JP2596186Y2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2596186Y2
JP2596186Y2 JP1993037127U JP3712793U JP2596186Y2 JP 2596186 Y2 JP2596186 Y2 JP 2596186Y2 JP 1993037127 U JP1993037127 U JP 1993037127U JP 3712793 U JP3712793 U JP 3712793U JP 2596186 Y2 JP2596186 Y2 JP 2596186Y2
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秀貴 梶原
圭司 松本
聡 越智
宏昭 坂本
傑 小杉
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この考案は管継手に関し、特にた
とえば伸縮性および屈曲性を有してパイプを接続するか
つパイプの離脱を防止する機能を有する、管継手に関す
る。
【従来の技術】図に示す従来の管継手1は、パイプ2
を受容する受口3を有する継手本体4およびパイプ2の
外面に係止される離脱防止具5を含む。継手本体4の外
面および離脱防止具5の外面には、それぞれ係止部6お
よび7が形成され、係止部6と係止部7とがアーム8を
介して連結されていた。
【考案が解決しようとする課題】従来の管継手1では、
離脱防止具5が半割りリング状の2つの部材をボルト・
ナットで接合することによって構成されており、しか
も、離脱防止具5とアーム8とが互いに独立して形成さ
れていたため、部品点数が多かった。したがって、施工
性が悪く、しかもコスト高であるという問題点があっ
た。それゆえに、この考案の主たる目的は、施工性を向
上でき、しかもコストを低減できる、管継手を提供する
ことである。
【課題を解決するための手段】この考案は、ゴム輪受容
部とゴム輪受容部より奥部に形成されパイプの先端を
空隙を有して受容する拡径部とを含む継手本体、受口の
外面に形成される係止部、および環状に一体に形成され
て前記受口に差し込まれたパイプの外面に装着されるサ
ドル部とサドル部の内面に形成されてパイプの引き出し
方向へ向かって縮径するテーパ面を有するリング収納部
とリング収納部に収納される離脱防止リングとサドル部
から一体に延びて伸縮代を確保して係止部に係合する係
合部とを含む離脱防止具を備える、管継手である。
【作用】離脱防止具のサドル部を環状に一体に形成し、
サドル部から一体に延びて係合部を形成し、この係合部
を介して離脱防止具と継手本体とを連結するようにして
いるので、従来技術のように、サドル部を環状に構成す
るためのボルト・ナット等は不要であり、また、別途ア
ームを準備する必要もない。
【考案の効果】この考案によれば、屈曲性および伸縮性
を損なうことなく部品点数を削減できるので、施工性を
向上でき、しかもコストを低減できる。この考案の上述
の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照
して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
【実施例】図1および図2を参照して、この実施例の管
継手10は、継手本体12および離脱防止具14を含
む。継手本体12は、ゴム輪16を受容するゴム輪受容
部18とゴム輪受容部18より奥部に形成されるかつパ
イプ20の先端を空隙を有して受容する拡径部22とを
有する受口24を含む。受口24の奥端部外面には、フ
ランジ26が形成され、フランジ26には取付ボルト等
を通す孔28が形成される。また、受口24の開口端部
外面には、周方向に分布する複数(この実施例では4
つ)の係止部30が形成される。離脱防止具14は、
イプ20の外径よりやや大きい内径を有して一体に形成
された環状のサドル部32を含み、サドル部32の内面
には、パイプ20の引き出し方向へ向かって縮径するテ
ーパ面34を有するリング収納部36が形成される。一
方、サドル部32の外面には、継手本体12の係止部3
0と係合する複数(この実施例では4つ)の係合部38
がサドル部32から一体に延びて形成される。係合部3
8は、アーム部40を含み、アーム部40の軸方向端部
内面に突出して、継手本体12の係止部30と係合する
爪42が形成される。なお、アーム部40の長さは、パ
イプ20を含む管路の伸縮を吸収し得る所定長さに設定
され、爪42の内径は、パイプ20の屈曲を吸収し得る
ように受口24(ゴム輪装着部18)の外径よりもやや
大きく設定される。そして、離脱防止具14のリング収
納部36には、ステンレス等の金属からなる略C形状の
離脱防止リング44が収納される。離脱防止リング44
は、パイプ20の引き出し時にパイプ20の外面との抵
抗が大きくなるように、たとえば図3に示すような断面
略鋸歯状に形成される。 図4を参照して、パイプ20の
接合時には、離脱防止具14を図4に示す状態から45
°回動して軸方向へ移動させた後、45°戻すことによ
って、爪42と係止部30とが係合される位置に位置決
めする。そして、たとえば図2に示すように、離脱防止
具14の回転を防止するための回転防止部材46を2つ
の係止部30の間に装着する。その後、パイプ20を離
脱防止具14のサドル部32から継手本体12の受口2
4の所定位置まで挿入する。施工後、パイプ20を含む
管路が加熱される等によって伸長すると、パイプ20が
受口24の奥部へさらに挿入され、管路の伸長分が吸収
される。一方、管路が冷却される等によって収縮する
と、パイプ20が受口24から引き出され、管路の収縮
分が補われる。パイプ20の挿入時および引き出し時に
