JPH1120184A - 液体残量検出方法及びプリンタ装置 - Google Patents

液体残量検出方法及びプリンタ装置

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JPH1120184A
JPH1120184A JP9180162A JP18016297A JPH1120184A JP H1120184 A JPH1120184 A JP H1120184A JP 9180162 A JP9180162 A JP 9180162A JP 18016297 A JP18016297 A JP 18016297A JP H1120184 A JPH1120184 A JP H1120184A
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liquid
unit
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JP9180162A
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English (en)
Inventor
Toshio Narishima
俊夫 成島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な手法により正確に液体充填部の液体の
残量を検出することができる液体残量検出方法及びプリ
ンタ装置を提供する。 【解決手段】 プリンタ装置1の液体充填部6が交換さ
れたときに、液体充填部6の液体残量情報が格納される
メモリ手段7を初期値に設定し、印刷処理前には、メモ
リ手段7により格納された液体残量情報を通信手段5に
よりホストコンピュータ2に送信し、印刷処理時には、
ホストコンピュータ2から送信される印画情報に基づい
て使用液体量を計算手段60により計算してメモリ手段
7に格納される液体残量情報の更新を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを被記録媒
体に対して吐出することにより印刷処理を行うプリンタ
装置の液体残量検出方法及びプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ装置は、被記録媒体に対して印
画を行う為にインクが充填されたインク充填部を備えて
いる。このインク充填部は、外部から印画を行う信号が
入力されると、被記録媒体に対して印刷処理を行うプリ
ンタヘッドに対してインクを供給するように成されてい
る。また、このインク充填部は、印刷を行うことにより
インク量が減少し、さらにインクがなくなった場合に交
換することができるような機構となっている。
【0003】そこで、このプリンタ装置は、印刷を行う
ことにより減少するインク量を検出するインク量検出手
段が必要となる。このインク量検出手段は、例えば以下
に示す三種類の手段が公知となっている。
【0004】第1の手段として、印刷を行った後にプリ
ンタヘッド内の気泡や塵等を残存しているインクととも
にプリンタヘッド内から排出する回復処理を行うプリン
タ装置においては、上記の回復操作を複数回連続的に行
った後、印画を行い良好な印刷結果が得られない場合に
インクの残量が少なくなっていると判断するものであ
る。
【0005】第2の手段としては、インク充填部内のイ
ンクが減少することによる変化を利用してインクの残量
を検出する。すなわち、インクの残量を検出する際に
は、インク充填部の内部に設けた電極間に電流を供給
し、インピーダンスの変化量に応じてインクの残量を検
出する。また、他の検出手段としては、インクの残量が
減少することよるインク充填部の重量変化を検出してイ
ンクの残量を検出する。
【0006】第3の手段としては、上述のように回復処
理を行うプリンタ装置において、プリンタヘッドから印
刷処理用に吐出された液体量と、回復処理用に排出され
た液体量とを加算して得られる総液体量に基づきインク
の残量を検出することが挙げられる。このとき、印刷処
理用に排出された液体量は印刷処理時にプリンタヘッド
に供給される駆動信号の計数に基づいて決定され、回復
処理用に排出された液体量は回復処理の回数により決定
される。
【0007】具体的には、印刷処理時に吐出する回数を
Nとし、回復処理時に吐出する回数をMとする。そし
て、1ドットの記録に吐出する液体容積をAとし、1回
の回復処理に要する液体容積をBとすると、総液体量S
はS=AN+BMとなる。そして、このような式で表現
される総液体量とインク充填部を交換したときのインク
量とを比較することでインクの残量を計数している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
第1の手段によるインクの残量の検出では、回復処理後
に印刷を行ってみて良好な印刷が得られない場合にイン
クの残量が少ないことを判断するので、残量を検出する
ための方法が煩雑となり、かつ、具体的な残量の把握が
困難である。また、この第1の手段では、回復処理後の
印刷が良好か否かは利用者の判断に委ねられることとな
るので、誤判別が生じ易いという問題がある。
【0009】また第2の手段においては、インク充填部
に対して電極を設けること等が必要となるために、イン
ク残量を検出するための機構が複雑となってしまうとと
もに、コスト的にも高価なものとなってしまう。また、
この第2の手段においては、インクの残量を検出する
際、インク充填部の設置状態や外部からの振動により電
極間においてインクの状態が変化し、インク残量が十分
であるにも関わらずインク残量が少ないと判断してしま
うこともあり、誤判別が生じてしまうという問題があ
る。
【0010】また、第3の手段においては、印刷処理時
に吐出する回数と回復処理時に吐出する回数とを常に計
数して、これらを保持する必要がある。また、インクの
残量を検出する際には、常に上述した総液体量Sを求め
る計算を行わなければならない。このように第3の手段
においては、総液体量Sを計算するために、例えば印刷
動作時において印刷処理を行う処理時間が長くなってし
まう等の問題がある。
【0011】さらに、この第3の手段においては、濃度
を2段階として印刷処理を行う二値記録方式以外のドッ
ト径変調方式、ドット内濃度変調方式において、印刷処
理時にインクを吐出する回数のみをカウントするだけで
は正確なインクの消費量を求めることができない。した
がって、この第3の手段においても、正確にインクの残
量を検出することが困難であるという問題を有してい
た。
【0012】そこで本発明は、上述したような問題点に
鑑みて提案されたものであり、簡易な手法により正確に
液体充填部の液体の残量を検出することができる液体残
量検出方法及びプリンタ装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明にかかる液体残量検出方法は、液体が充填された液
体充填部が交換されたときに、液体充填部の液体残量情
報が格納されるメモリ手段を初期値に設定し、印刷処理
前には、メモリ手段により格納された液体残量情報を通
信手段により制御部に送信し、印刷処理時には、制御部
から送信される印画情報に基づいて使用液体量を計算し
