JPH10202902A - 印刷システム、印刷方法、記憶媒体 - Google Patents
印刷システム、印刷方法、記憶媒体Info
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- JPH10202902A JPH10202902A JP9007720A JP772097A JPH10202902A JP H10202902 A JPH10202902 A JP H10202902A JP 9007720 A JP9007720 A JP 9007720A JP 772097 A JP772097 A JP 772097A JP H10202902 A JPH10202902 A JP H10202902A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 実インク残量が少ないとき、印刷可能なモー
ドを検索して表示し、印刷可能なモードがないときはカ
ートリッジ交換のメッセージを表示し使用者に利便性を
提供する。 【解決手段】 印刷装置１０１は、インクカートリッジ
１０８のインク残量検出センサ１０９により実インク残
量を検出する。ホストコンピュータ１０２の演算制御部
１１３は、使用者の指示する印刷モードにより所望の印
刷をするのに必要な必要インク量を、そのモードにおけ
る総データ打ち込み数，印刷データ量，一ノズル当たり
のインク吐出量から算出し、“実インク残量＜必要イン
ク量”の場合、その実インク残量で印刷可能な印刷モー
ドがあるか判断し、印刷モードがあればその印刷モード
を表示部１０４に表示して印刷モードの変更を促し、印
刷モードがなければインクカートリッジ１０８交換のメ
ッセージを表示部１０４に表示し、インクカートリッジ
１０８交換を促す。
ドを検索して表示し、印刷可能なモードがないときはカ
ートリッジ交換のメッセージを表示し使用者に利便性を
提供する。 【解決手段】 印刷装置１０１は、インクカートリッジ
１０８のインク残量検出センサ１０９により実インク残
量を検出する。ホストコンピュータ１０２の演算制御部
１１３は、使用者の指示する印刷モードにより所望の印
刷をするのに必要な必要インク量を、そのモードにおけ
る総データ打ち込み数，印刷データ量，一ノズル当たり
のインク吐出量から算出し、“実インク残量＜必要イン
ク量”の場合、その実インク残量で印刷可能な印刷モー
ドがあるか判断し、印刷モードがあればその印刷モード
を表示部１０４に表示して印刷モードの変更を促し、印
刷モードがなければインクカートリッジ１０８交換のメ
ッセージを表示部１０４に表示し、インクカートリッジ
１０８交換を促す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク残量を管理
する機能を備えた印刷システムに関するものである。
する機能を備えた印刷システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、インク残量管理に関し、印刷する
前にインク残量が不足しているかを判別することはでき
ても、所望のデータを印刷するのに残りのインク量で足
りるかを判別することは不可能であった。また、インク
残量が不足している場合、印刷モードを変えれば印刷可
能となるかを判断することが不可能であった。このた
め、使用者が、経験的に残りのインク量で、所望の印刷
データを印刷することができるかを予測し、印刷モード
を決定、またはインクタンク或はインクカートリッジ交
換を行っていた。
前にインク残量が不足しているかを判別することはでき
ても、所望のデータを印刷するのに残りのインク量で足
りるかを判別することは不可能であった。また、インク
残量が不足している場合、印刷モードを変えれば印刷可
能となるかを判断することが不可能であった。このた
め、使用者が、経験的に残りのインク量で、所望の印刷
データを印刷することができるかを予測し、印刷モード
を決定、またはインクタンク或はインクカートリッジ交
換を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような手法によりインク残量管理を行う場合、インク残
量が十分であるにも関わらず、新しいインクタンク，イ
ンクカートリッジに交換することにより、無駄になって
しまうことが発生する。また、インク残量が十分でなか
った場合、印刷途中でインク残量が底を突くことが発生
する。
ような手法によりインク残量管理を行う場合、インク残
量が十分であるにも関わらず、新しいインクタンク，イ
ンクカートリッジに交換することにより、無駄になって
しまうことが発生する。また、インク残量が十分でなか
った場合、印刷途中でインク残量が底を突くことが発生
する。
【０００４】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、あらかじめ、印刷するのに必要なインク必要
