JPH0522714Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0522714Y2
JPH0522714Y2 JP5222187U JP5222187U JPH0522714Y2 JP H0522714 Y2 JPH0522714 Y2 JP H0522714Y2 JP 5222187 U JP5222187 U JP 5222187U JP 5222187 U JP5222187 U JP 5222187U JP H0522714 Y2 JPH0522714 Y2 JP H0522714Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint pipe
pipe
packing
housing
intermediate joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5222187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63158679U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5222187U priority Critical patent/JPH0522714Y2/ja
Publication of JPS63158679U publication Critical patent/JPS63158679U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0522714Y2 publication Critical patent/JPH0522714Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、水道管等の流体管の接続に使用さ
れる継ぎ手管に関し、更に詳しくは、スリーブ形
式の伸縮可撓継ぎ手管に関する。
[従来の技術] 本出願人は先に、実公昭58−14313号公報にお
いて、この種伸縮可撓継ぎ手管を提案した。すな
わち、この継ぎ手管によれば、連結管の接続時
に、連結管とスリーブ、そのスリーブと継ぎ手本
体との間に組立後における回転方向のズレの生ず
るのを阻止して、使用中の抜け出しによる内容物
の漏洩を防止することができるとともに常に気密
的に確実な接続が維持されるという利点がある。
しかしながら、組立時において、パツキングを
装着した状態で、スリーブ及び連結管を継手本体
に挿入しながら回転する操作が必要で、これに大
なる力を必要とし、組立が困難である欠点を有
し、小口径の管に限定されるという問題点が存在
する。
[技術的課題] 本考案は上記実情に鑑みなされたものであり、
上記先行技術の特質を失わず、その欠点を解消
し、容易に組立て操作を行うことができるととも
に、口径に限定されない伸縮可撓継ぎ手管を得る
ことを目的(技術的課題)とするものである。
[構成] 本考案の伸縮可撓継ぎ手管は上記目的を達成す
るため、次の構成(技術的手段)を採る。すなわ
ち、外周面に係合鍔が形成され内周面にパツキ
ング係止溝を有する受口部を両端部に設けた中間
継ぎ手管と、外周面に係合鍔が形成され内周面
にパツキング係止溝を有する受口部を端部に設
け、該受口部を前記中間継ぎ手管の受口部と対向
して同軸状に配される一組の端部継ぎ手管と、
前記中間継ぎ手管と端部継ぎ手管との対向する受
口部の内側に跨つて同心状に内挿され、中央外周
に環状突条を設けた連結管と、前記中間継ぎ手
管及び端部継ぎ手管のそれぞれの受口部内周のパ
ツキング係止溝に保持され、前記連結管との空隙
に介装される自封作用を奏するパツキングと、
複数割り体よりなり締具によつて径方向に締付け
られ、両端部の内周に環状の係合鍔が突設され、
中央内周に前記連結管の環状突条を受容する係合
溝を有する中央突部が設けられ、前記中間継ぎ手
管と端部継ぎ手管の対向する受口部の外側に跨つ
てこれらの係合鍔に対して緩く外嵌される円環状
のハウジングとからなることを特徴とする。
[作用] この伸縮可撓継ぎ手管の組立てに際しては、中
