JP2001050446A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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- JP2001050446A JP2001050446A JP11219410A JP21941099A JP2001050446A JP 2001050446 A JP2001050446 A JP 2001050446A JP 11219410 A JP11219410 A JP 11219410A JP 21941099 A JP21941099 A JP 21941099A JP 2001050446 A JP2001050446 A JP 2001050446A
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- pipe
- joint
- ring
- joint body
- packing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
- F16L21/02—Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings
- F16L21/04—Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings in which sealing rings are compressed by axially-movable members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
- F16L21/08—Joints with sleeve or socket with additional locking means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
締付力がパッキンに掛かることにより、作業性の向上と
その管理が簡単になると共に、シール機能が常時一定確
実に得られるようにした管継手を提供する。 【解決手段】 押輪13と管12又は継手本体との間
に、押輪13と管12又は継手本体との間隔を一定に制
限するスペーサリング18が挿入されている。パッキン
15は、押輪13側の基部15aが硬質部で管12又は
継手本体側の先部15bが軟質部となる関係で異質に構
成したりする。
Description
る金属製あるいは樹脂製の管継手に関する。
脂製の接合管1,1の端部間を、矢印のように伸縮と可
撓機能を持たせて継ぐ管継手の1例を示す。この管継手
は、継手本体2と1対の押輪3,3とを備え、これらを
T形ボルト・ナットである緊締手段4で締め付けるよう
にしてある。継手本体2は、対向するフランジ状の突出
部2a,2aを備え、これら突出部2a,2a間に鼓状
に膨らんだ筒胴部2bを一体に備えて構成されると共
に、突出部2aの内周には端部方向にテーパー状に拡が
る受口部2cを有する。押輪3もフランジ状の突出部3
aを備えていて、接合管1,1間の外周に継手本体2が
周隙間を残して位置するようにし、その両端に押輪3,
3を配置して緊締具4で締め付けるように構成されてい
る。緊締具4の締め付けにより、継手本体2と各押輪3
との間にセットしたゴムパッキン5が押輪3の面で押さ
れて受口部2cに楔状に結合すると共に、接合管1の外
周面にも圧着するようにされる。これにより、接合管
1,1内を通過する液体が、外部に漏れ出ないように水
密になっている。
も示すように、従来の管継手は、緊締具4を締め付けて
ゆけば自由にゴムパッキン5を締め付けてゆくことがで
きる構成になっているため、許容締付トルクを指示して
いても、作業員によって締付け状態が区々になり、トル
クについての管理ができない状態にあった。
K6353;A形)は、断面がテーパー状になっている
が、そのいずれの部分をとってみても、比較的硬質でか
つ同じ弾性質度をもつ均質のものであったため、圧入状
態が強力に得られず、シール機能に今一つのところがあ
った。もっとも、図5に示す管継手に使用可能なゴムパ
ッキンとしては軟質部を備えた形式(JIS K635
3;K形)のものもあるが、この軟質部もその占める体
積が硬質部に比べて小さく、弾性変形してシールする機
能に改善の余地があった。
解決するためになされたもので、締付力の大小の如何に
かかわらず常に一定の締付力が得られる構造にすること
により、作業管理を容易にすると共に、シール機能が常