量を算出し、そのインク必要量と実インク残量を比較
し、実インク残量で足りるかを判断し、不足していると
判断した場合は、所望の印刷データを印刷するため印刷
モードを検索して使用者に通知し、印刷モードがないと
きはインクタンクまたはインクカートリッジ交換の実施
を行うよう警告を発することで使用者に利便性を提供す
ることを目的とするものである。
たもので、あらかじめ、印刷するのに必要なインク必要
量を算出し、そのインク必要量と実インク残量を比較
し、実インク残量で足りるかを判断し、不足していると
判断した場合は、所望の印刷データを印刷するため印刷
モードを検索して使用者に通知し、印刷モードがないと
きはインクタンクまたはインクカートリッジ交換の実施
を行うよう警告を発することで使用者に利便性を提供す
ることを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、印刷システムを次の（１）〜（４）の
とおりに、印刷方法を次の（５）のとおりに、記憶媒体
を次の（６）のとおりに構成する。
め、本発明では、印刷システムを次の（１）〜（４）の
とおりに、印刷方法を次の（５）のとおりに、記憶媒体
を次の（６）のとおりに構成する。
【０００６】（１）実インク残量を検出する実インク残
量検出手段と、所望の印刷をするために必要なインク量
を算出する必要インク量算出手段と、前記実インク残量
検出手段で検出した実インク残量と前記必要インク量算
出手段で算出した必要インク量を比較する比較手段と、
印刷モードを記憶する印刷モード記憶手段と、使用者に
対し所要の表示を行う表示手段と、前記比較手段により
実インク残量が必要インク量より少ないと判断した場合
に、前記印刷モード記憶手段に記憶されている印刷モー
ドで印刷可能かどうか判断し、印刷可能なときはその印
刷モードを前記表示手段に表示し、印刷不可能なときは
インクカートリッジ交換等のメッセージを前記表示手段
に表示させるように制御する制御手段とを備えた印刷シ
ステム。
量検出手段と、所望の印刷をするために必要なインク量
を算出する必要インク量算出手段と、前記実インク残量
検出手段で検出した実インク残量と前記必要インク量算
出手段で算出した必要インク量を比較する比較手段と、
印刷モードを記憶する印刷モード記憶手段と、使用者に
対し所要の表示を行う表示手段と、前記比較手段により
実インク残量が必要インク量より少ないと判断した場合
に、前記印刷モード記憶手段に記憶されている印刷モー
ドで印刷可能かどうか判断し、印刷可能なときはその印
刷モードを前記表示手段に表示し、印刷不可能なときは
インクカートリッジ交換等のメッセージを前記表示手段
に表示させるように制御する制御手段とを備えた印刷シ
ステム。
【０００７】（２）印刷データの演算，制御を行う演算
制御手段と、各種情報記憶手段のＲＯＭ，ＲＡＭと、イ
ンクカートリッジ残量検出回路と、インクの吐出制御を
行うインク吐出制御回路と、ホストコンピュータとの情
報の入出力を行う印刷装置双方向通信インターフェイス
とから成る印刷装置本体部と、実インク残量を検知する
インク残量センサを含むインクカートリッジ部と、を有
する印刷装置と、必要インク量の算出及び最適印刷モー
ドの検索などを行う演算，制御部と、最適印刷モード，
インクカートリッジ交換の警告を使用者に表示する表示
部と、あらかじめ定められた複数種類の印刷モードとそ
の総データ打ち込み数を保存する印刷モード別打ち込み
数テーブルを記憶する記憶手段と、前記印刷装置との情
報の入出力を行うホストコンピュータ双方向通信インタ
ーフェイスとを有するホストコンピュータとを備えた印
刷システムであって、前記ホストコンピュータ内の演
算，制御部が算出する所望する印刷データ量及び前記印
刷装置内のＲＯＭにあらかじめ記憶している印刷モード
から所望するデータを印刷するために必要なインク量を
算出する印刷システム。
制御手段と、各種情報記憶手段のＲＯＭ，ＲＡＭと、イ
ンクカートリッジ残量検出回路と、インクの吐出制御を
行うインク吐出制御回路と、ホストコンピュータとの情
報の入出力を行う印刷装置双方向通信インターフェイス
とから成る印刷装置本体部と、実インク残量を検知する
インク残量センサを含むインクカートリッジ部と、を有
する印刷装置と、必要インク量の算出及び最適印刷モー
ドの検索などを行う演算，制御部と、最適印刷モード，
インクカートリッジ交換の警告を使用者に表示する表示
部と、あらかじめ定められた複数種類の印刷モードとそ
の総データ打ち込み数を保存する印刷モード別打ち込み
数テーブルを記憶する記憶手段と、前記印刷装置との情
報の入出力を行うホストコンピュータ双方向通信インタ
ーフェイスとを有するホストコンピュータとを備えた印
刷システムであって、前記ホストコンピュータ内の演