間継ぎ手管に連結管並びに端部継ぎ手管を順次受
口部に挿し込み、複数割り体のハウジングをその
中央突部に連結管の環状突条に係合溝に対応させ
て締具により一体に組み付けて行われる。
流体管が離脱方向に力を受けると、端部継ぎ手
管が移動し、その係合鍔がハウジングの係合鍔に
衝接するまで自由に伸縮する。
また、曲げ力が作用したとき、ハウジングは中
間・端部継ぎ手管の係合鍔に対して緩く外嵌され
ているので、中間継ぎ手管が曲げ力に追従して自
由に変位する。
[効果] 本考案の伸縮可撓継ぎ手管は上述の構成を有
し、作用を奏するものであるので以下の特有の効
果を有する。
本継ぎ手管の組立てにおいて、装着されたパ
ツキングに対して連結管並びに端部継ぎ手管を
回転することとなく単に挿し込み操作のみでよ
いので、組み立て操作が容易に行われる。すな
わち、従来のプツシユオン形式の管継ぎ手の同
一要領で組付けができる。
撓み量の大きな要求に対しては、中間継ぎ手
管、連結管及びハウジング、連結に必要なパツ
キングを増やすことにより簡単に応ずることが
できる。
ハウジングを分割形式にしたので離脱防止の
ストツパが簡単に構成でき、組付けが簡単にな
る。
ハウジングと連結管とは管軸心に直角方向の
係合は緩くしてあるので、土圧等の外圧により
ハウジングが管軸心に直角方向に移動してもそ
の作用力は連結管に及ぼさないので、連結管と
各継ぎ手管の間のパツキングは常に適正な状態
に保たれ止水作用も常に良好に保たれる。
[実施例] 本考案の伸縮可撓継ぎ手管の実施例を図面に基
づいて説明する。
第1図ないし第3図はその一実施例を示す。
この継ぎ手管Hは、中間位置に配された中間継
ぎ手管1、この中間継ぎ手管1の両端に配された
端部継ぎ手管2、これらの中間継ぎ手管1と端部
継ぎ手管2とに跨つて配された連結管3及びハウ
ジング4の主要部からなるとともに、連結管3と
中間・端部継ぎ手管1,2の間隙部に配されるパ
ツキング6,7を含む。
以下、各部の詳細構造について述べる。
中間継ぎ手管1は、実質的に直管状をなし、両
端部の外周に係合鍔12が突設されるとともに内
周にパツキング係止溝13を有する受口部11が
設けられている。なお、係合鍔12は受口部11
の端部より若干後退されてもよい(破線表示)。
パツキング係止溝13には自封作用を奏するパツ
キング6がそれぞれ装着される。
端部継ぎ手管2は、端部の外周に係合鍔16
を、内周にパツキング係止溝17を有する受口部
15を端部に設け、該受口部15を前記中間継ぎ
手管1の受口部11に対向して同軸状に配され
る。受口部15は比較的長い直管状に形成される
とともに、中間継ぎ手管1の受口部11と同一の
内外径に形成される。この係合鍔16も受口部1
5の端部より後退して配されてもよい(破線表
示)。パツキング係止溝17にはパツキング7が
装着されている。
この端部継ぎ手管2の他端部は互いに接続され
る流体管との接続を図るフランジ18が形成され
る。18aは該フランジ18の円周方向に適宜間
隔に穿設されたボルト孔である。
連結管3は、実質的に直管状をなし、中央外周
に環状突条20が設けられている。両端部はそれ
ぞれ面取り21が施されている。該連結管3は中
間継ぎ手管1と端部継ぎ手管2との対向する受口
部11,15の内側に跨つてパツキング6,7を
介して同心状に内挿される。
ハウジング4は、円筒状の二つの割体4A,4
Bよりなり、円周方向の両端部に張設されたフラ
ンジ23相互を衝接し、該フランジ23に穿設さ
れたボルト孔(図示せず)に挿通されるボルト・
ナツトからなる締具24をもつて一体に組み立て
られる。このようにして組み立てられた円筒状の
両端部の内周にはワイパ25を装着した環状の係
合鍔26が突設され、中央内周には連結管3の環
状突条20に緩く係合する係合溝27を有する中
央突部28が設けられる。
なお、ワイパ25は土砂子の通過を防止するた
めのものであつて、屈撓性を有する素材が選ば
れ、通水性・非通水性は問わない。そのようなも
のとしてスポンジ状のものが推奨され、例えば発
泡ポリエチレン(ポリエチレン樹脂を5〜30倍に
発泡させた架橋型独立気泡構造のフオーム)が使
