JPH10188575A - 不揮発性強誘電体メモリ装置及びその駆動方法 - Google Patents

不揮発性強誘電体メモリ装置及びその駆動方法

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JPH10188575A
JPH10188575A JP9363147A JP36314797A JPH10188575A JP H10188575 A JPH10188575 A JP H10188575A JP 9363147 A JP9363147 A JP 9363147A JP 36314797 A JP36314797 A JP 36314797A JP H10188575 A JPH10188575 A JP H10188575A
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    • G11C11/22Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作メモリセルが1つのトランジスタ及び1
つの強誘電体キャパシタで構成される不揮発性強誘電体
メモリ装置及びその駆動方法を提供する。 【解決手段】 不揮発性強誘電体メモリ装置において、
各メモリセル300はビットラインBL0,BL1の間に連結され
ており、アクセストランジスタ301及び強誘電体キャパ
シタ302で構成される。アクセストランジスタ301の第1
電極は第1ビットラインBL0に連結され、第2電極は強
誘電体キャパシタ302の一端に連結され、ゲートはワー
ドラインWLに連結される。強誘電体キャパシタ302の他
端は第2ビットラインBL1に連結される。読出/書込動作
時には、ワードラインWLがアクティブされ、第1ビット
ラインBL0と第2ビットラインBL1のうち予め決められた
何れか1つにデータ信号が入/出力され、残りのビット
ラインにプレート電圧が印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体メモリ装置に
係り、特に不揮発性強誘電体メモリ装置及びその駆動方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体ランダムアクセスメモリ(FRA
M:Ferroelectric Random Access Memory)は不揮発性
メモリであって、電源供給が中断される場合にもその中
に貯蔵されているデータが貯蔵される。各メモリセルは
強誘電性物質で構成されたキャパシタが含まれ、強誘電
体キャパシタは2つの導電層とその間に形成されている
強誘電性物質で構成される。強誘電体キャパシタに使用
される強誘電性物質としては、3相硝酸(Phase III po
tassium nitrate)、蒼鉛チタン酸塩(bismuth titanat
e)及びPZT(Pb(Zr、Ti)O3:lead zirconate titanat
e)等が知られている。強誘電性物質はヒステリシス特
性を示し、電源供給が遮断される場合にも分極状態が保
てる。分極状態は強誘電性物質内に貯蔵及び保たれ、FR
AMはこのような強誘電性物質の分極状態としてデータを
貯蔵する。
【0003】強誘電性物質のヒステリシス特性を図1に
基づきさらに具体的に説明する。強誘電体キャパシタ
は、2つの導電層とその間に形成されている強誘電性物
質層よりなる。図1において、横軸は強誘電体キャパシ
タの両端に印加される電圧を示し、縦軸は強誘電体キャ
パシタに蓄積された電荷量を示す。強誘電性物質の分極
−電界(P−E)特性グラフは、図1に示されているQ−V
特性グラフと類似した形を有する。強誘電体キャパシタ
はヒステリシス特性を有するので、キャパシタを通して
流れる電流がそれに印加されてきた電圧の履歴(histor
y of the voltage appliedthereto)により変わる。例
えば、S4状態がデータ1に対応され、S1状態がデー
タ0に対応されるとしよう。S4状態にある強誘電体キ
ャパシタに負の電圧を印加すると、強誘電体キャパシタ
はS5状態を経てS6状態に遷移される。遷移が進行す
る間に、強誘電体キャパシタに蓄積されている電荷量は
QRから−QRに変化する。この場合、蓄積電荷の変化量は
Δ2QRとなり、それによりビットラインには次の数式1
のような電圧の変化が発生する。
【0004】
【数1】 数式1においてCBLはデータが載せられるビットライン
の等化キャパシタンスを示す。一方、強誘電体キャパシ
タがデータ0に対応されるS1状態にある場合に負の電
圧を印加すると、S1状態からS6状態に変化し、蓄積
電荷量の変化がほとんどないと見られる。従って、理想
的な場合、ビットラインの電圧変化は0と見られる。次
の数式2はこれを示したものである。
【0005】
【数2】 強誘電体キャパシタのヒステリシス特性をさらに詳しく
説明する。強誘電体キャパシタの初期状態を図1におけ
るS1としよう。S1において強誘電体キャパシタに印
加される電圧は0[volt]であり、第2分極状態を有す
る。
【0006】S1状態において、強誘電体キャパシタに
印加される電圧を増加させると、強誘電体キャパシタの
状態はS1からS2に遷移する。S2状態で強誘電体キ
ャパシタに印加される電圧を保電力(coercive voltag
e)と称する。S2状態で持続的に強誘電体キャパシタ
に印加される電圧の強度を増加させると、S3状態とな
る。S3状態で強誘電体キャパシタは第1分極状態を有
する。ここで、印加される電圧の大きさを0[volt]に
減少させた場合にも、図1のS4状態からわかるよう
に、強誘電体キャパシタは持続的に第1分極状態を保
つ。一方、S3状態で強誘電体キャパシタに印加される
電圧の大きさをさらに増加させる場合にも、分極状態の
変化にほとんど影響を与えない。
【0007】S4状態で、強誘電体キャパシタに印加さ
れる電圧の大きさを負の方向に増加させると、強誘電体
キャパシタはS5状態を経てS6状態に遷移する。S6
状態は第2分極状態を有し、S6状態から強誘電体キャ
パシタに印加される電圧の大きさを0[volt]にした場
合にも、第2分極状態をそのまま保つことになる。即
ち、強誘電体キャパシタは不揮発性である。第1分極状
態及び第2分極状態は、データの0または1のうち何れ
か1つに各々対応される。
【0008】強誘電体キャパシタの分極スイッチング速
度は約10-9[sec]で、他の不揮発性メモリ素子のEPR
OM(Electrically Programmable Read Only Mmemory)、E
EPROM(Electrlcally Erasable and Programmab1e Read
Only Memory)及びフラッシュ(flash)メモリより、プロ
グラムタイムが非常に短い。強誘電体キャパシタは、約
109乃至1012ほどの読出/書込サイクル耐久(endur
ance)数を有する。
【0009】このような特性を有する強誘電体キャパシ
タを用いた不揮発強誘電体メモリ装置等が従来から多く
提案されており、これらを図2乃至図4に基づき説明す
る。図2において、不揮発性強誘電体メモリ装置は9個
のメモリセルで構成されている。1つのメモリセルは1
つの強誘電体キャパシタよりなる。強誘電体キャパシタ
は、各々ローラインR0、 Rl、 R2のうち何れか一本とカ
ラムラインC0、 C1、C2のうち何れか一本との間に連結
されている。
【0010】強誘電体キャパシタ101よりなるメモリセ
ルを選択しようとすれば、ローラインROに正電圧(例え
ば、5[vo1t]を印加し、他のローラインRl、 R2には0
[vo1t]を印加することになる。この際、正電圧は強誘
電体キャパシタ101の上部導電層だけでなく、強誘電体
キャパシタ102、103の上部導電層にも印加される。カラ
ムラインC0には0[vo1t]が印加される。そして、選択
された強誘電体キャパシタ101の両端には5[volt]の電
圧が印加され、それにより強誘電体キャパシタ101は第
1分極状態となる。この際、強誘電体キャパシタ104の
両端には0[volt]の電圧しか印加されず、それにより
自体の分極状態は変わらない。一方、強誘電体キャパシ
タ102、103の両端に印加される電圧は、それらの分極状
態を変化させないようにする必要があるので、カラムラ
インC1、C2には約2.5[volt]の電圧が印加される。
【0011】強誘電体キャパシタ101よりなるメモリセ
ルに対した読出動作が行われた後には、本来の分極状態
への復旧動作が必要である。このため、カラムラインC0
に5[volt]を印加し、ローラインROに0[volt]を印加
する。ローラインR1、 R2には2.5[volt]を印加し、カ
ラムラインC1、 C2には0[volt]を印加する。従って、
図2に示されたような不揮発性強誘電体メモリ装置に
は、前述したように、多様な電圧組み合わせのシーケン
スを発生しうる駆動回路が要求される。このような駆動
回路は複雑なため、メモリの高速化に障害となりより多
くのレイアウト面積が必要となるという短所がある。
【0012】図3は従来の他の例による不揮発性強誘電
体メモリ装置を示したものであって、メモリセルは1つ
のアクセストランジスタと1つの強誘電体キャパシタで
構成される。メモリセルは、ビットラインBL0、 BL1、
BL2、...、BLnとワードラインWL0、WLl、...、WLnの交
差点に対応して配置される。メモリセル11Oにおいて、
アクセストランジスタ111のゲートはワードラインWL0に
連結されており、ドレインはビットラインBLOに連結さ
れている。強誘電体強誘電体112はアクセストランジス
タ111のソースとプレートラインPL0の間に連結されてい
る。プレートラインPL0、 PLl、 PLnはワードラインWL
0、 WLl、...、 WLnに平行に交互に形成されている。図
3に示されている不揮発性強誘電体メモリ装置を駆動す
る方法は、T. Sumi et al.“A 256kb Nonvolatile Ferr
oelectric Memory at 3V and l00ns”、 lSSCC Digest
of Technical Papers、 pp.268-269、 Feb. 1994に開
示されている。
【0013】図3に示されている不揮発性強誘電体メモ
リ装置は、読出/書込動作時にアクセスされるメモリセ
ル以外の同一なワードライン及びプレートラインに連結
されている全てのメモリセルの強誘電体キャパシタが、
不要な疲労(fatigue)サイクルに晒される。よって、強
誘電体キャパシタの劣化を早める問題点がある。また、
読出/書込動作の間にプレート電圧が同一なワードライ
ンに接続される全てのメモリセルに印加されるので、ア
クティブパワーの消耗が大きな問題点である。
【0014】図4は従来のまた他の例による不揮発性強
誘電体メモリ装置を示したものであって、1つのメモリ
セルは1つのアクセストランジスタ及び1つの強誘電体
キャパシタよりなる。メモリセルは、ビットラインBL
0、 BL1、 BL2、...、 BLnとワードラインWLO、WL
l、...、 WLnの交差点に1つずつ形成される。メモリセ
ル120において、アクセストランジスタ121のゲートはワ
ードラインWL0に連結されており、ドレインはビットラ
インBL0に連結されており、ソースは強誘電体キャパシ
タ122の一端に連結されている。強誘電体キャパシタ122
の他端はプレートラインPL0に連結されている。ここ
で、プレートラインPL0、 PLl、...、 PLnは、図3とは
異なり、ビットラインBL0、 BL1、 BL2、...、 BLnに平
行に交互に形成されている。図4に示されている不揮発
性強誘電体メモリ装置を駆動する方法は、図3と同様に
T. Sumi et al.“A 256kb Nonvolatile Ferroelectric
Memory at3V and l00ns”、 ISSCC Digest of Technica
l Papers、 pp. 268-269、 Feb.1994に開示された方
法が適用されうる。
【0015】しかしながら、図4に示されている不揮発
性強誘電体メモリ装置は、ビットラインの間にプレート
ラインが存在するため、製造工程上に難点があり、高集
積化の障害となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、別にプレート信号ラインを必要としない不揮発性強
誘電体メモリ装置を提供することにある。本発明の他の
目的は、製造工程が単純でデータビットを高集積化しう
る不揮発性強誘電体メモリ装置を提供することにある。
【0017】本発明のさらに他の目的は、電力消耗が小
さく、読出/書込動作が速くなり、メモリセルの耐久性
が向上される不揮発性強誘電体メモリ装置を提供するこ
とにある。本発明のさらに他の目的は、上記本発明の不
揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法を提供することに
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明による不揮発性強誘電体メモリ装置は、第1及び
第2ビットラインと、ワードラインと、第1及び第2電
極とゲートとを有し、その自体の第1電極が前記第1ビ
ットラインに連結されており、その自体のゲートが前記
ワードラインに連結されているアクセストランジスタ
と、その一端が前記アクセストランジスタの第2電極に
連結されており、他端が前記第2ビットラインに連結さ
れている強誘電体キャパシタを具備し、読出/書込動作
時には前記ワードラインがアクティブされ、前記第1及
び第2ビットラインのうち予め決められた何れか1つに
データ信号が入出力され、残りのビットラインにプレー
ト電圧が印加されることを特徴とする。実施の形態によ
れば、アクセストランジスタはNMOSトランジスタで構成
されうる。
【0019】本発明による不揮発性強誘電体メモリ装置
の基準セルは、第1及び第2ビットラインと、基準ワー
ドラインと、第1及び第2電極とゲートとを有し、第1
ドレイン/ソースが前記第1ビットラインに連結されて
おり、その自体のゲートが前記基準ワードラインに連結
されている第1基準セルトランジスタと、第1及び第2
電極とゲートとを有し、第1電極が前記第1ビットライ
ンに連結されており、ゲートが前記基準ワードラインに
連結されている第2基準セルトランジスタと、一端が前
記第1基準セルトランジスタの第2電極に連結されてお
り、他端が前記第2ビットラインに連結されている第1
基準セル強誘電体キャパシタと、一端が前記第2基準セ
ルトランジスタの第2電極に連結されており、他端が前
記第2ビットラインに連結されている第2基準セル強誘
電体キャパシタとを具備する。実施の形態において、第
1及び第2基準セルアクセストランジスタはNMOSトラン
ジスタで構成される。また、第1基準セル強誘電体キャ
パシタ及び第2基準セル強誘電体キャパシタは相補的な
データを貯蔵している。
【0020】前記目的を達成するため本発明による他の
不揮発性強誘電体メモリ装置は、第1、第2、第3及び
第4ビットラインと、ワードラインと基準ワードライン
と、直列に連結されているアクセストランジスタ及び強
誘電体キャパシタで構成され、前記第1及び第2ビット
ラインの間に直列に連結されるものであって、その内に
含まれるアクセストランジスタのゲートは前記ワードラ
インに連結される動作メモリセルと、第1及び第2電極
とゲートとを有し、第1電極が前記第3ビットラインに
連結されており、ゲートが前記基準ワードラインに連結
されている第1基準セルトランジスタと、第1及び第2
電極とゲートとを有し、第1電極が前記第3ビットライ
ンに連結されており、ゲートが前記基準ワードラインに
連結されている第2基準セルトランジスタと、一端が前
記第1基準セルトランジスタの第2電極に連結されてお
り、他端が前記第4ビットラインに連結されている第1
基準セル強誘電体キャパシタと、一端が前記第2基準セ
ルトランジスタの第2電極に連結されており、他端が前
記第4ビットラインに連結されている第2基準セル強誘
電体キャパシタとを具備し、データの読出/書込動作時
には前記ワードラインがアクティブされ、前記第1ビッ
トラインにデータ信号が入出力され、前記第3ビットラ
インに反転データ信号が入出力され、前記第2及び第4
ビットラインにプレート電圧が印加される。
【0021】前記目的等を達成するため本発明によるさ
らに他の不揮発性強誘電体メモリ装置は、第1及び第2
ビットラインと、第1及び第2ワードラインと、第1及
び第2電極とゲートとを有し、その自体の第1電極が前
記第1ビットラインに連結されており、その自体のゲー
トが前記第1ワードラインに連結されている第1アクセ
ストランジスタと、その一端が前記第1アクセストラン
ジスタの第2電極に連結されており、他端が前記第2ビ
ットラインに連結されている第1強誘電体キャパシタ
と、第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前
記第2ビットラインに連結されており、その自体のゲー
トが前記第2ワードラインに連結されている第2アクセ
ストランジスタと、その一端が前記第2アクセストラン
ジスタの第2電極に連結されており、他端が前記第1ビ
ットラインに連結されている第2強誘電体キャパシタを
具備し、前記第1アクセストランジスタ及び前記第1強
誘電体キャパシタが第1メモリセルを構成し、前記第2
アクセストランジスタ及び前記第2強誘電体キャパシタ
が第2メモリセルを構成し、第1メモリセルに対した読
出/書込動作時には前記第1ワードラインがアクティブ
され、前記第1及び第2ビットラインのうち予め決めら
れた何れか1本のビットラインにデータ信号が入出力さ
れ、残りのビットラインにプレート電圧が印加され、第
2メモリセルに対した読出/書込動作時には前記第2ワ
ードラインがアクティブされ、前記第1及び第2ビット
ラインのうち予め決められた何れか1本のビットライン
にプレート電圧が印加され、残りのビットラインにデー
タ信号が入出力されることを特徴とする。
【0022】前記目的を達成するための本発明によるさ
らに他の不揮発性強誘電体メモリ装置は、第1、第2、
第3及び第4ビットラインと、第1及び第2ワードライ
ンと、第1及び第2基準ワードラインと、1つのアクセ
ストランジスタ及び1つの強誘電体キャパシタで構成さ
れ、前記第1及び第2ビットラインの間に連結されてお
り、前記第1ワードラインにアクセスしうる第1動作メ
モリセルと、1つのアクセストランジスタ及び1つの強
誘電体キャパシタで構成され、前記第1及び第2ビット
ラインの間に連結されており、前記第2ワードラインに
アクセスしうる第2動作メモリセルと、前記第3及び第
4ビットラインの間に連結されており、前記第1基準ワ
ードラインにアクセスしうる第1基準セルと、前記第3
及び第4ビットラインの間に連結されており、前記第2
基準ワードラインにアクセスしうる第2基準セルとを具
備し、前記第1動作メモリセルに対した読出/書込動作
時においては前記第1ビットラインがデータラインとし
て指定され、前記第3ビットラインが反転データライン
として指定され、前記第2及び第4ビットラインがプレ
ートラインとして指定され、前記第2動作メモリセルに
対した読出/書込動作時においては前記第2ビットライ
ンがデータラインとして指定され、前記第4ビットライ
ンが反転データラインとして指定され、前記第1及び第
3ビットラインがプレートラインとして指定され、前記
第1動作メモリセルに対した読出動作時においては前記
第1基準セルがアクティブされ、前記第2動作メモリセ
ルに対した読出動作時においては前記第2基準セルがア
クティブされることを特徴とする。
【0023】本発明によるさらに他の不揮発性強誘電体
メモリ装置は、第1及び第2上部ビットラインと、第1
及び第2上部ワードラインと、第1及び第2上部基準ワ
ードラインと、それぞれ直列に連結されている1つのア
クセストランジスタ及び強誘電体キャパシタよりなり、
それに含まれるアクセストランジスタのゲートは対応さ
れる前記上部ワードラインに連結される第1及び第2上
部動作メモリセルと、各々2つの基準セルトランジスタ
及び2つの基準セル強誘電体キャパシタよりなり、1つ
の基準セルトランジスタと1つの基準セル強誘電体キャ
パシタとが前記第1及び第2上部ビットラインの間に相
互直列に連結され、各基準セルトランジスタのゲート等
は対応される前記上部基準ワードラインに連結されてお
り、相互対称的に前記第1及び第2上部ビットラインの
間に連結される第1及び第2上部基準セルと、第1及び
第2下部ビットラインと、第1及び第2下部ワードライ
ンと、第1及び第2下部基準ワードラインと、それぞれ
直列に連結されている1つのアクセストランジスタ及び
1つの強誘電体キャパシタよりなり、それに含まれるア
クセストランジスタのゲートは対応される前記下部ワー
ドラインに連結される第1及び第2下部動作メモリセル
と、各々2つの基準セルトランジスタ及び2つの基準セ
ル強誘電体キャパシタよりなり、1つの基準セルトラン
ジスタと1つの基準セル強誘電体キャパシタとが前記第
1及び第2下部ビットラインの間に相互直列に連結さ
れ、各基準セルトランジスタのゲート等は対応される前
記下部基準ワードラインに連結されており、相互対称的
に前記第1及び第2下部ビットラインの間に連結される
第1及び第2下部基準セルとを具備し、前記第1上部動
作メモリセルに対した読出/書込動作時においては前記
第1上部ワードラインがアクティブされ、前記第1上部
ビットラインにデータ信号が入出力され、前記第1下部
ビットラインに反転データ信号が入出力され、前記第2
上部ビットラインにプレート電圧が印加され、前記第1
下部基準セルが活性化され、前記第2上部動作メモリセ
ルに対した読出/書込動作時においては前記第2上部ワ
ードラインがアクティブされ、前記第2上部ビットライ
ンにデータ信号が入出力され、前記第2下部ビットライ
ンに反転データ信号が入出力され、前記第1上部ビット
ラインにプレート電圧が印加され、前記第1下部基準セ
ルが活性化され、前記第1下部動作メモリセルに対した
