JP2002234190A - 画像形成装置及びカートリッジ管理システム - Google Patents

画像形成装置及びカートリッジ管理システム

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JP2002234190A
JP2002234190A JP2001033795A JP2001033795A JP2002234190A JP 2002234190 A JP2002234190 A JP 2002234190A JP 2001033795 A JP2001033795 A JP 2001033795A JP 2001033795 A JP2001033795 A JP 2001033795A JP 2002234190 A JP2002234190 A JP 2002234190A
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cartridge
ink
image forming
storage
management
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JP2001033795A
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Masato Tokishige
正人 時重
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷内容に適したインクカートリッジの選択
を容易とした画像形成装置を提供する。 【解決手段】予備カートリッジ保管手段112〜114
と、装着中のカートリッジ1を識別する第1の識別手段
Aと、カートリッジ1の残インク量を算出する演算手段
(インク残量管理手段)105と、保管中のカートリッ
ジ2〜4を識別する第2の識別手段X,Y,Zと、前記
演算手段105の算出結果を用い、カートリッジ毎のイ
ンク残量の記憶データに基づいて、所望の画像形成に適
したカートリッジを選択して存在場所を検索するカート
リッジ管理手段106と、少なくともカートリッジ管理
手段106が選択したカートリッジの存在場所を表示す
る表示手段XX,YY,ZZと、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、予備のインクカー
トリッジの保管手段を備えた画像形成装置およびインク
カートリッジ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの普及に
伴い、その記録装置はコンパクト化とカラー化が進み、
特に、カラー記録に優れた特性を有するインクジェット
記録装置が急速に普及している。そのインクジェット記
録装置では、交換可能な複数のインクカートリッジを具
備し、インクが消費されてしまうと、ユーザーサイドで
インクカートリッジを取り替えるように構成されてい
る。
【0003】インクカートリッジは、通常、複数個が必
要とされ、黒のインクカートリッジと、シアン、マゼン
タ、イエローの3色を一体にしたインクカートリッジの
2つのインクカートリッジを備えたもの、や、黒、シア
ン、マゼンタ、イエローの4つのインクカートリッジを
備えたもの等がある。
【0004】このようなインクカートリッジを具備した
インクジェット記録装置では、使い勝手を向上させるた
めに、各インクカートリッジに識別データを持たせ、そ
れぞれのカートリッジを識別しておき、使用途中でカー
トリッジを交換してもインク残量を正しく算出できるよ
うにしたインクジェット記録装置が、特開平07−30
9018号公報で提案されている。
【0005】一方、ユーザーサイドでは、インクを消費
してしまった後もカラー印字を継続できるように、適当
な場所に、予備のインクカートリッジを用意しておく必
要がある。そこで、例えば、特開平09−109413
号公報には、予備のインクカートリッジを紛失しないよ
うに、インクカートリッジの保管手段を付設した記録装
置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】インクカートリッジを
途中交換すれば、特定の色が切れたインクカートリッジ
や残量が僅少となったインクカートリッジをも活用し
て、インクを無駄なく使用することができる。
【0007】しかしながら、これら使用途中のインクカ
ートリッジを活用できる印刷をおこなう際に、適切なイ
ンクカートリッジの選択は、上記従来例の場合も含め
て、もっぱらユーザーの目視によって行われていた。従
って、保管しているカートリッジが複数あると、選択に
困難を伴うことがあった。
