JPH0911490A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH0911490A
JPH0911490A JP7160997A JP16099795A JPH0911490A JP H0911490 A JPH0911490 A JP H0911490A JP 7160997 A JP7160997 A JP 7160997A JP 16099795 A JP16099795 A JP 16099795A JP H0911490 A JPH0911490 A JP H0911490A
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JP
Japan
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ink
amount
remaining
printing
tank
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JP7160997A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tawaraya
啓之 俵谷
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17566Ink level or ink residue control
    • B41J2002/17569Ink level or ink residue control based on the amount printed or to be printed

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  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録(印字)途中のインク切れを防止して、
常に正常な印字結果が得られ、インク切れによる発熱素
子の異常昇温を防止すると共に、インク使用効率を向上
し得るインクジェット記録装置のインク残量検出手段を
提供する。 【構成】 このため、印字バッファに展開された印字デ
ータから印字ドット数を計数する計数手段22と、その
計数値から印字に使用するインク量Aを算出する手段
と、回復動作時に消費されるインク量Bを算出する手段
と、これらのインク量A,Bから、インクタンク8内の
残量を算出する手段と、このインク残量に関するメッセ
ージを表示する表示手段27と、このインク残量を記憶
する不揮発性メモリ25とを有するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に、また特にインクジェット記録装置のインク残量の
検知手段に関し、記録(印字)途中のインク切れによる
印字不良を未然に防止する手段の提供を目的としてい
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、微細なノズ
ルからインク滴を、記録媒体に向けて吐出することによ
り記録を行う方式である。このインクジェット記録方式
は、常時噴射しているインクから必要なインク滴のみ記
録用紙に着弾させるコンティニュアス型と、必要な時に
のみインク滴を吐出するオンデマンド型のインクジェッ
ト方式に二分される。
【0003】現在ではオンデマンド型、特に、発熱素子
にパルス電圧を印加し、その発生熱により引き起こされ
るインクの急激な体積変化を利用してインクを吐出する
バブルジェット方式(サーマル・インクジェット方式と
もいう)が主流となっている。それに伴い、インクタン
クも小型で交換可能なものが採用されるようになった。
【0004】この種のインクジェット記録装置において
は、正常な印字結果を保証するためにインク残量を検知
して、印字途中のインク切れを未然に防止する必要があ
る。特に前記バブルジェット方式(以下、BJ方式と呼
ぶ)の場合、上記インク切れが発熱素子の異常昇温によ
る破損の原因になるため、その必要性は極めて大きい。
【0005】インク残量検知手段としては、主として、
インクタンクに各種センサを設ける方式が用いられてい
るが、機構が複雑な上、コスト面でも問題があった。そ
のため、機構が簡易で比較的低コストな一手法として、
発熱素子に印加する電圧パルスの個数と、ノズルの目詰
まりを回復するための回復動作回数を計数することによ
り、インク残量を検知する手法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の手法では、印字前にインク消費量を予測す
ることは不可能であった。そのため、印字動作途中での
インク切れを防止するために、インク残量に十分余裕の
ある段階でのタンク交換が必要であった。このため、タ
