JP2002318508A - 画像形成装置および該装置におけるトナー残量警告方法 - Google Patents

画像形成装置および該装置におけるトナー残量警告方法

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JP2002318508A JP2001125570A JP2001125570A JP2002318508A JP 2002318508 A JP2002318508 A JP 2002318508A JP 2001125570 A JP2001125570 A JP 2001125570A JP 2001125570 A JP2001125570 A JP 2001125570A JP 2002318508 A JP2002318508 A JP 2002318508A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの要望に適切に、かつ柔軟に対応しな
がら、トナー切れをユーザに正確に報知することができ
る画像形成装置および該装置におけるトナー残量警告方
法を提供する。 【解決手段】 予め「画質保証モード」、「使用率対応
モード」および「自動更新モード」の3種類のニアエン
ド値(固定ニアエンド値、ユーザ対応ニアエンド値、最
新ニアエンド値)が用意されており、ユーザが3つのモ
ードから一のモードを選択することによって複数のニア
エンド値の中から一のニアエンド値が選択される。そし
て、トナー残量がその選択されたニアエンド値に達した
ときにトナー切れの警告がユーザに報知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタ、複写
機およびファクシミリ装置などの画像形成装置および該
装置におけるトナー残量警告方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体上に形成された静電潜像に
トナーを付着させて現像し、それにより得られたトナー
像を中間転写ベルト、中間転写ドラム、転写シートなど
の転写媒体に転写する画像形成装置においては、現像剤
のトナーを収容しているタンクが現像ユニットの筐体内
部に納められているため、外部からトナーの残量を目視
により確認することができない。このため、ドットカウ
ンタを用いてトナー残量を計測するとともに、そのトナ
ー残量が所定の警告値に達すると、ユーザに警告を報知
する技術が従来より提案されている。例えば、特開平6
−324569号公報に記載された従来装置では、トナ
ーボトルや現像ユニットが新しいものに交換されたとき
からのドットカウンタ値をエンジン制御部内の不揮発性
メモリに記憶しておき、トータルのドットカウンタ値が
一定値(警告値)を超えたときにトナーニアエンドを表
示し、ユーザにトナーボトルや現像ユニットの交換を要
求している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トナーボト
ルや現像ユニットの交換に関するユーザ要求は画一的で
はなく、ユーザごとに異なっている。例えば、社外用資
料を大量に印刷するユーザにしてみれば、出力画像の品
質を重視し、印刷途中でトナー残量が減少して画像のか
すれが発生するのを未然に防止するために、トナー残量
が比較的多くとも早めに交換することを望むことが多
い。この場合、トナーが比較的多く残存していたとして
も、トナーニアエンドを表示するように構成する必要が
ある。逆に、例えば社内用資料を印刷するユーザにして
みれば、出力画像の品質よりも現像ユニット内のトナー
を可能な限り残さずに使用してランニングコストの低減
を図ることを望むことが多い。この場合には、トナー残
量が比較的少なくなった時点でトナーニアエンドが表示
されるように構成する必要がある。しかしながら、上記
したように従来装置では警告値を固定化しているため、
ユーザ要求に柔軟に対応することができず、ユーザフレ
ンドリーな装置とはなっていなかった。
【0004】また、トナーボトルや現像ユニットはいわ
ゆる消耗品であり、トナーニアエンドが表示されるのを
待って、これらの消耗品を発注するユーザも少なくな
い。このようユーザにしてみれば、予めトナーニアエン
ドが表示された後も、少なくとも消耗品の納期以上の
間、続けて印刷を行うことを望むであろう。しかしなが
ら、このようなユーザサイドに立った装置は従来には存
在しておらず、ユーザフレンドリーな装置の提供が望ま
れている。
【0005】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、ユーザの要望に適切に、かつ柔軟に対応しなが
ら、トナー切れをユーザに正確に報知することができる
画像形成装置および該装置におけるトナー残量警告方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる画像形
成装置は、装置本体と、前記装置本体に装着され、感光
体上に形成された静電潜像をトナーによって顕像化する
ことによって画像信号に対応するトナー像を形成する現
像手段と、前記現像手段に残留するトナー残量が警告値
に達したときにトナー切れの警告をユーザに報知する制
御手段とを備えた画像形成装置であって、上記目的を達
成するため、複数の警告値を用意しており、ユーザによ
って前記複数の警告値の中から一を前記警告値として選
択可能となっている。
【0007】また、この発明にかかる画像形成装置にお
けるトナー残量警告方法は、感光体上に形成された静電
潜像を現像手段に貯留されているトナーによって顕像化
することによって画像信号に対応するトナー像を形成す
る画像形成装置において、前記現像手段に残留するトナ
ー残量が警告値に達したときにトナー切れの警告をユー
ザに報知するトナー残量警告方法であって、上記目的を
達成するため、複数の警告値を用意しておき、ユーザに
よって前記複数の警告値の中から一を前記警告値として
選択可能となっている。
【0008】このように構成された発明(画像形成装置
および該装置におけるトナー残量警告方法)では、ユー
ザが複数の警告値の中から一の警告値を選択可能となっ
ており、トナー残量がその選択された警告値に達したと
きにトナー切れの警告がユーザに報知される。したがっ
て、ユーザは自己の装置使用態様などに応じて警告値を
選択することでトナー切れの警告報知タイミングを柔軟
に設定することができる。
【0009】ここで、例えば警告が報知された時点から
のトナー像の形成可能な残り日数を記憶手段に記憶させ
ておき、この残り日数に対応するトナー残量を第1警告
値とし、これをユーザが選択することができるように構
成してもよい(請求項2)。こうすることで、トナー切
れの警告を受けた時点でのトナー残量を正確にユーザに
報知することができる。しかも、ユーザは残り日数の間
に画像形成を安心して継続させることができるととも
に、トナー切れに対する処理(例えばトナーボルトや現
像ユニットなどの消耗品の発注など)を余裕を持って行
うことが可能となる。
【0010】なお、第1警告値については、画像のドッ
トを形成する個々の画像信号をカウントすることにより
得られるドットカウント値とすることができる。例え
ば、単位時間当たりにカウントされる単位ドットカウン
ト値を求め、さらに該単位ドットカウント値と前記残り
日数とに基づき前記第1警告値を求めることができる
(請求項3)。そして、画像形成を行っている間に得ら
れるドットをカウントしていきトナー残量を求めるとと
もに、そのトナー残量を第1警告値と対比することでト
ナー切れを検出可能となる。
【0011】また、上記においては単位ドットカウント
値と残り日数とに基づき第1警告値を求めているが、さ
らにユーザの一日当たりの平均使用時間を用いることに
より残り日数に対応する第1警告値をユーザの使用状況
を反映したものとなり、トナー切れをより正確にユーザ
に報知することができる(請求項4)。
【0012】また、トナー切れを警告する際に、トナー
残量が残り日数となったことをユーザに報知するように
してもよい(請求項5)。こうすることで、ユーザに残
り日数を再確認させることができる。
【0013】また、残り日数を変更設定することができ
るように構成するのが望ましく(請求項6)、これによ
って各ユーザの使用態様により柔軟に対応することがで
きる。
【0014】また、現像手段に残留するトナー残量が第
2警告値に達したときにトナー切れの警告をユーザに報
知するだけでなく、その警告後に現像手段やトナーカー
トリッジが交換された時点でのトナー残量に基づき第2
警告値を更新するようにしてもよい(請求項7,8)。
こうすることで、ユーザの使用状態に応じて第2警告値
が自動的に更新され、ユーザの交換タイミングに応じた
ものとなっていくので、トナー切れをより正確にユーザ
に報知することができる。
【0015】また、第2警告値としては、交換時点での
トナー残量に対応するドットカウント値に基づき求める
ようにしてもよい(請求項9)。そして、画像形成を行
っている間に得られるドットをカウントしていきトナー
残量を求めるとともに、そのトナー残量を第2警告値と
対比することでトナー切れを検出可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、この発明にかかる画像形
成装置の一の実施形態を示す図である。図2は図1の画
像形成装置のエンジンコントローラを示すブロック図で
ある。この画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー
を重ね合わせてフルカラー画像を形成したり、ブラック
(K)のトナーのみを用いてモノクロ画像を形成する装
置である。この画像形成装置では、ホストコンピュータ
などの外部装置から画像信号が制御ユニットのメインコ
ントローラに与えられると、このメインコントローラか
らの指令に応じてエンジンコントローラ1がエンジン部
EGの各部を制御して複写紙、転写紙、用紙およびOH
P用透明シートなどのシートSに画像信号に対応する画
像を形成する。
【0017】このエンジン部EGでは、7つのユニッ
ト:(a)感光体ユニット2;(b)イエロー用現像ユニット
