JP2005111707A - プリント装置 - Google Patents

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貴之 藤澤
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Abstract

【課題】 インク残量とプリント媒体の残量とに基づいてプリント可能な枚数をできるだけ正確に取得できるプリント装置を構成する。
【解決手段】 インク残量取得手段54で取得した各色のインク残量と、インク消費量推定手段55で推定したプリントペーパの1枚に対するインク各色のインク消費量とから第1プリント可能量推定手段56がインクベースのプリント可能枚数を推定し、媒体残量取得手段53で取得したプリントペーパの残量から第2プリント可能量推定手段57がペーパベースのプリント可能枚数を推定し、少ない枚数をプリント可能枚数としてディスプレイに表示する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、プリント媒体を収容する媒体収容部と、複数色のインクを貯留するインク貯留部と、このインク貯留部から供給されるインクを前記媒体収容部から供給されるプリント媒体に吹き付ける形態でプリントを行うインクジェット型のプリントヘッドと、画像データに基づき前記プリントヘッドを駆動して前記プリント媒体に画像データのプリントを行うプリント制御手段とを備えているプリント装置に関する。
上記のように構成されたプリント装置は、インクの残量を適切に管理して、インクを消費し尽くす以前にインクを補充することや、プリント媒体の残量を適切に管理して、プリント媒体を消費し尽くす以前にプリント媒体を補充する等の操作を行えるものにし、これらのことは、該プリント装置を効率的に稼動させる観点において重要である。また、複数のオーダを連続的に処理することを想定したプリント装置では、効率的にオーダの処理を実行できるプリント装置も望まれている。これらの点を考慮したプリント装置として、以下の特許文献1〜4に示される技術が存在する。
つまり、特許文献1では、ホスト装置で制御されるインクジェットプリンタにおいて、このインクジェットプリンタに使用される複数のインクカートリッジ夫々に取付けたEEPROMに対して、カートリッジ識別情報と、インク総使用量(又は残量)とを含むカートリッジ管理データを記憶しておき、インクが使用された場合には、ホスト装置がインク総使用量を更新し、また、ホスト装置はインク総使用量からインク残量を判別すると共に、インク残量が僅少となった場合には、ユーザに対して警告を発することも可能に構成してる。
また、異なる技術として、特許文献2では、キャリッジにインクジェット型の記録ヘッドとインクタンクとを搭載したカラーインクジェットプリンタにおいて、インクタンク内のインクの残量を検知するフォト・インタラプタを備え、印字中のインクの消費量をドットの数を計測することによってインクの消費量を得ると共に、フォト・インタラプタでインクの残量が低下したことを検知した後に、印字中のページを、その後、何枚プリントできるか推定し、ホストのディスプレイに表示できるよう構成している。
また、異なる技術として、特許文献3では、ホストコンピュータと印刷装置とがLAN等のネットワークを介して接続され、印刷データに係る必要インク量を、インク残量検出センサの検出値から差し引く処理を行うことで印刷処理精度を向上させている。具体的には、印刷データを基にして印刷データを一部印刷するために必要な必要インク量を算出する必要インク量算出部を備え、この必要インク量算出部で算出した必要インク量とネットワークを介して印刷装置に送られるインク使用可能量とから印刷可能部数を算出する印刷可能部数算出部を備えており、印刷可能部数算出部で算出された印刷可能部数を表示部に表示するよう構成されている。
また、特許文献4では、印画紙を用いたプリント装置であるが、ペーパマガジンに収納されたロール状の印画紙をプリントサイズに切断した後に投影露光部に送って露光を行うよう構成されると共に、印画紙の搬送長さから印画紙の使用量を算定する印画紙使用量算定部と、この印画紙使用量算定部で算定した印画紙の使用量を格納する印画紙残量記録部と、ペーパマガジンを特定するためにバーコード等から情報を取得するマガジン情報取得部と、ペーパマガジン内の印画紙の残量とプリントサイズとからプリント可能な印画紙の枚数を演算するプリント可能枚数演算部と、プリント可能枚数をモニターに表示する印画紙残量管理手段とを備えている。
特開2001‐71533号公報 (段落番号〔0014〕〜〔0047〕、図1、図5) 特開2000‐103082号公報 (段落番号〔0022〕〜〔0068〕) 特開2000−238393号公報 (段落番号〔0018〕〜〔0042〕、図1) 特開2000−169012号公報 (段落番号〔0011〕〜〔0022〕、図2)
近年、デジタルカメラで撮影した画像データを簡便にプリントするために、小型でメンテナンスも比較的容易なインクジェット型のプリント装置がDP店やコンビニーエンスストア等に設置されることが多い。コンビニーエンスストアに設置されたプリント装置は顧客が自ら操作するものであるが、DP店に設置されたプリント装置はDP店の店頭でオーダを受けたものをオペレータが操作する形態で使用することもある。特に、DP店に設置されたプリント装置では、複数のオーダを連続的に処理することも多く、オーダの処理の途中においてインクやペーパを消費し尽くす不都合に陥ることなく、インクとペーパ(プリント媒体)を適切に管理する技術が望まれている。
また、インクジェット型のプリント装置では、インクだけではなくペーパも厳密に管理できることが望ましい。しかしながら、特許文献1〜4にはインクを管理する技術、インク残量に基づいてプリント可能な枚数を求める技術、ペーパの残量だけを管理する技術が示されているだけである。現実的な作業形態を考えると、インクが消費し尽くされた場合でも、ペーパが消費し尽くされた場合でも、プリント不能に陥ることには変わりがなく、インクの消耗と、ペーパの消耗との何れが原因であっても、プリント不能に陥ることを事前に把握することが重要であると云える。特に、プリント装置の電源を投入した直後のように、プリント処理の開始時点におけるプリント可能枚数を取得することや、オーダを実行する以前に、インク残量とペーパの残量とに基づいて、そのオーダの実行の可否を判断することは、処理の効率化を図る観点、あるいは、インクやペーパの補充タイミングを把握する観点から重要である。
