JPH0435667Y2 - - Google Patents

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JPH0435667Y2
JPH0435667Y2 JP12941186U JP12941186U JPH0435667Y2 JP H0435667 Y2 JPH0435667 Y2 JP H0435667Y2 JP 12941186 U JP12941186 U JP 12941186U JP 12941186 U JP12941186 U JP 12941186U JP H0435667 Y2 JPH0435667 Y2 JP H0435667Y2
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pipe
cap nut
tube
groove
packing
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、外面に合成樹脂を被覆した蛇腹管を
接続する管継手に関するもので、詳しくは外部か
ら腐食性物質が蛇腹管接続部に浸入するのを防止
する構造の蛇腹管用管継手に関する。
〔従来の技術〕
この種の管継手に関して、実開昭60−26389号
に開示された第4図のごときシール構造の管継手
がある。これは外面に樹脂被覆を施した管継手に
関するもので、押輪8の樹脂被覆層端部内面に断
面ほぼT字形のパツキン9を嵌着したものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに上記従来管継手では単に押輪の周設溝
に断面T字形のパツキン9を嵌着したものである
ため、パツキン9と管10外周面との間はパツキ
ン9の弾圧によつてシール効果が保たれても、パ
ツキン9と押輪8の周設溝81との間は溝の内周
面全体にパツキン9の外周面が接触して弾圧効果
が弱く、また押輪8の継手本体への螺合締め付け
によつて回転するためこの間に隙間が生じ、完全
なシール効果が保てない問題があつた。
また、管10に例えば引き抜き力がかかつた時
など、T字形パツキン9の舌状突片も管と共にひ
きずられて押輪8の外に出てしまいパツキン自体
が抜け出ることがあつた。さらに、場合によつて
は押輪端部の内面と管外面との隙間に舌状突片が
挟まれることがあり、パツキンの耐候性や寿命を
長く保てないという問題があつた。
以上のことより従来、外面に樹脂を被覆した蛇
腹管用で外部から腐食性流体の侵入を防止した継
手としては適当なものがなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の要旨は、外面に合成樹脂を被覆した薄
肉金属製の蛇腹管を接続する管継手であつて、筒
状の継手本体と、該継手本体の端部への螺合によ
り管緊締機構を介して管を締め付け固定する袋ナ
ツトを具備し、該袋ナツトの端部に設けた溝に、
前記管の合成樹脂被覆層外面に接する突出した舌
状突片部を有すると共に、該舌状突片部の両側に
環状の凸部を設け、かつ前記袋ナツトの溝の内周
面に接する環状の突起を設けたパツキンを装着し
たことを特徴とする蛇腹管用管継手である。
〔作用〕
パツキンと管外周面との間はパツキンの内周面
に突出した舌状突片によつて弾圧周接されるとと
もに、パツキンと溝内周面との間はパツキンの外
周面に設けた環状の突起によつて管外周面への弾
圧力が溝内周面にも作用し、パツキンの管外周側
および溝内周側双方に確実にシールを果たす役割
をする。
また管が引き抜き或いは押し込まれた時、舌状
突片はその両側に設けた凸部内に入り込むように
してパツキン自身の端部に当接して、パツキンが
が抜け出たりすることがない。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図において、1は継手本体で一端内面に僅
かに奥側が小径になつたテーパ孔17が形成さ
れ、テーパ孔17の奥には連通孔16と連結する
管受け壁部18が設けられている。蛇腹管4は薄
肉金属製でその外周面には合成樹脂41が被覆し
てある。スリーブ3の外周側後部は袋ナツト2の
締め付けにより押圧係合容易なように、また継手
本体1のテーパ孔17の開口端71に突き当たつ
て袋ナツトの締め代が一定に規制されるように外
周側に張り出すフランジ部31を設けてある。こ
のフランジ部31より中央側の外周面は前記継手
本体1のテーパ孔17より小角度の外周面33を
設けてあり、継手本体1のテーパ孔17が片側約
2度の角度に対してスリーブ3の外周面33は平
行円筒状に形成してある。なお、以上の緊締機構
