JPH09156123A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

Info

Publication number
JPH09156123A
JPH09156123A JP7344413A JP34441395A JPH09156123A JP H09156123 A JPH09156123 A JP H09156123A JP 7344413 A JP7344413 A JP 7344413A JP 34441395 A JP34441395 A JP 34441395A JP H09156123 A JPH09156123 A JP H09156123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
remaining amount
amount
recording
host computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7344413A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kondo
真司 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP7344413A priority Critical patent/JPH09156123A/ja
Publication of JPH09156123A publication Critical patent/JPH09156123A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクカートリッジ内のインク残量を、ホス
トコンピュータ側で必要に応じて随時確認できるように
する。 【解決手段】 複数色のインクを噴射して記録する際
に、インク色毎に記録ドット数を計数してインク消費量
を計算し、またパージ動作、フラッシング動作によるイ
ンク消費量を加味してインク残量を計算し、インク残量
メモリ92bに記憶する。ホストコンピュータ10か
ら、記録データがインクジェット記録装置30に送信等
される際に、インク残量データ要求コマンドが送信され
ると、インク残量メモリ92bから複数色分のインク残
量データが読み込まれて、ホストコンピュータに送信出
力され、ホストコンピュータのディスプレイに、色毎に
インク残量の棒グラフ、または警告メッセージが表示さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクカートリッ
ジのインクを噴射して記録するプリンタ、或いはトナー
カートリッジのトナーを転写して記録するプリンタに関
し、特にインクカートリッジ内のインク残量のデータ、
或いはトナーカートリッジ内のトナー残量のデータをホ
ストコンピュータに送信出力するようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、インクジェット記録装置
は、パーソナルコンピュータなどのホストコンピュータ
に接続用ケーブルを介して接続され、そのホストコンピ
ュータから送信される画像データに基づいてインクを噴
射して画像を記録用紙に記録するようになっている。と
ころで、そのインクジェット記録装置においては、イン
クカートリッジから供給されるインクを記録ヘッドに設
けた複数の噴射ノズルから噴射させて画像を記録する。
【0003】最近では、この種のインクジェット記録装
置として、「ブラックインク」だけでなく、「シアンイ
ンク」や「マゼンタインク」及び「イエローインク」な
ど、異なる色のインクを噴射する複数の記録ヘッドを設
け、ホストコンピュータから受けたカラーの画像データ
に基づいてフルカラーの画像を記録可能なインクジェッ
ト記録装置が実用に供されている。ところで、これらの
複数のインクカートリッジ内のインクが無くなってくる
と、用紙に記録した画像にカスレが生じたり、或いは記
録できなくなることから、インクカートリッジのインク
残量を検知するようにしたインクジェット記録装置も実
用に供されている。
【0004】例えば、インクカートリッジの内部に1対
の電極を設け、これらの電極間に所定の電圧を印加させ
て、電極間に流れる電流値を検出するようにすれば、イ
ンクの残量が多いときには、電極間の抵抗値が小さくな
って電流値が大きくなる一方、インクの残量が少ないと
きには、電極間の抵抗値が大きくなって電流値が小さく
なることから、電極間に流れる電流値でインク残量を簡
単に検知でき、そのインク残量が所定量以下になったと
きには、操作パネルの警告ランプを点灯させたり、ディ
スプレイに警告メッセージを表示するようになってい
る。
【0005】更に、記録ヘッドで記録する毎に、記録ド
ット数を加算しながらカウントし、その記録ドット数に
応じたインク消費量を求めることでインク残量を演算で
求めるようにし、インク残量が所定量以下になったとき
には、同様に、操作パネルの警告ランプを点灯させた
り、ディスプレイに警告メッセージを表示するものも考
えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、ホス
トコンピュータに接続用ケーブルを介して接続され、ホ
ストコンピュータの設置場所とは異なる場所に設置され
たインクジェット記録装置において、装着されている1
つ又は複数のインクカートリッジのインク残量を検出す
るとともに、そのインク残量が所定量以下になったとき
には、操作パネルの警告ランプを点灯させたり、ディス
プレイに警告メッセージを表示するようになっている
が、オペレータは、ホストコンピュータのディスプレイ
を見ながらキーボードを操作することで、画像データの
作成作業や編集作業をしたり、記録する為のデータの送
信作業を行う場合が多く、インクジェット記録装置の所
へ移動するのは、記録された用紙を取りに行くときだけ
であることから、インクジェット記録装置側に表示され
たインク残量に関する警告表示に気付かず、記録用紙や
記録処理時間を無駄にしてしまうという問題がある。
【0007】本発明の目的は、インクカートリッジ内の
インク残量、又はトナーカートリッジ内のトナー残量
を、ホストコンピュータ側で必要に応じて随時確認で
き、記録用紙や記録処理時間の無駄を防止し得るプリン
タを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るプリンタ
は、インクカートリッジから供給されるインクをノズル
から噴射して記録する記録ヘッドを有し、ホストコンピ
ュータに双方向データ通信可能に接続されたプリンタに
おいて、インクカートリッジ内のインク残量を検知する
残量検知手段と、この残量検知手段で検知されたインク
残量を記憶する残量記憶手段と、ホストコンピュータか
らの指令に応じて、残量記憶手段に記憶したインク残量
のデータをホストコンピュータへ送信出力する送信手段
とを備えたものである。
【0009】作用について説明すると、インクカートリ