読出/書込動作時においては前記第1下部ワードライン
がアクティブされ、前記第1下部ビットラインにデータ
信号が入出力され、前記第1上部ビットラインに反転デ
ータ信号が入出力され、前記第2下部ビットラインにプ
レート電圧が印加され、前記第1上部基準セルが活性化
され、前記第2下部動作メモリセルに対した読出/書込
動作時においては前記第2下部ワードラインがアクティ
ブされ、前記第2下部ビットラインにデータ信号が入出
力され、前記第2上部ビットラインに反転データ信号が
入出力され、前記第1下部ビットラインにプレート電圧
が印加され、前記第2上部基準セルがダミーセルとして
作用することを特徴とする。
【0024】本発明の実施の形態による不揮発性強誘電
体メモリ装置は、前記第1及び第2上部ビットラインの
間に連結されている上部ビットライン等化器と、前記第
1及び第2下部ビットラインの間に連結されている下部
ビットライン等化器をさらに含む。また、不揮発性強誘
電体メモリ装置は上部センスアンプライン及び下部セン
スアンプラインと、前記上部センスアンプラインと前記
下部センスアンプラインとに結合され、それに示される
電圧差を増幅するセンス増幅器をさらに具備しうる。
【0025】本発明の実施の形態による不揮発性強誘電
体メモリ装置は、データライン、反転データライン及び
プレートラインを指定するため、上部及び下部ビットラ
イン選択スイッチ、上部及び下部プレートライン選択ス
イッチ、上部及び下部隔離スイッチがさらに含まれてい
る。また、各ビットラインを接地レベルにプリチャージ
させるための上部及び下部ビットラインプリチャージャ
が提供され、データの入出力を制御するための上部及び
下部データ入出力スイッチが提供される。
【0026】前記さらに他の目的を達成するため、本発
明による不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法は、1
つのアクセストランジスタ及び1つの強誘電体キャパシ
タよりなる動作メモリセルと2つの基準セルアクセスト
ランジスタ及び2つの基準セル強誘電体キャパシタより
なる基準セルを含む不揮発性強誘電体メモリ装置におけ
るデータ読出動作を行う方法において、外部から印加さ
れるアドレスに基づき、前記動作メモリセルに連結され
ている1対のビットラインのうち何れか1本をデータラ
インとして指定し、残り1本をプレートラインとして指
定し、前記基準セルに連結されている1対のビットライ
ンのうち何れか1つを反転データラインとして指定し、
残り1本をプレートラインとして指定する工程と、前記
プレートラインにプレート電圧を印加して前記データラ
イン及び前記反転データラインにチャージシェアリング
を起こす工程と、前記チャージシェアリングの結果で前
記データライン及び反転データラインに示される電圧差
を増幅させる工程と、前記データライン及び反転データ
ラインの電圧を出力する工程とを具備することを特徴と
する。
【0027】不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法の
実施の形態によれば、前記基準セルに連結されているプ
レートラインを電気的に2部分に分ける工程と、前記2
部分のうち基準セルに電気的に接続されない部分と前記
反転データラインを電気的に結合させ反転データライン
のビットラインキャパシタンスを2倍に増加させる工程
とが含まれる。また、前記データライン、反転データラ
イン及びプレートラインを指定する工程は外部から印加
されるローアドレスの最上位ビットとカラムアドレスの
最下位ビットにより行われる。
【0028】前記さらに他の目的を達成するための本発
明による不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法は、そ
れぞれ1つのアクセストランジスタ及び1つの強誘電体
キャパシタよりなる複数の動作メモリセルと各々2つの
基準セルアクセストランジスタ及び2つの基準セル強誘
電体キャパシタよりなる複数の基準セルを有する不揮発
性強誘電体メモリ装置においてデータの読出動作を行う
方法において、外部から印加されるアドレスに応じて複
数のビットラインのうちデータライン、反転データライ
ンを指定する工程と、外部から印加されるアドレスに応
じて複数のビットラインのうちプレートラインを指定す
る工程と、データライン、反転データライン及びプレー
トラインをフローティングさせる工程と、前記アクセス
トランジスタ及び前記基準セルアクセストランジスタを
選択的にアクティブさせる工程と、プレートラインを通
して選択された動作メモリセル及び基準セルにプレート
電圧を印加する工程と、データライン及び反転データラ
インに誘起された電圧をセンシングする工程とを具備す
る。
【0029】前記さらに他の目的を達成するため、本発
明による不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法は、1
つのアクセストランジスタ及び1つの強誘電体キャパシ
タよりなる動作メモリセルと2つの基準セルアクセスト
ランジスタ及び2つの基準セル強誘電体キャパシタより
なる基準セルを含む不揮発性強誘電体メモリ装置におけ
るデータ書込動作を行う方法において、外部から印加さ
れるアドレスに基づき、前記動作メモリセルに連結され
ている1対のビットラインのうち何れか1本をデータラ
インとして指定し、残り1本をプレートラインとして指
定し、前記基準セルに連結されている1対のビットライ
ンのうち何れか1つを反転データラインとして指定し、
残り1本をプレートラインとして指定する工程と、書込
もうとするデータ信号及び反転データ信号を前記データ
ライン及び前記反転データラインに印加する工程と、前
記データライン及び前記反転データラインの電圧差を増
幅させる工程と、前記プレートラインにプレート電圧を
印加する工程と、前記データライン、反転データライン
及びプレートラインを接地レベルにプリチャージさせる
工程とを含む。
【0030】前記さらに他の目的を達成するため、本発
明による他の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法
は、それぞれ1つのアクセストランジスタ及び1つの強
誘電体キャパシタよりなる複数の動作メモリセルと各々
2つの基準セルアクセストランジスタ及び2つの基準セ
ル強誘電体キャパシタよりなる複数の基準セルを有する
不揮発性強誘電体メモリ装置を駆動する方法において、
外部から印加されるアドレスに応じて複数のビットライ
ンのうちデータライン、反転データラインを指定する工
程と、外部から印加されるアドレスに応じて複数のビッ
トラインのうちプレートラインを指定する工程と、接地
レベルにプリチャージされている前記データライン、反
転データライン及びプレートラインをフローティングさ
せる工程と、前記データライン及び反転データラインに
データ信号及び反転データ信号を印加する工程と、前記
データライン及び反転データラインの電圧差を増幅させ
る工程と、選択された動作メモリセルのアクセストラン
ジスタをターンオンさせる工程と、前記プレートライン
にプレート電圧を印加する工程と、前記データライン、
反転データライン及びプレートラインを接地レベルにプ
リチャージさせる工程と、前記選択されたアクセストラ
ンジスタをターンオフさせる工程とを具備することを特
徴とする。
【0031】即ち、本発明による不揮発性強誘電体メモ
リ装置においてビットラインはそれに隣接しているメモ
リセルをアクセスする場合にプレートラインまたは反転
ビットラインとして使用されるための構造を有する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい実施の形態等を詳しく説明する。 <本実施の形態によるメモリセル及び不揮発性強誘電体
メモリ装置の構成例>図5は、本実施の形態による不揮
発性強誘電体メモリ装置の単位メモリセル構造を示した
ものである。
【0033】1つのメモリセルは、1つのアクセストラ
ンジスタ301及び強誘電体キャパシタ302で構成されてい
る。アクセストランジスタ301の第1ドレイン/ソース
はビットラインBL0に連結されており、ゲートはワード
ラインWLに連結されており、第2ドレイン/ソースは強
誘電体キャパシタ302の一端に連結されている。強誘電
体キャパシタ302の他端はビットラインBL1に連結されて
いる。
【0034】このような構造において、データ信号はビ
ットラインBL0及びビットラインBL1のうち予め決められ
た何れか1つに入出力される。例えば、ビットラインBL
0にデータ信号が入出力される場合は、ビットラインBL1
はプレートラインとして作用する。ここで、ビットライ
ン(BL1)は他のメモリセル(図示せず)をアクセスする場
合にはデータラインとして使用される。
【0035】図5において、アクセストランジスタ301
はNMOSトランジスタで構成されている。強誘電体キャパ
シタ302は、その両端に印加される電圧により第1また
は第2分極状態にプログラムされ、強誘電体キャパシタ
302の両端に印加される電圧が0[vo1t]の場合にはプロ
グラムされた分極状態がそのまま保たれることになる。
【0036】メモリセル300に対する読出動作において
は、まずビットラインが0[vo1t]にプリチャージされ
る。それから、ワードライン(WL)に“ハイ”レベルの
信号を印加して、ビットライン(BL0)が強誘電体キャパ
シタ302に電気的に結合されるようにする。プレートラ
インとして指定されたビットラインに、プレート電圧
(例えば、5[vo1t])を印加する。データラインに示さ
れる電圧は強誘電体キャパシタ302の分極状態により変
わり、これをセンシングしてデータを出力する。例え
ば、ビットラインBL0がデータラインとして指定され、
ビットラインBL1がプレートラインとして指定される場
合は、プレート電圧をビットラインBL1に印加し、プレ
ート電圧によりビットラインBL0に示される電圧をセン
シングしてデータを読出すことになる。
【0037】メモリセル300に対した書込動作のための
アクセスは、ワードラインWLに“ハイ”レベルの信号を
印加してアクセストランジスタ301をターンオンさせ
る。ビットラインのうち予め指定された1本のビットラ
インにデータ信号を印加し、残りビットラインにはプレ
ート電圧を印加する。そして、強誘電体キャパシタ302
を、その両端に印加されるデータ信号の電圧とプレート
電圧とのレベル差によりプログラムする。
【0038】ここで、強誘電体キャパシタ302のプログ
ラムに必要な電圧の大きさは、強誘電体キャパシタを構
成する強誘電性物質の結合比により変わる。例えば、PZ
Tと酸化シリコンとの結合比によりプログラム電圧の大
きさが変わる。図6は、本実施の形態による不揮発性強
誘電体メモリ装置を示した回路図である。
【0039】動作メモリセル310は、1つのアクセスト
ランジスタ311及び1つの強誘電体キャパシタ312で
構成されている。アクセストランジスタ311の第1ドレ
イン/ソースはビットラインBL0に連結されており、第2
ドレイン/ソースは強誘電体キャパシタ312の一端に連結
されており、ゲートはワードラインWLに連結されてい
る。強誘電体キャパシタ312の他端は、ビットラインBL1
に連結されている。図7は動作メモリセルの他の構成を
示したものであって、1つのアクセストランジスタ313
及び1つの強誘電体キャパシタ314で構成されている。
アクセストランジスタ313のドレイン/ソース経路は強誘
電体キャパシタ314とビットラインBL1との間に形成さ
れ、そのゲートはワードラインWLに連結されている。図
5及び図6に示されている動作メモリセルにおいて、デ
ータは強誘電体キャパシタの分極状態で貯蔵される。.
再び、図6を参照すれば、ビットラインプリチャージ32
0は、NMOSトランジスタ321、322、323、324で構成され
ている。NMOSトランジスタ321のドレインはビットライ
ンBL0に連結されており、ソースは接地されており、ゲ
ートにビットラインプリチャージャイネーブル信号BLN
が印加される。NMOSトランジスタ322のドレインはビッ
トラインBL1に連結されており、ソースは接地されてお
り、ゲートにビットラインプリチャージイネーブル信号
BLNが印加される。NMOSトランジスタ323のドレインはビ
ットラインCBL0に連結されており、ソースは接地されて
おり、ゲートにビットラインプリチャージイネーブル信
号BLNが印加される。NMOSトランジスタ324のドレインは
ビットラインCBL1に連結されており、ソースは接地され
ており、ゲートにビットラインプリチャージイネーブル
信号BLNが印加される。従って、ビットラインプリチャ
ージャイネーブル信号BLNが“ハイ”レベルとなると、N
MOSトランジスタ321、322、323、324がターンオンされ
て、ビットラインBL0、BL1、CBL0、CBL1が接地電圧レベ
ルにプリチャージされる。
【0040】基準セル330は、ビットラインCBL0とビッ
トラインCBL1との間に連結されており、基準ワードライ
ンRWLによりアクセスされる。即ち、基準ワードラインR
WLがアクティブにされ、ビットラインCBL1にプレート電
圧が印加されると、データ“1”の電圧とデータ“0”の
電圧の中間値をビットラインCBL0が示すようにする。セ
ンス増幅器340は、ビットラインBL0とビットラインCBL0
との間に連結されており、センス増幅器イネーブル信号
LSAENがアクティブの場合に、ビットラインBL0とビット
ラインCBL0との電圧差をセンスして増幅させる。
【0041】図6において、ビットラインBL0はデータ
ラインとして作用し、ビットラインCBL0は反転データラ
インとして作用し、ビットラインBL1及びビットラインC
BL1はプレートラインとして作用する。しかし、ビット
ラインBL0、ビットラインBL1、ビットラインCBL0及びビ
ットラインCBL1は、他の動作メモリセルに対してはその
役割が相互に変わる。特に、ビットラインBL1及びビッ
トラインCBL1はプレートラインとしてのみ作用するので
はなく、他の動作メモリセル(図示せず)に対したデー
タ読出/書込動作ではデータライン及び反転データライ
ンとして作用することとなる。
【0042】<本実施の形態によるメモリセル及び不揮
発性強誘電体メモリ装置の他の構成例>図8は、他の実
施の形態による不揮発性強誘電体メモリ装置を示した回
路図である。動作メモリセル310は、1つのアクセスト
ランジスタ311及び1つの強誘電体キャパシタ312よりな
る。アクセストランジスタ311は、それ自体の第1ドレ
イン/ソースがビットラインBL0に連結されており、第2
ドレイン/ソースが強誘電体キャパシタ312に連結されて
おり、その自体のゲートがワードラインWLに連結されて
いるNMOSトランジスタで構成されている。強誘電体キャ
パシタ312はヒステリシス特性を示し、アクセストラン
ジスタ311の第2ドレイン/ソースとビットラインBL1と
の間に連結されている。このような動作メモリセルは図
7に示されたように構成されうる。
【0043】基準セル350は、2つの基準セルアクセス
トランジスタ351、353と2つの基準セル強誘電体キャパ
シタ352、354で構成されている。基準セルアクセストラ
ンジスタ351の第1ドレイン/ソースはビットラインCBL0
に連結されており、ゲートは基準ワードラインRWLに連
結されている。基準セル強誘電体キャパシタ352の一端
は基準セルアクセストランジスタ351の第2ドレイン/ソ
ース及び基準セルデータ書込ライン355に共通連結され
ており、基準セル強誘電体キャパシタ352の他端はビッ
トラインCBL1’に連結されている。同様に、基準セルア
クセストランジスタ353の第1ドレイン/ソースはビット
ラインCBL0に連結されており、ゲートは基準ワードライ
ンRWLに連結されている。基準セル強誘電体キャパシタ3
54の一端は基準セルアクセストランジスタ353の第2ド
レイン/ソース及び基準セル反転データ書込ライン356に
共通連結されており、基準セル強誘電体キャパシタ354
の他端はビットラインCBL1’に連結されている。
【0044】センス増幅器340は、ビットラインBL0とビ
ットラインCBL0との間に連結されており、センス増幅器
イネーブル信号LSAENがアクティブの場合に、ビットラ
インBL0とビットラインCBL0の電圧差をセンスして増幅
させる。センス増幅器341はビットラインBL1とビットラ
インCBL1との間に連結されているものであって、他の動
作セル(図示せず)に対したアクセスのためのものであ
る。
【0045】ビットラインプリチャージ器320は、4つ
のNMOSトランジスタ321、322、323、324よりなる。各NM
OSトランジスタのドレインは対応されるビットラインに
連結されており、ソースは接地されており、ゲートには
ビットラインプリチャージイネーブル信号BLNが印加さ
れる。そこで、ビットラインプリチャージイネーブル信
号BLNが“ハイ”レベルにアクティブされる、と対応さ
れるビットラインの電圧を接地にプリチャージさせる。
【0046】ビットライン等化器360は、1つのNM0Sト
ランジスタ361で構成される。NMOSトランジスタ361の第
1ドレイン/ソースはビットラインCBL0に連結されてお
り、第2ドレイン/ソースはビットラインCBL1に連結さ
れており、ゲートにはビットライン等化器イネーブル信
号REQが印加される。そこで、ビットライン等化器イネ
ーブル信号REQが“ハイ”レベルの場合にターンオンさ
れて、ビットラインCBL0及びビットラインCBL1を電気的
に連結させる。
【0047】隔離スイッチ370は、ビットラインCBL1上
に連結されており、隔離スイッチ制御信号ISがインアク
ティブの場合に隔離スイッチはオフされる。隔離スイッ
チ370がオフされると、ビットラインCBL1は基準セルと
連結されている部分CBL1'とそうでない部分CBL1''で電
気的に分離される。隔離スイッチ371は、他の動作セル
(図示せず)に対するアクセスのためのものである。複
数の隔離スイッチのうち何れを各々ターンオンまたはタ
ーンオフさせるかは、動作メモリセルと基準セルの配列
により変わる。隔離スイッチのうちオフされるのは基準
セルに連結されており、オンされる隔離スイッチは動作
メモリセルに連結される。従って、複数の隔離スイッチ
は外部から印加されるアドレス情報により選択的にオン
/オフされうる。
【0048】図8に示されている不揮発性強誘電体メモ
リ装置における読出動作を図9に基づき説明する。ま
ず、外部から印加されるアドレスをデコーディングし
て、その結果により複数のビットラインのうちデータラ
イン、反転データライン、プレートラインを指定し、隔
離スイッチ370をオフさせる。図8において、メモリセ
ル310をアクセスするためには、ビットラインBL0がデー
タラインとして指定され、ビットラインCBL0が反転デー
タラインとして指定され、ビットラインBL1及びビット
ラインCBL1がプレートラインとして指定される。ビット
ラインCBL1は、基準セルに連結されている部分CBL1'と
連結されていない部分CBL1''とに電気的に分けられる。
ビットラインプリチャージャイネーブル信号BLNが“ハ
イ”レベルになると、ビットラインBL0、BL1、CBL0、CB
L1''が0[volt]にプリチャージされる。これは、その
前にビットライン上に貯蔵されている電荷を放電するこ
とにより、正確なデータ読出動作を行うためのものであ
る。ビットラインプリチャージイネーブル信号BLNが
“ロー”レベルになると、ビットラインがフローティン
グ状態となる。この際、ワードラインWL及び基準ワード
ラインRWLに“ハイ”レベルが印加され、アクセストラ
ンジスタ311及び基準セルアクセストランジスタ351、35
3がターンオンされる。そこで、強誘電体キャパシタ312
がビットラインBL0に電気的に結合され、基準セル強誘
電体キャパシタ352、354がビットラインCBL0に電気的に
結合される。
【0049】アクセストランジスタ311及び基準セルア
クセストランジスタ351、353がターンオンされている状
態において、ビットライン等化器イネーブル信号REQが
“ハイ”レベルにアクティブされると、ビットラインCB
L0及びビットラインCBL1''が電気的に連結される。そこ
で、ビットラインCBL0及びビットラインCBL1''が反転デ
ータラインとして作用し、ビットラインCBL1'がプレー
トラインとして作用することになる。ここで、ビットラ
インCBL1'の長さがビットラインCBL1''の長さに比べて
極めて短ければ、結果的に、反転データラインのキャパ
シタンスが2倍に増加することになる。また、ビットラ
インBL0のキャパシタンスとビットラインCBL0のキャパ
シタンスとが同一であると仮定すれば、データラインの
キャパシタンスをCBLとし、反転データラインのビット
ラインキャパシタンスは2CBLで示しうる。
【0050】プレートラインとして指定されたビットラ
インBL1及びビットラインCBL1'にプレート電圧(例え
ば、5[vo1t])を印加する。プレート電圧が印加され
ると、動作メモリセルの強誘電体キャパシタ312の分極
状態による電圧レベルが、ビットラインBL0に示され
る。さらに具体的に説明すれば、強誘電体キャパシタ31
2にデータ“1”(即ち、図1のS4状態)が貯蔵されて
いると、強誘電体キャパシタ312は図1のS6状態に遷
移すながら、ビットラインBL0は次の数式3のような電圧
レベルを有することになる。
【0051】
【数3】 前記数式3において、CBLはビットラインBL0のキャパシ
タンスを示す。一方、強誘電体キャパシタ312にデータ
“0”(即ち、図1のS1状態)が貯蔵されていると、
強誘電体キャパシタ312は図1のS6状態に遷移する。
しかし、S1状態とS6状態とにおいて強誘電体キャパ
シタ312に蓄積される電荷量の差がないため、ビットラ
インBL0の電圧レベルは前の値(即ち、接地レベル)を
そのまま保つことになる。
【0052】基準セル強誘電体キャパシタ352、354は相
反のデータを貯蔵している。例えば、基準セル強誘電体