は一例であつて他に種々の変更例が採用できる。
また管受け壁部18に耐火性のガスケツト14
を装着して蛇腹管4の圧着管部43が管受け壁部
18との間でシール性が良好になるようにしてあ
る。
継手本体1のおねじ11の中央側の溝12には
Oリング5が装着してあり、また袋ナツト2のめ
ねじ21側端部内面にはOリング5と圧接する圧
接内面24が設けてあり、袋ナツト2を継手本体
1と締め付けることによりこの螺合部外側はOリ
ング5によつてシールされる。
さらに袋ナツト2の後端部内面には環状凹溝2
5を設け、この環状凹溝25に、内周側が蛇腹管
4の樹脂被覆層41に弾圧して接するよう突出し
た舌状突片61を有するとともに、その舌状突片
の両側には環状の凹部が形成されている。そし
て、外周側は環状凹溝25の内周面に接する環状
凸部62を設けたパツキン6を嵌着している。
このため、蛇腹管4との弾圧力が環状凹溝25
の内周面にも働き、従来問題であつた溝内周側か
ら漏れが発生することがなく、袋ナツト2の後端
部からの腐食性物質の継手接合部内への浸入およ
び袋ナツトと継手本体螺合部からの継手接続部内
への腐食性物質の浸入が防止される。さらに、管
が引き抜かれようとした時、或いは押し込まれよ
うとした時、舌状突片61は隣に設けられた凹部
内にはまり込むように、シール性を保ちながらパ
ツキン端部に当つて止まることができる。これに
より、押輪2の凹溝25の内周面側の端面と管外
表面との隙間を小さくできるという効果もある。
以上のことより、完全な外部からの防食が果たさ
れ、長期にわたるシール性能を確保できるととも
に耐火災性能を備え、配管現場で蛇腹管を簡単に
接続することができる。
さらに第3図は本考案の別の実施例を示すパツ
キン6で、環状凹溝25の側部に弾圧周接する環
状凸部63を両側に設けた例を示すもので、この
ようなパツキン6を用いてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明のごとく、本考案の蛇腹管用管継手は
外面に樹脂被覆層を形成した蛇腹管接続用の管継
手として、配管容易で外部からの腐食性物質の浸
入を完全に遮断して継手内接続部の腐食を完全に
防止し、長期にわたつて安定したシール性能を確
保できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す部分断面図、第
2図はパツキンの一例を示す拡大断面図、第3図
はパツキンの他の例を示す拡大断面図、第4図は
従来例を示す要部拡大断面図である。 1……継手本体、2……袋ナツト、3……スリ
ーブ、4……蛇腹管、5……Oリング、6……パ
ツキン、11……おねじ、12……溝、14……
ガスケツト、17……テーパ孔、18……管受け
壁部、24……圧接内面、25……環状凹溝、3
1……フランジ部、43……圧着管部、61……
舌状突片、62,63……環状凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外面に合成樹脂を被覆した薄肉金属製の蛇腹管
    を接続する管継手であつて,筒状の継手本体と、
    該継手本体の端部への螺合により管緊締機構を介
    して管を締め付け固定する袋ナツトとを具備し、
    該袋ナツトの端部に設けた溝に、前記管の合成樹
    脂被覆層外面に接する突出した舌状突片部を有す
    ると共に、該舌状突片部の両側に環状の凸部を設
    け、かつ前記袋ナツトの溝の内周面に接する環状
    の突起を設けたパツキンを装着したことを特徴と
    する蛇腹管用管継手。
JP12941186U 1986-08-27 1986-08-27 Expired JPH0435667Y2 (ja)

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JP12941186U JPH0435667Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JPS6336786U JPS6336786U (ja) 1988-03-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755430Y2 (ja) * 1990-05-01 1995-12-20 日本鋼管継手株式会社 フレキシブル管用継手

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JPS6336786U (ja) 1988-03-09

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