3Y;(c)マゼンタ用現像ユニット3M;(d)シアン用現
像ユニット3C;(e)ブラック用現像ユニット3K;(f)
中間転写ユニット4および(g)定着ユニット5が装置本
体6に対して着脱自在となっている。そして、すべての
ユニット2,3Y,3M,3C,3K,4,5が装置本
体6に装着された状態で、図1に示すように、感光体ユ
ニット2の感光体21が図1の矢印方向D1に回転する
とともに、その感光体21の周りにその回転方向D1に
沿って、帯電部22、現像ユニット3Y,3M,3C,
3Kからなるロータリー現像部3およびクリーニング部
23がそれぞれ配置される。
【0018】7つのユニット2,3Y,3M,3C,3
K,4,5のうち感光体ユニット2には感光体21、帯
電部22およびクリーニング部23が収容されており、
これらを一体的に装置本体6に対して着脱自在となって
いる。帯電部22は帯電バイアスが印加されており、感
光体21の外周面を均一に帯電させる。
【0019】また、この感光体ユニット2には、感光体
21の回転方向D1における帯電部22の上流側にクリ
ーニング部23が設けられており、一次転写後に感光体
21の外周面に残留付着しているトナーを掻き落とす。
こうして、感光体21の表面クリーニングを行ってい
る。
【0020】このように構成された感光体ユニット2に
は、該ユニット2の残り寿命を示すデータなどを記憶す
るためのシリアルEEPROM71が取付けられてお
り、感光体ユニット2を装置本体6に装着すると、コネ
クタ(図示省略)を介して装置本体6のエンジンコント
ローラ1と電気的に接続され、エンジンコントローラ1
との間でデータ転送を行い、感光体ユニット2の消耗品
管理を行う。なお、その他のユニット3Y,3M,3
C,3K,4,5についても感光体ユニット2と同様に
種々のデータを記憶するためのシリアルEEPROM7
2〜77がそれぞれ取付けられており、ユニット装着状
態で装置本体6のエンジンコントローラ1と電気的に接
続され、エンジンコントローラ1との間でデータ転送を
行い、該ユニットの消耗品管理を行う。
【0021】この画像形成装置では、図1に示すよう
に、帯電部22によって帯電された感光体21の外周面
に対して、露光ユニット8からレーザ光Lが照射され
る。この露光ユニット8はエンジンコントローラ1から
の画像信号に応じてレーザ光Lを感光体21上に走査露
光して感光体21上に画像信号に対応する静電潜像を形
成する。
【0022】こうして形成された静電潜像は現像部3に
よってトナー現像される。すなわち、この実施形態では
現像部3として、ブラック用の現像ユニット3K、シア
ン用の現像ユニット3C、マゼンタ用の現像ユニット3
M、およびイエロー用の現像ユニット3Yが軸中心に回
転自在に設けられている。そして、これらの現像ユニッ
ト3K,3C,3M,3Yは回転位置決めされるととも
に、感光体21に対して選択的に当接もしくは離間位置
で位置決めされ、直流成分もしくは直流成分に交流成分
を重畳した現像バイアスが印加されて選択された色のト
ナーを感光体21の表面に付与する。これによって、感
光体21上の静電潜像が選択トナー色で顕像化される。
【0023】上記のようにして現像部3で現像されたト
ナー像は、一次転写領域TR1で中間転写ユニット4の
中間転写ベルト41上に一次転写される。すなわち、中
間転写ユニット4は複数のローラに掛け渡された中間転
写ベルト41と、中間転写ベルト41を回転駆動する駆
動部(図示省略)とを備えており、カラー画像をシート
Sに転写する場合には、感光体21上に形成される各色
のトナー像を中間転写ベルト41上に重ね合わせてカラ
ー画像を形成する一方、モノクロ画像をシートSに転写
する場合には、感光体21上に形成されるブラック色の
トナー像のみを中間転写ベルト41上に転写してモノク
ロ画像を形成する。
【0024】こうして中間転写ベルト41上に形成され
た画像については、所定の二次転写領域TR2におい
て、カセット9から取り出されたシートS上に二次転写
する。また、こうして画像が形成されたシートSは定着
ユニット5を経由して装置本体6の上面部に設けられた
排出トレイ部に搬送される。
【0025】次に、エンジンコントローラ1の構成につ
いて図2を参照しつつ説明する。このエンジンコントロ
ーラ1は本発明の制御手段として機能するものであり、
CPU11により後述するトナー残量警告プログラムを
実行して現像ユニット3Y,3M,3C,3K内に残留
するトナー残量がニアエンドに達したときに警告を報知
する。なお、このCPU11には、トナー残量警告プロ
グラムや他のデータなどを記憶するためのROM12、
各種データを一時的に記憶するRAM13が接続されて
いる。
【0026】また、CPU11は、シリアルI/F(イ
ンターフェース)15を介して電子カウンタに用いるシ
リアルEEPROM14に接続されている。このシリア
ルEEPROM14には、図3に示すように、モノクロ
印刷を行った累積頁数たるモノクロ総頁数や、カラー印
刷を行った累積頁数たるカラー総頁数以外に、後述する
トナー残量警告プログラムを実行するにあたって必要と
