JP7216407B2 - 管継手構造 - Google Patents

管継手構造 Download PDF

Info

Publication number
JP7216407B2
JP7216407B2 JP2019040926A JP2019040926A JP7216407B2 JP 7216407 B2 JP7216407 B2 JP 7216407B2 JP 2019040926 A JP2019040926 A JP 2019040926A JP 2019040926 A JP2019040926 A JP 2019040926A JP 7216407 B2 JP7216407 B2 JP 7216407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
bolt
socket
gap
bolt fastener
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019040926A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020143739A (ja
Inventor
潔 濱本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Waterworks Technology Development Organization Co Ltd
Original Assignee
Waterworks Technology Development Organization Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Waterworks Technology Development Organization Co Ltd filed Critical Waterworks Technology Development Organization Co Ltd
Priority to JP2019040926A priority Critical patent/JP7216407B2/ja
Publication of JP2020143739A publication Critical patent/JP2020143739A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7216407B2 publication Critical patent/JP7216407B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Joints With Sleeves (AREA)

Description

本発明は、流体管に外装される受口部と、前記受口部の内周面の端部側に収納されるパッキンと、前記受口部への近接移動に伴って前記パッキンを圧縮する押輪と、前記流体管の外周面に係止可能な状態で前記押輪の内周面側に配置される抜止めリングと、前記押輪の連結部と前記受口部の連結部とを締結するボルト締結具と、前記ボルト締結具の締結操作による前記押輪と前記受口部との相対近接移動に伴って前記抜止めリングを縮径させるリング縮径手段と、前記押輪と前記受口部との対向間隔を前記抜止めリングが非係止状態に維持される仮組み間隔に規制する間隔規制手段と、を設けてある管継手構造に関する。
上記の管継手構造では、施工現場での作業能率の向上を図るために、工場等において、受口部及び押輪に対してパッキン及び抜止めリングを所定の配設状態で組付け、受口部と押輪とをボルト締結具で仮組み連結する。このとき、押輪と受口部との対向間隔は、間隔規制手段によって抜止めリングが非係止状態に維持される仮組み間隔に規制されている。そのため、ボルト締結具を仮組みのために締結操作しても、抜止めリングは縮径されない、又は、抜止めリングが縮径しても非係止状態の範囲に規制される。同時に、間隔規制手段を装着した状態でのボルト締結具の締結操作によって、輸送時の振動等によるボルト締結具の緩みに起因するパッキン及び抜止めリングのずれ動きを抑制することができる。これにより、仮組み連結された押輪及び受口部に対して流体管をスムーズに挿入することができる。
そして、従来の管継手構造では、特許文献1、2に示すように、間隔規制手段は、仮組み間隔に相当する長さを有し、且つ、ボルト締結具の締結操作によって押輪の連結部と受口部の連結部との間に挾持される間隔規制部と、該間隔規制部から外方側に突出する把持部と、を備えるスペーサーから構成されている。
特許第4200558号公報 特許第5939860号公報
従来の管継手構造では、スペーサーの間隔規制部を、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面間に配置し、ボルト締結具の締結操作によって、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面間で間隔規制部を挾持固定する。これにより、押輪の連結部と受口部の連結部との対向間隔を、抜止めリングが非係止状態に維持される仮組み間隔に強固に維持する。そのため、施工現場に搬入した仮組み状態の受口部及び押輪に流体管を挿入したのち、ボルト締結具を本締め操作する工程に移行する際、ボルト締結具を一旦緩み操作し、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面間で挾持固定されているスペーサーの間隔規制部を抜き出す必要があり、施工現場での作業能率面で改善の余地があった。