JPS6323673Y2 - - Google Patents

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JPS6323673Y2
JPS6323673Y2 JP2461680U JP2461680U JPS6323673Y2 JP S6323673 Y2 JPS6323673 Y2 JP S6323673Y2 JP 2461680 U JP2461680 U JP 2461680U JP 2461680 U JP2461680 U JP 2461680U JP S6323673 Y2 JPS6323673 Y2 JP S6323673Y2
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JP
Japan
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pipe
joint
headless
circumferential groove
protrusion
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JP2461680U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は老朽管用内挿管の継手など管継手の
改良に関するものである。
従来、この種管継手として実開昭54−59519号
公報に開示されているものが知られている。これ
らは第5図に示すように、無頭管2aの端部を対
向状としてその内部に継手管4aを嵌合するとと
もに、継手管4aの中央外周の突条に両無頭管2
aの端面を接合し、かつ両無頭管の端部に設けた
螺孔22aに着脱自在に螺合した抜け止め用ボル
ト8aの内端を継手管4aの前記突条の両側外周
に形成した周溝に遊嵌せしめ、また、継手管4a
の前記周溝の外方に周溝11aを隣接して形成
し、この周溝11aに環状パツキン12aをその
外周面を継手管4aの内周面に圧接させて嵌装し
ている。ところで、前記のような構成の管継手に
あつては、両無頭管2aと継手管4aとの接続時
に、パツキン12aを継手管4aの前記周溝11
aに嵌装し、そのうえでパツキン12aを有する
継手管4aを、管2aに前記パツキン12aの外
周面を該無頭管の内周面に圧縮しながら挿入する
ものであるため、パツキン12aが管2aの抜け
止め防止用ボルト8aが螺合されていない螺孔2
2aを通過する際、その圧縮が解放されて螺孔2
2a内にめり込み、螺孔22aの孔縁で傷つくば
かりか、めり込んだ状態でさらに継手管4aを押
し込むとパツキン12aのめり込んだ部分が該孔
縁にて引き裂き力が作用するため損傷し、止水機
能が発揮できなくなるという欠点があつた。この
対策として前記パツキン12aの螺孔22a通過
に際し、抜け止め防止用ボルト8aを螺孔22a
に予め螺合し、その内端面を、事前に螺孔22a
から管内周面と一致させておくことなども考慮さ
れるが、この場合においても、ボルト内端面(平
面)と管内周面(円弧面)の形状相違により完全
に一致させることは不可能で、パツキン12a損
傷の効果的な防止策とはならなかつた。
この考案は上記従来のもののもつ欠点を排除
し、両無頭管と継手管との接続時にパツキンが無
頭管の端部に設けた螺孔などの孔によつて損傷す
ることがない管継手を提供することを目的とす
る。
上記の目的はこの考案の次のような構成によつ
て達成される。すなわち、継手管の突条の両側外
周に形成した第1周溝の外方に隣接して位置する
継手管の外周と対向する両無頭管の内周に、第2
周溝を形成するとともに、第2周溝に環状突部を
設け、第2周溝に、管軸方向に突合されて互いに
一体固着され前記環状突部に嵌合する環状凹部を
有する変形しにくい部分と変形容易な部分とから
なる環状パツキンを、前記変形しにくい部分を両
無頭管の端部側に位置させ、かつ両部分の内周面
を継手管の外周面に圧接させて嵌装したことであ
る。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
第1〜2図において1は地中に埋設した老朽
管、2は該管1内に挿入した新しい無頭管であ
る。
無頭管2には少なくとも一端外側に全周に亘る
突条3が形成されているが、この突条3は部分的
に設けてもよい。しかも前記突条3は図示では管
2の肉厚よりも薄いものを示したが、必ずしもこ
れに限定されるものではなく、施工、接手機能上
支障のない程度に厚肉にすることができ、その両
側は緩やかな斜面とする。
4は継手管で、その外周中央には突条5を形成
するが、この突条5の外径は管2の外径と等しく
してある。また、この突条5の両側外周には突条
6を介して巾の広い周溝7をそれぞれ形成し、各
管2の端部の螺孔に着脱自在に螺合した抜け止め
用ボルト8の内端を遊嵌せしめている。継手管4
の両端部9は外側に向け傾斜するテーパ状とし、
接続時に管2に継手管4を挿入し易いようにして
いる。
また継手管4の周溝7の外方に隣接して位置す
る、管2の端部の継手管4との嵌合部内周には突
条10を介して周溝11をそれぞれ形成してい
る。周溝11には環状のパツキン12の軸方向運
動を防止する環状突部13が形成される。またこ
の周溝11に嵌装されるパツキン12には環状突
部13に対応してその上に嵌合する環状凹部14
が形成されている。
パツキン12は第3図に示すように、管軸方向
に突合されて互いに一体固着された、弾性を有し
且つ容易に変形可能な材料からなる第1の部分1
5と、比較的変形しにくい材料からなり、環状凹
部14を有する第2の部分16とからなつてい
て、管2の接続時に第1の部分15が継手管4の
外周に当接し、弾性変形して密着し管2と継手管
4間の漏洩を防止するようになつている。
尚、図中17は管2の内面に形成したセメント
ライニング層である。
前記のような管継手においてパツキン12をそ
の環状凹部14が環状突部13に嵌合するように
して管2の周溝11に嵌装した後、継手管4を管
2に挿入すると(第3図参照)、継手管4のテー
パ状端部9がパツキン12の第1の部分15に当
接し、更にその挿入をつづけると第2の部分が徐
徐に変形して継手管4の外周面に密着して当接す