なる以下のデータ、各トナー色ごとのドットカウント
値、ニアエンドの設定モード、固定ニアエンド値(ドッ
トカウント値)、ユーザの一日当たりの平均使用時間、
残り日数、各トナー色ごとのユーザ対応ニアエンド値
(ドットカウント値)、各トナー色ごとの平均ドットカ
ウント値、各トナー色ごとの最新ニアエンド値(ドット
カウント値)、が記憶されている。なお、各データの意
味については、後のトナー残量警告処理の説明に際して
詳述する。
【0027】また、CPU11は、シリアルEEPRO
M14のみならず、各ユニット2,3Y,3M,3C,
3K,4,5に設けられたシリアルEEPROM71〜
77にもシリアルI/F15を介して接続されており、
各シリアルEEPROM14,71〜77との間でデー
タ転送可能となるとともに、入出力ポート16を介して
シリアルEEPROM14,71〜77にチップセレク
ト信号CSを入力可能となっている。
【0028】また、エンジンコントローラ1には、電圧
監視回路17が設けられており、電源電圧が所定電圧を
下回ると、電圧監視回路17がその電圧降下を検出し、
その旨を示すリセット信号をCPU11と周辺機器1
5,16に出力する。
【0029】さらに、CPU11は入出力ポート16を
介してマンマシンインターフェースとして機能する操作
部18および表示部19と接続されており、ユーザから
の指令や設定データなどが操作部18によって入力され
ると、その入力データがCPU11に与えられる一方、
トナー残量警告プログラムの実行結果としてトナーニア
エンドなどの情報が表示部19に表示される。
【0030】次に、上記のように構成された画像形成装
置におけるトナー残量警告動作について説明する。この
画像形成装置では、装置への電源投入とともに、シリア
ルEEPROMに記憶されているデータのうち必要なデ
ータを読出し、例えば図3に示すようにRAM13に記
憶させる。このデータ群には、各トナー色についてのト
ナー残量を示すドットカウント値が含まれている。これ
らのドットカウント値は、現像ユニットの交換直後から
画像信号に応じてレーザ光Lを感光体21上に走査露光
して感光体21上に画像信号に対応する静電潜像を形成
した際に、その潜像のドット数をカウントアップするこ
とにより得られる値であり、その静電潜像に対応するト
ナー色に関するトナー消費量、つまりトナー残量を示し
ている。
【0031】また、この画像形成装置では、各現像ユニ
ット3Y,3M,3C,3K内に残留するトナー残量が
ニアエンドに達したか否かを判定するモードとして図4
に示すように「画質保証モード」、「利用率対応モー
ド」および「自動更新モード」の合計3種類のモードが
用意されており、各モードではトナーのニアエンドを判
定するための警告値が以下のように設定され、RAM1
3に記憶されているニアエンドの設定モードに応じて上
記3種類のモードの一のモードでトナー残量警告処理が
実行される。以下、図4ないし図7を参照しつつ説明す
る。
【0032】図4に示すように、トナー残量警告プログ
ラムが実行されると、まずトナー残量を示すドットカウ
ント値をRAM13から読み出す(ステップS1)とと
もに、ユーザが上記3種類のモードのうち何れのモード
を設定しているかを示す設定モードをRAM13から読
み出す(ステップS2)。そして、ステップS3〜S5
を実行することによってステップS2の設定モードに応
じたトナー残量警告処理を選択実行する。
【0033】まず、画質保証モード(ステップS6)が
選択されている場合について説明する。この画質保証モ
ードは、出力画像の品質を重視し、印刷途中でトナー残
量が減少して画像のかすれが発生するのを未然に防止す
るために、トナー残量が比較的多くとも早めに交換する
モードである。この画質保証モードを実行するために、
上記装置で予め検証を行って所定のトナー残量となった
時点でのドットカウント値を求め、これを固定ニアエン
ド値としてROM12に記憶しておく。なお、固定ニア
エンド値としては、例えば一度に大量の印刷するユーザ
を考慮して比較的多くのトナーが残留するように設定す
るのが望ましい。
【0034】この画質保証モードでは、図5に示すよう
に、CPU11がステップS61〜S66を実行してト
ナー残量が固定ニアエンド値に対応するトナー量未満と
なると、表示部19にニアエンドを表示して「トナー切
れ」の警告をユーザに報知する。具体的には、印刷処理
が行われる(ステップS61)と、その印刷処理におい
て形成されたトナー像のドット数をドットカウント値に
加算して更新する(ステップS62)。そして、そのド
ットカウント値を固定ニアエンド値と比較し(ステップ
S63)、固定ニアエンド値未満となっている間、ニア
エンドの表示を行わず、ステップS61,S62を繰り
返す。
【0035】一方、ドットカウント値が固定ニアエンド
値以上となり、現在のトナー残量が固定ニアエンド値に
対応するトナー残量よりも少なくなると、ニアエンド、
例えば「トナー残量が少なくなったので、現像ユニット
を交換してください」というメッセージを表示部19に
