JPH08238780A - 記録制御方法およびインクジェット記録装置 - Google Patents

記録制御方法およびインクジェット記録装置

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JPH08238780A
JPH08238780A JP4723995A JP4723995A JPH08238780A JP H08238780 A JPH08238780 A JP H08238780A JP 4723995 A JP4723995 A JP 4723995A JP 4723995 A JP4723995 A JP 4723995A JP H08238780 A JPH08238780 A JP H08238780A
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JP4723995A
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Masazumi Nagashima
正澄 長島
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、記録媒体の形態にかかわら
ず、記録媒体に適した残量検出の制御を行い、記録の途
中でインクの残量が不足して記録がとぎれる事態をなく
し、記録不良を起こすことのない記録制御方法および該
方法を備えたインクジェット記録装置を提供することに
ある。 【構成】 使用する記録媒体がカット紙の時は、用紙単
位でインク残量を検知し、次頁の記録が可能な程度のイ
ンクが残っているかを判定し、次頁の記録を行うか否か
を決定する。また、ロール紙記録時は、カット紙記録時
に判定した記録範囲領域よりも少ない所定領域、例え
ば、行単位でインク残量を検知するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録に要するインクを
補充、あるいは、インクを収納するインクタンクを有
し、該インクタンをク交換可能に構成し、かつ、記録装
置に装着されたインクの残量検知機能を有するインクジ
ェット記録装置に関するものであって、特にはカットシ
ート状の記録媒体と、ロール状に巻かれたロール紙等の
連続紙などの記録媒体とを交換可能にして使用できるイ
ンクジェット記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録装置として従来よりよく知られてい
るものに、例えば記録ヘッドを搭載し、紙、OHP用シ
ートなどの記録媒体(以下記録用紙と言う)の搬送方向
に対し垂直に往復移動する記録ヘッドを搭載した稼働部
(以下これをキャリア、もしくはキャリッジと呼ぶこと
とする)を有する所謂シリアルタイプの記録装置や、記
録用紙の幅に対応した長さの記録ヘッドを有したライン
タイプの記録装置がある。これらの記録装置では、種々
の記録方式による記録ヘッドが用いられ、その方式とし
て一般的にはワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方
式、インクジェット方式、電子写真方式等が広く知られ
ている。
【0003】また、これら記録装置とインターフェース
ケーブルなどによって電気的に接続され、記録装置によ
って記録する情報の編集や作成及び記録装置への記録に
関する指示を行う記録装置を備えた電子機器も広く知ら
れている。
【0004】記録装置において、例えばインクジェット
記録装置では、記録材であるインクを供給するためのイ
ンクタンクとインクタンクから供給されるインクを記録
媒体に吐出する記録ヘッドとを備えており、一般的にイ
ンクタンクはインクが消費され尽くすと新品のインクタ
ンクと交換され使用される構成となっている。
【0005】近年では、記録ヘッドにインクタンクを一
体的に設け記録ヘッドごと交換するタイプのディスポー
ザブルタイプの記録ヘッドカートリッジを用いる記録装
置が知られている。また、更にはインクタンクを記録ヘ
ッドに交換可能に設ける構成もある。またカラー印刷を
可能にした記録装置では、種類(例えば黒とカラー等)
の異なる記録ヘッドを交換しながら記録を行う記録装置
が、記録する情報に応じて最適な記録をコンパクトな構
成により実現できるため普及しつつある。
【0006】また、記録装置のインク等記録に伴って消
費される記録材に関してその消費量やインクタンクに保
持されているインク保持量を使用者に対し報知するもの
もある。また記録ヘッドやインクタンク等の記録材供給
手段が交換された場合に記録に先立ってインクの吐出回
復等良好な記録状態を確保する動作を実施するものがあ
る。
【0007】これら記録ヘッドやインクタンク等の記録
材供給手段を交換して使用する記録装置においては、そ
の交換モードとしていくつか考えられる。例えば使用済
みの記録ヘッドや記録材供給手段を新品の記録ヘッドや
記録材供給手段に交換するモード、あるいは使用中の記
録ヘッドや記録材供給手段をモノクロ記録用やカラー記
録用等の種類の異なる別の記録ヘッドや記録材供給手段
へ交換するモードである。
【0008】上述したインクジェット記録装置におい
て、インクタンク等のインク収納部材・容器内に残され
たインクの残量を的確に知ることは、インク収納部材・
容器等の交換時期を知るだけでなく、収納されたインク
の残量で記録可能な枚数を知ることで、印字途中で印字
を中断させることなく記録媒体の無駄を防ぐことが可能
となる。そのため、インクの残量検出は、インクジェッ
ト記録装置にとって重要な技術である。
【0009】一般に、インクで記録を行うインクジェッ
ト方式の記録装置においては、記録に必要なインクの残
量を検知するために、さまざまな方式が考案されてき
た。
【0010】例えば、特開平2−201123号では、
インクを保持する吸収体に複数個の電極を設け、該電極
間の電気抵抗値を測定することにより、インク残量を検
知する方式が示されている。しかし、この方式において
は、インク残量検知のための部材が必要となり、装置の
複雑化、コストの上昇といった欠点がある。
【0011】また、特開平1−195049号では、過
去に記録したドット数を記憶しておき、過去の記録パタ
ーンから類推して残りの印字可能数を表示する方式が示
されている。
【0012】しかし、近年、様々な記録媒体への記録が
注目されるようになり、通常使用されてきた定型のカッ
ト紙のみならず、ロール紙等の長尺連続紙を用いた長尺
の連続した画像・文字等の記録も行われるようになって
きており、記録様式が多種多様になってきた。このよう
な、ロール紙等の長尺連続紙に対する記録では、残りの
記録可能文字数を表示することが困難である。
【0013】そこで最近では、単純に記録した記録ドッ
ト数をカウントし、メモリに記憶させ、あらかじめ設定
されたインクタンクのインク満タン時の記録可能ドット
数と比較することによってインク残量を検知する方式が
採用されるようになってきた。この場合、検出のための