本発明の目的は、インク残量とプリント媒体の残量とに基づいてプリント可能な枚数を、できるだけ正確に取得し、効率的な処理を実現するプリント装置を合理的に構成する点にある。
本発明の特徴は、プリント媒体を収容する媒体収容部と、複数色のインクを貯留するインク貯留部と、このインク貯留部から供給されるインクを前記媒体収容部から供給されるプリント媒体に吹き付ける形態でプリントを行うインクジェット型のプリントヘッドと、画像データに基づき前記プリントヘッドを駆動して前記プリント媒体に画像データのプリントを行うプリント制御手段とを備えているプリント装置において、前記媒体収容部に収容されたプリント媒体の残量を取得する媒体残量取得手段と、前記インク貯留部に貯留された複数色のインク夫々の残量を取得するインク残量取得手段と、プリントサイズに基づいて、そのプリントサイズの1フレームの画像データをプリントする際のインク各色の消費量を推定するインク消費量推定手段とを備え、前記インク消費量推定手段で推定したインク消費量と、前記インク残量取得手段で取得したインク各色のインク残量とからプリント可能量を求める第1プリント可能量取得手段を備え、前記媒体残量取得手段で取得したプリント媒体の残量から各プリントサイズにおけるプリント可能量を求める第2プリント可能量取得手段を備え、この第1、第2プリント可能量取得手段で求めた2つのプリント可能量のうち、少ないものをプリント可能量として報知する報知手段を備えている点にある。
この構成により、インク消費量推定手段で推定したインク消費量と、前記インク残量取得手段で取得したインク各色のインク残量とから第1プリント可能量取得手段がプリント可能量を求め、媒体残量取得手段で取得したプリント媒体の残量から設定されたプリントサイズにおけるプリント可能量を第2プリント可能量取得手段が求め、夫々で求めたプリント可能量のうち少ないものをプリント可能量として報知手段が報知するので、現実にプリント可能なプリントペーパの量、即ち、プリント枚数を報知手段を介して把握できるものとなる。その結果、例えば、プリント装置におけるプリント可能量(プリント枚数)を把握できるばかりでなく、例えば、複数のオーダを処理する以前に、インク各色のインクの補充時期やプリントペーパの補充時期を予測することも可能となった。
本発明は、複数のプリントサイズに対応したプリント可能量の値を、視覚的に把握可能な形態でディスプレイに対して表示するよう前記報知手段の報知形態を設定しても良い。
この構成により、オペレータはディスプレイに表示されたプリントサイズ毎のプリント可能量(プリント可能枚数)を把握し、処理可能なオーダを優先的に処理することや、インク又はプリント媒体の交換時期を数値等から予測する等の適切な対応が可能となる。
本発明は、前記インク消費量推定手段が、1フレームの画像データを各プリントサイズのプリントペーパにプリントする際に必要なインク各色の消費量をテーブルデータ化した構造を有し、複数のフレームのプリントの実行の後に1フレームをプリントした際に消費したインク各色の消費量の平均値に基づいて前記テーブルデータ化した消費量を補正するよう構成されても良い。
この構成により、インク残量に基づいて設定されたプリントサイズのプリントペーパに対してプリント可能な枚数を取得する際にも、インク残量を、予めテーブルデータ化して設定されているインク各色の消費量で除する程度の簡単な処理によってプリント可能枚数を求めることが可能となり、また、このテーブルデータ化されたインク各色の消費量を、プリントを行った際の現実のインクの消費量の平均値に基づいて補正することにより、誤差の少ない処理を実現する。つまり、インク残量に基づいてプリント可能な枚数を推定する際には、画像データに基づいてインクの消費量を求めることが正確な推定値を得るものとなるが、画像データからインクの消費量を求める処理は、通常、R、G、Bデータで構成される画像データを、C、M、Y、Kデータで構成されるプリント処理のためのデータ(中間色のインクを用いる場合には更にデータ量が多くなる)に変換し、このC、M、Y、Kデータから濃度値を積算する等の処理を行うことによって各色の消費量を推定するため、正確である反面、処理に時間を要するものとなっている。これに対して、本発明では、テーブルデータ化して設定されているインク各色の消費量を用いるので短時間での処理が可能となる。
本発明は、前記インク消費量推定手段が、プリント対象として指定された画像データに基づいてインク各色の消費量を求め、このように求めた消費量を推定値として設定するよう構成されても良い。
この構成により、画像データに基づいてインク各色の消費量を推定するので、厳密には、前述したように、R、G、Bデータで構成される画像データを、C、M、Y、Kデータで構成されるプリント処理のためのデータに変換し(中間色のインクを用いる場合には、更にデータ量が多くなる)、このC、M、Y、Kデータから濃度を求めることによって各色の消費量を推定するので、インク残量に基づいてプリント可能な正確なプリント可能枚数を推定することが可能となる。
本発明は、1つのオーダの実行に先立って、そのオーダを実行した際におけるインク各色の消費量を前記インク消費量推定手段で推定し、この推定値と前記インク残量取得手段で取得したインク各色のインク残量とからインクベースでのプリントの可否を判断し、かつ、そのオーダにおけるプリント指定量と、前記媒体残量取得手段で取得したプリント媒体の残量からプリント媒体ベースでのプリントの可否を判断し、判断結果を出力する可否判断手段を備えても良い。
この構成により、オーダの実行に先立って、可否判断手段が、そのオーダを実行した際のインクベースでのプリントの可否を判断し、プリント媒体ベースでのプリントの可否を判断するものとなり、オペレータは判断結果に基づき、オーダを実行することや、オーダの実行に先立ってインクの補充やプリント媒体の補充を行えるものとなる。
