JP2863403B2 - 枝管の補修工法および補修用スリーブ - Google Patents

枝管の補修工法および補修用スリーブ

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JP2863403B2
JP2863403B2 JP5065530A JP6553093A JP2863403B2 JP 2863403 B2 JP2863403 B2 JP 2863403B2 JP 5065530 A JP5065530 A JP 5065530A JP 6553093 A JP6553093 A JP 6553093A JP 2863403 B2 JP2863403 B2 JP 2863403B2
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純夫 島田
泰丸 石黒
浜夫 山城
榮 佐野
和彦 眞田
直機 北橋
栄器 秋元
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Iseki Kaihatsu Koki KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本管に設けられた取付
開口部内に端部が連結されて該本管から分岐している枝
管が老朽化した場合に、該枝管を、ライニングチューブ
にて、地上から開削することなく補修する枝管補修工法
およびその補修工法に使用される補修用スリーブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水道等の本管には、
該本管から分岐した枝管が連結されている。枝管は、本
管に設けられた取付開口部内に端部が接合されて、接続
されている。このような枝管が老朽化した場合には、通
常、地上から開削して老朽化した枝管を新設管と取り替
えることが行われていた。しかし、このように、地上か
ら開削して枝管を取り替える方法では、非常に手間がか
かり作業性が悪いという問題がある。そのため、最近で
は、地上から開削することなく、枝管内にライニング管
を挿入して補修する工法が、例えば特開昭63ー286
326号公報、特開平2ー194932号公報等によっ
て提案されている。
【0003】これらの公報に開示された補修工法では、
枝管に挿入されたライニング管によって該枝管が補修さ
れるようになっており、これにより、枝管自体のクラッ
ク等による漏水が防止されるとともに、枝管の接続部に
おける漏水も防止される。しかしながら、ライニング管
は枝管内に挿入されて該枝管を補修するために、枝管と
本管との連結部である本管の取付開口部と枝管との連結
部を更生することができない。枝管は本管の取付開口部
内に接合されて連結されているために、それらの老朽化
によって、両者の間のシール性が低下し、その部分から
漏水するおそれがある。枝管の老朽化にともなって、枝
管と本管との連結部における漏水が、枝管自体からの漏
水よりも頻繁に発生する傾向にある。
【0004】このために、例えば、特開昭63ー167
193号公報には、弾性を有する円筒形の挿入筒の基端
部にフランジを設けた補修部材を、本管内から枝管内へ
挿入して、枝管を挿入筒によってライニングすると同時
に、枝管と本管の取付開口部との連結部をフランジによ
ってシールするようにした補修工法が提案されている。
また、特開平1ー188325号公報には、基端部にフ
ランジ状のストッパーを設けた管状ライニング材を、本
管内から枝管内に挿入して、枝管をライニング材で補修
する際に、ストッパーによって本管と枝管との連結部を
補修する工法も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭63−1671
93号公報に開示された補修工法では、補修部材の挿入
筒に充分な可撓性がなく、本管を通して枝管内に挿入で
きる挿入筒の長さに制限がある。そのために、本管にお
ける取付開口部を含む枝管全長を補修することができな
い。また、補修部材を本管における取付開口部近傍の内
周面に接着剤にて接着しているために、接着面の接着性
が浸入水によって損なわれるおそれがあり、取付開口部
と枝管との間にて十分なシール性が得られないおそれが
ある。
【0006】特開平1ー188325号公報に開示され
た工法では、管状ライニング材が十分な可撓性を有して
いるために、長い枝管であっても、その全長にわたって
ライニングし得る管状ライニング材を本管内から枝管内
に挿入することができる。また、管状ライニング材の基
端部に設けられたフランジ状のストッパーが、本管にお
ける取付開口部を覆って、該取付開口部をシールする。
しかし、本管における取付開口部は、ストッパーが本管
内周面に圧接されていることによってシールされている
にすぎず、該取付開口部を確実にシールすることができ
ない。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、その目的は、枝管のみならず、本管における枝管
が接合された取付開口部も確実にシールすることができ
る枝管補修工法を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、取付開口部を確実に
シールするために、その枝管補修工法において、好適に