時一定で確実に得られる管継手を提供することを第一の
目的とする。又、従来の技術に比べてシール機能が強力
で、確実に一定以上のシール機能が得られるようにした
管継手を提供することをも目的とする。
め、本発明に係る管継手の特徴構成は、外周に突出部を
有し接合管の一端側外周に嵌め込まれる押輪と、この押
輪に対向する側に前記突出部に対向する突出部を有する
と共にこの突出部の内周側に前記押輪に向けて拡がる受
口部を有して前記接合管の外周に周隙間をもって嵌装さ
れる管または継手本体と、前記押輪を管または継手本体
の方向に移動操作可能な緊締具と、前記管または継手本
体と接合管との内外間に設けられ前記緊締具の操作によ
り自らの弾性変形により受口部を介して嵌装されるパッ
キンとを備えていて、前記押輪と管または継手本体との
間には、前記押輪と管または継手本体との間隔を一定に
制限するスペーサが挿入されていることにある。
体との間には、押輪と管または継手本体との間隔を一定
に制限するスペーサが挿入されて構成されているので、
締付力の大小の如何にかかわらずパッキンには常に一定
の締付力が得られるものとなり、これにより、弾性変形
で不定化しやすいパッキンの締め付けが常に一定に得ら
れることで、作業がしやすくなると共に作業に対する管
理が簡単になり、しかも、一杯まで締め付ければよいの
で、シール機能が常時一定で確実に得られるようにな
る。
本体との間に設けられた別体の独立したリングになって
いることが好ましい。
または継手本体との間に設けられた別体の独立したリン
グ、すなわち、スペーサリングになっているので、周方
向一部が割り型で締め付け可能になっている押輪で直接
パッキンを押さ付ける場合に比べ、リング全体で均等に
パッキンを押さえ付けることができ、シール性能が向上
するので都合がよい。
外周に突出部を有し接合管の一端側外周に嵌め込まれる
押輪と、この押輪に対向する側に前記突出部に対向する
突出部を有すると共にこの突出部の内周側に前記押輪に
向けて拡がる受口部を有して前記接合管の外周に周隙間
をもって嵌装される管または継手本体と、前記押輪を管
または継手本体の方向に移動操作可能な緊締具と、前記
管または継手本体と前記接合管との内外間に設けられ前
記緊締具の操作により自らの弾性変形により受口部を介
して嵌装されるパッキンとを備えており、前記押輪と管
または継手本体との間には、前記パッキンと嵌合可能な
スペーサが挿入されていて、前記緊締具による締めつけ
作用により前記スペーサが変形して前記押輪と管または
継手本体とが接当するようになっていることにある。
け作用により前記スペーサが変形して前記押輪と管また
は継手本体とが接当するので、締付力の大小の如何にか
かわらずパッキンには常に一定の締付力が得られるもの
となり、これにより、弾性変形で不定化しやすいパッキ
ンの締め付けが常に一定に得られることで、作業がしや
すくなると共に作業に対する管理が簡単になり、しか
も、一杯まで締め付ければよいので、シール機能が常時
一定で確実に得られるようになる。
本体との間に設けられた別体の独立した樹脂製のリング
になっていると共に芯出用突起を有することが好まし
い。
締め付け可能になっている押輪で直接パッキンを押さ付
ける場合に比べ、リング全体で均等にパッキンを押さえ
付けることができ、シール性能が向上することに加え
て、締結具を締めつける際に、樹脂製であることから容
易に変形し、しかも、芯出用突起の作用によりスペーサ
が横にずれたりすることがなく、従ってパッキンが変形
することもなく、これらを配置することが容易となり、
作業し易くなって都合がよい。
外周に突出部を有し接合管の一端側外周に嵌め込まれる
押輪と、この押輪に対向する側に前記突出部に対向する
突出部を有すると共にこの突出部の内周側に前記押輪に
向けて拡がる受口部を有して前記接合管の外周に周隙間
をもって嵌装される管または継手本体と、前記押輪を管
または継手本体の方向に移動操作可能な緊締具と、前記
管または継手本体と前記接合管との内外間に設けられ前
記緊締具の操作により自らの弾性変形により受口部を介
して嵌装されるパッキンとを備えていて、前記パッキン
はの内周が、その自然状態時において、前記接合管の外
周よりも大径になっていることにある。
は、その自然状態時において、接合管の外周よりも大径
になっているので、接合管への嵌装が楽な作業となると
共に、パッキンが過度の抵抗なくして圧入され、確実に
一定以上のシール機能が得られて都合がよい。
に平行な筒面になっている一方、前記パッキンの軟質部
が硬質の基部より大体積であると共に軟質部の先部は横
断面において丸形になっていて、前記平行な筒面内に弾