表示して「トナー切れ」をユーザに警告する(ステップ
S64)。
【0036】次のステップS65では、「トナー切れ」
が警告されたトナー色について現像ユニットの交換が完
了したか否かを判定し、該現像ユニットの交換が完了す
るまでステップS64に戻ってニアエンドを表示部19
に表示し続ける。一方、新たな現像ユニットが装着され
ると、ニアエンドの表示を解消するとともに、ドットカ
ウント値をクリアした(ステップS66)後、ステップ
S2に戻って「画質保証モード」を終了する。
【0037】次に、使用率対応モード(ステップS7)
が選択されている場合について説明する。この使用率対
応モードは、ユーザごとにその使用状況に応じてユーザ
対応ニアエンド値を求めることによって現像ユニット3
K,3C,3M,3Y内のトナーを効率的に使用するモ
ードである。なお、この使用率対応モードを実行するに
あたって、後述するモード設定処理においてユーザが一
日当りの平均使用時間と、「トナー切れ」の警告が報知
された時点からのトナー像の形成可能な残り日数とを操
作部18を介して設定されており、これらの値がシリア
ルEEPROM14に記憶されている。
【0038】この使用率対応モードでは、図6に示すよ
うに、CPU11がステップS71〜S79を実行し
て、残り日数分だけ印刷を続けることができるだけのト
ナー量(以下「リザーブ量」という)にまで各現像ユニ
ット3K,3C,3M,3Y内のトナー残量が減少した
ときに表示部19にニアエンドを表示して「トナー切
れ」の警告をユーザに報知する。具体的には、ステップ
S71で単位時間当たりの印刷頁数と1頁当たりの平均
ドットカウント値とから単位時間当たりのドットカウン
ト値を演算する。
【0039】そして、次のステップS72でユーザ設定
値、つまり一日当りの平均使用時間と残り日数とをRA
M13から読み出した後、さらに次のステップS73で
該ユーザに対応するリザーブ量が現像ユニットに残留し
ているときのドットカウント値を演算し、これをユーザ
対応ニアエンド値としている。通常、ユーザの使用状況
は個々に相違しているが、本実施形態のようにステップ
S71〜S73を実行することによってユーザごとに最
適なユーザ対応ニアエンドが得られる。例えば、ユーザ
が残り日数を比較的多く設定している場合には、必然的
にリザーブ量が多く設定されることとなり、残り日数を
小さくしている場合よりも早くニアエンドが表示され
る。ここで、残り日数については、現像ユニットの納品
期間などを考慮してユーザが任意に設定することができ
る。
【0040】また、印刷処理が行われる(ステップS7
4)と、「画質保証モード」の場合と同様に、その印刷
処理において形成されたトナー像のドット数をドットカ
ウント値に加算して更新していく(ステップS75)。
そして、そのドットカウント値を上記ステップS73で
設定されたユーザ対応ニアエンド値と比較し(ステップ
S76)、ユーザ対応ニアエンド値未満となっている
間、ニアエンドの表示を行わず、ステップS74〜S7
6を繰り返す。
【0041】一方、ドットカウント値がユーザ対応ニア
エンド値以上となり、現在のトナー残量がユーザ対応ニ
アエンド値に対応するトナー残量、つまりリザーブ量に
達すると、残り日数を伴うニアエンド、例えば「トナー
残量が後○○日分となりました。現像ユニットを交換し
てください」というメッセージを表示部19に表示して
「トナー切れ」をユーザに警告する(ステップS7
7)。このように、この実施形態では、ユーザ対応ニア
エンド値が本発明の「第1警告値」に相当している。
【0042】次のステップS78では、「トナー切れ」
が警告されたトナー色について現像ユニットの交換が完
了したか否かを判定し、該現像ユニットの交換が完了す
るまでステップS74に戻ってニアエンドを表示部19
に表示し続ける。なお、この実施形態では、現像ユニッ
トに残留するトナー残量がリザーブ量を切った後におい
ては、そのトナー残量と、ステップS71で求めた単位
時間当たりのドットカウント値と、ユーザの一日当たり
の平均使用時間とに基づきトナー残量がトナーエンドに
達するまでの残り日数を演算更新し、表示部19に表示
する(ステップS77)。したがって、最初にニアエン
ドが表示部19に表示されたときにはユーザ設定の残り
日数が表示部19に表示される一方、現像ユニットを交
換しないまま印刷処理を続けていくと、その印刷処理に
応じて表示部19に表示される残り日数が徐々に減少し
ていく。
【0043】一方、ステップS78で新たな現像ユニッ
トが装着されたことを確認すると、ニアエンドの表示を
解消するとともに、ドットカウント値をクリアした(ス
テップS79)後、ステップS2に戻って「使用率対応
モード」を終了する。
【0044】次に、自動更新モード(ステップS8)が
選択されている場合について図7を参照しつつ説明す
る。この「自動更新モード」はユーザの交換タイミング
に応じてニアエンド値を更新してニアエンドの表示タイ
ミングをユーザの使用態様に対応させるモードである。
この「自動更新モード」では、まずRAM13から最新
ニアエンド値を読み出す(ステップS81)。
