JP2572578Y2 - 管端内面防食コア - Google Patents
管端内面防食コアInfo
- Publication number
- JP2572578Y2 JP2572578Y2 JP1991054867U JP5486791U JP2572578Y2 JP 2572578 Y2 JP2572578 Y2 JP 2572578Y2 JP 1991054867 U JP1991054867 U JP 1991054867U JP 5486791 U JP5486791 U JP 5486791U JP 2572578 Y2 JP2572578 Y2 JP 2572578Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- axial direction
- pipe end
- incision
- metal cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Landscapes
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は切断された管の管端内
面防食コアに関する。
面防食コアに関する。
【0002】
【従来の技術】鋳鉄管の配管施工時、敷設状況に応じて
管を切断して長さを調整する場合がある。このとき切断
された管端面には管の鋳鉄素地が露出するので防食の必
要があり、従来では補修用防食塗装を行っていた。しか
し、この防食塗装は如何に良質の塗料を使用しても現場
塗装となるので完全な塗膜とし難く、また塗布条件も例
えば焼付け塗装などの高度な手段を取り得ないので塗膜
の耐久性も低いといった欠点があった。このような問題
を解消するものとして、図4に示すように管端に形成し
た受口Aに挿口Bを挿入し、シールリングCを挿入した
後、押輪Dでシールを圧接し、もって接合部分の水密を
図ると共に接合部内面にフィンE1…E1を有するゴム
筒E2とその裏打ち材としてステンレス製等とされた金
属筒E3とからなる管端内面防食コアEを嵌入し挿口B
の端面等の防食を防止することが行われていた。
管を切断して長さを調整する場合がある。このとき切断
された管端面には管の鋳鉄素地が露出するので防食の必
要があり、従来では補修用防食塗装を行っていた。しか
し、この防食塗装は如何に良質の塗料を使用しても現場
塗装となるので完全な塗膜とし難く、また塗布条件も例
えば焼付け塗装などの高度な手段を取り得ないので塗膜
の耐久性も低いといった欠点があった。このような問題
を解消するものとして、図4に示すように管端に形成し
た受口Aに挿口Bを挿入し、シールリングCを挿入した
後、押輪Dでシールを圧接し、もって接合部分の水密を
図ると共に接合部内面にフィンE1…E1を有するゴム
筒E2とその裏打ち材としてステンレス製等とされた金
属筒E3とからなる管端内面防食コアEを嵌入し挿口B
の端面等の防食を防止することが行われていた。
【0003】
【従来の技術の問題点】しかしながら、鋳鉄管はある程
度の管径の許容差があるのでこの寸法差に起因して防食
コアを確実に装着するのが困難となる場合があり、防食
の確実性が今一つ十分で無い欠点があった。
度の管径の許容差があるのでこの寸法差に起因して防食
コアを確実に装着するのが困難となる場合があり、防食
の確実性が今一つ十分で無い欠点があった。
【0004】
【考案が解決使用とする課題】この考案は上記問題点に
鑑み、耐水性に富みかつ挿入も容易な管端内面防食コア
を提供することを目的としてなされたものである。
鑑み、耐水性に富みかつ挿入も容易な管端内面防食コア
を提供することを目的としてなされたものである。
【0005】即ち、この考案の管端内面防食コアは、接
続される管内径よりやや小径のゴム状弾性を有する筒状
の外面に、周方向に連続する環状フィンを軸方向に所定
間隔ごとに複数個設けたシール部材と、該シール部材の
前記筒体内面に軸方向に連続して切開部を有する金属製
筒が同軸一体に嵌合されてなり、金属製筒に設けられた
切開部がジグザグ状とされていることを特徴とするもの
である。
続される管内径よりやや小径のゴム状弾性を有する筒状
の外面に、周方向に連続する環状フィンを軸方向に所定
間隔ごとに複数個設けたシール部材と、該シール部材の
前記筒体内面に軸方向に連続して切開部を有する金属製
筒が同軸一体に嵌合されてなり、金属製筒に設けられた
切開部がジグザグ状とされていることを特徴とするもの
である。
【0006】
【実施例】次に、この考案の実施例を説明する。図1は
この考案の実施例の縦断面図、図2は実施例の横断面
図、図3は金属製筒の斜視図である。この考案の管端内
面防食コア1は、接続される管A、Bの内径よりやや小
径のゴム状弾性を有する筒体2の外面2Aに周方向に連
続する環状フィン3…3を軸方向に所定間隔ごとに複数
個設けたシール部材4と、シール部材4の筒体2内面に
軸方向に連続した切開部5を有する金属製筒6が同軸一
体に嵌合されて構成されている。上記実施例における金
属製筒6の切開部5は軸方向へ直線状とする他、図3に
示すようにジグザグ状に設けても良い。上記金属製筒体
6は耐食性のある金属、例えばステンレス製とされる。
なお、上記実施例において図中3Aは管端部分に当接さ
れるストッパーを示し、管端面に密接することにより防
食を行うものである。
この考案の実施例の縦断面図、図2は実施例の横断面
図、図3は金属製筒の斜視図である。この考案の管端内
面防食コア1は、接続される管A、Bの内径よりやや小
径のゴム状弾性を有する筒体2の外面2Aに周方向に連
続する環状フィン3…3を軸方向に所定間隔ごとに複数
個設けたシール部材4と、シール部材4の筒体2内面に
軸方向に連続した切開部5を有する金属製筒6が同軸一
体に嵌合されて構成されている。上記実施例における金
属製筒6の切開部5は軸方向へ直線状とする他、図3に