本発明は、複数フレームの画像データと、プリントサイズデータと、プリント量指定データとを含むオーダ単位を1つのジョブとして、複数のジョブの保存が可能なストレージを備えると共に、このストレージに保存された複数のジョブを実行する際におけるインク各色の消費量と、プリント媒体の消費量とを求め、かつ、前記媒体残量取得手段で取得したプリント媒体の残量と、インク残量取得手段で取得したインク各色のインク残量とから、最も多くの数のジョブを実行できるジョブの実行順序を求め、その実行順序でジョブを実行するジョブ実行手段を備えても良い。
この構成により、複数のオーダを処理する際には、夫々のオーダのデータをストレージに保存することにより、ジョブ実行手段がプリント媒体の残量と、インク残量とから、最も多くの数のジョブを実行できるジョブの実行順序を求め、このように求めた実行順序でジョブを実行することにより、現実的な処理を行える。つまり、この処理は、できるだけ手間を掛けずにプリント装置を運転する際の処理を想定したものであり、プリント枚数が少ないオーダを優先的に処理する傾向で処理が実行されるため、多くのオーダを早期に処理し終えることが可能となる。
本発明は、前記インク貯留部が、各色のインクを貯留する複数のインクカートリッジを交換自在に構成され、予め設定された期間内に交換されたインクカートリッジの数をインク各色毎に把握し出力するインク消費傾向出力手段を備えても良い。
この構成により、例えば、1週間や1ケ月等の期間内に交換されたインクカートリッジの数をインクの色毎に把握してインク消費傾向出力手段が出力するものとなり、このインク消費傾向に基づき、多く消費するインクを予め多く購入することを可能にして、インクが不足する不都合を未然に回避できるものとなる。
本発明は、前記媒体収容部が、プリント媒体を収納したマガジンを交換できるよう構成され、この媒体収容部にセットされたマガジンを識別する識別手段を備えると共に、前記媒体残量取得手段は、前記識別手段で識別されたマガジン毎のプリント媒体の残量を取得し、保存するように構成しても良い。
この構成により、プリントサイズを変更する場合のようにプリント媒体を収容するマガジンを交換した場合にも、夫々のマガジンを識別して保存したプリント媒体の残量に基づいて正確な残量を求めることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔全体構成〕図1に示すように、画像データの取得、及び、オーダ情報の取得を行う受付ブロックAと、この受付ブロックAから通信ケーブル1を介して伝送される画像データをオーダ情報に基づきプリント媒体としてのプリントペーパPにプリントするプリントブロックBと、受付ブロックAと通信ケーブル2を介して接続し、かつ、受付ブロックAで取得した画像データとオーダ情報とを一時的に保存する大容量のハードディスクを内蔵したデータ保存ブロックC(ストレージの一例)とを備えてインクジェット型のプリント装置が構成されている。
〔受付ブロック〕前記受付ブロックAは、ワゴン型のフレーム5の上部に受付端末6と、その表示面にタッチパネル7を形成した液晶型のディスプレイ8とを備え、フレーム5の上下方向の中間位置にフラットベッドスキャナ9を備えている。前記受付端末6の前面にはフラッシュメモリで成る半導体型の記憶媒体Msに保存された画像データを読み出す半導体ドライブ10、及び、CD−RやDVD等のディスク型のメディアMdに保存された画像データを読み出すディスクドライブ11を備えている。
〔プリントブロック〕前記プリントブロックBは、筐体15の下部に媒体収容部として2つマガジン収容部Ba、Baを配置し、筐体15の上部にプリントペーパPに画像データのプリントを行うプリント部Bbを配置し、筐体15の側部にインク貯留部としてカートリッジセット部Bcを配置し、筐体15の上面部に比較的小さいサイズのプリントペーパPが横送りベルト16を介して送り出される仕分け部17と、大きいサイズのプリントペーパPを受け止めるラック板18とを備えている。
図2に示すように、前記2つマガジン収容部Ba、Baは、前壁体15Aと一体的なスライド作動によって開閉自在なドロワー20を備え、このドロワー20に対してマガジン21に保持されたロール状のプリントペーパPを収容するよう構成されている。前記プリント部Bbは、窓部22を形成した開閉自在な壁体15Bの内部にプリントペーパPに対してインクを吹き付けることによりペーパ面に画像をプリントするプリントヘッドHを備えている。前記カートリッジセット部Bcは、縦向き姿勢の軸芯周りで揺動開閉自在な壁体15Cの内部に対して複数のインクカートリッジ23を挿抜自在に構成されている。尚、この複数のインクカートリッジ23は、ブラック(K)、ライトブラック(LK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)、イエロー(Y)のインクを封入した7種の樹脂製のタンクで構成されている。
〔ペーパ搬送構造〕図3に示すように、プリントペーパPに画像データのプリントを行う際には、2つマガジン収容部Ba、Baの何れか一方に収容したロール状のプリントペーパPを圧着ローラ型の前搬送ユニットU1で前記プリント部Bbに搬送し、このプリント部BbのプリントヘッドHで画像データのプリントを行い、このようにプリントされたプリントペーパPをカッターユニットU2でプリントサイズに切断した後、反転ユニットU3で表裏を反転させ、この反転ユニットU3から圧着ローラ型の後搬送ユニットU4で筐体上面の横送りベルト16又はラック板18に送り出すよう構成されている。
前記2つマガジン収容部Ba、Baに対してマガジンに21とともにロール状のプリントペーパPを交換自在に構成されており、このマガジン21には、収容されたロール状のプリントペーパPに回転力を作用させる電動モータ(図示せず)を備え、このマガジン収容部BaにおいてプリントペーパPを搬送する搬送系によって前記前搬送ユニットU1が構成されている。また、前記マガジン21はマガジン収容部Baに対して交換自在に構成されており、このマガジン21にはマガジン21の種類を識別するコードプレート24を備え、マガジン収容部Baにはコードプレート24の識別情報を取得する識別手段としてのコードセンサ25を備えている。このコードセンサ25は、コードプレート24の情報を光学的に取得するよう光センサを備えたものや、コードプレート24としてRFタグのように電磁式に信号を送り出すものを用いたものでは受信装置を備えたものの適用が可能である。