制御の複雑さや検出のための時間のロスを防ぐために、
特定のタイミング、例えば、1ページの記録終了前後に
検出を行い、インク残量が所定量以下の場合は、使用者
に対して、インクタンク交換を要求するメッセ−ジを表
示し、印刷を中断する方式が多く採用されている。
【0014】しかし、この方式だと、例えばロール紙等
の長尺の連続した場合、記録の途中でインク残量が不足
し、記録がとぎれ、所望の文字、画像等の記録を得るこ
とができない、あるいは、まだインクが残っているいる
のに記録できないことがあるという問題があった。
【0015】特に、ロール紙等の連続紙への記録は、例
えば数十〜数百ポイントの拡大文字等を長尺方向に記録
して看板・メニュー等に用いる場合に多く使用され、こ
のような記録の場合、頁としての区切りがない。このよ
うな連続紙への記録において、途中でインクがなくなり
記録不良が発生してしまうと、記録不良が発生する前の
記録が無駄となり、インク及び記録紙についても共に無
駄となってしまう。
【0016】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、記録媒体の形態にかかわらず、記
録媒体に適した残量検出の制御を行い、記録の途中でイ
ンクの残量が不足して記録がとぎれる事態をなくし、記
録不良を起こすことのない記録制御方法および該方法を
備えたインクジェット記録装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の問題点に鑑みてなされたものであり、カット紙記録時
は、用紙単位でインク残量を検知し、ロール紙記録時
は、所定領域、例えば、行単位でインク残量を検知する
ように制御してあるので、ロール紙記録時でもインク残
量不足で記録がとぎれる等の記録不良を起こすことがな
い。
【0018】本発明は、特に、インクを吐出して記録媒
体上に記録を行う記録ヘッドと、該記録ヘッドにインク
を供給するインク収納部材とを有するインクジェット記
録装置において、前記インク収納部材に収納されるイン
クの残量を検出する残量検出手段と、前記残量検出手段
の検出結果に基づき、所定量の記録が行えるか判定する
判定手段と、前記記録媒体の種類に応じて前記判定手段
による判定を行うタイミングと、前記所定量とを異なら
せる残量検出制御手段と、を有することを特徴とする。
【0019】また、本発明は上記目的を達成するため
に、記録に要するインクを交換可能に搭載し、記録情報
に応じて記録ヘッドより前記インクを記録媒体上に転写
して記録を行うインクジェット記録装置において、搭載
されている前記インクの残量を検知する検知手段と、第
1のサイズの記録用紙に記録を行うための必要インク量
または第1のサイズ以下の各種サイズの記録用紙に記録
を行うための各必要インク量またはそれ以上の所定イン
ク量を記憶した記憶手段と、前記検知手段により検知さ
れたインク残量と前記記憶手段に記憶された所定インク
量とを比較する比較手段と、前記第1のサイズ以下の記
録用紙に記録を行う場合には、記録用紙1枚単位で、前
記比較手段によりインク残量と前記所定インク量との比
較を行い、また、前記第1のサイズ以上の記録用紙記録
を行う場合には、前記第1のサイズに相当する記録範囲
以下の所定記録範囲ごとに前記比較手段により、インク
残量と前記所定記録範囲の記録に必要な所定インク量ま
たはそれ以上の所定インク量との比較を行い、インク残
量が前記所定インク量以下の時は記録の中断を行う制御
手段と、を有することを特徴とする。
【0020】また、本発明は、インクを吐出して記録媒
体上に記録を行う記録ヘッドと、該記録ヘッドにインク
を供給するインク収納部材とを有するインクジェット記
録装置における記録制御方法において、所定の記録範囲
の記録が行われる毎に前記インク収納部材に収納される
インクの残量を検出する残量検出ステップと、前記残量
検出ステップにより検出されたインク残量に基づき、続
く所定の記録範囲の記録が行えるか判定を行う判定ステ
ップと、前記判定ステップにより、続く所定の記録範囲
の記録が行えないとき、記録の中断を行う記録中断ステ
ップとからなり、前記記録媒体の種類に応じて前記所定
の記録範囲を異ならせることを特徴とする。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の詳細な実施例
について説明する。
【0022】図1は、本発明に係る一実施例に適用可能
なインクジェット記録装置の構成を説明する図である。
ここで1はインクジェット記録ヘッドを有したヘッドカ
ートリッジで、モノクロ記録時はモノクロ記録ヘッド、
カラー記録時はカラー記録ヘッドが搭載されるように、
記録装置に対して交換可能に備えられている。ここで、
使用していない側の記録ヘッドについては、図示してい
ない保管箱等に保管されて記録状態を正常に保つよう保
管されることが好ましい。
【0023】図1中に示す2は、ヘッドカートリッジ1
を搭載して、図中に示すS方向に操作するためのキャリ
アである。また、3はヘッドカートリッジ1をキャリア
2に取りつけるためのフック、4はフック3を操作する
ためのレバーである。5はヘッドカートリッジ1に対す
る電気接続部を支持するための支持板であり、6はその
電気接続部と本体制御部とを接続するためのFPC(フ
レキシブル印刷回路)である。
【0024】また、図1中の7はキャリア2を案内する
ためのガイド軸であり、キャリアの軸受け8に挿通され
ている。9はキャリアが装着され、これをS方向に移動
させるための動力を伝達するためのタイミングベルトで
あり、装置両側部に配置されたプーリ10A、10Bに
張架されている。一方のプーリ10Bには、ギア等の伝
達機構を介してキャリアモータ11より駆動力が伝達さ
れる。
【0025】12は紙等の記録媒体の被記録面を規制す
るとともに、記録等に際してこれを搬送するための搬送
ローラであり、搬送モータ13によって駆動される。1
4は記録媒体を記録位置に導くためのペーパーパン、1
5は記録媒体の送給経路途中に配設されて記録媒体を搬
送ローラ12に向けて押圧し、これを搬送するためのピ
ンチローラである。16はヘッドカートリッジ1の吐出
口に対向し、記録媒体の記録面を規制するためのプラテ
ンである。17は記録媒体搬送方向上、記録位置より下
流側に配置され、記録媒体を図示しない排紙口に向けて
排紙するための排紙ローラである。18は排紙ローラ1
7に対応して設けられる拍車であり、記録媒体を介して
排紙ローラ17を押圧し、排紙ローラ17による記録媒
体の搬送力を生じさせる。19は記録媒体のセット等に
際してピンチローラ15、拍車18それぞれの付勢を解
除するための解除レバーである。
【0026】プラテン16は両側を排紙ローラ17の軸
で回転可能に支持され、左右プレート20の停止位置か
らペーパーパン14の前面部21方向に付勢され、搬送
ローラ12を最外周より小さくしている部分12Aに複
数箇所設けている12Aが、ペーパーパン前面部21の
内側に接している。