【0008】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、インクカートリッジを識別する手段を保管場所にも
持たせることで、印刷の種類(印刷内容)に適したイン
クカートリッジの選択を容易とした(どのカートリッジ
に交換すればよいか、また、それがどこに保管されてい
るかを告知する)画像形成装置およびカートリッジ管理
システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。
【0010】(1)1つ以上の予備カートリッジ保管手
段を備えた画像形成装置において、画像形成手段と、前
記画像形成手段に着脱可能で識別データを有するカート
リッジと、前記画像形成手段に装着中のカートリッジを
識別データにより識別する第1の識別手段と、画像形成
動作に基くインク消費量を累計して装着中のカートリッ
ジの残インク量を算出する演算手段と、前記予備カート
リッジ保管手段毎に保管中のカートリッジを識別データ
により識別する第2の識別手段と、前記演算手段の算出
結果を用い、識別データに基づいてカートリッジ毎のイ
ンク残量を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶デ
ータに基づいて、所望の画像形成に適したカートリッジ
を選択して存在場所を検索するカートリッジ管理手段
と、少なくとも前記カートリッジ管理手段が選択したカ
ートリッジの存在場所を表示する表示手段と、を備えて
いることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、装着されたカートリッ
ジについてインク残量を記憶し、このデータを基に各カ
ートリッジを管理する。新品のカートリッジや(一部の
色のインクが切れた)使用途中のカートリッジが混在し
ていても、必要な(最適な)カートリッジが装着されて
いるか否か、装着されていなければどのカートリッジに
交換すべきでそれがどこに保管されているかが表示され
る。従って、使用者は最適なカートリッジを容易に使用
することができる。
【0012】(2)前記カートリッジ管理手段は、画像
形成を行う画像データに基づいて必要なインクの色を判
別し、前記記憶手段に記憶されたカートリッジ毎に残っ
ている色を判別し、この判別結果に基づいて適したカー
トリッジを選択することを特徴とする。
【0013】この構成によれば、使用者が印刷に必要な
インクの色を指定しなくても、印刷しようとする画像デ
ータを用いて、各カートリッジのインク残量との比較を
自動的に行うことができる。
【0014】(3)前記カートリッジ管理手段は、画像
形成を行う画像データに基づいて各色のインクの必要量
を算出し、前記記憶手段に記憶されたカートリッジ毎の
各色が必要量以上の残量があるか判別し、この判別結果
に基づいて適したカートリッジを選択することを特徴と
する。
【0015】この構成によれば、インクの必要量まで考
慮するので、残量僅少のカートリッジでも必要量以上の
インクがあれば使用可能と判別することができるので、
カートリッジの有効利用を図ることができる。
【0016】(4)前記カートリッジ管理手段は、新規
カートリッジの追加の際に使用開始時刻を記憶手段に記
憶しておき、使用開始時刻から所定時間経過したカート
リッジの存在場所を表示手段に表示させることを特徴と
する。
【0017】この構成によれば、廃棄すべきカートリッ
ジを容易に識別できる。
【0018】(5)上記カートリッジ管理手段は、新規
カートリッジの追加の際に保管場所の空きが無い場合、
使用開始時刻からの経過時間とインク残量とに基いて廃
棄するカートリッジを選択しその存在場所を表示手段に
表示させることを特徴とする。
【0019】この構成によれば、保管場所の空きがない
場合に、廃棄するのに最もふさわしいカートリッジを容
易に識別できる。
【0020】(6)画像形成装置とカートリッジ保管装
置と管理装置とをネットワークで相互に通信可能に接続
したカートリッジ管理システムであって、前記画像形成
装置は、画像形成手段と、前記画像形成手段に着脱可能
で識別データを有するカートリッジと前記画像形成手段
に装着中のカートリッジを識別データにより識別する第
1の識別手段と、画像形成動作に基くインク消費量を累
計して装着中のカートリッジの残インク量を算出する演
算手段と、少なくとも前記管理装置のカートリッジ管理
手段が選択したカートリッジの存在場所を表示する第1
の表示手段とを備え、前記カートリッジ保管装置は、1
つ以上の予備カートリッジ保管手段と、前記予備カート
リッジ保管手段毎に保管中のカートリッジを識別データ
により識別する第2の識別手段と、少なくとも前記管理
装置のカートリッジ管理手段が選択したカートリッジの
存在場所を表示する第2の表示手段とを備え、前記管理
装置は、前記画像形成装置の演算手段の算出結果を用
