JP2000055254A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2000055254A JP10294730A JP29473098A JP2000055254A JP 2000055254 A JP2000055254 A JP 2000055254A JP 10294730 A JP10294730 A JP 10294730A JP 29473098 A JP29473098 A JP 29473098A JP 2000055254 A JP2000055254 A JP 2000055254A
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    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
    • F16L21/08Joints with sleeve or socket with additional locking means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
    • F16L21/02Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings
    • F16L21/04Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings in which sealing rings are compressed by axially-movable members

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体管の接合における作業工数を少なくして
接合作業を容易とし、抜出阻止力の安定した管継手を提
供すること。 【解決手段】 継手本体3と押輪4との間にパッキン6
とロックリング5とが保持された状態、すなわちスペー
サー分9を残してボルトで仮止めされた継手本体3と押
輪4とが一体の管継手1が予め準備されているため、流
体管2を接合するときには、流体管2を継手本体3に挿
入し、スペーサー9を取り外してボルト・ナットを締め
付けるだけで接合が終了する。よって接合の合理化がは
かられるばかりか、所定間隔を保持したままロックリン
グ5をセットできるのでロックリング5の縮径が一定
し、抜出阻止力を安定させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道管、ガス管、
プラント用配管等に使用される流体管を接合する管継手
であって、押輪でパッキンを継手本体に押し込み、さら
にロックリングを縮径させて流体管の抜け出しを防止す
る管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すような押輪Bでロック
リングEを押し、ロックリングEがリテーナDを介して
パッキンCを継手本体Aに押し込む管継手が知られてい
る。
【0003】継手本体Aは、端部の内周面に設けられた
パッキンCが収容される拡径部A1と、その外面に形成
されたフランジA2とによって構成され、拡径部A1に
は、継手本体Aの中央側より断面が楔形のパッキンC、
リテーナD、ロックリングEが配置され、内周面に径の
収縮を防止するインコアGが装着された流体管Pが挿入
されている。
【0004】押輪Bの内周面には、継手本体A側に向か
って拡径する内テーパ面B1が形成され、外面には、継
手本体AのフランジA2に対応するフランジB2が設け
てあり、ボルト・ナットFによって継手本体Aに取り付
けられる。
【0005】ロックリングEの外周面には、内テーパ面
B1に当接する外テーパ面E1が形成され、内周面に
は、流体管Pの外周面に食い込む刃E2が形成されてい
る。
【0006】上記の管継手における流体管Pの接合は、
まず、流体管Pの挿口部に押輪B、ロックリングE、リ
テーナーD、パッキンCの順に外嵌させ、つぎに、管継
手に前記挿口部を挿入し、パッキンC、リテーナーD、
ロックリングEの順に拡径部A1に押し込み、押輪Bを
継手本体Aに引き寄せ、そして、継手本体Aと押輪Bの
フランジA2、B2にボルトFを挿通しナットFで締め
付けて押輪Bを継手本体Aに締結して行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような管継手は、
土中に埋設されることが多く、その接合作業は、地面に
掘った溝の中で行われ、その溝幅も工事費を低く押さえ
るために狭くなっていて、前記の接合をこの狭い溝の中
で行うために、作業時間を多く必要としていた。
【0008】また、接合作業においては、パッキンを拡
径部に押し込む量の差が発生するので、ロックリングが
パッキンに当接し、押輪の内テーパ面によってロックリ
ングが縮径する継手本体に対する位置が異なることが多
く、抜出阻止力にバラツキがあった。
【0009】本発明が解決しようとする課題は、上記問
題を解決するためになされたもので、流体管の接合にお
ける作業工数を少なくして接合作業を容易とし、抜出阻
止力の安定した管継手を提供する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の管継手は、外周部に本体ボルト孔を形成し