【0027】22はホームポジションにおいて記録ヘッ
ドのインク吐出口形成面と対向するゴム等の弾性材料で
形成したキャップであり、記録ヘッドに対し当接/離脱
が可能に支持されている。このキャップ22は、非記録
時等の記録ヘッドの保護や、記録ヘッドの吐出回復処理
に際して用いられる。吐出回復処理とはキャップ22を
吐出口形成面に対向させ、インク吐出口内に設けられて
インク吐出のために利用されるエネルギ発生素子を駆動
することにより全吐出口からインクを吐出させ、これに
より気泡や塵埃、あるいは、増粘して記録に適さなくな
ったインクといった吐出不良要因を除去する処理(予備
吐出)や、これとは別に吐出口形成面をキャップ22で
覆った状態で吐出口よりインクを強制的に排出させるこ
とにより吐出不良要因を除去する処理である。
【0028】23は、インクの強制排出のために吸引力
を作用すると共に、かかる強制排出による吐出回復処理
や予備吐出による吐出回復処理に際してキャップ22に
受容されたインクを吸引するために用いられるポンプで
ある。24は該ポンプ23によって吸引された廃インク
を貯留するための廃インクタンクである。廃インクタン
ク24は、28のチューブによりポンプ23と接続され
ている。25はヘッドの吐出口形成面のワイピングを行
うためのブレードであり、ヘッド側に突出してキャリア
移動の過程でワイピングを行う位置と吐出口形成面に係
合しない後退位置とに移動可能に支持されている。26
は回復系モータ、27は回復系モータ26から動力の伝
達を受けて、ポンプ23の駆動およびキャップ22やブ
レード25の移動をそれぞれ行わすためのカム装置であ
る。
【0029】次に上述したヘッドカートリッジ1の詳細
を示す。
【0030】図2はヘッドカートリッジ1の外観斜視図
である。ヘッドカートリッジ1は、インクジェット記録
ヘッド本体をなす吐出ユニット1Jと、記録材であるイ
ンクを保持すると同時にインクを前記記録ヘッドに供給
する記録供給手段であるインクタンク1Kとを一体とし
ている。図2のヘッドカートリッジにおいてインクタン
ク1Kは不図示の機構によってヘッドカートリッジに交
換可能に構成されている。
【0031】ここでカラー記録用ヘッドカートリッジに
は黒インクを供給するための黒インクタンクとカラーイ
ンクを供給するためのカラーインクタンクとを各々交換
可能に備え、該カラーインクタンクにはイエロー、マゼ
ンタ、シアンの各インクが供給可能に保持されている。
図2において、つめ1Lはヘッドカートリッジ1を装着
する際にキャリア2に設けられたフック3によって掛止
される。図2から明らかなように、つめ1Lはヘッド全
延長の内側に配設される。またヘッドカートリッジ1の
前方で吐出ユニット1Jの近傍には、この図には示され
ないが位置決め用突き当て部が設けられている。ヘッド
開口部1Mはキャリア2に立設されフレキシブル基板
(電気接続部)およびゴムパッドを支持するための支持
板5が挿入されるものである。
【0032】次に、図3は本発明に係る一実施例を示す
記録装置の制御構成を示すブロック図である。尚、図に
おける矢印は信号の伝達方向を示している。
【0033】ここで300はコンピュータあるいはワー
プロ・コンピュータ機器等のホストを示している。30
01はホスト300全体の制御をつかさどるMPUで制
御実行上の時間を管理しているタイマ部3002を保有
している。このホスト300はROM3003あるいは
フロッピー・ディスク、ハード・ディスク等外部記憶装
置3006等に格納されている制御プログラムや各種デ
ータにより制御される。3004は制御実行時にワーク
・エリア、あるいはキーボード等入力装置3005から
の入力データを格納するバッファ・エリア等として用い
られるRAMである。
【0034】3007はCRT、LCD等の表示装置で
あって記録装置により記録する記録情報など記録に関す
る。3008、3009、3010はそれぞれ入力装置
3005、外部記憶装置3006、表示装置3007の
制御あるいは駆動を行う各ドライブである。また記録装
置310にもホスト300と同様に記録装置の制御を行
うMPU3101、タイマ部3102、ROM310
3、RAM3104を保有している。またEEPROM
3105は電気的に消去可能なROMで、記録されたデ
ータは装置の電源を切られても保持されるようになって
おり、本実施例ではある記録部材の使用量あるいは残量
を格納している。
【0035】記録時においては、ホスト300のMPU
3001から送信された記録情報320は記録装置31
0のRAM3104に格納される。その後、MPU31
01、タイマ部3102によって記録装置の310の各
部を制御し記録を行っている。記録装置310において
記録時にMPU3101で制御されるのはヘッドカート
リッジ1、キャリアモータ11、搬送モータ13、及び
回復系モータ26であり、ヘッドカートリッジ1は吐出
ヒータドライバ3106によって駆動され、キャリアモ
ータ11、搬送モータ13、及び回復系モータ26はそ
れぞれのモータドライバ3107、3108、3109
で駆動される。またキャリアホームセンサ3110や紙
センサ3111、および回復系ホームセンサ3112の
検出に基づいて、MPU3101はキャリジ11の位置
や紙の有無、キャップ位置を認識している。
【0036】なお、上述したRAM3104には現モノ
クロ記録ヘッド累積記録ドット数MD11、現カラー記
録ヘッド累積記録ドット数CD11、現装着記録ヘッド
認識データHD、RAM3004には現モノクロ記録ヘ
ッド残量表示機能対応値MDD、現カラー記録ヘッド残
量表示機能対応値CDD、EEPROM3105にはM
D11、CD11を格納する領域が用意されている(以
後その領域を順にRMD11、RCD11、RHD、R
MDD、RCDD、EMD11、ECD11と記すもの
とする)。
【0037】また、表示装置3007には現記録ヘッド
の残量がそれぞれモノクロ/カラー独立して表示されて
いるものとする(330、331)。この表示はあらか
じめ新記録ヘッドにおける記録可能ドット数HMAXを
ROM3103にデータとして格納しておき、現在使用
されているモノクロ記録ヘッド、カラー記録ヘッド各一
個の累積記録ドット数MD11、CD11を逐次カウン
トしていき、その差(HMAX−MD11)、(HMA
X−CD11)を記録装置の状態情報321としてホス
ト機300に送信し、その値に対応するMDD、CDD
をRAM3004のRMDD、RCDDに格納し、表示
装置3007に表示を行うものである。また記録動作以
外に残量を可変させる動作、例えば前記した吐出回復処
理等の動作がある場合は、該動作により変動される量も
累積記録ドット数に換算していく。MD11、CD11
の値は装置の電源OFF時にはEEPROM3105の
EMD11、ECD11に格納され、電源ON後RMD
11、RCD11に再び格納されるため常に保持されて
いる。
【0038】図4は記録ヘッド(ヘッドカートリッジ
1)の装着の有無を検出する回路構成の一例を示す回路