算，制御部が算出する所望する印刷データ量及び前記印
刷装置内のＲＯＭにあらかじめ記憶している印刷モード
から所望するデータを印刷するために必要なインク量を
算出する印刷システム。
【０００８】（３）前記（２）記載の印刷システムにお
いて、所望するデータを印刷するために実インク残量が
必要なインク量に満たなかった場合、実インク残量で所
望するデータを印刷可能なモードを表示する印刷システ
ム。
いて、所望するデータを印刷するために実インク残量が
必要なインク量に満たなかった場合、実インク残量で所
望するデータを印刷可能なモードを表示する印刷システ
ム。
【０００９】（４）前記（３）記載の印刷システムにお
いて、印刷可能な印刷モードが見つからなかった場合、
インクカートリッジ交換の警告を表示部に表示する印刷
システム。
いて、印刷可能な印刷モードが見つからなかった場合、
インクカートリッジ交換の警告を表示部に表示する印刷
システム。
【００１０】（５）印刷システムにおいて、実インク残
量が所望の印刷に必要なインク量より多い場合は印刷動
作を実行し、実インク残量が所望の印刷に必要なインク
量より少ない場合は、前記実インク残量で印刷可能な印
刷モードがあるか検索し、印刷可能な印刷モードがある
ときはその印刷モードを表示し、印刷可能な印刷モード
がないときはインクカートリッジ交換等のメッセージを
表示する印刷方法。
量が所望の印刷に必要なインク量より多い場合は印刷動
作を実行し、実インク残量が所望の印刷に必要なインク
量より少ない場合は、前記実インク残量で印刷可能な印
刷モードがあるか検索し、印刷可能な印刷モードがある
ときはその印刷モードを表示し、印刷可能な印刷モード
がないときはインクカートリッジ交換等のメッセージを
表示する印刷方法。
【００１１】（６）前記（５）記載の印刷方法を実現す
るために必要なプログラムを記憶した記憶媒体。
るために必要なプログラムを記憶した記憶媒体。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、印刷
装置とホストコンピュータを有する印刷システムの実施
例により詳しく説明する。なお本発明は、この形に限定
されるものではなく、印刷装置単体の形で、或は複写機
等の画像形成装置の形で実施することができる。また実
施例はインクカートリッジが交換可能な形のものである
が、これに限らず、インクタンク交換可能な形で同様に
実施することができる。
装置とホストコンピュータを有する印刷システムの実施
例により詳しく説明する。なお本発明は、この形に限定
されるものではなく、印刷装置単体の形で、或は複写機
等の画像形成装置の形で実施することができる。また実
施例はインクカートリッジが交換可能な形のものである
が、これに限らず、インクタンク交換可能な形で同様に
実施することができる。
【００１３】
【実施例】図１は実施例である“印刷システム”の基本
的構成を示す図である。本印刷システムは、図示のよう
に、印刷装置１０１とホストコンピュータ１０２（表示
部１０４含む）と双方向通信線１０３から構成される。
的構成を示す図である。本印刷システムは、図示のよう
に、印刷装置１０１とホストコンピュータ１０２（表示
部１０４含む）と双方向通信線１０３から構成される。
【００１４】図２は本印刷システムの構成を示すブロッ
ク図である。図２に示すように、印刷装置１０１は、印
刷装置データを演算及び制御をする演算制御手段１０
５、各種情報記憶手段ＲＯＭ１０６，ＲＡＭ１０７、イ
ンクカートリッジのインク残量検出回路１１０、インク
の吐出制御を行うインク吐出制御回路１１１、ホストコ
ンピュータとの情報の入出力を行う印刷装置双方向通信
インターフェイス１１２からなる印刷装置本体部と、イ
ンク残量センサ１０９を含むインクカートリッジ部１０
８から構成される。
ク図である。図２に示すように、印刷装置１０１は、印
刷装置データを演算及び制御をする演算制御手段１０
５、各種情報記憶手段ＲＯＭ１０６，ＲＡＭ１０７、イ
ンクカートリッジのインク残量検出回路１１０、インク
の吐出制御を行うインク吐出制御回路１１１、ホストコ
ンピュータとの情報の入出力を行う印刷装置双方向通信
インターフェイス１１２からなる印刷装置本体部と、イ
ンク残量センサ１０９を含むインクカートリッジ部１０
８から構成される。
【００１５】また、ホストコンピュータ１０２は、必要
インク量の算出及び最適印刷モードの検索等を行う演算
・制御部１１３、最適印刷モード，インクカートリッジ
交換の警告を使用者に表示する表示部１０４、あらかじ
め定められた複数種類の印刷モードと各印刷モードに対
応する総データ打ち込み数のテーブル１１６を記憶する
記憶装置１１５と、印刷装置１０１と双方向通信線１０
３を通して印刷装置情報の入出力を行うホストコンピュ
ータ双方向通信インターフェイス１１４から構成され
る。