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、ボルト締結具の仮組み状態及び本締め状態を外部から容易に目視確認できる形態で、仮組み状態から本締め状態への移行を能率良く行うことができ、しかも、ボルト締結具の耐久性向上も図ることのできる管継手構造を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、流体管に外装される受口部と、前記受口部の内周面の端部側に収納されるパッキンと、前記受口部への近接移動に伴って前記パッキンを圧縮する押輪と、前記流体管の外周面に係止可能な状態で前記押輪の内周面側に配置される抜止めリングと、前記押輪の連結部と前記受口部の連結部とを締結するボルト締結具と、前記ボルト締結具の締結操作による前記押輪と前記受口部との相対近接移動に伴って前記抜止めリングを縮径させるリング縮径手段と、前記押輪と前記受口部との対向間隔を前記抜止めリングが非係止状態に維持される仮組み間隔に規制する間隔規制手段と、を設けてある管継手構造であって、
前記間隔規制手段は、前記ボルト締結具のボルトと前記押輪の連結部のボルト挿通孔との間の環状隙間、及び、前記ボルトと前記受口部の連結部のボルト挿通孔との間の環状隙間に入り込み可能な間隔規制筒と、前記間隔規制筒の外周面における前記仮組み間隔に相当する部位において、前記押輪の連結部と前記受口部の連結部との対向面のそれぞれに当接可能な状態で設けられる一対の係止部と、を備えたスペーサーから構成され、前記両係止部の少なくとも一方は、前記ボルト締結具の本締めによって前記間隔規制筒から剪断分離可能又は変形可能に構成され、前記係止部の剪断分離又は変形によって前記間隔規制筒の前記環状隙間への侵入移動を許容する構成にしてある点にある。
上記構成によれば、押輪と受口部とを仮組み連結する場合、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面間に、一対の係止部及び間隔規制筒を備えたスペーサーを配置する。一方の連結部のボルト挿通孔からスペーサーの間隔規制筒の内部を経由して他方の連結部のボルト挿通孔にボルト締結具のボルトを挿入する。この状態でボルト締結具を締結操作すると、スペーサーの両係止部が、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面のそれぞれに当接する。一対の係止部は、間隔規制筒の外周面における仮組み間隔に相当する部位に設けられているので、押輪の連結部と受口部の連結部との対向間隔は、抜止めリングが非係止状態に維持される仮組み間隔に規制される。
そして、施工現場に搬入した仮組み状態の受口部及び押輪に流体管を挿入したのち、ボルト締結具を本締め操作すると、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面のそれぞれに当接しているスペーサーの両係止部に次第に大きなボルト軸方向の締付け力が作用する。この締付け力によって少なくとも一方の係止部は、応力限界に達したときに間隔規制筒から剪断分離又は変形し、両係止部による間隔規制機能が消滅する。これにより、ボルト締結具の本締め操作に伴って、ボルトに外装されているスペーサーの間隔規制筒が、ボルトと少なくとも一方の連結部のボルト挿通孔との間の環状隙間へ侵入移動するので、押輪の連結部と受口部の連結部とを確実に本締め固定することができる。
したがって、施工現場に搬入した仮組み状態の受口部と押輪に流体管を挿入したのち、ボルト締結具を本締め操作する工程に移行する際、従来のように、ボルト締結具を一旦緩み操作して、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面間に配置したスペーサーの間隔規制部を抜き取る必要がない。それ故に、ボルト締結具の仮組み状態及び本締め状態を外部から容易に目視確認できる形態で、仮組み状態から本締め状態への移行を能率良く行うことができる。しかも、ボルト締結具のボルトにはスペーサーの間隔規制筒が外装された状態が維持されるので、ボルト締結具の耐久性向上を図ることができる。
本発明の第2特徴構成は、前記両連結部の前記ボルト挿通孔は、前記押輪及び前記受口部の周方向の複数個所に形成され、前記スペーサーの前記間隔規制筒は、前記両連結部の前記ボルト挿通孔のうち、前記押輪及び前記受口部の周方向に離間配置される少なくとも2箇所の前記ボルト挿通孔に挿通される前記ボルトにそれぞれ外装されている点にある。
上記構成によれば、押輪と受口部とをボルト締結具で仮組み連結するとき、押輪及び受口部の周方向に離間配置される少なくとも2箇所のボルト挿通孔に挿通されるボルトに、スペーサーの間隔規制筒を装着するので、押輪と受口部との対向面間の仮組み間隔を周方向で均一化できる。
本発明の第3特徴構成は、前記両係止部の少なくとも一方の根元側の設定剪断位置には剪断誘発用の脆弱部が形成されている点にある。
上記構成によれば、仮組み状態の受口部及び押輪に流体管を挿入したのち、ボルト締結具を本締め操作すると、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面のそれぞれに当接しているスペーサーの両係止部に次第に大きなボルト軸方向の締付け力が作用する。この締付け力が、少なくとも一方の係止部の根元側の設定剪断位置に形成されている剪断誘発用の脆弱部に集中し、係止部を設定剪断位置において確実、容易に剪断分離することができる。
本発明の第4特徴構成は、前記両係止部は、前記ボルト締結具の本締めによって前記間隔規制筒から剪断分離可能に構成され、前記押輪の連結部と前記受口部の連結部との対向面の各々には、前記対向面同士が当接可能な状態で剪断分離された前記両係止部が各別に入り込む環状凹部が形成されている点にある。