ッジ内のインク残量が残量検知手段により検知される
と、残量記憶手段は、その残量検知手段で検知されたイ
ンク残量を記憶する。そして、プリンタはホストコンピ
ュータに双方向データ通信可能に接続されているので、
送信手段は、ホストコンピュータからの指令に応じて、
残量記憶手段に記憶したインク残量のデータをホストコ
ンピュータへ送信出力する。即ち、ホストコンピュータ
側で、その送信されたインク残量のデータを受信してデ
ィスプレイに表示したり、或いはプリント出力すること
により、インク残量を必要に応じて確認することがで
き、記録用紙や記録処理時間の無駄を確実に防止するこ
とができる。
【0010】請求項2に係るプリンタは、請求項1の発
明において、複数のインクカートリッジから供給される
複数色のインクを夫々噴射して記録する複数の記録ヘッ
ドを有し、残量検知手段は、インクの色別にインク残量
を検知するものである。作用について説明すると、請求
項1と同様の作用を奏するが、残量検知手段は、複数の
記録ヘッドに複数色のインクを夫々供給する複数のイン
クカートリッジの各々について、インクの色別にインク
残量を検知することができる。
【0011】請求項3に係るプリンタは、請求項1又は
請求項2の発明において、前記残量検知手段は、記録対
象画像を記録する為の記録データに基づいてインク残量
を検知するものである。作用について説明すると、請求
項1又は請求項2と同様の作用を奏するが、残量検知手
段は、記録ヘッドによる記録対象画像の記録毎に、その
記録データに基づいてインク消費量を求めてインク残量
を検知するので、記録処理後のインク残量を正確に検知
することができる。
【0012】請求項4に係るプリンタは、請求項3の発
明において、前記残量検知手段は、インクカートリッジ
交換後に実行される初期充填におけるインク消費量を加
味してインク残量を検知するものである。作用について
説明すると、請求項3と同様の作用を奏するが、インク
カートリッジが交換されたときには、残量検知手段は、
インクカートリッジの初期容量と、初期充填に必要なイ
ンク消費量とから、インクカートリッジ交換後の初期の
インク残量を正確に検知することができる。
【0013】請求項5に係るプリンタは、請求項4の発
明において、前記残量検知手段は、ノズルの目詰まり防
止の為に実行されるパージ吸引におけるインク消費量を
加味してインク残量を検知するものである。作用につい
て説明すると、請求項4と同様の作用を奏するが、パー
ジ吸引されたときには、残量検知手段は、パージ吸引に
必要なインク消費量に基づいて、パージ吸引後のインク
残量を正確に検知することができる。
【0014】請求項6に係るプリンタは、請求項1又は
請求項2の発明において、前記残量検知手段は、インク
カートリッジに設けた残量検知器を介してインク残量を
検知するものである。作用について説明すると、請求項
1又は請求項2と同様の作用を奏するが、残量検知手段
は、インクカートリッジに設けた残量検知器を介して、
インクカートリッジ内に残存するインクのインク残量
を、例えば電気的な検知により、より正確に検知するこ
とができる。
【0015】請求項7に係るプリンタは、1又は複数の
トナーカートリッジから供給されるトナーを転写して記
録する記録手段を有し、ホストコンピュータに双方向デ
ータ通信可能に接続されたプリンタにおいて、トナーカ
ートリッジ内のトナー残量を検知する残量検知手段と、
この残量検知手段で検知されたトナー残量を記憶する残
量記憶手段と、ホストコンピュータからの指令に応じ
て、残量記憶手段に記憶したトナー残量のデータをホス
トコンピュータへ送信出力する送信手段とを備えたもの
である。
【0016】作用について説明すると、請求項1と略同
様に作用し、残量記憶手段に記憶したトナー残量のデー
タをホストコンピュータへ送信出力する。即ち、ホスト
コンピュータ側で、その送信されたトナー残量のデータ
を受信してディスプレイに表示したり、或いはプリント
出力することにより、トナー残量を必要に応じて確認す
ることができ、記録用紙や記録処理時間の無駄を確実に
防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、着脱可能
に装着された4つのインクカートリッジに夫々収容した
C(シアン:青緑)、M(マゼンタ:赤紫)、Y(イエ
ロー:黄)、K(ブラック:黒)の4色のインクを記録
ヘッドから夫々噴射させて、記録用紙にカラー画像を記
録可能なインクジェット記録装置と、このカラーインク
ジェット記録装置に双方向データ通信可能に接続された
ホストコンピュータとを備えた印字システムに本発明を
適用した場合のものである。
【0018】図1に示すように、印字システム1は、C
RTディスプレイ11とキーボード12と座標入力装置
(所謂マウス)13と本体制御部14などを備えたホス
トコンピュータ10と、カラーインクジェット記録装置
30とを接続ケーブルLで相互に接続して構成されてお
り、先ずホストコンピュータ10の制御系について、図
2のブロック図に基づいて説明する。
【0019】キーボード(K/B)12と、CRTディ
スプレイ(CRTD)11に表示データを出力する為の
表示用RAMを有するCRTコントローラ(CRTC)
15と、制御本体部14に設けられたフロッピーディス
クドライブ(FDD)16を駆動制御する為のフロッピ
ーディスクコントローラ(FDC)17と、ハードディ
スクドライブ(HDD)18を駆動制御する為のハード
ディスクコントローラ(HDC)19と、座標入力装置
(マウス)13とは、制御本体部14に設けられた制御
装置C1の入出力インターフェース(入出力I/F)2
3に夫々接続されている。
【0020】制御装置C1は、各種の制御プログラムを
実行するCPU20と、このCPU20にデータバスな
どのバス25を介して接続されたROM21及びRAM
22と、入出力インターフェース23と、通信用インタ
ーフェース(通信用I/F)24と、から構成されてい
る。ここで、この通信用インターフェース24は、例え
ば、セントロニクスインターフェースなどからなり、双
方向にデータ通信が可能に構成されている。
【0021】ここで、ROM21には、一般のホストコ
ンピュータと同様に、電源オン時にホストコンピュータ
10を立ち上げるための起動プログラムが格納されると
ともに、RAM22には、HDD18等に予め格納され
ているMS−DOS、ウインドウシステム等の各種OS
(オペレーティング・システム)を始めとして、更に
は、同システム上で実行可能なワープロソフトや、画像
作成ソフト等の各種アプリケーションプログラムが必要
に応じて読み込まれ、各メモリ(RAM22、HDD1
8、FD等)を適宜使用してアプリケーションプログラ
ムが動作可能とされる。
【0022】また、HDD18には、OS(オペレーテ
ィングシステム)が格納されるとともに、同システム上
で任意のフォントや、CRTディスプレイ11、キーボ
ード12、マウス13等を使用可能とするための各種ド
ライバ・ソフトが組み込まれるとともに、カラーインク
