JP4591002B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インク収容体からインクの供給を受けて印刷が行われる印刷装置に関し、詳しくはインク収容体のインク残量が少なくなったときに、これを報知する印刷装置に関する。
従来、印刷用のインクを収容したインク収容体(インクカートリッジ)のインク残量が所定値より少なくなったことを判断し、警告の報知を行うようにした技術として、特開2004‐130638号公報(特許文献1)に開示されるものがある。
この特許文献1の技術によれば、インクカートリッジに収容されるインク残量を検知し、そのインク残量を予め定めた複数の基準量と比較して、それらの各基準量以下であると判断すると、例えば、インク残量が減ってきた、インク残量が残り僅か、インクが空になったなど、それらの基準量に応じた異なる内容の警告メッセージの報知を行うようにしている。
特開2004‐130638号公報
前記特許文献1によれば、インクカートリッジ内のインク残量が複数の基準量と比較され、インク残量が少なくなるにしたがって、そのインク残量の程度に応じたメッセージの報知を受けることができる点で便利である。
前記特許文献1の印刷装置では、インク残量少を判断する基準量が予め定められ、その基準量に達すると、一律に警告メッセージの報知を行うようにしているが、一方では、インク吐出量が印刷画像の種類によってばらつきがあり、ユーザの印刷する印刷画像には一定の傾向があるなどにより、警告メッセージが出されるようになってからインクを全て使い切るまでの印刷可能な量がユーザに応じて異なってくる。
このため、ユーザによっては、警告メッセージが出されるようになってからインクを全て使い切るまでにまだ多くの枚数を印刷できてしまうことがあり、その間の印刷においてインク残量少の警告メッセージが必要以上に繰り返し何回も発行されるため、ユーザにとっては煩わしいことがある。そして、このようなユーザにとっては、多くの印刷可能枚数を残した比較的早い段階で警告メッセージが発行されることになるため、まだ印刷が可能であるにもかかわらずユーザの判断でインクカートリッジの交換をしてしまうという不都合が生じることがある。
本発明はこのような問題点を解決するものであり、その印刷装置を使用するユーザに応じた適切なタイミングでインク残量が少ないことの警告の報知を開始し、かつ必要以上の報知回数によってユーザを煩わせるようなことがなく、使用可能なインクを残して早めにインク収容体を交換するミスを改善することができる印刷装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、現在使用しているインク収容体について、インク残量が少なくなりインク切れが近づいた段階で、信頼性の高い印刷可能な記録紙の残り枚数の予測ができる印刷装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、インク収容体に収容されるインクを吐出して記録紙に印刷を行うとともに、インク切れに応じてインク収容体が交換可能又はインク収容体にインクが補充可能な印刷装置であって、前記インク収容体のインクの残量を判断する判断手段と、前記判断手段により、前記インク収容体のインクが所定の残量以下になったと判断してからインク切れと判断するまでに印刷した前記記録紙の印刷枚数を計数する計数手段と、インク切れにより交換した直近過去の所定個数のインク収容体又はインク切れによりインク収容体に補充した直近過去の所定のインク補充回数について、前記計数手段により計数した印刷枚数を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された所定複数個の各インク収容体又は所定複数回の各インク補充についての印刷枚数の平均値に基づいて、現に印刷に使用しているインク収容体のインクが前記所定の残量になってからインク切れまでに印刷可能な前記記録紙の枚数を予測する予測手段と、前記予測手段による予測値に所定の係数を掛けて求めた値に基づいて、インク残量に関する所定の警告の報知を開始するタイミングを、前記判断手段によりインクの残量が前記所定の残量になった以降の印刷枚数で設定する設定手段と、少なくとも印刷開始前、印刷開始時又は印刷中に、前記設定手段により設定されたタイミングに従って前記報知を行う報知手段とを備えることを特徴としている。
