JP3010554U - フレキシブルチューブ接続装置の内筒体 - Google Patents

フレキシブルチューブ接続装置の内筒体

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JP3010554U
JP3010554U JP1994014843U JP1484394U JP3010554U JP 3010554 U JP3010554 U JP 3010554U JP 1994014843 U JP1994014843 U JP 1994014843U JP 1484394 U JP1484394 U JP 1484394U JP 3010554 U JP3010554 U JP 3010554U
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peripheral wall
peripheral surface
hose
wall
outer peripheral
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JP1994014843U
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Inventor
郷子 坂本
Original Assignee
株式会社ジャパレックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレキシブルチューブの接続作業の能率化の
ため。 【構成】 周壁2が螺旋状の凸条部3及び凹条部4をな
すチューブ本体1の端部に、周壁部10の片側端部を肉
厚を有する外向環状のフランジ部11とし、該周壁部1
0の外周面に前記凸条部3の内側に形成された凹条溝1
3内に嵌入するよう螺線状の凸条14を螺設した内筒体
9及び26を、該凹条溝13内に凸条14を螺合し、内
筒体9及び26内に筒状で片側端部を外向状のフランジ
部18とした周壁17の外周面にホース16の一端を圧
嵌着したホース接続金具15の周壁17外周面と内筒体
9及び26の周壁部10内周面間にホース16を挿嵌す
ると共に、チューブ本体1の外周面に片側端部を外向状
フランジ部6とした周壁5を有する外筒体7を挿嵌し
て、袋ナット8によりパイプ24と接続するフレキシブ
ルチューブ接続装置において、外筒体の周壁内径と略同
一寸法で周壁との嵌合にて係止する円板状或は数箇所に
突出部を設けて突起状とした係止部を、内筒体の周壁部
上でフランジ裏側に隣接して設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は弾性及び可撓性を有するゴム又は合成ゴム等よりなるホースを金属製 のチューブ本体に設けた流体輸送用のフレキシブルチューブ接続装置の内筒体に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
輸送する流体の円滑な流動や、漏洩の防止及びフレキシブルチューブ本体(以 下チューブ本体という)の保護のため、チューブ本体内に弾性及び可撓性を有す るゴ又は合成ゴム等よりなるホースの外周面を接触させたフレキシブルチューブ を、チューブ本体の端縁部を外向状のフランジ部とし、このフランジ部正面と接 続するパイプの端面間に環状のパッキングを挾んで袋ナットにより締付けてフレ キシブルチューブをパイプに接続していた。 このフレキシブルチューブの弯曲にあたっては、チューブ本体とホースの接触 部分を同時に曲げなければならず、そのためには大きな力を必要とする反面小半 径での弯曲は逆に難しくなる。 このため比較的間隔の狭い空間をフレキシブルチューブで連結する配管工事に おいては、弯曲作業が極めて面倒で作業能率は悪く無理な荷重が集中的に接続部 にかゝり、加圧流体に体する接続部の耐圧不良及び地震等の振動、衝撃による流 体の漏洩、チューブの離脱事故が発生する等の問題があり、それを解決するため に実願平6−6480がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように考えた実願平6−6480によって配管工事における問題点はおゝ むね解消することが出来たが、接続部の接続作業における外筒体と内筒体との取 付には接着剤が必要で、完全に接着するまで数時間(少なくとも6時間程)は掛 り、以前よりかは良くなったがまだ作業能率悪く配管工事施工上或は接続設置上 