上記構成によれば、ボルト締結具の本締めによって剪断分離された両係止部は、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面の各々に形成された環状凹部内に入り込み、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面同士が当接する状態で本締め固定される。そのため、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面間に剪断分離された両係止部が入り込んで、両連結部の対向面間の間隔が広がる不安定な固定連結状態を回避することができる。
本発明の第5特徴構成は、前記両係止部は、前記ボルト締結具の本締めによって前記間隔規制筒から剪断分離可能に構成され、前記押輪の連結部と前記受口部の連結部との対向面の一方には、前記対向面同士が当接可能な状態で剪断分離された前記両係止部が入り込む環状凹部が形成されている点にある。
上記構成によれば、ボルト締結具の本締めによって剪断分離された両係止部は、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面の一方に形成された環状凹部内に入り込み、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面同士が当接する状態で本締め固定される。そのため、押輪の連結部と受口部の連結部との対向面間に剪断分離された両係止部が入り込んで、両連結部の対向面間の間隔が広がる不安定な固定連結状態を回避することができる。
第1実施形態の管継手構造の全体断面図 図1におけるII-II線での継手本体側の連結部の断面図 図1におけるIII-III線での押輪側の連結部の断面図 第1実施形態の組付け時の要部の拡大分解断面図 第1実施形態の仮組み時の要部の拡大断面図 第1実施形態の本締め時の要部の拡大断面図 第1実施例のスペーサーの正面図(a)と側面図(b) 第2実施例のスペーサーの正面図(a)と側面図(b) 第3実施例のスペーサーの拡大断面図(a)と第4実施例のスペーサーの拡大断面図(b) 第5実施例のスペーサーの正面図(a)と側面図(b) 第2実施形態の組付け時の要部の拡大分解断面図 第2実施形態の仮組み時の要部の拡大断面図 第2実施形態の本締め時の要部の拡大断面図 第3実施形態の本締め時の要部の拡大断面図
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、流体管の一例である水道管P1、P2の管継手構造を示す。この管継手構造に用いられる管継手Jとしては、従来から種々の形態のものが存在し、それらの何れの形態の管継手Jも使用することができる。本実施形態では、塩ビ管製の水道管P1と鋳鉄管製の水道管P2とを接合する管継手Jを用いた例について説明する。
管継手Jは、図1に示すように、管軸芯方向の一端部に受口部20が形成されたダクタイル鋳鉄製の継手本体2と、継手本体2の受口部20の内周面に収容されるリング状のパッキン3を圧縮可能なダクタイル鋳鉄製の押輪4と、継手本体2の受口部20と押輪4とを固定連結する第1ボルト締結具5と、備える。継手本体2の受口部20と押輪4とにわたって塩ビ管製の水道管P1の端部が挿入接続される。挿入接続される水道管P1としては、塩ビ管以外の樹脂管や鋳鉄、鋼管等が存在する。
継手本体2の管軸芯方向の他端部には、径方向外方に突出する円環状の連結用フランジ21が一体形成されている。この継手本体2の連結用フランジ21と鋳鉄管製の水道管P2の端部に形成されている円環状の連結用フランジ1とは、第2ボルト締結具6を構成するボルト61・ナット62で水密状態に固定連結されている。
継手本体2の受口部20の内周面は、図1、図4に示すように、開口端ほど内径が大きくなる拡径傾斜面20aに形成されている。この拡径傾斜面20aにより、パッキン3を収納するパッキン収納部が形成されている。また、図2に示すように、継手本体2の受口部20の外周面の周方向複数個所(本実施形態では4箇所)には、径方向外方に突出する連結部22が一体形成されている。各連結部22には、図4に示すように、第1ボルト締結具5のボルト51(本実施形態では、T頭ボルト)が挿通されるボルト挿通孔23が形成されている。
図3に示すように、押輪4の外周面の周方向複数個所(本実施形態では4箇所)には、径方向外方に突出する連結部42が一体形成されている。各連結部42には、図4に示すように、第1ボルト締結具5のボルト51が挿通されるボルト挿通孔43が形成されている。
そして、図4~図6に示すように、継手本体2側の連結部22のボルト挿通孔23と押輪4側の連結部42のボルト挿通孔43とのうち、管軸芯方向で相対向する各対の連結部22,42のボルト挿通孔23,43に亘ってボルト51を挿入し、ボルト51に螺合したナット52の締め付け操作により、継手本体2に対する押輪4の近接移動に伴って、受口部20の拡径傾斜面20aと塩ビ管製の水道管P1の外周面との間に配置されているパッキン3を水密状態に圧縮する。
押輪4の内周面側には、図4~図6に示すように、水道管P1の外周面に食い込み状態で係止する縮径変形可能な抜止めリング7と、第1ボルト締結具5の締結操作による継手本体2の受口部20と押輪4との相対近接移動に伴って抜止めリング7を縮径させるリング縮径手段8と、が設けられている。リング縮径手段8は、押輪4の大径押輪部40の急傾斜内面40aと継手本体2の受口部20に装着されたパッキン3との間に配設した円環状の樹脂(例えば、ポリプロピレン)製のピース80をもって構成されている。このピース80は、抜止めリング7を水道管P1の外周面から離間した非係止状態に保持(図4、図5参照)し、且つ、継手本体2の受口部20と押輪4との相対近接移動に伴って変形しながら抜止めリング7を水道管P1の外周面に食い込んだ係止状態に縮径させる(図6参照)。
