JPH09193472A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH09193472A
JPH09193472A JP8007631A JP763196A JPH09193472A JP H09193472 A JPH09193472 A JP H09193472A JP 8007631 A JP8007631 A JP 8007631A JP 763196 A JP763196 A JP 763196A JP H09193472 A JPH09193472 A JP H09193472A
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寛 植村
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雅文 綿谷
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範之 鈴木
Sohei Tanaka
壮平 田中
Yoshiaki Kamuragi
義明 冠木
Nobuyuki Tsukada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際に記録を行う記録ドット数の計測を高速
に行い、結果としてトータルな記録速度の向上を図った
記録装置を提供する。 【解決手段】 記録用紙の搬送方向に配列された複数の
記録要素を備えた記録ヘッドをその搬送方向とは垂直の
方向に走査して記録用紙に記録を行う際、HV変換回路
502で記録ヘッドの走査方向に画素が並んだ入力画像
データを記録媒体の搬送方向に画素が並ぶ画像データに
変換する。そして、その変換された画像データをデータ
マスク回路503とイメージバッファ501の領域2に
対して同時に出力し、記録ヘッドによって記録動作を生
じさせることになる画素数の計数と、その変換された画
像データのイメージバッファ501への格納とを同時に
行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置に関し、特
に、複数個の記録素子を有する記録ヘッドを用いて記録
媒体に画像を記録する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、インク吐出ノズルや発熱素子
等、複数の記録要素を有する記録ヘッドを有し、複数ド
ットを同時に記録できる、例えば、シリアルプリンタの
ような記録装置においては記録の際に記録ヘッドに供給
する電流容量を制御したり、インク等の記録剤の残量を
検出するために予め記録するドット数をカウントするよ
うな制御方法が広く知られている(例:特開平2−29
356号等) そして、シリアルプリンタの場合、記録ヘッドの記録要
素(ノズル等)の配列方向は通常、記録ヘッドを搭載す
るキャリッジの移動方向(主走査方向)と垂直な方向
(副走査方向)になっている。
【0003】一方、ホストコンピュータから送られてく
る記録データは、通常、主走査方向に並んだデータであ
るため、記録ヘッドに内蔵された記録要素の数(例え
ば、インク吐出ノズルの数)に応じて、副走査方向に並
んだデータに変換(以後、HV変換という)する必要が
ある。従って、記録ヘッドの記録要素の配列やその記録
動作を考慮すると、記録ドット数のカウントは、HV変
換後に行われなければならない。
【0004】また、記録ヘッドによって複数回同じ領域
を走査することによってその領域に対する記録を完了す
るマルチパス記録方式に従って記録を行う場合、HV変
換後のデータに対して、各走査によって記録ヘッドのど
の記録要素を用いて記録を行うかを考慮したマスクパタ
ーンによりマスクをかけた後に、記録ドット数のカウン
トを行なわねばならない。
【0005】ここで、図6〜図7を参照して、従来の記
録ドット数のカウント制御について説明する。ここで
は、記録はマルチパス記録方式に従う制御がなされてい
るとしている。
【0006】図6は従来の記録ドット数のカウントを行
う回路の構成を示すブロック図であり、図7はその回路
が実行する制御処理を示すフローチャートである。
【0007】まず、ステップS10ではホストコンピュ
ータ(不図示)から送られてきた記録データをインタフ
ェースを介して受信し、続くステップS15で受信デー
タを記録装置内の受信バッファに蓄える。受信バッファ
は数k〜数十kバイトの格納容量を持っている。次に、
ステップS20では受信バッファに蓄えられた記録デー
タに対してコマンド解析を行い、その結果得られたイメ
ージデータをステップS25において、イメージバッフ
ァ501の領域1に格納する。
【0008】イメージバッファ501の領域に保存され
たイメージデータは主走査方向に並んだデータであるた
め、ステップS30では、これをHV変換回路502に
より副走査方向に並んだデータに変換し、続くステップ
S35ではそのHV変換されたたデータをイメージバッ
ファ501の領域2に格納する。
【0009】このようにして、記録ヘッドの1走査分に
相当する量のHV変換されたデータが蓄えられると、処
理はステップS40において、そのデータから記録ドッ
ト数のカウントを行なったかどうかを判断し、そのカウ
ントがまだ終わっていなければ、処理はステップS45
に進み、データマスク回路503により記録パス等を考
慮したマスクパターンを施し、さらにステップS50で
はマスクがかけられたデータをドットカウント回路50
4によってカウントする。そして、そのカウントされた
記録ドット数は、ドットカウントレジスタ505に格納
される。その後、処理はステップS40に戻り、カウン
ト終了かどうかを再び調べ、ドットカウント終了を判断
されれば、処理はステップ55に進み、イメージバッフ
ァ501の領域2より再度データを読み出してデータマ
スク回路503により記録ドットカウント時と同じマス
クパターンをかけ、最後にステップS60では、そのマ