ンクのインク使用効率を向上させることは困難であっ
た。
【0007】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、印字途中のインク切れを防止して、常
に正常な印字結果が得られ、インク切れによる発熱素子
の異常昇温を防止すると共に、インク使用効率を向上し
得る手段の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、複
数のノズルを有するインクジェット記録ヘッドと、ノズ
ル部分の目詰まりを回復するための回復手段と、少なく
とも一回の走査分の印字データを格納する印字バッファ
とを有するインクジェット記録装置において、前記印字
バッファに展開された印字データから印字ドット数を計
数する計数手段と、その計数値から印字に使用するイン
ク量Aを算出する手段と、回復動作時に消費されるイン
ク量Bを算出する手段と、前記インク量AとBとからイ
ンクタンク内の残量を算出する手段と、このインク残量
に関するメッセージを表示する表示手段と、このインク
残量を記憶する不揮発性記憶装置とを有することを特徴
とするインクジェット記録装置により前記目的を達成し
ようとするものである。
【0009】
【作用】以上のような本発明構成により、印字バッファ
のデータを印字するのに必要なインク量が予測でき、こ
のインク使用量(予測値)と現在のインク残量とを比較
することにより、印字前にインク切れが発生するか否か
の判断が可能となる。
【0010】仮にインク切れが発生すると判断された場
合、印字を実行せず、ユーザにインクタンクの交換を促
すメッセージを表示し、インク切れが発生しないと判断
された場合は印字を実行する。これにより、印字途中で
のインク切れによる印字不良や発熱素子の異常昇温を防
止すると共に、インク使用効率を向上させることができ
る。
【0011】
【実施例】以下に、本発明を複数の実施例に基づいて説
明する: (実施例1)まず、図1に、一般的なインクジェット記
録装置の構成概念図の一例を示す。図1において、複数
のノズルが配列されたインクジェット記録ヘッド1が、
キャリッジ10に搭載されている。キャリッジ10は、
不図示のキャリッジ駆動モータにより駆動され、各ガイ
ド軸11a,11bに添って走査を行う。記録ヘッド1
は、不図示の印字バッファ上に展開されるデータに従っ
て、キャリッジ10の走査に同期してインクを吐出し、
プラテン3上の記録用紙2に印字を行う。
【0012】また、記録ヘッド1には、供給チューブ9
を介して交換可能なインクタンク8からインクが供給さ
れる。記録ヘッド1のノズルの目詰まりを回復する回復
動作の場合、キャリッジ10が基準となる位置(以下、
“ホームポジション”と呼ぶ)まで移動して記録ヘッド
1とキャップ4とが連結され、ポンプ6が作動して、ノ
ズルからインクが吸引される。吸引されたインク滴は排
出チューブ5を介して排インク溜め7に排出される。
【0013】図2に、本発明に係る実施例1の構成ブロ
ック図を示す。その構成は、少なくとも一回の走査分の
印字データを展開する印字バッファ29が設けられてお
り、計数手段22の印字ドット数により、印字バッファ
29に展開されたデータから印字ドット数を計数する。
24は、印字時の使用量計算手段で、印字で使用するイ
ンク量(予測値)が算出され、その値がインク切れ予測
手段26に転送される。なお、インク使用量(予測値)
は印字ドット数計数手段22の計数値に1ドット当りの
インク吐出量Kdを乗算することで得られる。
【0014】26は、インク切れ予測手段で、インク残
量を記憶しているメモリ25から現在の残量を読み出
し、インク使用量(予測値)と比較を行う。インク残量
がインク使用量(予測値)より大きい場合、インク切れ
予測手段26は、ヘッド制御手段28に印字を開始する
指令を送り、印字終了後、インク残量からインク使用量
を減算した値を現在のインク残量としてメモリ25に保
存する。
【0015】一方、インク残量がインク使用量(予測
値)より少ない場合、インク切れ予測手段26は、イン
クタンク残量表示手段28を作動させて、ユーザにタン
ク交換を促すと共に、印字バッファ29に印字を開始す
る指令を送らず初期状態に戻る。なお、メモリ25は、
バッテリ等によりバックアップされた不揮発性メモリで
あるため、電源遮断により保存内容が失われることはな
い。
【0016】また、回復動作の場合、回復動作が実行さ
れる毎に、回復動作のインク使用量がインク切れ予測手
段26に転送される。この予測手段26は、現在のイン
ク残量から回復動作のインク使用量を減算し、減算結果
が0以下であれば、減算結果を新しいインク残量として
メモリ25に保存し、インク残量が0以下であればヘッ
ド制御手段28を作動させて初期状態に戻る。なお、本