インク量の算出及び最適印刷モードの検索等を行う演算
・制御部１１３、最適印刷モード，インクカートリッジ
交換の警告を使用者に表示する表示部１０４、あらかじ
め定められた複数種類の印刷モードと各印刷モードに対
応する総データ打ち込み数のテーブル１１６を記憶する
記憶装置１１５と、印刷装置１０１と双方向通信線１０
３を通して印刷装置情報の入出力を行うホストコンピュ
ータ双方向通信インターフェイス１１４から構成され
る。
【００１６】図３は、本実施例におけるホストコンピュ
ータ１０２及び印刷装置１０１の動作手順を示すフロー
チャートである。処理Ａは、最適な印刷モードを決定す
る部分である（詳細は後述）。図３により、実施例の動
作手順を説明する。
ータ１０２及び印刷装置１０１の動作手順を示すフロー
チャートである。処理Ａは、最適な印刷モードを決定す
る部分である（詳細は後述）。図３により、実施例の動
作手順を説明する。
【００１７】印刷装置１０１のインクカートリッジ部１
０８は、印刷装置本体部からは着脱可能であり、インク
を供給することが自在となっている。先に説明したとお
り、インクカートリッジ部１０８には、インク残量検出
センサ１０９があり、その出力はインク残量検出回路１
１０で印刷装置本体部に読み込まれる。また、印刷装置
１０１内の演算・制御手段１０５により印刷制御を行
う。そして、ホストコンピュータ１０２が印刷装置１０
１側に印刷データを送出するタイミング時、印刷装置１
０１はインク残量センサ１０９より実インク残量を読み
込み（Ｓ１）、双方向通信インターフェイス線１０３を
介して、ホストコンピュータ１０２に実インク残量を送
信する（Ｓ２）。ホストコンピュータ１０２は、印刷モ
ード別総データ打ち込み数テーブル１１６に含まれる総
データ打ち込み数と印刷データ量及びノズル当たりイン
ク吐出量から必要インク量を算出する（Ｓ３）（詳細は
後述）。そして、Ｓ２の実インク残量とＳ３の必要イン
ク量とを比較し（Ｓ４）、実インク残量が少なければ、
ホストコンピュータ１０２内のホストコンピュータ演算
・制御部１１３は、印刷データ量，Ｓ２の実インク残
量，印刷モード別総データ打ち込み数テーブル１１６よ
り、実インク残量で印刷可能である最適の印刷モードを
検索する（Ｓ６）。印刷モード別総データ打ち込み数テ
ーブル１１６を参照して最適な印刷モードが見つからな
かった場合（Ｓ９）、ホストコンピュータ１１２内の表
示部１０４にインクカートリッジ交換の警告を表示する
（Ｓ９）。Ｓ７において、最適印刷モードが検索された
場合、ホストコンピュータ１１２内の表示部１０４に最
適印刷モードを表示する（Ｓ８）。Ｓ４において、実イ
ンク残量が十分であればホストコンピュータ１１２は、
印刷データを印刷装置１０１に送信し、印刷装置１０１
は印刷動作を開始する（Ｓ５）。
０８は、印刷装置本体部からは着脱可能であり、インク
を供給することが自在となっている。先に説明したとお
り、インクカートリッジ部１０８には、インク残量検出
センサ１０９があり、その出力はインク残量検出回路１
１０で印刷装置本体部に読み込まれる。また、印刷装置
１０１内の演算・制御手段１０５により印刷制御を行
う。そして、ホストコンピュータ１０２が印刷装置１０
１側に印刷データを送出するタイミング時、印刷装置１
０１はインク残量センサ１０９より実インク残量を読み
込み（Ｓ１）、双方向通信インターフェイス線１０３を
介して、ホストコンピュータ１０２に実インク残量を送
信する（Ｓ２）。ホストコンピュータ１０２は、印刷モ
ード別総データ打ち込み数テーブル１１６に含まれる総
データ打ち込み数と印刷データ量及びノズル当たりイン
ク吐出量から必要インク量を算出する（Ｓ３）（詳細は
後述）。そして、Ｓ２の実インク残量とＳ３の必要イン
ク量とを比較し（Ｓ４）、実インク残量が少なければ、
ホストコンピュータ１０２内のホストコンピュータ演算
・制御部１１３は、印刷データ量，Ｓ２の実インク残
量，印刷モード別総データ打ち込み数テーブル１１６よ
り、実インク残量で印刷可能である最適の印刷モードを
検索する（Ｓ６）。印刷モード別総データ打ち込み数テ
ーブル１１６を参照して最適な印刷モードが見つからな
かった場合（Ｓ９）、ホストコンピュータ１１２内の表
示部１０４にインクカートリッジ交換の警告を表示する
（Ｓ９）。Ｓ７において、最適印刷モードが検索された
場合、ホストコンピュータ１１２内の表示部１０４に最
適印刷モードを表示する（Ｓ８）。Ｓ４において、実イ
ンク残量が十分であればホストコンピュータ１１２は、
印刷データを印刷装置１０１に送信し、印刷装置１０１
は印刷動作を開始する（Ｓ５）。
【００１８】図４，図５により、本実施例におけるホス
トコンピュータ側の図３のＳ３，Ｓ４，Ｓ６で使用する
必要インク量を求める方法を説明する。ホストコンピュ
ータ１０２は、あらかじめ記憶装置１１５内に、印刷モ