図である。図の記録ヘッド装着有無検出信号IDの一端
はFPC6を介してヘッドカートリッジ1が装着される
部分HS1と接続されており、ヘッドカートリッジ1が
装着されるとHS1はFPC6を介して本体制御部のグ
ランド(GND)に接続されている部分HS2と導通す
る。IDのもう一端はMPU3101がH、Lレベルを
検出することが可能な入力端子IPと抵抗Rの一端と接
続されている。抵抗のもう一端は本体制御部の電源(V
CC)と接続されている。
【0039】本願における残量検出は上記のような構成
のため、ヘッドカートリッジ1がキャリア2に装着して
いなければIPはHを、装着していればLを検出する。
この回路構成をモノクロ記録ヘッド、カラー記録ヘッド
それぞれ独立して所有しているので、モノクロ記録ヘッ
ドおよびカラー記録ヘッドの検出もあわせて行うことが
可能である(モノクロ記録ヘッド装着有無検出信号31
13、カラー記録ヘッド装着有無検出信号3114)。
【0040】図5は図1に説明したインクジェット記録
装置を備える電子機器の一例を示した図であって、図中
に示す3005は記録装置による記録する情報を入力す
る入力装置であるキーボード、3007はLCDにより
構成され入力した情報や記録にかかわる情報を表示する
ための表示装置である。キーボード3005は、本実施
例の場合後述する記録ヘッドや記録材供給手段の交換を
指示する指示手段を兼ねている。図において、表示装置
手段3007は、記録情報を表示するほか記録条件や後
述する本例にかかる記録ヘッドや記録材供給手段の交換
モードを表示する表示手段でもある。
【0041】(第1実施例)以下、図面を参照して、本
発明の第1実施例を詳細に説明する。
【0042】本発明の第1実施例は、カット紙に対する
記録においては、記録開始前にインクの残量検出を行
い、どれだけの量が記録可能かを判断した後、記録可能
な量だけの記録を行う事で、記録途中においてインクが
不足して記録不良を起こすことをなくすことが達成され
る。
【0043】図6は本発明の一実施例を示すフローチャ
ートであり、これを参照しながら本実施例を説明する。
【0044】図6において、まずステップS101にお
いて記録データ、記録用紙の種類を含む記録開始命令を
受け取ると、ステップS102で記録用紙のサイズを判
断する。この時、記録する用紙が、カット紙であるなら
ば、ステップS103で、1頁分の記録に必要なインク
が残っているかどうか判断する。
【0045】ここで、記録用紙の種類は、図3に示すホ
スト機300から記録情報320として記録装置310
へ転送される。使用者は、使用する記録用紙に応じて、
記録の際に不図示のメニュー画面や、スイッチ等で装着
された記録用紙の種類、あるいは使用する記録用紙の種
類の設定を行うことができるように構成される。また、
記録用紙の種類を記録装置側に設けたスイッチ等により
設定可能とし、使用する記録用紙の種類を記録装置の状
態情報321としてホスト機300へ転送する構成であ
っても良い。
【0046】次に、ステップS103では、インクタン
ク内に収容可能なインク量からインク使用量を差し引
き、インクタンク内に残るインク量を算出する。ここで
は、記録装置に装着されたインクタンクによる記録可能
ドット数から、新たに記録装置にインクが補充されてか
ら行われた記録の総記録ドット数を減ずることにより、
装着されているインクタンク内のインクの残量を検出し
ている。ここで、記録装置に装着されたインクタンクに
よる記録可能ドット数は、不図示の第1の記憶手段に保
持されており、また、新たなインクタンク装着後に行わ
れた総記録ドット数に基づくインク使用量は不図示の第
2の記憶手段に保持されている。
【0047】次に上記で検知されたインク残量と、あら
かじめ設定された記録紙1頁の記録に要する所定インク
量との比較を行う。
【0048】この時、インク残量が所定インク量以上で
ある時は、ステップS104に移り、1頁分の記録を行
う。その後、ステップS105に移り、次頁の記録があ
るかどうか判断し、次頁の記録がある場合は、ステップ
S103に移り、前回と同じ動作を行う。ここで、残量
検出の基準となる前記所定インク量とは、標準的に1頁
を記録するのに必要なインク量であればよい。また、印
字中にインクが無くなって、1ページの途中で印字不良
が発生する恐れがあることを考慮して、所定インク量を
多めに設定することが好ましい。所定インク量を、1ペ
ージを記録するのに必要なインク量よりも僅かに多めに
設定することにより、1頁の記録データが多い場合にお
いても、頁の途中でインク不足による記録不良の発生を
防ぎ、記録紙を無駄にすることがない。
【0049】また、ステップS103で、総記録ドット
数が記録可能ドット数を越えている時は、ステップS1
06に移り、記録動作を中断する。この時、表示装置、
音声等の報知手段によりインク残量が不足していること
を使用者に報知する。
【0050】また、ステップS105において、次頁の
記録がないと判断されると、ステップS107に移り、
記録を終了する。
【0051】ステップS102で記録する用紙がカット
紙ではない、つまりロール紙等の長尺の用紙であると判
断された時は、ステップS108に移行する。
【0052】ステップS108は、ステップS102と
同様に、記録装置に装着されたインクで記録が可能かど
うかを判断する。ステップS108で、インク残量が所
定の記録領域行数を記録可能なインク量以上である時
は、ステップS109に移り、1行分の記録を行う。そ
の後、ステップS110に移り、次行頁の記録があるか
どうか判断し、次行の記録がある場合は、ステップS1
11に移り、記録行数をカウントする。次に、ステップ
S112に移り記録した行数Nと、所定記録領域行数P
との比較を行う。ここで、所定記録領域行数Pは、カッ
ト紙1頁の行数以下の値が設定してある。
【0053】この時、記録行数Nが所定記録領域P未満
であれば、ステップS109に戻り、前回と同様に、行
記録を行う。また、記録行数Nが所定記録領域P以上で
あれば、ステップS108に戻り、前回同様、インクの
残量を確認する。
【0054】ステップS108で、インク残量が所定イ
ンク量未満である時は、ステップS113に移り、記録
動作を中断する。この時、表示装置、音声等の報知手段
により、インク残量が不足していることを使用者に報知
する。
【0055】また、ステップS110において、次頁の
記録がないと判断されると、ステップS114に移り、
記録を終了する。
【0056】連続紙への記録は、たいていの場合カット
紙への記録よりも多い記録領域となる。そのため、印字
が完結するまでの記録領域を多めに設定して、その領域
に応じたインク量が残っているか否かを判断した場合、
比較的多い量のインクが残っていたとしても、連続紙へ
の記録を行うのに必要なインク量が残っていないと判断
されてしまう。この場合、新たなインクタンクへの交換
が必要となり、残ったインクが無駄になってしまう。カ
