JP2605644Y2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2605644Y2
JP2605644Y2 JP1993004411U JP441193U JP2605644Y2 JP 2605644 Y2 JP2605644 Y2 JP 2605644Y2 JP 1993004411 U JP1993004411 U JP 1993004411U JP 441193 U JP441193 U JP 441193U JP 2605644 Y2 JP2605644 Y2 JP 2605644Y2
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pipe
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diameter
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秀貴 梶原
圭司 松本
傑 小杉
教通 土岸
優一 前田
季光 浜岡
修身 佐々木
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は管継手に関し、特にた
とえばパイプの離脱を防止するための離脱防止リングを
有する、管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の管継手が特開平4−27
2594号に開示されている。この管継手は、離脱防止
リングにパイプ先端が片当りしてパイプを挿入できなく
なるのを防止するために、離脱防止リングの内面に補助
リングを嵌め込んで離脱防止リングを予め拡径しておく
ようにしたものである。この管継手の受口にパイプを挿
入すると、パイプによって補助リングが離脱防止リング
内面から押し出され、同時にパイプ外面に離脱防止リン
グが装着される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の管継手では、離
脱防止リングから補助リングが押し出されると同時にパ
イプ外面に離脱防止リングが装着されるので、それ以後
パイプをさらに挿入するときには、離脱防止リング内面
とパイプ外面との抵抗のためにより大きな挿入力が必要
となり、施工性が悪いという問題点があった。
【0004】また、管継手の製造時には、リング受容部
に離脱防止リングを入れた後、離脱防止リングの内面に
補助リングを嵌め込むといった煩雑な作業が必要であ
り、製造が困難であるという問題点もあった。それゆえ
に、この考案の主たる目的は、施工性を向上でき、しか
も簡単に製造できる、管継手を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、ゴム輪受容
部を有する受口を含む本体、受口のゴム輪受容部より開
口端側に形成されるリング受容部、リング受容部に受容
される略C形状の離脱防止リング、リング受容部の内面
に形成されるかつ離脱防止リングの一端を周方向に拘止
する拘止部、拘止部からリング受容部の周方向へ所定間
隔を隔てた位置においてリング受容部の管壁を貫通する
孔、および孔に着脱自在に挿通されるかつ拡径した状態
離脱防止リングの他端を拘止するピンを備える、管継
手である。
【0006】
【作用】リング受容部の内面に形成された拘止部に離脱
防止リングの一端を拘止し、リング受容部の内面に突出
するピンに離脱防止リングの他端を拘止し、それによっ
て離脱防止リングを予め拡径しておく。そして、受口に
パイプを挿入し、パイプを位置決めした後、ゴム輪の装
着状態を確認した上で、離脱防止リングの他端を拘止す
るピンを抜き取る。すると、離脱防止リングがその復元
力によって縮径し、パイプの外面に装着される。
【0007】
【考案の効果】この考案によれば、パイプを受口内に位
置決めした後に、パイプの外面に離脱防止リングを装着
することができるので、パイプの挿入抵抗を低減でき
る。また、ピンを抜き取るだけで、離脱防止リングを簡
単に縮径させることができる。したがって、施工性を飛
躍的に向上できる。 また、拘止部とピンとによって離脱
防止リングを拡径するようにしているので、拘止部とピ
ンを挿通する孔との間隔を調整することによって、離脱
防止リングの拡径程度を簡単かつ最適に設定できる。
た、離脱防止リングの内面に補助リングを嵌め込むとい
った煩雑な作業を必要としないので、簡単に製造でき
る。
【0008】さらに、離脱防止リングが予め拡径されて
いるので、ゴム輪の装着状態を確認しながらパイプを挿
入できる。したがって、ゴム輪の装着不良を確実に防止
できる。この考案の上述の目的,その他の目的,特徴お
よび利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な
説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1および図2を参照して、この実施例の管
継手10は、接合すべきパイプ12の先端を受容する受
口14を含む。受口14の内面には、ゴム輪16を受容
するゴム輪受容部18が形成され、また、ゴム輪受容部
18より開口端側には、離脱防止リング20を受容する
リング受容部22が形成される。なお、離脱防止リング
20の断面形状は円形,矩形等任意の形状でよい。リン
グ受容部22は、パイプ12の引き出し方向に向かって
縮径するテーパ面24を含み、テーパ面24より奥部に
は、拡径された離脱防止リング20を受容する拡径部2
6が形成される。拡径部26の内面には、離脱防止リン