【0045】また、印刷処理が行われる(ステップS8
2)と、「画質保証モード」の場合と同様に、その印刷
処理において形成されたトナー像のドット数をドットカ
ウント値に加算して更新していく(ステップS83)。
そして、そのドットカウント値を上記ステップS81で
読み出した最新ニアエンド値と比較し(ステップS8
4)、最新ニアエンド値未満となっている間、ニアエン
ドの表示を行わず、ステップS82〜S84を繰り返
す。
【0046】一方、ドットカウント値が最新ニアエンド
値以上となり、現在のトナー残量が最新ニアエンド値に
対応するトナー残量よりも少なくなると、ニアエンド、
例えば「トナー残量が少なくなったので、現像ユニット
を交換してください」というメッセージを表示部19に
表示して「トナー切れ」をユーザに警告する(ステップ
S85)。
【0047】次のステップS86では、「トナー切れ」
が警告されたトナー色について現像ユニットの交換が完
了したか否かを判定し、該現像ユニットの交換が完了す
るまでステップS85に戻ってニアエンドを表示部19
に表示し続ける。一方、新たな現像ユニットが装着され
ると、この交換時点をニアエンドの表示開始時点と対比
して最新ニアエンド値を更新する。というのも、ユーザ
によっては、ニアエンドの表示後も印刷処理をさらに続
け、画像かすれが現れた時点で現像ユニットを交換する
ことがあり、ニアエンドの表示タイミングと実際の交換
タイミングとが大きくずれてしている場合には、長時間
に渡ってニアエンドを表示し続けることはあまり好まし
い状態とはいえず、ニアエンドの表示を遅らせて実際の
交換タイミングに近づけるのが望ましいと考えられる。
【0048】そこで、この実施形態では、現在の最新ニ
アエンド値Dnと、現像ユニットの交換時点でのドット
カウント値Drとを対比して最新ニアエンド値を更新・
記憶している(ステップS87)。具体的には、条件式
(Dr−Dn<α)が満足されるとき、つまりニアエンド
表示から現像ユニット交換までのドットカウント値(D
r−Dn)が所定値α未満であり、ニアエンド表示時点と
ユニット交換時点とが比較的近いときには、最新ニアエ
ンド値をそのまま設定しておく。一方、条件式(Dr−
Dn≧α)が満足されるとき、つまりニアエンド表示か
ら現像ユニット交換までのドットカウント値(Dr−D
n)が所定値α以上であり、ニアエンド表示からユニッ
ト交換までの時間が長いことから最新ニアエンド値Dn
を、 Dn=0.9×Dr に更新し、RAM13に記憶する(ステップS87)。
このように、この実施形態では、最新ニアエンド値が本
発明の「第2警告値」に相当している。
【0049】また、これに続いて、ドットカウント値を
クリアした(ステップS88)後、ステップS2に戻っ
て「自動更新モード」を終了する。
【0050】ところで、ユーザは上記した3つのモード
から一のモードを選択設定する場合、図8に示すモード
設定処理が適宜実行される。このモード設定処理では、
ステップS91,S92が実行されてユーザによって3
つのうちいずれのモードが選択されたのかを判定する。
そして、「画質保証モード」または「自動更新モード」
が選択された場合には、その選択モードを設定する(ス
テップS93,S94)。
【0051】一方、「使用率対応モード」が選択された
場合には、ステップS95で「使用率対応モード」を設
定するとともに、「一日の平均使用時間」および「残り
日数」の入力をユーザに促し、各データが入力される
と、RAM13に記憶する(ステップS96,S9
7)。
【0052】以上のように、この実施形態によれば、予
め「画質保証モード」、「使用率対応モード」および
「自動更新モード」の3種類のニアエンド値を用意して
おき、ユーザが複数のニアエンド値の中から一のニアエ
ンド値を選択可能となっており、トナー残量がその選択
されたニアエンド値に達したときに「トナー切れ」の警
告がユーザに報知される。したがって、ユーザは自己の
装置使用態様などに応じてモードを選択することで「ト
ナー切れ」の警告報知タイミングを柔軟に設定すること
ができる。
【0053】また、「使用率対応モード」を選択したと
き、現像ユニットに残留するトナー残量がリザーブ量と
なった時点で、単にニアエンド表示を行うだけでなく、
この残り日数を表示しているため、ユーザは「トナー切
れ」の警告後も残り日数の間、安心して印刷処理を継続
させることができるとともに、残り日数を目安として現
像ユニットの発注などを行うことができ、よりユーザフ
レンドリなものとなっている。なお、その「残り日数」
については、ユーザの使用状況や現像ユニットの納期な
どに応じて任意に設定することができる。もちろん、残
り日数をニアエンドとともに表示部19に表示させるこ
とは必須構成要件ではなく、エアエンドのみを表示部1
9に表示させて「トナー切れ」の警告を報知するように
してもよいことはいうまでもない。
【0054】また、この「使用率対応モード」では、単
位時間当たりの印刷頁数と1頁当たりの平均ドットカウ
ント値とから単位時間当たりのドットカウント値を予想