ット紙の場合は、1頁を基準としてインク残量の検出を
行ったが、連続紙においてはインク残量の検出を行う基
準をカット紙よりも比較的短い領域毎とすることによ
り、インクタンク内のインクがほぼなくなる寸前まで記
録を行う事ができる。また、連続紙への記録において、
所定量域毎にインク残量との比較を行った場合、連続紙
への記録が完結する前にインクがなくなったとしても、
所定量域の記録が行われた時点で判断するため、その後
の記録再開が容易に行え、記録紙を無駄にすることがな
い。
【0057】上記説明では、所定インク量は記録紙1頁
の記録に必要なインク量と述べたが、所定量は用紙サイ
ズごとに記録紙1頁の記録に必要な必要インク量または
それ以上のインク量を設定する、あるいは、特定サイズ
の記録紙1頁に記録に必要なインク量またはそれ以上の
インク量を代表値として設定しても良い。
【0058】本実施例によれば、いずれのサイズの記録
紙においてもインク不足による記録の不良を生じること
がない。
【0059】また、インクに熱エネルギーを印加してイ
ンクを吐出する方式のインクジェット記録ヘッドを用い
る構成においては、記録途中にインクが無くなることに
より、インクがない状態で熱発生手段のみが駆動され、
いわゆる空炊きの状態となって記録ヘッドを破壊する恐
れがある。本発明によれば、インクがない状態において
熱発生手段を駆動することがなく、ヘッドの損失を防ぐ
ことが可能である。
【0060】(第2実施例)次に図7を参照しながら、
本発明の第2の実施例を説明する。
【0061】本実施例では、カット紙への記録の際に
は、1行記録する毎にインクの残量のチェックを行い、
記録が続行不可能なインク残量に達する以前に記録の中
断が行えるものである。
【0062】図7において、まずステップS201にお
いて記録データ、記録用紙の種類を含む記録開始命令を
受け取ると、ステップS202で記録用紙のサイズを判
断する。この時、記録する用紙が、カット紙であるなら
ば、ステップS203で、1頁分の記録に必要なインク
が残っているかどうか判断する。ここで、記録用紙の種
類の判断は第1実施例と同様であり、詳細については省
略する。
【0063】次に、ステップS203では、インクタン
ク内に収容可能なインク量からインク使用量を差し引
き、インクタンク内に残るインク量を算出する。ここで
は、記録装置に装着されたインクタンクによる記録可能
ドット数から、新たに記録装置にインクが補充されてか
ら行われた記録の総記録ドット数を減ずることにより、
装着されているインクタンク内のインクの残量を検出し
ている。ここで、記録装置に装着されたインクタンクに
よる記録可能ドット数は、不図示の第1の記憶手段に保
持されており、また、新たなインクタンク装着後に行わ
れた総記録ドット数に基づくインク使用量は不図示の第
2の記憶手段に保持されている。
【0064】次に上記で検知されたインク残量と、あら
かじめ設定された記録紙1頁の記録に要する所定インク
量との比較を行う。
【0065】この時、インク残量が所定インク量以上で
ある時は、ステップS204に移り、1頁分の記録を行
う。その後、ステップS205に移り、次頁の記録があ
るかどうか判断し、次頁の記録がある場合は、ステップ
S203に移り、前回と同じ動作を行う。
【0066】また、ステップS203で、インク残量が
所定インク量に満たない場合は、ステップS206に移
り、記録動作を中断する。この時、表示装置、音声等の
報知手段を用いて、インク残量が不足し、続けて印字を
行った場合に印字途中でインクがなくなる恐れがあるこ
とを使用者に報知する。
【0067】また、ステップS205において、次頁の
記録がないと判断されると、ステップS207に移り、
記録を終了する。
【0068】次に、連続紙が使用される場合の残量検出
の制御について説明する。
【0069】前述のステップS202において、記録す
る用紙がカット紙ではない、つまりロール紙等の長尺の
用紙であると判断された時は、ステップS208に移行
する。
【0070】ステップS208は、ステップS203と
同様に、記録装置に装着されたインクで記録が可能かど
うかを判断する。ステップS208で、インク残量が所
定インク量以上である時は、ステップS209に移り、
1行分の記録を行う。その後、ステップS210に移
り、次行の記録があるかどうか判断し、次行の記録があ
る場合は、ステップS208に戻り、前回同様、インク
の残量を確認する。
【0071】ステップS208で、インク残量が所定イ
ンク量未満である時は、ステップS212に移り、記録
動作を中断する。この時、表示装置、音声等でインク残
量が不足していることを使用者に報知する。
【0072】また、ステップS210において、次頁の
記録がないと判断されると、ステップS211に移り、
記録を終了する。
【0073】本実施例によれば、行単位でインク残量を
管理するために、記録装置に装着されたインクを無駄な
く最後まで使い切ることが可能となる。
【0074】連続紙への記録は、たいていの場合カット
紙への記録よりも多い記録領域となる。そのため、印字
が完結するまでの記録領域を多めに設定して、その領域
に応じたインク量が残っているか否かを判断した場合、
比較的多い量のインクが残っていたとしても、連続紙へ
の記録を行うのに必要なインク量が残っていないと判断
されてしまう。この場合、新たなインクタンクへの交換
が必要となり、残ったインクが無駄になってしまう。
【0075】本実施例においては、カット紙の場合は1
頁を基準としてインク残量の検出を行い、記録が可能か
否かの判断を行い、連続紙を使用する場合においてはイ
ンク残量の検出を行う基準を1行毎とすることにより、
インクタンク内のインクがほぼなくなる寸前まで記録を
行う事ができる。また、連続紙への記録において、所定
量域毎にインク残量との比較を行った場合、連続紙への
記録が完結する前にインクがなくなったとしても、1行
の記録が済んだ時点で判断するため、記録が中断したと
してもその後の記録再開が容易に行え、記録紙を無駄に
することがない。
【0076】(第3実施例)以下、図8を参照しながら
本発明の第3実施例を説明する。
【0077】本発明の第3実施例においては、前述の各
実施例における記録中断後の処理に関するもので、記録
中断後に記録を再開する処理を使用者に行わせること
で、記録中断後の記録がなされなかった部分の記録を、
残ったインクにより記録を行わせるものである。本実施
例では、図6中のステップS106、S113、および
図7中のステップS206、S212により記録中断が
行われた後の処理であり、その他の構成については実施
例1および2を適用できるものであることから詳細な説
明は省略する。
【0078】図8において示されるように、ステップS
301の記録中断後、ステップS302で記録再開SW
がONされると、ステップS303に移行し、記録の再
開が行われる。
【0079】本実施例によれば、インク残量不足で記録
が中断した場合でも、残りの記録が短い場合には、記録