示すようにジグザグ状に設けても良い。上記金属製筒体
6は耐食性のある金属、例えばステンレス製とされる。
なお、上記実施例において図中3Aは管端部分に当接さ
れるストッパーを示し、管端面に密接することにより防
食を行うものである。
【0007】
【作用】この考案の管端内面防食コア1を用いて管を接
続する場合、裏打ち材となる金属製筒体6は軸方向に切
開されたものであるから、径方向への変形が容易であ
り、また図2に示したジグザグ状の切開線とした場合は
切開部5が軸方向に直線じょうに連続しないので、この
部分に沿ったゴム状弾性を有する筒体2の変形が生じて
も漏水しにくい利点を有する。
続する場合、裏打ち材となる金属製筒体6は軸方向に切
開されたものであるから、径方向への変形が容易であ
り、また図2に示したジグザグ状の切開線とした場合は
切開部5が軸方向に直線じょうに連続しないので、この
部分に沿ったゴム状弾性を有する筒体2の変形が生じて
も漏水しにくい利点を有する。
【0008】
【考案の効果】この考案は以上説明したように、ゴム状
弾性を有するシール部材4の裏打ち材としての金属製筒
6を軸方向に切開したものを使用したから径方向への変
形が容易に行え、人力での挿入も容易となる上、挿入後
は広がろうとする金属製筒6の弾發力により確実なシー
ルが達成される。また切開部5をジグザグ状とした場合
は切開部5にそったシール部材の変形が軸方向に不連続
の状態となるので漏水も生じにくいといった効果を有す
る。
弾性を有するシール部材4の裏打ち材としての金属製筒
6を軸方向に切開したものを使用したから径方向への変
形が容易に行え、人力での挿入も容易となる上、挿入後
は広がろうとする金属製筒6の弾發力により確実なシー
ルが達成される。また切開部5をジグザグ状とした場合
は切開部5にそったシール部材の変形が軸方向に不連続
の状態となるので漏水も生じにくいといった効果を有す
る。
【図1】この考案の実施例の縦断面図である。
【図2】この考案の実施例の横断面図である。
【図3】実施例の金属製筒の要部斜視図である。
【図4】従来例の側断面図である。
1 管端内面防食コア 2 ゴム状弾性を有する筒体 3 環状フィン 4 シール部材 5 切開部 6 金属製筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−147643(JP,U) 実開 昭58−92596(JP,U) 実開 昭63−201293(JP,U) 実開 昭60−24993(JP,U) 実開 平2−125266(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 21/00 - 21/08 F16L 55/00 - 55/48 F16L 57/00 - 58/18 F16J 9/14,9/20,15/00 - 15/14
Claims (1)
- 【請求項1】 接続される管内径よりやや小径のゴム状
弾性を有する筒状の外面に、周方向に連続する環状フィ
ンを軸方向に所定間隔ごとに複数個設けたシール部材
と、該シール部材の前記筒体内面に軸方向に連続して切
開部を有する金属製筒が同軸一体に嵌合されてなり、金
属製筒に設けられた切開部がジグザグ状とされているこ
とを特徴とする管端内面防食コア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054867U JP2572578Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 管端内面防食コア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054867U JP2572578Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 管端内面防食コア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138195U JPH04138195U (ja) | 1992-12-24 |
JP2572578Y2 true JP2572578Y2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=31929691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991054867U Expired - Fee Related JP2572578Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 管端内面防食コア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572578Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019158004A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 株式会社栗本鐵工所 | 耐震管継手のライナ構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6015156Y2 (ja) * | 1979-04-09 | 1985-05-14 | 株式会社クボタ | 管継手部の耐水圧試験装置 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP1991054867U patent/JP2572578Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04138195U (ja) | 1992-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |