JPH077671Y2 - プラスチック管用受口 - Google Patents

プラスチック管用受口

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Publication number
JPH077671Y2
JPH077671Y2 JP1062690U JP1062690U JPH077671Y2 JP H077671 Y2 JPH077671 Y2 JP H077671Y2 JP 1062690 U JP1062690 U JP 1062690U JP 1062690 U JP1062690 U JP 1062690U JP H077671 Y2 JPH077671 Y2 JP H077671Y2
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JP
Japan
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plastic pipe
ring
spacer
receptacle
mounting groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1062690U
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JPH03102679U (ja
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隆一 米田
和孝 高田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はプラスチック管用受口に関し、詳しくは抜け
出し防止構造を有するプラスチック管用受口の改良に関
する。
〔従来の技術〕
従来、プラスチック管を接続する場合、プラスチック管
の一端に拡径成形した受口に他端の挿口を差し込んで接
続していく方式のものが一般的に実施されている。
この接続方式の場合、管に軸方向への引っ張り力が加わ
ると、挿口が抜け出てしまうことがあるため、実開昭60
ー126783号に開示されているように抜出防止用の離脱防
止金具を挿口、受口の両者に掛け渡して固定すること
や、特開昭55ー82886号に開示されているように挿口外
周に食い込む金属リングを受口内面に配して接続するこ
となどが行われている。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、前者の離脱防止金具による方式は管接続
後に、別途用意した離脱防止金具を取付なければならな
いので、作業に手間が掛かり迅速な管接続作業が行えな
いといった問題がある他、管接続位置までこれら部品を
運搬する必要があるのでこれら部品の管理も面倒となる
問題があった。
一方、後者の金属リングにより抜け止めを行う方式のも
のは、前者のような問題は無い反面、一端管接続を行う
と、挿口外周に金属リングが食い込むので、挿口を抜く
ことがとが殆ど不可能となり、後の管修理、あるいは老
朽化に伴う管交換の必要上、継手を離脱させたい時に作
業が非常に困難となる問題があった。
また、金属リングは受口奥方で受口内面と係合する構成
とされているので、第1図に示したような受口奥方がテ
ーパ状に拡径されたものには実施できない問題もあっ
た。
〔考案が解決する問題点〕
この考案は、上記問題点に鑑み、一旦接続した後は、外
力の影響を受けても容易に離脱しないが、必要時は簡単
に離脱させることのできるプラスチック管用受口を提供
することを目的としてなされたものである。
〔課題を解決するに至った技術〕
即ち、この考案のプラスチック管用受口は、プラスチッ
ク管挿口外径より内径の大きい開口端近傍にゴムリング
装着用溝が形成され、該ゴムリング装着用溝より奥方
に、前記挿口端を受容する拡径部が形成されたプラスチ
ック管の受口であって、前記ゴムリング装着用溝より開
口端側内面にリング状溝が形成され、該溝には周の一部
が切り離された、C型をなす弾性体よりなるロックリン
グ体が、切り離し部にスペーサを介挿した上で前記リン
グ状溝に嵌合され、前記スペーサは受口より外方へ抜き
出し可能とされてなることを特徴とするものである。
〔実施例〕
次に、この考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の実施例の縦断面図、第2図は実施例
の横断面図、第3図はロックリングの平面図である。
この考案のプラスチック管用受口(以下「受口」と言
う)1は、プラスチック管挿口Aの外径より内径の大き
い開口端2近傍にゴムリング装着用溝3が形成され、ゴ
ムリング装着用溝3より奥方に、挿口端Aを受容する拡
径部4が形成されたプラスチック管の受口であって、ゴ
ムリング装着用溝3より開口端側内面2Aにリング状溝4
が形成され、この溝4には第3図に示すように周の一部
が切り離された、C型をなす弾性体よりなるロックリン
グ体5が、切り離し部5Aにスペーサ6を介挿した上でリ
ング状溝4に嵌合され、スペーサ6は受口1より外方へ
抜き出し可能とされて構成されている。
なお図中7受口外壁1Aに穿設したスペーサ抜出用貫通孔
を示す。
上記実施例において、スペーサ6の抜き出しを受口外壁
1Aに穿設した貫通孔7を通じて行えるように構成したも
のを示したが、第4図、第5図に示すように開口端内面
2Aにリング状溝4より開口へ向かう凹溝4Aを成形し、こ
の溝に沿ってスペーサ6を抜き差し可能に配置しても良
い。
この場合、このスペーサ6は第6図に示したように、先
端部6Aを尖端としておくことが望ましい。
〔作用〕
この考案の受口1に挿口Aを接続する際、リング体5に
スペーサ6を介挿し、リング内径を挿口外径より大きく
した状態としておき、挿口を挿入する。
そして、挿口Aを挿入後スペーサ6を引き抜けばロック
リング体5は弾性により縮径し挿口外周に食い込む状態
となる 一方、ロックリング体5の外周部分はリング状溝4と係
合するので、引き抜き力が作用しても、これらが係合し
ている限り管は抜け出ないことになる。さらに溝4の内
径及びリング5の外径を、受口開口端に至る程小経とな
るテーパにしておき、抜け力が働く程、くい込む様にし
ておくと抜出し防止上都合が良い。
また、接続後、挿口を受口から離脱させたい時は、受口
外部よりロックリング5の切り離し部5Bにスペーサ6を
差し込み、ロックリング体5を元の状態に拡径させれ
ば、挿口外周に対する食い込みが解除されリング状溝4
内に収納されるので、挿口は容易に抜くことが可能とな
る。
〔効果〕
この考案は以上説明したように、挿口外周に食い込むリ
ング体を、管外周から抜き差しされるスペーサにより拡
径〜縮径可能としたので、接続後においては、確実に抜
け止めが行え、また必要に応じて容易に管を離脱させる
ことも可能となるのである。又リングを広げておくの
で、挿口が傷付くこともない。
さらに、この考案のプラスチック管用受口は開口端部分
で抜止めを行っているので、図示したような受口奥方が
テーパ状に拡径された受口でも同様に実施でき汎用性が
あるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の縦断面図、第2図は実施例
の横断面図、第3図はロックリングの平面図、第4図は
他の実施例の縦断面図、第5図は他の実施例の横断面
図、第6図はスペーサの実施例を示す斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック管挿口外径より内径の大きい
    開口端近傍にゴムリング装着用溝が形成され、該ゴムリ
    ング装着用溝より奥方に、前記挿口端を受容する拡径部
    が形成されたプラスチック管の受口であって、前記ゴム
    リング装着用溝より開口端側内面にリング状溝が形成さ
    れ、該溝には周の一部が切り離された、C型をなす弾性
    体よりなるロックリング体が、切り離し部にスペーサを
    介挿した上で前記リング状溝に嵌合され、前記スペーサ
    は受口より外方へ抜き出し可能とされてなることを特徴
    とするプラスチック管用受口。
JP1062690U 1990-02-06 1990-02-06 プラスチック管用受口 Expired - Lifetime JPH077671Y2 (ja)

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JP1062690U JPH077671Y2 (ja) 1990-02-06 1990-02-06 プラスチック管用受口

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JPH03102679U JPH03102679U (ja) 1991-10-25
JPH077671Y2 true JPH077671Y2 (ja) 1995-02-22

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