JPH047432Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH047432Y2 JPH047432Y2 JP17987086U JP17987086U JPH047432Y2 JP H047432 Y2 JPH047432 Y2 JP H047432Y2 JP 17987086 U JP17987086 U JP 17987086U JP 17987086 U JP17987086 U JP 17987086U JP H047432 Y2 JPH047432 Y2 JP H047432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- rubber packing
- fitted
- lip part
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 7
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 6
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は管継手に関し、詳しくは管継手の改
良に関する。
良に関する。
従来管継手として、第５図に示すように互いに
突き合わせ配置した管端外周Ａ，Ａにゴムパツキ
ンＢ，Ｂを配設し、このゴムパツキンＢ，Ｂ間に
リング状部材Ｃを配設すると共に前記ゴムパツキ
ン外周を径方向に２つ割りまたは３つ割り等とさ
れたハウジング部材Ｄで覆いボルト・ナツト等の
締結具Ｅで一体に締結するものが知られている
（例えば実公昭58−38224号公報）。
突き合わせ配置した管端外周Ａ，Ａにゴムパツキ
ンＢ，Ｂを配設し、このゴムパツキンＢ，Ｂ間に
リング状部材Ｃを配設すると共に前記ゴムパツキ
ン外周を径方向に２つ割りまたは３つ割り等とさ
れたハウジング部材Ｄで覆いボルト・ナツト等の
締結具Ｅで一体に締結するものが知られている
（例えば実公昭58−38224号公報）。
上記管継手は従来周知であるフランジを用いた
管継手等に比し径方向突出量が少なくコンパクト
に出来る、部品点数が少なく施工も容易であるな
どの利点を有する。
管継手等に比し径方向突出量が少なくコンパクト
に出来る、部品点数が少なく施工も容易であるな
どの利点を有する。
しかしながら、上記管継手は主として管端外周
面とゴムパツキンとの圧縮密着力により水密を達
成する構成であるから管端端面Ａ１，Ａ１には直
接内部流体が接するのを防止できず、内部流体の
化学的性質あるいは物理的条件によつて管端端面
が腐蝕され易い問題があつた。
面とゴムパツキンとの圧縮密着力により水密を達
成する構成であるから管端端面Ａ１，Ａ１には直
接内部流体が接するのを防止できず、内部流体の
化学的性質あるいは物理的条件によつて管端端面
が腐蝕され易い問題があつた。
特に被接続管が鋼管である場合ここから腐蝕が
管軸方向に沿つて進行していくため上記問題は無
視出来ない。
管軸方向に沿つて進行していくため上記問題は無
視出来ない。
また、管接続部分に曲げ力が加わつた場合リジ
ツトな管端端面同志が一部分で接触するためモー
メントの作用によつて反対側のハウジング部材が
変形し水密性が阻害されることもあり、土圧等の
影響を受ける地中埋設管には好適に使用出来ない
問題もあつた。
ツトな管端端面同志が一部分で接触するためモー
メントの作用によつて反対側のハウジング部材が
変形し水密性が阻害されることもあり、土圧等の
影響を受ける地中埋設管には好適に使用出来ない
問題もあつた。
この考案は上記問題点に鑑み、管端面の防食も
有効に行え且つ接続作業も容易である、さらには
地中埋設管等過酷な耐圧条件下においても充分に
水密性を維持し得る管継手を提供することを目的
としてなされたものである。
有効に行え且つ接続作業も容易である、さらには
地中埋設管等過酷な耐圧条件下においても充分に
水密性を維持し得る管継手を提供することを目的
としてなされたものである。
即ち、この考案の管継手は、管端に嵌合出来る
断面コ字状をなすリング部の前記管端外周側の一
片に径方向に突出する断面略台形状をなすリツプ
部を一体に形成してなるゴムパツキン部材と、該
ゴムパツキン部材が嵌合されて互いに突き合わさ
れた前記管端端面間に介挿される介挿片及び前記
リツプ部に先端を嵌入させる延出片とが一体に形
成された硬質材質からなるカラー部材と、該カラ
ー部材及び前記リツプ部全体を覆い、前記リツプ
部の管中央側側面には抜け止め部材を介して接
し、且つ前記カラー部材を介して前記ゴムパツキ
ン部材を圧縮可能な内径とされた硬質材質からな
る、径方向に複数に分割可能とされたハウジング
部材とから構成されたことを特徴とするものであ
る。
断面コ字状をなすリング部の前記管端外周側の一
片に径方向に突出する断面略台形状をなすリツプ
部を一体に形成してなるゴムパツキン部材と、該
ゴムパツキン部材が嵌合されて互いに突き合わさ
れた前記管端端面間に介挿される介挿片及び前記
リツプ部に先端を嵌入させる延出片とが一体に形
成された硬質材質からなるカラー部材と、該カラ
ー部材及び前記リツプ部全体を覆い、前記リツプ
部の管中央側側面には抜け止め部材を介して接
し、且つ前記カラー部材を介して前記ゴムパツキ
ン部材を圧縮可能な内径とされた硬質材質からな
る、径方向に複数に分割可能とされたハウジング
部材とから構成されたことを特徴とするものであ
る。
次にこの考案を実施例により説明する。
第１図はこの考案の実施例の要部断面図、第２
図は第１図の要部拡大図である。