前記プリント部Bbは、プリントペーパPを搬送する圧着型の搬送ローラ26と、プリントペーパPの裏面側を案内する案内プレート27を備えると共に、前記プリントヘッドHを備え、このプリントヘッドHはガイドレール28と、プリントヘッドHを往復作動させる無端ベルト型の駆動機構29とによってプリントペーパPの搬送方向(副走査方向)と直交する方向に作動自在に構成されている。前記カッターユニットU2は、固定刃30と可動刃31とを備え、反射型の光センサ32を備え、この光センサ32で検出した切断マークmに基づいてプリントペーパPを切断するよう作動する。尚、プリント部Bbで画像データのプリントが行われる際には、図5に示すように、間隔dを隔てた領域Gに画像のプリントを行うと共に、この間隔dの領域に前記切断マークmが形成され、カッターユニットU2で切断を行う際には、光センサ32の検出結果に基づき切断マークmを基準にして間隔dより僅かに広い間隔となる領域を取り除き得ることにより、フチナシプリントでも画像の周囲に余白を残さないように切断作動が行われる。
前記反転ユニットU3は、プリントペーパPを圧着する一対の圧着ローラ33を備えると共に、この一対の圧着ローラ33を正逆両方向に駆動する搬送駆動機構(図示せず)と、この一対の圧着ローラ33をローラの軸芯周りで90度回転させる反転機構とを備えており、カッターユニットU2からの先端側から送り込まれるプリントペーパPを更に搬送して後端側を搬送する状態まで搬送した後、図3に矢印で示すように、ユニットを90度回転させた後、圧着ローラ33を逆転させることにより、プリントペーパPを後端側から後搬送ユニットU4に送り出すよう作動する。
前記後搬送ユニットU4は、プリントペーパPを搬送する複数の圧着ローラ34を備えると共に、プリントペーパPを横送りベルト16とラック板18との何れかに送り出す経路切り換え機構(図示せず)を備えている。
〔インク供給系〕図4に示すように、前記カートリッジセット部Bcにセットされたインクカートリッジ23に貯留されたインクは、第1管路35からリザーブタンク36に送られ、このリザーブタンク36からフレキシブル型の第2管路37を介して前記プリントヘッドHに送られる。前記リザーブタンク36にはインクの残量低下を検出する残量センサ38を備えており、前記プリントヘッドHはインクを吐出する複数のノズルと夫々のノズルからインクを送り出すピエゾ素子等の駆動機構39を備えている。同図には、1つの色相のインクの供給系を示しているが、この供給系はインク各色(7色)について独立に形成されるものである。このようにインクカートリッジ23からのインクをリザーブタンク36に一時的に貯留することにより、プリントを中断することなくインクカートリッジ23の交換を行えるようにしている。
〔制御系〕このプリント装置の制御系を図6のように示すことが可能である。つまり、受付ブロックAは、マイクロプロセッサ(CPU)を備えると共に、このマイクロプロセッサ(CPU)に対してデータバスを介して情報がアクセスする前記タッチパネル7、ディスプレイ8、半導体ドライブ10、ディスクドライブ11、半導体メモリRAM・ROM、ハードディスクHD、通信インタフェース41を備え、また、マイクロプロセッサ(CPU)で処理を実現するようソフトウエアで成るオペレーションシステム42、画像処理システム43、プリンタドライバ44を備えている。更に、前記マイクロプロセッサ(CPU)に対してインタフェース(図示せず)を介して前記フラットベッドスキャナ9からの情報が入力する入力系が形成され、通信インタフェース41を介して前記データ保存ブロックCに対して情報をアクセスする信号系が形成されている。
前記プリントブロックBは、マイクロプロセッサ(CPU)を備えると共に、このマイクロプロセッサ(CPU)に対してデータバスを介して情報がアクセスする前記前搬送ユニットU1、プリント部Bb、カッターユニットU2、反転ユニットU3、後搬送ユニットU4、半導体メモリRAM・ROM、ハードディスクHD、前記残量センサ38、コードセンサ25、光センサ32、通信インタフェース51を備え、また、マイクロプロセッサ(CPU)で処理を実現するようソフトウエアで成るプリント制御手段52、媒体残量取得手段53、インク残量取得手段54、インク消費量推定手段55、第1プリント可能量推定手段56、第2プリント可能量推定手段57、報知手段58を備えている。尚、フトウエアで成るプリント制御手段52、媒体残量取得手段53、インク残量取得手段54、インク消費量推定手段55、第1プリント可能量推定手段56、第2プリント可能量推定手段57、報知手段58は、図中においてブロック状に示しているが、前記これらの手段は、ハードディスクHDに保存され、処理を行う際に半導体メモリRAMにロードした後に実行される。
前記媒体残量取得手段53、インク残量取得手段54、インク消費量推定手段55、第1プリント可能量推定手段56、第2プリント可能量推定手段57、報知手段58は後述するように、プリント装置におけるプリント能力を求めるためのものであるので、これらの全て、あるいは、一部を前記受付ブロックAに備えても良い。
〔処理形態〕前記受付ブロックAでは、前記オペレーションシステム42が必要な情報をディスプレイ8に表示し、その表示に基づいてオペレータがタッチパネル7に指を接触させる等の操作を行うことによりオペレータが望む処理を実現するようGUI(Graphical User Interface)を備えている。具体的には、このオペレーションシステム42が操作メニューを前記ディスプレイ8に表示し、このディスプレイ8のタッチパネル7に対するオペレータの操作情報を取得して必要な情報をディスプレイ8に表示する。この表示に基づいて前記半導体ドライブ10、ディスクドライブ11、あるいは、フラットベッドスキャナ9から画像データを取得した場合には、前記画像処理システム43が夫々の画像データを一覧化してディスプレイ8に表示する。このようにディスプレイ8に表示され画像データからオペレータがプリント対象を選択した場合には、更に、プリントサイズとプリント枚数との入力を求めてオーダ情報として取得すると共に、前記プリンタドライバ44がプリントブロックBでプリント可能な画像データに変換する処理を行う。また、この画像データに対して、必要な場合には色補正やガンマ補正等の補正を行い、その画像データとオーダ情報とを1つのジョブとしてプリントブロックAに伝送することや、前記データ保存ブロックCに保存するよう処理形態が設定されている。