キャパシタ352にはデータ“1”が貯蔵されており、基準
セル強誘電体キャパシタ354はデータ“0”が貯蔵されて
いる。また、強誘電体キャパシタ352、354のキャパシタ
ンスは、動作メモリセルのアクセストランジスタ311ま
たは313のキャパシタンスと実質的に同一に構成され
る。ここで、データラインのキャパシタンスをCBLとす
ると、反転データラインのビットラインキャパシタンス
は2CBLであるため、反転データラインにはデータ“0”
の電圧レベルとデータ“1”の電圧レベルの中間レベル
が示される。
【0053】さらに具体的に説明すれば、基準セル強誘
電体キャパシタ352は、図1のS4状態からS6状態に
遷移しながら、2QRの電荷量を反転データラインCBL0、C
BL1''に伝達し、基準セル強誘電体キャパシタ354は図1
のS1状態からS6状態に遷移しながら、ほぼ0の電荷
量を反転データラインCBL0、CBL1''に伝達する。従っ
て、反転データラインに伝達される総電荷量は2QRであ
り、反転データラインのキャパシタンスは2CBLであるた
め、反転データラインの電圧レベルは次の数式4のよう
に示しうる。
【0054】
【数4】 次いで、ビットラインBL1及びビットラインCBL1'に印加
される電圧を接地レベルにダウンさせる。こうすれば、
強誘電体キャパシタ312及び基準セル強誘電体キャパシ
タ352、354は、全て図1のS1状態となる。引続き、ビ
ットライン等化器イネーブル信号REQを“ロー”レベル
に非活性化させて、ビットラインCBL0とビットラインCB
L1''を電気的に断線させる。また、基準ワードラインRW
Lを“ロー”レベルに非活性化させ、基準セル強誘電体
キャパシタ352、354をビットラインCBL0と電気的に断線
させる。
【0055】次いで、センス増幅器イネーブル信号LSAE
Nを“ハイ”レベルにアクティブさせる。センス増幅器3
40は、データラインとして作用するビットラインBL0及
び反転データラインとして作用するビットラインCBL0に
示された電圧差をセンスして増幅させる。従って、動作
メモリセル310にデータ“1”が貯蔵されていると、ビッ
トラインBL0はロジック“ハイ”レベルとなり、動作メ
モリセル310にデータ“0”が貯蔵されいると、ビットラ
インBL0はロジック“ロー”レベルとなる。この際、ビ
ットラインBL1は接地レベルに固定されているため、デ
ータ“1”を貯蔵した強誘電体キャパシタ312は図1のS
3状態となり、データ“0”を貯蔵した強誘電体キャパ
シタ312は図1のS1状態となる。センス増幅器により
増幅されたビットラインBL0及びビットラインCBL0の電
圧レベルが、各々データ信号及び反転データ信号として
出力される。
【0056】一方、基準ワードラインRWLが“ロー”レ
ベルになって、ビットラインCBL0と基準セル強誘電体キ
ャパシタ352、354が電気的に断線された状態で、基準セ
ルデータラインRFDINに“ハイ”レベルを印加し、反転
基準セルデータラインRFDINBに“ロー”レベルを印加す
る。また、プレートラインとして指定されたビットライ
ンCBL1'にプレート電圧が印加される。通常、プレート
電圧はフル電源レベル(fu11 VCC)を有するように設計さ
れる。即ち、VCCが5[vo1t]ならプレート電圧は5[vo1
t]であり、VCCが3[volt]ならプレート電圧も3[vo1
t]となることが一般的である。そこで、基準セル強誘
電体キャパシタ352は図1のS3状態となり、基準セル
強誘電体キャパシタ354は図1のS6状態となる。
【0057】次いで、ビットラインCBL1'が接地レベル
となり、基準セルデータラインRFDIN及び基準セル反転
データラインRFDlNBが全て接地されると、基準セル強誘
電体キャパシタ352は図1のS4状態となり、基準セル
強誘電体キャパシタ354は図1のS1状態となる。即
ち、基準セル強誘電体キャパシタ352、354は、各々デー
タ“1”及びデータ“0”に復旧される。
【0058】最後に、ビットラインプリチャージイネー
ブル信号BLNが“ハイ”レベルとなり、動作メモリセル
に連結されたワードラインWLが“ロー”レベルに非活性
化される。図8に示されている不揮発性強誘電体メモリ
装置における書込動作を図10に基づき説明する。
【0059】まず、外部から印加されるアドレスをデコ
ーディングしてその結果により複数のビットラインのう
ちデータライン、反転データライン、プレートラインを
指定し、隔離スイッチ370をオフさせる。図8において
動作メモリセル310をアクセスしようとする場合に、前
記ラインの指定方式は図9の説明と同一である。ビット
ラインプリチャージイネーブル信号BLNが“ハイ”レベ
ルにアクティブされると、ビットラインBL0、BL1、CBL
0、CBL1は接地レベルにプリチャージされる。
【0060】このような状態において、ビットラインプ
リチャージイネーブル信号BLNを“ロー”レベルに非活
性化し、ビットラインBL0、BL1、CBL0、CBL1をフローテ
ィングさせる。次いで、データラインとして指定された
ビットラインBL0に書込もうとするデータ信号を印加
し、反転データラインとして指定されたビットラインCB
L0に反転データ信号を印加する。この際、センス増幅器
イネーブル信号LSAENは“ハイ”レベルにアクティブさ
れる。動作メモリセル310のアクセスのため、ワードラ
インWLを“ハイ”レベルにアクティブさせ、強誘電体キ
ャパシタ312がビットラインBL0に電気的に連結されるよ
うにする。一方、基準ワードラインRWLは持続的に“ロ
ー”レベルの非活性状態を保たせる。
【0061】ここで、ビットラインBL0に“ハイ”レベ
ルのデータ信号が印加されると、強誘電体キャパシタ31
2は図1のS3状態となり、ビットラインBL0に“ロー”
レベルのデータ信号が印加されると強誘電体キャパシタ
312の両端の電圧差がないので状態遷移はない。ワード
ラインWLがアクティブでありデータ信号及び反転データ
信号が印加されている状態で、プレートラインとして指
定されたビットラインBL1及びビットラインCBL1'にプレ
ート電圧を印加する。ここで、データラインとして指定
されたビットラインBL0に“ハイ”レベル信号が印加さ
れる場合、強誘電体キャパシタ312は図1のS3状態か
らS4状態となる。反面、ビットラインBL0に“ロー”
レベル信号が印加される場合には、強誘電体キャパシタ
312はS6状態となる。以降、プレートラインとして指
定されたビットラインBL1及びビットラインCBL1'を接地
レベルにし、引続き、ワードラインWLを“ロー”レベル
に非活性化させる。そこで、ビットラインBL0に“ハ
イ”レベルが印加される場合に、強誘電体キャパシタ31
2は図1のS3状態を経て再びS4状態に遷移する。一
方、ビットラインBL0に“ロー”レベルが印加される場
合、強誘電体キャパシタ312は図1のS1状態となる。
【0062】<本実施の形態によるメモリセルアレー及
び不揮発性強誘電体メモリ装置の構成例>図11は、さ
らに他の実施の形態による不揮発性強誘電体メモリ装置
を示したものであって、特に動作メモリセルアレーを示
したものである。図11において、1つの動作メモリセ
ルは、1つのアクセストランジスタと1つの強誘電体キ
ャパシタで構成されている。複数の動作メモリセルが直
交する複数のビットラインBL0、BL1、...BLn-1、BLnと
複数のワードラインWLO-L、WLO-R、...、WLm-L、WLm-R
とに対応して、マトリックス的に配列されている。動作
メモリセルにおいて、強誘電体キャパシタはアクセスト
ランジスタのドレイン/ソース経路を介して隣接したビ
ットラインの間に連結されている。
【0063】図11において、動作メモリセル410のア
クセストランジスタ411は第1ドレイン/ソースがビット
ラインBL0に連結されており、強誘電体キャパシタ412は
アクセストランジスタ411の第2ドレイン/ソースとビッ
トラインBL1の間に連結されている。アクセストランジ
スタ411のゲートはワードラインWL0-Lに連結されてい
る。一方、動作メモリセル420において、アクセストラ
ンジスタ421の第1ドレイン/ソースはビットラインBL1
に連結されており、強誘電体キャパシタ422はアクセス
トランジスタ421の第2ドレイン/ソースとビットライン
BLOとの間に連結されている。アクセストランジスタ421
のゲートはワードラインWL0-Rに連結されている。即
ち、動作メモリーセル410と動作メモリセル420は相互対
称になる構造を有している。
【0064】このような構造において、動作メモリセル
410をアクセスしようとすれば、ワードラインWLO-Lを
“ハイ”レベルにアクティブさせ、ビットラインBL0を
データラインとして使用し、ビットラインBL1をプレー
トラインとして使用することになる。一方、動作メモリ
セル420をアクセスする場合には、ワードラインWLO-Rを
“ハイ”レベルにアクティブさせ、ビットラインBL1を
データラインとして使用し、ビットラインBL0をプレー
トラインとして使用することになる。ここで、残りビッ
トラインは接地レベルを保つことになる。
【0065】従って、同一なワードラインに連結されて
いる動作メモリセルのアクセストランジスタがターンオ
ンされるが、アクセスされる動作メモリセルの強誘電体
キャパシタにのみプレート電圧が印加され、残り動作メ
モリセルの強誘電体キャパシタにはプレート電圧が印加
されない。さらに具体的に説明すれば、動作メモリセル
410をアクセスする場合、ワードラインWL0-Lが“ハイ”
レベルにアクティブされ、残りワードラインは“ロー”
レベルを保つことになる。従って、アクセストランジス
タ421、431、441は全てターンオフ状態を保つため、強
誘電体キャパシタ422、432、442の一端はフローティン
グ状態となる。一方、ビットラインBL0はデータ信号が
入出力され、ビットラインBL1はプレート電圧が印加さ
れるが、残りビットラインは全て接地レベルを保つので
動作メモリセル450、460、470、480に含まれる強誘電体
キャパシタには0[vo1t]が印加される。よって、アク
セスされない強誘電体キャパシタが不要に動作サイクル
に晒されない。
【0066】図12は、さらに他の実施の形態による不
揮発性強誘電体メモリ装置を示した図面である。図12
において、動作メモリセル310Lはアクセストランジスタ
31lLと強誘電体キャパシタ312Lで構成されており、動作
メモリセル310Rはアクセストランジスタ31lRと強誘電体
キャパシタ312Rで構成されている。基準セル350Lは、2
つの基準セルアクセストランジスタ351L、353L、及び2
つの基準セル強誘電体キャパシタ352L、354Lで構成され
ており、基準セル350Rは、2つの基準セルアクセストラ
ンジスタ351R、353R、及び2つの基準セル強誘電体キャ
パシタ352R、354Rで構成されている。
【0067】動作メモリセル310Lをアクセスする場合、
ワードラインWL0が“ハイ”レベルにアクティブされ、
ビットラインBL0がデータラインとして指定され、ビッ
トラインCBL0が反転データラインとして指定され、ビッ
トラインBL1及びビットラインCBL1がプレートラインと
して使用される。動作メモリセル310Lに対した読出動作
を行う場合には、基準ワードラインRWL0が“ハイ”レベ
ルにアクティブされて基準セル350Lがアクセスされ、隔
離スイッチ370がターンオフされ、隔離スイッチ371はタ
ーンオン状態を保つ。また、ビットライン等化器イネー
ブル信号REQが“ハイ”レベルにアクティブされてNMOS
トランジスタ361がターンオンされる。従って、動作メ
モリセル310Lに対した読出動作においては、ビットライ
ンCBL1のうち基準セルに連結されている部分CBL1'がプ
レートラインとして作用し、ビットラインCBL1の残り部
分はビットラインCBL0と共に反転データラインとして作
用する。データ信号及び反転データ信号はセンス増幅器
340により増幅される。また、読出動作において基準セ
ルのデータを復旧するため、基準ワードラインRWL0が
“ロー”レベルとなって、ビットラインCBL0と基準セル
強誘電体キャパシタ352L、354Lが電気的に断線された状
態で、基準セルデータラインRFDINLに“ハイ”レベルを
印加し、反転基準セルデータラインRFDINBLに“ロー”
レベルを印加する。
【0068】動作メモリセル31OLに対した読出/書込動
作のより具体的な内容は図9及び図10の説明と類似して
いる。一方、動作メモリセル310Rに対した読出動作を説
明する。図12においてメモリセル310Rをアクセスする
ためには、ビットラインBL1がデータラインとして指定
され、ビットラインCBL1が反転データラインとして指定
されて、ビットラインBL0及びビットラインCBL0がプレ
ートラインとして指定される。隔離スイッチ371はター
ンオフされ、隔離スイッチ370はターンオン状態を保
つ。それから、ビットラインCBL0は基準セルに連結され
ている部分CBL0'と連結されていない部分CBLO''とに電
気的に分けられる。
【0069】ビットラインプリチャージイネーブル信号
BLNが“ハイ”レベルとなると、ビットラインBL0、BL
1、CBLO''、CBL1がO[volt]にプリチャージされる。ビ
ットラインプリチャージイネーブル信号BLNが“ロー”
レベルになれば、ビットラインがフローティング状態と
なる。ビットラインのフローティング状態で、ワードラ
インWLl及び基準ワードラインRWL1に“ハイ”レベルが
印加され、アクセストランジスタ31lR及び基準セルアク
セストランジスタ351R、353Rがターンオンされる。そこ
で、強誘電体キャパシタ312RがビットラインBL1に電気
的に結合され、基準セル強誘電体キャパシタ352R、354R
がビットラインCBL1’に電気的に結合される。この際、
アクセストランジスタ31lL及び基準セルアクセストラン
ジスタ351L、353Lはターンオフ状態を保つことになる。
従って、強誘電体キャパシタ312L及び基準セル強誘電体
キャパシタ352L、354Lは、動作メモリセル310Rに対する
読出動作の間にどんな影響も与えられない。
【0070】アクセストランジスタ31lR及び基準セルア
クセストランジスタ351R、353Rがターンオンされている
状態で、ビットライン等化器イネーブル信号REQが“ハ
イ”レベルにアクティブされると、ビットラインCBL1及
びビットラインCBLO''が電気的に連結される。そこで、
ビットラインCBL1及びビットラインCBL0''が反転データ
ラインとして作用することになり、ビットラインCBL0'
がプレートラインとして作用することになる。従って、
データラインとして指定されたビットラインBL1のキャ
パシタンスはCBLとなり、ビットラインCBL1及びビット
ラインCBLO''で構成された反転データラインのキャパシ
タンスは2CBLとなる。
【0071】プレートラインとして指定されたビットラ
インBL0及びビットラインCBL0'にプレート電圧(例えば5
[volt])を印加する。プレート電圧が印加されると、
動作メモリセルの強誘電体キャパシタ312Rの分極状態に
よる電圧レベルがビットラインBL1に示される。基準セ
ル強誘電体キャパシタ352R、354Rは相反するデータを貯
蔵している。また、強誘電体キャパシタ352R、354Rのキ
ャパシタンスは、動作メモリセル310Rのアクセストラン
ジスタ312Rのキャパシタンスと実質的に同一に構成す
る。ここで、データラインのキャパシタンスをCBLとす
ると、反転データラインのビットラインキャパシタンス
は2CBLであるため、反転データラインにはデータ“0”
の電圧レベルとデータ“1”の電圧レベルとの中間レベ
ルが示される。
【0072】次いで、ビットラインWL0及びビットライ
ンCBL0'に印加される電圧を接地レベルにダウンさせ
る。引続き、ビットライン等化器イネーブル信号REQを
“ロー”レベルに非活性化させ、ビットラインCBL1とビ
ットラインCBL0''を電気的に断線させる。また、基準ワ
ードラインRWLlを“ロー”レベルに非活性化させ基準セ
ル強誘電体キャパシタ352R、354RをビットラインCBL1と
電気的に断線させる。次いで、センス増幅器イネーブル
信号LSAENを“ハイ”レベルにアクティブさせる。セン
ス増幅器341は、データラインとして作用するビットラ
インBL1及び反転データラインとして作用するビットラ
インCBL1に示された電圧差をセンスして増幅させる。
【0073】従って、動作メモリセル310Rにデータ
“1”が貯蔵されていると、ビットラインBL1はロジック
“ハイ”レベルとなり、動作メモリセル310Rにデータ
“0”が貯蔵されていると、ビットラインBL1はロジック
“ロー”レベルとなる。この際、ビットラインBL0は接
地レベルとして固定されている。センス増幅器により増
幅されたビットラインBL1及びビットラインCBL1の電圧
レベルが、各々データ信号及び反転データ信号として出
力される。
【0074】一方、基準ワードラインRWLlが“ロー”レ
ベルになってビットラインCBL1と基準セル強誘電体キャ
パシタ352R、354Rが電気的に断線された状態で、基準セ
ルデータラインRFDINRに“ハイ”レベルを印加し、反転
基準セルデータラインRFDINBRに“ロー”レベルを印加
する。また、プレートラインとして指定されたビットラ
インCBL0'にプレート電圧を印加する。次いで、ビット
ラインCBL0'が接地レベルとなり、基準セルデータライ
ンRFDINR及び基準セル反転データラインRFDINBRが全て
接地されると、基準セル強誘電体キャパシタ352R、354R
には各々データ“1”及びデータ“0”が復旧される。最
後に、ビットラインプリチャージイネーブル信号BLNが
“ハイ”レベルになり、動作メモリセルに対したワード
ラインWLlが“ロー”レベルに非活性化される。
【0075】一方、動作メモリセル310Rに対した書込動
作は下記の通りである。まず、ビットラインBL1をデー
タラインとして指定し、ビットラインCBL1を反転データ
ラインとして指定し、ビットラインBL0及びビットライ
ンCBL0をプレートラインとして指定する。また、隔離ス
イッチ371をオフさせ、隔離スイッチ370がターンオン状
態を保たせる。ビットラインプリチャージイネーブル信
号BLNが“ハイ”レベルにアクティブされると、ビット
ラインBLO、BL1、CBL0、CBL1は接地レベルにプリチャー
ジされる。このような状態で、ビットラインプリチャー
ジイネーブル信号BLNを“ロー”レベルに非活性化さ
せ、ビットラインBL0、BL1、CBL0、CBL1をフローティン
グさせる。
【0076】次いで、データラインとして指定されたビ
ットラインBL1に書込もうとするデータ信号を印加し、
反転データラインとして指定されたビットラインCBL1に
反転データ信号を印加する。この際、センス増幅器イネ
ーブル信号LSAENは“ハイ”レベルにアクティブさせ、
センス増幅器341を動作させる。動作メモリセル310Rに
対したアクセスのためにワードラインWL1を“ハイ”レ
ベルにアクティブさせ、強誘電体キャパシタ312Rをビッ
トラインBL1に電気的に連結させる。一方、基準ワード
ラインRWLlは持続的に“ロー”レベルの非活性状態を保
つようにする。また、ワードラインWL0及び基準ワード
ラインRWL0は持続的に“ロー”レベルを保たせる。
【0077】ワードラインWLlがアクティブであり、デ
ータ信号及び反転データ信号が印加されている状態で、
プレートラインとして指定されたビットラインBL0及び
ビットラインCBL0'にプレート電圧を印加する。以降、
プレートラインとして指定されたビットラインBL0及び
ビットラインCBL0'を接地レベルにし、引続きワードラ
インWLlを“ロー”レベルに非活性化させる。こうすれ
ば、ビットラインBL1に“ハイ”レベルが印加される場
合に、強誘電体キャパシタ312は図1のS4状態にプロ
グラムされ、ビットラインBL1に“ロー”レベルが印加
される場合に、強誘電体キャパシタ312は図1のS1状
態にプログラムされる。
【0078】つまり、動作メモリセル310Lに対した読出
/書込動作と動作メモリセル310Rに対した読出/書込動作
は、相補的に行われる。図13乃至図15は、図12に
示された動作メモリセルの他の構成を示した図面であ
る。図13において、動作メモリーセル310Lと動作メモ
リセル310RのアクセストランジスタがビットラインBL0
に連結されており、強誘電体キャパシタがビットライン
BL1に連結されている。ここで、アクセストランジスタ
はデータの読出/書込動作の間“ハイ”レベルにアクテ
ィブされ、対応される強誘電体キャパシタドレイン/ソ
ース経路を通してビットラインBL0、BL1に連結されるの
で、アクセストランジスタと強誘電体キャパシタの位置
が相互変わってもデータの読出/書込動作には影響を与
えなくなる。
【0079】図14を参照すれば、動作メモリーセル31
0L及び動作メモリセル310Rにおいて、アクセストランジ
スタは各々それら第1ドレイン/ソースがビットラインB
L1に連結されており、強誘電体キャパシタは各々ビット
ラインBL0と対応されるアクセストランジスタの第2ド
レイン/ソースの間に連結されている。図15におい
て、動作メモリセル310Lのアクセストランジスタはビッ
トラインBL1に連結されており、対応される強誘電体キ
ャパシタはアクセストランジスタとビットラインBLOと
の間に連結されている。動作メモリセル310Rのアクセス
トランジスタはビットラインBL0に連結されており、対
応される強誘電体キャパシタはアクセストランジスタと
ビットラインBL1との間に連結されている。
【0080】図13乃至図15において、動作メモリセ
ル310Lのアクセスのためには、ビットラインBL0がデー
タラインとして指定され、ビットラインBL1がプレート
ラインとして指定される。また、動作メモリセル310Lを
アクセスする場合には、ワードラインWL0が“ハイ”レ
ベルにアクティブされ、動作メモリセル310Rをアクセス