い、識別データに基づいてカートリッジ毎のインク残量
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶データに基
づいて所望の画像形成に適したカートリッジを選択して
存在場所を検索するカートリッジ管理手段と、を備えて
いることを特徴とする。
【0021】この構成によれば、装着されたカートリッ
ジについてインク残量を記憶し、このデータを基に各カ
ートリッジを管理する。新品のカートリッジや(一部の
色のインクが切れた)使用途中のカートリッジが混在し
ていても、必要な(最適な)カートリッジが装着されて
いるか否か、装着されていなければどのカートリッジに
交換すべきでそれがどこに保管されているかが表示され
る。
【0022】従って、使用者は最適なカートリッジを容
易に選択して使用することができる。さらに、複数の画
像形成装置でカートリッジを共用している場合や、カー
トリッジ保管場所が画像形成装置と離れている場合で
も、予備カートリッジを容易に管理できる。
【0023】なお、カートリッジ管理機能付きの管理装
置(サーバ)のように、画像形成装置(プリンタ)とカ
ートリッジ保管装置と管理装置(サーバ)のうち、いず
れか2つを一体化した構成としてもよい。
【0024】(7)前記カートリッジ管理手段は、画像
形成を行う画像データに基づいて必要なインクの色を判
別し、前記記憶手段に記憶されたカートリッジ毎に残っ
ている色を判別し、この判別結果に基づいて適したカー
トリッジを選択することを特徴とする。
【0025】この構成によれば、使用者が印刷に必要な
インクの色を指定しなくても、印刷しようとする画像デ
ータを用いて、各カートリッジのインク残量との比較を
自動的に行うことができる。
【0026】(8)前記カートリッジ管理手段は、画像
形成を行う画像データに基づいて各色のインクの必要量
を算出し、前記記憶手段に記憶されたカートリッジ毎の
各色が必要量以上の残量があるか判別し、この判別結果
に基づいて適したカートリッジを選択することを特徴と
する。
【0027】この構成によれば、インクの必要量まで考
慮するので、残量僅少のカートリッジでも必要量以上の
インクがあれば使用可能と判別することができるため、
カートリッジの有効利用を図ることができる。
【0028】(9)前記カートリッジ管理手段は、新規
カートリッジの追加の際に使用開始時刻を記憶手段に記
憶しておき、使用開始時刻から所定時間経過したカート
リッジの存在場所を表示手段(第1、第2)に表示させ
ることを特徴とする。
【0029】この構成によれば、廃棄すべきカートリッ
ジを容易に識別できる。
【0030】(10)前記カートリッジ管理手段は、新
規カートリッジの追加の際に保管場所の空きが無い場
合、使用開始時刻からの経過時間とインク残量とに基い
て廃棄するカートリッジを選択しその存在場所を表示手
段(第1、第2)に表示させることを特徴とする。
【0031】この構成によれば、保管場所の空きがない
場合に、廃棄するのに最もふさわしいカートリッジを容
易に識別できる。
【0032】
【発明の実施の形態】図lに、本発明の実施形態に係る
画像形成装置としてのプリンタの構成を示す。このプリ
ンタ100は、ネットワーク50を介して、ホスト1〜
ホストNから印刷指示を受けて画像形成を行うものであ
る。同図では、3つの予備カートリッジ保管手段11
2,113,114がある例を示し、それぞれに取り替
え用のインクカートリッジ2,3,4が保管されてい
る。
【0033】各インクカートリッジ2,3,4は識別デ
ータ2,3,4を保有しており、識別手段(第2の識別
手段)X、Y、Zによって光学的あるいは電気的に識別
される。また、現在使用中のインクカートリッジ1が駆
動部(画像形成手段)101に装着されており、これは
識別データを保有していて識別手段(第1の識別手段)
Aによって光学的あるいは電気的に識別される。
【0034】制御部102は、通常の印字動作に関連す
る印字要求管理手段103及び画像処理手段104を備
えており、ホストl〜Nから送信された画像データを記
憶部108に記憶させると共に、必要なときに画像デー
タを読み出して処理を行い、駆動部101へ送る。この
他、制御部102にはカートリッジを管理するための構
成が備えられている。
【0035】インク残量管理手段(演算手段)105
は、装着されているインクカートリッジ1のインク消費
量からインク残量を算出する。予備カートリッジ保管手
段112,113,114に保管されているカートリッ
ジについても、プリンタ100に装着されたことのある
ものは、そのインク消費量からインク残量が算出されて
おり、カートリッジごとのインク残量がカートリッジデ
ータとして記憶手段109に記憶されている。