図は第１図の要部拡大図である。
この考案の管継手１は、プラスチツク管又は内
面ライニング鋼管等の被接続管Ｐ，Ｐの管端Ａ，
Ａに嵌合出来る断面コ字状をなすリング部２Ａ，
２Ａ（第２図）の管端外周側の一片２A′，２A′に
径方向（矢印Ｘ）へ突出する断面略台形状をなす
リツプ部２Ｂ，２Ｂを一体に形成してなるゴムパ
ツキン部材２，２と該ゴムパツキン部材２，２が
嵌合され互いに突き合わされた管端Ａ，Ａ端面間
に介挿される介挿片３Ａ及びリツプ部２Ｂ，２Ｂ
に先端部３B′，３B′を嵌入させる延出片３Ｂ，
３Ｂとが一体に形成された、例えば耐蝕性硬質合
成樹脂、ステンレスあるいは樹脂コーテイング金
属板などの硬質材質からなるカラー部材３と、こ
のカラー部材３及びリツプ部２Ｂ，２Ｂ全体を覆
い、リツプ部２Ｂ，２Ｂの管中央側側面２Ｃ，２
Ｃには抜け止め部材４，４を介して接し、且つカ
ラー部材３の延出片３Ｂ，３Ｂを介してゴムパツ
キン部材２，２を圧縮可能な内径とされた、上記
と同様な硬質材質からなる径方向に２あるいは３
分割とされたリング状ハウジング部材５とから構
成されている。
面ライニング鋼管等の被接続管Ｐ，Ｐの管端Ａ，
Ａに嵌合出来る断面コ字状をなすリング部２Ａ，
２Ａ（第２図）の管端外周側の一片２A′，２A′に
径方向（矢印Ｘ）へ突出する断面略台形状をなす
リツプ部２Ｂ，２Ｂを一体に形成してなるゴムパ
ツキン部材２，２と該ゴムパツキン部材２，２が
嵌合され互いに突き合わされた管端Ａ，Ａ端面間
に介挿される介挿片３Ａ及びリツプ部２Ｂ，２Ｂ
に先端部３B′，３B′を嵌入させる延出片３Ｂ，
３Ｂとが一体に形成された、例えば耐蝕性硬質合
成樹脂、ステンレスあるいは樹脂コーテイング金
属板などの硬質材質からなるカラー部材３と、こ
のカラー部材３及びリツプ部２Ｂ，２Ｂ全体を覆
い、リツプ部２Ｂ，２Ｂの管中央側側面２Ｃ，２
Ｃには抜け止め部材４，４を介して接し、且つカ
ラー部材３の延出片３Ｂ，３Ｂを介してゴムパツ
キン部材２，２を圧縮可能な内径とされた、上記
と同様な硬質材質からなる径方向に２あるいは３
分割とされたリング状ハウジング部材５とから構
成されている。
上記実施例において、抜け止め部材４は図示の
ようにハウジング部材５とリツプ部２Ｂ，２Ｂ側
面との間に沿うワツシヤ状とする他、第３図に示
すように鋼球４′，４′を介挿する構成としても良
い。またこの場合、鋼球４′，４′はリツプ部２
Ｂ，２Ｂの該当個所に一体的に接着しておいても
良い。この場合部品管理が容易となつて都合が良
い。
ようにハウジング部材５とリツプ部２Ｂ，２Ｂ側
面との間に沿うワツシヤ状とする他、第３図に示
すように鋼球４′，４′を介挿する構成としても良
い。またこの場合、鋼球４′，４′はリツプ部２
Ｂ，２Ｂの該当個所に一体的に接着しておいても
良い。この場合部品管理が容易となつて都合が良
い。
なお、第２図中Ｐ１は内面ライニング鋼管を被
接続管Ｐとした場合の内面ライニング層を示す。
接続管Ｐとした場合の内面ライニング層を示す。
また、上記実施例では同一径の管接続の場合に
ついて説明したが、第４図に示すように異径管
Ａ，Ａの接続にも同様に実施出来る。
ついて説明したが、第４図に示すように異径管
Ａ，Ａの接続にも同様に実施出来る。
第４図においては接続すべき管の径が異なる他
は第１図、第２図に示した実施例と構成は同一で
あるので同じ符号を示すのみで詳細な説明は省略
する。
は第１図、第２図に示した実施例と構成は同一で
あるので同じ符号を示すのみで詳細な説明は省略
する。
この考案において、互いに突き合わされる管の
端部はゴムパツキン部材２の断面コ字状をなすリ
ング部材２Ａにより管内面より管端面にかけて覆
われるので内部流体が直接管端表面に接触するの
が防止される。従つて、特に内面ライニング鋼管
にあつては管端面の腐蝕が有効に防止出来る。
端部はゴムパツキン部材２の断面コ字状をなすリ
ング部材２Ａにより管内面より管端面にかけて覆
われるので内部流体が直接管端表面に接触するの
が防止される。従つて、特に内面ライニング鋼管
にあつては管端面の腐蝕が有効に防止出来る。
また管継手部に曲げ外力が加わつても管端端面
間にはカラー部材３の介挿片３Ａが介挿され、し
かもゴムパツキン部材２のゴム部を介して接触す
るから外力が緩衝され、またハウジング部材５に
よる圧着力により水密性が保持される。
間にはカラー部材３の介挿片３Ａが介挿され、し
かもゴムパツキン部材２のゴム部を介して接触す
るから外力が緩衝され、またハウジング部材５に
よる圧着力により水密性が保持される。
この考案は以上のように構成されているので、
内面ライニング鋼管のように管端面が腐蝕されや
すい管であつても管端面の腐蝕が有効に防止出
来、さらに、管の材質を問わずカラー部材及びハ
ウジング部材との共同により過酷な使用条件下で
あつても管接続部の確実な水密性が維持出来、施
工も容易である等種々の実用的効果を有する。
内面ライニング鋼管のように管端面が腐蝕されや
すい管であつても管端面の腐蝕が有効に防止出
来、さらに、管の材質を問わずカラー部材及びハ
ウジング部材との共同により過酷な使用条件下で
あつても管接続部の確実な水密性が維持出来、施
工も容易である等種々の実用的効果を有する。
第１図はこの考案の実施例の要部断面図、第２
図は第１図の要部拡大図、第３図は他の実施例の
要部拡大断面図、第４図は他の実施例の要部拡大
断面図、第５図は従来例の説明断面図である。
図は第１図の要部拡大図、第３図は他の実施例の
要部拡大断面図、第４図は他の実施例の要部拡大
断面図、第５図は従来例の説明断面図である。
Claims (1)
- 管端に嵌合出来る断面コ字状をなすリング部の