てメモリ手段に格納される液体残量情報の更新を行う。
【0014】このような液体残量検出方法は、印刷処理
前において液体残量情報を制御部に送信し、印刷処理時
において印画情報に基づいて使用液体量を計算してメモ
リ手段に格納される液体残量情報の更新を行うので、印
画情報に基づいて液体残情報を検出することができる。
【0015】また、本発明に係るプリンタ装置は、印画
情報に基づいてプリンタヘッドから吐出される液体量を
計算する計算手段を有するので、印画情報に応じて印刷
に必要な使用液体量を検出することができ、この使用液
体量をもとの液体残量情報から減ずることにより、印刷
処理後の液体残量情報を検出することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る液体残量検出
方法及びプリンタ装置について図面を参照しながら説明
する。
【0017】本発明に係る液体残量検出方法及びプリン
タ装置は、例えばインクが充填されるインク充填部と希
釈液が充填される希釈液充填部とを備え、これらインク
と希釈液とを混合して吐出する、いわゆるキャリアジェ
ット式のプリンタ装置と、このプリンタ装置に対して印
画情報を送信するとともに制御を行うホストコンピュー
タとからなるプリンタシステムに適用することができ
る。
【0018】このプリンタシステムは、図1に示すよう
に、被記録媒体であるプリント紙に対して印刷処理を行
うプリンタ装置1と、このプリンタ装置1の制御等を行
うホストコンピュータ2とを備える。そして、これらプ
リンタ装置1とホストコンピュータ2とは、それぞれ通
信手段を備え、印刷を行うための印画情報、印刷処理時
における使用液体量情報、使用可能な液体の残量を示す
液体残量情報等の情報を双方向に通信可能とされてい
る。
【0019】それぞれの通信手段は、ホストコンピュー
タ2とプリンタ装置1とを例えば双方向インターフェイ
スで結合しており互いに送受信が可能とされている。こ
のインターフェイスとしては、例えばパラレルインター
フェイスとしてIEEE Std 1284やSCSI-2等が使用可能で
あり、シリアルインターフェイスとしてはRS-232CやRS-
422等が使用可能である。なお、これらのインターフェ
イスとしては、送受信する情報量が多いのでパラレルイ
ンターフェイスを使用することが望ましく、さらに、一
般的に良く用いられるIEEE Std 1284を使用することが
望ましい。
【0020】プリンタ装置1は、図2に示すように、プ
リント紙に対して印刷を行うプリントエンジン部3と、
ホストコンピュータ2から送信された印画情報に応じて
プリントエンジン部3に対して駆動信号を出力する制御
部4と、ホストコンピュータ2と情報の送受信を行う通
信手段5と、プリントエンジン部3に対してインク又は
希釈液を供給する液体充填部6と、この液体充填部6の
液体残量情報が格納されたメモリ手段7と、このメモリ
手段7に格納されている液体残量情報を送受信するメモ
リ手段用インターフェイス8とを有する。また、このプ
リンタ装置2は、通信手段5、プリントエンジン部3、
制御部4及びメモリ手段7をデータバス9を介して接続
している。
【0021】プリントエンジン部3は、図3に示すよう
に、定量媒体としてインクを使用し、吐出媒体として希
釈液を使用する、いわゆるキャリアジェット方式のもの
である。このプリントエンジン部3は、いわゆるシリア
ル型のものであり、図3に示すように、被印刷物である
プリント紙10が支持されるドラム11と、プリント紙
10に印刷処理を行うプリントヘッド部12により主に
構成されるものである。
【0022】このとき、上記プリント紙10は、ドラム
11の軸方向に平行に設けられた紙圧着ローラ13によ
り、ドラム11に圧着保持されている。また、上記ドラ
ム11の外周近傍には、送りネジ14がドラム11の軸
方向に平行に設けられている。そして、この送りネジ1
4には、プリントヘッド部12が保持されている。すな
わち、かかるプリントヘッド部12は、送りネジ14の
回転によって、図中矢印Mで示すようにドラム11の軸
方向に移動するようになっている。
【0023】一方、ドラム11は、プーリ15、ベルト
16、プーリ17を介してモータ18により図中矢印m
で示すように回転駆動される。さらに、送りネジ14及
びモータ18の回転とプリントヘッド部12は、制御部
4から出力される各駆動信号に基づいて駆動制御され
る。
【0024】上記の構成においては、例えばプリントヘ
ッド部12が移動して1行分の印字を行うと、ドラム1
1を1行分だけ回転させて次の印字を行う。
【0025】プリントヘッド部12は、図4に示すよう
に、インク及び希釈液を混合して吐出させ、2種類の圧
力室を有する圧力室ユニット21と、上記2種類の圧力
室に対応する第1のピエゾユニット22及び第2のピエ
ゾユニット23とにより主に構成されるものである。
【0026】上記圧力室ユニット21は、上述のように
インク及び希釈液を混合して吐出させるものであり、図
5に拡大して示すように、内部に希釈液の吐出口となる
第1のノズル24と、この第1のノズル24に連通され
る第1の導入口25と、インクを滲み出させる第2のノ
ズル26と、この第2のノズル26に連通される第2の
導入口27を有する。そして、この圧力室ユニット21
は、略中央に形成される板状のオリフィスプレートと、
希釈液の流路となる第1の圧力室28と、インクの流路
となる第2の圧力室29と、振動板30とを有する。
【0027】また、上記第1のピエゾユニット22は、
第1の電気機械変換素子31と、上記第1の電気機械変
換素子31の一方の端部を固定する第1の支持体32
と、上記第1の電気機械変換素子31の固定された第1
の支持体32を圧力室ユニット21に対して固定する第
1のホルダー33とにより構成される。一方の第2のピ
エゾユニット23においても同様であり、第2の電気機
械変換素子34が第2の支持体35にその一端が固定さ
れ、これらは第2のホルダー36により圧力室ユニット
21に対して固定されている。
【0028】そして、上記第1の電気機械変換素子31
は振動板30を介して第1の圧力室28に対向するよう
に配されており、第2の電気機械変換素子34も振動板
30を介して第2の圧力室29に対向するように配され
ている。上記第1の電気機械変換素子31及び第2の電
気機械変換素子34は、駆動電圧が印加されることによ
り、機械的に第1の圧力室28及び第2の圧力室29に
対して圧力を印加することにより、第1の圧力室及28
び第2の圧力室29の体積を変化させるものである。
【0029】従って、上記のような構成のプリントヘッ
ド部12においては、希釈液が、液体充填部6から図示
しない供給管や供給溝を通って第1の供給室に供給さ
れ、ここから図5に示すように第1の圧力室28を通っ
て第1の導入口25に連通する第1のノズル24に充填
され、該希釈液により第1のノズル24の先端部に第1
のメニスカスが形成される。
【0030】一方のインクにおいても同様であり、液体
充填部6から図示しない供給管や供給溝を通って第2の
供給室に供給され、ここから図5に示すように第2の圧
力室29を通って第2の導入口27に連通する第2のノ
ズル26に充填され、インクにより第2のノズル26の
先端部に第2のメニスカスが形成される。