【0036】カートリッジ管理手段106は、記憶手段
109に記憶されているカートリッジデータに基づい
て、使用者がこれから行おうとする画像形成に適したカ
ートリッジを選択して、そのカートリッジがどの予備カ
ートリッジ保管手段112,113,114に保管され
ているかを検索する。
【0037】表示手段XX、YY、ZZは、カートリッ
ジ管理手段106が選択したカートリッジがどの予備カ
ートリッジ保管手段112,113,114に保管され
ているかを表示するもので、例えば同図のように表示手
段XX、YY、ZZがそれぞれ予備カートリッジ保管手
段112,113,114の1つに近接して設けられて
いるような場合には、選択したカートリッジが存在する
予備カートリッジ保護手段に近接した表示手段XX、Y
Y、ZZが点滅するなどの表示を行う。
【0038】あるいは、表示手段XX、YY、ZZごと
にどのカートリッジが保管されているかを常に表示して
おき、カートリッジ管理手段106が選択したカートリ
ッジの番号などを別途表示させるようにしてもよい。
【0039】さらに、制御部102には時計手段107
が設けられており、新規カートリッジを追加したときに
使用開始時刻を記憶すること、および使用開始時刻から
の経過時間を算出することができるようになっている。
【0040】図2に、本実施の形態に係るカートリッジ
管理システムの構成を示す。カートリッジ管理システム
は、図1のプリンタ100を、プリンタサーバ(管理装
置)200、プリンタ100、および予備カートリッジ
保管装置300に置き換え、それぞれをネットワーク1
50を介してホストl〜Nに接続したものである。
【0041】プリンタサーバ200には、図1と同様の
カートリッジ管理手段203、カートリッジデータを記
憶する記憶手段204、および時計手段202が備えら
れ、その他サーバ本来の機能としての印刷要求分析手段
(以上制御部201内)が設けられている。
【0042】プリンタ100には、図1と同様の駆動部
101と制御部102が設けられ、制御部102には、
インク残量管理手段105、印刷要求管理手段103、
画像処理手段104が設けられ、また、表示手段も設け
られている。さらに、画像データが格納される記憶部1
08が設けられている。そして、駆動部101では、識
別データ1を保有するインクカートリッジ1が識別手段
Aによって識別される。
【0043】予備カートリッジ保管装置300には、図
1と同様の予備カートリッジ保管手段312,313,
314と、識別手段X、Y、Zと、表示手段XX、Y
Y、ZZ(第2の表示手段)と、新たに制御部301と
が設けられている。
【0044】制御部301は、プリンタサーバ200か
らの問い合わせに応じて識別手段X、Y、Zの識別結果
をプリンタサーバ200へ送り、ブリンタサーバ200
からの指示に基づいて使用すべきカートリッジや廃棄す
べきカートリッジを表示手段XX、YY、ZZに表示さ
せる。
【0045】図3に、図1または図2の構成によるカー
トリッジ選択表示のフローチャートを示す。Slでカー
トリッジ管理手段(106or203)によって、使用
者がこれから行おうとする印刷に必要なインクの色をチ
ェックする。
【0046】そして、S2でカートリッジ管理手段(1
06or203)によって、プリンタ100に装着中の
カートリッジのインクの色をチェックする。S3でSl
とS2との結果を比較し、印刷に必要なインクの色が装
着中のカートリッジの色と同じであれば、S9へ進んで
印刷処理を行って処理を終了する。
【0047】S3で印刷に必要なインクの色が装着中の
カートリッジの色に含まれていて、さらに該カートリッ
ジの色数がそれを上回る場合にはS4へ進む。S4では
カートリッジデータ(204)を用いて予備のカートリ
ッジのインクの色をチェックする。
【0048】S5で印刷に必要なインクの色と同じ色の
予備のカートリッジが無ければS9へ進み、現在装着中
のカートリッジで印刷処理を行って処理を終了する。S
5で印刷に必要なインクの色と同じ色の予備のカートリ
ッジが有れば、S6へ進んでそのカートリッジへの交換
を推奨する表示を行う。
【0049】S7で印刷するのであれば、S9へ進んで
印刷処理を行い、処理を終了する。S7で印刷しないの
であれば、S8へ進み、交換したらS2に戻る。正しい
カートリッジに交換されていればS3からS9へ進んで
印刷処理を行う。また、S3で印刷に必要なインクの色
の中で装着中のカートリッジの色に含まれていないもの
があればS10へ進んで予備のカートリッジのインクの
色をチェックする。
【0050】S11で印刷に必要なインクの色を全て含
むものがあればSl2へ進んでカートリッジの交換警告
を通知する。S13で印刷を中止しないならばS14で