使用される補修用スリーブを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の枝管の補修工法
は、本管に設けられた取付開口部に端部が接合された枝
管の内周面を、該枝管内に挿入されるライニングチュー
ブによってライニングして、該本管とライニングチュー
ブとの間をシールする枝管の補修工法であって、該取付
開口部に対応する開口部を有すると共に、各端部外周面
に弾性シール部材がそれぞれ圧接されたスリーブを本管
内に挿入する工程と、本管内に挿入された該スリーブの
開口部を該取付開口部に対向させて、各弾性シール部材
を本管内周面に圧接するように、該スリーブを本管内に
固定する工程と、引き込み方式によって、先端側の端部
が閉塞され、且つ閉塞端近傍外周面に弾性シートが全周
にわたって被覆された膨張可能な可撓性を有する硬化性
のライニングチューブを、枝管内の全長にわたって挿入
し、その閉塞された先端部を該スリーブ内に位置させる
工程と、該ライニングチューブを膨張させて、該弾性シ
ートを介して枝管内周面に圧接させることにより固定す
る工程と、該ライニングチューブを硬化させる工程と、
該スリーブ内に位置するライニングチューブの端部を除
去して該ライニングチューブの内部を該スリーブの内部
と連通させる工程とを包含しており、そのことにより上
記目的が達成される。
【0010】また、本発明の枝管の補修工法は、本管に
設けられた取付開口部に端部が接合された枝管の内周面
を、該枝管内に挿入されるライニングチューブによって
ライニングして、該本管とライニングチューブとの間を
シールする枝管の補修工法であって、該取付開口部に対
応する開口部を有すると共に、各端部外周面に弾性シー
ル部材がそれぞれ圧接されたスリーブを本管内に挿入す
る工程と、本管内に挿入された該スリーブの開口部を該
取付開口部に対向させて、各弾性シール部材を本管内周
面に圧接するように、該スリーブを本管内に固定する工
程と、水膨張性の弾性体を備えた弾性シール部材を支持
部材で支持して、その先端が該取付開口部に位置するよ
うに該弾性シール部材を該枝管内に挿入する工程と、該
弾性シール部材を拡径して該取付開口部に設置する工程
と、該支持部材を該弾性シール部材から離脱させ、かつ
該枝管から引き抜く工程と、該枝管内に膨張可能な可撓
性を有する硬化性のライニングチューブを、その先端が
該スリーブ内に達するように、流体圧により反転しなが
ら挿入する工程と、該ライニングチューブを膨張させ
て、該枝管の内周面に圧接すると共に、該弾性シール部
材の内周面にも圧接させて、両者の間をシールする工程
と、該ライニングチューブ内に該ライニングチューブを
硬化させる手段を挿入し、該ライニングチューブを硬化
させる工程と、該スリーブ内に位置するライニングチュ
ーブの端部を除去して該ライニングチューブの内部を該
スリーブの内部と連通させる工程とを包含しており、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0011】好ましくは、前記水膨張性の弾性体を備え
た弾性シール部材として、リング状に形成された厚肉の
水膨張性ゴムシート、又はステンレス鋼製のスリーブの
外側に水膨張性のゴムを貼ったスナップリング、又はス
テンレス鋼製のスリーブの外周面に水膨張性のゴムを外
嵌したものを用いる。
【0012】また、本発明の補修用スリーブは、本管に
設けられた取付開口部内に端部が接合された枝管の内周
面をライニングチューブによってライニングする際に、
該本管の取付開口部とライニングチューブとの間をシー
ルするために、該本管内に挿入されて使用される補修用
スリーブであって、前記本管の取付開口部に対応する開
口部が設けられており、該開口部が該本管の取付開口部
に対向した状態で該本管内に固定されるスリーブ本体
と、該スリーブ本体の開口部を挟んで、該スリーブ本体
の各端部外周面にそれぞれ圧接されており、本管内に固
定された際に該本管内周面に圧接される一対の第1弾性
シール部材と、該スリーブ本体の開口部の周縁部に圧接
されており、前記ライニングチューブの端部が挿入され
て圧接される環状の第2弾性シール部材とを具備してお
り、そのことにより上記目的が達成される。
【0013】
【作用】請求項1記載の枝管の補修工法によれば、本管
内にスリーブが固定された状態で、このスリーブを通し
て枝管にライニングチューブが挿入される。本管におけ
る枝管が連結された取付開口部の周囲は、スリーブによ
りシールされている。スリーブの開口部を通して枝管内
にライニングチューブが挿入されて、ライニングチュー
ブが膨張されると、スリーブの開口部内に位置するライ
ニングチューブの外周面が、この開口部に圧接されて、
確実にシールされる。
【0014】また、請求項2記載の枝管の補修工法によ
れば、ライニングチューブを流体圧によって枝管内に引
き込んで枝管の補修を行う、反転方式の補修が可能にな
る。この反転方式においては、水膨張性の弾性体を有す
る弾性シール部材が予め取付開口部に設置されているの
で、枝管の接合部や亀裂面からの浸入水があったとして
も、水膨張性のゴム等の弾性材からなる弾性シール部材
によって水密性が保たれる。よって、枝管と本管の取付
開口部におけるシール性が維持される。
【0015】更には、枝管とライニングチューブとの間
に浸入水があると、水膨張性を有する弾性シール部材が