尚、前記半導体ドライブ10、ディスクドライブ11、あるいは、フラットベッドスキャナ9で取得した画像データはR(赤)・G(緑)・B(青)の三原色に対して8ビットの濃度データ(所謂、フルカラー)を与えた構造を有するものであり、前記プリンタドライバ44は、この三原色データを前記ブラック(K)、ライトブラック(LK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)、イエロー(Y)の7色に対応して8ビットの濃度データを与えた構造のプリントデータに色分解する処理を実現するものである。
前記プリントブロックBでは、前記受付ブロックAから伝送された前記画像データとオーダデータ(プリントサイズデータ、プリント枚数データ〈プリント量指定データの一例〉)とに基づき、前記プリント制御手段52が前記前搬送ユニットU1、プリント部Bb、カッターユニットU2、反転ユニットU3、後搬送ユニットU4夫々を制御することにより、マガジン収容部BbからプリントペーパPを引き出し、そのプリントペーパPに対して画像データのプリントを行い、プリントサイズに切断する処理を行い、前記仕分け部17又はラック板18に送り出す処理をシーケンシャルに実行するよう基本的な処理形態が設定されている。また、前記プリントヘッドHは、駆動電力の調節によりインク滴の大きさを複数種に切換え得る性能のものが使用され、画像データに基づいてプリントを行う際には画像データの階調に基づいて、1画素あたりのインク滴の数と、インク滴の大きさとを調節することで画像データに対応した階調を表現できるものにしている。
前記媒体残量取得手段53は、マガジン収容部Baに収容されたプリントペーパPの種類を前記コードセンサ25からの識別信号に基づいて特定し、プリントペーパPの初期長さからプリントに使用された消費量を減ずる処理を行うことによって、このマガジン収容部Baに収容されているプリントペーパPの残量を取得する処理を行い、この残量をプリントブロックBのハードディスクHDやEEPROMに保存する処理を行うものである。この処理を行う場合にはマガジン収容部Baに収容されるプリントペーパPがマガジン21と一体的に交換された場合でも、コードセンサ25からの識別信号に基づいて、残量を取得する時点においてマガジン収容部Bbに収容されているプリントペーパPの種類を特定することによって誤りのない処理を実現している。また、プリントペーパPの消費量は前搬送ユニットU1におけるプリントペーパPの搬送量、あるいは、プリント部BbにおけるプリントペーパPの搬送量に基づいて求めるものとなっており、厳密には、プリントぺーパPに備えた圧着ローラを駆動するステッピングモータ(図示せず)の駆動パルス信号を計数することにより求めている。
前記インク残量取得手段54は、前記プリントヘッドHに備えられた前記駆動機構39の駆動時間(インク滴の数)、及び、駆動電力値(インク滴の大きさ)を積算することによってノズルから吐出したインク各色のインクの総量(消費量)を取得し、このインク各色の消費量を前記インクカートリッジ23のインクの貯留量から減ずる処理を行うことにより、インク各色のインクカートリッジ23内の残存量を取得する処理を実現している。尚、前記リザーブタンク36には決まった量のインクを貯留するよう構成され、このリザーブタンク36に備えた前記残量センサ38はインクの残量が僅少になった場合に、その情報を警報として出力するために用いられるものであり、インクカートリッジ23のインクの貯留量を取得するためには用いられない。また、インクカートリッジ23のインク残量を取得する場合、インクカートリッジ23が交換された場合には、プリントヘッドHから吐出したインク量がクリヤされ、その色のインクの残量が最大値(初期値)となるよう処理形態が設定されている。
前記インク消費量推定手段55は、プリントサイズに基づいて、そのプリントサイズの1フレームの画像データをプリントする際のインク各色の消費量を推定するよう、複数のプリントサイズに対応した推定テーブル(図示せず)を備えている。具体的には、所定のプリントサイズのプリントペーパPに対して1フレームの画像データをプリントする際におけるインク各色の消費量の平均値は略決まったものであるため、各プリントサイズ毎にインク各色の標準的なインク消費量を求め、その消費量を推定テーブルとして予め保存してあり、プリントサイズを指定することにより推定テーブルから1フレームあたりのインク各色消費量を求めるようにしているのである。尚、この1フレームの画像データが1枚のプリントペーパPに対してプリントされるデータを意味するものである。
前記第1プリント可能量推定手段56は、前記インク消費量推定手段55で推定した1フレームの画像データのインク各色のインク消費量と、前記インク残量取得手段54で取得したインク各色のインク残量とからプリント可能量(プリント可能枚数)を求める処理を実現するものである。また、第2プリント可能量推定手段57は、前記媒体残量取得手段53で取得したプリントペーパPの残量から設定されたプリントサイズにおけるプリント可能量(プリント可能枚数)を求める処理を実現する。特に、この第2プリント可能量推定手段57は、プリントペーパPの残量と、プリントサイズとからプリント可能量を求める際には、前述したように、画像Gと画像Gとの間に形成される間隔dの寸法をプリントサイズに付加することにより正確なプリント可能量を算出するよう処理形態が設定されている。
そして、前記報知手段58は、このプリントブロックBでの処理結果を、前記通信ケーブル1を介して前記受付ブロックAに伝送し、ディスプレイ8に表示させる処理を実現するものである。
このプリント装置では前記受付ブロックAのディスプレイ8に対してオペレータ、あるいは、顧客が必要な操作を行うことによってプリント処理を実現するよう、基本的な処理形態が設定されている。また、このプリント装置では、ディスプレイ8に対して必要な操作を行うことにより、このプリント装置におけるプリント可能枚数、あるいは、要求されたオーダのプリントの可否を把握できるよう構成されている。これらプリント可能枚数、あるいは、プリントの可否を判断する処理を以下に詳述する。ちなみに、以下の処理は受付ブロックA単独で行われるものでは無く、プリントブロックBにおける処理と連係して行われるものである。
図7のフローチャートに示すように、本プリント装置の電源を投入して立ち上げた際には、ディスプレイ8には初期画面が表示される(#01ステップ)。この初期画面には、オーダの受付を実現する表示の他に、このプリント装置でプリント可能なプリントペーパの枚数(プリント可能量)の表示を要求するスイッチ(図示せず)が表示されている。このスイッチが操作された場合(プリント可能な枚数を推定する要求があった場合)には(#02ステップ)、プリント枚数推定ルーチン(#100ステップ・可否判断手段の一例)が実行される。
次に、オーダの受付は、ディスプレイ8に表示されたオーダスイッチ(図示せず)が操作されることによって開始されるものであり、このオーダスイッチが操作された場合には(#03ステップ)、半導体型の記憶媒体Msに保存された画像データを前記半導体ドライブ10を介して取得する、あるいは、CD−RやDVD等のディスク型のメディアMdに保存された画像データをディスクドライブ11を介して取得する、あるいは、既にプリントされている写真等からフラットベッドスキャナ9を介して画像データを取得するためのオーダ取得ルーチン(#200ステップ)が実行される。
次に、オーダを取得した後には、取得したオーダ情報に基づいて、そのオーダのプリント処理の可否を判断する判断スイッチ(図示せず)がディスプレイ8に表示され、この判断スイッチが操作された場合には(プリント処理の可否を判断する要求があった場合には)(#04ステップ)、プリント可否判断ルーチン(#300ステップ)が実行される。
また、オーダを取得した後には、そのオーダのプリントを実行する実行スイッチ(図示せず)がディスプレイ8に表示されるものであり、この実行スイッチが操作された場合には(オーダの画像データをプリントする要求があった場合には)(#05ステップ)、プリント実行ルーチン(#400ステップ)が実行される。
前記プリント枚数推定ルーチン(#100ステップ)、オーダ取得ルーチン(#200ステップ)、プリント可否判断ルーチン(#300ステップ)、プリント実行ルーチン(#400ステップ)夫々はサブルーチンとして保存されている。
つまり、プリント枚数推定ルーチン(#100ステップ)は、図9のフローチャートに示すように、インク残量取得手段54からの情報に基づいてインク各色のインク残量を取得し、かつ、媒体残量取得手段53からの情報に基づいてペーパ残量を取得する(#102、#102ステップ)。
次に、インク残量取得手段54で取得したインク各色のインク残量とインク消費量推定手段55とからプリントサイズ毎のプリント可能枚数(Si)を推定する(#103ステップ)。具体的には、インク残量取得手段54がインク各色のインク残量を取得し、前記インク消費量推定手段55が推定テーブルから1フレームの画像データをプリントするに必要なインク各色の消費量(必要量)をプリントサイズ毎に取得し、このインク各色のインク残量をインク各色の消費量で除する演算を行うことにより、7色全てのインクを用いたプリントが可能となるプリント可能枚数(Si)を、予め設定されたプリントサイズ毎に推定しているのである。
次に、媒体残量取得手段53で取得したペーパ残量と、EサイズやLサイズ、あるいは、2Lサイズ等の予め設定されたプリントサイズ毎のプリント可能枚数(Sp)を推定する(#104ステップ)。具体的には、前記媒体残量取得手段53で取得したペーパ残量を、プリントサイズに前記間隔dの値を加えた値で除する演算を、EサイズやLサイズ、あるいは、2Lサイズ等の予め設定されたプリントサイズ毎に行うことによりプリント可能枚数(Sp)を推定する。
次に、インクベースのプリント可能枚数(Si)の値と、ペーパベース(プリント媒体ベース)のプリント可能枚数(Sp)の値とが推定された後には、値が小さい方をプリント可能枚数として出力し、各色のインク残量と、各サイズのペーパ残量と伴にディスプレイ8に表示する処理が実行される(#105ステップ)。
このプリント枚数推定ルーチン(#100ステップ)は、受付ブロックAからのコマンドに基づき、プリントブロックBの側で処理が実行され、報知手段58が受付ブロックAのディスプレイ8に表示する形態で処理が実行されるものである。そして、この処理によってディスプレイ8に対する表示形態を図8のように示すことが可能である。このようにディスプレイ8に対してインク残量とペーパ残量とが表示されるので、オペレータはオーダのプリントの可否を判断できるばかりでなく、インクカートリッジ23、あるいは、プリントペーパPの交換時期を予測できるものとなる。尚、図8においては、ペーパ残量としてプリントパーパーPの幅に正比例した幅のバーグラフを表示することにより、プリントペーパPの種類を視覚的に容易に把握できるものにしている。
前記オーダ取得ルーチン(#200ステップ)は、図10のフローチャートに示すように、半導体ドライブ10、ディスクドライブ11、又は、フラットベッドスキャナ9から取得された画像データを一覧化してディスプレイに表示し、ディスプレイ8に表示された画像データのうち指定されたものをプリント対象に設定し、夫々の画像データに対して設定されたプリントサイズデータとプリント枚数データ(プリント量指定データ)とを取得し、更に、必要な場合には補正状態をシミュレーション画像で確認しながら色補正やガンマ補正を行い、補正データの取得を行う(#201、#202ステップ)。
このようにプリント対象とする画像データが指定された場合には、プリントサイズ、プリント枚数、料金をディスプレイ8に表示し(#203ステップ)、受付を担当する者に料金に支払いがあった後に、オペレータが所定の操作を行うことにより、そのオーダを識別するオーダ番号がディスプレイ8に表示される(#204ステップ)。このオーダ番号がオーダを特定する情報であり、顧客がプリントの仕上がりを受け取る際には、このオーダ番号を示すことになる。