ジェット記録装置30の為の、所謂プリンタドライバ・
ソフト(以下、単に、プリンタドライバと称する)も組
み込まれている。これによって、各種アプリケーション
プログラムの実行中に、カラーインクジェット記録装置
30によりカラー画像等を記録する場合には、プリンタ
ドライバによってカラーインクジェット記録装置30の
印字機能に適合した記録用画像データが作成され、たと
えば、ウインドウシステム用のプリンタドライバであれ
ば、C,M,Y,Kの4色の各ドットパターンデータ
(記録データに相当する)が作成された後、通信用イン
ターフェース24と接続ケーブルLとを介してカラーイ
ンクジェット記録装置30に送信出力される。
【0023】更に、プリンタドライバは、後述するよう
に、カラーインクジェット記録装置30から送信された
インク残量データを受信して、CRTディスプレイ11
に表示するインク残量表示制御の制御プログラムを内蔵
する。また、プリンタドライバは、それ自体単独でも、
或いはアプリケーション実行中でも、「プリンタドライ
バの設定」に関するメニューを選択することによって、
いつでも起動するように予めプログラムされており、所
謂「ダイアログボックス」をCRTディスプレイ11に
表示して、例えば、印刷様式、色補正、解像度等を自由
に設定することが可能とされる。
【0024】次に、カラーインクジェット記録装置30
について説明すると、図3に示すように、基本的に、本
体カバー31内に設けた本体フレーム(図示略)に、ゴ
ム製のプラテン32と、キャリッジ41を駆動するキャ
リッジ駆動機構40と、4つのインクカートリッジ60
〜63に収容した記録用のインクを記録ヘッド52〜5
5の噴射ノズル(図示略)から記録用紙Pに個別に噴射
するインク噴射機構50と、これら記録ヘッド52〜5
5の噴射ノズルからのインク噴射機能を維持又は回復す
るメンテナンス機構70などを設けたものである。
【0025】前記プラテン32は、左右方向向きに配設
され、そのプラテン軸は左右両端部において、各側壁板
34,35に回転可能に夫々枢支され、プラテン軸の左
端部にはプラテンギヤ33が取り付けられ、このプラテ
ンギヤ33は図示外のプラテン駆動機構を介してフィー
ドモータ36に連結されている。即ち、フィードモータ
36の所定回転方向への回転がプラテン駆動機構を介し
てプラテンギヤ33に伝達されてプラテン32が所定の
用紙送り方向に駆動される。
【0026】次に、キャリッジ駆動機構40について、
図3に基づいて説明する。前記プラテン32の前側に
は、キャリッジ41が水平状に配設され、そのキャリッ
ジ41は後端部において、プラテン32と平行に配設さ
れたガイドロッド42により左右方向移動自在に支持さ
れるとともに、その前端部において、ガイドロッド42
と平行に配設されたガイドレール43により左右方向移
動自在に支持されている。
【0027】一方、キャリッジ41の移動範囲の左端部
には、従動プーリー44が図示外のフレームに回転可能
に枢支されるととに、その右端部には、直流モータから
なるキャリッジ駆動モータ45が設けられ、そのキャリ
ッジ駆動モータ45の駆動軸に取り付けられた駆動プー
リー46と従動プーリー44とに亙って無端状のタイミ
ングベルト47が掛け渡され、キャリッジ41の下端部
においてこのタイミングベルト47に連結されている。
そして、キャリッジ駆動モータ45が回転駆動されるこ
とにより、これら両プーリー44,46とタイミングベ
ルト47とを介して、キャリッジ41が、これらガイド
ロッド42及びガイドレール43に支持されて往復移動
駆動される。
【0028】次に、記録用紙Pにインクを噴射して印字
するインク噴射機構50について、図3・図4に基づい
て説明する。前記キャリッジ41上には、上方及び前方
が開放状で箱状のヘッドホルダー51が装着されてい
る。そのヘッドホルダー51の立壁部51aには、図4
に示すように、複数の噴射ノズルが夫々形成された4つ
の記録ヘッド、即ち、ブラックインクを噴射する記録ヘ
ッド52、シアンインクを噴射する記録ヘッド53、マ
ゼンタインクを噴射する記録ヘッド54、イエローイン
クを噴射する記録ヘッド55が夫々設けられるととも
に、各記録ヘッド52〜55に立壁部51aを挿通して
夫々一体形成された連結筒部56〜59とが設けられて
いる。
【0029】ここで、各記録ヘッド52〜55内部に
は、複数の噴射ノズルに対応する複数のインク供給通路
(図示略)が夫々形成されており、各インク供給通路に
は、インク噴射の為の圧電素子が設けられている。ま
た、ヘッドホルダー51には、各インクカートリッジ6
0〜63の取り外しを夫々検出する為の検出スイッチ群
99(図5参照)が設けられており、この検出スイッチ
群99からのスイッチ信号に基づいて、交換されたイン
クカートリッジ60〜63を検出できるように構成され
ている。
【0030】そして、ブラックインクを収容したインク
カートリッジ60と、シアンインクを収容したインクカ
ートリッジ61と、マゼンタインクを収容したインクカ
ートリッジ62と、イエローインクを収容したインクカ
ートリッジ63とが夫々個別に着脱可能にヘッドホルダ
ー51に装着され、各連結筒部56〜59の前端部が、
対応するインクカートリッジ60〜63に形成されたイ
ンク供給口(図示略)を挿通して内蔵されているインク
吸収体に接触するようになっている。これにより、イン
クカートリッジ60〜63の各インクが連結筒部56〜
59を介して記録ヘッド52〜55の複数のインク供給
通路に夫々供給され、圧電素子が記録ヘッド52〜55
毎に駆動されることにより、記録ヘッド52〜55の噴
射ノズルから4色のインクが噴射されて、記録用紙Pに
フルカラーで画像記録される。
【0031】次に、メンテナンス機構70について簡単
に説明する。前記プラテン32の左側において、上方開
放状で箱状の取付けフレーム71が設けられ、その取付
けフレーム71の前部壁には、ゴム製のワイパブレード
72と吸引キャップ73とを独立して前後に移動駆動可
能に構成され、これらワイパブレード72と吸引キャッ
プ73とは、メンテナンスモータ76(図5参照)に連
結されたギヤカム74の回転により、交互に独立して前
進した作動位置に切換えられ、4つの記録ヘッド52〜
55のうちから1つずつ個別にパージ吸引動作と拭き取
り動作とを連動して実行可能になっている。ここで、吸
引キャップ73が作動位置に切換えられたときには、ギ
ヤカム74の回転に連動する真空ポンプ75が真空作動
されて、吸引キャップ73内が負圧になって吸引され
る。
【0032】次に、カラーインクジェット記録装置30
の制御系は、図5のブロック図に示すように構成されて
いる。印字駆動回路80は、4つの記録ヘッド52〜5
5の各々に設けられた複数の圧電素子をインク色毎に区
別して駆動するものであり、所謂アプリケーション・ス
ペシフィック・インテグレーテッド・サーキット(AS
IC)であるハードロジック回路で構成されている。そ
して、記録用制御部90には、データバスなどのバス9
3を介して、印字駆動回路80と、ROM91やRAM
92が接続されている。