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記予測手段の予測値に基づいた印刷可能な残り枚数を表示するとともに、残り枚数を前記計数手段の計数に従って更新して表示する表示手段を備えることを特徴としている。
本発明によれば、直近過去の所定個数のインク収容体、又は所定のインク補充回数について、インクが所定の残量以下となってからインク切れまでの間に印刷した記録紙の枚数を記憶し、その情報に基づいて、現に印刷に使用しているインク収容体のインクが所定の残量になってからインク切れまでに印刷可能な記録紙の印刷可能枚数を予測し、その予測値に基づいて、インク残量に関する所定の警告の報知を開始するタイミングを設定するようにしたため、その印刷装置を使用するユーザに応じた適切なタイミングで前記警告の報知を開始し、かつ必要以上の報知回数によってユーザを煩わせるようなことがなく、使用可能なインクを残して早めにインク収容体を交換するミスを改善することができる。また、現在に使用しているインク収容体について、インク残量が少なくなりインク切れが近づいた段階での印刷可能な記録紙の残り枚数を、その印刷装置を使用するユーザ個々の過去の実績値に基づいて予測するため、信頼性の高い印刷可能枚数の予測を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施の形態に係る印刷装置の前面側から見た外観斜視図であり、図2は背面側から見た外観斜視図である。
この印刷装置1は、住所録を作成するとともに葉書などの文面を編集し、葉書の宛名印刷及び葉書の文面を印刷するワープロ機能を有し、またデジタルカメラで撮影した写真画像を取り込んで印刷する機能を有するとともに、写真画像と予め装置に保持する装飾用画像とを合成する画像処理機能を有し、その合成した画像を印刷する機能を有している。
図1及び図2において、印刷装置1は装置本体2を備え、装置本体2の前面側には、この装置をワードプロセッサとして使用する場合に文書データを入力するための折り畳み式のキーボード3を備えている。このキーボード3は、住所録や葉書の文面を入力するための文字・記号入力キーや、文面の編集、表示画面の制御、印刷などに必要とする各種の制御キーを備えている。なお、このキーボード3は、写真画像の画像処理や印刷処理などに対応するキーも備えている。
このキーボード3は、装置本体2の前面の下部に回動可能に取り付けられ、印刷装置1をワードプロセッサとして使用する場合には、図1のように装置本体2の前部に倒して使用する。このようにキーボード3を前部に倒したことによって露出する装置本体2の前面には記録紙の逃し穴4が設けられており、印刷動作時に記録紙の一部が搬送の過程で、この逃し穴4から装置本体2外に突出する。
また、キーボード3は装置本体2の前面部に立てるように折り畳む構成となっているので、キーボード3を装置本体2の前面部に折り畳んだまま印刷を実行するときのために、キーボード3にも装置本体2側の逃し穴4に対応して同様の逃し穴5が設けられている。
装置本体2の上面には、キーボード3から入力されたデータを表示し、各種の設定に必要なメニュー画面を表示し、またデジタルカメラから取り込んだ写真画像やその写真画像に画像処理を加えた結果を表示するなどの他に、この装置で必要とする各種の情報を表示するための表示部6が設けられている。
また、装置本体2の上面には、装置の電源をオン・オフするための電源ボタン7が設けられており、更にキーボード3とは別に、写真画像の画像処理や印刷処理などに対応する装置本体2の後方からでも操作が可能な複数の入力キーを備えたキー操作部8が配置されている。このキー操作部8には、表示部6に表示されるカーソルを移動制御するためのカーソルキー10、表示画面上での種々の選択決定などを行うための決定キー11、印刷を指示するための印刷キー12が設けられている。
図2に示すように、装置本体2の背面には、装置本体2内に通じる給紙口13及び排紙口14が設けられ、この給紙口13及び排紙口14に対応して給紙トレイ15及び排紙トレイ16が設けられている。