【0031】また、このプリンタヘッド部12は、例え
ば第1のノズル24又は第2のノズル26内の塵等が発
生することにより生ずる目づまり等が発生する可能性が
あり、この目づまりを取り除く目的でプリント紙10以
外への場所にインク等を吐出する回復処理が必要であ
る。また回復処理を行うときには、インク等を吸引する
ことにより目づまりを取り除いても良い。
【0032】この回復処理は、例えばプリンタ装置1の
印刷処理中に必要に応じて行われる。具体的には、この
回復処理は、印刷途中において必要に応じて行っても良
く、プリンタ装置1の電源を投入したとき、又は電源が
投入されている状態でかつ印刷が行われていないときに
必要に応じて行っても良い。
【0033】この回復処理を行うときに吐出するインク
は、予め設定した所定のインク量で良く、プリンタ装置
1が印刷する際に吐出する平均インク量であっても良
い。
【0034】つぎに、このようなプリントエンジン部3
が紙に対して印刷を行う際に第1の電気機械変換素子3
1、第2の電気機械変換素子34に供給される駆動電圧
について説明する。
【0035】この第1の電気機械変換素子31に供給さ
れる駆動電圧は、図6(a)に示すように、タイミング
aで第1の電気機械変換素子31に大きな変位を与える
ことによって第1のノズル24から第1の導入口25に
充填された希釈液が吐出される。これは、例えば第1の
電気機械変換素子31が第1の圧力室28の体積を小さ
くするような方向に変位することにより第1の圧力室2
8から希釈液を吐出させる。また、タイミングb及びタ
イミングcでそれぞれ第2の電気機械変換素子31が引
き込まれるとともに、第1の圧力室28から希釈液が第
1の導入口25に再充填される。
【0036】一方、第2の電気機械変換素子34に供給
される駆動電圧は、図6(b)に示すように、タイミン
グd〜eで第2のノズル26からインクが押し出され、
押しだされたインクは第1のノズル24に向かって滲み
出して滞留する。そして、この第1のノズル24から希
釈液を吐出させると、希釈液は、第1のノズル24に滞
留したインクと混合されることとなる。このように、第
2の電気機械変換素子34に供給する駆動時間及び電圧
を変化させることにより、インクが第1のノズル24に
向かって滲み出し滞留する量を変化させることができ吐
出する液体の濃度を変化させることができる。
【0037】このようなプリントエンジン部3を備えた
プリンタ装置1は、ホストコンピュータ2から例えば印
画情報が送信されると、この印画情報に基づいてヘッド
ドライブ、ヘッド送り制御、紙送り制御等の制御信号を
生成する。これらの制御信号が、プリンタ装置1の各部
を制御してプリント紙10に対して印刷を行う。
【0038】制御部4は、図7に示すように、データバ
ス9に接続された通信手段5,CPU(central process
ing unit)38,ROM(read only memory)39,RA
M(ramdom access memory)40及びプリント制御回路4
1を有する。
【0039】通信手段5は、ホストコンピュータ2から
の印画情報や制御情報をデータバス9に供給する。この
通信手段5としては、IEEE Std 1284、SCSI−2等
のパラレルインターフェイスやRS232C、RS42
2等のシリアルインターフェイスが用いられる。
【0040】プリント制御回路41は、D/A変換部4
2、タイミング制御部43、モータ制御部44、モータ
ドライブ部45、ドライブ部46a,46bからなる。
ドライブ部46bには、第2の電気機械変換素子34が
接続され、ドライブ部46aには、第1の電気機械変換
素子31が接続される。
【0041】タイミング制御部43にはプリンタヘッド
部12の位置を検出するヘッド位置センサ47が接続さ
れ、モータドライブ部45には紙送りモータ及びヘッド
送りモータ48が接続されている。また、プリンタヘッ
ド部12の温度を検出するために、データバス9には、
センサ用インターフェイス49が接続され、このセンサ
用インターフェイス49には、プリンタヘッド部12の
ノズル24,26の近傍に設けられた温度センサ50が
接続されている。
【0042】このような構成を有するプリンタ装置1の
制御部4において、CPU38は、通信手段5を介して
ホストコンピュータ2から送られる印画情報をデータバ
ス9を通じてD/A変換部42に入力する。そして、D
/A変換部42に入力された印画情報は、ディジタル方
式からアナログ方式の信号に変換されてドライブ部46
bに入力される。そして、ドライブ部46bに入力され
た信号は、所定の方式で変調されて変調信号として第2
の電気機械変換素子34に駆動信号を入力する。
【0043】また、このプリンタ制御回路41には、ホ
ストコンピュータ2から送信された制御信号からモータ
駆動制御信号とプリント制御信号がデータバス9を介し
て入力される。
【0044】このモータ駆動制御信号は、モータ制御部
44に入力されてモータ駆動信号に変換されてモータド
ライブ部45に入力される。そして、モータドライブ部
45は、入力されたモータ駆動信号に応じて紙送りモー
タ及びヘッド送りモータ48を駆動させる。
【0045】一方、プリント制御信号は、タイミング制
御部43に入力される。そして、このタイミング制御部
43は、入力されたプリント制御信号に基づいてD/A
変換トリガ信号をD/A変換部42に入力し、吐出タイ
ミング信号をドライブ部46aに入力し、モータ駆動ト
リガ信号をモータ制御部44に入力する。このとき、タ
イミング制御部43は、ヘッド位置センサ47からの情
報に応じてモータ制御部44等に対して信号を出力す
る。このようにタイミング制御部43は、モータ制御部
44、ドライブ部46a、D/A変換部42に対して信
号を出力することにより、相互にタイミングを調整して
各部を駆動させる。
【0046】通信手段5は、上述したように例えばIEEE
Std 1284を使用し、ホストコンピュータ2から送信さ
れる印画情報等を受信する。そして、この通信手段5
は、受信した信号を制御部4、プリントエンジン部3に
対して入力するとともに、ホストコンピュータ2からの
要求に応じて液体充填部6の液体残量情報をホストコン
ピュータ2に対して出力する。
【0047】液体充填部6は、インクが充填されるイン
ク充填部と、希釈液が充填される希釈液充填部とを備え
る。この液体充填部6は、ホストコンピュータ2から送
信される印画情報に基づいて生成された制御信号に応じ
てプリントヘッド部12に対してインク又は希釈液を供
給する。また、この液体充填部6は、交換自在と成され
ており、インク充填部又は希釈液充填部のインク又は希
釈液がなくなると交換することができる。また、この液
体充填部6は、キャリアジェット式のプリンタ装置にお
いて例えばシアン、マゼンタ、イエロー、希釈液、ブラ
ックの各色に対応してそれぞれ設けられている。2値方
式のプリンタ装置においては、液体充填部が例えばブラ
ックのみである。
【0048】メモリ手段7は、例えばEE-PROM等の不揮
発性メモリからなり、液体充填部6の液体残量情報が格
納されるインク残量保持レジスタであり、プリンタ装置
内に配設されている。また、このメモリ手段7は、交換
可能な液体充填部6に付加して配設され、液体充填部6
