JPH0520955Y2 - - Google Patents

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JPH0520955Y2
JPH0520955Y2 JP1989140516U JP14051689U JPH0520955Y2 JP H0520955 Y2 JPH0520955 Y2 JP H0520955Y2 JP 1989140516 U JP1989140516 U JP 1989140516U JP 14051689 U JP14051689 U JP 14051689U JP H0520955 Y2 JPH0520955 Y2 JP H0520955Y2
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JP
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connecting pipe
joint body
joint
flange
packing
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JP1989140516U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は例えば上水道の導水管などを接続する
管継手に関する。
「従来の技術」 従来、締付け体に一端側を貫挿させた接続管端
部を継手本体に挿入させ、Oリングパツキンを介
装させて締付け体を継手本体に螺着固定し、締付
け体と継手本体とでOリングパツキンを圧着さ
せ、接続管を連結支持していた。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、締付け体の螺着力が弱い場
合、Oリングパツキンの圧着力が不足し、接続管
が撓んだとき、接続管が継手本体から抜出し易い
と共に、締付け体の螺着力が必要以上に強い場
合、Oリングパツキンの圧着力が過大となり、夏
又は冬などの温度変化によつて伸縮する接続管が
歪変形し易く、また締付け体の螺着により接続管
が捩れて接続されても、接続管の可撓力不足によ
つて捩れた状態で連結固定され易い等の安全上及
び耐久上の問題があつた。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、接続管の一端を挿入させる
継手本体を備え、複数に分割自在な係止体を接続
管に着脱自在に固定させると共に、軸芯方向の移
動を規制するフランジ及び輪溝を介して前記継手
本体に係止体を軸芯廻りに回転自在に連結させる
構造において、前記継手本体にネジ結合させる締
付け体に、前記フランジを形成すると共に、前記
接続管外周面に圧着させるパツキンを継手本体端
面と締付け体間に介設したことを特徴とするもの
である。
「作用」 従つて、前記係止体を接続管に固定させること
により、接続管が継手本体から抜出すのを確実に
防止し得ると共に、温度変化による接続管の伸縮
をフランジ及び輪溝の嵌合隙間によつて吸収し
得、また接続管が捩れても接続管の可撓力によつ
て係止体が軸芯廻りに回転して元の形状に容易に
復元し得、従来に比べて接続管の設置を安全に行
い得、しかも接続管の歪変形を阻止して耐久性の
向上などを容易に図り得るもので、特にこの場合
継手本体端面と締付け体間のネジ結合によるパツ
キン圧着力を小とさせることによつて、パツキン
を損傷させることのない継手本体に対する接続管
の容易な挿入が行い得ると共に、挿入後にあつて
はこれらパツキン圧着力を増大させることによつ
て、接続管外周面に対するパツキン圧着力を大と
させて該パツキン部でのシール効果の向上を図り
得るものである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。上水道の導水管などを形成する塩化ビニール
製又は鉄製の接続管1の一端を挿入させる短尺パ
イプ形の継手本体2を備えるもので、継手本体2
の内孔3に前記接続管1の一端部を嵌挿させる。
また、2つに分割自在な係止体5,6を備え、
ボルト8とナツト9により各係止体5,6を締付
け固定し、接続管1の外周面に各係止体5,6内
周面を圧接させ、継手本体2に挿入させる接続管
1端部に前記係止体5,6を着脱自在に固定させ
る。
さらに、継手本体2にネジ13を介して締付け
体14を螺着固定させ、締付け体14により継手
本体2端面にOリングパツキン15を圧着させ、
継手本体2に挿入させる接続管1外周面に前記パ
ツキン15を圧着させると共に、締付け体14に
一方の係合手段であるフランジ10を一体形成
し、またもう一方の係合手段である輪溝11を係
止体5,6に形成し、フランジ10を輪溝11に
遊嵌挿入させ、前記フランジ10と輪溝11の嵌
合隙間の範囲内で軸芯方向に移動自在であつて、
その嵌合隙間以上の軸芯方向の移動を規制し乍
ら、軸芯廻りに回転自在に、フランジ10と輪溝
11を介して締付け体14に係止体5,6を連結
させ、継手本体2と二組の係止体5,6及び締付
け体14により2本の接続管1,1を連結するも
のである。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、接続
管1の一端を挿入させる継手本体2を備え、複数
の分割自在な係止体5,6を接続管1に着脱自在
に固定させる共に、軸芯方向の移動を規制するフ
ランジ10及び輪溝11を介して前記継手本体2
に係止体5,6を軸芯廻りに回転自在に連結させ
る構造において、前記継手本体2にネジ13結合
させる締付け体14に、前記フランジ10を形成
すると共に、前記接続管1外周面に圧着させるパ
ツキン15を継手本体2端面と締付け体14間に
介設したものであるから、前記係止体5,6を接
続管1に固定させることにより、接続管1が継手
本体2から抜出すのを確実に防止できると共に、
温度変化による接続管1の伸縮をフランジ10及
び輪溝11の嵌合隙間によつて吸収でき、また接
続管1が捩れても接続管1の可撓力によつて係止
体5,6が軸芯廻りに回転して元の形状に容易に
復元でき、従来に比べ接続管1の設置を安全に行
うことができ、しかも接続管1の歪変形を阻止し
て耐久性の向上などを容易に図ることができるも
ので、特にこの場合継手本体2端面と締付け体1
4間のネジ13結合によるパツキン15圧着力を
小とさせることによつて、パツキン15を損傷さ
せることのない継手本体2に対する接続管1の容
易な挿入が行えると共に、挿入後にあつてはこれ
らパツキン15圧着力を増大させることによつ
て、接続管1外周面に対するパツキン15圧着力
を大とさせて該パツキン15部でのシール効果の
向上が図れて、高圧用としても至適に用いること
が可能にできて、この管継手の性能向上を図るこ
とができるなど顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示す一部切欠き正面図で
ある。 1……接続管、2……継手本体、5,6……係
止体、10……フランジ(係合手段)、11……
輪溝(係合手段)、13……ネジ、14……締付
け体、15……パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接続管1の一端を挿入させる継手本体2を備
    え、複数に分割自在な係止体5,6を接続管1に
    着脱自在に固定させると共に、軸芯方向の移動を
    規制するフランジ10及び輪溝11を介して前記
    継手本体2に係止体5,6を軸芯廻りに回転自在
    に連結させる構造において、前記継手本体2にネ
    ジ13結合させる締付け体14に、前記フランジ
    10を形成すると共に、前記接続管1外周面に圧
    着させるパツキン15を継手本体2端面と締付け
    体14間に介設したことを特徴とする管継手。
JP1989140516U 1989-12-04 1989-12-04 Expired - Lifetime JPH0520955Y2 (ja)

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JPS5224267Y2 (ja) * 1971-09-27 1977-06-02
JPS5314971Y2 (ja) * 1972-11-04 1978-04-20

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JPH0380182U (ja) 1991-08-16

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