また、装置本体2の背面には、複数種類のメモリカード17の装着が可能なカードスロット18a〜18dが設けられている。カードスロット18a〜18dのいずれかにメモリカード17が装着されると、メモリカード17の端子がカードスロット18a〜18d内に配設されているコネクタ端子に接続し、これにより、メモリカード17内の画像データが印刷装置1側に読み出し可能となる。
図3及び図4は、印刷装置1の内部の構成の説明図である。図3及び図4において、ピックアップローラ20は、不図示のモータにより反時計方向に回転駆動され、給紙トレイ15に重ねて収容された記録紙50を最上部より1枚ずつ印刷装置1内に繰り込む。このとき、ピックアップローラ20の下部に配置された給紙レバー21が、不図示の駆動機構により給紙トレイ15の底部の先端付近で、記録紙50の先端部を突き上げてピックアップローラ20に向けて押圧する。
また、第1の搬送路22は、上記のように取り込んだ記録紙50の搬送を案内するためのものであり、この搬送路22の端部には記録紙50の搬送を行うための駆動ローラ23a及び加圧ローラ23bからなる搬送ローラ対23が配置されている。また、搬送路22の途中には、第1の紙センサ25が設けられている。
また、第2の搬送路26は、第1の搬送路22を経て搬入された記録紙50が、その搬送方向を、図4に示すように反転したときに、その記録紙50の印刷から装置本体2外への搬出までの搬送を案内するためのものであり、この搬送路26の途中にはインクジェット方式の印刷機構が配置されている。
この印刷機構は、ガイドレール27に沿って記録紙50の搬送方向と直交する方向に往復移動するキャリッジ28を備え、このキャリッジ28には、印刷ヘッド29が搭載されている。印刷ヘッド29は、B(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色インクをそれぞれ吐出する複数のノズルを備えている。またキャリッジ28には、前記各色のインクが充填されたインクカートリッジ(インク収容体)30a〜30dが搭載されている。また、キャリッジ28には、各インクカートリッジ30a〜30dの着脱を検出するための不図示のセンサが設けられている。また、排紙口14に臨む第2の搬送路26の終端部には、印刷後の記録紙50を排出するためにピックアップローラ20に当接して従動する点接ローラ33が設けられている。
次に、印刷装置1の印刷動作について説明する。印刷開始の指示があると、図3に示すように、ピックアップローラ20が反時計方向に回転駆動され、このピックアップローラ20が給紙レバー21と協働して記録紙50を第1の搬送路22に向けて給紙する。ピックアップローラ20によって第1の搬送路22を搬送される記録紙50は、搬送ローラ対23に搬送を受け継がれる。搬送を受け継がれた記録紙50は、その後端近部が搬送ローラ対23の位置に達するまで、搬送ローラ対23によって更に搬送される。記録紙50が第1の搬送路22を搬送される過程で第1の紙センサ25が記録紙50を検知しており、記録紙50の後端が第1の紙センサ25の位置を抜けたところから所定の距離だけ搬送されたところで、搬送ローラ対23の駆動ローラ23aの時計方向の回転が停止される。
次に、図4に示すように、駆動ローラ23aが反時計方向に回転すると、記録紙50は搬入時とは逆に後端側を先端として第2の搬送路26を排紙口14に向けて搬送される。この第2の搬送路26を搬送される記録紙50の先端側が、第2の紙センサ31によって検知されたことに基づいて、キャリッジ28の移動が開始され、印刷ヘッド29が印字駆動されて記録紙50に対して印刷が行われる。印刷が終了すると、記録紙50はピックアップローラ20と点接ローラ33によって排紙口14を介して装置外部の排紙トレイ16上に排出される。
図5は印刷装置1のブロック図である。同図に示すように、この印刷装置1は、制御部(CPU)35を備えている。制御部35は、ROM36に格納された制御プログラムを読み出して、この読み出した制御プログラムによって装置の各部を制御する。
ROM36には、装置の各部を制御する制御プログラムが格納されている。
また、RAM37が備えられている。RAM37には、入力された文字やメモリカードからの画像のデータや表示のためのデータ、あるいは印刷データが格納され、さらに必要な処理に関するデータが格納されるレジスタの他にフラグやカウンタなどが設けられている。