例では、回復手段21の回復動作のインク使用量23を
Krと表す。図3,図4は、上述した印字動作及び回復
動作シーケンスをそれぞれフローチャート形式で表現し
た図である。
【0017】図3の印字動作シーケンスフローチャート
において、初期状態からのステップS31において、図
2における不揮発性メモリ25からインク残量を読み込
み、ステップS32で印字バッファ29にデータを展開
する。つぎに、ステップS33で計数手段22により印
字ドット数Kdを計数し、ステップS34でインク使用
量の予測値を計算し、ステップS38でインク残量とイ
ンク使用量とを比較する。
【0018】ステップS38においてインク残量>イン
ク使用量の場合は、ステップS38で印字を行い、ステ
ップS35で新しいインク残量を計算し、ステップS3
6でメモリ35にこの残量を格納して印字シーケンスを
続行する。一方、ステップS38においてインク残量<
インク使用量の場合は、ステップS37で表示手段27
に警告メッセージを表示し、ステップS37aで印字を
中止して初期状態に戻る。
【0019】一方、図4の回復動作シーケンスフローチ
ャートにおいて、図3におけると同一ステップは同一ス
テップ番号で示す。初期状態から前記同様のステップS
31からステップS31aまでの回復動作に移行し、ス
テップS44でインク使用量を計算し、前記ステップS
35と同様に新しいインク残量を計算し、ステップS4
8でインク残量>0の場合は、前記ステップS36を経
て印字シーケンスを続行する。
【0020】また、ステップS48においてインク残量
=0の場合は、前記ステップS35と同様に警告メッセ
ージを表示して初期状態へ復帰する。
【0021】上記の構成により、印字前にインク使用量
を予測することが可能となり、これにより、印字途中で
のインク切れによる印字不良や発熱素子の異常昇温を防
止することができる。また、インク切れが発生すると判
断された場合でも、インク使用量がより少ない印字デー
タの場合にそのインクタンクを使用することでタンク内
のインクを無駄なく使用でき、インク使用効率を向上さ
せることができる。
【0022】(実施例2)図5に、実施例2の構成ブロ
ック図を示し、前記図2におけると同一(相当)構成要
素は同一符号で表わす。前記実施例1は、印字前にイン
ク切れが発生すると判断された場合、印字を実行せず
に、初期状態に戻る構成であるが、本実施例2は、イン
クタンクの交換を検知する手段51を設け、インク切れ
が発生すると判断された場合には、印字を開始せず待機
状態に入り、検知手段51がタンク8の交換を検知した
後、印字を開始する構成となっている。これにより、イ
ンクタンク8が交換されると自動的に印字が再開され、
印字結果を得るまでの時間を必要最低限に留めることが
できる。
【0023】図6,図7は、それぞれ印字動作及び回復
動作のシーケンスを表わす前記実施例1のそれぞれ図3
及び図4相当のフローチャートである。図3,図4にお
ける同一ステップは同一ステップ番号で示す。
【0024】印字動作を示す図6において、初期状態に
おけるステップS31からS38までは、前記実施例1
の図3における各ステップと全く同一であるので重複説
明は省略する。本実施例2においては、ステップS37
における警告メッセージの表示の後、実施例1のように
印字を中止することなく、ステップS61でインクタン
ク8を交換し、交換が完了するとステップS38aに移
って印字を行い、未完了の場合はステップS37へ戻っ
て完了を待つようにしたものである。
【0025】また、回復動作を示す図7において、ステ
ップS31からステップS48までは、前記実施例1の
図4における各ステップと全く同一であるので重複説明
は省略する。本実施例2においては、ステップS37に
おける警告メッセージ表示の後、実施例1のように初期
状態に復帰せずに、図6におけると同様にステップS6
1でインクタンク8を交換し、交換が完了したらステッ
プS36でメモリ25へステップS48のインク残量を
格納してシーケンスを続行するようにしたものである。
【0026】なお、図2におけるインクタンク交換検知
手段27として、図8(a)に示すようなメカニカル・
スイッチ71による機械的検知方法、または図8(b)
に示すように、インクタンク8に設けた突起部81とフ
ォト・インタラプタ82等による光学的検知方法が考え
られる。
【0027】(実施例3)図9は、前記実施例2の構成
において、図10に示すようにインク残量記憶手段とし
てインクタンクに磁気テープ101を、記録装置側にイ
ンク残量読み取り手段として磁気ヘッド102を設けた
実施例の構成ブロック図である。インクタンク交換検知
手段51によりインクタンク8の交換を検知すると、イ
ンク残量読み取り手段91がインクタンク8からインク