押輪4の小径押輪部41の緩傾斜内面41aにおける継手本体2側の入口は、図6に示すように、水道管P1の外周面に食い込んだ係止状態にある抜止めリング7の外径よりも若干大きな内径に構成されている。小径押輪部41の緩傾斜内面41aにおける継手本体2から離間する奥側は、水道管P1の外周面に食い込んだ係止状態にある抜止めリング7の外径よりも小なる内径に構成されている。これにより、地震等によって継手本体2の受口部20及び押輪4に接続されている水道管P1に離脱力が作用したとき、水道管P1と一体的に離脱移動する抜止めリング7が押輪4の小径押輪部41の緩傾斜内面41aに移入する。この小径押輪部41の緩傾斜内面41aに接触しながら奥側に移動する抜止めリング7は、さらに縮径変形して水道管P1の外周面に喰い込むため、管継手Jの離脱阻止機能が強化される。
抜止めリング7は、図4、図5に示すように、無負荷状態において、接続される水道管P1の外径よりも若干大径の内径を備え、且つ、円周方向の一箇所が切断されて縮径側に弾性変形可能に構成されている。抜止めリング7の内周面には水道管P1の外周面に食い込み可能な刃7aを備えている。
本実施形態では、抜止めリング7は、ステンレス鋼製を用いているが、その他の金属や樹脂等により構成することもできる。
ピース80は、図4、図5に示すように、パッキン3を管軸芯方向から押圧可能なパッキン押圧面81aを有する第1ピース81と、押輪4の大径押輪部40の急傾斜内面40aに管軸芯方向から当接する傾斜当接面82aを有する第2ピース82と、を備える。第1ピース81と第2ピース82の各々は、非圧縮状態において、挿入接続される水道管P1の外径よりも若干大きな内径に形成されている。第1ピース81と第2ピース82は、図外の係合手段により相対回転不能な状態で管軸芯方向から係合連結されている。第2ピース82には、抜止めリング7を保持するリング保持凹部82bが形成されている。
図5は、継手本体2の受口部20と押輪4とを第1ボルト締結具5の仮締め操作で仮組み連結した状態を示す。この仮組み状態では、継手本体2の受口部20の連結部22と押輪4の連結部42との対向間隔は、後述の間隔規制手段9によって抜止めリング7が非係止状態に維持される仮組み間隔Wに規制されている。仮組み状態では、図5に示すように、パッキン3の内径、ピース80の内径、抜止めリング7の内径は、挿入接続される水道管P1の外径よりも若干大きな内径に維持されているので、継手本体2の受口部20及び押輪4に対する水道管P1の挿入接続作業を容易に行うことができる。
図6は、継手本体2の受口部20と押輪4とを第1ボルト締結具5の本締め操作で固定連結した状態を示す。この本締め操作による継手本体2の受口部20と押輪4との相対近接移動に伴って、間隔規制手段9による規制が自動的に解除される。そして、継手本体2の受口部20の連結部22と押輪4の連結部42との対向面同士が当接する本締め固定状態に達すると、パッキン3は水密状態に圧縮され、ピース80は、変形しながら抜止めリング7を水道管P1の外周面に食い込んだ係止状態に縮径させる。このとき、ピース80の変形により、抜止めリング7は、押輪4の小径押輪部41の緩傾斜内面41aにおける継手本体2側の入口に位置する。これにより、水道管P1と一体的に離脱移動する抜止めリング7を、小径押輪部41の緩傾斜内面41aに沿って移動することによって確実に縮径させることができる。
次に、間隔規制手段9について詳述する。
間隔規制手段9は、図4~図6に示すように、第1ボルト締結具5のボルト51と押輪4の連結部42のボルト挿通孔43との間の環状隙間S、及び、ボルト51と受口部20の連結部22のボルト挿通孔23との間の環状隙間Sに入り込み可能な間隔規制筒91と、間隔規制筒91の外周面における仮組み間隔Wに相当する部位において、押輪4の連結部42と受口部20の連結部22との対向面のそれぞれに当接可能な状態で設けられる一対の係止部92A,92Bと、を備えたスペーサー90から構成されている。
スペーサー90の間隔規制筒91の外径は、図4~図6に示すように、受口部20側の連結部22のボルト挿通孔23及び押輪4側の連結部42のボルト挿通孔43の各内径よりも若干小径に構成され、間隔規制筒91の内径は、ボルト51の外径よりも若干大径に構成されている。
また、間隔規制筒91の長さは、図7に示すように、仮組み間隔Wと両係止部92A,92Bの厚みとの和よりも少し長く構成され、両係止部92A,92Bは、間隔規制筒91の両端から少し中央側に偏位した部位に形成されている。間隔規制筒91の両端部91aは、スペーサー90をスペーサー装着位置に配置する際、受口部20側の連結部22のボルト挿通孔23及び押輪4側の連結部42のボルト挿通孔43に挿入して係合支持させる落ち止め支持部として機能する。
スペーサー90の両係止部92A,92Bは、図7に示すように、円環状に構成され、間隔規制筒91と樹脂(例えば、ポリプロピレン)で一体成形されている。本実施形態では、ポリプロピレンを用いているが、その他の樹脂や金属等により構成することもできる。また、両係止部92A,92Bの厚みは、間隔規制筒91の厚みよりも大に構成されている。
スペーサー90の両係止部92A,92Bの各々は、図6に示すように、第1ボルト締結具5の本締め操作による継手本体2の受口部20と押輪4との相対近接移動に伴って、間隔規制筒91との接合部位である根元側において、間隔規制筒91から剪断分離可能に構成されている。この両係止部92A,92Bの剪断分離によって、間隔規制筒91は、第1ボルト締結具5のボルト51と押輪4の連結部42のボルト挿通孔43との間の環状隙間S、及び、ボルト51と受口部20の連結部22のボルト挿通孔23との間の環状隙間Sへの浸入移動を許容する構成にしてある。