性変形して圧入されるようになっていることが好まし
い。
の奥部は接合管に平行な筒面になっている一方、パッキ
ンの軟質側の先部は横断面において丸形になっていて前
記平行な筒面内に弾性変形して圧入されるようになって
いるので、伸縮や撓む動作をした際にもシール保持機能
を安定して発揮するので都合がよい。しかも、前記パッ
キンの軟質部が硬質の基部より大体積であるため、従来
技術のものに比べてシール能力が大きく、強力なセルフ
シーリング機能を発揮するようになっていて、一層強固
なシール機能を発揮できる。
たは継手本体側の先部とが同質または異質に構成されて
いて、異質に構成されている場合は、前記基部が硬質部
で管または継手本体側の先部が軟質部となっていること
が好ましい。
に製造できるので製造コストを低くできて都合がよく、
又、押輪側の基部が硬質部で管または継手本体側の先部
が軟質部となるように異質に構成されていると、押輪か
らの圧力が硬質部分により確実に伝達する一方において
先部の軟質部分は効果的に圧入され、この圧入状態が前
記硬質部分により有効に保持されることになって、シー
ル機能がより効果的に発揮されて都合がよい。
前記押輪と管または継手本体との間隔を一定に制限する
スペーサが挿入されていることが好ましい。この構成に
よれば、締付力の大小の如何にかかわらずパッキンには
常に一定の締付力が得られるものとなって都合がよい。
して本発明を詳細に説明する。
示すもので、図1は接合状態において示す半断面図、図
2は締付直前状態を示す拡大断面図である。
脂製の接合管11と管12とを継ぐものであるが、勿
論、接合管11の対を継ぐものであってもよい。接合管
11に対し管12は、図1の右方向に長く延設されてい
て、その左端部は接合管12に周隙間を残すようにやや
太い径に形成されていると共に、最も左端部にはフラン
ジ状の突出部12aが一体に形成されている。突出部1
2aには、周方向に4個などのように、複数個のボルト
通孔が開けられている。突出部12aの基部には、押輪
13側に向けて拡がる受口部12cが形成されており、
この受口部12cの窄まる側には、接合管11に平行な
筒面である圧入部12dが受口部12cに連続して形成
されている。また、受口部12cの拡がる側は、段差状
に拡がっており、この個所が受孔12eになっている。
グ16が設けられていると共に、押輪13の外周には突
出部13aが形成されている。この突出部13aと前記
突出部12aとは、軸方向に対向する。押輪13は、図
1に示すように、周方向の1個所で分離していて、止着
具17で締め付け可能な構造になっている。また、前記
突出部13aには、前記突出部12aのボルト通孔に対
応するボルト通孔が開けられている。そして、両ボルト
通孔を介してT形ボルト・ナットからなる緊締具14が
挿通され、締め付け得るようになっている。
ング18とゴムパッキン15とが組み合わされて介装さ
れている。スペーサリング18は、金属または樹脂製の
リングで、接合管11の外径より大きな内径とされた断
面略L形をなすもので、管12側の先端内周に係合リッ
プ18aが形成されると共に、内周には溝18bが形成
されて構成されている。尚、ゴムパッキン15は、SB
R(スチレンブタジエンゴム)等で構成されている。
に嵌まり込む凸部とこれに続く凹部を備えた基部15a
と、丸形をなす先部15bとを一体に有するものでなっ
ている。このゴムパッキン15は、図2に示すように、
接合管11の外径よりも少し大きな内径をもち、簡単に
接合管11周りに嵌め込むことができるようになってい
る。
aが硬質部(ヒール部)で、先部15bは軟質部(バル
ブ部)になっており、この軟質部は、従来技術と異な
り、硬質部に比べてその体積が大きく、強力なセルフシ
ーリング機能を発揮するようになっている。つまり、こ
の部分に水圧がかかると、水圧の大きさに比例して強固
なシール機能を発揮できるようになる。
リング18の順に接合管11周りにセットし、管12の
端部を接合管11の外周に被せるようにする。そして、
緊締具14…をボルト通孔を介して挿通して、図2の状
態を得る。この状態から緊締具14を締め込んでゆくこ
とにより、押輪13がスペーサリング18を管12の方
向に押動し、ゴムパッキン15も押動して、図2の矢印
のように、ゴムパッキン15は弾性変形してその先部1
5aの一部が受口部12cを介して圧入受部12d内に
滑り込んで密に圧入し、先部15aの残る部分が受口部
12c内に嵌まり込む。図1は、そのような状態を示
す。
ーサリング18の先部が受孔12e内の壁面に当たるよ
うになる。そうなると、それ以上のトルクを掛けて緊締