が交換されるとともに交換されても良い。このメモリ手
段7は、プリントエンジン部3により印画を行う際、液
体充填部6の液体残量情報が格納されており、ホストコ
ンピュータ2により生成される印画情報に基づいて計算
された使用液体量を受信すると、格納されている液体残
量情報から使用液体情報を減じて得た液体残量情報の内
容に更新する。なお、このメモリ手段7としては、フラ
ッシュメモリや、NOV−RAMやバッテリーバックア
ップされたS−RAM等がある。
【0049】また、このメモリ手段7は、プリントエン
ジン部3により回復処理を行う際において、回復処理を
行う度に格納されている液体残量情報から所定量だけ減
じて液体残量情報の更新を行う。すなわち、このメモリ
手段7は、液体充填部6に付加されて配設されており、
回復処理に伴う液体充填部6がプリントヘッド部12に
対して液体を供給する度に液体残量情報の更新を行うこ
ととなる。
【0050】また、このメモリ手段7は、上述した各色
の液体充填部6に対応してシアンインク残量レジスタ、
マゼンタインク残量レジスタ、イエローインク残量レジ
スタ、希釈液残量レジスタ、ブラックインク残量レジス
タを備えている。この各色のレジスタは、液体充填部6
を交換したとき、当該液体充填部6の残液体容量を保持
したレジスタが最大容量に設定される。また、このメモ
リ手段7に備えられているレジスタは、交換する液体充
填部6が最大インク量となっていない場合、すなわち交
換した液体充填部6が新品でなく使用した後である場
合、例えば利用者がおおよその残液体量となるようにマ
ン・マシンインターフェイスにより設定しても良い。
【0051】メモリ手段用インターフェイス8は、ホス
トコンピュータ2から送信された使用液体情報を入力す
るとともに、ホストコンピュータ2からの要求に応じて
液体残量情報を出力するために設けられる。このとき、
このメモリ手段用インターフェイス8は、データバス9
を介して入力された使用液体情報及び液体残量情報を所
定のデータ列に変換するように成されている。
【0052】なお、このプリンタ装置1には、内部に充
填される液体の有無を検出する液体有無検出部51を備
えていても良い。この液体有無検出部51は、インクの
有無を検出する液体有無センサを使用する。そして、こ
の液体有無検出部51は、この液体有無センサと各色の
レジスタを監視して液体の有無を判断する。また、この
液体有無検出部51は、表示手段を備え、液体残量の概
略値を表示するとともに、液体有無センサとレジスタの
内容とから液体がないと判断した場合には、液体充填部
6を交換するような表示を行い利用者に知らせる。ま
た、この液体有無検出部51は、液体がないことを利用
者に知らせる音響手段を備えていても良い。
【0053】この液体有無検出部51は、メモリ手段7
により検出される残液体量を検出して液体充填部6内の
液体の有無を判断する。また、この液体有無検出部6
は、メモリ手段7から検出した液体残量情報の概略値を
表示する例えば液晶表示機構を備え、液体がないと判断
されたときに液体充填部6の交換を促す信号を出力する
ように成されている。
【0054】この液体有無検出部51は、印刷処理又は
回復処理前において、上記液体充填部6に充填されてい
る液体の容量が最大のときの残液体量情報を初期値とし
て設定してメモリ手段7の残液体量情報を検出する。
【0055】そして、この液体有無検出部51は、印刷
処理時又は回復処理時において、印刷処理及び回復処理
を行う度にメモリ手段7の残液体量情報に対応して検出
する値が小さくなる。そして、この液体有無検出部51
により検出される値が0程度となったときに上記液体有
無検出部51により液体がないと判断する。
【0056】また、この液体有無検出部51は、記録処
理又は回復処理前において、上記メモリ手段7の初期値
を0として設定し、プリンタヘッド部12により印刷処
理及び回復処理を行う度に上記初期値から使用液体量に
応じて増大させ、最大となったときに液体がないと判断
しても良い。
【0057】メモリ手段7により検出される残液体量に
基づいて当該液体有無検出部51により液体充填部6内
に液体がないと判断されたときに液体充填部6の交換を
促す信号を出力する。
【0058】ホストコンピュータ2は、例えばマイクロ
コンピュータ等からなり、プリンタ装置1と情報の送受
信を行う通信手段52と、この通信手段52に対して信
号を送受信するとともにプリンタ装置1から受信した情
報が入力されるプリントモニタ53と、プリンタ装置1
に送信する信号を生成するプリンタドライバ54と、通
信手段52から送信する印画情報が格納されている記録
部55と、記録部55に記録されている画像データやプ
リンタ装置1の状態を示すデータを表示するように制御
する表示制御部56と、この表示制御部56からの信号
が入力されて画像を表示する表示デバイス57と、上記
した各構成部分の制御を行う制御部58とを備える。そ
して、このホストコンピュータ2においては、プリント
モニタ53、制御部58、記録部55、表示制御部56
が、データを伝送するデータバス59により接続されて
いる。
【0059】通信手段52は、ホストコンピュータ2用
のインターフェイスであり、プリンタ装置1と情報の送
受信を行う。この通信手段52は、印画情報やプリンタ
装置1に対する液体残量情報等の要求に関する情報等を
所定のデータ列として送信するとともに、液体残量情報
等を受信して所定のデータ列として受信し、プリントモ
ニタ53と情報のやりとりをする。
【0060】プリントモニタ53は、通信手段52と信
号を送受信するとともにプリンタ装置1から受信した情
報が入力される。このプリントモニタ53は、プリンタ
装置1と通信する通信手段52のサポート及びプリンタ
装置1の状態の報告等を行い、液体残量情報をホストコ
ンピュータ2に送信するように液体残量要求コマンドを
プリンタ制御命令としてプリンタ装置に送信する。そし
て、このプリントモニタ53は、この液体残量要求コマ
ンドに対する液体残量情報を受信してプリンタ装置1の
状態をデータバス59を介して表示制御部56に入力す
る。
【0061】プリンタドライバ54は、プリンタ装置1
に送信する信号を生成するものである。このプリンタド
ライバ54は、ホストコンピュータ2がプリンタ装置1
に印画情報を送る際に、プリンタ装置1が受信できるよ
うな方式で印画情報等を所定のデータ列に変換する。ま
た、このプリンタドライバ54は、プリンタ装置1が受
信できるような方式で印画情報等を所定のデータ列に変
換してプリンタ制御命令等を印画情報とともに送信させ
る。
【0062】記録部55は、例えばハードディスク等の
情報記録媒体からなり、通信手段52から送信する印画
情報が画像ファイルとして格納されている。この印画情
報は、例えば印刷するものが文字である場合にあっては
文字データであっても良く、画像である場合にあっては
画像データであっても良い。
【0063】表示制御部56は、記録部55に記録され
ている画像情報やプリンタ装置1の状態を示すデータを
表示するように制御する。また、表示デバイス57は、
例えばCRT装置等からなり、表示制御部56からの信
号が入力されて画像を表示する。
【0064】このようなプリンタシステムにおいては、