すなわち、図6はRAMの要部の構成図を示している。同図に図示のように、RAM37には、B(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色インクのインクカートリッジ30a〜30dに対応して、吐出回数カウンタK1〜K4、印刷枚数カウンタN1〜N4、前回印刷枚数レジスタA1〜A4、前々回印刷枚数レジスタB1〜B4、警告開始情報レジスタC1〜C4、予測印刷枚数レジスタD1〜D4、予測残り印刷枚数レジスタE1〜E4、インク残量少フラグF1〜F4が設けられる。
吐出回数カウンタK1〜K4は、前記各色インクを吐出するインクジェットノズルからのインクの吐出回数を計数する。印刷枚数カウンタN1〜N4は、前記各色インクのインクカートリッジ30a〜30dのインク残量が所定量以下(例えば5%以下)になってからインクが空になるインク切れまでの間に印刷された記録紙の印刷枚数を各色のインクカートリッジに対応して計数する。前回印刷枚数レジスタA1〜A4は、前回交換したインクカートリッジについて、前記印刷枚数カウンタN1〜N4で計数された印刷枚数を各色のインクカートリッジに対応して格納する。前々回印刷枚数レジスタB1〜B4は、前々回交換したインクカートリッジについて、前記印刷枚数カウンタN1〜N4で計数された印刷枚数を各色のインクカートリッジに対応して格納する。警告開始情報レジスタC1〜C4は、インク残量少やインクカートリッジの交換を促すための警報を開始するタイミングの情報を各色のインクカートリッジに対応して格納する。予測印刷枚数レジスタD1〜D4は、インク残量が前記所定量以下になってからインクが空になるインク切れまでの間に印刷可能と予測される記録紙の枚数情報を各色のインクカートリッジに対応して格納する。予測残り印刷枚数レジスタE1〜E4は、予測印刷枚数レジスタD1〜D4に格納される予測印刷枚数から印刷枚数カウンタN1〜N4の計数値を差し引いた値が格納する。
インク残量少フラグF1〜F4は、インク残量が前記所定量より多いときにはリセットされており、前記所定量以下になったときにセットされる。
なお、この例では、B(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色インクを収容した個別のインクカートリッジ30a〜30dを交換可能にして備えているため、前記レジスタ、カウンタ及びフラグはインクカートリッジの数と同一の数だけ設けたが、前記各色インクを1個のインクカートリッジに収容するものであれば、上記レジスタ、カウンタ及びフラグは1個だけ設ければよい。
また、制御部35には、上記印刷機構及び記録紙の搬送機構などを備える印刷部38、メモリカード制御部39、表示部6、及びキーボード3とキー操作部8も接続されている。メモリカード制御部39は、上述したカードスロット18a〜18dに挿入されたメモリカード17から、メモリカードコネクタを介して画像データを取り込んで、その取り込んだ画像データを制御部35に転送する回路である。また、制御部35には、キャリッジ28に搭載されるインクカートリッジ30a〜30dの着脱を検出するためのセンサ40a〜40dや他のセンサも接続されている。
図7及び図8はインク残量情報を報知する処理に特徴を有する本発明の実施形態に係る印刷装置の動作を説明するフローチャートである。
この図7及び図8による印刷装置の動作説明の前に、図9によってインクカートリッジの交換に伴ってインクの残量情報を報知する印刷装置の動作について、その概要を説明する。図9では、インクカートリッジを1本目から順に4本目まで交換した場合において、各インクカートリッジにおけるインクの残量と、所定のインク残量に達してからインク切れになるまでの記録紙の印刷枚数と、その印刷の間におけるインク残量少の注意警告及びインク切れの警告の発行タイミングの関係を示している。なお、図9では、説明を簡単にするため、4色のインクのうちのB(ブラック)の1色のインクについてのインク残量管理について説明する。他のY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色インクについても、このB(ブラック)と同様にインク残量管理の処理が行われる。以下の図7及び図8による動作説明の場合も同様である。