膨張し、浸入水を確実に排除する。
【0016】また、本発明の補修用スリーブでは、本管
に固定されると、スリーブ本体に設けられた開口部が、
本管における枝管が接合された取付開口部に対向され
て、該スリーブ本体の各端部に設けられた一対の弾性シ
ール部材が本管内周面に圧接されることにより、該取付
開口部がシールされる。スリーブ本体の開口部内に設け
られた環状の弾性シール部材は、ライニングチューブが
枝管内に挿入されて膨張されることにより、該ライニン
グチューブ外周面に圧接されて、両者の間を確実にシー
ルする。
【0017】
【実施例】以下に本発明を実施例について説明する。
【0018】(枝管の補修工法の実施例1)本発明の枝
管の補修工法は、図1に示すように、下水道等の本管A
から分岐した枝管Bと、本管Aにおける枝管Bの取付開
口部Cとを同時に補修するものであり、その補修部材と
して、本管A内に挿入されるスリーブ10と、枝管B内
に挿入されるライニングチューブ20とが使用される。
以下にその詳細を説明する。
【0019】補修用スリーブ10は、本管A内における
取付開口部C近傍に挿入される。該スリーブ10は、図
2に示すように、円筒状のスリーブ本体11と、該スリ
ーブ本体11の各端部外周面に全体にわたって液密状態
で嵌合された第1の弾性シール部材12および12とを
有する。スリーブ本体11は、ステンレス鋼等からな
り、両端部を除く外周面に多数の係合爪11aが設けら
れているスナップロックと称せられる変径スリーブであ
。各弾性シール部材12の外周面は、軸方向に沿って
鋸歯状になっており、その鋸歯状部分が本管A内周面に
圧接してスリーブ本体11と本管Aとの間をシールする
ようになっている。
【0020】各弾性シール部材12および12にて挟ま
れたスリーブ本体11の中央部周面には、円形の開口部
11bが設けられている。該開口部11bは、本管Aに
おける取付開口部Cの内径よりも若干小さい内径とされ
ており、その周縁部には全周にわたって環状の第2の弾
性シール部材13が装着されている。該弾性シール部材
13は、外周面に凹溝が設けられたゴムリングであり、
開口部11bの周縁部が該凹溝内に嵌合されることによ
って開口部11bの周縁部に固定されている。
【0021】枝管B内に挿入されるライニングチューブ
20は、図3に示すように、枝管Bの全長にわたって該
枝管Bをライニングするチューブ本体21を有する。チ
ューブ本体21は、ガラス繊維をソックス状に編み込ん
で形成した管状の編物に光硬化性不飽和ポリエステル樹
脂を含浸させ、これを内面側および外面側からフィルム
によりそれぞれ挟み込んだ3層構造になっている。該チ
ューブ本体21は、十分な可撓性を有しており、内部に
空気が圧入されることにより、主として半径方向に膨張
する。チューブ本体21の外径は、膨張前は枝管Bの内
径よりも十分に小さく、該チューブ本体21が膨張する
ことによってその外周面が枝管Bの内周面に密着するよ
うになっている。
【0022】チューブ本体21の一方の端面は、該チュ
ーブ本体内に空気が圧入されるように閉塞された閉塞端
21aとなっており、チューブ本体21におけるその閉
塞端21a近傍部分の外周面には、弾性シート22が全
周にわたって被覆されている。該弾性シート22は、水
膨張性ゴムにより構成されており、チューブ本体21の
膨張に伴って拡径するようになっている。弾性シート2
2としては、例えば厚さが1.5mm、膨張率が3倍程度の
市販の水膨張性ゴムを、20cm程度の幅に切断してチュー
ブ本体21の外周面に接着することにより形成される。
チューブ本体21の他方の端部にはロープ23が結束さ
れており、該ロープ23を枝管B内へ挿通させることに
より、チューブ本体21が枝管B内へと引き込まれる。
【0023】このような構成のスリーブ10およびライ
ニングチューブ20を使用した本発明の枝管補修工法
は、例えば次のような手順で実施される。
【0024】まず、図4に示すように、マンホールDか
ら本管A内に表面処理機30を引き込む。表面処理機3
0は、グラインダー31を有しており、地上の作業車3
2によって遠隔操作される。そして、本管Aにおけるス
リーブ10が設置される取付開口部C近傍部分内周面を
グラインダー31により研削する。この作業は、本管A
内に挿入されたTVカメラ50を遠隔操作して、地上の
TV中継車51内にてモニターしながら行う。本管Aの
内周面は、スリーブ10が本管A内に固定されるよう
に、6mm程度が研削される。
【0025】本管A内周面の研削が終了すると、図5に
示すように、スリーブ10が搭載されたスリーブ設置機
60を、TVカメラ50により地上でモニターしつつ、
地上車61によってスリーブ設置機60を遠隔操作し、
スリーブ10を本管A内周面の研削部分に位置させる。
そして、スリーブ設置機60に配置された膨張部材をス
リーブ10のスリーブ本体11内に挿入して該膨張部材
内に空気を入れて膨張させることによりスリーブ10全
体を保持し、スリーブ10全体を周方向に回動させるこ
とにより、スリーブ本体11に設けられた各係合爪11
aを円周方向にスライドさせて、本管A内周面に係合さ
せる。これにより、スリーブ10が本管A内周面に固定
される。このとき、スリーブ本体11の開口部11b
は、取付開口部Cとは対向状態とされる。なお、スリー