た本体フランジが設けられるとともに端部の内周面には
パッキンが収容される拡径部が設けられた継手本体と、
内周面に継手本体側に向かって拡径する内テーパ面が形
成されるとともに外周部に前記本体ボルト孔に対応する
押輪ボルト孔の形成された継輪フランジが設けられた押
輪と、内周面に流体管の外周面に食い込む刃の形成さた
ロックリングと、継手本体と押輪とを引き寄せるボルト
・ナットとからなる管継手において、所定の管軸方向の
幅を持ったスペーサーを介して継手本体と押輪とを仮止
めに一体化したことを特徴としている。この特徴によ
り、継手本体と押輪との間にパッキンとロックリングと
が保持された状態、すなわちスペーサー分を残してボル
トで仮止めされた継手本体と押輪とが一体の管継手が予
め準備されているため、流体管を接合するときには、流
体管を継手本体に挿入し、スペーサーを取り外してボル
ト・ナットを締め付けるだけで接合が終了する。よって
接合の合理化がはかられるばかりか、所定間隔を保持し
たままロックリングをセットできるのでロックリングの
縮径が一定し、抜出阻止力を安定させることができる。
【0011】前記スペーサーは、前記ボルトに着脱自在
に取り付けられるとともに、ボルトに係合する係合部
と、ボルトに取り付けたときに継手体の外周に突出する
把持部とで構成されるのが好ましい。このようにする
と、把持部を操作することによってスペーサーの取り付
け、取り外しが容易となり作業性が向上する。
【0012】前記スペーサーは、押輪をボルト・ナット
により継手本体方向に移動させたときに管軸方向の幅が
狭くなるのが好ましい。このようにすると、スペーサー
を取り外す作業が必要なくなり、更に作業性が向上す
る。
【0013】前記スペーサーは、押輪をボルト・ナット
により継手本体方向に移動させたときに継手本体と押輪
の間より離脱するのが好ましい。このようにすると、ス
ペーサーを取り外す作業が必要なくなり、更に作業性が
向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0015】図1ないし図3は、本発明の管継手1を用
いてポリエチレン製の流体管2、2を接合する第1実施
例を示している。
【0016】同図において、3は、ダクタイル鋳鉄製の
継手本体、4は、継手本体3に締結される押輪、5は、
押輪4の内周面に配置されるロックリング、6は、流体
管2を継手本体3に水密に接合するパッキン、7は、パ
ッキン6を押圧するリテーナ、8は、流体管2の端部内
周に装着されたインコア、9は、継手本体3と押輪4の
間に取り付けられたスペーサーを示している。
【0017】継手本体3の内面中央には管中心方向に突
出したストッパー3dが設けられ、継手本体3の両端部
分には、パッキン6が収容される拡径部3aが形成さ
れ、その外面にはフランジ3bが連設されており、拡径
部3aの端部にはリテーナー7が当接してその移動を防
止する係止部3cが設けられている。
【0018】継手本体3の外周面に設けられたフランジ
3bには、押輪4のフランジ4bが複数のT頭ボルト1
0とナット11により取り付けられ、ロックリング5を
押輪4の内テーパ面4aにより締め付ける。
【0019】ロックリング5は、流体管2よりも硬質の
合成樹脂、例えばアセタール樹脂等やステンレス製等の
金属体からなる1つ割りの形状をしており、縮径させて
も元の形状に戻る弾性を有し、その断面形状は、外周面
は押輪4の内テーパ面4aとほぼ同じ傾斜の外テーパ面
5aが形成され、その最大外径は内テーパ面4の最大内
径より大きく設定され、内周面には、円周方向を向く複
数の刃5bが形成されている。
【0020】インコア8は、外径が流体管2の内径とほ
ぼ等しく形成され、一方の端部には外径方向に突出した
鍔部8aが形成されている。
【0021】スペーサー9は、図3に示すように、所定
の幅と厚さを持った帯状体を折り曲げた形状をしてい
る。折り曲げた側は、スペーサーをボルトに着脱する際
に指でつまんだり引っ掛けたりできる輪状に形成された
把持部9aが設けられ、開口側は、ボルトの外径よりも
若干小さい内径の円弧状の係合部9bが設けられてい
る。スペーサー9の取り付け、取り外しは、開口部を弾
性的に開いて行われる。
【0022】上記実施例の管継手1を用いて、流体管2
を接合するには、まず、フランジ3bとフランジ4bに
挿し通したT頭ボルト10にスペーサー9を取り付け、
ナット11を仮締めし、ロックリング5とリテーナ7と
が内部に装着された押輪4が、パッキン6を拡径部3a
に配置した継手本体3にスペーサー9の幅分間隔をあけ
て仮止めされた管継手1を用意する。
【0023】次に、接合する流体管2の端部に鍔部8a
が当接するまでインコア8を挿入する。
【0024】ついで、インコア8が内部に装着された流
体管2を継手本体3に仮止めされた押輪4の端部よりス
トッパー3cに当接するまで挿入し、スペーサー9をボ
ルトより取り外し、仮締めしてあるナット11をフラン
ジ3bとフランジ4bが当接するまで均等に締め付けて
接合を完了する。
【0025】スペーサー9の把持部9aが継手本体3の
外周面より突出しているので、把持部9aを容易つかむ
ことができ、スペーサー9をT頭ボルト10の直径方向
に引くと、スペーサー9は弾性変形して開口部が開き取
り外すことができる。