【0033】即ち、ブラックインクのインク噴射駆動に
ついて説明すると、図6に示すように、駆動部81とヘ
ッドドライバ85とが設けられている。駆動部81に
は、ヘッドドライバ85を駆動する為のドライバ回路8
2と記録ドット数をカウントするカウンタ(CNT)8
3とが設けられ、ヘッドドライバ85には、ノズル数
「64」に対応する「64ビット」のドットデータを格
納可能なシフトレジスタ86とこれらのドットデータに
基づいて圧電素子を駆動する駆動回路87とが設けられ
ている。
【0034】そして、記録用制御部84に接続されたバ
ス93を介して「ブラック」に関する記録データが供給
されると、先ずドライバ回路82は、シフトレジスタ8
6に対して、64ドット分のシリアルデータSDを供給
しながら、シフトの為のクロック信号(CLK)を供給
する一方、64ドット分の記録用データがシフトレジス
タ86に格納されたときには、印字指令信号(PON)
を駆動回路87に出力する。その結果、記録ヘッド52
により、インクカートリッジ60から供給されたブラッ
クインクが噴射される。ここで、ドライバ回路82は、
更に、シフトレジスタ86に供給する記録用データの記
録ドット数を、順次カウントするようにカウンタ83に
供給し、またそのカウント値(記録ドット数)を読み出
す。その他の、シアンインクと、マゼンタインクと、イ
エローインクの各インク噴射駆動についても、同様に構
成されているので、その説明を省略する。
【0035】ROM91には、記録ヘッド52〜55や
キャリッジ駆動モータ45を駆動制御してカラー画像を
記録する画像記録制御の制御プログラム、メンテナンス
機構70を介してパージ吸引処理やフラッシュ処理など
のメンテナンス処理を実行するメンテナンス制御の制御
プログラム、後述する本願特有のインク残量管理制御の
制御プログラムなどが格納されるとともに、新品のイン
クカートリッジのインク量データAw、1回のパージ吸
引処理で消費されるインク消費量データPw、1回のフ
ラッシュ処理で消費されるインク消費量データFw、イ
ンクカートリッジの交換時の初期充填の為に消費される
インク消費量データCwが夫々記憶されている。
【0036】RAM92には、受信した画像データを記
憶する画像データメモリ92a、インク色毎のインク残
量を記憶するインク残量メモリ(残量記憶手段に相当す
る)92b、その他、画像記録に必要な各種のメモリや
バッファなどが設けられている。ここで、少なくともイ
ンク残量メモリ92bは、二次電池などで常にバックア
ップされており、電源スイッチが切られても、その記憶
内容を保持するように構成されている。次に、記録用制
御部90は、受信した画像データを画像処理したり、種
々の周辺回路を制御するように周辺入出力インターフェ
ースを備えた1チップCPUであり、CPU90aと、
所謂プログラマブル・ペリフェラル・インターフェース
(PPI)である周辺入出力インターフェース90bと
で構成されている。
【0037】そして、この周辺入出力インターフェース
90bには、キャリッジ駆動モータ45を駆動する為の
キャリッジ駆動回路94と、フィードモータ36を駆動
する為の駆動回路95と、メンテナンスモータ76を駆
動する駆動回路96と、電源スイッチやフィードスイッ
チなどのスイッチ類が設けられた操作パネル97と、キ
ャリッジ41の原点位置を検出する原点位置検出センサ
98と、カートリッジ検出スイッチ群99とが夫々接続
されるとともに、更にホストコンピュータ10から接続
ケーブルLを介して送信される画像記録データを受信可
能な通信用インターフェース100が接続されている。
ここで、記録用制御部90とROM91及びRAM92
などから記録用制御装置C2が構成されている。
【0038】次に、カラーインクジェット記録装置30
の制御装置C2で実行されるインク残量管理制御のルー
チンについて、図7のフローチャートに基づいて説明す
る。尚、図中符号Si(i=10、11、12・・・)
は各ステップである。カラーインクジェット記録装置3
0に電源が投入されて、メインルーチンが実行されると
きに、そのメインルーチンに含まれるインク残量管理制
御が繰り返して実行される。
【0039】この制御が開始されると、インクカートリ
ッジが交換されたか(S10)、画像記録制御により画像
の記録処理が実行されたか(S11)、メンテナンス制御
によりパージ処理やフラッシュ処理が実行されたか(S
12〜S13)、更にホストコンピュータ10からインク残
量データ要求コマンドが受信されたか(S14)、が順次
判定される。そして、カートリッジ検出スイッチ群99
からのスイッチ信号に基づいて、インクカートリッジ6
0〜63が交換されたときには(S10:Yes )、インク
カートリッジ60〜63の装着時に実行されるパージ吸
引処理などにより記録ヘッドへ初期充填されるインク消
費量を差し引いたインク残量が、交換されたインクカー
トリッジ60〜63のインク色に関して演算で求められ
る(S15)。
【0040】即ち、交換されたインクカートリッジ60
〜63のインク色に関して、新品のインクカートリッジ
60〜63のインク量データAwから、2〜3回分のパ
ージ処理などにより交換時の初期充填用に消費されるイ
ンク消費量Cw(例えば、0.7 〜0.9 cc)を差し引い
たインク残量が求められ、そのインク残量のデータが、
インク残量メモリ92b内にインク色に対応させて記憶
される。ここで、インク残量は、0.1cc を単位として記
憶される。そして、インクカートリッジ60〜63が交
換されたインク色のカウンタ83のカウント値がクリア
され(S16)、S10に戻る。
【0041】次に、記録処理が実行されたときには(S
10:No、S11:Yes )、印字駆動回路80に印字色毎に
設けられている4つのカウンタ83のうちから、記録処
理が実行されたカウンタ83に記憶しているカウント
値、つまり記録ドット数が読み込まれ(S17)、記録処
理により消費された後のインク残量が、記録されたイン
ク色に関して演算で求められ(S18)、S10に戻る。即
ち、各インク色毎に、記録ドット数に、1つの記録ドッ
トで消費されるインク量(例えば、20〜30ピコリット
ル)を掛け算して、記録処理によるインク消費量が求め
られ、インク残量メモリ92bから読み出した現在のイ
ンク残量から、この記録によるインク消費量を差し引い
た最新のインク残量データが、記録したインク色のイン
ク残量としてインク残量メモリ92bに更新して記憶さ
れる。
【0042】次に、パージ処理(ノズル内のインク吸収
処理)が実行されたときには(S10〜S11:No、S12:
Yes )、パージ処理により消費された後のインク残量
が、パージ処理されたインク色に関して演算で求められ
(S19)、S10に戻る。即ち、インク残量メモリ92b
から読み出した現在のインク残量から、このパージ処理
によるインク消費量Pw(例えば、0.2 〜0.3 cc)を
差し引いた最新のインク残量が、パージ処理したインク
色のインク残量データとしてインク残量メモリ92bに
更新して記憶される。