ブ10の係合爪11aを本管A内周面への係合は、この
ように空気圧により膨張する膨張部材を使用する方法に
限らず、電動モーター、エアモーター等によりスリーブ
10を回動させて、係合爪11aを本管A内周面に係合
させてもよい。
【0026】このようにして、本管A内に固定されたス
リーブ10は、スリーブ本体11が取付開口部C近傍の
本管A内周面を覆っており、また、第1弾性シール部材
12および12が本管Aの内周面に圧接されることによ
り、スリーブ本体11と本管Aとの間をシールしてい
る。
【0027】スリーブ10の設置が終了すると、図6に
示すように、枝管Bの地上における開口近傍に配置され
たドラム40からロープ23を繰り出して、枝管Bから
スリーブ10内を経由してマンホールDに先端部を位置
させる。そして、そのロープ23先端部にライニングチ
ューブ20の開放された端部を結束し、該ロープ23を
ドラム40にて巻き取る。これにより、ライニングチュ
ーブ20は、開放された端部側からマンホールD、本管
A、スリーブ10のスリーブ本体11および該スリーブ
本体11の開口部11bを順次経由して枝管B内に引き
込まれる。このとき、ライニングチューブ20の進行方
向の後端部である閉塞端部21aに、別のロープ24を
結束し、該ロープ24によりライニングチューブ20の
閉塞端部21aを牽引しつつ、ライニングチューブ20
を枝管B内に引き込む。枝管B内に引き込まれるライニ
ングチューブ20は、TVカメラ50により地上でモニ
ターされる。そして、ライニングチューブ20の後端部
である閉塞端部21aがスリーブ10内に進入して、そ
の閉塞端部21a近傍に設けた弾性シート22が、スリ
ーブ本体11の開口部11b内に位置したことを、TV
カメラ50によりモニターされると、ライニングチュー
ブ20の枝管B内への引き込みを停止する。なお、枝管
B内へのライニングチューブ20の引き込みを容易にす
るため、ライニングチューブ20の枝管B内進入側先端
部にノーズコーン等を付けてもよい。
【0028】ライニングチューブ20の枝管B内への引
き込みが停止されると、図7に示すように、ライニング
チューブ20の開放された端部にリーダチューブ70を
接続し、該リーダチューブ70を通してライニングチュ
ーブ20のチューブ本体21内に空気を圧入する。これ
により、チューブ本体21が膨張して枝管Bの内周面に
チューブ本体21の外周面が圧接されて、枝管B内にラ
イニングチューブ20が固定される。このとき、チュー
ブ本体21の膨張に伴って、該チューブ本体21に嵌合
された弾性シート22がスリーブ10の開口部11b周
縁部に設けられた第2の弾性シール部材13に圧接され
て、弾性シート22と弾性シール部材13との間がシー
ルされる。
【0029】そして、膨張したライニングチューブ20
内に紫外線ライトトレーン80を挿入し、ライニングチ
ューブ20のチューブ本体21に紫外線を照射する。チ
ューブ本体21に紫外線が照射されると、該チューブ本
体21に含まれた光硬化性不飽和ポリエステル樹脂が硬
化する。紫外線ライトトレーン80は、ライニングチュ
ーブ20の長手方向に順次移動されて、チューブ本体2
1を順次硬化される。これにより、枝管B内周面は硬化
されたチューブ本体21によりライニングされて、該枝
管Bが補修されると共に、そのチューブ本体21とスリ
ーブ10のスリーブ本体11との間が弾性シート22お
よび第2の弾性シール部材13によってシールされる。
紫外線ライトレーン80は、ライニングチューブ20の
チューブ本体の内径が150〜200mmの場合には、例えば25
0Wの紫外線ライトを3つ連結したものが使用される。
この場合、枝管Bの湾曲部内も通過できるように、1個
の紫外線ライトの長さは30cm程度とされ、また、バネに
よって伸縮する車輪脚を備えたコンパクトなものが好適
である。
【0030】ライニングチューブ20の硬化処理が終了
すると、図8に示すように、スリーブ10内に位置して
いるライニングチューブ20の閉塞端部21aが、管内
切断機90によって切断されて除去される。これによ
り、ライニングチューブ20の内部とスリーブ10の内
部とが連通される。この作業もTVカメラ50により地
上でモニターしながら地上作業車91にて管内切断機9
0を遠距離操作することにより行う。これにより、図1
に示す状態になり、枝管Bの補修が完了する。
【0031】本発明の枝管の補修工法によれば、本管A
から分岐した枝管Bの内周面がライニングチューブ20
のチューブ本体21によって、全長にわたって補修され
る。また、本管A内の取付開口部C近傍にスリーブ10
が設置され、該スリーブ10と本管Aとの間が、該取付
開口部Cを間に挟んだ一対の第1弾性シール部材12お
よび12によりシールされる。さらに、スリーブ10の
開口部11b内にライニングチューブ20の端部が挿入
されて、該スリーブ10の開口部11bとライニングチ
ューブ20のチューブ本体21との間が、第2の弾性シ
ール部材13および弾性シート22によりシールされ
る。スリーブ本体11および本管Aに、第1の弾性シー
ル部材12および12が圧接されていることにより、そ
れらの間がシールされており、また、チューブ本体21
およびスリーブ本体11の開口部11b、第2の弾性シ
ール部材13が圧接されていることによりそれらの間が
シールされているために、本管A内および枝管B内に浸