スクが施された記録データが記録ヘッドへ転送される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、記録ドット数のカウントを行うにはイメージバ
ッファに蓄えられている主走査方向に並んだデータを順
次HV変換して、副走査方向に並んだデータをイメージ
バッファに再格納した後、HV変換されたデータを再び
イメージバッファから読み出してマスクパターンを施し
て、カウントを行わなければならないので、データの処
理に時間がかかるという問題があった。
【0011】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、実際に記録を行う記録ドット数の計測を高速に行
い、結果としてトータルな記録速度の向上を図った記録
装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録装置は、以下のような構成からなる。
【0013】即ち、記録媒体の搬送方向に配列された複
数の記録要素を備えた記録ヘッドを前記搬送方向とは垂
直の方向に走査して、前記記録媒体に記録を行う記録装
置であって、前記記録ヘッドの走査方向に画素が並んだ
画像データを入力する入力手段と、前記入力手段によっ
て入力された画像データを前記搬送方向に画素が並ぶ画
像データに変換する変換手段と、前記変換手段によって
変換された画像データから前記記録ヘッドによって記録
動作を生じさせることになる画素数を計数する計数手段
と、前記変換手段によって変換された画像データを一時
的に格納するバッファ手段と、前記変換手段によって変
換された画像データの前記バッファ手段への出力と、前
記計数手段による計数を同時に行うよう制御する制御手
段とを有することを特徴とする記録装置を備える。
【0014】
【発明の実施の形態】以上の構成により本発明は、記録
媒体の搬送方向に配列された複数の記録要素を備えた記
録ヘッドをその搬送方向とは垂直の方向に走査して記録
媒体に記録を行う際、記録ヘッドの走査方向に画素が並
んだ入力画像データを記録媒体の搬送方向に画素が並ぶ
画像データに変換し、その変換された画像データから記
録ヘッドによって記録動作を生じさせることになる画素
数の計数と、その変換された画像データを一時的に格納
するバッファ手段への出力とを、同時に行うよう制御す
る。
【0015】そして、バッファ手段に格納された画像デ
ータは記録ヘッドに転送される。
【0016】上記の変換動作は、所定サイズの2次元マ
トリクス構造をした、例えば、16×16画素のサイズ
の画素マトリクス毎に行われる。
【0017】また、上記の画素数の計数には、計数され
た計数結果の累積結果を格納する記憶手段と、上記の変
換動作のたび毎に、計数された画素数と、記録手段に格
納された累積結果の和をとる加算手段とを用いる。そし
て、記憶手段に格納された累積結果は、加算手段によっ
て求められた和によって置換される。
【0018】さらに、記録ヘッドで前記記録媒体上の同
じ領域を複数回走査することによりその領域に対する記
録を完了するように、マルチパス記録方式に従って記録
ヘッドの記録動作を制御するようにしても良い。この制
御には、変換された画像データに所定のマスクをかける
マスク手段が用いられる。そして、そのマスク手段に
は、複数のマスクパターンを格納するマスクレジスタ
と、変換された画像データと複数のマスクパターン各々
との論理積を求める演算回路と、マルチパス記録の走査
回数に従って、演算回路によって得られた演算結果の1
つを選択する選択手段とが含まれている。
【0019】なお、上記の記録ヘッドは、インクを吐出
して記録を行うインクジェット記録ヘッドでも良いし、
或は、熱エネルギーを利用してインクを吐出する記録ヘ
ッドであって、インクに与える熱エネルギーを発生する
ための熱エネルギー変換体を備えているものでも良い。
【0020】以下添付図面を参照して本発明の好適な実
施形態について詳細に説明する。
【0021】<装置本体の概略説明>図1は、本発明の
代表的な実施の形態であるインクジェットプリンタIJ
RAの構成の概要を示す外観斜視図である。図1におい
て、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝
達ギア5009〜5011を介して回転するリードスク
リュー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャ
リッジHCはピン(不図示)を有し、ガイドレール50
03に支持されて矢印a,b方向を往復移動する。キャ
リッジHCには、記録ヘッドIJHとインクタンクIT
とを内蔵した一体型インクジェットカートリッジIJC
が搭載されている。5002は紙押え板であり、キャリ
ッジHCの移動方向に亙って記録用紙Pをプラテン50
00に対して押圧する。5007,5008はフォトカ
プラで、キャリッジのレバー5006のこの域での存在
を確認して、モータ5013の回転方向切り換え等を行
うためのホームポジション検知器である。5016は記
録ヘッドIJHの前面をキャップするキャップ部材50
22を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸
引する吸引器で、キャップ内開口5023を介して記録
ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブレ
ードで、5019はこのブレードを前後方向に移動可能
にする部材であり、本体支持板5018にこれらが支持
されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリー
ニングブレードが本例に適用できることは言うまでもな
い。又、5021は、吸引回復の吸引を開始するための
レバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に
伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り
換え等の公知の伝達機構で移動制御される。
【0022】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の動作を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0023】<制御構成の説明>次に、上述した装置の
記録制御を実行するための制御構成について説明する。
【0024】図2はインクジェットプリンタIJRAの
制御回路の構成を示すブロック図である。制御回路を示
す同図において、401はMPU、402は記録ヘッド
IJHに対する記録データの供給制御や後述する記録ド
ットのカウントを行うゲートアレイ(G.A.)、40
3はMPU401が実行する制御プログラムを格納する
ROM、404は各種データ(ホストコンピュータ(不
図示)から受信する記録信号や記録ヘッドIJHに供給
される記録データやカウントされた記録ドット数など)
を保存しておくDRAM、405は記録信号を入力する
インタフェース(I/F)である。また、ゲートアレイ
402は、インタフェース405、MPU401、RA
M404間のデータ転送制御も行う。410は記録ヘッ
ドIJHを搬送するためのキャリッジモータ、411は
記録紙搬送のための搬送モータである。406は記録ヘ
ッドIJHを駆動するヘッドドライバ、407、408
はそれぞれキャリッジモータ410、搬送モータ411
を駆動するためのモータドライバである。
【0025】また、409はMPU401、ゲートアレ
イ402、ROM403、RAM404、インタフェー
ス405間で相互にデータの送受信を行うために用いる
アドレスバスと制御バスとデータバスで構成されるCP
Uバスである。
【0026】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
フェース405に記録信号が入るとゲートアレイ402
とMPU401との間で記録信号がプリント用の記録デ
ータに変換される。そして、モータドライバ407、4
08が駆動されると共に、ヘッドドライバ406に送ら
れた記録データに従って記録ヘッドが駆動され、記録が
行われる。
【0027】図3は、ゲートアレイ402に含まれる記
録ドット数をカウントするための回路の構成を示すブロ
ック図である。この回路は、従来例で説明した図6に示
す回路の構成と比較すると、構成要素は共通であるの
で、同じ参照番号を付してあるが、以下の点が異なって
いる。即ち、HV変換回路502において、HV変換さ
れ副走査方向に並んだデータがイメージバッファ501
とデータマスク回路503に同時に出力できる構成とな
っている点である。また、RAM404の一部にイメー
ジバッファ501が確保される。
【0028】このような構成により、この実施形態にお
ける記録ドット数のカウント処理は、図4に示すフロー
チャートに従って実行されることになる。なお、図4に
おいて、図7で示したのと同じ処理ステップには、同じ
ステップ参照番号を付し、ここでの説明は省略する。ま
た、図4のステップS15に示した受信バッファは、R
AM404の一部に確保され、数k〜数十kバイトの容
量を持っている。
【0029】さて、図4に示すフローチャートに従え
ば、ステップS10〜S25の処理を実行後、ステップ
S30では、イメージバッファ501の領域1に格納さ
れた主走査方向に並んだイメージデータをHV変換回路
102により副走査方向に並んだデータに変換する。そ
の変換後、処理はステップS35でその変換データをイ
メージバッファ501の領域2に格納すると同時に、処
理はステップS31において、その同じデータをデータ
マスク回路503に出力し、マルチパス記録制御を考慮
したマスクパターンをかけ、さらに、ステップS32で
は、マスクが施されたデータをドットカウント回路10
4に入力し、実際に記録ヘッドIJHによる記録動作が
発生する記録ドット数をカウントし、そのカウント結果
をドットカウントレジスタ105に格納する。
【0030】ここで、図5を参照して記録ドット数のカ
ウントについて詳細に説明する。なお、ここでは、記録
ヘッドIJHのインク吐出ノズル数は“64”とし、記
録用紙上の同じ領域を記録ヘッドIJHが4回走査する
ことで、その領域に関する記録を完成するマルチパス記
録方式を採用しているとする。また、イメージデータと
記録ドットとの関係は、1ビット=1画素(ドット)で
あるとする。
【0031】図5はHV変換回路502、データマスク
回路503、ドットカウント回路504の詳細な構成を
示すブロック図である。
【0032】HV変換回路502は1回の変換動作で1
6ビット(主走査方向)×16ビット(副走査方向)の
イメージデータを処理する。そのために、図5に示すよ
うに、HV変換回路502は主走査方向に1ライン当た
り16ビット分のイメージデータを格納する16個のレ
ジスタWR1〜WR16と、レジスタWR1〜WR16
に格納された16×16ビット分のイメージデータを読
みだし方向を90゜回転して、16ビットずつ読み出す
読みだし端子RD1〜RD16を有している。
【0033】また、データマスク回路503は、4回の
走査各々に対応した16×16ビットのマトリックスの
マスクパターンを格納したマスクレジスタ202、マス
クレジスタ202の出力とHV変換回路502からの出
力との論理積を演算するAND回路203、AND回路
203から出力される4組の演算結果の出力をMPU4
01からのセレクタ信号(SEL)に従って選択するセ
レクタ204で構成される。マスクレジスタ202は、
図5に示すように、4回の走査各々に対応して異なるパ
ターンを格納する4つの格納部202a、202b、2
02c、202dを有し、AND回路203は、同じ構
成の回路203a、203b、203c、203dを含
み、夫々の回路は16個のAND演算素子を有してい