する場合に、はワードラインWL1が“ハイ”レベルにア
クティブされる。
【0081】<本実施の形態によるメモリセルアレー及
び不揮発性強誘電体メモリ装置の他の構成例>図116
はさらに他の実施の形態による不揮発性強誘電体メモリ
装置を示したものである。図16において、動作メモリ
セル310aはアクセストランジスタ31la及び強誘電体キャ
パシタ312aからなっており、動作メモリセル310bはアク
セストランジスタ31lb及び強誘電体キャパシタ312bから
なっている。アクセストランジスタ31laの第1ドレイン
/ソースはビットラインBL0に連結され、第2ドレイン/
ソースは強誘電体キャパシタ312aに連結され、ゲートは
ワードラインWL0に連結されている。強誘電体キャパシ
タ312aはアクセストランジスタ31laの第2ドレイン/ソ
ース及びビットラインBL1の間に連結されている。アク
セストランジスタ31lbの第1ドレイン/ソースはビット
ラインBL1に連結されており、第2ドレイン/ソースは強
誘電体キャパシタ312bに連結されており、ゲートはワー
ドラインW1に連結されている。強誘電体キャパシタ312b
はアクセストランジスタ31lbの第2ドレイン/ソース及
びビットラインBL2の間に連結されている。動作メモリ
セルに含まれるアクセストランジスタは、NMOSトランジ
スタで構成される場合、対応されるワードラインが“ハ
イ”レベルにアクティブされる場合にターンオンされ
る。
【0082】基準セル350aは、2つの基準セルアクセス
トランジスタ351a、353a、及び2つの基準セルアクセス
トランジスタ352a、354aからなっており、基準セル350b
は2つの基準セルアクセストランジスタ351b、353b、及
び2つの基準セル強誘電体キャパシタ352b、354bよりな
る。基準セルアクセストランジスタ351a、353aはビット
ラインBL0に連結されており、基準セル強誘電体キャパ
シタ352a、354aは各々対応される基準セルアクセストラ
ンジスタ351a、353aとビットラインBL1との間に連結さ
れている。基準セルアクセストランジスタ351b、353bは
ビットラインBL1に連結されており、基準セル強誘電体
キャパシタ352b、354bは各々対応される基準セルアクセ
ストランジスタ352b、353bとビットラインBL2との間に
連結されている。
【0083】図16において、動作メモリセル310aに対
した読出動作は次のように行われる。動作メモリセル31
0aをアクセスするためには、ビットラインBL0がデータ
ラインとして指定され、ビットラインCBL0が反転データ
ラインとして指定され、ビットラインBL1及びビットラ
インCBL1がプレートラインとして指定される。隔離スイ
ッチ370aはターンオフされ、他の隔離スイッチはターン
オン状態を保つ。そこでビットラインCBL1は基準セルに
連結されている部分CBL1'と連結されていない部分CBL
1''とに分けられる。ビットラインプリチャージイネー
ブル信号BLNが“ハイ”レベルの場合、ビットラインプ
リチャージ器320に含まれたNMOSトランジスタ321、32
2、323、324、325、326を通して各ビットラインが接地
レベルにフリーチャージされる。このような状態でビッ
トラインプリチャージイネーブル信号BLNが“ロー”レ
ベルになると、ビットラインがフローティング状態とな
る。
【0084】ビットラインがフローティング状態でワー
ドラインWL0及び基準ワードラインRWL0に“ハイ”レベ
ルが印加され、これによりアクセストランジスタ311a及
び基準セルアクセストランジスタ351a、353aがターンオ
ンされる。それから、強誘電体キャパシタ312aがビット
ラインBL0に電気的に結合することになり、基準セル強
誘電体キャパシタ352a、354aがビットラインCBL0に電気
的に結合することになる。ここで、他の動作メモリセル
に属するアクセストランジスタ及び他の基準セルに属す
る基準セルアクセストランジスタは、全てターンオフ状
態を保つ。これにより、他の動作メモリセル及び他の基
準セルに含まれる強誘電体キャパシタは無駄に動作サイ
クルに晒されなくなる。
【0085】アクセストランジスタ311a及び基準セルア
クセストランジスタ351a、353aがターンオンされている
状態で、ビットライン等化器イネーブル信号REQ0が“ハ
イ”レベルにアクティブされると、NMOSトランジスタ36
1aがターンオンされてビットラインCBL0及びビットライ
ンCBL1''が電気的に連結される。ここで、ビットライン
CBL0及びビットラインCBL1''が反転データラインとして
作用することになり、ビットラインCBL1'がプレートラ
インとして作用することになる。これは、基準セルに連
結する反転データラインのキャパシタンスを動作メモリ
セルに連結するデータラインのキャパシタンスの2倍と
するためのものである。また、残りのビットライン等化
器イネーブル信号REQ1は“ロー”レベルに非活性状態を
保たせる。
【0086】プレートラインとして指定されたビットラ
インBL1及びビットラインCBL1'にプレート電圧を印加
し、動作メモリセルの強誘電体キャパシタ312aに貯蔵さ
れたデータに応じた電圧レベルをビットラインBL0に出
力させる。プレート電圧により、反転データラインには
データ“0”の電圧レベルとデータ“1”の電圧レベルと
の中間レベルが示されるが、これは基準セル強誘電体キ
ャパシタ352a、354aが相反するデータを貯蔵しているか
らである。
【0087】次いで、ビットラインBL1及びビットライ
ンCBL1'に印加される電圧を接地レベルにダウンさせ
る。次いで、ビットライン等化器イネーブル信号REQ0を
“ロー”レベルに非活性化させて、ビットラインCBL0と
ビットラインCBL1''を電気的に断線させる。また、基準
ワードラインRWL0を“ロー”レベルに非活性化させ、基
準セル強誘電体キャパシタ352a、354aをビットラインCB
L0と電気的に断線させる。引続き、センス増幅器イネー
ブル信号LSAENを“ハイ”レベルにアクティブさせる。
センス増幅器340は、データラインとして作用するビッ
トラインBL0及び反転データラインとして作用するビッ
トラインCBL0に示された電圧差をセンスして増幅させ
る。この際、ビットラインBL1は動作メモリセル310aの
データの復旧のために接地レベルに固定されている。セ
ンス増幅器により増幅されたビットラインBL0及びビッ
トラインCBL0の電圧レベルが、各々データ信号及び反転
データ信号として出力される。
【0088】一方、基準ワードラインRWL0が“ロー”レ
ベルとなってビットラインCBL0と基準セル強誘電体キャ
パシタ352a、354aが電気的に断線された状態で、基準セ
ルデータラインRFDINaに“ハイ”レベルを印加し、反転
基準セルデータラインRFDINBaに“ロー”レベルを印加
し、プレートラインとして指定されたビットラインCBL
1'にプレート電圧を印加する。また、ビットラインCBL
1'が接地レベルとなり、基準セルデータラインRFDINO及
び基準セル反転データラインRFDINBOが全て接地される
と、基準セル強誘電体キャパシタ352a、354aには各々デ
ータ“1”及びデータ“0”が復旧される。
【0089】読出動作後、ビットラインプリチャージイ
ネーブル信号BLNを“ハイ”レベルとしてビットライン
を接地レベルにプリチャージさせ、動作メモリセルに対
したワードラインWL0を“ロー”レベルに非活性化させ
る。動作メモリセル310aに対した書込動作は次の通りで
ある。まず、ビットラインBL0をデータラインとして指
定し、ビットラインCBL0を反転データラインとして指定
し、ビットラインBL1及びビットラインCBL1’をプレー
トラインとして指定する。また、隔離スイッチ370aをオ
フさせ、残り隔離スイッチはターンオン状態を保たせ
る。ビットラインプリチャージイネーブル信号BLNを
“ロー”レベルに非活性化させ、NMOSトランジスタ32
1、322、323、324、325、326をターンオフさせる。それ
により、ビットラインBL0、BL1、BL2、CBL0、CBL1、CBL
2がフローティングされる。
【0090】次いで、データラインとして指定されたビ
ットラインBL0に書込もうとするデータ信号を印加し、
反転データラインとして指定されたビットラインCBL0に
反転データ信号を印加する。この際、センス増幅器イネ
ーブル信号LSAENは“ハイ”レベルにアクティブさせ
て、センス増幅器340を動作させる。動作メモリセル310
aに対したアクセスのため、ワードラインWL0を“ハイ”
レベルにアクティブさせ、強誘電体キャパシタ312aをビ
ットラインBL0、BL1に電気的に連結させる。一方、基準
ワードラインは持続的に“ロー”レベルの非活性状態を
保たせる。また、残りワードラインも持続的に“ロー”
レベルの非活性状態を保たせる。
【0091】ワードラインWL0がアクティブであり、デ
ータ信号及び反転データ信号が印加されている状態で、
プレートラインとして指定されたビットラインBL1及び
ビットラインCBL1'にプレート電圧を印加する。以降、
プレートラインとして指定されたビットラインBL1及び
ビットラインCBL1'を接地レベルとし、引続きワードラ
インWL0を“ロー”レベルに非活性化させる。こうすれ
ば、ビットラインBL0に“ハイ”レベルが印加される場
合に、強誘電体キャパシタ312aは図1のS4状態にプロ
グラムされ、ビットラインBL0に“ロー”レベルが印加
される場合に、強誘電体キャパシタ312aは図1のS1状
態にプログラムされる。
【0092】図16において、動作メモリセル310bに対
した読出動作は次のように行われる。動作メモリセル31
0bをアクセスするためには、ビットラインBL1がデータ
ラインとして指定され、ビットラインCBL1が反転データ
ラインとして指定され、ビットラインBL2及びビットラ
インCBL2がプレートラインとして指定される。隔離スイ
ッチ370bはターンオフされ、他の隔離スイッチはターン
オン状態を保つ。それから、ビットラインCBL2は基準セ
ルに連結されている部分CBL2'とそうでない部分CBL2''
とに電気的に分けられる。ビットラインプリチャージイ
ネーブル信号BLNが“ハイ”レベルの場合、ビットライ
ンプリチャージ器320に含まれたNMOSトランジスタ321、
322、323、324、325、326により各ビットラインが接地
レベルにプリチャージされている。このような状態でビ
ットラインプリチャージイネーブル信号BLNが“ロー”
レベルとなるとビットラインがフローティング状態とな
る。ビットラインのフローティング状態でワードライン
WL1及び基準ワードラインRWL1は“ハイ”レベルにアク
ティブされ、それによりアクセストランジスタ311b及び
基準セルアクセストランジスタ351b、353bがターンオン
される。そこで、強誘電体キャパシタ312bがビットライ
ンBL1、BL2に電気的に結合され、基準セル強誘電体キャ
パシタ352b、354bがビットラインCBL1’に電気的に結合
することになる。ここで、他の動作メモリセルに属する
アクセストランジスタ及び他の基準セルに属する基準セ
ルアクセストランジスタは、全てターンオフ状態を保
つ。そこで、他の動作メモリセル及び他の基準セルに含
まれる強誘電体キャパシタは無駄に動作サイクルに晒さ
れなくなる。
【0093】アクセストランジスタ311b及び基準セルア
クセストランジスタ351b、353bがターンオンされている
状態で、ビットライン等化器イネーブル信号REQ1が“ハ
イ”レベルにアクティブされると、NMOSトランジスタ36
1bがターンオンされてビットラインCBL1及びビットライ
ンCBL2''が電気的に連結される。ここで、ビットライン
CBL1及びビットラインCBL2''が反転データラインとして
作用し、ビットラインCBL2'がプレートラインとして作
用することになる。これは、基準セルに連結される反転
データラインのキャパシタンスを動作メモリセルに連結
されるデータラインのキャパシタンスの2倍にするため
のものである。また、残りビットライン等化器イネーブ
ル信号は“ロー”レベルに非活性状態を保たせる。次い
で、プレートラインとして指定されたビットラインBL2
及びビットラインCBL2'にプレート電圧を印加し、動作
メモリセルの強誘電体キャパシタ312bに貯蔵されたデー
タによる電圧レベルをビットラインBL1に出力させる。
【0094】また、プレート電圧により、反転データラ
インCBL1にはデータ“0”の電圧レベルとデータ“1”
の電圧レベルの中間レベルが示されるが、これは基準セ
ル強誘電体キャパシタ352b、354bが相反するデータを貯
蔵しているからである。次いで、ビットラインBL2及び
ビットラインCBL2'に印加される電圧を接地レベルにダ
ウンさせる。次いで、ビットライン等化器イネーブル信
号REQ1を“ロー”レベルに非活性化させ、ビットライン
CBL1とビットラインCBL2''とを電気的に断線させる。ま
た、基準ワードラインRWL1を“ロー”レベルに非活性化
させ、基準セル強誘電体キャパシタ352b、354bをビット
ラインCBL1と電気的に断線させる。
【0095】次いで、センス増幅器イネーブル信号LSAE
Nを“ハイ”レベルにアクティブさせる。センス増幅器3
41はデータラインに作用するビットラインBL1及び反転
データラインとして作用するビットラインCBL1に示され
た電圧差をセンスして増幅させる。この際、ビットライ
ンBL2は、動作メモリセル310bのデータの復旧のために
接地レベルに固定される。センス増幅器により増幅され
たビットラインBL1及びビットラインCBL1の電圧レベル
が、各々データ信号及び反転データ信号として出力され
る。
【0096】一方、基準ワードラインRWL1が“ロー”レ
ベルとなってビットラインCBL1と基準セル強誘電体キャ
パシタ352b、354bが電気的に断線された状態で、基準セ
ルデータラインRFDIN1に“ハイ”レベルを印加し、反転
基準セルデータラインRFDINB1に“ロー”レベルを印加
し、プレートラインとして指定されたビットラインCBL
2'にプレート電圧を印加する。また、ビットラインCBL
2'が接地レベルとなり、基準セルデータラインRFDINb及
び基準セル反転データラインRFDINBbが全て接地される
と、基準セル強誘電体キャパシタ352b、354bには各々デ
ータ“1”及びデータ“0”が復旧される。読出動作後、
ビットラインプリチャージイネーブル信号BLNを“ハ
イ”レベルとしてビットラインを接地レベルにプリチャ
ージさせ、動作メモリセルに対したワードラインWL1を
“ロー”レベルに非活性化させる。
【0097】動作メモリセル310bに対した書込動作は次
の通りである。まず、ビットラインBL1をデータライン
として指定し、ビットラインCBL1を反転データラインと
して指定し、ビットラインBL2及びビットラインCBL2を
プレートラインとして指定する。また、隔離スイッチ37
0bをオフさせ、残り隔離スイッチはターンオン状態を保
たせる。ビットラインプリチャージイネーブル信号BLN
を“ロー”レベルに非活性化させ、ビットラインBL0、B
L1、BL2、CBL0、CBL1、CBL2をフローティングさせる。
【0098】次いで、データラインとして指定されたビ
ットラインBL1に書込もうとするデータ信号を印加し、
反転データラインとして指定されたビットラインCBL1に
反転データ信号を印加する。この際、センス増幅器イネ
ーブル信号LSAENは“ハイ”レベルにアクティブさせ
て、センス増幅器341を動作させる。動作メモリセル310
bに対したアクセスのためにワードラインWL1を“ハイ”
レベルにアクティブさせ、強誘電体キャパシタ312bをビ
ットラインBL1、BL2に電気的に連結させる。一方、基準
ワードラインは持続的に“ロー”レベルの非活性状態を
保たせる。また、残りワードラインも持続的に“ロー”
レベルの非活性状態を保たせる。
【0099】ワードラインWL1がアクティブでありデー
タ信号及び反転データ信号が印加されている状態で、プ
レートラインとして指定されたビットラインBL2及びビ
ットラインCBL2'にプレート電圧を印加する。以降、プ
レートラインとして指定されたビットラインBL2及びビ
ットラインCBL2'を接地レベルとし、引続きワードライ
ンWL1を“ロー”レベルに非活性化させる。こうすれ
ば、ビットラインBL1に“ハイ”レベルが印加される場
合に、強誘電体キャパシタ312bは図1のS4状態にプロ
グラムされ、ビットラインBL1に“ロー”レベルが印加
される場合に、強誘電体キャパシタ312bは図1のS1状
態にプログラムされる。
【0100】図16において、隔離スイッチ371はビッ
トラインCBL0がプレートラインとして作用する場合にタ
ーンオフ動作をすることになる。また、センス増幅器34
2はビットラインBL2がデータラインとして指定され、ビ
ットラインCBL2が反転データラインとして指定される場
合に、ビットラインBL2及びビットラインCBL2の電圧差
をセンスして増幅する機能を行う。ここで、データライ
ン、反転データライン及びプレートラインを選択的に指
定すること、複数のワードラインのうちひとつを選択的
にアクティブさせること、複数の基準ワードラインのう
ちひとつを選択的にアクティブさせること、複数の隔離
スイッチを選択的にオン/オフさせること、及び複数の
等化器を選択的にターンオンさせること等は、外部から
印加されるアドレス情報に基づき行える。
【0101】図17乃至図19は、図16における動作
メモリセルの他の構成を示した図面である。ここで、ア
クセストランジスタは、データの読出/書込動作の間
“ハイ”レベルにアクティブされ、対応される強誘電体
キャパシタをドレイン/ソース経路を通してビットライ
ンに連結させるため、アクセストランジスタと強誘電体
キャパシタの位置が相互に変わっても、データの読出/
書込動作には影響を与えない。
【0102】図17を参照すれば、動作メモリセル310a
において、アクセストランジスタはビットラインBL0に
連結されており、強誘電体キャパシタはビットラインBL
1に連結されている。動作メモリセル310bにおいて、ア
クセストランジスタはビットラインBL1に連結されてお
り、強誘電体キャパシタはビットラインBL2に連結され
ている。
【0103】図18を参照すれば、動作メモリセル310a
において、アクセストランジスタはビットラインBL1に
連結されおり、強誘電体キャパシタはビットラインBL0
に連結されている。動作メモリセル310bにおいて、アク
セストランジスタはビットラインBL2に連結されてお
り、強誘電体キャパシタはビットラインBL1に連結され
ている。
【0104】図19を参照すれば、動作メモリセル310a
において、アクセストランジスタはビットラインBL1に
連結されており、強誘電体キャパシタはビットラインBL
0に連結されている。動作メモリセル310bにおいて、ア
クセストランジスタはビットラインBL1に連結されてお
り、強誘電体キャパシタはビットラインBL2に連結され
ている。
【0105】図17乃至図19において、動作メモリセ
ル310aに対するアクセスのためには、ビットラインBL0
がデータラインとして指定され、ビットラインBL1がプ
レートラインとして指定され、ワードラインWL0が“ハ
イ”レベルとしてアクティブされる。動作メモリセル31
0bをアクセスする場合には、ワードラインWL1が“ハ
イ”レベルにアクティブされ、ビットラインBL1がデー
タラインとして指定され、ビットラインBL2がプレート
ラインとして指定される。
【0106】<本実施の形態によるメモリセルアレー及
び不揮発性強誘電体メモリ装置の他の構成例>図20
は、さらに他の実施の形態による不揮発性強誘電体メモ
リ装置を示したものであって、オープンビットライン構
造(open bit line structure)を有する。特に、図12
に示されている不揮発性強誘電体メモリ装置がセンス増
幅器を中心に対称に連結された構造を有している。
【0107】図20において、動作メモリセル310TL
は、アクセストランジスタ311TL及び強誘電体キャパシ
タ312TLで構成されており、動作メモリセル310TRは、ア
クセストランジスタ311TR及び強誘電体キャパシタ312TR
で構成されており、動作メモリセル310BLは、アクセス
トランジスタ311BL及び強誘電体キャパシタ312BLで構成
されており、動作メモリセル310BRは、アクセストラン
ジスタ311BR及び強誘電体キャパシタ312BRで構成されて
いる。また、動作メモリセル310TL、310TR、310BL、310
BRは、各々対応されるビットラインの間に連結されてい
る。
【0108】基準セル350TLは、2つの基準セルアクセ
ストランジスタ351TL、353TL、及び2つの基準セル強誘
電体キャパシタ352TL、354TLで構成されており、基準セ
ル350TRは、2つの基準セルアクセストランジスタ351T
R、353TR、及び2つの基準セル強誘電体キャパシタ352T
R、354TRで構成されており、基準セル350BLは、2つの
基準セルアクセストランジスタ351BL、353BL、及び2つ
の基準セル強誘電体キャパシタ352BL、354BLで構成され
ており、基準セル350BRは、2つの基準セルアクセスト
ランジスタ351BR、353BR、及び2つの基準セル強誘電体
キャパシタ352BR、354BRで構成されている。
【0109】各基準セル350BL、350BR、350TL、350TR
は、各動作メモリセル310TL、310TR、310BL、310BRのア
クセスのためのものである。従って、基準ワードライン
RWLB0は、動作メモリセル310TLに対した読出動作を行う
場合に“ハイ”レベルにアクティブされ、基準ワードラ
インRWLB1は、動作メモリセル310TRに対した読出動作を
行う場合に“ハイ”レベルにアクティブされ、基準ワー
ドラインRWLT0は、動作メモリセル310BLに対した読出動
作を行う場合に“ハイ”レベルにアクティブされ、基準