【0043】次に、フラッシュ処理(ノズル内のインク
乾き防止の為のインク噴射処理)が実行されたときには
(S10〜S12:No、S13:Yes )、フラッシュ処理によ
り消費された後のインク残量が、フラッシュ処理された
インク色に関して演算で求められ(S20)、S10に戻
る。即ち、インク残量メモリ92bから読み出した現在
のインク残量から、このフラッシュ処理によるインク消
費量Fw(例えば、約1000ドット分のインク消費量) を
差し引いた最新のインク残量が、フラッシュ処理したイ
ンク色のインク残量としてインク残量メモリ92bに更
新して記憶される。
【0044】次に、ホストコンピュータ10からインク
残量データ要求コマンドが受信されたときには(S10〜
S13:No、S14:Yes )、インク残量メモリ92bから
4色分のインク残量データが読み込まれ(S21)、その
4色分のインク残量データがインク色毎にホストコンピ
ュータ10に順次送信出力する送信処理が実行され(S
22)、S10に戻る。
【0045】次に、ホストコンピュータ10の制御装置
C1で実行されるインク残量表示制御のルーチンについ
て、図8のフローチャートに基づいて説明する。このイ
ンク残量表示制御は、カラーインクジェット記録装置3
0に記録データを送信するときなど、必要に応じてこの
制御が実行される。このインク残量表示制御が開始され
ると、先ずインク残量データ送信要求コマンドが通信用
インターフェース24を介して制御装置C2に送信され
(S30)、インク残量データの受信待ちが行われる(S
31)。
【0046】そして、S21〜S22で説明したように、4
色分のインク残量データが送信されてきたときには(S
31:Yes )、そのインク残量データが一旦RAM22に
書き込まれる(S32)。次に、各インク色のインク残量
データに基づいて、各インク色のインク残量が夫々第1
所定値(例えば、30%)以上のときには(S33:Yes
)、4色分のインク残量が棒グラフでCRTディスプ
レイ11に表示され(S36)、この制御を終了して、メ
インルーチンにリターンする。例えば、図9に示すよう
に、4色(Y、M、C、K)の各インク色毎に現在のイ
ンク残量がCRTディスプレイ11に棒グラフで夫々表
示される。
【0047】次に、インク色毎のインク残量データに基
づいて、インク残量が1つでも、第2所定値(例えば、
5%)よりも多いが、第1所定値よりも少ないときには
(S33・S34:No)、残り少ないインク色の警告メッセ
ージがCRTディスプレイ11に表示され(S37)、同
様にリターンする。例えば、ブラックインクのインク残
量が30%よりも少なく且つ5%よりも多いときには、
図10に示すように、警告メッセージ「ブラックインク
の残量が少なくなりました」がCRTディスプレイ11
に表示される。
【0048】一方、インク色毎のインク残量データに基
づいて、インク残量が1つでも、第2所定値よりも少な
いときには(S33:No、S34:Yes )、インクカートリ
ッジの交換を促す警告メッセージがCRTディスプレイ
11に表示され(S35)、同様にリターンする。例え
ば、ブラックインクのインク残量が5%よりも少なくな
って、インクカートリッジ60を交換するときには、図
11に示すように、警告メッセージ「インクカートリッ
ジを交換してください」がCRTディスプレイ11に表
示される。
【0049】次に、カラーインクジェット記録装置30
に設けられた4色のインクカートリッジ60〜63のイ
ンク残量をホストコンピュータ10のCRTディスプレ
イ11に表示するインク残量表示の作用について説明す
る。カラーインクジェット記録装置30においては、イ
ンクカートリッジが交換される毎に、新品のインク量A
wから、交換時の初期充填用に消費されるインク消費量
Cwを差し引いたインク残量が求められてインク残量メ
モリ92bに記憶される。
【0050】そして、記録処理が実行されたときには、
インク色毎に、画像記録で消費したインク量を差し引い
た最新のインク残量が求められ、またパージ処理やフラ
ッシュ処理が実行されたときには、インク色毎に、イン
ク消費量Pw,Fwを差し引いた最新のインク残量が求
められて、インク残量メモリ92bに記憶される。そし
て、ホストコンピュータ10から送信されたインク残量
データ要求コマンドに対応して、カラーインクジェット
記録装置30から4色分のインク残量データがホストコ
ンピュータ10に送信出力され、ホストコンピュータ1
0において、そのインク残量データに基づいて、4色分
のインク残量が夫々第1所定値よりも多いときには、各
インク色のインク残量が棒グラフでCRTディスプレイ
11に表示される一方、インク残量が1つでも第1所定
値、或いは第2所定値以下になったときには、そのイン
ク色に関する警告メッセージがCRTディスプレイ11
に表示されるので、ホストコンピュータ側で、インク残
量を必要に応じて簡単に確認することができ、記録用紙
Pや記録処理時間の無駄を確実に防止することができ
る。
【0051】このように、カラーインクジェット記録装
置30をホストコンピュータ10に双方向データ通信可
能に接続し、カラーインクジェット記録装置30におい
て、記録処理する毎に、またパージ吸引処理やフラッシ
ュ処理する毎に、これらの処理で消費されるインク消費
量を順次差し引いた最新のインク残量を、インク色毎に
記憶するようにし、ホストコンピュータから送信要求コ
マンドが送信されたときには、そのインク残量データが
ホストコンピュータ10に送信され、ホストコンピュー
タ10において、インク残量が棒グラフにより、或いは
警告メッセージでCRTディスプレイ11に表示される
ので、ホストコンピュータ10側で、インク残量を必要
に応じて簡単に確認することができ、記録用紙や記録処
理時間の無駄を確実に防止することができる。
【0052】ところで、例えば、ブラックインクのイン
クカートリッジ60Aに設けたインク残量検知器110
でインク残量を検知するように構成してもよい。即ち、
図12に示すように、インクカートリッジ60A内に
は、インク吸収体60aが収容され、インクカートリッ
ジ60Aが新品のときには、そのインク吸収体60aに
インクが充満状に吸収されている。そして、インクカー
トリッジ60A内部には略対角状に1対の電極111,
112が設けられている。そして、図示外の電流検出器
により、両電極111,112間に流れる電流値を検出
するようにすれば、インクの残量が多いときには、電極
111,112間の抵抗値が小さくなって電流値が大き
くなる一方、インクの残量が少ないときには、電極11
1,112間の抵抗値が大きくなって電流値が小さくな
ることから、電極111,112間に流れる電流値でイ
ンク残量を検知するように構成することも可能である。
【0053】更に、ホストコンピュータに双方向データ
通信可能に接続され、1つ又は複数のトナーカートリッ
ジが設けられ、これらトナーカートリッジから供給され
るトナーを感光ドラム上で現像処理し、この現像された
トナー画像を記録用紙に転写して記録するレーザプリン