カートリッジを交換して初めてS2へ戻る。S13で中
止を選んだ場合はS16へ進んで印刷中止処理を行って
処理を終了する。S11で印刷に必要なインクの色を含
むものが無ければS15でカートリッジを新規に追加す
る通知を行ってS16で印刷中止処理を行う。
【0051】また、上記カートリッジのインクの色のチ
ェックに関する各処理において、選択候補のカートリッ
ジの各色インクは、印刷に必要な量以上の残量が必要で
あるので、S1で印刷に必要な各色インクの量を求め、
S2、S4、S10でカートリッジデータ(109or
204)として格納されている各カートリッジの各色イ
ンクの残量と比較しながら選択候補を見出すようにすれ
ば、正確な使用可能カートリッジを判別することができ
る。
【0052】また、上記S5およびS11で複数のカー
トリッジが交換候補となる場合に、各カートリッジの使
用後の各色インク残量の均等性(ばらつき度)を考慮し
た選択を行ってもよい。S5およびS11におけるこの
ようなフローの一例を図4に示す。
【0053】S21で印刷前のインク残量の均等性S
i’を算出する。S22で印刷後のインク残量の均等性
Si’を算出する。S23で均等性改善量(Si−kS
i’)(0≦k≦1)が最小となるカートリッジを選択
する。
【0054】次に、図5に、予備カートリッジ保管手段
112〜114or312〜314に新規でカートリッ
ジを登録するフロー、図6に、カートリッジの期限切れ
のチェックを行うフロー、図7に、予備カートリッジ保
管手段112〜114or312〜314が満杯の際の
対応のフローを、それぞれ示す。
【0055】図5では、S31で予備カートリッジ保管
手段112〜114or312〜314に保管場所の空
きがあるか否かを判別する。空きがない場合にはS32
へ進んで図7の満杯対応のフローを行ってS33へ進
む。S31で空きが有る場合にはS33へ進んで新規で
登録するカートリッジが有るか否かを判別する。新規が
有ればS34へ進んでカートリッジ使用開始時刻をセッ
トして処理を終了する。
【0056】図6では、予備カートリッジ保管手段11
2〜114or312〜314に保管されているカート
リッジに対して、S41で新規登録時の時刻と現在時刻
との差を算出する。S42で算出値がカートリッジの使
用期限を示す所定値1よりも大きければS43でそのカ
ートリッジを廃棄する勧告を通知する。このフローを全
ての保管カートリッジについて定期的に行う。
【0057】図7では、新規にカートリッジを登録しよ
うとするときに、既に予備カートリッジ保管手段112
〜114or312〜314が満杯である場合のフロー
である。S51で使用開始時刻と現在時刻との差を算出
する。S52で算出値が所定の使用時間を示す所定値2
よりも大きければ、S53でそのカートリッジを廃棄候
補として記憶する。
【0058】S51〜S53を全ての保管カートリッジ
について行う。S54で廃棄候補が1つの場合はS57
へ進んでそのカートリッジを廃棄する旨の勧告を通知す
る。S54で廃棄候補が無い場合にはS55へ進んで改
めて全部のカートリッジを廃棄候補とし、S56へ進ん
でインク残量が最小のものを抽出した後でS57へ進ん
でそのカートリッジを廃棄する勧告を行う。
【0059】S54で廃棄候補が複数の場合にはS56
へ進んでインク残量が最小のものを抽出した後でS57
へ進んでそのカートリッジを廃棄する旨の勧告を行う。
S58で指定されたカートリッジを廃棄すると処理が終
了する。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、以下の効果を奏する。
【0061】請求項1によれば、装着されたカートリッ
ジについてインク残量を記憶し、このデータを基に各カ
ートリッジを管理する。新品のカートリッジや(一部の
色のインクが切れた)使用途中のカートリッジが混在し
ていても、必要な(最適な)カートリッジが装着されて
いるか否か、装着されていなければどのカートリッジに
交換すべきでそれがどこに保管されているかが表示され
る。従って、使用者は最適なカートリッジを容易に使用
することができる。
【0062】請求項2によれば、使用者が印刷に必要な
インクの色を指定しなくても、カートリッジ管理手段
が、印刷しようとする画像データを用いて、各カートリ
ッジのインク残量との比較を自動的に行い、カートリッ
ジを選択するので、判断に迷うことがない。
【0063】請求項3によれば、カートリッジ管理手段
が、インクの必要量まで考慮して、残量僅少のカートリ
ッジでも必要量以上のインクがあれば使用可能と判別す
るので、カートリッジの有効利用を図ることができる。
【0064】請求項4によれば、カートリッジ管理手段
が、所定時間経過したカートリッジの存在場所を表示手