入水が発生しても、各弾性シール部材12および13に
よるシール性が低下するおそれがない。しかも、チュー
ブ本体21に嵌合された弾性シート22は水膨張性ゴム
が使用されているために、浸入水に接触すると膨張し、
シール性がさらに向上する。従って、枝管Bの継目、ク
ラック等から漏水するおそれ、および、取付開口部Cか
らの漏水が確実に防止される。
【0032】なお、第1の弾性シール部材12および第
2の弾性シール部材13としては、通常はSBR、ブチ
ルゴム等、硬度40〜55程度のゴムが用いられるが、
水膨張性ゴムを用いてもよい。第2の弾性シール部材1
3の形状については、図9に示すように、ライニングチ
ューブ20との接触面が大きくなるほどシール性が向上
するために、好ましい。
【0033】本発明の枝管補修工法による止水性能を確
認するために、地上においてモデル管路によるシール性
の試験を行った。モデル管路は、図10に示すように、
外径300mmの塩化ビニル管で構成した本管Aに、外径150
mmの塩化ビニル管で構成した枝管BをT状に組み合わせ
たものを使用した。そして、図2に示したスリーブ10
および図3に示したライニングチューブ20を用いて、
図4〜図8に示した手順により、モデル管路の枝管Bお
よび本管Aにおける取付開口部Cを、内面側から補修し
た。補修後、本管Aの周面部および枝管Bの周面部に、
それぞれ貫通孔aおよびbを形成して、それぞれの貫通
孔aおよびbに、手押しポンプを用いて本管Aおよび枝
管B内に水を注入して圧力を付加したところ、貫通孔a
およびbから1.0kgf/cm2の水圧を15分間にわたって
付加しても、スリーブ10とライニングチューブ20と
のシール部である弾性シール部13からスリーブ13内
への漏水は認められなかった。更に水圧を上げ、各貫通
孔aおよびbから2.2kgf/cm2の水圧を加えてはじめ
て、スリーブ10内への漏水が認められた。このよう
に、本発明の枝管補修工法は、枝管Bおよび取付開口部
Cのいずれに対しても十分な止水性能を有することが確
認された。
【0034】(枝管の補修工法の実施例2)以下に図1
1〜図15に従って本発明補修工法の実施例2を説明す
る。前記実施例1は、ライニングチューブ20を引き込
み方式によって枝管B内に挿入するが、反転挿入によっ
ても枝管B内へのライニングチューブ20の挿入を行う
ことができる。この実施例2は、反転挿入を用いた場合
の施工例であり、図11に示すように6ステップからな
る。以下にその詳細を説明する。
【0035】第1ステップ 反転挿入では、挿入前のライニングチューブ20の先端
部は、挿入後には後端部となり、且つ、その内周面と外
周面が反転する。そのため、挿入前のチューブ本体21
の端部外周面に弾性シール部材220を被覆していて
も、挿入後のチューブ本体21の端部外面側に弾性シー
ル部材220を設置することはできない。そこで、図1
2に示すように、本管A内の取付開口部C近傍にスリー
ブ10を設置した後、枝管B内にチューブ本体21を挿
入する前に、図13に示されるリング状の弾性シール部
材220をスリーブ10における第2の弾性シール部材
13内に挿入する。この挿入は、図15に示すように、
エアパッカー100を用いて行う。
【0036】弾性シール部材220は、図13に示すよ
うに、ステンレス鋼製のスリーブ221の外周面に水膨
張性のゴムからなる弾性材222を外嵌してなる。弾性
シール部材222の外周面には、拡径時に係合穴に係合
し、拡径状態を維持するロック爪223が形成されてい
る。弾性シール部材220の形状については、弾性材1
22を軸方向に沿った鋸歯状にしてもよく、単なるリン
グ状であってもよい。
【0037】図14は弾性シール部材の他の実施例を示
す。この弾性シール部材320は、リング状をなすステ
ンレス鋼製のスリーブ321の外側に水膨張性ゴムから
なる弾性材321を貼ったスナップリングと称せられる
ものである。この弾性シール部材320は、図のように
U字形に折り畳んだ状態で挿入され、その復元力、すな
わちステンレス鋼のリング反力によって枝管B内に保持
される。
【0038】更に、他の実施例として、厚肉の水膨張性
ゴムシートを単にリング状に形成した弾性シール部材を
用いることも可能である。
【0039】図15に示すように、エアパッカー100
は、膨張自在な袋体で、エアー供給管101を通して供
給される加圧空気により円筒状に膨張して、その外周面
に弾性シール部材220を保持する。エアパッカー10
0に弾性シール部材220が保持されると、可撓性を有
する押し込み棒102を用いて、桝Eから枝管B内にエ
アパッカー100を押し込む。弾性シール部材220の
先端部が取付開口部Cのに来たらエアーパッカー100
に加圧エアーを供給して、膨張させる。これに伴い、弾
性シール部材220が拡径されて設置位置に嵌着され
る。
【0040】続いて、加圧エアーを排出してエアパッカ
ー100を収縮し、弾性シール材220から離脱させ
る。そして、弾性シール部材220を残してエアパッカ
ー100を桝Eの側に引き抜く。これにより、枝管Bの
端部内からスリーブ10内にかけて弾性シール部材22
0が設置されて、該弾性シール部材220が弾性シール
部材13内に挿入される。この設置は、本管A内に挿入
されてTVカメラで監視して行う。