前記プリント可否判断ルーチン(#300ステップ)は、図11のフローチャートに示すように、プリントの可否を判断すべき対象のオーダ情報を取得し、このオーダ情報で指定されたプリントサイズのペーパ1枚に対するインクの消費量を前記インク消費量推定手段55に基づいて求め、この1枚あたりのインクの消費量にオーダ情報で指定されたプリント枚数を乗ずる演算を行って、そのオーダにおけるインク各色のインク消費量を推定し、このように推定したインク各色のインク消費量と、前記インク残量推定手段54で推定したインク残量とを比較することによりインクベースのプリントの可否を判断する(#301〜#304ステップ)。
次に、オーダで指定されたプリントサイズとプリント枚数とを求め、このプリントサイズに対応するサイズのプリントペーパPの残量を媒体残量取得手段53で取得し、この残量と、オーダで指定されたプリント枚数とからペーパベースのプリントの可否を判断し(#305ステップ)、これらの判断結果から、インクベースのプリントの可否と、ペーパベースのプリントの可否とがプリント可能であると判断した場合にはプリント可能であることを示す情報をディスプレイ8に表示し、また、インクベースとペーパベースとの何れか一方でもプリント不能であることを判断した場合には、その理由とともにプリント不能であることをディスプレイ8に表示するものとなっている(#306ステップ)。この表示はディスプレイ8に対して新たにウインドウを開く形態で行っても、情報をポップアップさせる形態で行っても良い。
前記プリント実行ルーチン(#400ステップ・ジョブ実行手段の一例)は、プリントモードが効率モードである場合には、複数のオーダ情報とインク残量とペーパ残量とに基づいて、できる限り多くのオーダ(ジョブ)のプリントが早期に完了する順序を求め、その順序を保存し、保存された順序をディスプレイ8に表示した後、その順序でオーダ情報と画像データとをプリントブロックBに伝送してプリントを実行し、又、順次モードである場合には、受け付けた順序でオーダを処理するものである(#401〜#404ステップ)。
このプリント実行ルーチンにおける効率モードとは、受付ブロックAで多数のオーダを受け付けて前記データ保存ブロックCに保存した場合に、この多数のオーダを効率的に処理を行うためのモードである。つまり、受付ブロックAによってオーダを受け付けた順序に代えて、最も多くのオーダのプリントを早期に完了する順序でプリントを行うことにより、できるだけ多くのオーダを短時間のうちに完了して、仕上がったプリントを顧客に受け渡し得る数を多くするものにしているのである。
このように本発明のプリント装置では、プリント枚数推定ルーチンが実行された場合には、図8に示すように、ディスプレイ8の表示に基づいてサイズ毎のプリント可能枚数を予め取得できるので、オーダを受け付けた際にも、そのオーダのプリントサイズと枚数からプリントの可否を容易に判断できるものとなる。また、このようにプリント枚数推定ルーチンが実行された場合にはインク各色のインク残量と、サイズ毎のプリントペーパの残量が同時にディスプレイ8に表示されるので、作業を開始する以前にインクカートリッジ23の交換時期や、プリントペーパPの補充時期を予測できるものにしている。更に、オーダを受け付けた後には、プリント可否判断ルーチンを実行することにより、そのオーダの全てのプリントの可否を容易に判断できるので、プリントが不能である場合には、オーダのプリントを実行しながらインクカートリッジ23の交換を行うことや、プリントペーパPを補充する準備を行えるものにして作業性を高めるものにしている。
また、インク各色のインク残量からプリント可能な枚数を推定する際には、推定テーブルを有したインク消費量推定手段55によって1枚のプリントに必要なインク各色の消費量を推定するので、例えば、オーダを受け付けた画像データをプリントする際にインク各色のインク消費量をシミュレーションするものと比較して処理時間を極めて短縮できるものにしている。
特に、複数のオーダのプリントを実行する場合には、効率モードを選択することによりインク各色のインク残量とペーパ残量とから推定されるプリント枚数の範囲内で、できるだけ多くのオーダ(ジョブ)を実行するようオーダの順序が自動的に変更されるので、早期に多くのオーダを仕上げて顧客への受け渡しを早期に行えるようにすることも可能となっている。
〔別実施の形態〕
本発明は、上記実施の形態以外に以下のように構成し、実施しても良い。
(イ)前記インク消費量推定手段55を構成する推定テーブルを、図13に示すフローチャートに従う処理によって更新することも可能である。つまり、この推定テーブル更新ルーチンでは、オーダに基づいて複数枚のプリントペーパにプリントを行った際に、そのプリント時におけるインクの総消費量とプリント枚数とからオーダで指定された1フレームの画像データをプリントする際(1枚のプリントを行う際)におけるインク各色のインク消費量(J)を算出するサンプリングを行い(#501ステップ)、設定されたプリントサイズ毎のサンプリング回数(N)が予め設定された回数に達した場合には、夫々のプリントにおけるインク消費量の総和をサンプリング回数で除する演算(〈J1+J2+J3+‥‥〉÷N)を行って求めた平均値を推定テーブルの値として置き換える更新処理を行い、この更新処理の後に、カウント値を初期値(「0」)に設定するものとなっている(#502〜#505ステップ)。このように推定テーブルを更新することにより、インク各色の消費量が季節によって変動する場合でも、インク消費量を少ない誤差で推定できるものとなる。
(ロ)インク各色のインクカートリッジ23の消費傾向を判断するため、図14に示す消費傾向判断ルーチン(インク消費傾向出力手段の一例)を実行できるよう構成する。つまり、使用開始日を基準日としてインクカートリッジ23が交換された場合には、その色のインクカートリッジ23の交換回数を積算し、この積算値をインク各色のカートリッジ23の交換回数として保存する処理を行い、この処理の後に、インク各色のカートリッジ23の総交換数と、設定期間内に交換されたインク各色のインクカートリッジ23の数の平均値とを算出し、この総交換数と平均値とをディスプレイ8に表示するものとなっている(#601〜#603ステップ)。このようにインク各色のインクカートリッジ23が所定期間内に交換された数値を表示できるよう処理形態を設定することにより、インク各色のインクカートリッジ23の交換頻度を予め把握できるだけでなく、交換頻度が高いインクカートリッジ23を多く準備することも可能にするのである。