具14を締め付けようとしても、押輪13を移動させる
ことができず、ゴムパッキン15の弾性変形も完全に停
止し、自ずと緊締具14の締め付け操作を止めることに
なる。この場合、スペーサリング18の先部と受孔12
e内の壁面とが面接当するようになっているので、緊締
具14の締め付け操作を確実に止めることができるので
ある。
の大小の如何にかかわらずパッキンには常に一定の締付
力が得られるものとなり、これにより、弾性変形で不定
化しやすいパッキンの締め付けが常に一定に得られるこ
とで、作業がし易くなると共に作業に対する管理が簡単
になり、しかも、一杯まで締め付ければよいので、シー
ル機能が常時一定で確実に得られるようになる。そし
て、本実施形態によれば、従来の技術に比べてシール機
能が強力で、確実に一定以上のシール機能が得られるよ
うになる。
向けて押し付けることにより、スペーサリング18を管
12内の壁面とが面接当できるようにしたが、これに代
えて、図4に示すように、押輪13と管12’との間に
は、パッキン25と嵌合可能な樹脂製のスペーサリング
28が挿入されていて、図1に示すのと同様な緊締具
(図示略)による締めつけ作用により、スペーサリング
28が変形して押輪13と管12’とが接当するように
構成してもよい。このように構成しても、締結具の締付
力の大小の如何にかかわらずパッキンには常に一定の締
付力が得られるものとなり、これにより、弾性変形で不
定化しやすいパッキンの締め付けが常に一定に得られる
ことで、作業がし易くなると共に作業に対する管理が簡
単になり、しかも、一杯まで締め付ければよいので、シ
ール機能が常時一定で確実に得られるようになる。シー
ル機能についても、従来の技術に比べてシール機能が強
力で、確実に一定以上のシール機能が得られるようにな
る。尚、管12’は、その受口部が図1の受口部12c
と比べて、傾斜部分が長くなっており、次に説明するス
ペーサリング28の挿入が容易になるような構成になっ
ている。
サ18と異なり、図3に示すように、管12’に対面し
てフランジ部28aが設けられていると共に、押輪13
と対面する側には、押輪13に対面し押輪13の芯出し
を容易にするひれ28cが形成されている。更に、フラ
ンジ部28aには、管12’のフランジ状突出部12
a’に係合可能な突起28bが形成されていて、スペー
サリング28が管12’と接当するに際して、受孔12
e’の入口を形成する、管12’のフランジ状突出部1
2a’の内側隅と、スペーサリング28のフランジ部2
8a及び突起28bとが2面で接当可能になっていて、
スペーサリング28の芯出しが容易にできるようになっ
ている。
工現場にまで運搬される場合でも、工場出荷時に設定し
た押輪とパッキンの位置がずれることがなく、施工現場
で再度分解して内部を点検してから組み立てるといった
面倒な作業が一切不要になって都合がよい。つまり、従
来の管継手では、工場から施工現場に運搬される間に、
例えば押輪を下にした配置していた場合には押輪がパッ
キンを押圧付勢する方向に移動することがあった。そう
すると、パッキンが管のテーパー状受口部の影響により
縮径してしまい、実質的にパッキンが接合管に嵌まらな
いといったことが生じる可能性があるため、施工現場で
は管継手を再度分解して内部を点検してから組み立て直
すといった作業が必要であった。しかし、本実施形態で
はそのような作業を不要とするものである。
な硬質部からなる基部と軟質部からなる先部とから構成
されているが、軟質部が図1のパッキン15より外径が
大きく構成されており、一層高いセルフシーリング機能
を発揮するようになっている。つまり、図1のパッキン
15の場合、基部の外径と先部の外径は略同じである
が、図3,4に示すパッキン25は先部の外径が基部の
外径より大きく構成されており、これによって高いセル
フシーリング機能を発揮し得るのである。もっとも、パ
ッキン25はその基部と先部が同質で構成されていても
よい。
図1に示すスペーサリング18と同様な溝が形成されて
いて、この溝にパッキン25の凹部を備えた基部が嵌合
するようになっていることは、上記実施形態のスペーサ
リング18と同様である。
を参照して説明する。図4(a)は押輪13・ゴムパッ
キン25付きスペーサリング28の順に接合管11周り
にセットし、管12’の端部を接合管11の外周に被せ
た状態を示す。この状態から不図示の緊締具を締め込ん
でゆくことにより、同図(b)の状態になる。この場
合、スペーサリング28のフランジ部28aが折れ曲が
り変形する。更に、進行すると、同図(c)に示すよう
に、パッキン25は圧入部側に押し込められると共に、