【0026】本管継手においては、上記のようにパッキ
ンやロックリング、押輪が装着された管継手に流体管を
挿入して、スペーサーを取り外し、ボルト・ナット締め
つけるだけで流体管の接合が完了するので、作業工数が
少なく接合作業が容易となる。
【0027】また、スペーサーによって所定の位置に配
置された押輪の内テーパ面によってロックリングが縮径
させられるので、ロックリングが一定の位置で縮径し、
抜出阻止力が安定して発揮される。
【0028】図4は、本発明の第2実施例のスペーサー
9を示し、継手本体3、押輪4、ロックリング5、パッ
キン6、リテーナ7等が第1実施例と同様に構成された
管継手のT頭ボルト10に取り付けられる。
【0029】把持部9aは、薄肉の円形状をし、正面視
略コの字状をした係合部9bに一体に設けられており、
係合部9bはボルトの軸方向に所定の幅を持ち、開口部
側はボルト外径よりも若干小さい内径の円弧状部が形成
されている。
【0030】上記第2実施例のスペーサーを用いた管継
手1に流体管2を接続するには、第1実施例と同様な方
法で行われる。
【0031】図5は、本発明の第3実施例のスペーサー
9を示し、継手本体3、押輪4、ロックリング5、パッ
キン6、リテーナ7等が第1実施例と同様に構成された
管継手のT頭ボルトに取り付けられる。
【0032】把持部9aは、側面視がT字状であり、正
面視略コの字状をした係合部9bに一体に設けられてお
り、係合部9bはボルトの軸方向に所定の幅を持ち、開
口部側はボルト外径よりも若干の小さい内径の円弧状部
が形成されている。
【0033】上記第3実施例のスペーサーを用いた管継
手1に流体管2を接続するには、第1実施例と同様な方
法で行われる。
【0034】図6は、本発明の第4実施例のスペーサー
9を示し、継手本体3、押輪4、ロックリング5、パッ
キン6、リテーナ7等が第1実施例と同様に構成された
管継手のT頭ボルト10に取り付けて使用される。
【0035】スペーサー9は、貫通孔9cが設けられた
薄板状の把持部9aと、把持部9aに連接され、先端に
開口部を持った係合孔9dが形成された係合部9bと、
係合部9bをボルトに取り付けたときのボルト軸方向に
突出した庇部9eと、庇部9eの先端に係合部9b側に
突出した挟持部9fとからなる。
【0036】庇部9eは、継手本体3と押輪4との離隔
距離に等しい長さに形成され、そのほぼ中央部には薄肉
部9gが設けられている。
【0037】上記第4実施例のスペーサー9を用いた管
継手1に流体管2を接続するには、第1実施例と同様な
方法で行われる。
【0038】フランジ3bとフランジ4bに挿し通した
T頭ボルト10にスペーサー9の係合部9bをフランジ
3b側に取り付け、ナット11を仮締めして挟持部9f
をフランジ4bに当接させ、ロックリング5とリテーナ
7とが内部に装着された押輪4が、パッキン6を拡径部
3aに配置した継手本体3に、スペーサー9の庇部9e
の長さだけ間隔をあけて仮止めされた管継手1に、イン
コア8が内部に装着された流体管2を継手本体3に仮止
めされた押輪4の端部よりストッパー3cに当接するま
で挿入する。
【0039】次に、仮締めしてあるナット11を締め付
けると、庇部9eはフランジ3bとフランジ4bとに圧
縮され、薄肉部9gが割れて押輪4が継手本体9に移動
し、パッキン6の押し込みとロックリング9の縮径が行
われて接合を完了する。
【0040】本管継手においては、上記のようにパッキ
ン6やロックリング5、押輪4が装着された継手本体3
に流体管2を挿入して、ボルト・ナット締めつけるだけ
で流体管2の接合が完了し、スペーサー9を取り外す作
業が必要なくなるので、作業工数が少なく接合作業が容
易となる。
【0041】図7は、本発明の第5実施例のスペーサー
9を示し、継手本体3、押輪4、ロックリング5、パッ
キン6、リテーナ7等が第1実施例と同様に構成された
管継手のT頭ボルト10に取り付けて使用される。
【0042】スペーサー9は、端部に把持片9hが設け
られた薄板状の把持部9aと、把持部9aに連接され、
先端に開口部を持った係合孔9dが形成された係合部9
bと、係合部9bをボルトに取り付けたときのボルト軸
方向に突出した庇部9eと、庇部9eの先端に係合部9
b側に突出した挟持部9fとからなる。
【0043】庇部9eは、弾性を有した把持部9a側に
凸状の山形に形成され、係合部9bと挟持部9fの距離
が継手本体3と押輪4との離隔距離に等しい長さに形成
されている。
【0044】上記第5実施例のスペーサー9を用いた管
継手1に流体管2を接続するには、第1実施例と同様な
方法で行われる。
【0045】フランジ3bとフランジ4bに挿し通した
T頭ボルト10にスペーサー9の係合部9bをフランジ
3b側に取り付け、ナット11を仮締めして挟持部9f
をフランジ4bに当接させ、ロックリング5とリテーナ
7とが内部に装着された押輪4が、パッキン6を拡径部
3aに配置した継手本体3に、スペーサー9の庇部9d
の長さだけ間隔をあけて仮止めされた管継手1に、イン
コア8が内部に装着された流体管2を継手本体3に仮止
めされた押輪4の端部よりストッパー3cに当接するま
で挿入する。
【0046】次に、仮締めしてあるナット11を締め付
けると、庇部9dはフランジ3bとフランジ4bとに圧
縮され、山形が狭くなるように弾性変形して把持部方向