図9において、最初の1本目のインクカートリッジでは、インク残量が新品の状態を残量100%として、それが5%(所定量)まで減少した時点から毎印刷時にインク残量少の注意警告を発行し、インクカートリッジが空になると、インク切れの警告を発行する。この1本目のインクカートリッジでは、インク残量が5%から空になるまでの間に70枚の記録紙を印刷したことを表している。この1本目のインクカートリッジを用いた印刷では、それ以前の履歴情報が蓄積されていないため、インク残量が所定量(5%)まで減少した時点から毎印刷時にインク残量少の注意警告を発行するものであり、本発明の特徴がまだ機能していない。この点は従来の印刷装置と同様である。
そして、2本目のインクカートリッジでは、インク残量が5%まで減少した時点から更に34枚の記録紙の印刷が終了し、35枚目以降の記録紙の印刷からインク切れまでの毎印刷時にインク残量少の注意警告を発行する。インク残量が5%になった以降から数えて34枚目の記録紙の印刷時まではインク残量少の状態であるが、その警告を行わない非警告期間となる。この2本目のインクカートリッジでは、インク残量が5%から空になるまでの間に50枚の記録紙を印刷したことを表している。
また、3本目のインクカートリッジでは、インク残量が5%まで減少した時点から更に29枚の記録紙の印刷が終了し、30枚目以降の記録紙の印刷からインク切れまでの毎印刷時にインク残量少の注意警告を発行する。前記29枚の記録紙の印刷期間は非警告期間である。この3本目のインクカートリッジでは、インク残量が5%から空になるまでの間に60枚の記録紙を印刷したことを表している。
また、4本目のインクカートリッジでは、インク残量が5%まで減少した時点から更に26枚の記録紙の印刷が終了し、27枚目以降の記録紙の印刷からインク切れまでの毎印刷時にインク残量少の注意警告を発行する。前記26枚の印刷期間は非警告期間である。この4本目のインクカートリッジでは、インク残量が5%から空になるまでの間に56枚の記録紙を印刷したことを表している。
本発明は、図9の2本目ないし4本目のインクカートリッジの印刷状況に示す非警告期間を設定することで、インク残量が所定の基準量に達したときは、直ちにそれ以降の印刷時に所定の警告を行うことをせずに、その警告をインク残量が空になるインク切れにより近いタイミングまで遅らせて開始するようにし、しかもその開始のタイミングは過去の実績を参照して実状に沿った早過ぎず遅過ぎない適時に行うようにしたことを、発明の特徴の1つとしている。
以下、図7及び図8により更に詳しく説明する。図7はインクカートリッジの交換が行われた場合の処理を表すフローチャートである。これらの説明では、ブラック(B)のインクの場合を例として説明する。他のインク色についても同じ処理が行われるが、説明の簡単化のため、ここでは省略する。なお、図7に示すインクカートリッジの交換に伴う処理は図8の印刷装置の印刷動作の処理と並行して行われる。
まず、キャリッジ28に搭載された空のインクカートリッジ30aが取り外され、新品のものが装着されると、このインクカートリッジ30aの着脱がセンサ40aによって検出され、インクカートリッジの交換が判断される(S1)。このインクカートリッジの交換が判断されると、前回印刷枚数レジスタA1に格納された印刷枚数のデータが前々回印刷枚数レジスタB1にシフトされて格納され、また、印刷枚数カウンタN1に格納されている印刷枚数のデータが前回印刷枚数レジスタA1にシフトされて格納される(S2)。
次に、吐出回数カウンタK1及び印刷枚数カウンタN1がリセットされ、警告開始情報レジスタC1、予測印刷枚数レジスタD1及び予測残り印刷枚数レジスタE1のデータがクリアされ、またインク残量少フラグF1が0にリセットされる(S3)。このように、インクカートリッジの交換30aに伴う所定の処理が行われる。