ヘッド内部に残っているインクで記録を完了させること
が可能であり、その判断を使用者に委ねて記録再開を可
能に構成している。その結果、次の記録が短い場合に
は、記録が完了するため、インク補充の手間を省くこと
ができるとともに、残ったインクを用いることでインク
の無駄を少なくできる。
【0080】(第4実施例)以下、図9を参照しながら
他の実施例を説明する。
【0081】本発明の第4実施例は、前述の実施例1お
よび2における記録中断後の処理に関するもので、記録
中断後に記録を再開する処理を使用者に行わせるととも
に、インクの補充が行われたか否かにより記録を再開す
べきか判断することにより、記録途中でインクがなくな
ることによって発生する記録不良をなくすことで、記録
中断後の記録がなされなかった部分の記録を、残ったイ
ンクにより記録を行わせるものである。本実施例では、
図6中のステップS106、S113、および図7中の
ステップS206、S212により記録中断が行われた
後の処理であり、その他の構成については実施例1およ
び2を適用できるものであることから詳細な説明は省略
する。
【0082】図9において、ステップS401の記録中
断後、ステップS402で記録再開SWがONされる
と、ステップS403に移行し、記録装置内でインク補
充動作が行われたかどうかを判断する。
【0083】ステップS403でインク補充動作が行わ
れたと判定されると、ステップS404に移行し記録を
再開する。一方、ステップS403でインク補充動作が
行われていないと判定された時は、ステップS401に
移り、記録中断状態に戻る。
【0084】本実施例では、インク無しの状態で記録を
行い、記録ヘッドを損傷させることを防ぐことが可能と
なる。
【0085】ここで、ステップS403におけるインク
の補充が行われたと判定された後の記録再開に先立ち、
総記録ドット数のリセットを行う事が好ましい。
【0086】また、ステップS403におけるインクの
補充が行われたか否かの判定は、使用者がインク補充を
行ったことを示すスイッチ等を操作することによって判
定してもよいし、さらには図1および図2に示す記録装
置の構成にあってはヘッドカートリッジ1の交換を検知
してインクが十分満たされているヘッドカートリッジ1
が装着されたことを認識することにより判定を行っても
よい。
【0087】ヘッドカートリッジ1の交換の検知は、従
来知られるような手法によって達成される。その一つ
は、例えば、ヘッド固有のIDもしくは抵抗値を備えた
回路を個々のヘッドカートリッジに設け、それらIDも
しくは抵抗値を検知して装着されているヘッドカートリ
ッジが交換されたことを検知してもよい。また他の手法
としては、ヘッドカートリッジの装着状態を検知する手
段を設け、記録中断時にヘッドカートリッジの取り外し
と装着が行われたとき、新たなヘッドカートリッジに交
換されたものと判断する方法であってもよい。
【0088】(第5実施例)以下、図10を参照しなが
ら本発明の第5実施例を説明する。
【0089】本実施例は、記録中断後の再開処理に関す
るものであって、使用している記録紙の種類に応じてそ
の再開処理を異ならせることにより適切な再開処理を行
い、印字途中にいてインクがなくなる事態を防ぎ、記録
不良の発生を抑えることができるものである。本実施例
では、図6中のステップS106、S113、および図
7中のステップS206、S212により記録中断が行
われた後の処理であり、その他の構成については実施例
1および2を適用できるものであることから詳細な説明
は省略する。
【0090】図10において、ステップS501の記録
中断後、ステップS502で記録再開SWがONされる
と、ステップS503に移行し、記録状態にある用紙が
カット紙かどうかを判定する。
【0091】ステップS503で記録用紙がカット紙で
あると判断されると、ステップS504に移り、記録を
再開する。この記録再開により、1頁の記録が行われ
る。
【0092】また、ステップS503にて記録用紙がカ
ット紙ではない、つまりロール紙等の連続紙であると判
断されるとステップS505に移り、インク補充動作が
行われたかどうかを判定する。ステップS505にてイ
ンク補充動作が行われたかどうかを使用者に確認させ、
インク補充動作が行われたことが確認できると、ステッ
プS506に移って、記録を再開する。一方、インク補
充動作が未完了であると判断させた場合は、ステップS
501に移行し、再度記録中断状態に戻る。ここで、イ
ンク補充動作が行われたと判断された場合、ステップS
506の記録再開に先立ち、総記録ドット数のリセット
を行うことが好ましい。総記録ドット数をリセットする
ことで、装着されているヘッドカートリッジ、もしくは
インクタンク等のインク収容部材内のインク量が十分で
あると判断される。
【0093】通常カット紙に記録される記録量は、ロー
ル紙に記録される記録量に対してわずかである。また、
インク残量なしと判断された場合であっても、残量検出
はある程度の余裕を持たせて判断しているため、短い領
域の記録を行うことができる。本実施例によれば、記録
中断後の再開処理において、カット紙の場合は、インク
補充終了の確認を行うことなく記録再開の処理を行うこ
とで、1頁の記録を行うことができる。また、ロール紙
等の連続紙においてはインクの補充が終了したことを確
認した後のみ記録の再開を行わせることで、記録途中に
おけるインク不足による記録不良の発生がなく、また、
インク無し状態での記録による記録ヘッドの損傷を生じ
ることなく、良好な記録を簡便に得ることができる。
【0094】特に、連続紙において記録不良が発生した
場合、長尺の大きな用紙が無駄となってしまうので、確
実に記録再開できる状態とした後で記録再開を行わせる
ことは効果的である。また、カット紙の場合は記録不良
により記録紙が無駄となっても1頁のみで済み、また記
録をやり直す場合にも所定の頁のみを指定すれば足りる
ため、インク無しと判断された場合でも残ったインクで
記録を再開させることは効果的である。
【0095】本実施例において、ステップS506にて
インク補充が終了したか否かの判断を行ったが、本構成
は前実施例(第4実施例)の構成を適用できるものであ
り、詳細な説明については省略する。
【0096】(その他の実施例)上記各実施例におい
て、装着される記録用紙の種類の判別について図3に示
すブロック図を用いて説明したが、本発明はこれに限ら
ず、図11に示すような構成としてもよい。
【0097】図11は図3と同様に本願の記録装置の制
御構成を示す図であり、用紙識別手段3115を備えた
ことを特徴としている。この用紙識別手段3115によ
り、使用する記録用紙の判定が使用者の操作によらず行
える。この用紙識別手段3115の構成としては、用紙
を給送するためのユニット等を検知する構成、あるいは
記録用紙のサイズからロール紙等の連続紙であるか、カ
ット紙であるかを検知する構成のいずれであってもよ
い。