段に表示させるので、廃棄すべきカートリッジを容易に
識別できる。
【0065】請求項5によれば、カートリッジ管理手段
が、保管場所の空きがない場合に、廃棄すべきカートリ
ッジを選択してその存在場所を表示手段に表示させるの
で、廃棄するのに最もふさわしいカートリッジを容易に
識別できる。
【0066】請求項6によれば、装着されたカートリッ
ジについてインク残量を記憶し、このデータを基に各カ
ートリッジを管理する。新品のカートリッジや(一部の
色のインクが切れた)使用途中のカートリッジが混在し
ていても、必要な(最適な)カートリッジが装着されて
いるか否か、装着されていなければどのカートリッジに
交換すべきでそれがどこに保管されているかが表示され
る。
【0067】従って、使用者は最適なカートリッジを容
易に選択して使用することができる。さらに、複数の画
像形成装置でカートリッジを共用している場合や、カー
トリッジ保管場所が画像形成装置と離れている場合で
も、予備カートリッジを容易に管理できる。
【0068】請求項7によれば、使用者が印刷に必要な
インクの色を指定しなくても、カートリッジ管理手段
が、印刷しようとする画像データを用いて、各カートリ
ッジのインク残量との比較を自動的に行い、カートリッ
ジを選択するので、判断に迷うことがない。
【0069】請求項8によれば、カートリッジ管理手段
が、インクの必要量まで考慮して、残量僅少のカートリ
ッジでも必要量以上のインクがあれば使用可能と判別す
るので、カートリッジの有効利用を図ることができる。
【0070】請求項9によれば、カートリッジ管理手段
が、所定時間経過したカートリッジの存在場所を表示手
段に表示させるので、廃棄すべきカートリッジを容易に
識別できる。
【0071】請求項10によれば、カートリッジ管理手
段が、保管場所の空きがない場合に、廃棄すべきカート
リッジを選択してその存在場所を表示手段に表示させる
ので、廃棄するのに最もふさわしいカートリッジを容易
に識別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置としての
プリンタの概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係るカートリッジ管理シス
テムの概略構成図である。
【図3】同インクカートリッジの選択表示のフローチャ
ートである。
【図4】同インク残量の均等性を考慮したインクカート
リッジ選択のフローチャートである。
【図5】同インクカートリッジを登録するフローチャー
トである。
【図6】同インクカートリッジの期限切れのチェックを
おこなうフローチャートである。
【図7】同予備カートリッジ保管手段が満杯である場合
のフローチャートである。
【符号の説明】
1〜4−インクカートリッジ 50、150−ネットワーク 101−画像形成手段 105−演算手段(インク残量管理手段) 106,203−カートリッジ管理手段 109,204−記憶手段 112〜114−予備カートリッジ保管手段 312〜314−予備カートリッジ保管手段 A−第1の識別手段 X,Y,Z−第2の識別手段 XX,YY,ZZ−表示手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上の予備カートリッジ保管手段を
    備えた画像形成装置において、 画像形成手段と、 前記画像形成手段に着脱可能で識別データを有するカー
    トリッジと、 前記画像形成手段に装着中のカートリッジを識別データ
    により識別する第1の識別手段と、 画像形成動作に基くインク消費量を累計して装着中のカ
    ートリッジの残インク量を算出する演算手段と、 前記予備カートリッジ保管手段毎に保管中のカートリッ
    ジを識別データにより識別する第2の識別手段と、 前記演算手段の算出結果を用い、識別データに基づいて
    カートリッジ毎のインク残量を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段の記憶データに基づいて、所望の画像形成
    に適したカートリッジを選択して存在場所を検索するカ
    ートリッジ管理手段と、 少なくとも前記カートリッジ管理手段が選択したカート
    リッジの存在場所を表示する表示手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジ管理手段は、 画像形成を行う画像データに基づいて必要なインクの色
    を判別し、 前記記憶手段に記憶されたカートリッジ毎に残っている
    色を判別し、 この判別結果に基づいて適したカートリッジを選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジ管理手段は、 画像形成を行う画像データに基づいて各色のインクの必