非常に不都合を感じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案このような不都合を解消することを目的とするもので、周壁が軸方向に 連続する螺旋状の凸条部及び凹条部をなすチューブ本体の端部に、周壁部の片側 端部を肉厚を有する外向環状のフランジとし、該周壁部の外周面に前記凸条部の 内側に形成された凹条溝内に嵌入するよう軸方向に連続する螺旋状の凸条を螺設 した内筒体を、該凹条溝内に凸条を螺合し、内筒体内に筒状で片側端部を外向状 のフランジ部とした周壁の外周面にホースの一端を圧嵌着したホース接続金具を 、該ホース接続金具の周壁外周面と内筒体の周壁部内周面間にホースを圧接挾持 する如く挿嵌すると共に、チューブ本体の外周面に片側端部を外向状フランジ部 とした周壁を有する外筒体を挿嵌して、袋ナットによりパイプと接続するように したフレキシブルチューブの接続装置において、 外筒体の周壁内径と略同一寸法で周壁との嵌合にて係止する円板状或は数箇所 に突出部を設けて突起状とした係止部を、内筒体の周壁部上でフランジ裏側に隣 接して設けたものである。
【0005】
【作用】
チューブ本体の先端開口部に、内筒体を回転しながら挿入してチューブ本体の 凸条部内側に形成さる凹条溝内に凸条を螺合してチューブ本体に内筒体を嵌着す る。 そしてあらかじめチューブ本体の端部に挿着している外筒体をフランジ部がフ ランジに当たるまで移動させると、外筒体周壁の内周面が内筒体の係止部に嵌合 して内筒体より抜けないようにし、外筒体を内筒体に固定する。 更にホース接続金具の周壁外周面にホースの片側部を圧挿入し、ホースを接続 したホース接続金具を内筒体内に圧挿嵌してホース先端部を内筒体の周壁の内周 面と、ホース接続金具の周壁の外周面間に圧着挾設する。 そしてホース接続金具のフランジ部前面にパッキングを挾入し、袋ナットの雌 ねじをパイプの雄ねじに螺合して締付けて、外筒体のフランジ部と外筒体のフラ ンジとホース接続金具のパッキンとパイプを圧着し、フレキシブルチューブとパ イプを連結する。
【0006】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面について説明する。 (実施例1) 図中1は周壁2が軸方向に連続する螺旋状の凸条部3及び凹条部4をなすステ ンレス鋼等によるチューブ本体であって、凸条部3の外周面に沿い摺動自在に嵌 合する内径を有する周壁5の片側端部を外方に折曲げて外向状のフランジ部6と した外筒体7のフランジ部6を該チューブ本体1の端部側に挿嵌し公知の袋ナッ ト8をチューブ本体1に挿設している。
【0007】 9はチューブ本体1の凹条部4内側周面に沿い回転自在に嵌合する外径を有す る周壁10の片側端部に、前記外筒体7のフランジ部6と同一外径で肉厚を有す る外向環状のフランジ部11を設け合成樹脂等からなる内筒体であって、外筒体 7の周壁5内径と略同一寸法で周壁5との嵌合にて係止する突起状の突出部12 aを四箇所に突設した係止部12をフランジ11内側に隣接して設け、周壁10 外周面に凸条部3のピッチに対応して凸条部3内側に形成される凹条溝13内に 嵌入するよう軸方向に連続する螺旋状の凸条14を設けている。
【0008】 15は外周面に弾性及び可撓性を有するホース16の一端を圧挿着し、前記内 筒体9内に圧挿嵌する外径の周壁17を有するホース接続金具であって、周壁1 7の片側端部を外方に折曲げて内筒体9のフランジ部11と同一外径の外向状フ ランジ部18とし、他側端部を若干内向きテーパー状に絞って傾斜状筒部19を 形成し、チューブ本体1,外筒体7,内筒体9,該ホース接続金具15及びホー ス16を結合したフレキシブルチューブ20のチューブ本体1外周に、外筒体7 をフランジ部6を接続部側にして挿入し、公知の袋ナット8を挿入するようにし たものである。
【0009】 使用に当たっては、チューブ本体1の先端開口部に、内筒体9を回転しながら 挿入してチューブ本体1の凸条部3内側に形成さる凹条溝13内に凸条14を螺 合してチューブ本体1に内筒体9を嵌着する。 そしてあらかじめチューブ本体1の端部に挿着している外筒体7をフランジ部 6がフランジ11に当たるまで移動させると、外筒体7の周壁5の内周面が係止 部12突出部12aに嵌合して外筒体7を内筒体より抜けないよう固定する。