タに本発明を適用する場合には、新品のトナーカートリ
ッジに収容されているトナー量から、感光ドラム上に形
成する静電潜像の記録データのドット数に基づいて、画
像を記録する毎に、記録処理で消費するトナー量を引き
算することにより、トナー残量を求めて記憶するように
し、このトナー残量データをホストコンピュータに送信
出力して、必要に応じてトナー残量をホストコンピュー
タのディスプレイに表示するように構成してもよい。こ
の場合にも、前記実施形態と同様の作用及び効果が得ら
れる。
【0054】尚、ROM91に記憶するインク消費量P
w、Fw、Cwを、異なる温度に対応させて複数組み分
記憶するようにし、夏や冬などの外気温度に応じたイン
ク消費量を用いるように構成したり、印字駆動回路80
に供給する印字色毎の記録データに基づいて、記録用制
御部90でインク消費量をインク色毎に演算によりもと
めるように構成したり、ホストコンピュータにおいて、
送信されたインク残量データをプリンタに印字出力する
等、前記実施形態に関し、既存の技術や当業者に自明の
技術に基いて種々の変更を加えることもあり得る。ま
た、黒色印字専用のインクジェット記録装置や、各種の
ホストコンピュータにネットワークを介して接続された
プリンタなど、種々のプリンタに本発明を適用し得るこ
とは勿論である。
【0055】
【発明の効果】請求項1に係るプリンタによれば、ホス
トコンピュータに双方向データ通信可能に接続され、残
量検知手段と、残量記憶手段と、送信手段とを設け、検
知されて記憶されているインクカートリッジ内のインク
残量のデータが、ホストコンピュータからの指令に応じ
て、ホストコンピュータへ送信出力されるので、ホスト
コンピュータ側で、その送信されたインク残量のデータ
を受信してディスプレイに表示したり、或いはプリント
出力することにより、インク残量を必要に応じて確認す
ることができ、記録用紙や記録処理時間の無駄を確実に
防止することができる。
【0056】請求項2に係るプリンタによれば、請求項
1と同様の効果を奏するが、残量検知手段により、複数
の記録ヘッドに複数色のインクを夫々供給する複数のイ
ンクカートリッジの各々について、インクの色別にイン
ク残量を検知することができる。請求項3に係るプリン
タによれば、請求項1又は請求項2と同様の効果を奏す
るが、残量検知手段により、記録ヘッドによる記録対象
画像の記録毎に、その記録データに基づいてインク消費
量を求めてインク残量を検知することで、記録処理後の
インク残量を正確に検知することができる。
【0057】請求項4に係るプリンタによれば、請求項
3と同様の効果を奏するが、インクカートリッジが交換
されたときには、残量検知手段により、インクカートリ
ッジの初期容量と、初期充填に必要なインク消費量とか
ら、インクカートリッジ交換後の初期のインク残量を正
確に検知することができる。請求項5に係るプリンタに
よれば、請求項4と同様の効果を奏するが、パージ吸引
されたときには、残量検知手段により、パージ吸引に必
要なインク消費量に基づいて、パージ吸引後のインク残
量を正確に検知することができる。
【0058】請求項6に係るプリンタによれば、請求項
1又は請求項2と同様の効果を奏するが、残量検知手段
により、インクカートリッジに設けた残量検知器を介し
て、インクカートリッジ内に残存するインクのインク残
量を、例えば電気的な検知により、より正確に検知する
ことができる。
【0059】請求項7に係るプリンタによれば、ホスト
コンピュータに双方向データ通信可能に接続され、残量
検知手段と、残量記憶手段と、送信手段とを設け、検知
されて記憶されているトナーカートリッジ内のトナー残
量のデータが、ホストコンピュータからの指令に応じ
て、ホストコンピュータへ送信出力されるので、ホスト
コンピュータ側で、その送信されたトナー残量のデータ
を受信してディスプレイに表示したり、或いはプリント
出力することにより、トナー残量を必要に応じて確認す
ることができ、記録用紙や記録処理時間の無駄を確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る、インクジェット記録
装置とホストコンピュータとを接続した印字システムの
概略斜視図である。
【図2】ホストコンピュータの制御系のブロック図であ
る。
【図3】インクジェット記録装置の概略斜視図である。
【図4】インク噴射機構の要部部分拡大平面図である。
【図5】インクジェット記録装置の制御系のブロック図
である。
【図6】印字駆動回路の構成を部分的に説明する説明図
である。
【図7】インク残量管理制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図8】インク残量表示制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図9】棒グラフによるインク残量の表示を説明する説
明図である。
【図10】インク残量が少なくなったときの表示を説明
する説明図である。
【図11】インクカートリッジの交換を促す表示を説明
する説明図である。
【図12】インク残量検知器設けたインクカートリッジ
の縦断断面図である。
【符号の説明】
1 印字システム 10 ホストコンピュータ C1 制御装置 24 通信用インターフェース 30 インクジェット記録装置 52〜55 記録ヘッド 60〜63 インクカートリッジ 70 メンテナンス機構 90 記録用制御部 C2 記録用制御装置 100 通信用インターフェース 110 インク残量検知器 L 接続ケーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクカートリッジから供給されるイン
    クをノズルから噴射して記録する記録ヘッドを有し、ホ
    ストコンピュータに双方向データ通信可能に接続された
    プリンタにおいて、 前記インクカートリッジ内のインク残量を検知する残量
    検知手段と、 この残量検知手段で検知されたインク残量を記憶する残
    量記憶手段と、 前記ホストコンピュータからの指令に応じて、残量記憶
    手段に記憶したインク残量のデータをホストコンピュー
    タへ送信出力する送信手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 複数のインクカートリッジから供給され
    る複数色のインクを夫々噴射して記録する複数の記録ヘ
    ッドを有し、前記残量検知手段は、インクの色別にイン
    ク残量を検知することを特徴とする請求項1に記載のプ
    リンタ。
  3. 【請求項3】 前記残量検知手段は、記録対象画像を記
    録する為の記録データに基づいてインク残量を検知する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 前記残量検知手段は、インクカートリッ
    ジ交換後に実行される初期充填におけるインク消費量を
    加味してインク残量を検知することを特徴とする請求項