前記管端外周側の一片に径方向に突出する断面略
台形状をなすリツプ部を一体に形成してなるゴム
パツキン部材と、該ゴムパツキン部材が嵌合され
て互いに突き合わされた前記管端端面間に介挿さ
れる介挿片及び前記リツプ部に先端を嵌入させる
延出片とが一体に形成された硬質材質からなるカ
ラー部材と、該カラー部材及び前記リツプ部全体
を覆い、前記リツプ部の管中央側側面には抜け止
め部材を介して接し、且つ前記カラー部材を介し
て前記ゴムパツキン部材を圧縮可能な内径とされ
た硬質材質からなる、径方向に複数に分割可能と
されたハウジング部材とから構成されたことを特
徴とする管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17987086U JPH047432Y2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17987086U JPH047432Y2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63110783U JPS63110783U (ja) | 1988-07-16 |
| JPH047432Y2 true JPH047432Y2 (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=31123316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17987086U Expired JPH047432Y2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047432Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8985897B2 (en) | 2008-02-06 | 2015-03-24 | Oldcastle Precast, Inc. | Method and apparatus for capturing, storing, and distributing storm water |
| US9546044B2 (en) | 2008-02-06 | 2017-01-17 | Oldcastle Precast, Inc. | Method and apparatus for capturing, storing, and distributing storm water |
-
1986
- 1986-11-21 JP JP17987086U patent/JPH047432Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8985897B2 (en) | 2008-02-06 | 2015-03-24 | Oldcastle Precast, Inc. | Method and apparatus for capturing, storing, and distributing storm water |
| US9546044B2 (en) | 2008-02-06 | 2017-01-17 | Oldcastle Precast, Inc. | Method and apparatus for capturing, storing, and distributing storm water |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63110783U (ja) | 1988-07-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4897268B2 (ja) | 管継手部の離脱防止構造及び管継手部の離脱防止強化方法 | |
| JPH0429184Y2 (ja) | ||
| JP3522240B2 (ja) | スペーサレス型管継手とこれに用いるパッキン輪 | |
| EP0899499A3 (en) | Saddle connection for plastic pipe | |
| JPH047432Y2 (ja) | ||
| JPH047433Y2 (ja) | ||
| JP2569645Y2 (ja) | 管継手 | |
| JPH029177Y2 (ja) | ||
| JP2577022Y2 (ja) | 管継手 | |
| JPS6318874Y2 (ja) | ||
| JP4462741B2 (ja) | 管継手部 | |
| JP7331199B2 (ja) | 絶縁継手構造 | |
| JPH0557598U (ja) | 鋳鉄管の管端防蝕部材 | |
| JP3268398B2 (ja) | 管端防食フランジ継手 | |
| JP2577023Y2 (ja) | ハウジング形管継手 | |
| JPH09229265A (ja) | ゴム製可撓管を備えた管継手 | |
| JPH0413487Y2 (ja) | ||
| JPH0113900Y2 (ja) | ||
| JPS6141511Y2 (ja) | ||
| JPH0522714Y2 (ja) | ||
| JPH04244692A (ja) | 可撓性管継手用相フランジ | |
| JPH0311513Y2 (ja) | ||
| JP3906376B2 (ja) | 配管用樹脂継手 | |
| JP3541107B2 (ja) | 流体輸送管の接続構造 | |
| JPS5817990Y2 (ja) | ゴムホ−スの端部構造 |