また、継手本体2の受口部20の連結部22と押輪4の連結部42との対向面には、図4、図5に示すように、両係止部92A,92Bが管軸芯方向から各別に入り込み可能な環状凹部24,44が形成されている。両環状凹部24,44の管軸芯方向での溝深さは、入り込み対象の係止部92A,92Bの板厚と同一又は略同一に構成され、本締め固定状態では、図6に示すように、継手本体2の受口部20の連結部22と押輪4の連結部42との対向面同士が当接する構成にしてある。
そして、図4に示すように、継手本体2の受口部20と押輪4とを仮組みする場合、受口部20の連結部22と押輪4の連結部42との対向面間に、一対の係止部92A,92B及び間隔規制筒91を備えたスペーサー90を配置する。本実施形態では、スペーサー90を、図2、図3に示すように、両連結部22,42の全てのボルト挿通孔23,43に対応するスペーサー装着位置に配置してある。
尚、スペーサー90を、少なくとも対角二箇所のボルト挿通孔23,43に対応するスペーサー装着位置に配置して実施してもよい。
また、ボルト連結数が奇数の場合、受口部20及び押輪4の周方向に大きく離間する少なくとも2箇所のボルト挿通孔23,43に対応するスペーサー装着位置に配置するとよい。
上述の4箇所のスペーサー装着位置において、図4に示すように、一方である受口部20側の連結部22のボルト挿通孔23からスペーサー90の間隔規制筒91の内部を経由して他方である押輪4側の連結部42のボルト挿通孔43に第1ボルト締結具5のボルト51を挿入する。挿入された各ボルト51の先端側ネジ部分にナット52を螺合する。
この状態で第1ボルト締結具5のナット52を締め付け操作すると、図5に示すように、スペーサー90の両係止部92A,92Bが、受口部20の連結部22と押輪4の連結部42との対向面に形成されている環状凹部24,44に入り込んだ状態で当接する。スペーサー90の一対の係止部92A,92Bは、間隔規制筒91の外周面における仮組み間隔Wに相当する部位に設けられているので、受口部20と押輪4との対向間隔は、抜止めリング7が非係止状態に維持される仮組み間隔Wに規制される。
そして、施工現場に搬入した仮組み状態の受口部20及び押輪4に水道管P1を挿入したのち、図6に示すように、第1ボルト締結具5のナット52を本締め操作すると、受口部20の連結部22と押輪4の連結部42との対向面のそれぞれに当接しているスペーサー90の両係止部92A,92Bに次第に大きなボルト軸方向の締付け力が作用する。この締付け力によって両係止部92A,92Bは、応力限界に達したときに間隔規制筒91から剪断分離され、両係止部92A,92Bによる間隔規制機能が消滅する。これにより、第1ボルト締結具5のナット52の本締め操作に伴って、ボルト51に外装されているスペーサー90の間隔規制筒91が、ボルト51と両連結部22,42のボルト挿通孔23,43との間の環状隙間Sへ侵入移動するので、受口部20の連結部22と押輪4の連結部42との対向面同士が当接した状態で確実に本締め固定することができる。
したがって、施工現場に搬入した仮組み状態の受口部20及び押輪4に水道管P1を挿入したのち、第1ボルト締結具5を本締め操作する工程に移行する際、従来のように、第1ボルト締結具5を一旦緩み操作して、押輪4の連結部42と受口部20の連結部22との対向面間に配置したスペーサー90の間隔規制部を抜き取る必要がない。それ故に、第1ボルト締結具5の仮組み状態及び本締め状態を外部から容易に目視確認できる形態で、仮組み状態から本締め状態への移行を能率良く行うことができる。しかも、4箇所のスペーサー装着位置においては、第1ボルト締結具5のボルト51にはスペーサー90の間隔規制筒91が外装された状態が維持されるので、第1ボルト締結具5の耐久性向上を図ることができる。
〔第2実施例〕
図8は、上述の第1実施形態における第1実施例のスペーサー90の別実施例を示す。この実施例では、スペーサー90の両係止部92A,92Bの各々は、間隔規制筒91の周方向複数個所(本実施例では4箇所)に設けた複数の角柱状の係止突起92a,92bから構成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一である。
〔第3実施例〕
図9(a)は、上述の第1実施形態における第1実施例のスペーサー90の別実施例を示す。この実施例では、スペーサー90の両係止部92A,92Bの根元側の設定剪断位置で、且つ、管軸芯方向の両側部位の各々に、第1ボルト締結具5の本締め操作による剪断を誘発するための脆弱部10の一例である三角形状の第1切り欠き溝11が形成されている。
そして、施工現場に搬入した仮組み状態の受口部20及び押輪4に水道管P1を挿入したのち、第1ボルト締結具5を本締め操作すると、受口部20の連結部22と押輪4の連結部42との対向面のそれぞれに当接しているスペーサー90の両係止部92A,92Bに次第に大きなボルト軸方向の締付け力が作用する。この締付け力が、両係止部92A,92Bの根元側の設定剪断位置に形成されている剪断誘発用の第1切り欠き溝11に集中し、両係止部92A,92Bを設定剪断位置において確実、容易に剪断分離することができる。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一である。
〔第4実施例〕
図9(b)は、上述の第3実施例のスペーサー90の変形例を示す。この実施例では、スペーサー90の両係止部92A,92Bの根元側の設定剪断位置で、且つ、管軸芯方向の外側部位の各々に、第1ボルト締結具5の本締め操作による剪断を誘発するための脆弱部10の一例である略三角形状の第2切り欠き溝12が形成されている。