【0041】第2ステップ 地上に設置したリーダーチューブ110内にチューブ本
体21をセットする。リーダーチューブ110の先端部
は、桝E内に設置したガイドチューブ120により枝管
Bと連結されている。チューブ本体21は、その外径が
枝管Bの内径にほぼ等しく、これを細く折り畳むことに
よってリーダーチューブ110内に挿入されている。リ
ーダーチューブ110内にチューブ本体21が挿入され
ると、その先端部をリーダーチューブ110の先端部に
連結する。チューブ本体21の後端部は閉塞され、その
後端部に複数の紫外線ライトトレーン80、80を連結
する。このとき、先頭の紫外線ライトトレーン80とチ
ューブ本体21の後端部とは溶断可能な樹脂ひも81に
より連結される。また、最後尾の紫外線ライトレーン8
0には、プリングマシン130を介してケーブル82を
連結する。ケーブル82は、複数の紫外線ライトトレー
ン80、80における各紫外線ランプに給電を行うとと
もに、前記樹脂ひも81を溶断させるために、例えば先
頭の紫外線ライトトレーン80に設けた電気ヒータに給
電を行う。
【0042】第3ステップ リーダーチューブ110の後端を密閉して、その内部に
加圧空気を供給する。これにより、リーダーチューブ1
10内のチューブ本体21がガイドチューブ120を経
由して枝管B内に徐々に反転挿入される。枝管B内へ反
転挿入されたチューブ本体21は、加圧空気により、折
り畳まれた状態から円筒形状に復元して、枝管Bの内周
面に圧接されることにより、枝管B内に固定される。こ
のとき、プリングマシン130によりケーブル82を所
定速度でリーダーチューブ110内に供給して、チュー
ブ本体21を制動する。また、枝管B内へのチューブ本
体21の反転挿入に伴って、リーダーチューブ110内
を紫外線ライトトレーン80、80が前進し、更に、枝
管B内に反転挿入されたチューブ本体21内を前進す
る。
【0043】第4ステップ チューブ本体21の反転挿入が終了すると、その先端部
は本管A内に挿入される。これにより、枝管Bの先端部
内から本管A内のスリーブ10内にかけて設置された弾
性シール部材220内に、チューブ本体22の先端部が
挿入される。また、反転挿入用の加圧空気により、チュ
ーブ本体22が円筒状に復元している。従って、チュー
ブ本体21の先端部外周面が弾性シール部材220の内
周面に圧接されて、チューブ本体21と弾性シール部材
220の間がシールされると共に、弾性シール部材22
0の外周面が、スリーブ10のスリーブ本体11におけ
る開口部11bの周縁部に設けられた第2の弾性シール
部材13に圧接されて、弾性シール部材220とスリー
ブ10の間がシールされる。
【0044】また、挿入後のチューブ本体21の先端部
は、挿入前のチューブ本体21の後端部で、紫外線ライ
トトレーン80、80と連結されている。従って、チュ
ーブ本体21の挿入が終了した時点では、紫外線ライト
トレーン80、80はチューブ本体21の先端部内まで
引き込まれている。
【0045】第5ステップ 地上での操作により、ケーブル82を通じて、先頭の紫
外線ライトトレーン80に装備された電気ヒータに通電
を行う。これにより、先頭の紫外線ライトトレーン80
とチューブ本体21とを連結する樹脂ひも81が溶断し
て、チューブ本体21から紫外線ライトトレーン80、
80が分離される。
【0046】第6ステップ ケーブル82を介して紫外線ライトトレーン80、80
の各紫外線ランプに給電を行いながら、ケーブル80を
回収する方向にプリングマシン130を作動させる。各
紫外線ランプへの給電によりチューブ本体21に紫外線
が照射され、また、プリングマシン130の作動により
紫外線ライトトレーン80、80がチューブ本体21内
を後退する。これにより、チューブ本体21が全長にわ
たって硬化し、枝管B内に新管が形成される。しかも、
その新管の先端部は、本管A内の取付開口部C近傍に設
置されて本管A内周面との間がシールされたスリーブ1
0の弾性シール部材13に圧接し、該スリーブ10と水
密状態で接続される。
【0047】なお、本管A内に突出したチューブ本体の
突出部は管内切断機90により切断される。
【0048】従って、実施例2によっても、枝管内から
本管A内にかけて新管が形成され、枝管Bの補修と同時
に、本管Aにおける取付開口部Cの補修が確実に行われ
る。
【0049】加えて、この実施例2によれば、リング状
の弾性シール部材220が予め取付開口部Cに設置され
ているので、枝管Bの接合部や亀裂面からの浸入水があ
ったとしても、水膨張性のゴム等の弾性材からなる弾性
シール部材によって水密性が保たれる。よって、枝管B
と本管Aの取付開口部Cにおけるシール性が維持され
る。
【0050】更には、枝管Bとライニングチューブ20
との間に浸入水があると、水膨張性を有する弾性シール
部材220が膨張し、浸入水を確実に排除する。
【0051】図示する実施例の全容は以上の通りである
が、本発明は以下に示す各種の変更が可能である。とい
うのは、図16に示ように、本管には以下の4種類のも
のがあり、その種類に応じた補修工法を採用する必要が
あるからである。
【0052】図16(a)は、本管がヒューム管(コン
クリート管)の場合を示し、この場合には本管Aの取付
開口部Cに枝管Bの端部が接合され、枝管Bのクラッ
ク、枝管Bと本管Aの接合部の漏水および取付開口部C