残量を読み込み、インク切れが発生するか否かの判断を
再度行う。インク切れ予測手段26が、インク切れが発
生すると判断すれば初期状態に戻り、発生しないと判断
すれば印字開始の指令が28に送られ、印字が実行され
る。
【0028】上記構成により、同じインクタンクの抜き
差しをインクタンク交換と誤認することを防止すると共
に、既に使用済みのインクタンクであっても正確な残量
検知を行うことが可能となる。また、記録装置側には残
量記憶手段が不必要となる。図11,図12に、実施例
3の印字動作及び回復動作シーケンスのそれぞれのフロ
ーチャートを示す。
【0029】印字動作を示す図11において、初期状態
において、まずステップS111でインクタンク8から
インクの残量を読み込み、ついで、印字バッファにデー
タを展開するステップS32からインク残量(新)を計
算するステップS35までは、前記実施例2における図
6と全く同様であるが、本実施例3においては、ステッ
プS112でインクタンク8のインク残量をセーブして
シーケンスを続行する。
【0030】一方、ステップS38においてインク残量
<インク使用量の場合は、前記実施例2の場合はステッ
プS38,S61を経てステップS38の印字に移行し
たが、本実施例3においてはステップS61でインクタ
ンク8の交換を完了したら、ステップS111でインク
タンクからインク残量をロードし、ステップS38でイ
ンク残量>インク使用量の場合にS38aの印字へ移行
し、一方、インク残量<インク使用量の場合は初期状態
へ復帰するようにしたものである。
【0031】また、回復動作を示す図12において、ス
テップS31からステップS36までは、前記実施例2
における図7と全く同様であるが、ステップS37を経
てステップS61でインクタンクの交換を完了した後、
ステップS111でインクタンク8からインク残量をロ
ードし、ステップS48でインク残量=0の場合に初期
状態に復帰するようにしたものである。
【0032】なお、本実施例ではインク残量記憶手段と
して磁気的手段を用いたが、不揮発性の記憶手段であれ
ば機械的、電気的手段であっても良い。
【0033】(実施例4)図13に、前記実施例2の構
成において、インクタンクに識別用のID番号を、ま
た、記録装置にタンクID読み取り手段122を設けた
別の実施例3の構成ブロック図を示す。本実施例4で
は、インク残量記憶用メモリ25には、複数のタンクに
ついて、そのID番号とインク残量が記憶される。イン
クタンク交換検知手段51がインクタンクの交換を検知
すると、インクタンクID読み取り手段122がタンク
からID番号を読み込んで、インクタンク切れ予測手段
26に転送する。このインク切れ予測手段26に転送さ
れたID番号と一致する番号がメモリ25にある場合、
対応したインク残量がメモリ25から読み出され、ない
場合には未使用のインクであると判断され、新たにID
番号とインク残量がメモリ25に記憶される。図14,
図15にそれぞれ印字動作と回復動作の各シーケンスの
各フローチャートを示す。
【0034】印字動作を示す図14において、まずステ
ップS131でタンクID番号を読み込み、これがステ
ップS132で登録済みのID番号でなければ、ステッ
プS133でメモリへそのID番号を登録し、ステップ
S134でメモリに未使用時のインク残量をセーブルす
る。一方、ステップS132で登録済みのID番号の場
合は、ステップS135に飛んでメモリからこのID番
号に対応するインク残量をロードし、ステップS32へ
移行する。
【0035】ステップS134以降のステップS35ま
では前記実施例3の図11におけると全く同様である
が、本実施例4においては、ステップS35でインク残
量(新)を算出後はステップS136でメモリへこのイ
ンク残量をセーブしてシーケンスを続行する。
【0036】一方、ステップS38においてインク残量
<インク使用料の場合は、ステップS37のメッセージ
警告表示の後、ステップS61でインクタンクの交換を
待ってステップS131でタンクID番号を読み込み、
ステップS132でそれが登録済みのID番号の場合は
ステップS133でメモリへそのID番号を登録し、ス
テップS134でメモリに未使用時のインク残量をセー
ブして、ステップS38aの印字へ移行する。
【0037】一方、ステップS132において登録済み
のID番号でないときは、ステップS135でメモリか
らID番号に対応するインク残量をロードして、ステッ
プS38へ移行し、インク残量>インク使用量の場合
は、ステップS38aの印字に移行し、インク残量<イ
ンク使用量の場合には、初期状態へ復帰する。
【0038】つぎに、回復動作を示す図15において、
ステップS31aの回復動作においては前記実施例3の
図12におけると同様に、まず、ステップS44でイン