は、パイプ20の移動に伴って離脱防止リング44(図
1)が移動され、また、離脱防止リング44の移動に伴
って離脱防止具14が移動される。そして、パイプ20
が一定長さ引き出されると、離脱防止具14の係合部
(爪42)が係止部30に係合される。その状態から
さらにパイプ20を引き出そうとすると、リング収納部
36に形成されたテーパ面34によって離脱防止リング
44が縮径され、その断面略鋸歯状の内周部(図3)が
パイプ20の外面に食い込む。したがって、パイプ20
はそれ以上引き出されない。また、不等沈下等によって
パイプ20が屈曲すると、パイプ20の屈曲に離脱防止
具14が追従し、パイプ20に加わる曲げ応力が吸収さ
れる。この実施例によれば、離脱防止具14のサドル3
2を環状に一体に形成し、しかも、サドル32と係合部
38とを一体に形成しているので、従来技術(図8)に
比べて部品点数を大幅に削減でき、したがって、施工性
を向上できる。また、係止部30および係合部38をそ
れぞれ4つずつ形成するようにしているので、1つ当た
りの係止部30および係合部38の強度を小さくするこ
とができ、その結果、全体のサイズを小さくできる。さ
らに、部品点数を削減でき、しかもサイズを小さくでき
ることから、製造コストを大幅に低減できる〜図
に示す他の実施例の管継手70では、離脱防止具72
のサドル部32に、リング収納部36に貫通する孔74
(図,図)が形成され、リング収納部36内面の孔
74近傍には、係止突起76(図)が形成される。ま
た、離脱防止具72が受口24の先端に当接した状態
(図)で、サドル部32の奥部と受口24の先端との
間に所定の空間78が形成される。この実施例によれ
ば、リング収納部36に貫通する孔74が形成されるの
で、孔74から図示しない工具を挿入して離脱防止リン
44を拡径することができ、それによって、離脱防止
リング44のパイプ20外面への食い込み状態を解除
することができる。したがって、パイプ20を受口24
に挿入した後でも、パイプ20を簡単に引き抜くことが
できる。また、離脱防止具72が受口24の先端に当接
した状態でも、空間78からチェックゲージを挿入する
ことができるので、ゴム輪16の装着状態を簡単に確認
することができる。なお、上述したそれぞれの実施例で
は、継手本体12をフランジ短管として形成した場合を
示したが、継手本体12は、エルボ,チーズあるいはレ
デューサ等の他の異形管として形成されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1の実施例を示す斜視図である。
【図3】図1の実施例で用いられる離脱防止リングを示
す断面図である。
【図4】図1の実施例を用いたパイプの接合方法を示す
分解斜視図である。
【図5】この考案の他の実施例を示す図解図である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図である。
【図7】図5の実施例を示す斜視図である。
【図8】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
1070 …管継手 12 …継手本体 1472 …離脱防止 24 …受口 30 …係止部 3 …サドル 34テーパ面 36リング収納部 38係合部 40アーム部 44離脱防止リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坂本 宏昭 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ ビニルパイプ工場内 (72)考案者 小杉 傑 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ ビニルパイプ工場内 (56)参考文献 実開 平4−77087(JP,U) 実開 昭63−59290(JP,U) 実開 昭63−64993(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 27/00 - 27/12 F16L 21/08

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム輪受容部と前記ゴム輪受容部より奥部
    に形成されパイプの先端を空隙を有して受容する拡径
    部とを含む継手本体、 前記受口の外面に形成される係止部、および環状に一体
    に形成されて前記受口に差し込まれたパイプの外面に装
    着されるサドル部と前記サドル部の内面に形成されて前
    記パイプの引き出し方向へ向かって縮径するテーパ面を
    有するリング収納部と前記リング収納部に収納される離
    脱防止リングと前記サドル部から一体に延びて伸縮代を
    確保して前記係止部に係合する係合部とを含む離脱防止
    具を備える、管継手。
  2. 【請求項2】前記サドル部に前記リング収納部に貫通す
    る孔を形成した、請求項1記載の管継手。
  3. 【請求項3】前記離脱防止具が前記受口の先端に当接し
    た状態で、前記サドル部の奥部と前記受口の先端との間
    に所定の空間を形成するようにした、請求項1または2
    記載の管継手
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KR100808545B1 (ko) * 2007-08-29 2008-03-07 주식회사 서일탑스코 관이음 장치
WO2024071337A1 (ja) * 2022-09-30 2024-04-04 ニデック株式会社 カップリング装置

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