した上でユーザ対応ニアエンド値を求めているため、ユ
ーザ対応ニアエンド値をユーザの使用態様などに近づけ
ることができ、ニアエンド値を固定的に設定した場合に
比べてより正確に報知することができる。
【0055】また、ユーザ対応ニアエンド値を求めるた
めに「一日当たりの平均使用時間」を用いているが、こ
の値については実施形態のようにユーザによって入力設
定するようにしても、あるいは予め固定的に設定してい
てもよいのであるが、上記実施形態のごとくユーザ設定
とすることにより、ユーザ対応ニアエンド値をユーザの
使用態様に対応したものとすることができ、この方が好
ましい。
【0056】さらに、「自動更新モード」を選択したと
き、ユーザの交換タイミングに応じてニアエンド値が自
動的に更新されるので、ニアエンド値を固定的に設定し
た場合に比べてより正確に報知することができる。ま
た、ニアエンドの表示タイミングが調整されて長時間に
渡ってニアエンドが表示し続けるのを効果的に防止する
ことができる。
【0057】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。例えば、上記実施形態では、3つのモードを用意し
ておき、モード設定によって3種類のニアエンド値から
一を実質的に選択するように構成しているが、2つのモ
ード、あるいは4つ以上のモードを設定しておき、ニア
エンド値を選択するようにしてもよい。
【0058】また、上記実施形態では、ドットカウント
値に基づき現像ユニット内のトナー残量を求めている
が、トナー残量の導出手段についてはこれに限定される
ものではなく、任意であり、例えば印刷枚数、感光体2
1の累積回転量や中間転写ベルト41の累積回転量など
に基づきトナー残量を求めるようにしてもよい。
【0059】また、上記実施形態では、画像形成装置に
設けられた表示部19にニアエンドを表示して「トナー
切れ」の警告を報知しているが、画像形成装置に接続さ
れたホストコンピュータなどの外部装置に警告信号を出
力し、「トナー切れ」の警告を報知するようにしてもよ
い。また、上記実施形態では、モード設定、残り日数な
どのデータを操作部18を介して入力するように構成さ
れているが、画像形成装置に接続されたホストコンピュ
ータなどの外部装置のキーボードなどの操作部を介して
入力するように構成してもよい。
【0060】また、上記実施形態では、トナー残量がニ
アエンド値となると、現像ユニット全体を交換する画像
形成装置に本発明を適用しているが、現像ユニットを現
像本体と、該現像本体に対して着脱自在なトナーカート
リッジとで構成し、トナーカートリッジのみを交換する
画像形成装置に対しても本発明を適用することができ
る。
【0061】また、上記実施形態では、ニアエンド値に
基づき「トナー切れ」の警告を報知する画像形成装置に
対して本発明を適用しているが、本発明の適用対象はこ
れに限定されるものではなく、トナーエンド値に基づき
警告を報知する画像形成装置にも適用することができ
る。
【0062】さらに、上記実施形態にかかる画像形成装
置は、ホストコンピュータなどの外部装置より与えられ
た画像を複写紙、転写紙、用紙およびOHP用透明シー
トなどのシートに印刷するプリンタであるが、本発明は
複写機やファクシミリ装置などを含め、電子写真方式の
画像形成装置全般に適用することができる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ユー
ザが複数の警告値の中から一の警告値を選択可能となっ
ており、トナー残量がその選択された警告値に達したと
きにトナー切れの警告がユーザに報知されるように構成
しているので、ユーザの要望に適切に、かつ柔軟に対応
しながら、トナー切れをユーザに正確に報知することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる画像形成装置の一の実施形態
を示す図である。
【図2】図1の画像形成装置のエンジンコントローラを
示すブロック図である。
【図3】RAMのメモリマップの一部を示す図である。
【図4】図1の画像形成装置におけるトナー残量警告処
理を示すフローチャートである。
【図5】図1の画像形成装置における「画質保証モー
ド」を示すフローチャートである。
【図6】図1の画像形成装置における「使用率対応モー
ド」を示すフローチャートである。
【図7】図1の画像形成装置における「自動更新モー
ド」を示すフローチャートである。
【図8】図1の画像形成装置におけるモード設定処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…エンジンコントローラ(制御手段) 6…装置本体 11…CPU(制御手段) 12…ROM(記憶手段) 13…RAM(記憶手段) 14,71〜77…シリアルEEPROM(記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ06 AR01 HK15 HK18 HK19 HQ20 HV14 HV26 HV32 2H027 DA38 DB01 DD02 DE07 ED10 EE07 EE08 GA30 GA47 GB03 GB10 GB20 HB02 HB06 HB13 2H077 DA08 DA15 DA78 DB01 DB10 GA04 GA13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、前記装置本体に装着され、