ク使用量を計算し、ステップS35でインク残量(新)
をセーブする。
【0039】一方、ステップS48でインク残量=0の
場合は、ステップS37で警告表示の後、ステップS6
1でインクタンクの交換を待ち、ステップS131でそ
のタンクID番号を読み込み、これかステップS132
で登録済みのID番号である場合は、ステップS133
でメモリへ登録し、ステップS134でメモリに未使用
時のインク残量をセーブして、ステップS36へ移行す
る。また、ステップS132で読み込み番号が登録済み
ID番号でないときは、ステップS135でメモリから
そのID番号に対応するインク残量をロードし、ステッ
プS48でインク残量>0の場合はステップS36へ移
行し、インク残量=0の場合は初期状態へ移行する。
【0040】本実施例4の構成により、複数のインクタ
ンクを随時交換しながら使用した場合であっても、各イ
ンクタンクについて正確なインク残量検知が可能とな
る。また、インク使用量を予測した際、図13における
メモリ25に記憶されている各タンクのインク残量から
インク使用量を下回らない範囲内で最も近いものを選び
出し、インク残量表示手段27に対応するID番号を表
示させてユーザにタンク交換を促すことにより、インク
使用効率を向上させることが可能となる。その場合の印
字動作シーケンスフローチャートを図16に示す。
【0041】図16において、前記図14に使用したの
と同一ステップは同一ステップ番号で示す。まず、ステ
ップS32で印字バッファにデータを展開し、ステップ
S33で印字ドット数を計数する。つぎに、ステップS
34でインク使用量の予測値を計算し、ステップS14
1で登録されているインク残量を降べきの順に並べ換
え、ステップS142でインク残量A<インク使用量の
場合はステップS143でタンク交換を促すメッセージ
を表示し、次のステップS61でインクタンクの交換完
了を待って、ステップS131でタンクID番号の読み
込みを行い、ステップS146でA,B,C以外のID
番号の場合はステップS38aで印字に移行し、ステッ
プS35のインク残量(新)の算出を経て、ステップS
36でメモリへこのインク残量をセーブし、シーケンス
を続行する。
【0042】一方、前記ステップS142において、イ
ンク残量A>インク使用量の場合はステップS143に
飛び、インク残量B<インク使用量の場合は、最適イン
クタンクをAに決定し、ステップS145で最適タンク
ID番号の表示を行い、ステップS38でインクタンク
の交換完了を待って、ステップS131でタンクID番
号の読み込みを行い、ステップS147で最適タンクの
ID番号であれば、ステップS38aの印字に移行す
る。
【0043】また、前記ステップS143において、イ
ンク残量B>インク使用量の場合は、ステップS144
でインク残量C>インク使用量もしくはインク残量<イ
ンク使用量によって、最適インクタンクをそれぞれCま
たはBに決定して、ステップS145に移行する。
【0044】なお、図16はA,B,C3個のインクタ
ンクを扱う場合のフローチャートの事例を示したが、扱
うタンクの個数を容易に拡張できることはもちろんであ
る。
【0045】図17(a),(b)にタンクID番号読
み取り手段の一例図を示す。インクタンク8の一部に複
数個の反射板151が、記録装置には同数のフォト・リ
フレクタ152が設けられている。(a)図では、反射
板151からの反射光によって、全てのフォト・リフレ
クタ152がオン状態であるが、(b)図では、反射板
151が無い部分のフォト・リフレクタ152はオフ状
態となる。(a),(b)図のように、フォト・リフレ
クタ152のオン/オフ状態のパターンから、インクタ
ンクのID番号を読み取ることができる。なお、図17
は光学的手段の事例であるが、このタンクID番号読み
取り手段は機械的、電気的あるいは磁気的手法であって
もよいことはもちろんである。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が得られる:すなわち、 1)記録(印字)途中のインク切れを防止し、正常な印
字結果を常に保証することができる、 2)インク切れによる発熱素子の異常昇温及び異常昇温
による破損を防止できる、 3)インクタンクのインク使用効率を向上させることが
できる、など。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的なインクジェット記録装置の構成概念
【図2】 実施例1の構成ブロック図
【図3】 実施例1の印字動作シーケンスフローチャー
【図4】 実施例1の回復動作シーケンスフローチャー
【図5】 実施例2の構成ブロック図
【図6】 実施例2の印字動作シーケンスフローチャー
【図7】 実施例2の回復動作シーケンスフローチャー