    3に記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記残量検知手段は、ノズルの目詰まり
    防止の為に実行されるパージ吸引におけるインク消費量
    を加味してインク残量を検知することを特徴とする請求
    項4に記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記残量検知手段は、インクカートリッ
    ジに設けた残量検知器を介してインク残量を検知するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプリン
    タ。
  7. 【請求項7】 1又は複数のトナーカートリッジから供
    給されるトナーを転写して記録する記録手段を有し、ホ
    ストコンピュータに双方向データ通信可能に接続された
    プリンタにおいて、 前記トナーカートリッジ内のトナー残量を検知する残量
    検知手段と、 この残量検知手段で検知されたトナー残量を記憶する残
    量記憶手段と、 前記ホストコンピュータからの指令に応じて、残量記憶
    手段に記憶したトナー残量のデータをホストコンピュー
    タへ送信出力する送信手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ。
JP7344413A 1995-12-04 1995-12-04 プリンタ Pending JPH09156123A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7344413A JPH09156123A (ja) 1995-12-04 1995-12-04 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7344413A JPH09156123A (ja) 1995-12-04 1995-12-04 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09156123A true JPH09156123A (ja) 1997-06-17

Family

ID=18369065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7344413A Pending JPH09156123A (ja) 1995-12-04 1995-12-04 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09156123A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09193472A (ja) * 1996-01-19 1997-07-29 Canon Inc 記録装置
JPH10166615A (ja) * 1996-12-09 1998-06-23 Nec Niigata Ltd インクジェット記録装置における記録量制御方法およびシステム
JPH1120184A (ja) * 1997-07-04 1999-01-26 Sony Corp 液体残量検出方法及びプリンタ装置
JPH11221931A (ja) * 1998-02-10 1999-08-17 Seiko Epson Corp 印刷制御方法及び装置、記録媒体
JPH11221932A (ja) * 1998-02-10 1999-08-17 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2000071568A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Brother Ind Ltd プリントシステム
JP2001113792A (ja) * 1999-10-15 2001-04-24 Seiko Epson Corp プリンタのメンテナンスガイドプログラムを記憶した記憶媒体、プリンタのメンテナンスガイド装置およびプリンタのメンテナンスガイド方法
JP2001147146A (ja) * 1999-05-20 2001-05-29 Seiko Epson Corp 液体容器および液体消費検出装置
JP2001150768A (ja) * 1999-11-29 2001-06-05 Seiko Epson Corp プリンタ、プリンタ制御方法およびプリントシステム並びにプログラムを記録した記録媒体
JP2008508555A (ja) * 2004-07-30 2008-03-21 イーストマン コダック カンパニー アイドリングする部品を対象とした可換部品寿命の継続監視
US7410957B2 (en) 2002-05-10 2008-08-12 Hoffmann-La Roche Inc. Method of treatment using bisphosphonic acid
JP2010058305A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2012030420A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US8732038B2 (en) 2000-07-19 2014-05-20 Sharp Kabushiki Kaisha Service management method, product-in-circulation to which the same is applied, service management device, service management network system, service management program, and computer readable program product with the program stored thereon
JP2014149265A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Keyence Corp 記録計
JP2017121801A (ja) * 2016-01-06 2017-07-13 セイコーエプソン株式会社 液体消費装置、液体容器、液体消費システム、液体消費方法および情報機器
JP2018062080A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
CN115489211A (zh) * 2021-06-19 2022-12-20 深圳市汉森软件有限公司 负压供墨方法、装置、系统及存储介质

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09193472A (ja) * 1996-01-19 1997-07-29 Canon Inc 記録装置
