JPH10205681A - 埋設本管と取付管との接合部補修方法 - Google Patents

埋設本管と取付管との接合部補修方法

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JPH10205681A
JPH10205681A JP9010643A JP1064397A JPH10205681A JP H10205681 A JPH10205681 A JP H10205681A JP 9010643 A JP9010643 A JP 9010643A JP 1064397 A JP1064397 A JP 1064397A JP H10205681 A JPH10205681 A JP H10205681A
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裕史 三木
Naoki Kitahashi
直機 北橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単に施工でき、優れた止水性を得ることがで
きる埋設本管と取付管との接合部補修方法を提供する。 【解決手段】 埋設本管4と、埋設本管4の外周面に取
り付けた取付管5との接合部を、サドル部21と筒部2
2と首部23とが弾性材料によって一体成形されたサド
ル本体2と、筒部22を拡径可能となされた拡径リング
3と、サドル部21の外面に塗布された接合剤20とを
具備した補修材1によって補修する方法であって、エア
パッカーの周囲に補修材1を巻き付け固定して取付管5
の側から埋設本管4の方に挿入する補修材挿入工程と、
埋設本管4内で補修材1を本来の形状に復元させる補修
材復元工程と、拡径リング3の拡径によって筒部22を
取付管5の内周面に圧着する筒部圧着工程と、接合剤2
0を介してサドル部21を埋設本管4の内面に接着する
サドル部接着工程とを具備した補修方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、埋設本管と、この
埋設本管の外周面に取り付けられた取付管との接合部を
補修材によって補修する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、埋設本管と、この埋設本管の
外周面に取り付けられた取付管との接合部の漏水補修を
行う補修方法として、水中硬化性樹脂を含浸させた樹脂
マットを、エアパッカーに取り付け、このエアパッカー
を埋設本管内で膨張させることで樹脂マットの一部を取
付管側に立ち上げて、埋設本管および取付管の接合部全
体に樹脂マットを圧着硬化させる方法が知られている
(例えば、特開平6−10399号公報参照)。
【0003】また、ゴムなどの弾性材料によって、取付
管に挿入する挿入筒と、埋設本管に当接するフランジ部
とを一体に成形した補強パッドを構成し、これを埋設本
管側から接合部に取り付ける補修方法も提案されている
(特開昭63−167193号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、樹脂マットを
使用する補修方法の場合、含浸する樹脂の性状のばらつ
きや、ポットライフのばらつきなどを生じるため、補修
材自身の信頼性が低い。また、埋設本管側から樹脂マッ
トを圧着硬化させるため、樹脂マットの位置合わせが重
要となるが、この位置合わせが困難である。さらに、位
置がずれたまま圧着しようとすると、取付管側に立ち上
がる樹脂マットの部分が小さくなり、この取付管側の接
合部に、樹脂マットを充分に圧着硬化させることができ
なくなってしまう。さらに、埋設本管と取付管との接合
部の芯がずれているような場合も、取付管側に立ち上が
る樹脂マットの部分が取付管側に充分に届かず、取付管
側の接合部に、樹脂マットを充分に圧着硬化させること
ができなくなってしまう。
【0005】したがって、樹脂マットの位置決めなどに
労力を要して施工が煩わしい割りには、信頼性の高い止
水性が得られないといった不都合を生じることとなる。
【0006】一方、弾性材料からなる補強パッドを使用
する補修方法の場合、挿入筒と取付管との間の充分な水
密性を確保するため、取付管に挿入筒を圧入したり接着
したりして密着させなければならないが、埋設本管側か
ら挿入筒を圧入するだけでは、充分な水密性を得ること