の漏水が本発明の補修工法の対象となる。従って、この
例では、まず、本管A内に上記構成の補修用のスリーブ
を挿入・固定した後に枝管Bの補修を行う必要がある。
従って、このような本管Aに接合された枝管Bの補修に
は、上記した実施例1の引き込み方式の補修工法又は実
施例2の反転挿入方式の補修工法が適用される。
【0053】また、同図(b)は本管Aが枝付の陶管の
場合を示し、この場合は枝管Bが本管Aから連設された
枝部A’に接合されるため、取付開口部Cの漏水を行う
必要はなく、枝管Bのクラックおよび枝管Bと本管Aの
接合部の漏水のみを補修すればよい。従って、この場合
には、本管A内に補修用のスリーブを挿入・固定する必
要はない。それ故、このような本管Aに接合される枝管
Bの補修工法においては、補修用のスリーブを本管A内
に挿入する工程が不要になる。
【0054】また、同図(c)は、本管Aが枝付管でな
い陶管の場合を示し、この場合は、同図(a)の場合と
同様に、補修用のスリーブを本管A内に挿入・固定して
枝管Bの補修を行う必要がある。従って、このような本
管Aに接合される枝管Bの補修工法には、実施例1又は
実施例2の工法が適用される。
【0055】また、同図(d)は本管A内に更生管が形
成される場合を示す。この更生管は、本管A内に螺旋状
に巻回される帯状体を挿入し、隣接する帯状体の側縁部
同士をロック用オス部とロック用メス部との嵌合により
連結して製管される。この場合は、元の本管A内に更生
管A’’が形成されているので、本管A内に補修用のス
リーブを挿入・固定する必要はない。すなわち、引き込
み方式又は反転挿入方式のいずれにおいても、スリーブ
の挿入、固定工程が不要になる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の枝管の補修工法によれ
ば、本管内の取付開口部近傍に設置されたスリーブに、
枝管内に挿入された膨張可能な可撓性、且つ硬化性のラ
イニングチューブを連結することにより、枝管を全長に
わたって補修でき、しかもその補修と同時に本管におけ
る枝管が連結された取付開口部も確実にシールすること
ができる。
【0057】また、特に請求項2記載の枝管の補修工法
によれば、反転方式の補修工法を実現できる。
【0058】また、請求項4記載の補修用スリーブによ
れば、スリーブ本体の開口部を挟んで、各端部外周面に
設けた一対の弾性シール部材により、スリーブ本体と本
管との間を確実にシールされる。また、スリーブ本体の
開口部の周縁に装着した環状弾性シール部材により、ス
リーブとライニングチューブとの連結部も確実にシール
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の枝管補修工法により補修した枝管およ
び本管の取付開口部近傍を示す断面図。
【図2】本発明の枝管補修工法に使用するスリーブの一
例を示す断面図。
【図3】本発明の枝管補修工法に使用するライニングチ
ューブの一例を示す断面図。
【図4】本発明の枝管補修工法における前処理行程を示
す断面図。
【図5】その枝管補修工法におけるスリーブ設置工程を
示す断面図。
【図6】その枝管補修工法におけるライニングチューブ
挿入工程を示す断面図。
【図7】その枝管補修工法におけるライニングチューブ
を固定する工程を示す断面図。
【図8】その枝管補修工法における仕上工程を示す断面
図。
【図9】本発明の枝管補修工法により補修した枝管およ
び本管の取付開口部近傍を示す断面図。
【図10】本発明の枝管補修工法における水密性試験の
説明図。
【図11】本発明枝管の補修工法の実施例2を示す模式
図。
【図12】本発明の実施例2を示す要部の断面図。
【図13】本発明の実施例2で使用される弾性シール部
材を示す一部切欠側面図。
【図14】弾性シール部材の他の実施例を示す側面図。
【図15】エアーパッカーによる弾性シール部材の挿入
工程を示す模式図。
【図16】本管の種類を示す略示断面図。
【符号の説明】
A 本管 B 枝管 C 取付開口部 D マンホール 10 スリーブ 11 スリーブ本体 11b 開口部 12 第1の弾性シール部材 13 第2の環状弾性シール部材 20 ライニングチューブ 21 チューブ本体 22 弾性シート 23 ロープ 30 表面処理機 40 ドラム 50 TVカメラ 60 スナップロック 70 リーダチューブ 80 紫外線ライトレーン 90 管内切断機 100 エアーパッカー 110 リーダチューブ 120 ガイドチューブ 130 プリングマシン 220 弾性シール部材 221 スリーブ 222 水膨張性ゴムからなる弾性材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 592012650 足立建設工業株式会社 東京都豊島区西巣鴨2丁目34番16号 (73)特許権者 000002174 積水化学工業株式会社 大阪府大阪市北区西天満2丁目4番4号 (72)発明者 宍戸 俊一 東京都調布市飛田給2−30−12 (72)発明者 会田 好雄 埼玉県大宮市東大宮4−71−8 (72)発明者 島田 純夫 東京都国分寺市日吉町1−12−4 (72)発明者 石黒 泰丸 千葉県千葉市花見川区こてはし台1−22 −15 (72)発明者 山城 浜夫 埼玉県狭山市大字笹井213−10 狭山グ リーンハイツ5棟402 (72)発明者 佐野 榮 東京都豊島区巣鴨5−34−27 (72)発明者 眞田 和彦 東京都江東区東砂6−14−3−402号 (72)発明者 北橋 直機 滋賀県草津市上笠2丁目32−10 (72)発明者 秋元 栄器 埼玉県入間市牛沢町7−7 (56)参考文献 特開 平2−103124(JP,A) 特開 昭62−132632(JP,A) 特開 昭63−167193(JP,A) 特開 平3−74698(JP,A) 特開 平3−186693(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 63/00 - 63/48 F16L 1/00 F16L 55/16 - 55/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本管に設けられた取付開口部に端部が接
    合された枝管の内周面を、該枝管内に挿入されるライニ
    ングチューブによってライニングして、該本管とライニ
    ングチューブとの間をシールする枝管の補修工法であっ
    て、 該取付開口部に対応する開口部を有すると共に、各端部
    外周面に弾性シール部材がそれぞれ圧接されたスリーブ
    を本管内に挿入する工程と、 本管内に挿入された該スリーブの開口部を該取付開口部
    に対向させて、各弾性シール部材を本管内周面に圧接す
    るように、該スリーブを本管内に固定する工程と、 引き込み方式によって、先端側の端部が閉塞され、且つ
    閉塞端近傍外周面に弾性シートが全周にわたって被覆さ
    れた膨張可能な可撓性を有する硬化性のライニングチュ
    ーブを、枝管内の全長にわたって挿入し、その閉塞され
    た先端部を該スリーブ内に位置させる工程と、 該ライニングチューブを膨張させて、該弾性シートを介
    して枝管内周面に圧接させることにより固定する工程
    と、 該ライニングチューブを硬化させる工程と、 該スリーブ内に位置するライニングチューブの端部を除
    去して該ライニングチューブの内部を該スリーブの内部
    と連通させる工程とを包含する枝管の補修工法。
  2. 【請求項2】 本管に設けられた取付開口部に端部が接
    合された枝管の内周面を、該枝管内に挿入されるライニ
    ングチューブによってライニングして、該本管とライニ
    ングチューブとの間をシールする枝管の補修工法であっ
    て、 該取付開口部に対応する開口部を有すると共に、各端部
    外周面に弾性シール部材がそれぞれ圧接されたスリーブ
    を本管内に挿入する工程と、 本管内に挿入された該スリーブの開口部を該取付開口部
    に対向させて、各弾性シール部材を本管内周面に圧接す
    るように、該スリーブを本管内に固定する工程と、 水膨張性の弾性体を備えた弾性シール部材を支持部材で
    支持して、その先端が該取付開口部に位置するように該
    弾性シール部材を該枝管内に挿入する工程と、 該弾性シール部材を拡径して該取付開口部に設置する工
    程と、 該支持部材を該弾性シール部材から離脱させ、かつ該枝
    管から引き抜く工程と、 該枝管内に膨張可能な可撓性を有する硬化性のライニン
    グチューブを、その先端が該スリーブ内に達するよう
    に、流体圧により反転しながら挿入する工程と、 該ライニングチューブを膨張させて、該枝管の内周面に
    圧接すると共に、該弾性シール部材の内周面にも圧接さ
    せて、両者の間をシールする工程と、 該ライニングチューブ内に該ライニングチューブを硬化
    させる手段を挿入し、該ライニングチューブを硬化させ
    る工程と、 該スリーブ内に位置するライニングチューブの端部を除
    去して該ライニングチューブの内部を該スリーブの内部
    と連通させる工程とを包含する枝管の補修工法。
  3. 【請求項3】 前記水膨張性の弾性体を備えた弾性シー
    ル部材として、リング状に形成された厚肉の水膨張性ゴ
    ムシート、又はステンレス鋼製のスリーブの外側に水膨
    張性のゴムを貼ったスナップリング、又はステンレス鋼
    製のスリーブの外周面に水膨張性のゴムを外嵌したもの
    を用いる請求項2記載の枝管の補修工法。
  4. 【請求項4】 本管に設けられた取付開口部内に端部が
    接合された枝管の内周面をライニングチューブによって
    ライニングする際に、該本管の取付開口部とライニング
    チューブとの間をシールするために、該本管内に挿入さ
    れて使用される補修用スリーブであって、 前記本管の取付開口部に対応する開口部が設けられてお
    り、該開口部が該本管の取付開口部に対向した状態で該
    本管内に固定されるスリーブ本体と、 該スリーブ本体の開口部を挟んで、該スリーブ本体の各
    端部外周面にそれぞれ圧接されており、本管内に固定さ
    れた際に該本管内周面に圧接される一対の第1弾性シー
    ル部材と、 該スリーブ本体の開口部の周縁部に圧接されており、前
    記ライニングチューブの端部が挿入されて圧接される環
    状の第2弾性シール部材とを具備する補修用スリーブ。
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