ードの優先順に複数種類の印刷モードと各印刷モードの
総データ打ち込み数を対応させ記憶している、図４に示
すような、印刷モード別総データ打ち込み数テーブルを
保持している。この印刷モードは、印刷方法，印刷カラ
ー，装着インクカートリッジタイプ，印刷メディアタイ
プ，印刷解像度及び、黒データを他色との境界部で色変
換するかという黒データ境界変換情報等の印刷モード情
報から決定され、総データ打ち込み数は、先の印刷モー
ドに対応し、印刷方法，印刷カラー，装着インクカート
リッジタイプ，印刷メディアタイプ，印刷解像度及び、
黒データを他色との境界部で色変換するかという黒デー
タ境界変換情報等から求められ、あらかじめホストコン
ピュータに記憶されている。各印刷モード別の必要イン
ク量は、図５に示すように、ホストコンピュータ１０２
が記憶装置１１５内に保持している各印刷データ総打ち
込み数（図４参照）とホストコンピュータ１０２が算出
する所望する印刷データの量と、インクカートリッジタ
イプから決定される固定値の一ノズル当たりのインク吐
出量とから算出したものである。
トコンピュータ側の図３のＳ３，Ｓ４，Ｓ６で使用する
必要インク量を求める方法を説明する。ホストコンピュ
ータ１０２は、あらかじめ記憶装置１１５内に、印刷モ
ードの優先順に複数種類の印刷モードと各印刷モードの
総データ打ち込み数を対応させ記憶している、図４に示
すような、印刷モード別総データ打ち込み数テーブルを
保持している。この印刷モードは、印刷方法，印刷カラ
ー，装着インクカートリッジタイプ，印刷メディアタイ
プ，印刷解像度及び、黒データを他色との境界部で色変
換するかという黒データ境界変換情報等の印刷モード情
報から決定され、総データ打ち込み数は、先の印刷モー
ドに対応し、印刷方法，印刷カラー，装着インクカート
リッジタイプ，印刷メディアタイプ，印刷解像度及び、
黒データを他色との境界部で色変換するかという黒デー
タ境界変換情報等から求められ、あらかじめホストコン
ピュータに記憶されている。各印刷モード別の必要イン
ク量は、図５に示すように、ホストコンピュータ１０２
が記憶装置１１５内に保持している各印刷データ総打ち
込み数（図４参照）とホストコンピュータ１０２が算出
する所望する印刷データの量と、インクカートリッジタ
イプから決定される固定値の一ノズル当たりのインク吐
出量とから算出したものである。
【００１９】図６は、本実施例における印刷すべき印刷
モードを決定する図３の処理Ａの動作を詳細に示すフロ
ーチャートである。図４の印刷モード別総データ打ち込
み数テーブルを用いて説明する。図６のＳ１１にてユー
ザに指定された印刷モードの必要インク量を求める。必
要インク量は、図５における説明のように、データ総打
ち込み数，印刷データ量，一ノズル当たりのインク吐出
量から求める。Ｓ２２では、図３のＳ２で読み込んだ実
インク残量とＳ１１で求めた指定された印刷モードでの
必要インク量とを比較し、実インク残量が多ければ、Ｓ
３３へ進み、指定された印刷モードで印刷動作を開始す
る。実インク残量の方が少なかった場合、Ｓ４４へ進
み、最適印刷モードの検索を開始する。Ｓ４４では、図
４の印刷モードを、先頭のモードであるモードＡから順
に取り出す。取り出すモードが存在すれば、Ｓ５５へ進
む。本例では、モードＡが取り出し可能であるので、Ｓ
５５へ進む。Ｓ６６では、図５のテーブルより求められ
るモードＡのデータ総打ち込み数ａｎ，印刷データ量，
一ノズル当たりインク吐出量からモードＡでの必要イン
ク量を求める。Ｓ６６では、図３のＳ２で読み込んだ実
インク残量とＳ５５で求めたモードＡの必要インク量を
比較し、実インク残量の方が少なければ、最適印刷モー
ドを検索するために、Ｓ４４に戻る。
モードを決定する図３の処理Ａの動作を詳細に示すフロ
ーチャートである。図４の印刷モード別総データ打ち込
み数テーブルを用いて説明する。図６のＳ１１にてユー
ザに指定された印刷モードの必要インク量を求める。必
要インク量は、図５における説明のように、データ総打
ち込み数，印刷データ量，一ノズル当たりのインク吐出
量から求める。Ｓ２２では、図３のＳ２で読み込んだ実
インク残量とＳ１１で求めた指定された印刷モードでの
必要インク量とを比較し、実インク残量が多ければ、Ｓ
３３へ進み、指定された印刷モードで印刷動作を開始す
る。実インク残量の方が少なかった場合、Ｓ４４へ進
み、最適印刷モードの検索を開始する。Ｓ４４では、図
４の印刷モードを、先頭のモードであるモードＡから順
に取り出す。取り出すモードが存在すれば、Ｓ５５へ進
む。本例では、モードＡが取り出し可能であるので、Ｓ
５５へ進む。Ｓ６６では、図５のテーブルより求められ
るモードＡのデータ総打ち込み数ａｎ，印刷データ量，
一ノズル当たりインク吐出量からモードＡでの必要イン
ク量を求める。Ｓ６６では、図３のＳ２で読み込んだ実