る。そして、4つの格納部202a、202b、202
c、202dに格納されたマスクパターンは各々、回路
203a、203b、203c、203dに供給され
る。
【0034】さらに、ドットカウント回路504は入力
データの内、記録ヘッドIJHよりインク吐出を生じさ
せるドットの数(即ち、イメージデータの各画素の値が
“1”のデータの数)を抽出するドット抽出回路206
と、ドット抽出回路206で抽出された値とドットカウ
ントレジスタ505に格納されている値との和を求め、
その和の値でドットカウントレジスタ505に格納され
ている値を置換するアダー回路207とで構成される。
【0035】さて、イメージバッファ501の領域1か
ら読み出された主走査方向に並んだデータは、HV変換
回路502のレジスタWR1からWR16まで16ビッ
ト×16ライン分順次書き込まれた後、読みだし端子R
D1〜RD16まで順次、90°回転したデータ(即
ち、副走査方向に並んだ)データが16ビットづつ読み
出され、イメージバッファの領域2に格納される。この
時、この実施形態では、読み出したデータを同時にデー
タマスク回路503に出力し、マルチパス記録を考慮し
たマスクをかけ、記録ドット数をカウントする。
【0036】即ち、HV変換されたデータはAND回路
203によってマスクレジスタ202に格納されたマス
クパターンを用いてマスクされる。そして、マスクされ
たデータはセレクタ204に出力される。セレクタ20
4は何回目の走査に対してドットカウントを実行してい
るかを示すセレクト信号(SEL)に従って、入力され
た4組の論理積の演算結果より1組のマスクされたデー
タが選択される。例えば、今がマルチパス記録における
1回目の走査であれば、回路203aからの出力を選択
する。セレクタ204から出力される16ビットのデー
タは実際に記録されるデータと同じである。次に、この
出力はドットカウント回路205へ送られ、ドット抽出
回路206によりインク吐出を生じさせるドットの数を
抽出し、アダー回路207によりドットカウントレジス
タ208に格納されている前回までにカウントされたド
ット数にその抽出された数を加え、その和をドットカウ
ントレジスタ208に格納する。
【0037】以上のような演算がHV変換回路201か
ら読み出される16ビットづつのHV変換されたデータ
について順次行われる。
【0038】以下、従来例と同様なステップS55〜S
60の処理を実行する。
【0039】このような処理によって、HV変換によっ
て副走査方向に並ぶデータが得られると同時に実際の記
録動作においてインク吐出を生じさせるドット数(記録
ドット数)をカウントするので、HV変換が終了し、イ
メージバッファにその変換データが格納されたときには
カウント処理も終了していることになる。
【0040】従って以上説明した実施形態に従えば、イ
ンク吐出を伴う記録動作を開始するためのデータが準備
された時点には記録ドット数もカウントされているの
で、従来例のように、そのカウントのために余分な時間
をかけることなく、記録動作に関する制御をほぼリアル
タイム的に行うことができ、これによって、例えば、ホ
ストコンピュータからの画像データを受信してからプリ
ントアウトするまでの時間が短縮され、トータルな記録
速度の向上に寄与する。
【0041】なお、以上の実施形態ではインクジェット
方式に従って記録を行うプリンタを用いたが本発明はこ
れによって限定されるものではない。例えば、熱転写方
式に従って記録を行うプリンタなどにも本発明を適用す
ることができる。
【0042】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例え
ば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0043】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0044】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0045】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0046】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0047】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0048】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0049】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0050】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0051】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0052】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録媒体の搬送方向に配列された複数の記録要素を備えた
記録ヘッドをその搬送方向とは垂直の方向に走査して記
録媒体に記録を行う際、記録ヘッドの走査方向に画素が
並んだ入力画像データを記録媒体の搬送方向に画素が並
ぶ画像データに変換し、その変換された画像データから
記録ヘッドによって記録動作を生じさせることになる画
素数の計数と、その変換された画像データを一時的に格
納するバッファ手段への出力とを、同時に行うよう制御
するので、記録のための画像データの処理時間が大幅に
短縮され、トータルな記録速度が向上するという効果が
ある。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施の形態であるインクジェ
ットプリンタIJRAの構成の概要を示す外観斜視図で
ある。
【図2】インクジェットプリンタIJRAの制御回路の