一方、図8のフローチャートにおいて、まず電源が投入されて印刷開始の指示があると、インク残量100%に対応する数値から吐出回数カウンタK1の計数値が差し引かれて現在のインク残量が計算される(S11)。続いて、計算されたインク残量に基づいてインク切れ(残量ゼロ)か否か判断される(S12)。インク切れでない場合は、計算されたインク残量に基づいてインク残量が所定量(5%)以下か否か判断される(S13)。インク切れではなく(S12のNO)、かつインク残量が所定量以下でもない場合(S13のNO)には、回復動作か否か判断され(S14)、回復動作であれば(S14のYES)、吐出回数カウンタK1で吐出回数を計数する(S15)。また、回復動作でなければ(S14のNO)、印刷動作か否か判断され(S16)、印刷動作であれば(S16のYES)、吐出回数カウンタK1で吐出回数を計数する(S17)。印刷動作でないと判断されれば(S16のNO)、S14の処理に戻る。
次に、S17の処理に続いて、1枚の記録紙の印刷が終了したか否か判断され(S18)、終了していなければ(S18のNO)、S18の処理に戻り、終了していれば(S18のYES)、インク残量少フラグF1がセットされているか否か判断される(S19)。インク残量少フラグF1がセットされていなければ(S19のNO)、設定された枚数の印刷が終了したか否か判断され(S20)、終了していなければ(S20のNO)、S11の処理に戻り、全ての印刷を終了していれば(S20のYES)、処理を終了する。
例えば、図9に示す最初の1本目のインクカートリッジが装着されている場合では、前記S11〜S20の処理を繰り返して印刷動作が行われる。そこで、インクの消耗によりインク残量が5%以下になると、S21に移行してインク残量少フラグF1が1にセットされているか否か判断される。インク残量が5%以下になった直後であれば、インク残量少フラグF1は最初からのリセットされた状態にある。そこで、インク残量少フラグF1が1にセットされる(S22)。
次に、予測印刷枚数が計算されて予測印刷枚数レジスタD1に格納される(S23)。この予測印刷枚数は、インク残量が所定量以下になってからインク切れになるまでの間に印刷可能な記録紙の枚数を予測値であり、((前々回の印刷枚数)+(前回の印刷枚数))/2で表される計算式によって求められる。ここで、前回の印刷枚数は、現在装着されているインクカートリッジの前に交換したインクカートリッジにおけるインク残量が5%以下になった以降からインク切れまでの実績印刷枚数であり、前々回の印刷枚数は、現在装着されているインクカートリッジの前の前に交換したインクカートリッジにおけるインク残量が5%以下になった以降からインク切れまでの実績印刷枚数である。したがって、この予測印刷枚数は、前回と前々回に使用した各インクカートリッジにおける、インク残量少の状態(5%以降ゼロまでの間)での実績印刷枚数の平均値を用いている。
次に、計算した予測印刷枚数に基づいて、警告開始印刷枚数が計算され、その計算結果が警告開始情報レジスタC1に設定される(S24)。この警告開始印刷枚数は、先に求めた予測印刷枚数に所定の係数(0.5)を掛けることで求められる。この係数は任意の適切な数値に定められている。
この場合、1本目のインクカートリッジでは、最初であるため、S23及びS24での予測印刷枚数の計算や警告開始印刷枚数の設定はできない。
次に、S23及びS24の処理の後にS14に移行し印刷動作が実行される。更に、先に進んで、1枚の記録紙の印刷を終了し、インク残量少フラグF1がセットされていることが判断されると(S18のYES、S19のYES)、S25の処理に移行する。S25の処理では、印刷枚数カウンタN1で印刷枚数が計数される。そして、S23で計算された予測印刷枚数から1枚減じて予測残り印刷枚数が計算され、その計算結果が予測残り印刷枚数レジスタE1に格納されるとともに表示部6に表示される(S26)。
次に、印刷枚数カウンタN1の値、すなわち印刷枚数の実績値が警告開始印刷枚数に達したか、又はそれを超えているか否かが判断され(S27)、その枚数に達したか、あるいは超えていれば(S27のYES)、インク残量少の警告メッセージが表示部6に表示される(S28)。達していなければ(S27のNO)、S11の処理に戻る。この場合、1本目のインクカートリッジでは、最初であり過去のデータが取り揃わないことからS25の印刷枚数の計数だけが行われる。