【0098】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液的を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッドを用いた記録
装置において優れた効果をもたらすものである。
【0099】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一体一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成出来るので有効である。この気泡の成
長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書、同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、更に優れた記録を行うことが出
来る。
【0100】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書、米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0101】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0102】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0103】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0104】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、記録色や濃度を異にする複数のインク
に対応して2個以上の個数設けられるものであってもよ
い。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるかい
ずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色に
よるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備え
た装置にも本発明は極めて有効である。
【0105】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付加時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0106】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0107】
【発明の効果】以上、上記実施例の説明から明らかなよ
うに、本発明によれば、用紙の種類に応じて、インク残
量の検知タイミングを制御することで、印字途中におい
てインク不足による記録不良を発生させることなく記録
が行える。
【0108】また、インク残量不足状態による記録中断
後の記録再開を、カット紙の場合においてはインク補充
の確認をせずに可能とすることで、残されたインクによ
り次頁の記録を行わせ、ロール紙等の連続紙においては
インクの補充を確認した上で記録再開を行わせる構成と
することにより、記録用紙の無駄を抑え、良好な記録を
優れた操作性のもとに得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な記録装置の概略構成を説明
する斜視図である。
【図2】図1に示す記録装置に用いられるヘッドカート
リッジの外観斜視図である。
【図3】図1に示す記録装置の制御構成を示すブロック
図である。
【図4】図3に示す制御構成におけるヘッドカートリッ
ジの装着の有無を検出する回路を示す図である。
【図5】図1に示す記録装置を備えた電子機器の一実施
例を説明する外観斜視図である。
【図6】本発明の一実施例における制御を示すフローチ
ャートである。
【図7】第2実施例における制御を示すフローチャート
である。
【図8】第3実施例における制御を示すフローチャート
である。
【図9】第4実施例における制御を示すフローチャート
である。
【図10】第5実施例における制御を示すフローチャー
トである。
【図11】他の実施例における制御構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 ヘッドカートリッジ 2 キャリア 3 フック 4 レバー 300 ホスト 310 記録装置 320 記録情報 321 記録装置の状態情報 3105 EEPROM

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出して記録媒体上に記録を行
    う記録ヘッドと、該記録ヘッドにインクを供給するイン
    ク収納部材とを有するインクジェット記録装置におい
    て、 前記インク収納部材に収納されるインクの残量を検出す
    る残量検出手段と、 前記残量検出手段の検出結果に基づき、所定量の記録が
    行えるか判定する判定手段と、 前記記録媒体の種類に応じて前記判定手段による判定を
    行うタイミングと、前記所定量とを異ならせる残量検出
    制御手段と、を有することを特徴とするインクジェット
    記録装置。
  2. 【請求項2】 前記残量検出手段は、前記記録ヘッドか
    ら吐出したインクの量に基づき前記インク収納部材内の
    インクの残量を検出することを特徴とする請求項第1項
    記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記残量検出制御手段は、前記所定量の
    記録毎に前記判定手段による判定を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記残量検出制御手段は、記録媒体が長
    尺の連続紙であるときは、記録媒体が定型のシート状の
    カット紙であるときに対して、前記所定量を比較的少な
    くすることを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    記録装置。
  5. 【請求項5】 前記残量検出制御手段は、記録媒体が前
    記カット紙であるとき、1頁の記録毎に、前記判定手段
    により1頁の記録が行えるか判定を行うことを特徴とす
    る請求項4記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記残量検出制御手段は、記録媒体が前
    記連続紙であるとき、1行の記録毎に、前記判定手段に
    より1行の記録が行えるか判定を行うことを特徴とする
    請求項4または5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記インク収納部材は前記記録ヘッドと
    一体に形成されることを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記インク収納部材は、前記記録ヘッド