    要量を算出し、 前記記憶手段に記憶されたカートリッジ毎の各色が必要
    量以上の残量があるか判別し、 この判別結果に基づいて適したカートリッジを選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジ管理手段は、 新規カートリッジの追加の際に使用開始時刻を記憶手段
    に記憶しておき、使用開始時刻から所定時間経過したカ
    ートリッジの存在場所を表示手段に表示させることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記カートリッジ管理手段は、新規カー
    トリッジの追加の際に保管場所の空きが無い場合、使用
    開始時刻からの経過時間とインク残量とに基いて廃棄す
    るカートリッジを選択しその存在場所を表示手段に表示
    させることを特徴とする請求項lないし4のいずれかに
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置とカートリッジ保管装置と
    管理装置とをネットワークで相互に通信可能に接続した
    カートリッジ管理システムであって、 前記画像形成装置は、 画像形成手段と、 前記画像形成手段に着脱可能で識別データを有するカー
    トリッジと、 前記画像形成手段に装着中のカートリッジを識別データ
    により識別する第1の識別手段と、 画像形成動作に基くインク消費量を累計して装着中のカ
    ートリッジの残インク量を算出する演算手段と、 少なくとも前記管理装置のカートリッジ管理手段が選択
    したカートリッジの存在場所を表示する第1の表示手段
    とを備え、 前記カートリッジ保管装置は、 1つ以上の予備カートリッジ保管手段と、 前記予備カートリッジ保管手段毎に保管中のカートリッ
    ジを識別データにより識別する第2の識別手段と、 少なくとも前記管理装置のカートリッジ管理手段が選択
    したカートリッジの存在場所を表示する第2の表示手段
    とを備え、 前記管理装置は、 前記画像形成装置の演算手段の算出結果を用い、識別デ
    ータに基づいてカートリッジ毎のインク残量を記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段の記憶データに基づいて所望の画像形成に
    適したカートリッジを選択して存在場所を検索するカー
    トリッジ管理手段と、を備えていることを特徴とするカ
    ートリッジ管理システム。
  7. 【請求項7】 前記カートリッジ管理手段は、 画像形成を行う画像データに基づいて必要なインクの色
    を判別し、 前記記憶手段に記憶されたカートリッジ毎に残っている
    色を判別し、 この判別結果に基づいて適したカートリッジを選択する
    ことを特徴とする請求項6に記載のカートリッジ管理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記カートリッジ管理手段は、 画像形成を行う画像データに基づいて各色のインクの必
    要量を算出し、 前記記憶手段に記憶されたカートリッジ毎の各色が必要
    量以上の残量があるか判別し、 この判別結果に基づいて適したカートリッジを選択する
    ことを特徴とする請求項7に記載のカートリッジ管理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記カートリッジ管理手段は、 新規カートリッジの追加の際に使用開始時刻を記憶手段
    に記憶しておき、使用開始時刻から所定時間経過したカ
    ートリッジの存在場所を表示手段(第1、第2)に表示
    させることを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに
    記載のカートリッジ管理システム。
  10. 【請求項10】 前記カートリッジ管理手段は、新規カ
    ートリッジの追加の際に保管場所の空きが無い場合、使
    用開始時刻からの経過時間とインク残量とに基いて廃棄
    するカートリッジを選択しその存在場所を表示手段(第
    1、第2)に表示させることを特徴とする請求項6ない
    し9のいずれかに記載のカートリッジ管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004178197A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Canon Inc コンピュータ

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