    感光体上に形成された静電潜像をトナーによって顕像化
    することによって画像信号に対応するトナー像を形成す
    る現像手段と、前記現像手段に残留するトナー残量が警
    告値に達したときにトナー切れの警告をユーザに報知す
    る制御手段とを備えた画像形成装置において、 複数の警告値が用意されており、ユーザによって前記複
    数の警告値の中から一を選択可能となっていることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 警告が報知された時点からのトナー像の
    形成可能な残り日数を記憶する記憶手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記残り日数に対応するトナー残量を
    第1警告値とし、前記現像手段に残留するトナー残量が
    前記第1警告値となった時点でトナー切れをユーザに報
    知する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、画像のドットを形成す
    る個々の画像信号をカウントすることによりトナー残量
    を求めるとともに、単位時間当たりにカウントされる単
    位ドットカウント値を求め、さらに該単位ドットカウン
    ト値と前記残り日数とに基づき前記第1警告値を求める
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段はユーザの一日当たりの平
    均使用時間を記憶し、しかも、 前記制御手段は、トナー像のドットを形成する個々の画
    像信号をカウントすることによりトナー残量を求めると
    ともに、単位時間当たりにカウントされる単位ドットカ
    ウント値を求め、さらに該単位ドットカウント値、前記
    残り日数および前記平均使用時間に基づき前記第1警告
    値を求める請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 トナー切れの警告とともに、トナー残量
    が前記残り日数となったことをユーザに報知する請求項
    2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記残り日数を変更設定可能となってい
    る請求項2ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 第2警告値を記憶する記憶手段をさらに
    備え、 前記現像手段は前記装置本体に対して着脱自在となって
    おり、しかも、 前記制御手段は、前記現像手段に残留するトナー残量が
    前記第2警告値に達したときにトナー切れの警告をユー
    ザに報知し、その警告後に前記現像手段が交換された時
    点でのトナー残量に基づき前記第2警告値を更新する請
    求項1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 第2警告値を記憶する記憶手段をさらに
    備え、 前記現像手段は現像本体に対してトナーカートリッジを
    交換することによってトナー補充可能となっており、し
    かも、 前記制御手段は、前記現像手段に残留するトナー残量が
    前記第2警告値に達したときにトナー切れの警告をユー
    ザに報知し、その警告後に前記トナーカートリッジが交
    換された時点でのトナー残量に基づき前記第2警告値を
    更新する請求項1記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、画像のドットを形成す
    る個々の画像信号をカウントすることによりトナー残量
    を求めるとともに、警告後の交換時点でのトナー残量に
    対応するドットカウント値に基づき前記第2警告値を求
    める請求項7または8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 感光体上に形成された静電潜像を現像
    手段に貯留されているトナーによって顕像化することに
    よって画像信号に対応するトナー像を形成する画像形成
    装置において、前記現像手段に残留するトナー残量が警
    告値に達したときにトナー切れの警告をユーザに報知す
    るトナー残量警告方法であって、 複数の警告値を用意しておき、ユーザによって前記複数
    の警告値の中から一を選択可能となっていることを特徴
    とする画像形成装置におけるトナー残量警告方法。
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