ができない。
【0007】また、接着する場合は、挿入筒の外周面に
あらかじめ接着剤を塗布した状態として埋設本管側から
挿入筒を挿入接着することとなるが、この挿入時に接着
剤がこすり取られてしまい、挿入筒を取付管の内面に充
分に接着することができないといった不都合を生じる。
また、挿入筒をあらかじめ取付管よりも小径に形成して
おき、挿入筒を取付管に挿入した後、エアパッカーなど
を膨張させて挿入筒を取付管の内面に圧接した状態で接
着することも考えられるが、この場合、確実に接着硬化
するまで挿入筒を取付管の内面に圧接しておかなけれ
ば、挿入筒に縮径力が働いて接着面が剥離してしまうと
いった不都合を生じることとなる。
【0008】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、簡単に施工でき、優れた止水性を得ることが
できる埋設本管と取付管との接合部補修方法を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の埋設本管と取付管との接合部補修方法は、埋
設本管と、この埋設本管の外周面に取り付けられた取付
管との接合部を、埋設本管の内周面に沿うサドル部と、
このサドル部の外面に突設された筒部と、サドル部に対
して筒部を自在な方向に向けることを可能とする首部と
が弾性材料によって一体成形されたサドル本体と、この
サドル本体の筒部の内周面に内蔵され、この筒部を拡径
可能となされた拡径リングと、サドル部の外面に塗布さ
れた接合剤とを具備した補修材によって補修する方法で
あって、サドル部を筒部の周囲に折り畳んだ状態で、拡
径リング内にエアパッカーを挿入し、これを取付管の側
から埋設本管の方に挿入する補修材挿入工程と、埋設本
管の方に挿入したエアパッカーを、取付管側に引き戻し
た状態で、エアパッカーを膨張させ、これに伴う拡径リ
ングの拡径によって筒部を取付管の内周面に圧着する筒
部圧着工程と、サドル部の外面に塗布した接合剤を介し
てサドル部を埋設本管の内面に接着するサドル部接着工
程とを具備したものである。
【0010】また、上記課題を解決するための本発明の
埋設本管と取付管との接合部補修方法は、埋設本管と、
この埋設本管の外周面に取り付けられた取付管との接合
部を、埋設本管の内周面に沿うサドル部と、このサドル
部の外面に突設された筒部と、サドル部に対して筒部を
自在な方向に向けることを可能とする首部とが弾性材料
によって一体成形されたサドル本体と、このサドル本体
の筒部の内周面に内蔵され、この筒部を拡径可能となさ
れた拡径リングと、サドル部の外面に塗布された接合剤
とを具備した補修材によって補修する方法であって、サ
ドル部を筒部の周囲に折り畳んだ状態で、拡径リング内
にエアパッカーを挿入し、その周囲を結束テープで結束
してエアパッカーの周囲に補修材を巻き付け固定し、こ
れを取付管の側から埋設本管の方に挿入する補修材挿入
工程と、埋設本管内でエアパッカーを少し膨張させ、こ
れに伴う拡径リングの拡径によって結束テープによる補
修材の結束を解き、補修材を本来の形状に復元させる補
修材復元工程と、埋設本管の方に挿入したエアパッカー
を、取付管側に引き戻した状態で、エアパッカーを膨張
させ、これに伴う拡径リングの拡径によって筒部を取付
管の内周面に圧着する筒部圧着工程と、埋設本管内で別
のエアパッカーを膨張させ、サドル部の外面に塗布した
接合剤を介してサドル部を埋設本管の内面に接着するサ
ドル部接着工程とを具備したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0012】図1および図2は補修材1の全体構成の概
略を示し、図3ないし図6は同補修材1の補修工程を示
し、図7は同補修材1による補修完了状態を示してい
る。
【0013】すなわち、この補修方法は、補修材1によ
って、埋設本管4と、この埋設本管4の外周面に取り付
けられた取付管5との接合部の補修を行う方法であっ
て、補修材挿入工程と、補修材復元工程と、筒部圧着工
程と、サドル部接着工程とを具備している。
【0014】補修材1は、サドル本体2と拡径リング3
とを具備している。
【0015】サドル本体2は、埋設本管4の内周面に沿
うサドル部21と、このサドル部21の外面に突設され
た筒部22とからなり、合成樹脂やゴムなどの弾性材料
によって一体に形成されている。このサドル本体2は、
