JPH10185038A - 給排気管の抜け止め装置 - Google Patents
給排気管の抜け止め装置Info
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- JPH10185038A JPH10185038A JP8345326A JP34532696A JPH10185038A JP H10185038 A JPH10185038 A JP H10185038A JP 8345326 A JP8345326 A JP 8345326A JP 34532696 A JP34532696 A JP 34532696A JP H10185038 A JPH10185038 A JP H10185038A
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- JP
- Japan
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- stopper
- wire
- exhaust pipe
- stopper ring
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Abstract
め装置を得る。 【解決手段】 ストッパーリング4にストッパーワイヤ
ー6、6aを取り付けてこのストッパーリング4を承け
口1に外挿し、承け口1に挿入口9側を挿入したとき
に、ストッパーリング4を廻してストッパーワイヤー
6、6aを侵入穴2、2aから内ビード10内に侵入さ
せて抜け止めを行う。挿入口9側を引き抜く場合はスト
ッパーリング4を先き程とは逆方向に廻してストッパー
ワイヤー6、6aを内ビード10から逃がす。
Description
気管、衣類乾燥機の排気管等に適用される抜け止め装置
に関する。
であって、特に排気管の場合、途中の接合部が外れたり
すると、ここから排気が室内に流出して危険であること
から、抜け止め対策を講じることが必要である。この抜
け止め対策として、承け口側(メス側)にストッパー爪
を形成し、これを挿入口側(オス側)の内ビードに係合
させる方式が公知である。
すると、あとで外せないことから、ストッパーリングを
用いて爪を内方に押し込んだときにのみ内ビードに爪が
係合し、ストッパーリングを廻して爪を上方に逃すと内
ビードから外れて自由に抜きとることができるように構
成したものが公知である(特公平3−19437号公
報、特開平8−193681号公報)。又、C字状に形
成したワイヤーの両端を引き寄せて収経させることによ
り抜け止めを行う方式も公知である。
な欠点がある。 1.爪方式は給排気管と同一材質のため、弾性力が弱
く、長期間変形したままであると弾性力が弱まり、次の
ときに十分に機能しなくなる。 2.爪方式は、あまり爪を大きく形成できないため、係
合面積が少なく、十分な強度を出しきれない。 3.ワイヤー方式は、両端に形成した引き寄せ部分が突
出したり、ワイヤー及び部品数が多くなり、コストが嵩
む。 4.ワイヤー方式は、円周方向において係合強度に不均
一が生じる。
が簡単で長期間そのまま接合されたものであっても、再
使用時には十分に機能し、然も結合強度が十分な給排気
管における抜け止め装置を提案することである。
に提案する本発明に係る給排気管における抜け止め装置
の構成は次のとおりである。 1.ストッパーリングに外ビードを形成したこと、前記
ストッパーリングの外ビードの内側に、遊端側を中心方
向に傾斜させてストッパーワイヤーを固定したこと、接
続対象給排気管の承け口側に、前記ストッパーワイヤー
の遊端側が斜めに侵入できる侵入穴を形成したこと、前
記ストッパーワイヤーの遊端側を前記承け口に形成した
外ビード内に逃がしながらストッパーリングを承け口に
外挿し、この状態で内ビードを形成した接続対象給排気
管の挿入口側を前記承け口内に挿入したのち、前記スト
ッパーリングを回転させてストッパーワイヤーの遊端側
を侵入穴から内ビード内に侵入させて抜け止めを行い、
ストッパーリングを反対方向に廻してストッパーワイヤ
ーを内ビード及び侵入穴から逃がすことにより挿入口側
の引き抜きを行うことができるように構成したこと、を
特徴とする給排気管の抜け止め装置。
向において1ケ所又は2ケ所又は3ケ所に形成して成る
前記1に記載の給排気管の抜け止め装置。
の遊端側を外ビード内に押し込んで接合対象管の承け口
に外挿する。この時、ストッパーワイヤーと侵入穴が合
致しないように注意する。その上で、承け口内に他の接
合対象管の挿入口側を挿入し、ストッパーリングをスト
ッパーワイヤーの遊端側に向けて回転すると、やがてス
トッパーワイヤーの遊端側が侵入穴にかかり、ストッパ
ーワイヤーはここからその弾性作用で下方(中心方向)
に侵入(変形)し、やがてストッパーワイヤーの根元側
の固定部が侵入穴の縁に係合してストッパーリングが止
まる。このとき、ストッパーワイヤーは挿入口側の内ビ
ード内に十分に入り、ストッパーとして機能し、管は引
き抜けなくなる。
を先き程とは反対方向に回転すると、侵入穴の縁でスト
ッパーワイヤーの遊端側が摺り上げられてストッパーワ
イヤーは侵入穴から外ビード内に収まる。この結果、管
は簡単に引き抜くことができる。
置付給排気管の接合部分の分解斜視図である。この図1
において、1は定尺の給排気管の一端に形成された承け
口(メス側)、2、2aはこの承け口1に切開されたス
トッパーワイヤー侵入穴、3は承け口1に形成された外
ビードである。
リング、5はストッパーリング4に形成された外ビー
ド、6、6aは外ビード5の内側に取り付けられた弾性
ストッパーワイヤーであって、このストッパーワイヤー
6、6aは、一端が外ビード5に溶接7、7aされてい
て、遊端8、8a側は中心方向に向けて少し湾曲してい
る。9は前記承け口1内に挿入される他管の挿入口(オ
ス側)であって、この挿入口9には内ビード10が形成
されている。
その使用例を説明する。ストッパーリング4は、そのス
トッパーワイヤー6、6aの遊端8、8a側を外ビード
5内に押し込んで承け口1に外挿する。この時、ストッ
パーワイヤー6、6aと侵入穴2、2aが合致しないよ
うに注意する。この状態のイメージを図2に示す。その
上で、承け口1内に挿入口9側を挿入し、ストッパーリ
ング4をストッパーワイヤー6、6aの遊端8、8a側
に向けて回転すると、やがてストッパーワイヤー6、6