    と分離可能に構成されることを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクに気泡を生じさせ、該気泡の生成に伴ってイ
    ンクを吐出する吐出手段を有することを特徴とする請求
    項1乃至8のいずれかに記載のインクジェット記録装
    置。
  10. 【請求項10】 記録に要するインクを交換可能に搭載
    し、記録情報に応じて記録ヘッドより前記インクを記録
    媒体上に転写して記録を行うインクジェット記録装置に
    おいて、 搭載されている前記インクの残量を検知する検知手段
    と、 第1のサイズの記録用紙に記録を行うための必要インク
    量または第1のサイズ以下の各種サイズの記録用紙に記
    録を行うための各必要インク量またはそれ以上の所定イ
    ンク量を記憶した記憶手段と、 前記検知手段により検知されたインク残量と前記記憶手
    段に記憶された所定インク量とを比較する比較手段と、 前記第1のサイズ以下の記録用紙に記録を行う場合に
    は、記録用紙1枚単位で、前記比較手段によりインク残
    量と前記所定インク量との比較を行い、また、前記第1
    のサイズ以上の記録用紙記録を行う場合には、前記第1
    のサイズに相当する記録範囲以下の所定記録範囲ごとに
    前記比較手段により、インク残量と前記所定記録範囲の
    記録に必要な所定インク量またはそれ以上の所定インク
    量との比較を行い、インク残量が前記所定インク量以下
    の時は記録の中断を行う制御手段と、を有することを特
    徴とするインクジェット記録装置。
  11. 【請求項11】 前記所定記録範囲を1行とすることを
    特徴とする請求項10記載のインクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段により記録を中断した
    後、インク補充動作未完了でも記録の再開を可能とする
    請求項10または11記載のインクジェット記録装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段により記録を中断した
    後、インク補充動作完了までは記録の再開を禁止するこ
    とを特徴とする請求項10または11記載のインクジェ
    ット記録装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段により記録を中断した
    後、前記第1のサイズの記録用紙へ記録を行っている場
    合はインク補充動作未完了でも記録を再開可能とし、ま
    た、前記第1のサイズ以上の記録用紙に記録を行ってい
    る場合はインク補充動作完了までは記録の再開を禁止す
    ることを特徴とする請求項10または11記載のインク
    ジェット記録装置。
  15. 【請求項15】 前記インク収納部材は前記記録ヘッド
    と一体に形成されることを特徴とする請求項10乃至1
    4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  16. 【請求項16】 前記インク収納部材は、前記記録ヘッ
    ドと分離可能に構成されることを特徴とする請求項10
    乃至14のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  17. 【請求項17】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
    用してインクに気泡を生じさせ、該気泡の生成に伴って
    インクを吐出する吐出手段を有することを特徴とする請
    求項10乃至16のいずれかに記載のインクジェット記
    録装置。
  18. 【請求項18】 インクを吐出して記録媒体上に記録を
    行う記録ヘッドと、該記録ヘッドにインクを供給するイ
    ンク収納部材とを有するインクジェット記録装置におけ
    る記録制御方法において、 所定の記録範囲の記録が行われる毎に前記インク収納部
    材に収納されるインクの残量を検出する残量検出ステッ
    プと、 前記残量検出ステップにより検出されたインク残量に基
    づき、続く所定の記録範囲の記録が行えるか判定を行う
    判定ステップと、 前記判定ステップにより、続く所定の記録範囲の記録が
    行えないとき、記録の中断を行う記録中断ステップとか
    らなり、 前記記録媒体の種類に応じて前記所定の記録範囲を異な
    らせることを特徴とする記録制御方法。
  19. 【請求項19】 前記判定ステップにおいては、第1の
    サイズの記録用紙に記録を行うための必要インク量また
    は第1のサイズ以下の各種サイズの記録用紙に記録を行
    うための各必要インク量またはそれ以上の所定インク量
    との比較を行い判定することを特徴とする請求項18記
    載の記録制御方法。
  20. 【請求項20】 前記判定ステップは、前記第1のサイ
    ズ以下の記録用紙に記録を行う場合には、記録用紙1枚
    単位で判定を行い、また、前記第1のサイズ以上の記録
    用紙記録を行う場合には、前記第1のサイズに相当する
    記録範囲以下の所定記録範囲ごとに判定を行うことを特
    徴とする請求項19記載の記録制御方法。
  21. 【請求項21】 前記所定記録範囲を1行とすることを
    特徴とする請求項20記載のインクジェット記録装置。
  22. 【請求項22】 前記中断ステップにより記録を中断し
    た後、前記第1のサイズの記録用紙へ記録を行っている
    場合はインク補充動作未完了でも記録を再開可能とし、
    また、前記第1のサイズ以上の記録用紙に記録を行って
    いる場合はインク補充動作完了までは記録の再開を禁止
    することを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに
    記載の記録制御方法。
  23. 【請求項23】 前記インク収納部材は前記記録ヘッド
    と一体に形成されることを特徴とする請求項18乃至2
    2のいずれかに記載の記録制御方法。
  24. 【請求項24】 前記インク収納部材は、前記記録ヘッ
    ドと分離可能に構成されることを特徴とする請求項18
    乃至22のいずれかに記載の記録制御方法。
  25. 【請求項25】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
    用してインクに気泡を生じさせ、該気泡の生成に伴って
    インクを吐出する吐出手段を有することを特徴とする請
    求項18乃至24のいずれかに記載の記録制御方法。
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