筒部22の基端部に蛇腹状となされた首部23が形成さ
れており、この首部23によって筒部22が、サドル部
21に対して自在な方向に向くことができるようになさ
れている。ただし、この首部23は、筒部22が、サド
ル部21に対して自在な方向に向くことが可能なように
加工したものであれば、蛇腹状以外に曲線加工されてい
ても良い。また、筒部22は、取付管5の直径よりも約
1割程度、直径が小さく形成されるとともに、この筒部
22の外周面には、リップ部(図示省略)を有する水膨
張性ゴム24が融着一体化されている。また、サドル部
21は、外面に湿気硬化型の接着剤20が塗布されてお
り、この接着剤20を介して埋設本管4の内周面に接着
するようになされている。この接着剤20としては、例
えば、MDIプレポリマーからなるウレタン系やエポキ
シ系の接着剤20を使用することができる。この接着剤
20の塗布面は、使用前まで、離型紙を貼って塗布面が
汚れないように防止しておくことが好ましい。
【0016】この接着剤20は、あらかじめ工場で塗布
しても良いし、現場で使用直前に塗布しても良い。ただ
し、工場で塗布した場合には、塗布面が湿気で硬化しな
いように、サドル本体2を密閉した袋や窒素置換した袋
の中に入れて保管した状態で現場に搬入しなければなら
ない。
【0017】拡径リング3は、ステンレス製の長尺板を
円筒状に捲回して構成されている。この拡径リング3の
一端には長尺板の長手方向に沿って多段に係合孔31が
設けられ、他端には係合爪32が設けられている。この
係合爪32は、拡径すると係合孔31から離脱するが、
縮径方向には戻り止めが効くようになされている。した
がって、この拡径リング3は、拡径方向には自由に拡径
することができるが、拡径を停止すると、係合爪32が
係合孔31に係合して拡径状態が維持される。
【0018】この拡径リング3は、サドル本体2の筒部
22の内周面を若干拡径方向に付勢する程度の円筒状に
捲回した状態で、この筒部22の内周面に装着され、こ
れによって補修材1が構成される。
【0019】次に、この補修材1による補修方法につい
て説明する。
【0020】まず、補修材挿入工程では、図3に示すよ
うに、補修材1のサドル部21を筒部22の周囲に折り
畳んだ状態とするとともに、この筒部22内にエアパッ
カー6を挿入し、その周囲を結束テープ7で結束してエ
アパッカー6の周囲に補修材1を巻き付け固定する。こ
れを、取付管5の側から埋設本管4の方に挿入する。こ
の際、サドル部21は、筒部22の周囲に折り畳み易い
ように、切り込み(図示省略)が設けられて花びら状と
なされていても良い。また、補修材1は、サドル本体2
の筒部22の内周面にあらかじめ拡径リング3を内蔵し
た状態としているが、上述したようにエアパッカー6の
周囲に補修材1を巻き付け固定した状態とすることがで
きれば、あらかじめサドル本体2の筒部22内に拡径リ
ング3が内蔵されている必要はなく、現場で施工時に、
エアパッカー6に拡径リング3を取り付けた後、サドル
本体2を取り付けるようにしても良い。
【0021】つぎに、補修材復元工程では、図4に示す
ように、エアパッカー6が埋設本管4内に少し入り込ん
だ所で、エアパッカー6を少し膨張させ、拡径リング3
を少し拡径させる。すると、この拡径によって結束テー
プ7が切断され、筒部22の周囲に折り畳んだ状態とし
ていたサドル部21が元の鞍状に戻る。
【0022】なお、この補修材復元工程は、省略するこ
ともできる。すなわち、上記補修材挿入工程でエアパッ
カー6の周囲に結束テープ7によって補修材1を巻き付
け固定しているが、このように結束テープ7によって結
束しない状態で、補修材1およびエアパッカー6を、取
付管5の側から埋設本管4内に押し込むようにして挿入
すれば良い。この場合、エアパッカー6を少し膨張させ
て結束テープ7を切断する必要が無くなり、補修材1の
サドル部21が、補修材1自身の弾性回復力よって元の
鞍状に戻ることとなる。
【0023】ついで、筒部圧着工程では、エアパッカー
6を引上げ、筒部22を取付管5内に挿入する。そし
て、このように筒部22を取付管5内に挿入させた状態
で、図5に示すように、再度エアパッカー6を膨張させ
る。すると、まず、エアパッカー6を引き上げた段階
で、サドル部21が埋設本管4の内周面に当接される。
また、エアパッカー6を膨張させることによって、拡径