印画情報に基づいて使用液体量を計算する計算手段60
が備えられる。この計算手段60は、上述したプリンタ
装置1又はホストコンピュータ2のいずれかのデータバ
ス9,59に接続されていれば良い。
【0065】この計算手段60は、印刷処理を行う場合
において、ホストコンピュータ2内の記録部55に格納
されている画像データ又は文字データからなる印画情報
に基づき印刷しようとするときに使用液体量を計算す
る。すなわち、印刷しようとする印画情報が生成された
時あるいは印刷するために印画情報が読み込まれた時
に、使用液体量を計算することができる。そして、この
計算手段60により計算された使用液体量は、メモリ手
段7に格納されているもとの液体残量情報から減じられ
る値となる。
【0066】一方、計算手段60は、回復処理を行う場
合において、プリンタ装置1側に備えられた計算手段6
0aで回復処理を行うのに必要な使用液体量を計算す
る。また、プリンタ装置1側に備えられた計算手段60
aは、回復処理に必要な使用液体量を計算するととも
に、ホストコンピュータ2側から送信された印画情報か
ら使用液体量を計算するようにしても良い。
【0067】この計算手段60は、ホストコンピュータ
2からプリンタ装置1に出力される印画情報に含まれて
いる各ドット毎の濃度を示す濃度データと、この濃度デ
ータのドットを記録する吐出回数及び希釈液の吐出回数
から計算を行う。また、この計算手段60は、各色の液
体について計算を行う。
【0068】シアンインク、マゼンタインク、イエロー
インクについては、印画情報に含まれる各濃度データの
各平均使用インク量×吐出回数を計算して使用液体量を
算出する。そして、これら各色の使用液体量を計算する
ときには、印画情報に含まれている全ての濃度データに
ついて行い、一枚の紙に対して印刷を行うときの使用液
体量を算出する。
【0069】また、希釈液については、1ドット当たり
の使用量が各色の濃度によって変化する場合、各濃度デ
ータの1ドット当たりの各平均使用希釈液の量×吐出回
数を計算して使用液体量を算出する。そして、これら各
色を印刷する際に使用する液体量を計算する際には、印
画情報に含まれている全ての濃度データについて行い、
一枚の紙に対して印刷を行うときの使用液体量を算出す
る。
【0070】また、ブラックインクについては、各色イ
ンクと同時に、ブラックインクと希釈液を混合し吐出す
る場合、他色の場合と同様に、インクと希釈液体量を算
出する。また、ブラックインクの場合のみ、他色のイン
クとは異なり、吐出することのみで各ブラックドットを
形成する場合は、吐出回数のみを計算して一枚の紙に対
して印刷を行うときの使用液体量を算出する。
【0071】そして、計算手段60は、これらブラック
インク等の各色の液体の使用液体量、希釈液の使用液体
量を求めて印画情報に基づいた使用液体量を計算する。
一方、回復処理時には、印刷中に関わらず、回復処理を
行う度にメモリ手段7に格納される液体残量情報を更新
する。
【0072】このように構成されたプリンタシステム
は、印画情報に基づき計算手段60により使用液体量を
ホストコンピュータ2とプリンタ装置1間で通信するこ
とにより液体の残量を認識することができる。さらに、
このプリンタシステムは、残量を認識して、プリンタ装
置1側に備えられるメモリ手段7の内容を更新すること
により、従来のプリンタシステムように印刷動作中に常
時液体残量情報を計算する必要がない。
【0073】このように構成されたプリンタシステム
は、上述したように、プリンタ装置1及びホストコンピ
ュータ2にそれぞれ通信手段5,52を備え、図8に示
すような処理を行うことにより、液体充填部6に充填さ
れている液体の残量を検出してこの残量情報を利用者に
知らせる。
【0074】この図8によれば、プリント紙10に対し
て印刷を行う際には、先ず、ホストコンピュータ2が液
体残量情報を送信するような命令を含む液体残量要求コ
マンドをプリンタ装置1に対して送信する。そして、プ
リンタ装置1は、ホストコンピュータ2からの命令に応
じてメモリ手段7に格納されている液体残量情報をホス
トコンピュータ2に対して送信する。そして、液体残量
情報を受信したホストコンピュータ2は、通信手段5
2、プリントモニタ53及び表示制御部56を経てプリ
ンタ装置1から送信された液体残量情報を表示デバイス
57に表示し、利用者に液体の残量を知らせる。
【0075】次に、ホストコンピュータ2は、計算手段
60により、プリンタ装置1に印刷させる記録部55に
格納されている印画情報に基づいて、プリンタ装置1が
印刷することにより使用する使用液体量を算出する。
【0076】次に、ホストコンピュータ2は、プリンタ
装置1に印刷を行わせるように記録部55に格納されて
いる印画情報をプリンタドライバ54及び通信手段52
を介して順次送信する。そして、プリントエンジン部3
は、ホストコンピュータ2から送信された印画情報に応
じてプリンタ装置1に入力される駆動信号を生成し、こ
の駆動信号が入力されたプリントエンジン部3によりプ
リンタ紙10に対して印画処理を行う。このとき、印画
処理を行っている途中で液体を紙以外の部分に吐出する
ことにより回復処理を行うときには、回復処理を行う度
にメモリ手段7に格納されている液体残量情報の更新を
行う。
【0077】次に、ホストコンピュータ2では、計算手
段60により算出された印画情報に基づいてプリンタ装
置1が印刷することにより使用する使用液体量をプリン
タ装置1に送信する。そして、プリンタ装置1では、ホ
ストコンピュータ2から送信された使用液体量情報を受
信し、この使用液体量情報に基づいてメモリ手段7の液
体残量情報の更新を行う。
【0078】次に、ホストコンピュータ2が液体残量情
報要求コマンドを含む情報をプリンタ装置1に対して送
信する。そして、プリンタ装置1は、ホストコンピュー
タ2からの命令に応じてメモリ手段7に格納されている
液体残量情報をホストコンピュータ2に対して送信す
る。そして、液体残量情報を受信したホストコンピュー
タ2は、通信手段52及び表示制御部56を経てプリン
タ装置1から送信された液体残量情報を表示デバイス5
7に表示し、利用者に液体の残量を知らせる。
【0079】つぎに、上述したように、プリンタシステ
ムにより印刷を行う際のホストコンピュータ2側の動作
を図9及び図10に示すフローチャートを用いて説明す
る。なお、以下の説明においては、少なくともホストコ
ンピュータ2内に計算手段60を備えるプリンタシステ
ムに適用した一例について説明する。
【0080】この図9及び図10によれば、印刷処理を
行う際には、S−1においてプリンタモニタ53及び通
信手段52により液体残量情報をホストコンピュータ2
に対して送信するように液体残量情報要求コマンドをプ
リンタ装置1に対して送信する。
【0081】次に、S−2においては、プリンタ装置1
に対して送信した液体残量情報要求コマンドに応じてプ
リンタ装置1から液体残量情報を受信したか否かを判断
する。このとき、液体残量情報を受信したと判断したら
S−3に進むこととなる。
【0082】次に、S−3においては、プリンタ装置1
から受信した液体残量情報を表示デバイス57により例
えば図11に示すように表示する。このように、表示デ
バイス57より液体残量情報を表示することにより、利