aの遊端8、8a側が侵入穴2、2aにかかり、ここか
らその弾性作用で下方(中心方向)に侵入し、やがてス
トッパーワイヤー6、6aの根元側の溶接7、7a部分
が侵入穴2、2aの縁に係合して止まる。このとき、ス
トッパーワイヤー6、6aは挿入口9側の内ビード10
内に十分に入り、ストッパーとして機能し、管は引き抜
けなくなる。この状態のイメージを図3に示す。
イヤー6、6aが侵入した状態を示す説明図である。管
を引き抜く場合には、ストッパーリング4を先き程とは
反対方向に回転すると、侵入穴2、2aの縁でストッパ
ーワイヤー6、6aが摺り上げられてストッパーワイヤ
ー6、6aは侵入穴2、2aから外ビード3内に収ま
る。この結果、管は簡単に引き抜くことができる。
aと侵入穴2、2aは2ケ所であるが、これは1ケ所又
は3ケ所に構成してもよい。又、ストッパーワイヤー
6、6aの断面は、円形、四角形等、その断面形状は問
わない。又、遊端8、8a側は、少し細くして侵入穴
2、2a内に入り易くすると良い。
グ側にストッパーワイヤーを取り付けてこのストッパー
ワイヤーの出入りにより抜け止めを行うように構成した
ため、次の効果を奏する。
ーリング側にストッパーワイヤーを溶接するだけのた
め、製作が容易であり、加工コストが従来のワイヤー方
式のものに比較して安い。 2.ストッパーワイヤーに弾性力の強いものを選択する
ことにより、永く変形していても弾性力が失われるとい
うことがなく、再使用時にも問題なく抜け止め機能を発
揮することができる。
ることにより、円周方向において結合強度をバランスよ
く均一化できる。 4.ストッパーリングの外ビード内にストッパーワイヤ
ーが収っているので、突出部がない。
メージ図。
を挿入口側の内ビードに侵入させた状態のイメージ図。
た状態の説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】 ストッパーリングに外ビードを形成した
こと、 前記ストッパーリングの外ビードの内側に、遊端側を中
心方向に傾斜させてストッパーワイヤーを固定したこ
と、 接続対象給排気管の承け口側に、前記ストッパーワイヤ
ーの遊端側が斜めに侵入できる侵入穴を形成したこと、 前記ストッパーワイヤーの遊端側を前記承け口に形成し
た外ビード内に逃がしながらストッパーリングを承け口
に外挿し、この状態で内ビードを形成した接続対象給排
気管の挿入口側を前記承け口内に挿入したのち、前記ス
トッパーリングを回転させてストッパーワイヤーの遊端
側を侵入穴から内ビード内に侵入させて抜け止めを行
い、ストッパーリングを反対方向に廻してストッパーワ
イヤーを内ビード及び侵入穴から逃がすことにより挿入
口側の引き抜きを行うことができるように構成したこ
と、 を特徴とする給排気管の抜け止め装置。 - 【請求項2】 ストッパーワイヤーと侵入穴を円周方向
において1ケ所又は2ケ所又は3ケ所に形成して成る請
求項1に記載の給排気管の抜け止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34532696A JP3593228B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 給排気管の抜け止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34532696A JP3593228B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 給排気管の抜け止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10185038A true JPH10185038A (ja) | 1998-07-14 |
JP3593228B2 JP3593228B2 (ja) | 2004-11-24 |
Family
ID=18375839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34532696A Expired - Fee Related JP3593228B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 給排気管の抜け止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3593228B2 (ja) |
Cited By (5)
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JP2000161570A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-06-16 | Toosetsu Kk | 給排気管の抜け止め装置 |
JP2000304182A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-11-02 | Tosetz Co Ltd | 給排気管の抜け止め装置 |
JP2009138814A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Nitto Kohki Co Ltd | 継手及びソケット |
KR20140029719A (ko) * | 2012-08-29 | 2014-03-11 | 코웨이 주식회사 | 유로 연결구조 |
EP4306838A3 (de) * | 2022-07-13 | 2024-03-06 | AL-KO Geräte GmbH | Anschlusseinrichtung, verfahren zur montage einer anschlusseinrichtung und pumpe hierfür |
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-
1996
- 1996-12-25 JP JP34532696A patent/JP3593228B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3593228B2 (ja) | 2004-11-24 |
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