そして、さらに進んでS11〜S28の処理を繰り返し、インクの消耗によってインク切れを判断されることになると(S12のYES)、インク切れであること、及びカートリッジの交換を促すメッセージが表示部6に表示され(S29)、印刷動作が中止される(S30)。
このようにして、1本目のインクカートリッジのインクが空になると、図9に示す2本目のインクカートリッジに交換され、同様にして、図8のフローチャートに基づいた処理が実行される。この2本目のインクカートリッジでは、S23の処理では、前記計算式に従って予測印刷枚数70枚が計算されて予測印刷枚数レジスタD1に格納され(S23)、また、警告開始印刷枚数35枚が計算されて警告開始情報レジスタC1に設定される(S24)。そして、S19を経てS25〜S28の処理により、図9に示すように、インク残量が5%以下になった以降から34枚の記録紙が印刷された後の35枚目を最初としてそれ以降にインク残量少の警告メッセージが発行されることになる。この2本目のインクカートリッジでは、インク残量が5%以下になった以降からインク切れまでの実績印刷枚数が50枚であった。
次に、2本目のインクカートリッジのインクが空になると、図9に示す3本目のインクカートリッジに交換され、同様にして、図8のフローチャートに基づいた処理が実行される。この3本目のインクカートリッジでは、S23の処理では、前記計算式に従って予測印刷枚数60枚が計算されて予測印刷枚数レジスタD1に格納され(S23)、また、警告開始印刷枚数30枚が計算されて警告開始情報レジスタC1に設定される(S24)。そして、S19を経てS25〜S28の処理により、図9に示すように、インク残量が5%以下になった以降から29枚の記録紙が印刷された後の30枚目を最初としてそれ以降に警告メッセージが発行されることになる。図11(a)、(b)はS28のインク残量が少ないことを警告する表示画面を表している。図示のように、この警告画面でもS26の予測残り印刷枚数を合わせて表示するようにしてもよい。図11(a)、(b)では残りの予測印刷枚数が順次更新される様子を示している。この3本目のインクカートリッジでは、インク残量が5%以下になった以降からインク切れまでの実績印刷枚数が60枚であった。
さらに、3本目のインクカートリッジのインクが空になると、図9に示す4本目のインクカートリッジに交換され、同様にして、図8のフローチャートに基づいた処理が実行される。図11(c)はインク切れを表すS29の処理による表示画面を表している。また、図10は前述の1〜4本目の各インクカートリッジの交換に対応してRAM37に格納される主要なデータの説明図である。
このようにして、直近過去の複数個のインクカートリッジの各々について、インクが所定の残量以下となってからインク切れまでの間に印刷した記録紙の枚数を記憶し、その情報に基づいて、現に印刷に使用しているインクカートリッジのインクが所定の残量になってからインク切れまでに印刷可能な記録紙の印刷可能枚数を予測し、その予測値に基づいて、インク残量に関する所定の警告の報知を開始するタイミングを設定するようにしたため、その印刷装置を使用するユーザに応じた適切なタイミングで警告の報知を開始し、かつ必要以上の報知回数によってユーザを煩わせるようなことがなく、使用可能なインクを残して早めにインクカートリッジを交換するミスを改善することができる。また、現在使用しているインクカートリッジについて、インク残量が少なくなりインク切れが近づいた段階での印刷可能な記録紙の残り枚数を、その印刷装置を使用するユーザ個々の過去の実績値に基づいて予測するため、信頼性の高い印刷可能枚数の予測を行うことができる。
なお、前記実施形態では、インクカートリッジを交換する場合について述べたが、インクカートリッジ内のインクが空になったときに、インクカートリッジをそのまま使用しインクだけを元の状態まで補充する場合についても同様に適用することができる。その場合にも、直近過去の複数回の各インクの補充に対応して、インクが所定の残量以下となってからインク切れまでの間に印刷した記録紙の枚数を記憶し、その情報に基づいて、インクが所定の残量になってからインク切れまでに印刷可能な記録紙の印刷可能枚数を予測し、その予測値に基づいて、インク残量に関する所定の警告の報知を開始するタイミングを設定するようにする。