(ハ)前記インク消費量推定手段55を、推定テーブルを用いずに、オーダ中の画像データからインク各色のインク消費量を算出するよう処理形態を設定すること可能である。このように画像データからインク各色のインク消費量を求める際には、R・G・B構造の画像データを、プリンタドライバによってC・M・Y構造の画像データに変換する処理を行う必要があるが、インク消費量の推定精度を高くすることが可能となる。
(ニ)インク残量を計測するようインクカートリッジ23のインク残量を計測する専用のセンサを備える。このように専用のセンサを備えた場合には、インク残量の推定を容易に行えるばかりでなく、推定精度も向上する。
(ホ)予めプリントサイズに切断されたプリントペーパを用い、使用されたプリントペーパの枚数からプリントペーパの残量を求めるよう媒体残量取得手段を構成する。
(ヘ)オーダの受付とプリント処理とを行う機構を一体化した構造にプリント装置を構成することが可能である。
インクジェット型のプリント装置の斜視図 プリントブロックの斜視図 プリントブロックのプリントペーパの搬送経路を示す模式図 インク供給系の模式図 プリントペーパに形成される画像の領域と切断マークとを示す図 制御系のブロック回路図 プリント装置の基本的な制御を示すフローチャート プリント枚数推定ルーチンでディスプレイに表示される情報を示す図 プリント枚数推定ルーチンのフローチャート オーダ取得ルーチンのフローチャート プリント可否判断ルーチンのフローチャート プリント実行ルーチンのフローチャート 推定テーブル更新ルーチンのフローチャート 消費傾向判別ルーチンのフローチャート
符号の説明
8 ディスプレイ
21 マガジン
23 インクカートリッジ
25 識別手段
52 プリント制御手段
53 媒体残量取得手段
54 インク残量取得手段
55 インク消費量推定手段
56 第1プリント可能量推定手段
57 第2プリント可能量推定手段
58 報知手段
Ba 媒体収容部
Bc インク貯留部
C ストレージ
H プリントヘッド
P プリント媒体

Claims (8)

  1. プリント媒体を収容する媒体収容部と、複数色のインクを貯留するインク貯留部と、このインク貯留部から供給されるインクを前記媒体収容部から供給されるプリント媒体に吹き付ける形態でプリントを行うインクジェット型のプリントヘッドと、画像データに基づき前記プリントヘッドを駆動して前記プリント媒体に画像データのプリントを行うプリント制御手段とを備えているプリント装置であって、
    前記媒体収容部に収容されたプリント媒体の残量を取得する媒体残量取得手段と、前記インク貯留部に貯留された複数色のインク夫々の残量を取得するインク残量取得手段と、プリントサイズに基づいて、そのプリントサイズの1フレームの画像データをプリントする際のインク各色の消費量を推定するインク消費量推定手段とを備え、
    前記インク消費量推定手段で推定したインク消費量と、前記インク残量取得手段で取得したインク各色のインク残量とからプリント可能量を求める第1プリント可能量取得手段を備え、前記媒体残量取得手段で取得したプリント媒体の残量から各プリントサイズにおけるプリント可能量を求める第2プリント可能量取得手段を備え、この第1、第2プリント可能量取得手段で求めた2つのプリント可能量のうち、少ないものをプリント可能量として報知する報知手段を備えているプリント装置。
  2. 前記報知手段は、複数のプリントサイズに対応したプリント可能量の値を、視覚的に把握可能な形態でディスプレイに対して表示するよう報知形態が設定されている請求項1記載のプリント装置。
  3. 前記インク消費量推定手段は、1フレームの画像データを各プリントサイズのプリントペーパにプリントする際に必要なインク各色の消費量をテーブルデータ化した構造を有すると共に、複数のフレームのプリントの実行の後に1フレームをプリントした際に消費したインク各色の消費量の平均値に基づいて前記テーブルデータ化した消費量を補正するよう構成されている請求項1又は2記載のプリント装置。
  4. 前記インク消費量推定手段は、プリント対象として指定された画像データに基づいてインク各色の消費量を求め、このように求めた消費量を推定値として設定するよう構成されている請求項1又は2記載のプリント装置。
  5. 1つのオーダの実行に先立って、そのオーダを実行した際におけるインク各色の消費量を前記インク消費量推定手段で推定し、この推定値と前記インク残量取得手段で取得したインク各色のインク残量とからインクベースでのプリントの可否を判断し、かつ、そのオーダにおけるプリント指定量と、前記媒体残量取得手段で取得したプリント媒体の残量からプリント媒体ベースでのプリントの可否を判断し、判断結果を出力する可否判断手段を備えている請求項1〜4のいずれか1項に記載のプリント装置。
  6. 複数フレームの画像データと、プリントサイズデータと、プリント量指定データとを含むオーダ単位を1つのジョブとして、複数のジョブの保存が可能なストレージを備えると共に、このストレージに保存された複数のジョブを実行する際におけるインク各色の消費量と、プリント媒体の消費量とを求め、かつ、前記媒体残量取得手段で取得したプリント媒体の残量と、インク残量取得手段で取得したインク各色のインク残量とから、最も多くの数のジョブを実行できるジョブの実行順序を求め、その実行順序でジョブを実行するジョブ実行手段を備えている請求項1記載のプリント装置。
  7. 前記インク貯留部は、各色のインクを貯留する複数のインクカートリッジを交換自在に構成されると共に、予め設定された期間内に交換されたインクカートリッジの数をインク各色毎に把握し出力するインク消費傾向出力手段を備えている請求項1〜6のいずれか1項に記載のプリント装置。
  8. 前記媒体収容部は、プリント媒体を収納したマガジンを交換できるよう構成され、この媒体収容部にセットされたマガジンを識別する識別手段を備えると共に、前記媒体残量取得手段は、前記識別手段で識別されたマガジン毎のプリント媒体の残量を取得し、保存するように構成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載のプリント装置。
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