この第2切り欠き溝12により、上述の第3実施例と同様に、両係止部92A,92Bを設定剪断位置において確実、容易に剪断分離することができる。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一である。
〔第2実施形態〕
図10は、上述の第1実施形態におけるスペーサー90の第5実施例を示す。この実施例では、スペーサー90の両係止部92A,92Bのうち、受口部20の連結部22に当接する係止部92Aを、間隔規制筒91の一端部に形成してある。
そのため、この第5実施例のスペーサー90を用いる管継手Jでは、図11~図13に示すように、継手本体2の受口部20の連結部22と押輪4の連結部42との対向面のうち、受口部20の連結部22の対向面には、第1実施形態の環状凹部24が存在しない平滑面に構成されている。
一方、押輪4の連結部42の対向面には、間隔規制筒91から剪断分離された両係止部92A,92Bが管軸芯方向から入り込む第2環状凹部45が形成されている。この第2環状凹部45の容積は、剪断分離された両係止部92A,92Bの体積よりも小さいため、第1ボルト締結具5の本締め操作による継手本体2の受口部20と押輪4との相対近接移動に伴って、剪断分離された両係止部92A,92Bは圧潰されながら押輪4の連結部42の第2環状凹部45内に収納される。そのため、本締め固定状態では、継手本体2の受口部20の連結部22と押輪4の連結部42との対向面同士が当接する構成にしてある。
図12は、継手本体2の受口部20と押輪4とを第1ボルト締結具5の仮締め操作で仮組み連結した状態を示す。この仮組み状態では、継手本体2の受口部20の連結部22と押輪4の連結部42との対向間隔は、スペーサー90によって抜止めリング7が非係止状態に維持される仮組み間隔Wに規制されている。仮組み状態では、図12に示すように、パッキン3の内径、ピース80の内径、抜止めリング7の内径は、挿入接続される水道管P1の外径よりも若干大きな内径に維持されているので、継手本体2の受口部20及び押輪4に対する水道管P1の挿入接続作業を容易に行うことができる。
図13は、継手本体2の受口部20と押輪4とを第1ボルト締結具5の本締め操作で固定連結した状態を示す。この本締め操作による継手本体2の受口部20と押輪4との相対近接移動に伴って、スペーサー90の両係止部92A,92Bが剪断分離され、スペーサー90による規制が自動的に解除される。そして、継手本体2の受口部20の連結部22と押輪4の連結部42との対向面同士が当接する本締め固定状態に達すると、パッキン3は水密状態に圧縮され、ピース80は、圧壊しながら抜止めリング7を水道管P1の外周面に食い込んだ係止状態に縮径させる。このとき、ピース80の一部は押輪4の大径押輪部40の急傾斜内面40aに沿って浸入し、水道管P1と一体的に離脱移動する抜止めリング7の移行を案内する。
尚、上述の第2実施形態では、第2環状凹部45の容積を、剪断分離された両係止部92A,92Bの体積よりも小に構成したが、第2環状凹部45の容積を、剪断分離された両係止部92A,92Bの体積と同一、又は、それよりも大に構成してもよい。
また、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第3実施形態〕
図14に示すように、スペーサー90の両係止部92A,92Bの各々は、第1ボルト締結具5の本締め操作による継手本体2の受口部20と押輪4との相対近接移動に伴って屈曲変形又は圧潰変形可能に構成されている。この両係止部92A,92Bの屈曲変形又は圧潰変形によって、間隔規制筒91は、屈曲変形又は圧潰変形した両係止部92A,92Bと一緒に、第1ボルト締結具5のボルト51と押輪4の連結部42のボルト挿通孔43との間の環状隙間S、及び、ボルト51と受口部20の連結部22のボルト挿通孔23との間の環状隙間Sへの浸入移動を許容する構成にしてある。
また、受口部20の連結部22におけるボルト挿通孔23の内周面のうち、押輪4側の内周面部分は、押輪4側の開口端ほど大径となるテーパ面22aに形成されている。押輪4の連結部42におけるボルト挿通孔43の内周面のうち、受口部20側の内周面部分は、受口部20側の開口端ほど大径となるテーパ面42aに形成されている。この両テーパ面22a,42aにより、両係止部92A,92Bを容易に屈曲変形又は圧潰変形させることができる。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の第1実施形態及び第2実施形態では、両係止部92A,92Bを、第1ボルト締結具5の本締めによって間隔規制筒91から剪断分離させるように構成したが、条件によっては、両係止部92A,92Bの一方のみを間隔規制筒91から剪断分離させるように構成してもよい。
(2)上述の第1実施形態~第3実施形態では、継手本体2の受口部20の連結部22、及び押輪4の連結部42の各々を、周方向で断続する複数の突起状に形成したが、受口部20の連結部22、及び押輪4の連結部42の各々をフランジ状に形成してもよい。
(3)上述の第1実施形態~第3実施形態では、継手本体2として、管軸芯方向の一端部に受口部20が形成され、管軸芯方向の他端部に連結用フランジ21が形成された継手本体2を用いたが、管軸芯方向の両端部に受口部20が形成されている継手本体2を用いてもよい。
P1 流体管(水道管)
P2 流体管(水道管)
3 パッキン
4 押輪
5 ボルト締結具(第1ボルト締結具)
7 抜止めリング
8 リング縮径手段
9 間隔規制手段
10 脆弱部
20 受口部
22 連結部
23 ボルト挿通孔
24 環状凹部
42 連結部
43 ボルト挿通孔
44 環状凹部
45 環状凹部(第2環状凹部)
51 ボルト
90 スペーサー
91 間隔規制筒
92A 係止部
92B 係止部
S 環状隙間
W 仮組み間隔