構成を示すブロック図である。
【図3】ゲートアレイ402に含まれる記録ドット数を
カウントするための回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図4に示す回路が実行する制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】HV変換回路502、データマスク回路50
3、ドットカウント回路504の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図6】従来の記録ドット数のカウントを行う回路の構
成を示すブロック図である。
【図7】図6に示す回路が実行する制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
202 マスクレジスタ 203 AND回路 204 セレクタ 206 ドット抽出回路 207 アダー回路 401 MPU 402 ゲートアレイ 403 ROM 404 RAM 405 インタフェース 406 ヘッドドライバ 407 モータドライバ 408 モータドライバ 409 CPUバス 410 キャリッジモータ 411 搬送モータ 501 イメージバッファ 502 HV変換回路 503 データマスク回路 504 ドットカウンタ回路 505 ドットカウントレジスタ IJH 記録ヘッド
フロントページの続き (72)発明者 田中 壮平 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 冠木 義明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 塚田 伸幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の搬送方向に配列された複数の
    記録要素を備えた記録ヘッドを前記搬送方向とは垂直の
    方向に走査して、前記記録媒体に記録を行う記録装置で
    あって、 前記記録ヘッドの走査方向に画素が並んだ画像データを
    入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された画像データを前記搬送
    方向に画素が並ぶ画像データに変換する変換手段と、 前記変換手段によって変換された画像データから前記記
    録ヘッドによって記録動作を生じさせることになる画素
    数を計数する計数手段と、 前記変換手段によって変換された画像データを一時的に
    格納するバッファ手段と、 前記変換手段によって変換された画像データの前記バッ
    ファ手段への出力と、前記計数手段による計数を同時に
    行うよう制御する制御手段とを有することを特徴とする
    記録装置。
  2. 【請求項2】 前記バッファ手段に格納された画像デー
    タを前記記録ヘッドに転送する転送手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記変換手段は、所定サイズの2次元マ
    トリクス構造をした画素マトリクス毎に変換動作を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記画素マトリクスは、16×16画素
    のサイズをもっていることを特徴とする請求項3に記載
    の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記計数手段は、 前記計数手段によって計数された計数結果の累積結果を
    格納する記憶手段と、 前記変換手段による変換動作のたび毎に、前記計数され
    た画素数と、前記記録手段に格納された累積結果の和を
    とる加算手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載
    の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に格納された累積結果は、
    前記加算手段によって求められた和によって置換される
    ことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】前記記録ヘッドで前記記録媒体上の同じ領
    域を複数回走査することにより前記領域に対する記録を
    完了するように、マルチパス記録方式に従って前記記録
    ヘッドの記録動作を制御する記録制御手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録制御手段は、前記変換手段によ
    って変換された画像データに所定のマスクをかけるマス
    ク手段を含むことを特徴とする請求項7に記載の記録装
    置。
  9. 【請求項9】 前記マスク手段は、 複数のマスクパターンを格納するマスクレジスタと、 前記変換手段によって変換された画像データと、前記複
    数のマスクパターン各々との論理積を求める演算回路
    と、 マルチパス記録の走査回数に従って、前記演算回路によ
    って得られた演算結果の1つを選択する選択手段とを含
    むことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して
    記録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴
    とする請求項1に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
    用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備えていることを特徴とする請求項1に記載の記録
    装置。
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