【図8】 インクタンク交換検知手段の2例図
【図9】 実施例3の構成ブロック図
【図10】 インク残量読み取り手段の一例図
【図11】 実施例3の印字動作シーケンスフローチャ
ート
【図12】 実施例3の回復動作シーケンスフローチャ
ート
【図13】 実施例4の構成ブロック図
【図14】 実施例4の印字動作シーケンスフローチャ
ート
【図15】 実施例4の回復動作シーケンスフローチャ
ート
【図16】 実施例4の他の印字動作シーケンスフロー
チャート
【図17】 タンクID番号読み取り手段の一例図
【符号の説明】
1 インクジェット記録ヘッド 2 記録用紙 3 プラテン 4 キャップ 5 排出チューブ 6 吸引ポンプ 7 排インク溜め 8 インクタンク 9 供給チューブ 10 キャリッジ 11a,11b ガイド軸 21 回復手段 22 印字ドット数の計数手段 23 回復動作時のインク使用量計算手段 24 印字時の使用量計算手段 25 不揮発性メモリ 26 インク切れ予測手段 27 インク残量表示手段 28 印字バッファ 71 スイッチ 82 フォト・インタラプタ 91 インク残量読み取り手段 101 磁気テープ 102 磁気ヘッド 111〜112 インクジェット記録装置の動作 122 インクタンクID読み取り手段 151 反射板 152 フォト・リフレクタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルを有するインクジェット記
    録ヘッドと、ノズル部分の目詰まりを回復するための回
    復手段と、少なくとも一回の走査分の印字データを格納
    する印字バッファとを有するインクジェット記録装置に
    おいて、 前記印字バッファに展開された印字データから印字ドッ
    ト数を計数する計数手段と、その計数値から印字に使用
    するインク量Aを算出する手段と、回復動作時に消費さ
    れるインク量Bを算出する手段と、前記インク量AとB
    とからインクタンク内の残量を算出する手段と、このイ
    ンク残量に関するメッセージを表示する表示手段と、こ
    のインク残量を記憶する不揮発性記憶装置とを有するこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 インク量Aがインク残量以下であれば印
    字を行い、インク残量以上であれば印字を行わないこと
    を特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 交換可能なインクタンクと、このインク
    タンクの交換を検知する検知手段とを有し、インク量A
    がインク残量以上であった場合、インクタンクの交換を
    ユーザに促すメッセージを表示し、前記タンクの交換を
    検知後、印字を開始することを特徴とする請求項2記載
    のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 印字バッファに展開された印字データか
    ら印字ドット数を計数する計数手段と、その計数値から
    印字に使用するインク量Aを算出する手段と、回復動作
    時に消費されるインク量Bを算出する手段と、前記イン
    ク量AとBとからインクタンク内の残量を算出する手段
    と、インク残量に関するメッセージを表示する表示手段
    と、前記インク残量を記憶する不揮発性記憶装置を備え
    た交換可能なインクタンクと、前記不揮発性記憶装置に
    対し、前記インク残量の読み出し及びまたは書き込みを
    行う手段とを有することを特徴とするインクジェット記
    録装置。
  5. 【請求項5】 印字バッファに展開された印字データか
    ら印字ドット数を計数する計数手段と、その計数値から
    印字に使用するインク量Aを算出する手段と、回復動作
    時に消費されるインク量Bを算出する手段と、前記イン
    ク量AとBとからインクタンク内の残量を算出する手段
    と、このインク残量に関するメッセージを表示する表示
    手段と、識別番号の設けられた交換可能なインクタンク
    と、前記識別番号を読み取る読み取り手段と、前記識別
    番号と対応するインク残量を記憶する不揮発性記憶装置
    とを有することを特徴とするインクジェット記憶装置。
  6. 【請求項6】 不揮発性記憶装置内に記憶されている複
    数のインクタンクの残量の中から、インク量Aを下回ら
    ない範囲内で最小のインク残量を求め、対応するタンク
    識別番号を表示することを特徴とする請求項5記載のイ
    ンクジェット記録装置。
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