ワードラインRWLT1は、動作メモリセル310BRに対した読
出動作を行う場合に“ハイ”レベルにアクティブされ
る。
【0110】RFDINTL及びRFDINBTLは、各々基準セル350
TLに対した基準セルデータライン及び反転基準セルデー
タラインであり、RFDINTR及びRFDINBTRは、各々基準セ
ル350TRに対した基準セルデータライン及び反転基準セ
ルデータラインであり、RFDINBL及びRFDINBBLは、各々
基準セル350BLに対した基準セルデータライン及び反転
基準セルデータラインであり、RFDINBR及びRFDINBBR
は、各々基準セル350BRに対した基準セルデータライン
及び反転基準セルデータラインである。
【0111】データは動作メモリセルの強誘電体キャパ
シタ312TL、312TR、312BL、312BRの分極状態で貯蔵さ
れ、動作メモリセルをアクセスするためには、対応する
ワードラインWLT0、WLT1、WLB0、WLB1が選択的にアクテ
ィブされる。動作メモリセル310TLに対する読出/書込を
行う場合に、ビットラインBLT0はデータライン、ビット
ラインBLB0は反転データラインとして、そしてビットラ
インBLT1及びビットラインBLB1はプレートラインとして
作用する。特に、読出動作の場合には、反転データライ
ンのビットラインキャパシタンスを2倍に増加させるた
めに、隔離スイッチ370BRがターンオフされる。そこ
で、ビットラインBLB1は、基準セル350BLに連結されて
いる部分BLB1'と連結されない部分BLB1"とに分離され
る。また、ビットライン等化器イネーブル信号REQBが
“ハイ”レベルにアクティブされてビットラインBLB0と
ビットラインBLB1''が電気的に結合される。そこで、ビ
ットラインBLB1'はプレートラインとして作用され、ビ
ットラインBLB1''はビットラインBLB0と共に反転データ
ラインとして作用する。
【0112】動作メモリセル310TRに対した読出/書込を
行う場合には、ビットラインBLT1がデータラインとして
作用し、ビットラインBLB1が反転データラインとして作
用し、ビットラインBLT0及びビットラインBLB0がプレー
トラインとして作用する。読出動作において、隔離スイ
ッチ370BLがターンオフされてビットラインBLB0が部分B
LB0'と部分BLB0''とに分けられる。
【0113】動作メモリセル310BLに対した読出/書込を
行う場合には、ビットラインBLB0がデータラインとして
作用し、ビットラインBLT0が反転データラインとして作
用し、ビットラインBLB1及びビットラインBLT1がプレー
トラインとして作用する。読出動作において、隔離スイ
ッチ370TRがターンオフされてビットラインBLT1が部分B
LT1'と部分BLT1"とに分けられる。
【0114】動作メモリセル310BRに対した読出/書込を
行う場合には、ビットラインBLB1がデータラインとして
作用し、ビットラインBLT1が反転データラインとして作
用し、ビットラインBLB0及びビットラインBLT0がプレー
トラインとして作用する。読出動作において、隔離スイ
ッチ370TLがターンオフされてビットラインBLT0が部分B
LT0'と部分BLT0''とに分けられる。
【0115】ビットラインプリチャージ器320は、各ビ
ットラインにそのドレインが連結されてそのソースが接
地されており、ゲートにはビットラインプリチャージイ
ネーブル信号BLNが印加されるNMOSトランジスタ321、32
2、323、324で構成されている。ビットラインフリチャ
ージ器320は、データ読出/書込動作の前にビットライン
をプリチャージさせる。
【0116】ビットライン等化器360Tは、1つのNMOSト
ランジスタ361Tで構成されており、ビットライン等化器
360Bは、1つのNMOSトランジスタ361Bで構成されてい
る。ビットライン等化器360Tは、動作メモリセル310B
L、310BRに対する読出動作を行う場合にターンオンさ
れ、ビットライン等化器360Bは、動作メモリセル310T
L、310TRに対する読出動作を行う場合にターンオンされ
る。即ち、ビットライン等化器イネーブル信号REQTは、
動作メモリセル310BL、310BRに対する読出動作を行う場
合に“ハイ”レベルにアクティブされ、ビットライン等
化器イネーブル信号REQBは、動作メモリセル310TL、310
TRに対する読出動作を行う場合に“ハイ”レベルにアク
ティブされる。
【0117】隔離スイッチ370TL、370TR、370BL、370BR
は、前述したように選択的にターンオフされる。隔離ス
イッチがターンオフされると、対応されるビットライン
は基準セルに連結される部分と動作メモリセルに連結さ
れる部分とに電気的に分けられる。そこで、基準セルを
動作させるために印加されるプレート電圧が、アクセス
されない動作メモリセルに印加されないようにする。
【0118】センス増幅器340、341は、センス増幅器イ
ネーブル信号LSAENがアクティブの場合に各々それに連
結されているビットラインの電圧差をセンスして増幅さ
せる。図21は、さらに他の実施の形態による不揮発性
強誘電体メモリ装置を示したものである。
【0119】不揮発性強誘電体メモリ装置は、ローデコ
ーダ/制御信号発生部500、データ入出力スイッチ530T、
530B、ビットラインプリチャージ器520T、520B、動作メ
モリセルアレー510T、510B、ビットライン等化器560T、
560B、隔離スイッチ570T、570B、基準セルアレー550T、
550B、プレートライン選択スイッチ/ビットライン選択
スイッチ580T、580B及びカラムデコーダ/センス増幅器5
40を含んで構成されている。
【0120】図21において、ローデコーダ/制御信号
発生部500は、外部から印加されるローアドレスをデコ
ーディングして、複数のワードラインWLT0、WLT1、WLT
2、...、WLTn、WLB0、WLB1、WLB2、...、WLBnの中何れ
か1つを選択的にアクティブさせ、複数の基準ワードラ
インRWLTL、RWLTR、RWLBL、RWLBRの中何れか1つを選択
的にアクティブさせる。また、読出/書込動作を制御す
る複数の制御信号を発生する。
【0121】カラムデコーダ/センス増幅器540は、外部
から印加されるカラムアドレスをデコーディングし、セ
ンス増幅器イネーブル信号LSAENがアクティブの場合
に、それに連結されているビットライン等の電圧差をセ
ンスして増幅させる。プレートライン選択スイッチ/ビ
ットライン選択スイッチ580T、580Bは、データ読出/書
込動作時データライン、反転データライン、プレートラ
インを指定することになる。
【0122】図22は、プレートライン選択スイッチ/
ビットライン選択スイッチ580Tの具体的な回路図であっ
て、図23はプレートライン選択スイッチ/ビットライ
ン選択スイッチ580Bの具体的な回路図である。図22を
参照すれば、プレートライン選択スイッチ581Tは、複数
の伝送ゲートで構成されている。各伝送ゲートは、対応
するカラム選択信号がアクティブの場合に、プレート電
圧ラインSPLと対応するビットラインとを電気的に結合
させる。即ち、カラム選択信号Y0が“ハイ”レベルにア
クティブされると、伝送ゲート581T0がターンオンさ
れ、プレート電圧ラインSPLとビットラインBLT1とが電
気的に結合される。カラム選択信号Y1が“ハイ”レベル
にアクティブされると、伝送ゲート581T1がターンオン
されて、プレート電圧ラインSPLとビットラインBLT0と
が電気的に結合される。残りのプレート電圧ラインとビ
ットラインもこのような方式でスイッチングされる。
【0123】ここで、カラム選択信号Y0、Y1、Y2、Y
3、...、Yn-1、Ynは何れか1つのみが選択的にアクティ
ブされる。従って、プレートライン選択スイッチ581Tに
含まれる複数の伝送ゲートは選択的に何れか1つのみタ
ーンオンされ、複数のビットラインBLT0、BLT1、BLT2、
BLT3、...、BLTn-1、BLTnの中何れか1つのみプレート
ラインとして指定される。他の方法としては、前記プレ
ート電圧ライン(SPL)がBLT1、BLT3、BLT5、...BLT
nに同時に結合され、同一な列の複数のメモリセルが同
時にアクセス(読出または書込)することもできる。
【0124】ビットライン選択スイッチ582Tは、複数の
伝送ゲートで構成されており、各伝送ゲートは、対応す
るカラム選択信号が“ハイ”レベルにアクティブされ
る。即ち、カラム選択信号Y0が“ハイ”レベルにアクテ
ィブされると、伝送ゲート582T0がターンオンされ、セ
ンスアンプラインST0とビットラインBLT0とが電気的に
結合される。この際、ビットライン選択スイッチ582Tに
含まれる他の伝送ゲート等は全てターンオフされる。ま
た、カラム選択信号Y1が“ハイ”レベルにアクティブさ
れる場合には、伝送ゲート582T1がターンオンされて、
センスアンプラインST0とビットラインBLT1とが電気的
に結合される。ビットライン選択スイッチ582Tに含まれ
る残りの伝送ゲートもこのような方式で動作する。
【0125】ここで、センスアンプラインST0はビット
ラインBLT0とビットラインBLT1のうち何れか1つと選択
的に連結され、センスアンプラインST1はビットラインB
LT2とビットラインBLT3のうち何れか1つと選択的に連
結され、センスアンプラインSTmは、ビットラインBLTn-
1とビットラインBLTnのうち何れか1つと選択的に連結
される。
【0126】図22において、カラム選択信号Y0がアク
ティブならば、ビットラインBLT0がセンスアンプライン
ST1に連結され、ビットラインBLT1がプレート電圧ライ
ンSPLに連結される。即ち、ビットラインBLT0がデータ
ラインまたは反転データラインとして指定され、ビット
ラインBLT1がプレートラインとして指定されるものであ
る。
【0127】図23は、図21に示されたプレートライ
ン選択スイッチ/ビットライン選択スイッチ580Bの具体
的な回路を示したものである。図23において、プレー
トライン選択スイッチ581Bは複数の伝送ゲートからなっ
ており、ビットライン選択スイッチ582Bも複数の伝送ゲ
ートからなる。カラム選択信号Y0が“ハイ”レベルにア
クティブされると、伝送ゲート581B0及び伝送ゲート582
B0がターンオンされて、プレート電圧ラインSPLとビッ
トラインBLB1とが電気的に結合され、センスアンプライ
ンSB0とビットラインBLB0とが電気的に結合される。即
ち、ビットラインBLB1がプレートラインとして指定さ
れ、ビットラインBLB0がデータラインまたは反転データ
ラインとして指定されるものである。
【0128】カラム選択信号Y1が“ハイ”レベルにアク
ティブされると、伝送ゲート581B1及び伝送ゲート582B1
がターンオンされて、プレート電圧ラインSPLとビット
ラインBLB0とが電気的に結合され、センスアンプライン
SB0とビットラインBLB1とが電気的に結合される。同様
に、カラム選択信号Ynが“ハイ”レベルにアクティブさ
れると、伝送ゲート581Bn及び伝送ゲート582Bnがターン
オンされて、プレート電圧ラインSPLとビットラインBLB
n-1とが電気的に結合され、センスアンプラインSbmとビ
ットラインBLBnとが電気的に結合される。残りの伝送ゲ
ート等もこのような方式で動作する。
【0129】図21における基準セルアレー550Tの具体
的な回路が図24に示されており、基準セルアレー550B
の具体的な回路が図25に示されている。図24を参照
すれば、基準セル551TLは、2つの基準セルアクセスト
ランジスタと2つの基準セル強誘電体キャパシタで構成
され、ビットラインBLT0とビットラインBLT1との間に連
結されており、基準ワードラインRWLTLが“ハイ”レベ
ルの場合にアクセスされる。基準セル(551TL)に対する
データ書込を制御する基準セルデータ書込制御部552TL
は、NANDゲート555TL、インバータ556TL、伝送ゲート55
3TL、554TLを含んでなる。NANDゲート555TLは、カラム
選択信号Y0が“ハイ”レベルにアクティブされ、基準セ
ルデータゲート信号RFPRSTが“ハイ”レベルにアクティ
ブされる場合に、“ロー”レベルの信号を出力する。イ
ンバータ556TLはNANDゲート555TLの出力を反転する。伝
送ゲート553TLは、NANDゲート555TLの出力が“ロー”レ
ベルの場合にターンオンされて、反転基準セルデータラ
インRFDINBを強誘電体キャパシタ558TLに電気的に結合
させ、伝送ゲート554TLは、NANDゲート555TLの出力が
“ロー”レベルの場合にターンオンされ、基準セルデー
タラインRFDINを強誘電体キャパシタ557TLに電気的に結
合させる。
【0130】基準セル551TRは、2つの基準セルアクセ
ストランジスタと2つの基準セル強誘電体キャパシタで
構成され、ビットラインBLT0とビットラインBLT1との間
に連結されており、基準ワードラインRWLTRが“ハイ”
レベルの場合にアクセスされる。基準セル551TRに対す
るデータ書込を制御する基準セルデータ書込制御部552T
Rは、NANDゲート555TR、インバータ556TR、伝送ゲート5
53TR、554TRを含んで構成されている。NANDゲート555TR
は、カラム選択信号Y1が“ハイ”レベルにアクティブさ
れ、基準セルデータゲート信号RFPRSTが“ハイ”レベル
にアクティブされる場合に、“ロー”レベルの信号を出
力する。インバータ556TRはNANDゲート555TRの出力を反
転する。伝送ゲート553TR、NANDゲート555TRの出力が
“ロー”レベルの場合にターンオンされて、反転基準セ
ルデータラインRFDINBを強誘電体キャパシタ558TRに電
気的に結合させ、伝送ゲート554TRは、NANDゲート555TR
の出力が“ロー”レベルの場合にターンオンされて、基
準セルデータラインRFDINを強誘電体キャパシタ557TRに
電気的に結合させる。
【0131】図24において、基準セル551TL、551TR
は、ビットラインBLB0とビットラインBLB1との間に連結
されている動作メモリセルをアクセスする場合に、選択
的にアクティブされる。即ち、1つの基準セルが複数の
動作メモリセルに対するアクセスのために共通的に使わ
れる。残りの基準セルも同様である。図25を参照すれ
ば、基準セル551BLは、2つの基準セルアクセストラン
ジスタ557BL、558BLで構成されており、ビットラインBL
B0とビットラインBLB1との間に連結されており、基準ワ
ードラインRWLBLが“ハイ”レベルの場合にアクセスさ
れる。残りの基準セルも、2つのアクセストランジスタ
及び2つの強誘電体キャパシタで構成されており、対応
するビットラインの間に連結されている。複数の基準セ
ルのうちアクティブされる基準セルは、カラム選択信号
と基準ワードラインとによって決定される。
【0132】基準セルデータ書込制御部552BLは、NAND
ゲート555BL、インバータ556BL、伝送ゲート553BL、554
BLを含んで構成されている。NANDゲート555BLは、カラ
ム選択信号Y0が“ハイ”レベルにアクティブされ、基準
セルデータゲート信号RFPRSBが“ハイ”レベルにアクテ
ィブされる場合に、“ハイ”レベルの信号を出力する。
インバータ556BLはNANDゲート555BLの出力を反転する。
伝送ゲート553BLは、NANDゲート555BLの出力が“ハイ”
レベルの場合にターンオンされて、反転基準セルデータ
ラインRFDINBを強誘電体キャパシタ558BLに電気的に結
合させ、伝送ゲート554BLは、NANDゲート555BLの出力が
“ハイ”レベルの場合にターンオンされて、基準セルデ
ータラインRFDINを強誘電体キャパシタ557BLに電気的に
結合させる。
【0133】図21において、隔離スイッチ570T、570B
は各々動作メモリセルアレーと基準セルアレーとの間に
位置することになる。図26は、隔離スイッチ570Tの具
体的な回路を示したものであって、図27は、隔離スイ
ッチ570Bの具体的な回路を示したものである。図26に
おいて、隔離スイッチ570Tは、複数の伝送ゲート573T
0、573T1、573T2、573T3、...、573Tn-1、573Tn及びイ
ンバータ571T、572Tを含んで構成される。インバータ57
1T、572Tは各々隔離スイッチ制御信号ISTL、ISTRを反転
する。伝送ゲート573T0は、ビットラインBLT0上に位置
し、隔離スイッチ制御信号ISTLが“ハイ”レベルにアク
ティブされる場合にターンオンされる。伝送ゲート573T
1は、ビットラインBLT1上に位置し、隔離スイッチ制御
信号ISTRが“ハイ”レベルにアクティブされる場合にタ
ーンオンされる。簡単にいえば、伝送ゲート573T0、573
T2、...573Tn-1は、隔離スイッチ制御信号ISTLがアクテ
ィブされる場合にターンオンされ、伝送ゲート573T1、5
73T3、...、573Tnは、隔離スイッチ制御信号ISTRが“ハ
イ”レベルにアクティブされる場合にターンオンされ
る。即ち、隔離スイッチを構成する伝送ゲートは、図1
2で説明したように、基準セルに連結され、プレートラ
インとして指定されたビットラインを電気的に2分割す
る役割をする。
【0134】図27において、隔離スイッチ570Bは、イ
ンバータ571B、572B及び複数の伝送ゲート573B0、573B
1、573B2、573B3、...、573Bn-1、573Bnを含む。伝送ゲ
ート573B0、573B2、...573Bn-1は、隔離スイッチ制御信
号ISBLがアクティブされる場合にターンオンされ、伝送
ゲート573B1、573B3、...、573Bnは、隔離スイッチ制御
信号ISBRが“ハイ”レベルにアクティブされる場合にタ
ーンオンされる。
【0135】図28は、図21に示されているビットラ
イン等化器560Tの具体的な回路図であり、図29は、図
21に示されているビットライン等化器560Bの具体的な
回路図である。図28において、ビットライン等化器56
0Tは、複数のNMOSトランジスタで構成されている。各NM
OSトランジスタ560T0、560T1、...、560Tmは、ビットラ
イン等化器イネーブル信号REQTが“ハイ”レベルにアク
ティブされる場合にターンオンされ、対応されるビット
ラインを電気的に結合させる。即ち、ビットライン等化
器イネーブル信号REQTが“ハイ”レベルにアクティブさ
れると、ビットラインBLT0とビットラインBLT1とが電気
的に結合され、ビットラインBLT2とビットラインBLT3と
が電気的に結合され、残りもこれと同様な方式で結合さ
れる。
【0136】図29において、ビットライン等化器560B
は、複数のNMOSトランジスタ560B0、560B1、...、560Bm
で構成される。各NMOSトランジスタ560B0、560B
1、...、560Bmは、ビットライン等化器イネーブル信号R
EQBが“ハイ”レベルにアクティブされる場合にターン
オンされて、対応するビットラインを電気的に結合させ
る。図28及び図29において、ビットライン等化器イ
ネーブル信号REQT、REQBは、データ読出動作で“ハイ”
レベルにアクティブされる。図21において動作メモリ
セルアレー510Bに属する動作メモリセルに対する読出動
作では、ビットライン等化器イネーブル信号REQTが“ハ
イ”レベルにアクティブされ、ビットライン等化器イネ
ーブル信号REQBは“ロー”レベルに非活性状態を保つ。
一方、図21の動作メモリセルアレー510Tに含まれる動
作メモリセルに対した読出動作では、ビットライン等化
器イネーブル信号REQTは非活性状態を保ち、ビットライ
ン等化器イネーブル信号REQBは“ハイ”レベルにアクテ
ィブされる。さらに具体的な内容は読出動作に対した説
明に開示されている。
【0137】図30は、図21における動作メモリセル
アレー510Tの一実施の形態を示したものである。図30
において、動作メモリセルは、各々1つのアクセストラ
ンジスタ及び1つの強誘電体キャパシタで構成されてお
り、隣接したビットラインの間に連結されている。ま
た、アクセストランジスタのゲートは対応するワードラ
インに連結されている。図30において、アクセストラ
ンジスタはNMOSトランジスタで構成されている。
【0138】動作メモリセル511Tをアクセスしようとす
る場合には、ワードラインWLT0が“ハイ”レベルにアク
ティブされてビットラインBLT0がデータラインとして指
定され、ビットラインBLT1がプレートラインとして指定
される。一方、動作メモリセル512Tをアクセスしようと
する場合には、ワードラインWLT1が“ハイ”レベルにア
クティブされ、ビットラインBLT1がデータラインとして
指定され、ビットラインBLT0がプレートラインとして指
定される。動作メモリセル513Tをアクセスしようとする
場合には、ワードラインWLTm-1が“ハイ”レベルにアク
ティブされ、ビットラインBLT2がデータラインとして指
定され、ビットラインBLT3がプレートラインとして指定
される。残りの動作メモリセルもこのような方式でアク
セスされる。要約すれば、隣接したビットラインは、そ
の間に連結されている動作メモリセルに対してアクセス
される場合に、一本はデータラインとして作用し、残り
一本はプレートラインとして作用することになる。
【0139】図31は、図21に示された動作メモリセ
ルアレー510Bの一実施の形態を具体的に示した回路図で
ある。これを参照すれば、動作メモリセルは1つのアク
セストランジスタ及び1つの強誘電体キャパシタで構成
されている。また、アクセストランジスタはNMOSトラン
ジスタよりなる。BLB0、BLB1、BLB2、BLB3、...、BLBn-
1、BLBnはビットラインを示し、WLB0、WLB1、WLB2、WLB
3、...、WLBm-1、WLBmはワードラインを示す。動作メモ
リセル511Bは、ビットラインBLB0とビットラインBLB1と
の間に連結されており、アクセストランジスタのゲート
はワードラインWLB0に連結されている。動作メモリセル