US6312073B1 (en) 1996-09-12 2001-11-06 Nec Corporation System for detecting an accurate amount of ink consumption in an ink jet recording device
JPH10166615A (ja) * 1996-12-09 1998-06-23 Nec Niigata Ltd インクジェット記録装置における記録量制御方法およびシステム
JPH1120184A (ja) * 1997-07-04 1999-01-26 Sony Corp 液体残量検出方法及びプリンタ装置
JPH11221931A (ja) * 1998-02-10 1999-08-17 Seiko Epson Corp 印刷制御方法及び装置、記録媒体
JPH11221932A (ja) * 1998-02-10 1999-08-17 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2000071568A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Brother Ind Ltd プリントシステム
JP2001147146A (ja) * 1999-05-20 2001-05-29 Seiko Epson Corp 液体容器および液体消費検出装置
JP2001113792A (ja) * 1999-10-15 2001-04-24 Seiko Epson Corp プリンタのメンテナンスガイドプログラムを記憶した記憶媒体、プリンタのメンテナンスガイド装置およびプリンタのメンテナンスガイド方法
JP2001150768A (ja) * 1999-11-29 2001-06-05 Seiko Epson Corp プリンタ、プリンタ制御方法およびプリントシステム並びにプログラムを記録した記録媒体
US8732038B2 (en) 2000-07-19 2014-05-20 Sharp Kabushiki Kaisha Service management method, product-in-circulation to which the same is applied, service management device, service management network system, service management program, and computer readable program product with the program stored thereon
US7410957B2 (en) 2002-05-10 2008-08-12 Hoffmann-La Roche Inc. Method of treatment using bisphosphonic acid
JP2008508555A (ja) * 2004-07-30 2008-03-21 イーストマン コダック カンパニー アイドリングする部品を対象とした可換部品寿命の継続監視
JP2010058305A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2012030420A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2014149265A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Keyence Corp 記録計
JP2017121801A (ja) * 2016-01-06 2017-07-13 セイコーエプソン株式会社 液体消費装置、液体容器、液体消費システム、液体消費方法および情報機器
JP2018062080A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
CN115489211A (zh) * 2021-06-19 2022-12-20 深圳市汉森软件有限公司 负压供墨方法、装置、系统及存储介质
CN115489211B (zh) * 2021-06-19 2024-03-22 深圳市汉森软件股份有限公司 负压供墨方法、装置、系统及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09156123A (ja) プリンタ
EP1270236B1 (en) Identification of printer recording material receptacle
JP3250556B2 (ja) インクジェット式印刷装置、インクカートリッジのメモリ装置へのアクセス方法、及び印刷装置の制御方法
JP2000198220A (ja) インクジェット記録装置、及びインクカ―トリッジ
JP5258182B2 (ja) インクジェットプリンタ、インク課金システム及びインクジェットプリンタの制御方法
JP3512060B2 (ja) インクジェット式記録装置
JPH07323645A (ja) 記録装置
JPH09156125A (ja) 印字システム
JP3216856B2 (ja) 記録装置及びインク残量表示方法
JP2004188758A (ja) カラーインクジェットプリンタ装置
US8801143B2 (en) Image forming apparatus, recording head maintenance operation control method, and computer-readable recording medium having a recording head maintenance operation control program
JP5262456B2 (ja) 印刷装置
JP2005001149A (ja) インク残量表示方法
JP3747706B2 (ja) インクジェットプリンタのインクエンド値調整装置及び調整方法
JP2005028636A (ja) 印刷システムおよび印刷制御装置
JPH11115223A (ja) 印刷装置
JPH08238780A (ja) 記録制御方法およびインクジェット記録装置
JPH08238781A (ja) 記録装置及び記録装置を用いる電子機器、及び該装置における交換制御方法
JP3870149B2 (ja) 電子機器、及び電子機器の表示方法
JP2002046289A (ja) インクジェットプリンタ及びインク消費制御方法
US8622507B2 (en) Control method for a fluid ejection device, and a fluid ejection device
JP3919807B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理装置の表示方法
JPH10119303A (ja) 印刷システム
JP2005153395A (ja) 印刷装置、印刷方法、および、印刷システム
JPH0930006A (ja) インクジェット式印刷記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040219