インク残量とＳ５５で求めたモードＡの必要インク量を
比較し、実インク残量の方が少なければ、最適印刷モー
ドを検索するために、Ｓ４４に戻る。
【００２０】実インク残量の方が多ければＳ７７へ進
み、最適印刷モードとしてモードＡを表示する。Ｓ６６
で実インク残量の方が少なく、Ｓ４４へ戻ってきた場合
は、次のモードを読み込む。本例では、モードＢが取り
出し可能であるので、Ｓ５５へ進む。Ｓ５５では、図４
のテーブルより求められるモードＢのデータ総打ち込み
数ｂｎ，印刷データ量，一ノズル当たりインク吐出量か
らモードＢでの必要インク量を求める。次Ｓ６６では、
実インク残量とＳ５５で求めたモードＢの必要インク量
を比較し、実インク量の方が少なければ、最適印刷モー
ドを検索するために、Ｓ４４に戻る。実インク量の方が
多ければＳ７７へ進み、最適印刷モードとしてモードＢ
を表示する。このように図４のモードをモードＡからモ
ードＤまで検索する。モードＤまで検索し、Ｓ４４に戻
ってきた場合は、次のモードがないため、Ｓ１００に進
み、最適モードが見つからないため、インクカートリッ
ジ交換の警告を表示する。インクタンク交換可能な場合
は、その警告を表示する。
み、最適印刷モードとしてモードＡを表示する。Ｓ６６
で実インク残量の方が少なく、Ｓ４４へ戻ってきた場合
は、次のモードを読み込む。本例では、モードＢが取り
出し可能であるので、Ｓ５５へ進む。Ｓ５５では、図４
のテーブルより求められるモードＢのデータ総打ち込み
数ｂｎ，印刷データ量，一ノズル当たりインク吐出量か
らモードＢでの必要インク量を求める。次Ｓ６６では、
実インク残量とＳ５５で求めたモードＢの必要インク量
を比較し、実インク量の方が少なければ、最適印刷モー
ドを検索するために、Ｓ４４に戻る。実インク量の方が
多ければＳ７７へ進み、最適印刷モードとしてモードＢ
を表示する。このように図４のモードをモードＡからモ
ードＤまで検索する。モードＤまで検索し、Ｓ４４に戻
ってきた場合は、次のモードがないため、Ｓ１００に進
み、最適モードが見つからないため、インクカートリッ
ジ交換の警告を表示する。インクタンク交換可能な場合
は、その警告を表示する。
【００２１】最適印刷モードが決定し、Ｓ７７で最適印
刷モードが表示された場合は、Ｓ８８で、前の工程で求
められた最適印刷モードに変換して印刷するか、印刷を
中止するかを使用者に選択させる。最適印刷モードに変
換して印刷するならば、Ｓ９９に進む。Ｓ９９では、使
用者が最適印刷モードに変換、再度、印刷を行うよう表
示する。Ｓ８８で、印刷を中止すると選択された場合、
Ｓ１００に進む。Ｓ１００では指定された印刷モードで
の印刷が実インク残量では不足しているのでインクカー
トリッジ交換の警告を表示する。
刷モードが表示された場合は、Ｓ８８で、前の工程で求
められた最適印刷モードに変換して印刷するか、印刷を
中止するかを使用者に選択させる。最適印刷モードに変
換して印刷するならば、Ｓ９９に進む。Ｓ９９では、使
用者が最適印刷モードに変換、再度、印刷を行うよう表
示する。Ｓ８８で、印刷を中止すると選択された場合、
Ｓ１００に進む。Ｓ１００では指定された印刷モードで
の印刷が実インク残量では不足しているのでインクカー
トリッジ交換の警告を表示する。
【００２２】以上説明したように、本実施例によれば、
インク必要量に対し、実インク残量が不足する場合に、
最適な印刷モードがあればこれを表示して使用者に判断
を求め、最適な印刷モードがなければインクカートリッ
ジの交換警告を表示して、使用者に利便性を提供する。
インク必要量に対し、実インク残量が不足する場合に、
最適な印刷モードがあればこれを表示して使用者に判断
を求め、最適な印刷モードがなければインクカートリッ
ジの交換警告を表示して、使用者に利便性を提供する。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明において
は、印刷する前に、あらかじめ必要なインク必要量を算
出し、実インク残量と比較することにより、現在装着し
ているインクカートリッジで所望の印刷が可能であるか
判断し、不可能であると判断した場合、実インク残量で
可能な最適な印刷モードを使用者に通知することがで
き、通知された最適な印刷モードに変更することで、新
しいインクタンクまたはインクカートリッジを使用する
ことなく、所望の印刷をすることができる。また、実イ
ンク残量が不足し、最適な印刷モードを検索することが
できなかった場合、インクカートリッジ交換等の警告を
発することで、インクタンクまたはインクカートリッジ
を効率よく使用できると共に、印刷途中でインク切れと
なることを防止できる。
は、印刷する前に、あらかじめ必要なインク必要量を算
出し、実インク残量と比較することにより、現在装着し
ているインクカートリッジで所望の印刷が可能であるか
判断し、不可能であると判断した場合、実インク残量で
