が提供された。本発
明の方法および装置は、外部の水晶共振器網に対する接
続に関して、水晶毎に1つの外部ピンアウトの設計を維
持する。本発明の方法および装置はまた、製造歩留まり
を上げ、製造コストを下げる簡略化された構造と、周波
数安定性の改善およびエミッタ結合論理(ECL )負荷を
駆動する機能とを可能にする。本発明の方法および装置
は、さらに、周波数調整回路と共に用いて、発振器をVC
O として動作させることができる。本発明の方法および
装置は、ビデオ・キャプチャまたはピクチャ・イン・ピ
クチャ(PIP )ビデオ・システム内でバス制御を介して
水晶の切換を行うこともできる。
【0028】本発明は、特定の実施例に関して説明され
たが、上記の説明に照らして多くの代替例,改良および
変形が当業者には可能であろう。従って、本発明は添付
の請求項の精神と広い範囲とに入るすべてのこのような
代替例,修正および変形を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例による二重水晶発振器の
概略図である。
【図2】本発明の好適な実施例による図1の二重水晶発
振器で用いるのに適した二重水晶スイッチの概略図であ
る。
【符号の説明】
10 二重水晶制御発振器 11,14 水晶 12,31 端子 13,16,38,56 キャパシタ 15,22,48 増幅器 17,19 伝送ゲート 18 接地 20,28,37,54 ノード 21,24,26,42,46,58 トランジスタ 23 発振器回路 25,27 スイッチ出力 29 スイッチ 30 抵抗 32 電源導体 34,44,50,52,60 電流源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重水晶制御発振器であって: 第1水晶共振器(11); 第2水晶共振器(14); 発振器回路(23);および前記第1水晶共振器と前記
    発振器回路との間と、前記第2水晶共振器と前記発振器
    回路との間とに結合されたスイッチ(29)であって、
    前記スイッチに対する水晶選択入力に応答して、前記第
    1水晶共振器を前記発振器回路に電気的に結合するか、
    前記第2水晶発振器を前記発振器回路に電気的に結合す
    るスイッチ(29);によって構成されることを特徴と
    する多重水晶制御発振器。
  2. 【請求項2】 多重水晶制御発振器を切り換える方法で
    あって:第1水晶共振器(11),第2水晶共振器(1
    4),発振器回路(23)およびスイッチ(29)を設
    ける段階;および前記スイッチに対する水晶選択入力に
    応答して、前記第1水晶共振器と前記発振器回路との間
    と、前記第2水晶共振器と前記発振器回路との間とで二
    者択一的に電気結合を切り換える段階;によって構成さ
    れることを特徴とする方法。
JP9059797A 1996-03-04 1997-02-26 水晶制御発振器において水晶を切り換える方法および装置 Pending JPH1022733A (ja)

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US08/610,006 US5646580A (en) 1996-03-04 1996-03-04 Method and apparatus for switching crystals in a crystal controlled oscillator

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JP (1) JPH1022733A (ja)
KR (1) KR100460813B1 (ja)

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