Claims (5)

  1. 流体管に外装される受口部と、前記受口部の内周面の端部側に収納されるパッキンと、前記受口部への近接移動に伴って前記パッキンを圧縮する押輪と、前記流体管の外周面に係止可能な状態で前記押輪の内周面側に配置される抜止めリングと、前記押輪の連結部と前記受口部の連結部とを締結するボルト締結具と、前記ボルト締結具の締結操作による前記押輪と前記受口部との相対近接移動に伴って前記抜止めリングを縮径させるリング縮径手段と、前記押輪と前記受口部との対向間隔を前記抜止めリングが非係止状態に維持される仮組み間隔に規制する間隔規制手段と、を設けてある管継手構造であって、
    前記間隔規制手段は、前記ボルト締結具のボルトと前記押輪の連結部のボルト挿通孔との間の環状隙間、及び、前記ボルトと前記受口部の連結部のボルト挿通孔との間の環状隙間に入り込み可能な間隔規制筒と、前記間隔規制筒の外周面における前記仮組み間隔に相当する部位において、前記押輪の連結部と前記受口部の連結部との対向面のそれぞれに当接可能な状態で設けられる一対の係止部と、を備えたスペーサーから構成され、前記両係止部の少なくとも一方は、前記ボルト締結具の本締めによって前記間隔規制筒から剪断分離可能又は変形可能に構成され、前記係止部の剪断分離又は変形によって前記間隔規制筒の前記環状隙間への侵入移動を許容する構成にしてある管継手構造。
  2. 前記両連結部の前記ボルト挿通孔は、前記押輪及び前記受口部の周方向の複数個所に形成され、前記スペーサーの前記間隔規制筒は、前記両連結部の前記ボルト挿通孔のうち、前記押輪及び前記受口部の周方向に離間配置される少なくとも2箇所の前記ボルト挿通孔に挿通される前記ボルトにそれぞれ外装されている請求項1記載の管継手構造。
  3. 前記両係止部の少なくとも一方の根元側の設定剪断位置には剪断誘発用の脆弱部が形成されている請求項1又は2記載の管継手構造。
  4. 前記両係止部は、前記ボルト締結具の本締めによって前記間隔規制筒から剪断分離可能に構成され、前記押輪の連結部と前記受口部の連結部との対向面の各々には、前記対向面同士が当接可能な状態で剪断分離された前記両係止部が各別に入り込む環状凹部が形成されている請求項1~3のいずれか1項に記載の管継手構造。
  5. 前記両係止部は、前記ボルト締結具の本締めによって前記間隔規制筒から剪断分離可能に構成され、前記押輪の連結部と前記受口部の連結部との対向面の一方には、前記対向面同士が当接可能な状態で剪断分離された前記両係止部が入り込む環状凹部が形成されている請求項1~3のいずれか1項に記載の管継手構造。