可能な最適な印刷モードを使用者に通知することがで
き、通知された最適な印刷モードに変更することで、新
しいインクタンクまたはインクカートリッジを使用する
ことなく、所望の印刷をすることができる。また、実イ
ンク残量が不足し、最適な印刷モードを検索することが
できなかった場合、インクカートリッジ交換等の警告を
発することで、インクタンクまたはインクカートリッジ
を効率よく使用できると共に、印刷途中でインク切れと
なることを防止できる。
【図１】 実施例の基本的構成を示す図
【図２】 実施例の構成を示す図
【図３】 ホストコンピュータ及び印刷装置の動作手順
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図４】 印刷モード別データ打ち込み数テーブルを示
す図
す図
【図５】 必要インク量を求める方法を示す図
【図６】 ホストコンピュータ側が最適印刷モードを決
定する動作手順を示すフローチャート
定する動作手順を示すフローチャート
１０１ 印刷装置 １０２ ホストコンピュータ １０５ 演算・制御手段 １０８ インクカートリッジ １０９ インク残量検出センサ
Claims (6)
- 【請求項１】 実インク残量を検出する実インク残量検
出手段と、所望の印刷をするために必要なインク量を算
出する必要インク量算出手段と、前記実インク残量検出
手段で検出した実インク残量と前記必要インク量算出手
段で算出した必要インク量を比較する比較手段と、印刷
モードを記憶する印刷モード記憶手段と、使用者に対し
所要の表示を行う表示手段と、前記比較手段により実イ
ンク残量が必要インク量より少ないと判断した場合に、
前記印刷モード記憶手段に記憶されている印刷モードで
印刷可能かどうか判断し、印刷可能なときはその印刷モ
ードを前記表示手段に表示し、印刷不可能なときはイン
クカートリッジ交換等のメッセージを前記表示手段に表
示させるように制御する制御手段とを備えたことを特徴
とする印刷システム。 - 【請求項２】 印刷データの演算，制御を行う演算制御
手段と、各種情報記憶手段のＲＯＭ，ＲＡＭと、インク
カートリッジ残量検出回路と、インクの吐出制御を行う
インク吐出制御回路と、ホストコンピュータとの情報の
入出力を行う印刷装置双方向通信インターフェイスとか
ら成る印刷装置本体部と、実インク残量を検知するイン
ク残量センサを含むインクカートリッジ部と、を有する
印刷装置と、 必要インク量の算出及び最適印刷モードの検索などを行
う演算，制御部と、最適印刷モード，インクカートリッ
ジ交換の警告を使用者に表示する表示部と、あらかじめ
定められた複数種類の印刷モードとその総データ打ち込
み数を保存する印刷モード別打ち込み数テーブルを記憶
する記憶手段と、前記印刷装置との情報の入出力を行う
ホストコンピュータ双方向通信インターフェイスとを有
するホストコンピュータとを備えた印刷システムであっ
て、 前記ホストコンピュータ内の演算，制御部が算出する所
望する印刷データ量及び前記印刷装置内のＲＯＭにあら
かじめ記憶している印刷モードから所望するデータを印
刷するために必要なインク量を算出することを特徴とす
る印刷システム。 - 【請求項３】 請求項２記載の印刷システムにおいて、
所望するデータを印刷するために実インク残量が必要な
インク量に満たなかった場合、実インク残量で所望する
データを印刷可能なモードを表示することを特徴とする
印刷システム。 - 【請求項４】 請求項３記載の印刷システムにおいて、
印刷可能な印刷モードが見つからなかった場合、インク
カートリッジ交換の警告を表示部に表示することを特徴
とする印刷システム。 - 【請求項５】 印刷システムにおいて、実インク残量が
所望の印刷に必要なインク量より多い場合は印刷動作を
実行し、実インク残量が所望の印刷に必要なインク量よ
り少ない場合は、前記実インク残量で印刷可能な印刷モ
ードがあるか検索し、印刷可能な印刷モードがあるとき
はその印刷モードを表示し、印刷可能な印刷モードがな
いときはインクカートリッジ交換等のメッセージを表示
することを特徴とする印刷方法。 - 【請求項６】 請求項５記載の印刷方法を実現するため