512Bは、ビットラインBLB2とビットラインBLB3との間に
連結されており、アクセストランジスタのゲートはワー
ドラインWLB0に連結されており、動作メモリセル513B
は、ビットラインBLB2とビットラインBLB3との間に連結
されており、それに含まれるアクセストランジスタのゲ
ートはワードラインWLB1に連結されている。
【0140】図31において、動作メモリセル511Bに対
してアクセスする場合には、ビットラインBLB1がデータ
ラインとして指定され、ビットラインBLB0がプレートラ
インとして指定される。また、動作メモリセル512Bに対
してアクセスする場合には、ビットラインBLB3がデータ
ラインとして指定され、ビットラインBLB2がプレートラ
インとして指定される。一方、動作メモリセル513Bに対
してアクセスする場合には、ビットラインBLB2がデータ
ラインとして指定され、ビットラインBLB3がプレートラ
インとして指定される。残りもこのような方式で指定さ
れる。
【0141】図30及び図31において、複数のワード
ラインWLT0、WLT1、WLT2、WLT3、...WLTm-1、WLTm、WLB
0、WLB1、WLB2、WLB3、...WLBm-1、WLBmのうち何れか1
つが選択的にアクティブされる。ワードラインに対した
選択は外部から印加されるローアドレスに基づき行え
る。図21において、ビットラインプリチャージ器520T
の具体的な回路は図32に示されており、ビットライン
プリチャージ器520Bの具体的な回路は図33に示されて
いる。図32において、ビットラインプリチャージ器52
0Tは複数のNMOSトランジスタで構成されている。NMOSト
ランジスタは、各々そのゲートにビットラインプリチャ
ージイネーブル信号BLNが印加され、そのドレインが対
応されるビットラインに連結されており、そのソースが
接地されている。そこで、ビットラインBLT0、BLT1、BL
T2、BLT3、...、BLTn-1、BLTnは、ビットラインプリチ
ャージイネーブル信号BLNが“ハイ”レベルにアクティ
ブされる場合に、接地レベルにプリチャージされる。
【0142】図33において、ビットラインプリチャー
ジ器520Bは複数のNMOSトランジスタで構成されている。
NMOSトランジスタは、各々そのゲートにビットラインプ
リチャージイネーブル信号BLNが印加され、そのドレイ
ンが対応されるビットラインに連結されており、そのソ
ースが接地されている。そこで、ビットラインBLB0、BL
B1、BLB2、BLB3、...、BLBn-1、BLBnは、ビットライン
プリチャージイネーブル信号BLNが“ハイ”レベルにア
クティブされる場合に接地レベルにプリチャージされ
る。
【0143】ここで、ビットラインプリチャージイネー
ブル信号BLNは、データ読出/書込動作が行われる前に
“ハイ”レベルにアクティブされて、データライン、反
転データライン及びプレートラインを接地レベルにプリ
チャージさせることにより、誤動作を防止する。図21
において、データ入出力スイッチ530Tの具体的な回路の
一実施の形態は図34に示されており、データ入出力ス
イッチ530Bの具体的な回路の一実施の形態は図35に示
されている。
【0144】図34を参照すれば、データ入出力スイッ
チ530Tは複数のNMOSトランジスタで構成されている。各
NMOSトランジスタは、対応される入/出力スイッチ信号
をそのゲートに入力し、それ自体の第1ドレイン/ソー
スがデータ入/出力ラインDLに連結されており、それ自
体の第2ドレイン/ソースが対応されるビットラインに
連結されている。さらに具体的には、NMOSトランジスタ
531Tはそのドレイン及びソースが、各々データ入/出力
ラインDL及びビットラインBLT0に各々連結されており、
そのゲートにデータ入/出力スイッチ信号YSW0が印加さ
れ、NMOSトランジスタ532Tは、そのドレイン及びソース
が各々データ入/出力ラインDL及びビットラインBLT1に
各々連結されており、そのゲートにデータ入/出力スイ
ッチ信号YSW1が印加される。
【0145】ここで、複数のデータ入/出力スイッチ信
号YSW0、YSW1、YSW2、YSW3、...、YSWn-1、YSWnは、選
択的に何れか1つのみ“ハイ”レベルにアクティブされ
る。データ入/出力スイッチ信号は外部から印加される
カラムアドレスに基づき選択的にアクティブされるもの
であって、カラム選択信号Y0、Y1、Y2、Y3、...、Yn-
1、Ynを遅延させて使用しうる。即ち、図21において
カラムデコーダ540は、カラム選択信号及びデータ入出
力スイッチ信号を発生するように構成しうる。
【0146】図35を参照すれば、データ入出力スイッ
チ530Bは複数のNMOSトランジスタで構成されている。各
NMOSトランジスタは、対応するデータ入/出力スイッチ
信号をそのゲートに入力し、それ自体の第1ドレイン/
ソースがデータ入/出力ラインCDLに連結されており、そ
れ自体の第2ドレイン/ソースが対応されるビットライ
ンに連結されている。さらに具体的には、NMOSトランジ
スタ531Bは、そのドレイン及びソースが各々データ入/
出力ラインCDL及びビットラインBLB0に各々連結されて
おり、そのゲートにデータ入/出力スイッチ信号YSW0が
印加され、NMOSトランジスタ532Bは、そのドレイン及び
ソースが各々データ入/出力ラインCDL及びビットライン
BLTnに各々連結されており、そのゲートにデータ入/出
力スイッチ信号YSWnが印加される。ここで、複数のデー
タ入/出力スイッチ信号YSW0、YSW1、YSW2、YSW3、...、
YSWn-1、YSWnは選択的に何れか1つのみが“ハイ”レベ
ルにアクティブされるものであって、図34と同様であ
る。
【0147】図34及び図35において、データ入/出
力ラインDLにデータ信号が入/出力される場合には、デ
ータ入/出力ラインCDLを通して反転データ信号が入/出
力され、データ入/出力ラインDLに反転データ信号が入/
出力される場合には、データ入/出力ラインCDLにデータ
信号が入/出力される。即ち、データ入/出力ラインDL、
CDLは相補的に動作する。
【0148】図36は、図21乃至図35に示されてい
る不揮発性強誘電体メモリ装置の読出動作を示す波形図
である。これを参照して読出動作を説明する。まず、カ
ラムデコーダから出力されるカラム選択信号Y0、Y1、Y
2、Y3、...、Yn-1、Ynに応じて、データライン/反転デ
ータラインとプレートラインを指定することになる。ま
た、外部から印加されるローアドレス及びカラムアドレ
スに応じて、隔離スイッチ制御信号ISTL、ISTR、ISBL、
ISBRのレベルが変わる。
【0149】例えば、図30の動作メモリセル511Tをア
クセスする場合には、カラム選択信号Y0が“ハイ”レベ
ルにアクティブされる。そこで、図22で伝送ゲート58
1T0、582T0がターンオンされ、図23で伝送ゲート581B
0、582B0がターンオンされ、ビットラインBLT0及びビッ
トラインBLB0がデータライン及び反転データラインとし
て指定され、ビットラインBLT1及びビットラインBLB1が
プレートラインとして指定される。そして、隔離スイッ
チ制御信号ISTL、ISTR、ISBLは全て“ハイ”レベルにア
クティブされて、隔離スイッチ制御信号ISBRは“ロー”
レベルに非活性される。そこで、図26で伝送ゲート57
3T0、573T1はターンオンされ、図27で伝送ゲート573B
0はターンオンされ、伝送ゲート573B1はターンオフさ
れ、ビットラインBLB1は2つの部分BLB1'、BLB1''に電
気的に分けられる。
【0150】即ち、プレートラインのうち、アクセスさ
れる動作メモリセルに連結されるプレートライン上に位
置する隔離スイッチはターンオンされ、基準セルに連結
されているプレートライン上に位置する隔離スイッチは
ターンオフされる。ここで、隔離スイッチ制御信号は、
前述したように外部から印加されるローアドレス及びカ
ラムアドレスにより発生させうる。例えば、図21にお
いて、ローアドレスの最上位ビットが“0”の動作メモ
リセルはセンス増幅器の上部に配置され、ローアドレス
の最上位ビットが“1”の動作メモリセルはセンス増幅
器の下部に配置されていると仮定しよう。また、カラム
アドレスの最下位ビットが“0”の場合には、1対のビ
ットラインのうち左側に位置したビットラインがデータ
ラインとして指定され、右側に位置したビットラインが
プレートラインとして指定されると仮定しよう。このよ
うな場合に、隔離スイッチ制御信号ISTL、ISTR、ISBL、
ISBRは読出動作で次の表1のようなレベルを有すること
になる。
【0151】
【表1】 表1において、“L”は“ロー”レベルを示し、“H”
は“ハイ”レベルを示す。ビットラインプリチャージイ
ネーブル信号BLNが“ハイ”レベルから “ロー”レベル
に変化し、接地されていたビットラインはフローティン
グ状態となる。次いで、外部から印加されるローアドレ
スに基づき複数のワードラインのうち何れか1つが選択
的に“ハイ”レベルにアクティブされる。また、それに
対応する基準ワードラインが“ハイ”レベルにアクティ
ブされる。図30の動作メモリセル511Tをアクセスする
場合には、基準ワードラインRWLBLが“ハイ”レベルに
アクティブされ、残りの基準ワードラインRWLTL、RWLT
R、RWLBRは全て“ロー”レベルに非活性状態を保つ。
【0152】前述したような構造を有する場合に、基準
ワードラインの選択は、外部から印加されるローアドレ
スの最上位ビット及びカラムアドレスの最下位ビットに
応じて行われ、これを次の表2に要約した。
【0153】
【表2】 表2において、“L”は“ロー”を示し、“H”は“ハ
イ”レベルを示す。次いで、ビットライン等化器イネー
ブル信号REQT、REQBのうち何れか1つが選択的に"ハイ"
レベルにアクティブされる。図30の動作メモリセル51
1Tをアクセスする場合には、ビットライン等化器イネー
ブル信号REQBが"ハイ"レベルにアクティブされ、ビット
ライン等化器イネーブル信号REQTは"ロー"レベルに非活
性状態を保つことになる。そこで、図28でNMOSトラン
ジスタ560T0、560T1、...560Tmはターンオフされ、図2
9でNMOSトランジスタ560B0、560B1、...560Bmはターン
オンされる。
【0154】ビットライン等化器イネーブル信号REQT、
REQBは読出動作で次の表3のように制御されうる。
【0155】
【表3】 ビットライン等化器イネーブル信号REQBが“ハイ”レベ
ルにアクティブされた状態で、プレート電圧ラインSPL
を通してプレート電圧(例えば、5[volt])を印加する。
プレート電圧パルスによりデータラインとして指定され
たビットラインには、動作メモリセルの強誘電体キャパ
シタの分極状態に応じる電圧が示され、反転データライ
ンとして指定されたビットラインには、次の数式5のよ
うな電圧が示される。
【0156】
【数5】 数式5において、CBLはビットラインのキャパシタンス
示す。例えば、図30の動作メモリセル511Tをアクセス
する場合に、ビットラインBLT0には、動作メモリセルの
強誘電体キャパシタの分極状態による電圧が示される。
具体的に、データ“1”が動作メモリセル511Tに貯蔵さ
れている場合には、プレート電圧パルスにより強誘電体
キャパシタが図1のS4状態からS6状態を経てS1状
態に遷移されながら、2QRに該当される電荷量がビット
ラインBLT0にチャージシェアリング(charge sharing)さ
れる。そこで、次の数式6のような電圧が示される。
【0157】
【数6】 数式6において、CBLT0はビットラインBLT0のキャパシ
タンスを示す。一方、図30の動作メモリセル511Tにデ
ータ“0”が貯蔵されている場合には、強誘電体キャパ
シタは図1のS1状態からS6状態を経て再びS1状態
となる。そこで、データラインとして指定されたビット
ラインBLT0に電荷量の変化がないので、ビットラインBL
T0は接地レベルを保つことになる。
【0158】このようにデータライン及び反転データラ
インに示される電圧差は、センス増幅器により増幅され
る。センス増幅器を活性化させるため、センス増幅器イ
ネーブル信号LSAENが“ハイ”レベルにアクティブされ
る。増幅された信号を出力するため、複数のデータ入/
出力スイッチ信号YSW0、YSW1、YSW2、YSW3、...、YSWn-
1、YSWnのうち何れか1つが選択的に“ハイ”レベルに
アクティブされる。図30の動作メモリセル511Tをアク
セスする場合には、データ入/出力スイッチ信号YSW0が
“ハイ”レベルにアクティブされ、残りデータ入/出力
スイッチ信号は“ロー”レベルに非活性状態を保つ。そ
こで、図34及び図35においてNMOSトランジスタ531
T、531Bがターンオンされ、それによりビットラインBLT
0がデータ入/出力ラインDLに連結され、ビットラインBL
B0がデータ入/出力ラインCDLに連結される。
【0159】図37は、前述したような図30の動作メ
モリセル511Tに対した読出動作に対した理解のための等
価回路図である。一方、基準セル強誘電体キャパシタに
対するデータの復旧のため、基準セルデータラインRFDI
N及び反転基準セルデータラインRFDINBに“ハイ”レベ
ルの基準セルデータ信号及び“ロー”レベルの反転基準
セルデータ信号を印加する。また、選択された基準ワー
ドラインRWLBLを“ロー”レベルに非活性化させる。次
いで、基準セルデータゲート信号RFPRST、RFPRSBのうち
何れか1つを選択的に“ハイ”レベルにアクティブさせ
る。読出動作において基準セルデータゲート信号に対し
た制御は次の表4のように要約しうる。
【0160】
【表4】 即ち、図30の動作メモリセル511Tをアクセスする場合
には、基準セルデータゲート信号RFPRSBが“ハイ”レベ
ルにアクティブされて、図25で伝送ゲート554BL、553
BLがターンオンされる。そこで、図25の基準セル551B
Lに基準セルデータ書込が行われる。
【0161】図36において、基準セルデータ信号及び
基準セル反転データ信号の下降エッジが、基準セルデー
タゲート信号RFPRSBの下降エッジより先に発生すること
になる。そこで、基準セル強誘電体キャパシタの両端間
の電圧差は、0[volt]でプリチャージされる。図38
は、図30の動作メモリセル511Tを読出するための動作
で、基準セルデータ書込動作を説明するための等価回路
図である。
【0162】図38において、基準セル強誘電体キャパ
シタ557BLの一方は基準セルデータ信号が印加され、他
方にはプレート電圧パルスが印加される。基準セル強誘
電体キャパシタ558BLの一方は反転基準セルデータ信号
が印加され、他方にはプレート電圧パルスが印加され
る。図39は、図21乃至図35に示されている不揮発
性強誘電体メモリ装置の書込動作を示す波形図である。
これに基づき書込動作を説明する。
【0163】まず、カラムデコーダから出力されるカラ
ム選択信号Y0、Y1、Y2、Y3、...、Yn-1、Ynにより、デ
ータライン/反転データラインとプレートラインを指定
することになる。また、外部から印加されるローアドレ
ス及びカラムアドレスにより、隔離スイッチ制御信号IS
TL、ISTR、ISBL、ISBRのレベルが変わる。これらの制御
方式は読出動作と同一である(前出の表1参照)。
【0164】次いで、“ハイ”レベルにプリチャージさ
れていたビットラインをフローティングさせるため、ビ
ットラインプリチャージイネーブル信号BLNが“ロー”
レベルに非活性化される。そして、複数のデータ入/出
力スイッチ信号のうち何れか1つが選択的にアクティブ
される。図30の動作メモリセル511Tに書込動作を行う
場合には、データ入/出力スイッチ信号YSW0は“ハイ”
レベルにアクティブされ、残りデータ入/出力スイッチ
信号は“ロー”レベルに非活性状態を保つ。そこで、デ
ータ入/出力ラインDL、CDLを通して印加されるデータ信
号及び反転データ信号が、ビットラインBLT0及びビット
ラインBLB0に各々伝達される。次いで、センス増幅器を
イネーブルさせるために、センス増幅器イネーブル信号
LSAENが“ハイ”レベルにアクティブされる。次いで、
選択されたワードラインが“ハイ”レベルにアクティブ
される。即ち、図30の動作メモリセル511Tに対した書
込動作においては、ワードラインWLT0が“ハイ”レベル
にアクティブされ、残りワードラインは非活性状態を保
つことになる。
【0165】このような状態で、プレートラインとして
指定されたビットラインにプレート電圧パルスが印加さ
れる。即ち、ビットラインBLT1及びビットラインBLB1'
に約5[volt]のパルスが印加される。そこで、動作メモ
リセル511Tに含まれる強誘電体キャパシタがデータ信号
により分極状態にプログラムされる。次いで、データ入
/出力スイッチ信号YSW0が“ロー”レベルに遷移され、
ビットラインプリチャージイネーブル信号BLNが“ハ
イ”レベルに遷移される。そこで、ビットラインBLT0及
びビットラインBLB0が接地される。また、選択されたワ
ードラインWLT0が再び“ロー”レベルとなる。
【0166】図39から分かるように、書込動作では基
準ワードラインRWLBL、ビットライン等化器イネーブル
信号REQB、基準セルデータライン及び反転基準セルデー
タラインRFDIN/RFDINBは、全て“ロー”レベルに非活性
状態を保つことになる。また、読出動作で非活性状態を
保ち、基準ワードラインRWLTL、RWLTR、RWLBR、ビット
ライン等化器イネーブル信号REQTも、持続的に非活性状
態を保つ。即ち、全ての基準セルアクセストランジスタ
がターンオフ状態を保つ。そこで、不要に基準セルが動
作サイクルに晒されない。
【0167】図40は、図39で説明された書込動作の
理解のための等価回路図である。図40から分かるよう
に、隔離スイッチ制御信号ISBRが“ロー”レベルになっ
てビットラインBLB1が2部分BLB1'、BLB1''に分離され
る。そこで、ビットラインBLB1''に連結される動作メモ
リセルにはプレート電圧パルスが印加されないため、動
作メモリセルが不要に動作サイクルに晒されない。
【0168】本発明は前記実施の形態に限定されること
なく、多くの変形が本発明の思想内で当分野で通常の知
識を有する者により可能なのは勿論である。
【0169】
【発明の効果】前述したように、本発明による不揮発性
強誘電体メモリ装置は、別にプレートラインが形成され
る必要がなく、ビットラインが必要に応じてデータライ
ン、反転データライン、プレートラインとして動作す
る。従って、要求されるレイアウト面積が減少される利
点がある。
【0170】また、動作メモリセル及び基準セルが不要
な動作サイクルに晒されないし、書込動作が早く行われ
る利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】強誘電体キャパシタのヒステリシス特性を示す
図である。
【図2】従来の技術による不揮発性強誘電体メモリ装置
のセルアレーを示す図である。
【図3】従来の技術による不揮発性強誘電体メモリ装置
のセルアレーを示す図である。
【図4】従来の技術による不揮発性強誘電体メモリ装置
のセルアレーを示す図である。
【図5】本実施の形態による不揮発性強誘電体メモリ装
置の単位メモリセルの構造を示した図である。
【図6】本実施の形態による不揮発性強誘電体メモリ装
置を示した回路図である。
【図7】単位メモリセルの他の構成を示した図である。
【図8】他の実施の形態による不揮発性強誘電体メモリ
装置を示した回路図である。
【図9】図8に示されている不揮発性強誘電体メモリ装
置における読出動作を示すタイミング図である。
【図10】図8に示されている不揮発性強誘電体メモリ
装置における書込動作を示すタイミング図である。
【図11】さらに他の実施の形態による不揮発性強誘電
体メモリ装置を示した図である。
【図12】さらに他の実施の形態による不揮発性強誘電
体メモリ装置を示した図である。
【図13】図12に示された動作メモリセルの他の構成
を示した図である。
【図14】図12に示された動作メモリセルの他の構成
を示した図である。
【図15】図12に示された動作メモリセルの他の構成
を示した図である。
【図16】さらに他の実施の形態による不揮発性強誘電
体メモリ装置を示した図である。
【図17】図16に示された動作メモリセルの他の構成
を示した図面である。
【図18】図16に示された動作メモリセルの他の構成
を示した図面である。
【図19】図16に示された動作メモリセルの他の構成
を示した図面である。
【図20】さらに他の実施の形態による不揮発性強誘電
体メモリ装置を示した図である。
【図21】さらに他の実施の形態による不揮発性強誘電
体メモリ装置を示した図である。
【図22】図21のプレートライン選択スイッチ/ビッ
トライン選択スイッチ580Tの具体的な回路を示した
図である。
【図23】図21のプレートライン選択スイッチ/ビッ
トライン選択スイッチ580Bの具体的な回路を示した
図である。
【図24】図21の基準セルアレー550Tの具体的な
回路を示した図である。
【図25】図21の基準セルアレー550Bの具体的な
回路を示した図である。
【図26】図21の隔離スイッチ570Tの具体的な回
路を示した図である。
【図27】図21の隔離スイッチ570Bの具体的な回
路を示した図である。
【図28】図21のビットライン等化器560Tの具体
的な回路を示した図である。
【図29】図21のビットライン等化器560Bの具体
的な回路を示した図である。
【図30】図21の動作メモリセルアレー510Tの一
実施の形態を示した図である。
【図31】図21の動作メモリセルアレー510Bの一
実施の形態を示した図である。
【図32】図21のビットラインプリチャージャ520
Tの具体的な回路を示した図である。
【図33】図21のビットラインプリチャージャ520
Bの具体的な回路を示した図である。
【図34】図21のデータ入出力スイッチ530Tの具
体的な回路の一実施の形態を示した図である。