用者にあとどれだけ液体が残っているかを示す。
【0083】次に、S−4においては、S−2において
受信した液体残量情報によりいづれかの液体が無いか否
かを判断する。このとき、いづれかの液体が無いと判断
した場合には、S−5に進み表示デバイス57により例
えば「インク残存量が不足しています。新しいインクタ
ンクに交換して下さい。」と表示することにより、利用
者に対して警告をして印刷処理を終了し、液体がある場
合にはS−6に進むこととなる。
【0084】次に、S−6においては、プリンタ装置1
に送信して印刷しようとする印画情報から計算手段60
により使用液体量を算出する。
【0085】次に、S−7においては、S−6において
算出した使用液体量をS−2において受信した液体残量
情報に含まれる液体残量から減じて更新した液体残量情
報を表示手段により表示する。このとき、更新した液体
残量情報は、印刷処理が終了したときの液体残量情報で
ある。
【0086】次に、S−8においては、S−7において
更新した液体残量情報から、液体があるか否かを判断す
る。更新した液体残量情報より液体がないと判断された
ときには、S−9に進み液体充填部6の交換を促すよう
に、表示デバイス57により「印刷終了時にインクが不
足する可能性があります。新しいインクタンクに交換す
ることをお勧めします。このまま印刷することもできま
す。」と表示する。
【0087】そして、S−10においては、利用者が強
制印刷を行うか否かを判断する。利用者が強制印刷を行
わないときには印刷処理を終了することとなる。一方、
利用者が強制印刷を行う際には、S−11に進むことと
なる。
【0088】次に、S−11においては、記録部55に
格納されている印画情報をプリントタドライバ54及び
通信手段52を介してプリンタ装置1に送信する。
【0089】次に、S−12においては、記録部55か
ら印刷する全ての画像情報を送信したか否かを判断す
る。このとき、印刷する全ての画像情報を送信していな
いと判断した場合には、再びS−11戻り、印刷する画
像情報を送信する。一方、全ての画像情報を送信したと
判断した場合にはS−13に進むこととなる。このと
き、プリンタ装置1側では、受信した印画情報に応じて
制御部4により駆動信号を生成して印刷を行う。
【0090】次に、S−13においては、プリンタ装置
1に送信した印画情報を印刷するのに必要な使用液体量
をプリントモニタ53及び通信手段52によりプリンタ
装置1に送信する。このとき、プリンタ装置1側では、
使用液体量をプリンタ装置1に送信することにより、プ
リンタ装置1内のメモリ手段7に格納されている液体残
量情報の更新を行う。
【0091】次に、S−14においては、プリンタ装置
1により印刷が終了したら、プリンタ装置1のメモリ手
段7に格納されている液体残量情報を送信するように液
体残量情報要求コマンドをプリンタ装置1に対して送信
する。
【0092】次に、S−15においては、S−14にお
いてプリンタ装置1に対して送信した液体残量情報要求
コマンドに応じてプリンタ装置1から液体残量情報が送
信されたか否かを判断する。このとき、ホストコンピュ
ータ2のプリンタモニタ53で送信されたと判断した場
合には、S−16に進むこととなる。
【0093】次に、S−16においては、S−15にお
いてプリンタ装置1から送信された液体残量情報により
プリンタ装置1の液体充填部6に液体があるか否かを判
断する。このとき、液体が液体充填部6内にないと判断
した場合には、S−17に進み液体充填部6を交換する
ように表示デバイス57により例えば「インク残存量が
不足しています。新しいインクタンクに交換して下さ
い。」と表示する。一方、液体充填部6内に液体がある
と判断した場合には、印刷処理を終了することとなる。
【0094】つぎに、上述したようなプリンタシステム
により印刷処理及び回復処理を行う際のプリンタ装置1
の動作を図12、図13及び図14に示すフローチャー
トを用いて説明する。なお、以下の説明においては、ホ
ストコンピュータ2及びプリンタ装置1に計算手段60
を備えるプリンタシステムの一例について説明する。
【0095】先ずS−20においては、電源が投入さ
れ、プリンタ装置1を構成する各部のウォームアップ等
を行う。
【0096】次に、S−21においては、S−20のウ
ォームアップ等の動作中に回復処理を行ったか否か制御
部4により判断する。このとき、回復処理を行ったと判
断した場合には、S−22に進み回復処理を行った際に
吐出した回数に相当する使用液体量をメモリ手段7に格
納されている希釈液又はインクのもとの液体残量情報か
ら減じて液体残量情報の更新を行う。
【0097】次に、S−23においては、回復処理を行
ったことにより更新した液体残量情報から、液体がある
か否かを判断する。このとき、液体が無いと判断した場
合には、S−24に進み例えばプリンタ装置1上に設け
られている液晶装置等からなる表示手段によりエラー表
示を行う。一方、S−23において液体があると判断さ
れた場合には、S−25に進むこととなる。
【0098】次に、S−25においては、印刷処理を行
うか否かを判断する。ここで、印刷処理を行うと判断し
たときにはS−34に進み、印刷処理を行わないと判断
した場合には、プリンタ装置1が休止状態となり、S−
26に進み液体充填部6を交換するか否かを利用者が決
定する。
【0099】そして、液体充填部6を交換するときは、
S−27に進み液体充填部6を交換する。次に、S−2
8においては、交換した液体充填部6内の液体容量に応
じてメモリ手段7の各色に対応したレジスタを再設定す
る。そして、このレジスタの内容を設定したら、S−2
9に進むこととなる。一方、液体充填部6を交換しない
ときには、S−29に進む。
【0100】次に、S−29においては、回復処理を行
うか否かを判断する。このとき、回復処理を行わないと
判断したときには、再びS−25に進み、回復処理を行
うと判断したときにはS−30に進み上述した回復動作
を行うこととなる。
【0101】次に、S−31においては、S−30にお
いて行った回復処理において吐出回数及び回復処理中に
吐出する所定の液体量を考慮してメモリ手段7の液体残
量情報を計算してを更新する。
【0102】次に、S−32においては、回復処理を行
ったことにより液体が無くなったか否かを液体有無検出
部51により判断する。このとき、液体有無検出部51
により液体がないと判断した場合にはS−33に進みエ
ラー表示を行い再びS−25に戻り、液体があると判断
した場合には再びS−25に戻る。
【0103】一方、S−25において、印刷処理を行う
と判断した場合には、S−34に進み印刷処理の前に回
復処理が必要か否かを判断する。このとき、回復処理が
必要ないと判断された場合にはS−39に進み、印刷処
理前に回復処理が必要と判断した場合にはS−35に進
み上述した回復動作を行うこととなる。
【0104】そしてS−36においては、S−35にお
いて行った回復処理において吐出回数及び回復処理中に
吐出する所定の液体量を考慮してメモリ手段7の液体残
量情報を計算して更新する。
【0105】次に、S−37においては、回復処理を行
ったことにより液体が無くなったか否かを液体有無検出
部51により判断する。このとき、液体有無検出部51