ることとなる。そして継手管4の挿入が完了した
後、管2の螺合した抜け止め用ボルト8の内端を
継手管4の周溝7に遊嵌し、継手部分での抜けを
防止するものである。
第4図はこのボルト8の代わりに鋼球18など
を用いた場合の実施例であり、図面符号19は鋼
球挿入孔、20は周溝である。そして、その作用
は上述の説明に照して容易に理解されるところで
あるので、その詳細な説明は省略する。
この考案は前記のようであつて、継手管の外周
に形成した第1周溝の外方に隣接して位置する継
手管の外周と対向する両無頭管の内周に第2周溝
を形成し、この第2周溝の環状パツキンをその内
周面を継手管の外周面に圧接させて嵌装したの
で、両無頭管と継手管との接続時に、抜け止め防
止部材を着脱自在に配置するために両無頭管の端
部に設けた螺孔などの孔をパツキンが従来のよう
に通過し、該孔線と接触するということがなくな
り、したがつてパツキンの損傷を防止して止水機
能を完全に果することができる。また、前記パツ
キンは管軸方向に突合されて互いに一体固着さ
れ、第2周溝に設けた環状突部に嵌合する環状凹
部を有する変形しにくい部分と、変形容易な部分
とからなつていて、変形しにくい部分を両無頭管
の端部側に位置させているため、接続後、無頭管
内の流体圧力が高まると、前記変形容易な部分が
該管の端部側に押圧されるが、この際変形しにく
い部が環状凹部を環状突部に嵌合させてストツパ
の役目を果すために、無頭管内の流体圧力が高ま
るほど強く該管と継手管との間に喰い込んで圧接
し、両者の間を完全にシールすることができる。
しかもパツキンは前記のように変形しにくい部分
に設けた環状凹部が両無頭管の第2周溝に設けた
環状突部に嵌合して嵌装されているので、接続時
に継手管を両無頭管へ挿入する際に第2周溝から
離脱することがないのに加え、抜け止め防止部材
を継手管の第1周溝に遊嵌せしめているから、老
朽管内の両無頭管は第1周溝の溝巾の範囲で摺動
可能であり、近時要望されている継手の耐震性を
も具備する等の優けた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は無頭管の挿入状態の縦断面図、第2図
は継手部の拡大縦断面図、第3図は作用を説明す
る要部拡大縦断面図、第4図は抜け止め防止部材
の他の実施例を示す要部拡大縦断面図、第5図は
従来例の第2図と対応する図面である。 1…老朽管、2…無頭管、4…継手管、7…周
溝、8…抜け止め用ボルト、9…端部、11…周
溝、12…環状パツキン、13…環状突部、14
…環状凹部、15…変形可能な第1部分、16…
変形しにくい第2部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無頭管の端部を対向状としてその内部に継手管
    を嵌合するとともに、該継手管の中央外周の突条
    に両無頭管の端面を接合し、かつ両無頭管の端部
    に設けた孔を介して着脱自在に配置した抜け止め
    防止部材を継手管の前記突条の両側外周に形成し
    た第1周溝に遊嵌せしめた管継手において、第1
    周溝の外方に隣接して位置する継手管の外周と対
    向する両無頭管の内周に第2周溝を形成するとと
    もに、第2周溝に環状突部を設け、第2周溝に、
    管軸方向に突合されて互いに一体固着され前記環
    状突部に嵌合する環状凹部を有する変化しにくい
    部分と変形容易な部分とからなる環状パツキン
    を、前記変形しにくい部分を両無頭管の端部側に
    位置させ、かつ両部分の内周面を継手管の外周面
    に圧接させて嵌装したことを特徴とする管継手。
JP2461680U 1980-02-27 1980-02-27 Expired JPS6323673Y2 (ja)

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JP2461680U JPS6323673Y2 (ja) 1980-02-27 1980-02-27

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JP2461680U JPS6323673Y2 (ja) 1980-02-27 1980-02-27

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JPS56125584U JPS56125584U (ja) 1981-09-24
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ID=29620685

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JP2461680U Expired JPS6323673Y2 (ja) 1980-02-27 1980-02-27

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JPS6066247A (ja) * 1983-09-21 1985-04-16 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
IT1204777B (it) * 1986-02-04 1989-03-10 Crinos Industria Farmaco Composizione per la preparazione estemporanea di formulazioni per applicazioni topiche per uso farmaceutico e cosmetico
JP2002310364A (ja) * 2001-04-18 2002-10-23 Toyox Co Ltd ワンタッチ継手
JP4290052B2 (ja) * 2004-03-29 2009-07-01 株式会社栗本鐵工所 耐震管継手

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JPS56125584U (ja) 1981-09-24

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