【図35】図21のデータ入出力スイッチ530Bの具
体的な回路の一実施の形態を示した図である。
【図36】図21乃至図35に示されている不揮発性強
誘電体メモリ装置の読出動作を示す波形図である。
【図37】図30の動作メモリセル510Tに対した読
出動作の理解のための等価回路図である。
【図38】図30の動作メモリセル510Tに対した読
出動作の理解のための等価回路図である。
【図39】図21乃至図35に示されている不揮発性強
誘電体メモリ装置の書込動作を示す波形図である。
【図40】図39で説明された書込動作の理解のための
等価回路図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/8247 29/788 29/792

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2ビットラインと、 ワードラインと、 第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前記第
    1ビットラインに連結されており、ゲートが前記ワード
    ラインに連結されているアクセストランジスタと、 その一端が前記アクセストランジスタの第2電極に連結
    されており、他端が前記第2ビットラインに連結されて
    いる強誘電体キャパシタとを具備し、 読出/書込動作時には、前記ワードラインがアクティブ
    され、前記第1及び第2ビットラインのうち予め決めら
    れた何れか1つにデータ信号が入出力され、残りのビッ
    トラインにプレート電圧が印加されることを特徴とする
    不揮発性強誘電体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセストランジスタはNMOSトラン
    ジスタで構成されることを特徴とする請求項1に記載の
    不揮発性強誘電体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2ビットラインと、 基準ワードラインと、 第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前記第
    1ビットラインに連結されており、ゲートが前記基準ワ
    ードラインに連結されている第1基準セルトランジスタ
    と、 第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前記第
    1ビットラインに連結されており、ゲートが前記基準ワ
    ードラインに連結されている第2基準セルトランジスタ
    と、 一端が前記第1基準セルトランジスタの第2電極に連結
    されており、他端が前記第2ビットラインに連結されて
    いる第1基準セル強誘電体キャパシタと、 一端が前記第2基準セルトランジスタの第2電極に連結
    されており、他端が前記第2ビットラインに連結されて
    いる第2基準セル強誘電体キャパシタとを具備すること
    を特徴とする不揮発性強誘電体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2基準セルトランジスタ
    はNMOSトランジスタで構成されていることを特徴とする
    請求項3に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1基準セル強誘電体キャパシタ及
    び前記第2基準セル強誘電体キャパシタは相補的なデー
    タを貯蔵していることを特徴とする請求項3に記載の不
    揮発性強誘電体メモリ装置。
  6. 【請求項6】 第1、第2、第3及び第4ビットライン
    と、 ワードラインと基準ワードラインと、 直列に連結されているアクセストランジスタ及び強誘電
    体キャパシタで構成され、前記第1及び第2ビットライ
    ンの間に直列に連結されており、その内に含まれるアク
    セストランジスタのゲートが前記ワードラインに連結さ
    れる動作メモリセルと、 第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前記第
    3ビットラインに連結されており、ゲートが前記基準ワ
    ードラインに連結されている第1基準セルトランジスタ
    と、 第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前記第
    3ビットラインに連結されており、ゲートが前記基準ワ
    ードラインに連結されている第2基準セルトランジスタ
    と、 一端が前記第1基準セルトランジスタの第2電極に連結
    されており、他端が前記第4ビットラインに連結されて
    いる第1基準セル強誘電体キャパシタと、 一端が前記第2基準セルトランジスタの第2電極に連結
    されており、他端が前記第4ビットラインに連結されて
    いる第2基準セル強誘電体キャパシタとを具備し、 データの読出/書込動作時には、前記ワードラインがア
    クティブされ、前記第1ビットラインにデータ信号が入
    出力され、前記第3ビットラインに反転データ信号が入
    出力され、前記第2及び第4ビットラインにプレート電
    圧が印加されることを特徴とする不揮発性強誘電体メモ
    リ装置。
  7. 【請求項7】 前記動作メモリセルのアクセストランジ
    スタは、第1電極が前記第1ビットラインに連結され、
    第2電極が前記強誘電体キャパシタの一端に連結され、
    ゲートがワードラインに連結されるNMOSトランジスタで
    構成され、 前記動作メモリセルの強誘電体キャパシタは、他端が前
    記第2ビットラインに連結されていることを特徴とする
    請求項6に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  8. 【請求項8】 前記動作メモリセルのアクセストランジ
    スタは、それ自体の一端が前記第2ビットラインに連結
    され、それ自体の第2電極が前記強誘電体キャパシタの
    一端に連結され、それ自体のゲートが前記ワードライン
    に連結されているNMOSトランジスタで構成され、 前記動作メモリセルの強誘電体キャパシタは、他端が前
    記第1ビットラインに連結されていることを特徴とする
    請求項6に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2基準セルトランジスタ
    はNMOSトランジスタで構成されることを特徴とする請求
    項6に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  10. 【請求項10】 前記第3ビットラインと前記第4ビッ
    トラインの間に連結されており、前記動作メモリセルの
    読出動作時にターンオンされるビットライン等化器をさ
    らに具備することを特徴とする請求項6に記載の不揮発
    性強誘電体メモリ装置。
  11. 【請求項11】 第1及び第2ビットラインと、 第1及び第2ワードラインと、 第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前記第
    1ビットラインに連結されており、ゲートが前記第1ワ
    ードラインに連結されている第1アクセストランジスタ
    と、 その一端が前記第1アクセストランジスタの第2電極に
    連結されており、他端が前記第2ビットラインに連結さ
    れている第1強誘電体キャパシタと、 第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前記第
    2ビットラインに連結されており、ゲートが前記第2ワ
    ードラインに連結されている第2アクセストランジスタ
    と、 その一端が前記第2アクセストランジスタの第2電極に
    連結されており、他端が前記第1ビットラインに連結さ
    れている第2強誘電体キャパシタとを具備し、 前記第1アクセストランジスタ及び前記第1強誘電体キ
    ャパシタが第1メモリセルを構成し、前記第2アクセス
    トランジスタ及び前記第2強誘電体キャパシタが第2メ
    モリセルを構成し、 第1メモリセルに対する読出/書込動作時には、前記第
    1ワードラインがアクティブされ、前記第1及び第2ビ
    ットラインのうち予め決められた何れか1本のビットラ
    インにデータ信号が入出力され、残りのビットラインに
    プレート電圧が印加され、 第2メモリセルに対した読出/書込動作時には、前記第
    2ワードラインがアクティブされ、前記第1及び第2ビ
    ットラインのうち予め決められた何れか1本のビットラ
    インにプレート電圧が印加され、残りのビットラインに
    データ信号が入出力されることを特徴とする不揮発性強
    誘電体メモリ装置。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2アクセストランジス
    タは各々NMOSトランジスタで構成されることを特徴とす
    る請求項11に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  13. 【請求項13】 第1、第2、第3及び第4ビットライ
    ンと、 第1及び第2ワードラインと、 第1及び第2基準ワードラインと、 1つのアクセストランジスタ及び1つの強誘電体キャパ
    シタで構成され、前記第1及び第2ビットラインの間に
    連結されており、前記第1ワードラインでアクセスしう
    る第1動作メモリセルと、 1つのアクセストランジスタ及び1つの強誘電体キャパ
    シタで構成され、前記第1及び第2ビットラインの間に
    連結されており、前記第2ワードラインでアクセスしう
    る第2動作メモリセルと、 前記第3及び第4ビットラインの間に連結されており、
    前記第1基準ワードラインでアクセスしうる第1基準セ
    ルと、 前記第3及び第4ビットラインの間に連結されており、
    前記第2基準ワードラインでアクセスしうる第2基準セ
    ルとを具備し、 前記第1動作メモリセルに対した読出/書込動作時にお
    いては、前記第1ビットラインがデータラインとして指
    定され、前記第3ビットラインが反転データラインとし
    て指定され、前記第2及び第4ビットラインがプレート
    ラインとして指定され、 前記第2動作メモリセルに対した読出/書込動作時にお
    いては、前記第2ビットラインがデータラインとして指
    定され、前記第4ビットラインが反転データラインとし
    て指定され、前記第1及び第3ビットラインがプレート
    ラインとして指定され、 前記第1動作メモリセルに対した読出動作時において
    は、前記第1基準セルがアクティブされ、 前記第2動作メモリセルに対した読出動作時において
    は、前記第2基準セルがアクティブされることを特徴と
    する不揮発性強誘電体メモリ装置。
  14. 【請求項14】 前記第3ビットラインと前記第4ビッ
    トラインの間に連結されており、前記第1及び第2動作
    メモリセルに対した読出動作時ターンオンされるビット
    ライン等化器をさらに具備することを特徴とする請求項
    13に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  15. 【請求項15】 前記第1動作メモリセルは、 第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前記第
    1ビットラインに連結され、ゲートが前記第1ワードラ
    インに連結されているNMOSトランジスタと、 前記NMOSトランジスタの第2電極と前記第2ビットライ
    ンとの間に連結されている強誘電体キャパシタとを具備
    することを特徴とする請求項13に記載の不揮発性強誘
    電体メモリ装置。
  16. 【請求項16】 前記第2動作メモリセルは、 第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前記第
    2ビットラインに連結され、ゲートが前記第2ワードラ
    インに連結されているNMOSトランジスタと、 前記NMOSトランジスタの第2電極と前記第1ビットライ
    ンとの間に連結されている強誘電体キャパシタとを具備
    することを特徴とする請求項13に記載の不揮発性強誘
    電体メモリ装置。
  17. 【請求項17】 前記第1基準セルは、 第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前記第
    3ビットラインに連結されており、ゲートが前記第1基
    準ワードラインに連結されている第1基準セルトランジ
    スタと、 第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前記第
    3ビットラインに連結されており、ゲートが前記第1基
    準ワードラインに連結されている第2基準セルトランジ
    スタと、 一端が前記第1基準セルトランジスタの第2電極に連結
    されており、他端が前記第4ビットラインに連結されて
    いる第1基準セル強誘電体キャパシタと、 一端が前記第2基準セルトランジスタの第2電極に連結
    されており、他端が前記第4ビットラインに連結されて
    いる第2基準セル強誘電体キャパシタとを具備すること
    を特徴とする請求項13に記載の不揮発性強誘電体メモ
    リ装置。
  18. 【請求項18】 前記第1基準セル強誘電体キャパシタ
    及び前記第2基準セル強誘電体キャパシタには相補的な
    データが貯蔵されていることを特徴とする請求項17に
    記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  19. 【請求項19】 前記第1及び第2基準セルトランジス
    タは各々NMOSトランジスタで構成されることを特徴とす
    る請求項17に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  20. 【請求項20】 前記第2基準セルは、 第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前記第
    4ビットラインに連結されており、ゲートが前記第2基
    準ワードラインに連結されている第1基準セルトランジ
    スタと、 第1及び第2電極とゲートとを有し、第1電極が前記第
    4ビットラインに連結されており、ゲートが前記第2基
    準ワードラインに連結されている第2基準セルトランジ
    スタと、 一端が前記第1基準セルトランジスタの第2電極に連結
    されており、他端が前記第3ビットラインに連結されて
    いる第1基準セル強誘電体キャパシタと、 一端が前記第2基準セルトランジスタの第2電極に連結
    されており、他端が前記第3ビットラインに連結されて
    いる第2基準セル強誘電体キャパシタとを具備すること
    を特徴とする請求項13に記載の不揮発性強誘電体メモ
    リ装置。
  21. 【請求項21】 前記第1基準セル強誘電体キャパシタ
    及び前記第2基準セル強誘電体キャパシタには相補的な
    データが貯蔵されていることを特徴とする請求項20に
    記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  22. 【請求項22】 前記第1及び第2基準セルトランジス
    タは各々NMOSトランジスタで構成されることを特徴とす
    る請求項20に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  23. 【請求項23】 第1及び第2上部ビットラインと、 第1及び第2上部ワードラインと、 第1及び第2上部基準ワードラインと、 それぞれ直列に連結されている1つのアクセストランジ
    スタ及び強誘電体キャパシタよりなり、それに含まれる
    アクセストランジスタのゲートは対応される前記上部ワ
    ードラインに連結される第1及び第2上部動作メモリセ
    ルと、 各々2つの基準セルトランジスタ及び2つの基準セル強
    誘電体キャパシタよりなり、1つの基準セルトランジス
    タと1つの基準セル強誘電体キャパシタとが前記第1及
    び第2上部ビットラインの間に相互直列に連結され、各
    基準セルトランジスタのゲート等は対応される前記上部
    基準ワードラインに連結されており、相互対称的に前記
    第1及び第2上部ビットラインの間に連結される第1及
    び第2上部基準セルと、 第1及び第2下部ビットラインと、 第1及び第2下部ワードラインと、 第1及び第2下部基準ワードラインと、 それぞれ直列に連結されている1つのアクセストランジ
    スタ及び1つの強誘電体キャパシタよりなり、それに含
    まれるアクセストランジスタのゲートは対応される前記
    下部ワードラインに連結される第1及び第2下部動作メ
    モリセルと、 各々2つの基準セルトランジスタ及び2つの基準セル強
    誘電体キャパシタよりなり、1つの基準セルトランジス
    タと1つの基準セル強誘電体キャパシタとが前記第1及
    び第2下部ビットラインの間に相互直列に連結され、各
    基準セルトランジスタのゲート等は対応される前記下部
    基準ワードラインに連結されており、相互対称的に前記
    第1及び第2下部ビットラインの間に連結される第1及
    び第2下部基準セルとを具備し、 前記第1上部動作メモリセルに対した読出/書込動作時
    においては、前記第1上部ワードラインがアクティブさ
    れ、前記第1上部ビットラインにデータ信号が入出力さ
    れ、前記第1下部ビットラインに反転データ信号が入出
    力され、前記第2上部ビットラインにプレート電圧が印
    加され、前記第1下部基準セルが活性化され、 前記第2上部動作メモリセルに対した読出/書込動作時
    においては、前記第2上部ワードラインがアクティブさ
    れ、前記第2上部ビットラインにデータ信号が入出力さ
    れ、前記第2下部ビットラインに反転データ信号が入出
    力され、前記第1上部ビットラインにプレート電圧が印
    加され、前記第1下部基準セルが活性化され、 前記第1下部動作メモリセルに対した読出/書込動作時
    においては、前記第1下部ワードラインがアクティブさ
    れ、前記第1下部ビットラインにデータ信号が入出力さ
    れ、前記第1上部ビットラインに反転データ信号が入出
    力され、前記第2下部ビットラインにプレート電圧が印
    加され、前記第1上部基準セルが活性化され、 前記第2下部動作メモリセルに対した読出/書込動作時
    においては、前記第2下部ワードラインがアクティブさ
    れ、前記第2下部ビットラインにデータ信号が入出力さ
    れ、前記第2上部ビットラインに反転データ信号が入出
    力され、前記第1下部ビットラインにプレート電圧が印
    加され、前記第2上部基準セルがダミーセルとして作用
    することを特徴とする不揮発性強誘電体メモリ装置。
  24. 【請求項24】 前記第1及び第2上部ビットラインの
    間に連結されている上部ビットライン等化器と、 前記第1及び第2下部ビットラインの間に連結されてい
    る下部ビットライン等化器をさらに具備することを特徴
    とする請求項23に記載の不揮発性強誘電体メモリ装
    置。
  25. 【請求項25】 前記上部ビットライン等化器は前記第
    1上部ビットラインと第2上部ビットラインとの間に電
    極が連結されており、ゲートには上部ビットライン等化
    器イネーブル信号REQTが印加されるNMOSトランジスタよ
    りなることを特徴とする請求項23に記載の不揮発性強
    誘電体メモリ装置。
  26. 【請求項26】 前記下部ビットライン等化器は前記第
    1下部ビットラインと第2下部ビットラインとの間に電
    極が連結されており、ゲートには下部ビットライン等化
    器イネーブル信号REQBが印加されるNMOSトランジスタよ
    りなることを特徴とする請求項23に記載の不揮発性強
    誘電体メモリ装置。
  27. 【請求項27】 上部センスアンプライン及び下部セン
    スアンプラインと、 前記上部センスアンプラインと前記下部センスアンプラ
    インとに結合され、それに示される電圧差を増幅するセ
    ンス増幅器をさらに具備することを特徴とする請求項2
    3に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  28. 【請求項28】 第1及び第2カラム選択信号が各々前
    記第1及び第2上部動作メモリセルをアクセスするため
    のものである場合に、 前記第1上部ビットラインと前記上部センスアンプライ
    ンとの間に連結されており、第1カラム選択信号がアク
    ティブの場合にターンオンされる第1伝送ゲートと、前
    記第2上部ビットラインと前記上部センスアンプライン
    との間に連結されており、第2カラム選択信号がアクテ
    ィブの場合にターンオンされる第2伝送ゲートとよりな
    る上部ビットライン選択スイッチをさらに具備すること
    を特徴とする請求項27に記載の不揮発性強誘電体メモ
    リ装置。
  29. 【請求項29】 第1及び第2カラム選択信号が各々前
    記第1及び第2下部動作メモリセルをアクセスするため
    のものである場合に、 前記第1下部ビットラインと前記下部センスアンプライ