【0010】 更にホース接続金具15の周壁17外周面21にホース16の片側部を圧挿入 し、ホース16を接続したホース接続金具15を内筒体9内に圧挿嵌してホース 16先端部を内筒体9の周壁10の内周面と、ホース接続金具15の周壁17の 外周面間に圧着挾設する。 そしてホース接続金具15のフランジ部18前面間に環状のパッキン22を設 け、袋ナット8内周面に螺設したの雌ねじ23をパイプ24の端部外周面に螺設 した雄ねじ25に螺合して締付けて、外筒体7のフランジ部6・外筒体9のフラ ンジ11・ホース接続金具15のフランジ部18・パッキン22・パイプ24を 圧着し、フレキシブルチューブ20とパイプ24を連結する。
【0011】 (実施例2) 本実施例は実施例1と殆ど同じのため異なる部分について説明する。 図中26はチューブ本体1の凹条部4内側周面に沿い回転自在に嵌合する外径 を有する周壁10の片側端部に、前記外筒体7のフランジ部6と同一外径で肉厚 を有する外向環状のフランジ11を設け合成樹脂からなる内筒体であって、外筒 体7の周壁5内径と略同一寸法で周壁5との嵌合にて係止する円板状とした係止 部27をフランジ11内側に隣接して設け、周壁10外周面に凸条部3のピッチ に対応して凸条部3内側に形成される凹条溝13内に嵌入するよう軸方向に連続 する螺旋状の凸条14を設けている。 作用についても実施例1と殆ど同一のため説明は省略する。
【0012】
【考案の効果】
上述の如く本考案は、内筒体のフランジ裏側に隣接して係止部を設けたことに より、取付作業中の外筒体と内筒体の固定を嵌合にて簡単に出来るため取付時間 の短縮化によって作業能率を向上させ経済的である等の特長があり実用上非常に 優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例1の使用状態の縦断面図である。
【図2】本考案実施例1の一部を破断した正面図であ
る。
【図3】本考案実施例1の右側面図である。
【図4】本考案実施例1と共に使用する外筒体の一部を
破断した正面図である。
【図5】本考案実施例2の一部を破断した正面図であ
る。
【図6】本考案実施例2の右側面図である。
【符号の説明】
1 チューブ本体 2 周壁 3 凸条部 4 凹条部 5 周壁 6 フランジ部 7 外筒体 8 袋ナット 9 内筒体 10 周壁 11 フランジ 12 係止部 12a 突出部 13 凹条溝 14 凸条 15 ホース接続金具 16 ホース 17 周壁 18 フランジ部 19 筒体 20 フレキシブルチューブ 21 外周面 22 パッキン 23 雌ねじ 24 パイプ 25 雄ねじ 26 内筒体 27 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 33/28

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁2が螺旋状の凸条部3及び凹条部4
    をなすチューブ本体1の端部に、周壁部10の片側端部
    を肉厚を有する外向環状のフランジ部11とし、該周壁
    部10の外周面に前記凸条部3の内側に形成された凹条
    溝13内に嵌入するよう螺線状の凸条14を螺設した内
    筒体9及び26を、該凹条溝13内に凸条14を螺合
    し、内筒体9及び26内に筒状で片側端部を外向状のフ
    ランジ部18とした周壁17の外周面にホース16の一
    端を圧嵌着したホース接続金具15の周壁17外周面と
    内筒体9及び26の周壁部10内周面間にホース16を
    挿嵌すると共に、チューブ本体1の外周面に片側端部を
    外向状フランジ部6とした周壁5を有する外筒体7を挿
    嵌して、袋ナット8によりパイプ24と接続するフレキ
    シブルチューブ接続装置において、 外筒体7の周壁5内径と略同一寸法で周壁5との嵌合に
    て係止する円板状或は数箇所に突出部12aを設けて突
    起状とした係止部12及び27を、内筒体9及び26の
    周壁部10上でフランジ11裏側に隣接して設けたこと
    を特徴とするフレキシブルチューブ接続装置の内筒体。
JP1994014843U 1994-10-24 1994-10-24 フレキシブルチューブ接続装置の内筒体 Expired - Lifetime JP3010554U (ja)

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