グ20の一端を周方向に拘止する拘止部28が形成さ
れ、また、拘止部28から所定間隔を隔てた拡径部26
の管壁には、管壁を貫通する孔30が形成される。孔3
0には、離脱防止リング20の他端を周方向に拘止する
ピン32が受口14の外面側から拡径部26の内面に突
出するように着脱自在に挿通される。ピン32には、そ
の挿入長さを規定し、かつ引き抜き時の取っ手となるリ
ング34が取り付けられる。そして、受口14のゴム輪
受容部18にゴム輪16が装着され、リング受容部22
の拡径部26に離脱防止リング20が装着される。
【0010】離脱防止リング20の装着時には、ピン3
2を抜き取った状態で、拘止部28に離脱防止リング2
0の一端を拘止する。そして、ドライバ等の治具を用い
て離脱防止リング20の他端を拡径方向に押して離脱防
止リング20を十分に拡径する。その状態で、孔30に
ピン32を挿通し、治具を取り除く。すると、離脱防止
リング20はその復元力によってやや縮径し、その一端
および他端が拘止部28およびピン32に拘止される。
このようにして、離脱防止リング20が拡径部26に拡
径された状態で装着される。
【0011】パイプ12の接合時には、孔30にピン3
2が挿通されていることを確認した後、受口14内にパ
イプ12を挿入する。そして、パイプ12を位置決めし
た後、ピン32を抜き取る。すると、離脱防止リング2
0が、その復元力によって縮径し、パイプ12の外面に
装着される。施工後、パイプ12を含む管路が加熱され
る等によって伸長すると、パイプ12が受口14の奥部
へさらに挿入され、管路の伸長分が吸収される。一方、
管路が冷却される等によって収縮すると、パイプ12が
受口14から引き出され、管路の収縮分が補われる。パ
イプ12の引き出し時には、パイプ12の移動に伴って
離脱防止リング20が軸方向に移動される。そして、離
脱防止リング20がリング受容部22のテーパ面24に
当接した状態からさらにパイプ12を引き出そうとする
と、テーパ面24によって離脱防止リング20が縮径さ
れ、離脱防止リング20の内周部がパイプ12の外面に
食い込む。したがって、パイプ12はそれ以上引き出さ
れない。
【0012】この実施例によれば、受口14内に管路1
2を位置決めするまで離脱防止リング20を拡径してお
くことができるので、パイプ12の挿入抵抗を低減でき
る。また、ピン32を抜き取るだけで、離脱防止リング
20を簡単に縮径させることができる。したがって、全
体として、施工性を飛躍的に向上できる。 また、拘止部
28とピン32とによって離脱防止リング20を拡径す
るようにしているので、拘止部28とピン32を挿通す
る孔30との間隔を調整することによって、離脱防止リ
ング20の拡径程度を簡単かつ最適に設定できる。
た、離脱防止リング20を拡径するために煩雑な作業
(補助リングを嵌め込む等)を必要としないので、比較
的簡単に製造できる。
【0013】そして、受口14の開口部内面とパイプ1
2の外面との間に生じる隙間からゴム輪16の装着状態
を確認しながらパイプ12を挿入できるので、ゴム輪1
6の装着不良を確実に防止できる。さらに、受口14の
外面に突出したピン32(リング34)を見ることによ
って離脱防止リング20が拡径されていることを簡単に
確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【符号の説明】
10 …管継手 12 …パイプ 14 …受口 16 …ゴム輪 18 …ゴム輪受容部 20 …離脱防止リング 22 …リング受容部 24 …テーパ面 26 …拡径部 28 …拘止部 30 …孔 32 …ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 土岸 教通 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ ビニルパイプ工場内 (72)考案者 前田 優一 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ ビニルパイプ工場内 (72)考案者 浜岡 季光 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ ビニルパイプ工場内 (72)考案者 佐々木 修身 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ ビニルパイプ工場内 (56)参考文献 特開 平4−272594(JP,A) 実開 昭56−5888(JP,U) 実開 平4−105291(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 21/00 - 21/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム輪受容部を有する受口を含む本体、 前記受口の前記ゴム輪受容部より開口端側に形成される
    リング受容部、 前記リング受容部に受容される略C形状の離脱防止リン
    グ、 前記リング受容部の内面に形成されるかつ前記離脱防止
    リングの一端を周方向に拘止する拘止部、前記拘止部から前記リング受容部の周方向へ所定間隔を
    隔てた位置において 前記リング受容部の管壁を貫通する
    孔、および前記孔に着脱自在に挿通されるかつ拡径した
    状態の前記離脱防止リングの他端を拘止するピンを備え
    る、管継手。
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