の移動力が発生し、更に圧縮されるとその力が増しT頭
ボルト10より係合部9bが外れスペーサー9が管継手
1から外に飛び出し、フランジ3bとフランジ4bが当
接するまで均等に締め付けて接合を完了する。
【0047】本管継手においては、上記のようにパッキ
ン6やロックリング5、押輪4が装着された継手本体3
に流体管2を挿入して、ボルト・ナット締めつけるだけ
で流体管2の接合が完了し、スペーサー9を取り外し作
業が必要なくなるので、作業工数が少なく接合作業が容
易となる。
【0048】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、本発明の具体的な構成はこれに限定されるも
のではない。
【0049】実施例では、係合部は円弧状に形成されて
ボルトに係合しているが、平行な平面でボルトを挟み込
むようにしてもよい。
【0050】第4実施例では薄肉部を設けて庇部が折れ
曲がる様にしたが、庇部を蛇腹状に形成し、力が加わる
と縮むようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、継手本体と押輪との間
にパッキンとロックリングとが保持された状態、すなわ
ちスペーサー分を残してボルトで仮止めされた継手本体
と押輪とが一体の管継手が予め準備されているため、流
体管を接合するときには、流体管を継手本体に挿入し、
スペーサーを取り外してボルト・ナットを締め付けるだ
けで接合が終了する。よって接合の合理化がはかられる
ばかりか、所定間隔を保持したままロックリングをセッ
トできるのでロックリングの縮径が一定し、抜出阻止力
を安定させることができる。
【0052】また、所定間隔を保持したままロックリン
グをセットできるのでロックリングの縮径が一定し抜出
阻止力が安定した接合を行うことができる。
【0053】請求項2の発明によれば、把持部を操作す
ることによってスペーサーの取り付け、取り外しが容易
となり作業性が向上する。
【0054】請求項3,4の発明によれば、スペーサー
を取り外す作業が必要なくなり、更に作業性が向上す
る。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】同じく、側面図である。
【図3】同じく、(a)はスペーサーを示す正面図、
(b)はスペーサーを示す側面図である。
【図4】本発明の第2実施例のスペーサーであり、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図5】本発明の第3実施例のスペーサーであり、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図6】本発明の第4実施例のスペーサーであり、
(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図7】本発明の第5実施例のスペーサーであり、
(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図8】従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】 1 管継手 2 流体管 3 継手本体 3a 拡径部 3b フランジ 3c 係止部 3d ストッパー 4 押輪 4a 内テーパ面 4b フランジ 5 ロックリング 5a 外テーパ面 5b 刃 6 パッキン 7 リテーナ 8 インコア 8a 鍔部 9 スペーサー 9a 把持部 9b 係合部 9c 貫通孔 9d 係合孔 9e 庇部 9f 挟持部 9g 薄肉部 9h 把持片 10 T頭ボルト 11 ナット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部に本体ボルト孔を形成した本体フ
    ランジが設けられるとともに端部の内周面にはパッキン
    が収容される拡径部が設けられた継手本体と、内周面に
    継手本体側に向かって拡径する内テーパ面が形成される
    とともに外周部に前記本体ボルト孔に対応する押輪ボル
    ト孔の形成された継輪フランジが設けられた押輪と、内
    周面に流体管の外周面に食い込む刃の形成さたロックリ
    ングと、継手本体と押輪とを引き寄せるボルト・ナット
    とからなる管継手において、所定の管軸方向の幅を持っ
    たスペーサーを介して継手本体と押輪とを仮止めに一体
    化したことを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 前記スペーサーは、前記ボルトに着脱自
    在に取り付けられるとともに、ボルトに係合する係合部
    と、ボルトに取り付けたときに継手体の外周に突出する
    把持部とで構成される請求項1に記載の管継手。
  3. 【請求項3】 前記スペーサーは、押輪をボルト・ナッ
    トにより継手本体方向に移動させたときに管軸方向の幅
    が狭くなる請求項1に記載の管継手。
  4. 【請求項4】 前記スペーサーは、押輪をボルト・ナッ
    トにより継手本体方向に移動させたときに継手本体と押
    輪の間より離脱する請求項1に記載の管継手。
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