により液体がないと判断した場合にはS−38に進みエ
ラー表示を行い再びS−39に進み、液体があると判断
した場合には再びS−39に進む。
【0106】次に、S−39においては、印刷するのに
必要なプリント紙10等をプリンタ装置1等に対して供
給する。
【0107】次に、S−40においては、ホストコンピ
ュータ2から送信される液体残量情報要求コマンドを受
信したか否かを判断する。このとき、液体残量情報要求
コマンドを受信したと判断した場合にはS−41に進み
メモリ手段7の液体残量情報を送信してS−42に進
み、液体残量情報要求コマンドを受信していないと判断
した場合にはS−42に進むこととなる。
【0108】次に、S−42においては、ホストコンピ
ュータ2から印画情報を受信したか否かを判断する。こ
のとき、印画情報を受信したと判断した場合にはS−4
3に進み印画情報に応じてプリント紙10に対して印刷
を行う。
【0109】次に、S−44においては、全ての印画情
報を受信したか否かを判断する。このとき、全ての印画
情報を受信していないと判断したときにはS−46に進
み回復処理が必要か否かを判断する。このとき、回復処
理が必要ないと判断した場合にはS−40に進み、回復
処理が必要と判断した場合にはS−47に進む。そし
て、S−47において回復動作を行ってS−48に進
み、S−48においては、S−47において行った回復
処理において吐出回数及び回復処理中に吐出する所定の
液体量を考慮してメモリ手段7の液体残量情報計算して
を更新する。
【0110】次に、S−49においては、回復処理を行
ったことにより液体が無くなったか否かを液体有無検出
部51により判断する。このとき、液体有無検出部51
により液体がないと判断した場合にはS−50に進みエ
ラー表示を行って再びS−40に進み、液体があると判
断した場合には再びS−40に進む。
【0111】一方、S−44において全ての印画情報を
受信したと判断したときにはS−45に進み排紙処理を
行いS−51に進む。
【0112】次に、S−51においては、印画情報に含
まれる使用液体量を受信したか否かを判断する。このと
き、使用液体量を受信したと判断した場合には、S−5
2に進みメモリ手段7に格納されている液体残量情報か
ら使用液体量に相当するだけ減じて新たな液体残量情報
をメモリ手段7に格納する。
【0113】次に、S−53においては、S−52にお
いて更新された新たな液体残量情報から、液体がなくな
ると判断した場合はS−54に進みエラー表示を行い、
液体が無くならないと判断した場合はS−55に進む。
【0114】次にS−55においては、印刷処理が終了
した後に液体充填部6内に残っている液体量をホストコ
ンピュータ2に対して送信するように液体残量情報要求
コマンドを受信したか否かを判断する。このとき、液体
残量情報要求コマンドを受信したと判断していないとき
はS−56に進みS−52において更新した液体残量情
報を通信手段5によりホストコンピュータ2側に送信し
てS−57に進む。一方、液体残量情報要求コマンドを
受信したと判断したときはS−57に進む。
【0115】次に、S−57においては、印刷動作を終
了するか否かを判断する。このとき、印刷動作を終了す
る場合には図12中のS−25に進み、印刷動作を終了
しない場合にはS−51に進み使用液体量及び印画情報
を受信して印刷処理を行うこととなる。
【0116】したがって、このように印刷処理及び回復
処理を行うプリンタシステムは、印刷処理又は回復処理
を行う際には、ホストコンピュータ2及び/又はプリン
タ装置1に備えられている計算手段60により印刷に必
要な使用液体量を計算してホストコンピュータ2とプリ
ンタ装置1との間で通信することにより、メモリ手段7
に格納される液体残量情報の更新や表示を行うことがで
きる。すなわち、このプリンタシステムによれば、印刷
動作を行っている際、常時液体残量情報を計算する必要
がなく、印刷処理を円滑に行うことができる。
【0117】なお、以上の説明においては、インクと希
釈液とを混合して吐出する、いわゆるキャリアジェット
方式のプリンタ装置に適用した一例を説明したが、本発
明は、バブルジェット方式のプリンタ装置、シアン、マ
ゼンタ、イエロー、及び黒色のインクを使用して印刷を
行う二値記録方式のプリンタ装置にも適用可能である。
【0118】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る液体残量検出方法は、液体が充填された液体充填部が
交換されたときに、液体残量情報が格納されるメモリ手
段を初期値に設定し、記録する前にはメモリ手段により
格納された液体残量情報を通信手段により制御部に送信
し、記録時には制御部から送信される印画情報に基づい
て使用液体量を計算してメモリ手段に格納される液体残
量情報の更新を行い、回復処理時には回復処理を行う度
にメモリ手段に格納される液体残量情報を更新するの
で、記録前において液体残量情報を制御部に送信し、記
録時において印画情報に基づいて使用液体量を計算して
メモリ手段に格納される液体残量情報の更新を行うの
で、印画情報に基づいて液体残情報を検出することがで
きる。したがって、このような液体残量検出方法によれ
ば、印刷しているときに常に液体残量情報の計算を行う
ような必要がなく、制御部とプリンタ部との間で算出さ
れた液体残量情報を通信することにより液体残量情報を
検出することができ、利用者に正確な液体残量情報を知
らせることができる。
【0119】また、本発明に係るプリンタ装置は、制御
部において作成された印画情報に基づいてプリンタヘッ
ドから吐出される液体量を計算する計算手段を有するの
で、印画情報に応じて印画に必要な使用液体量を検出す
ることができ、この使用液体量を現在残っている液体残
量情報から減ずることにより、液体残量情報を求めるこ
とができる。したがって、このプリンタ装置は、印刷最
中に常に液体残量を計算する必要がなく、印画情報から
使用液体量を計算しこの使用液体量と液体残量情報との
関係から正確な液体残量を利用者に対して示すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプリンタシステムのホストコ
ンピュータとプリンタ装置との関係を示す図である。
【図2】本発明を適用したプリンタシステムのホストコ
ンピュータとプリンタ装置との関係を示すブロック図で
ある。
【図3】プリンタ装置に備えられるプリントエンジン部
の一例を示す斜視図である。
【図4】プリントヘッド部の一例を示す断面図である。
【図5】プリントヘッド部の一例を拡大して示す断面図
である。
【図6】プリントヘッド部の動作タイミングの一例を示
す図である。
【図7】制御部の一例を示すブロック図である。
【図8】ホストコンピュータとプリンタ装置との処理の
関係を示す図である。
【図9】ホストコンピュータの処理の一例を示すフロー
チャートである。
【図10】ホストコンピュータの処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図11】液体残量情報を表示デバイスに表示した状態
の一例を示す図である。
【図12】プリンタ装置の処理の一例を示す図である。
【図13】プリンタ装置の処理の一例を示す図である。