    ンとの間に連結されており、第1カラム選択信号がアク
    ティブの場合にターンオンされる第3伝送ゲートと、前
    記第2下部ビットラインと前記下部センスアンプライン
    との間に連結されており、第2カラム選択信号がアクテ
    ィブの場合にターンオンされる第4伝送ゲートとよりな
    る下部ビットライン選択スイッチをさらに具備すること
    を特徴とする請求項27に記載の不揮発性強誘電体メモ
    リ装置。
  30. 【請求項30】 第1及び第2カラム選択信号が各々前
    記第1及び第2上部動作メモリセルをアクセスするため
    のものである場合に、 プレート電圧ラインと、 前記第1上部ビットラインと前記プレート電圧ラインと
    の間に連結されており、第2カラム選択信号がアクティ
    ブの場合にターンオンされる第1伝送ゲートと、前記第
    2上部ビットラインと前記プレート電圧ラインとの間に
    連結されており、第1カラム選択信号がアクティブの場
    合にターンオンされる第2伝送ゲートとよりなる上部プ
    レートライン選択スイッチをさらに具備することを特徴
    とする請求項23に記載の不揮発性強誘電体メモリ装
    置。
  31. 【請求項31】 第1及び第2カラム選択信号が各々前
    記第1及び第2下部動作メモリセルをアクセスするため
    のものである場合に、 プレート電圧ラインと、 前記第1下部ビットラインと前記プレート電圧ラインと
    の間に連結されており、第2カラム選択信号がアクティ
    ブの場合にターンオンされる第3伝送ゲートと、前記第
    2下部ビットラインと前記プレート電圧ラインとの間に
    連結されており、第1カラム選択信号がアクティブの場
    合にターンオンされる第4伝送ゲートとよりなる下部プ
    レートライン選択スイッチをさらに具備することを特徴
    とする請求項23に記載の不揮発性強誘電体メモリ装
    置。
  32. 【請求項32】 前記第1上部ビットライン上に連結さ
    れており、前記第1上部動作メモリセル、第2上部動作
    メモリセル及び前記第1下部動作メモリセルのうち何れ
    か1つに対してデータ読出/書込動作が行われる場合に
    はターンオンされ、前記第2下部動作メモリセルに対し
    たアクセス動作が行われる場合にはターンオフされる第
    3伝送ゲートと、 前記第2上部ビットライン上に連結されており、前記第
    1上部動作メモリセル、第2上部動作メモリセル及び前
    記第2下部動作メモリセルのうち何れか1つに対してデ
    ータ読出/書込動作が行われる場合にはターンオンさ
    れ、前記第1下部動作メモリセルに対したアクセス動作
    が行われる場合にはターンオフされる第4伝送ゲートと
    よりなる上部隔離スイッチをさらに具備することを特徴
    とする請求項23に記載の不揮発性強誘電体メモリ装
    置。
  33. 【請求項33】 前記第1下部ビットライン上に連結さ
    れており、前記第1下部動作メモリセル、第2下部動作
    メモリセル及び前記第1上部動作メモリセルのうち何れ
    か1つに対してデータ読出/書込動作が行われる場合に
    はターンオンされ、前記第2上部動作メモリセルに対し
    たアクセス動作が行われる場合にはターンオフされる第
    3伝送ゲートと、 前記第2下部ビットライン上に連結されており、前記第
    1下部動作メモリセル、第2下部動作メモリセル及び前
    記第2上部動作メモリセルのうち何れか1つに対してデ
    ータ読出/書込動作が行われる場合にはターンオンさ
    れ、前記第1上部動作メモリセルに対したアクセス動作
    が行われる場合にはターンオフされる第4伝送ゲートと
    よりなる下部隔離スイッチをさらに具備することを特徴
    とする請求項23に記載の不揮発性強誘電体メモリ装
    置。
  34. 【請求項34】 自体のドレインが前記第1上部ビット
    ラインに連結されており、自体のソースが接地されてお
    り、自体のゲートにビットラインプリチャージイネーブ
    ル信号が印加される第1NMOSトランジスタと、 自体のドレインが前記第2上部ビットラインに連結され
    ており、自体のソースが接地されており、自体のゲート
    にビットラインプリチャージイネーブル信号が印加され
    る第2NMOSトランジスタとよりなる上部ビットラインプ
    リチャージ器をさらに具備することを特徴とする請求項
    23に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  35. 【請求項35】 自体のドレインが前記第1下部ビット
    ラインに連結されており、自体のソースが接地されてお
    り、自体のゲートにビットラインプリチャージイネーブ
    ル信号が印加される第3NMOSトランジスタと、 自体のドレインが前記第2下部ビットラインに連結され
    ており、自体のソースが接地されており、自体のゲート
    にビットラインプリチャージイネーブル信号が印加され
    る第4NMOSトランジスタとよりなる下部ビットラインプ
    リチャージ器をさらに具備することを特徴とする請求項
    23に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  36. 【請求項36】 上部データ入出力ライン及び下部デー
    タ入出力ラインと、 第1及び第2上部トランジスタよりなる上部データ入出
    力スイッチと、 第1及び第2下部トランジスタよりなる下部データ入出
    力スイッチとをさらに具備するものであって、 前記第1上部トランジスタは、自体の第1電極が前記上
    部データ入出力ラインに連結されており、自体の第2電
    極が前記第1上部ビットラインに連結されており、自体
    のゲートに第1データ入出力スイッチ信号が印加され、 前記第2上部トランジスタは、自体の第1電極が前記上
    部データ入出力ラインに連結されており、自体の第2電
    極が前記第1上部ビットラインに連結されており、自体
    のゲートに第1データ入出力スイッチ信号が印加され、 前記第1下部トランジスタは、自体の第1電極が前記下
    部データ入出力ラインに連結されており、自体の第2電
    極が前記第1下部ビットラインに連結されており、自体
    のゲートに第1データ入出力スイッチ信号が印加され、 前記第2下部トランジスタは、自体の第1電極が前記下
    部データ入出力ラインに連結されており、自体の第2電
    極が前記第2下部ビットラインに連結されており、自体
    のゲートに第2データ入出力スイッチ信号が印加される
    ことを特徴とする請求項23に記載の不揮発性強誘電体
    メモリ装置。
  37. 【請求項37】 外部から印加されるカラムアドレスを
    デコーディングして前記第1及び第2データ入出力スイ
    ッチ信号を発生するカラムデコーダをさらに具備するこ
    とを特徴とする請求項36に記載の不揮発性強誘電体メ
    モリ装置。
  38. 【請求項38】 外部から印加されるローアドレスをデ
    コーディングして前記第1及び第2上部ワードラインと
    前記第1及び第2下部ワードラインとのうち何れか1つ
    を選択的にアクティブさせるローアドレスデコーダをさ
    らに具備することを特徴とする請求項23に記載の不揮
    発性強誘電体メモリ装置。
  39. 【請求項39】 前記第1上部動作メモリセルに対した
    読出動作においては、前記第1下部基準ワードラインを
    アクティブさせ、前記第2上部動作メモリセルに対した
    読出動作においては、前記第2下部基準ワードラインを
    アクティブさせ、前記第1下部動作メモリセルに対した
    読出動作においては、前記第1上部基準ワードラインを
    アクティブさせ、前記第2下部動作メモリセルに対した
    読出動作においては、前記第2上部基準ワードラインを
    アクティブさせる基準ワードライン駆動信号を発生する
    制御信号発生部をさらに具備することを特徴とする請求
    項23に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  40. 【請求項40】 前記制御信号発生部は外部から印加さ
    れるローアドレスの最上位ビットとカラムアドレスの最
    下位ビットに基づき前記基準ワードライン駆動信号を発
    生することを特徴とする請求項39に記載の不揮発性強
    誘電体メモリ装置。
  41. 【請求項41】 前記第1上部動作メモリセルに対した
    データ読出動作後に、前記第1下部基準セルに含まれる
    基準セル強誘電体キャパシタの両端に基準データ信号及
    び反転基準データ信号を各々書込む基準セルデータ書込
    制御手段をさらに具備することを特徴とする請求項23
    に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  42. 【請求項42】 前記基準セルデータ書込制御手段は、 第1カラム選択信号と上部基準セルデータゲート信号RF
    PRSTを入力するNANDゲートと、 前記NANDゲートの出力を反転するインバータと、 前記インバータの出力が“ハイ”レベルの場合にターン
    オンされて、基準セルデータ信号を前記第1下部基準セ
    ルに含まれる基準セル強誘電体キャパシタのうち何れか
    1つに書込まれるように伝達する第1伝送ゲートと、 前記インバータの出力が“ハイ”レベルの場合にターン
    オンされて、反転基準セルデータ信号を前記第1下部基
    準セルに含まれる基準セル強誘電体キャパシタのうち残
    り1つに書込まれるように伝達する第2伝送ゲートとを
    具備することを特徴とする請求項41に記載の不揮発性
    強誘電体メモリ装置。
  43. 【請求項43】 前記第2上部動作メモリセルに対した
    データ読出動作後に、前記第2下部基準セルに含まれる
    基準セル強誘電体キャパシタの両端に基準データ信号及
    び反転基準データ信号を各々書込む基準セルデータ書込
    制御手段をさらに具備することを特徴とする請求項23
    に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  44. 【請求項44】 前記基準セルデータ書込制御手段は、 第2カラム選択信号と上部基準セルデータゲート信号
    (RFPRST)を入力するNANDゲートと、 前記NANDゲートの出力を反転するインバータと、 前記インバータの出力が“ハイ”レベルの場合にターン
    オンされて、基準セルデータ信号を前記第2下部基準セ
    ルに含まれる基準セル強誘電体キャパシタのうち何れか
    1つに書込まれるように伝達する第3伝送ゲートと、 前記インバータの出力が“ハイ”レベルの場合にターン
    オンされて、反転基準セルデータ信号を前記第2下部基
    準セルに含まれる基準セル強誘電体キャパシタのうち残
    り1つに書込まれるように伝達する第4伝送ゲートとを
    具備することを特徴とする請求項43に記載の不揮発性
    強誘電体メモリ装置。
  45. 【請求項45】 前記第1下部動作メモリセルに対した
    データ読出動作後に、前記第1上部基準セルに含まれる
    基準セル強誘電体キャパシタの両端に基準データ信号及
    び反転基準データ信号を各々書込む基準セルデータ書込
    制御手段をさらに具備することを特徴とする請求項23
    に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  46. 【請求項46】 前記基準セルデータ書込制御手段は、 第1カラム選択信号と下部基準セルデータゲート信号RF
    PRSBを入力するNANDゲートと、 前記NANDゲートの出力を反転するインバータと、 前記インバータの出力が“ハイ”レベルの場合にターン
    オンされて、基準セルデータ信号を前記第1上部基準セ
    ルに含まれる基準セル強誘電体キャパシタのうち何れか
    1つに書込まれるように伝達する第5伝送ゲートと、 前記インバータの出力が“ハイ”レベルの場合にターン
    オンされて、反転基準セルデータ信号を前記第1下部基
    準セルに含まれる基準セル強誘電体キャパシタのうち残
    り1つに書込まれるように伝達する第6伝送ゲートとを
    具備することを特徴とする請求項45に記載の不揮発性
    強誘電体メモリ装置。
  47. 【請求項47】 前記第2下部動作メモリセルに対した
    データ読出動作後に、前記第2上部基準セルに含まれる
    基準セル強誘電体キャパシタの両端に基準データ信号及
    び反転基準データ信号を各々書込む基準セルデータ書込
    制御手段をさらに具備することを特徴とする請求項23
    に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  48. 【請求項48】 前記基準セルデータ書込制御手段は、 第2カラム選択信号と下部基準セルデータゲート信号RF
    PRSBを入力するNANDゲートと、 前記NANDゲートの出力を反転するインバータと、 前記インバータの出力が“ハイ”レベルの場合にターン
    オンされて、基準セルデータ信号を前記第2上部基準セ
    ルに含まれる基準セル強誘電体キャパシタのうち何れか
    1つに書込まれるように伝達する第7伝送ゲートと、 前記インバータの出力が“ハイ”レベルの場合にターン
    オンされて、反転基準セルデータ信号を前記第2下部基
    準セルに含まれる基準セル強誘電体キャパシタのうち残
    り1つに書込まれるように伝達する第8伝送ゲートとを
    具備することを特徴とする請求項47に記載の不揮発性
    強誘電体メモリ装置。
  49. 【請求項49】 1つのアクセストランジスタ及び1つ
    の強誘電体キャパシタよりなる動作メモリセルと、2つ
    の基準セルアクセストランジスタ及び2つの基準セル強
    誘電体キャパシタよりなる基準セルとを含む不揮発性強
    誘電体メモリ装置におけるデータ読出動作を行う方法で
    あって、 a)外部から印加されるアドレスに基づき、前記動作メ
    モリセルに連結されている1対のビットラインのうち何
    れか1本をデータラインとして指定し、残り1本をプレ
    ートラインとして指定し、前記基準セルに連結されてい
    る1対のビットラインのうち何れか1本を反転データラ
    インとして指定し、残り1本をプレートラインとして指
    定する工程と、 b)前記プレートラインにプレート電圧を印加して、前
    記データライン及び前記反転データラインにチャージシ
    ェアリングを起こす工程と、 c)前記チャージシェアリングの結果で前記データライ
    ン及び反転データラインに示される電圧差を増幅させる
    工程と、 d)前記データライン及び反転データラインの電圧を出
    力する工程とを具備することを特徴とする不揮発性強誘
    電体メモリ装置の駆動方法。
  50. 【請求項50】 前記基準セルに連結されているプレー
    トラインを電気的に2部分に2分割する工程と、 前記2部分のうち基準セルに電気的に接続されない部分
    と前記反転データラインとを電気的に結合させて、反転
    データラインのビットラインキャパシタンスを2倍に増
    加させる工程とをさらに具備することを特徴とする請求
    項49に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方
    法。
  51. 【請求項51】 前記データライン、反転データライン
    及びプレートラインを指定する工程は、外部から印加さ
    れるローアドレスの最上位ビットとカラムアドレスの最
    下位ビットとにより行われることを特徴とする請求項4
    9に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法。
  52. 【請求項52】 それぞれ1つのアクセストランジスタ
    及び1つの強誘電体キャパシタよりなる複数の動作メモ
    リセルと、各々2つの基準セルアクセストランジスタ及
    び2つの基準セル強誘電体キャパシタよりなる複数の基
    準セルとを有する不揮発性強誘電体メモリ装置を駆動す
    る方法であって、 a)外部から印加されるアドレスに応じて、複数のビッ
    トラインのうちデータライン、反転データラインを指定
    する工程と、 b)外部から印加されるアドレスに応じて、複数のビッ
    トラインのうちプレートラインを指定する工程と、 c)データライン、反転データライン及びプレートライ
    ンをフローティングさせる工程と、 d)前記アクセストランジスタ及び前記基準セルアクセ
    ストランジスタを選択的にアクティブさせる工程と、 e)プレートラインを通して選択された動作メモリセル
    及び基準セルにプレート電圧を印加する工程と、 f)データライン及び反転データラインに誘起された電
    圧をセンシングする工程とを具備することを特徴とする
    不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方法。
  53. 【請求項53】 前記基準セルに連結されているプレー
    トラインを電気的に2部分に分ける工程と、 前記2部分のうち基準セルに電気的に接続されない部分
    と前記反転データラインととを電気的に結合させて、反
    転データラインのビットラインキャパシタンスを2倍に
    増加させる工程とをさらに具備することを特徴とする請
    求項52に記載の不揮発性強誘電体メモリ装置の駆動方
    法。
  54. 【請求項54】 前記データライン及び反転データライ
    ンを指定する工程及び前記プレートラインを指定する工
    程は、外部から印加されるローアドレスの最上位ビット
    とカラムアドレスの最下位ビットとにより行われること
    を特徴とする請求項52に記載の不揮発性強誘電体メモ
    リ装置の駆動方法。
  55. 【請求項55】 1つのアクセストランジスタ及び1つ
    の強誘電体キャパシタよりなる動作メモリセルと、2つ
    の基準セルアクセストランジスタ及び2つの基準セル強
    誘電体キャパシタよりなる基準セルを含む不揮発性強誘
    電体メモリ装置におけるデータ書込動作を行う方法であ
    って、 a)外部から印加されるアドレスに基づき、前記動作メ
    モリセルに連結されている1対のビットラインのうち何
    れか1本をデータラインとして指定し、残りの1本をプ
    レートラインとして指定し、前記基準セルに連結されて
    いる1対のビットラインのうち何れか1本を反転データ
    ラインとして指定し、残りの1本をプレートラインとし
    て指定する工程と、 b)書込もうとするデータ信号及び反転データ信号を前
    記データライン及び前記反転データラインに印加する工
    程と、 c)前記データライン及び前記反転データラインの電圧
    差を増幅させる工程と、 d)前記プレートラインにプレート電圧を印加する工程
    と、 e)前記データライン、反転データライン及びプレート
    ラインを接地レベルにプリチャージさせる工程とを具備
    することを特徴とする不揮発性強誘電体メモリ装置の駆
    動方法。
  56. 【請求項56】 前記データライン及び反転データライ
    ンを指定する工程及び前記プレートラインを指定する工
    程は、外部から印加されるローアドレスの最上位ビット
    とカラムアドレスの最下位ビットとにより行われること
    を特徴とする請求項55に記載の不揮発性強誘電体メモ
    リ装置の駆動方法。
  57. 【請求項57】 それぞれ1つのアクセストランジスタ
    及び1つの強誘電体キャパシタよりなる複数の動作メモ
    リセルと、各々2つの基準セルアクセストランジスタ及
    び2つの基準セル強誘電体キャパシタよりなる複数の基
    準セルとを有する不揮発性強誘電体メモリ装置を駆動す
    る方法であって、 a)外部から印加されるアドレスに応じて複数のビット
    ラインのうちデータライン、反転データラインを指定す
    る工程と、 b)外部から印加されるアドレスに応じて複数のビット
    ラインのうちプレートラインを指定する工程と、 c)接地レベルにプリチャージされている前記データラ
    イン、反転データライン及びプレートラインをフローテ
    ィングさせる工程と、 d)前記データライン及び反転データラインにデータ信
    号及び反転データ信号を印加する工程と、 e)前記データライン及び反転データラインの電圧差を
    増幅させる工程と、 f)選択された動作メモリセルのアクセストランジスタ
    をターンオンさせる工程と、 g)前記プレートラインにプレート電圧を印加する工程
    と、 h)前記データライン、反転データライン及びプレート
    ラインを接地レベルにプリチャージさせる工程と、 i)前記選択されたアクセストランジスタをターンオフ
    させる工程とを具備することを特徴とする不揮発性強誘
    電体メモリ装置の駆動方法。
  58. 【請求項58】 前記データライン及び反転データライ
    ンを指定する工程及び前記プレートラインを指定する工
    程は、外部から印加されるローアドレスの最上位ビット
    とカラムアドレスの最下位ビットとにより行われること
    を特徴とする請求項57に記載の不揮発性強誘電体メモ
    リ装置の駆動方法。
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