リング3が拡径して筒部22が取付管5の内周面に圧着
される。
【0024】その後、サドル部接着工程では、図6に示
すように、エアパッカー6を除去し、埋設本管4側か
ら、別のエアパッカー60を膨張させ、サドル部21を
埋設本管4の内周面に圧着した状態で保持する。そし
て、このサドル部21の外表面に塗布した接着剤20に
よって埋設本管4の内周面にサドル部21が接着された
後、エアパッカー60を除去して作業を終了する。
【0025】なお、本実施の形態のサドル部接着工程で
は、埋設本管4側から、別のエアパッカー60を膨張さ
せているが、図8に示すように、取付管5側から挿入さ
れるエアパッカー6をさらに膨張させて埋設本管4内で
も膨張させるようにすれば、上述したような別のエアパ
ッカー60を使用しなくても良い。
【0026】この補修材1による補修方法だと、図7に
示すように、拡径リング3が拡径することによって、サ
ドル本体2の筒部22が拡径されて取付管5の内周面に
圧着されるので、取付管5の材質に関係なく、充分な止
水性を確保することができる。また、この筒部22の外
周面に融着一体化した水膨張性ゴム24が、取付管5内
の湿気で膨張して密着力が高まり、さらに優れた止水性
が得られることとなる。さらに、拡径リング3によっ
て、筒部22の圧着状態が維持されるとともに、筒部2
2全体を補強できることとなり、信頼性の高い止水性を
確保できる。
【0027】また、サドル本体2は、全体を弾性材料に
よって一体成形し、かつ、筒部22の基端部に形成した
首部23によって、筒部22が、サドル部21に対して
自在な方向に向くことができるようにしているので、筒
部22の取付方向に関係無く、サドル部21を埋設本管
4の内周面に追従した形で、この埋設本管4の内周面に
接着でき、充分な止水性を得ることができる。したがっ
て、例えば、図9に示すように、埋設本管4に対して取
付管5が斜め方向に取り付けられており、筒部22が斜
め方向に向いているような場合であっても、充分に止水
性を確保した状態で容易に施工することができる。
【0028】さらに、取付管5側からの施工により、取
付管5の内周面にサドル本体2の筒部22を圧着した状
態としてから、サドル部21を埋設本管4の内周面に接
着するため、位置ずれの心配もなく、簡単かつ確実にサ
ドル部21を埋設本管4の内周面に接着することができ
る。さらに、サドル部21の外面に湿気硬化型の接着剤
20を塗布しているので、埋設本管4が下水で濡れてい
るような場合であっても接着できる。
【0029】なお、この接着剤20は、湿気硬化型に限
定されるものではなく、埋設本管4が配電管のように湿
気のないようなものである場合には、通常の接着剤20
を使用することができる。ただし、通常の接着剤20を
使用した場合、補修材復元工程で、筒部22の周囲に折
り畳んだ状態としていたサドル部21が、そのまま接着
されて元の鞍状に戻らないこととなるので、接着剤20
の表面に離型紙(図示省略)を設けておき、補修材復元
工程の後、離型紙を剥離する工程を別途設けなければな
らない。また、接着剤20の表面にガラス繊維クロス
(図示省略)を設けた状態で折り畳んでも良い。この場
合、ガラス繊維クロス(図示省略)によって、折り畳ん
だ状態のサドル部21が接着されるのを防止することが
できる。また、サドル部21が埋設本管4の内周面に圧
着されると、このサドル部21の表面の接着剤20がガ
ラス繊維クロスに浸透してガラス繊維クロスの表面に染
み出すこととなるので、埋設本管4の内周面にサドル部
21を接着することができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、拡
径リングを拡径することで、取付管の内周面に筒部を圧
接することができるので、充分な止水性を確保すること
ができる。また、拡径リングによってこの筒部の圧接状
態を維持するとともに、この筒部を拡径リングによって
補強して、信頼性の高い止水性を確保することができ
る。
【0031】また、この筒部の基端部には、サドル部に
対して自在な方向に向けることができる首部を形成して
いるので、埋設本管に対して直角に取り付けられた取付
管のみならず、斜めに取り付けられた取付管の場合であ
っても容易に施工することができる。
【0032】さらに、取付管側からの施工により、取付
管の内周面にサドル本体の筒部を圧着した状態としてか
ら、サドル部を埋設本管の内周面に接着するため、位置
ずれの心配もなく簡単かつ確実にサドル部を埋設本管の
内周面に接着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】補修材の全体構成の概略を示す斜視図である。
【図2】補修材の断面図である。
【図3】補修材の施工工程であって、補修材を取付管に
挿入する補修材挿入工程を示す断面図である。
【図4】補修材の施工工程であって、補修材のサドル本
体のフランジ部を埋設本管内で拡げた補修材復元工程を
示す断面図である。
【図5】補修材の施工工程であって、補修材のサドル本
体の筒部を取付管に圧着した筒部圧着工程を示す断面図
である。
【図6】補修材の施工工程であって、補修材のサドル本
体のフランジ部を埋設本管に接着したサドル部接着工程
を示す断面図である。
【図7】補修材による施工完了状態を示す断面図であ
る。
【図8】補修材の施工工程であって、サドル部接着工程
の他の実施の形態を示す断面図である。
【図9】補修材による施工完了状態の他の実施の形態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 補修材 2 サドル本体 20 接着剤(接合剤) 21 サドル部 22 筒部 23 首部 3 拡径リング 4 埋設本管 5 取付管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋設本管と、この埋設本管の外周面に取
    り付けられた取付管との接合部を、 埋設本管の内周面に沿うサドル部と、このサドル部の外
    面に突設された筒部と、サドル部に対して筒部を自在な
    方向に向けることを可能とする首部とが弾性材料によっ
    て一体成形されたサドル本体と、このサドル本体の筒部
    の内周面に内蔵され、この筒部を拡径可能となされた拡
    径リングと、サドル部の外面に塗布された接合剤とを具
    備した補修材によって補修する方法であって、 サドル部を筒部の周囲に折り畳んだ状態で、拡径リング
    内にエアパッカーを挿入し、これを取付管の側から埋設
    本管の方に挿入する補修材挿入工程と、 埋設本管の方に挿入したエアパッカーを、取付管側に引
    き戻した状態で、エアパッカーを膨張させ、これに伴う
    拡径リングの拡径によって筒部を取付管の内周面に圧着
    する筒部圧着工程と、 サドル部の外面に塗布した接合剤を介してサドル部を埋
    設本管の内面に接着するサドル部接着工程とを具備した
    ことを特徴とする埋設本管と取付管との接合部補修方
    法。
  2. 【請求項2】 埋設本管と、この埋設本管の外周面に取
    り付けられた取付管との接合部を、 埋設本管の内周面に沿うサドル部と、このサドル部の外
    面に突設された筒部と、サドル部に対して筒部を自在な
    方向に向けることを可能とする首部とが弾性材料によっ
    て一体成形されたサドル本体と、このサドル本体の筒部
    の内周面に内蔵され、この筒部を拡径可能となされた拡
    径リングと、サドル部の外面に塗布された接合剤とを具
    備した補修材によって補修する方法であって、 サドル部を筒部の周囲に折り畳んだ状態で、拡径リング
    内にエアパッカーを挿入し、その周囲を結束テープで結
    束してエアパッカーの周囲に補修材を巻き付け固定し、
    これを取付管の側から埋設本管の方に挿入する補修材挿
    入工程と、 埋設本管内でエアパッカーを少し膨張させ、これに伴う
    拡径リングの拡径によって結束テープによる補修材の結
    束を解き、補修材を本来の形状に復元させる補修材復元
    工程と、 埋設本管の方に挿入したエアパッカーを、取付管側に引
    き戻した状態で、エアパッカーを膨張させ、これに伴う
    拡径リングの拡径によって筒部を取付管の内周面に圧着
    する筒部圧着工程と、 埋設本管内で別のエアパッカーを膨張させ、サドル部の
    外面に塗布した接合剤を介してサドル部を埋設本管の内
    面に接着するサドル部接着工程とを具備したことを特徴
    とする埋設本管と取付管との接合部補修方法。
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