押輪13の先端部がフランジ状突出部12a’の内側隅
と接当し、それ以上の進行を止めるに至る。
手本体との間隔を一定に制限するスペーサとしては、例
えば、押輪13側または管12,12’側に一体に突起
あるいはリングを備えていて、相手側に当たって一定の
移動制限を加えるようなものでもよい。
部が硬質部となっていて、先部が軟質部となる例を示し
たが、基部と先部とが同質に構成されていてもよい。こ
のように構成すれば、軟質部と硬質部の両者を用意する
と共に両者を接合する工程を省略できて、製造コストを
低減でき利点を有する。その場合、パッキン全体を硬質
のヒール部と同質にしてもよいし、軟質のバルブ部と同
質にしてもよく、更にその両者の機能を備えたヒール部
とバルブ部の中間の特性を備えたものとすることもでき
る。
拡大断面図
Claims (9)
- 【請求項1】 外周に突出部を有し接合管の一端側外周
に嵌め込まれる押輪と、この押輪に対向する側に前記突
出部に対向する突出部を有すると共にこの突出部の内周
側に前記押輪に向けて拡がる受口部を有して前記接合管
の外周に周隙間をもって嵌装される管または継手本体
と、前記押輪を管または継手本体の方向に移動操作可能
な緊締具と、前記管または継手本体と前記接合管との内
外間に設けられ前記緊締具の操作により自らの弾性変形
により前記受口部を介して嵌装されるパッキンとを備え
た管継手において、前記押輪と管または継手本体との間
には、前記押輪と管または継手本体との間隔を一定に制
限するスペーサが挿入されていることを特徴とする管継
手。 - 【請求項2】 前記スペーサは、前記押輪と管または継
手本体との間に設けられた別体の独立したリングになっ
ている請求項1の管継手。 - 【請求項3】 外周に突出部を有し接合管の一端側外周
に嵌め込まれる押輪と、この押輪に対向する側に前記突
出部に対向する突出部を有すると共にこの突出部の内周
側に前記押輪に向けて拡がる受口部を有して前記接合管
の外周に周隙間をもって嵌装される管または継手本体
と、前記押輪を管または継手本体の方向に移動操作可能
な緊締具と、前記管または継手本体と前記接合管との内
外間に設けられ前記緊締具の操作により自らの弾性変形
により受口部を介して嵌装されるパッキンとを備えた管
継手において、前記押輪と管または継手本体との間に
は、前記パッキンと嵌合可能なスペーサが挿入されてい
て、前記緊締具による締めつけ作用により前記スペーサ
が変形して前記押輪と管または継手本体とが接当するよ
うになっている管継手。 - 【請求項4】 前記スペーサが、前記押輪と管または継
手本体との間に設けられた別体の独立した樹脂製のリン
グになっていると共に芯出用突起を有する請求項3の管
継手。 - 【請求項5】 外周に突出部を有し接合管の一端側外周
に嵌め込まれる押輪と、この押輪に対向する側に前記突
出部に対向する突出部を有すると共にこの突出部の内周
側に前記押輪に向けて拡がる受口部を有して前記接合管
の外周に周隙間をもって嵌装される管または継手本体
と、前記押輪を管または継手本体の方向に移動操作可能
な緊締具と、前記管または継手本体と前記接合管との内
外間に設けられ前記緊締具の操作により自らの弾性変形
により受口部を介して嵌装されるパッキンとを備えた管
継手において、前記パッキンの内周が、その自然状態時
において、前記接合管の外周よりも大径になっているこ
とを特徴とする管継手。 - 【請求項6】 前記受口部の窄まり側の奥部は前記接合
管に平行な筒面になっている一方、前記パッキンの軟質
部が硬質の基部より大体積であると共に軟質部の先部は
横断面において丸形になっていて、前記平行な筒面内に
弾性変形して圧入されるようになっている請求項5の管
継手。 - 【請求項7】 前記パッキンは、前記押輪側の基部と管
または継手本体側の先部とが同質または異質に構成され
ていて、異質に構成されている場合は、前記基部が硬質
部で管または継手本体側の先部が軟質部となっている請
求項5又は6の管継手。 - 【請求項8】 前記押輪と管または継手本体との間に
は、前記押輪と管または継手本体との間隔を一定に制限
するスペーサが挿入されている請求項5〜7のいずれか
1の管継手。 - 【請求項9】 前記押輪と管または継手本体との間に
は、前記パッキンと嵌合可能なスペーサが挿入されてい
て、前記緊締具による締めつけ作用により前記スペーサ
が変形して前記押輪と管または継手本体とが接当するよ
うになっている請求項5〜7のいずれか1の管継手。
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