JP2019040926A 2019-03-06 2019-03-06 管継手構造 Active JP7216407B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019040926A JP7216407B2 (ja) 2019-03-06 2019-03-06 管継手構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019040926A JP7216407B2 (ja) 2019-03-06 2019-03-06 管継手構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020143739A JP2020143739A (ja) 2020-09-10
JP7216407B2 true JP7216407B2 (ja) 2023-02-01

Family

ID=72353520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019040926A Active JP7216407B2 (ja) 2019-03-06 2019-03-06 管継手構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7216407B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113818436B (zh) * 2021-10-18 2023-02-21 福建金鼎建筑发展有限公司 一种用于地基的土建预埋件抗浮动固定结构

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000055254A (ja) 1998-08-10 2000-02-22 Cosmo Koki Co Ltd 管継手
JP2001050446A (ja) 1999-08-03 2001-02-23 Suido Gijutsu Kaihatsu Kiko:Kk 管継手
US20160153592A1 (en) 2013-07-09 2016-06-02 Crane Limited Pipe connection

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3698502B2 (ja) * 1996-10-29 2005-09-21 株式会社水道技術開発機構 管接続構造
JP3897433B2 (ja) * 1998-02-24 2007-03-22 株式会社水道技術開発機構 管継手の離脱防止装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000055254A (ja) 1998-08-10 2000-02-22 Cosmo Koki Co Ltd 管継手
JP2001050446A (ja) 1999-08-03 2001-02-23 Suido Gijutsu Kaihatsu Kiko:Kk 管継手
US20160153592A1 (en) 2013-07-09 2016-06-02 Crane Limited Pipe connection

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020143739A (ja) 2020-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7837239B2 (en) Pipe coupling with built-in grip
US11060639B2 (en) Adapter coupling
US5037144A (en) Restrained pipe joint
JP5972482B2 (ja) 管継手の管抜止装置及びその施工方法
JP7216407B2 (ja) 管継手構造
JP5192979B2 (ja) 管継手構造
JP2024012556A (ja) 管接続部の離脱防止構造
JP4981783B2 (ja) 管継手構造用の流体管
US20070252388A1 (en) Pipe joint
JP4082554B2 (ja) 管継手用押輪および管継手
JP6605325B2 (ja) 管状構造物
JP6132760B2 (ja) 接続管離脱防止構造及びそれに用いられる離脱阻止具
JP4204337B2 (ja) 管継手方法
JP2002295753A (ja) 管継手構造
JP2002039467A (ja) スリーブ型管継手
JP6910612B2 (ja) 接合部補強構造
JP6747678B2 (ja) 接合部補強構造
JP6872421B2 (ja) 継手および変形低減部材
JP7427322B2 (ja) 管継手離脱防止構造
JP2547707B2 (ja) 伸縮可撓管継手の管離脱防止装置
JPH0542313Y2 (ja)
JP2006009884A (ja) 管継手
JP2949334B2 (ja) ユニオンナット継手用管離脱防止金具
JPH05322076A (ja) 界面継手
JP2676313B2 (ja) バタフライ弁の継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220214

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7216407

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150