【図14】プリンタ装置の処理の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ、2 プリンタ装置、3 プリ
ントエンジン部、4 制御部、5 通信手段、6 液体
充填部、7 メモリ手段、8 メモリ手段用インターフ
ェイス、9 データバス、12 プリンタヘッド部、5
1 液体有無検出部、52 通信手段、53 プリント
モニタ、54 プリンタドライバ、55記録部、56
表示制御部、57 表示デバイス、58 制御部、59
データバス、60 計算手段

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷処理を制御する制御部から印画情報
    を受信するとともに、交換自在とされた液体充填部の液
    体残量情報を送信する通信手段を備え、液体を吐出させ
    て印刷処理及び回復処理を行うプリンタヘッドを備える
    プリンタ部の液体残量検出方法において、 上記液体が充填された上記液体充填部が交換されたとき
    に、上記液体充填部の液体残量情報が格納されるメモリ
    手段を初期値に設定し、 印刷処理前には、上記メモリ手段により格納された液体
    残量情報を上記通信手段により上記制御部に送信し、 印刷処理時には、上記制御部から送信される印画情報に
    基づいて使用液体量を計算して上記メモリ手段に格納さ
    れる液体残量情報の更新を行い、 回復処理時には、回復処理を行う度に上記メモリ手段に
    格納される液体残量情報を更新することを特徴とする液
    体残量検出方法。
  2. 【請求項2】 使用液体量の計算が印画情報に基づいて
    制御部により行われることを特徴とする請求項1記載の
    液体残量検出方法。
  3. 【請求項3】 使用液体量の計算が上記制御部から上記
    プリンタヘッドに送信される印画情報に基づいて上記プ
    リンタ部により行われることを特徴とする請求項1記載
    の液体残量検出方法。
  4. 【請求項4】 上記メモリ手段は、上記液体充填部に付
    加されて配設されていることを特徴とする請求項1記載
    の液体残量検出方法。
  5. 【請求項5】 上記液体充填部に充填される液体の有無
    を検出する液体有無検出部をさらに備え、上記メモリ手
    段により検出される残液体量に基づいて当該液体有無検
    出部により液体充填部内に液体がないと判断されたとき
    に液体充填部の交換を促す信号を出力することを特徴と
    する請求項1記載の液体残量検出方法。
  6. 【請求項6】 印刷処理又は回復処理前において、上記
    メモリ手段の初期値を設定するときには、上記液体充填
    部に充填されている液体の容量が最大のときの液体残量
    情報を初期値として設定し、 印刷処理時又は回復処理時においては、上記プリンタヘ
    ッドにより印刷処理及び回復処理を行う度に上記初期値
    から使用液体量に応じて減少させ、上記メモリ手段から
    の液体残量情報が0程度となったときに上記液体有無検
    出部により液体がないと判断することを特徴とする請求
    項5記載の液体残量検出方法。
  7. 【請求項7】 印刷処理又は回復処理前において、上記
    メモリ手段の初期値の設定をするときには、初期値を0
    として設定し、上記プリンタヘッドにより印刷処理及び
    回復処理を行う度に上記初期値から使用液体量に応じて
    増大させ、最大となったときに液体がないと判断するこ
    とを特徴とする請求項5記載の液体残量検出方法。
  8. 【請求項8】 上記液体充填部が交換された際、上記メ
    モリ手段が指定された残液体量の液体残量情報が格納さ
    れることを特徴とする請求項1記載の液体残量検出方
    法。
  9. 【請求項9】 上記液体充填部をインクが充填されたイ
    ンク充填部とし、当該インク充填部からインクを吐出さ
    せて印刷処理を行うことを特徴とする請求項1記載の液
    体残量検出方法。
  10. 【請求項10】 上記液体充填部をインクが充填された
    インク充填部と前記インクを希釈する希釈液が充填され
    た希釈液充填部とし、インクと希釈液とを混合させて被
    記録媒体に印刷処理することを特徴とする請求項1記載
    の液体残量検出方法。
  11. 【請求項11】 上記液体充填部を発熱素子に接続し、
    当該発熱素子の熱により上記プリンタヘッドから液体を
    吐出させることを特徴とする請求項1記載の液体残量検
    出方法。
  12. 【請求項12】 印画情報を送信する制御部と、 上記印画情報に基づいて被記録媒体に対して印画を行う
    プリンタヘッドと、液体が充填され上記プリンタヘッド
    に対して液体を供給する液体充填部と、上記液体充填部
    に充填されている液体残量情報が格納されるメモリ手段
    と、上記メモリ手段に格納された液体残量情報を上記制
    御部に送信するとともに上記制御部から送信された印画
    情報を受信する通信手段と、液体を吐出して上記プリン
    タヘッドの回復処理を行う回復手段とを有するプリンタ
    部とを備え、 上記制御部及び/又はプリンタ部には、印画情報に基づ
    いて上記プリンタヘッドから吐出される液体量を計算す
    る計算手段が備えられること特徴とするプリンタ装置。
  13. 【請求項13】 上記計算手段は、上記制御部内に備え
    られることを特徴とする請求項12記載のプリンタ装
    置。
  14. 【請求項14】 上記計算手段は、上記プリンタ部内に
    備えられることを特徴とする請求項12記載のプリンタ
    装置。
  15. 【請求項15】 上記メモリ手段は、上記液体充填部に
    付加されて配設されていることを特徴とする請求項12
    記載のプリンタ装置。
  16. 【請求項16】 上記液体充填部に充填される液体の有
    無を検出する液体有無検出部をさらに備え、上記液体充
    填部内に液体がないときには上記液体充填部の交換を促
    す信号を出力することを特徴とする請求項12記載のプ
    リンタ装置。
  17. 【請求項17】 上記メモリ手段は、上記制御部により
    指定された残液体値とされることを特徴とする請求項1
    2記載のプリンタ装置。
  18. 【請求項18】 上記液体充填部は、インク充填部とさ
    れており、インクを吐出して被記録媒体に対して印刷処
    理を行うことを特徴とする請求項12記載のプリンタ装
    置。
  19. 【請求項19】 上記液体充填部は、インク充填部と希
    釈液充填部とされており、当該インクと希釈液とを混合
    させて被記録媒体に対して印刷処理を行うことを特徴と
    する請求項12記載のプリンタ装置。
  20. 【請求項20】 上記液体充填部は、発熱素子に接続さ
    れ当該発熱素子の熱により上記プリンタヘッドから液体
    を吐出させることを特徴とする請求項12記載のプリン
    タ装置。
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