に必要なプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9007720A JPH10202902A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 印刷システム、印刷方法、記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9007720A JPH10202902A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 印刷システム、印刷方法、記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10202902A true JPH10202902A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11673573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9007720A Withdrawn JPH10202902A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 印刷システム、印刷方法、記憶媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10202902A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000071582A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-03-07 | Brother Ind Ltd | プリントシステム、当該システムに用いられる印刷制御装置、及び必要インク量予測方法 |
| US7172260B2 (en) | 2002-03-04 | 2007-02-06 | Seiko Epson Corporation | Liquid spraying method, liquid spraying system, and liquid spraying execute program |
| JP2007249563A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置及び情報処理システム |
| CN100343062C (zh) * | 2003-08-05 | 2007-10-17 | 佳能株式会社 | 墨盒、记录装置以及墨水使用量监视系统 |
| JP2008033637A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Seiko Epson Corp | 情報処理装置、情報提供装置、それらの方法及びプログラム |
| CN100371176C (zh) * | 2004-04-20 | 2008-02-27 | 三星电子株式会社 | 当盒中包含的颜色不足时打印打印数据的装置及其方法 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP9007720A patent/JPH10202902A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000071582A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-03-07 | Brother Ind Ltd | プリントシステム、当該システムに用いられる印刷制御装置、及び必要インク量予測方法 |
| US7172260B2 (en) | 2002-03-04 | 2007-02-06 | Seiko Epson Corporation | Liquid spraying method, liquid spraying system, and liquid spraying execute program |
| CN100343062C (zh) * | 2003-08-05 | 2007-10-17 | 佳能株式会社 | 墨盒、记录装置以及墨水使用量监视系统 |
| US7600835B2 (en) | 2003-08-05 | 2009-10-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink tank, printing apparatus and monitoring system for used-ink amount |
| CN100371176C (zh) * | 2004-04-20 | 2008-02-27 | 三星电子株式会社 | 当盒中包含的颜色不足时打印打印数据的装置及其方法 |
| JP2007249563A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置及び情報処理システム |
| JP2008033637A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Seiko Epson Corp | 情報処理装置、情報提供装置、それらの方法及びプログラム |
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|---|---|---|---|
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