また、前記S23では、予測印刷枚数を求めるために、((前々回の印刷枚数)+(前回の印刷枚数))/2で表される計算式を用い、前回と前々回の印刷枚数のデータを使ってその平均値を求めたが、データを2個に限定するものではなく、更に多くの数のデータの平均値を取るようにしてもよい。また、この計算式は、インクカートリッジの交換に対応して順次シフトした前回と前々回の2つの印刷枚数データの移動平均値を求めるものであるが、過去の全ての印刷枚数データを累積しその平均値を求めるようにしてもよい。さらに、S24において、予測印刷枚数に所定の係数(0.5)を掛けることで警告開始印刷枚数を求めたが、この係数は適当な数値に予め設定したり、ユーザが任意の数値に設定できるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る印刷装置の正面側から見た外観斜視図。 その印刷装置の背面側から見た外観斜視図。 その印刷装置の内部構造を示す説明図。 その印刷装置の内部構造を示す説明図。 その印刷装置のブロック図。 RAMの要部の構成図。 本発明の動作を説明するフローチャート。 本発明の動作を説明するフローチャート。 本発明の動作の説明図。 本発明のRAMに格納されるデータの説明図。 表示画面の説明図。
符号の説明
1 …印刷装置
2 …装置本体
3 …キーボード
4、5…記録紙逃し穴
6 …表示部
7 …電源ボタン
8 …キー操作部
10 …カーソルキー
11 …決定キー
12 …印刷キー
13 …給紙口
14 …排紙口
15 …給紙トレイ
16 …排紙トレイ
17 …メモリカード
18a〜18d…カードスロット
20 …ピックアップローラ
21 …給紙レバー
22 …第1の搬送路
23 …搬送ローラ対
23a…駆動ローラ
23b…加圧ローラ
25 …第1の紙センサ
26 …第2の搬送路
27 …ガイドレール
28 …キャリッジ
29 …印刷ヘッド
30a〜30d…インクカートリッジ(インク収容体)
31 …第2の紙センサ
33 …点接ローラ
35 …制御部
36 …ROM
37 …RAM
38 …印刷部
39 …メモリカード制御部
40a〜40d…センサ(インクカートリッジ着脱検出用)
50 …記録紙

Claims (2)

  1. インク収容体に収容されるインクを吐出して記録紙に印刷を行うとともに、インク切れに応じてインク収容体が交換可能又はインク収容体にインクが補充可能な印刷装置であって、
    前記インク収容体のインクの残量を判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記インク収容体のインクが所定の残量以下になったと判断してからインク切れと判断するまでに印刷した前記記録紙の印刷枚数を計数する計数手段と、
    インク切れにより交換した直近過去の所定個数のインク収容体又はインク切れによりインク収容体に補充した直近過去の所定のインク補充回数について、前記計数手段により計数した印刷枚数を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された所定複数個の各インク収容体又は所定複数回の各インク補充についての印刷枚数の平均値に基づいて、現に印刷に使用しているインク収容体のインクが前記所定の残量になってからインク切れまでに印刷可能な前記記録紙の枚数を予測する予測手段と、
    前記予測手段による予測値に所定の係数を掛けて求めた値に基づいて、インク残量に関する所定の警告の報知を開始するタイミングを、前記判断手段によりインクの残量が前記所定の残量になった以降の印刷枚数で設定する設定手段と、
    少なくとも印刷開始前、印刷開始時又は印刷中に、前記設定手段により設定されたタイミングに従って前記報知を行う報知手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記予測手段の予測値に基づいた印刷可能な残り枚数を表示するとともに、残り枚数を前記計数手段の計数に従って更新して表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
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