用される。このものは腐食に強くかつ安価であ
り、通水性を有しない。
そして、該ハウジング4は中間継ぎ手管1と端
部継ぎ手管2の対向する受口部11,15の外側
に跨つて同心状に外嵌される。この状態で、ワイ
パ25はその弾性で受口部11、15の外周面を
押し付けるとともに、ハウジング4の内周面は受
口部11,15の係合鍔12,16の外径と若干
の余裕aを存する。この余裕aは突条20と係合
溝27との間隙bよりも小さくされる。
次に、この継ぎ手管Hの組立てについて述べ
る。
(1)中間継ぎ手管1の受口部11内にパツキング
6を装着し、この受口部11内に連結管3を挿入
する。このとき、連結管3の端部には面取り21
が施されているのでパツキング6内には円滑に挿
入することができる。(2)受口部15内にパツキン
グ7を装着した端部継ぎ手管2の受口部15内に
前記した連結管3を挿入する。(3)ハウジング4の
係合溝27が連結管3の突条20に合致するよう
にして、二つ割体4A,4Bを中間継ぎ手管1及
び端部継ぎ手管2の受口部11,15に跨つて配
し、締具24をもつて一体的に組み立てる。
この組立て操作において、連結管3あるいは端
部継ぎ手管2は回転操作がなく、従つて小さな力
で挿入でき、容易に組立て操作を実施することが
できる。
この伸縮可撓継ぎ手管Hは通常の土中に埋設さ
れ、次のとおりの作用を奏する。
常時において、土圧等の外力がハウジング4に
作用するが、ハウジング4の径方向への移動はハ
ウジング4の内面と中間・端部継ぎ手管1,2の
係合鍔12,16の外面とが衝接し、当該外力は
連結管3に直接作用しない。このため、連結管3
と各継ぎ手管1,2の間に装着されたパツキング
6,7は常に適正な自封状態に保たれ、良好な止
水性を発揮する。
この継ぎ手管Hに管軸方向の離脱力が作用する
と、端部継ぎ手管2が移動し、その係合鍔16が
ハウジング4の係合鍔26に衝接するまで自由に
伸縮する。
また、地盤沈下等によりこの継ぎ手管Hに曲げ
力が作用したとき、中間継ぎ手管1の係合鍔12
はハウジング4の内面に緩く嵌装されているの
で、中間継ぎ手管1は屈撓自在となり、曲げ力に
追従して変位する(第3図参照)。そして、この
変位はパツキング6を過度に圧縮しない範囲内で
収まり、パツキング6の自封作用を阻害すること
はない。
なお、図中、Lは本継ぎ手管Hの長さ、lは2
つの連結管3相互の突条20間の距離、dは2つ
の端部継ぎ手管2相互の軸心間のずれの長さであ
つて、このdはlの長さに比例して大きくなるこ
とがわかる。
実際は離脱力と曲げ力とが同等に複合的に作用
する場合が多い。上述の説明から明らかなよう
に、本継ぎ手管Hはこれらの複合した作用力に追
従し、止水性を保つて変位し、有害な応力を生じ
させない。
なお、ワイパ25は止水部分への外部からの土
砂の侵入を防止し、止水部分の長期的な機能の保
持を果す。
第4図に他の実施例を示す。この実施例では、
先の実施例では中間継ぎ手管1が鋳鉄製で比較的
短い成形品であるため撓み量dが制限されるの
で、更に大きな撓み量に対応するものである。
すなわち、2つの中間継ぎ手管1A,1Bを介
することにより2lの距離において2dの撓み量を得
ることができ、大きな屈撓性を得ることができ
る。
本考案は上記実施例に限定されるものではな
く、本考案の基本的技術思想の範囲内で種々設計
変更が可能である。すなわち、以下の態様は本考
案の技術的範囲内に包含されるものである。
図示した中間及び端部継ぎ手管1,2は鋳造
製であるが、これらを鋼管により作成するこ
と。
ハウジング4におけるワイパ25との係合鍔
26とを分離すること。すなわち、係合鍔26
を内方に後退させることは可能である。
中間継ぎ手管1は直管状に限らず、曲管とし
てもよい。
連結管3の環状突条20及びハウジング4の
中央突部28はともに連続あるいは非連続を問
わないが、要は両者が係合状態になるよう形成
されてあればよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の伸縮可撓継ぎ手管の実施例を示
し、第1図はその一実施例の上半部断面下半部側
面図、第2図はその要部詳細図、第3図はその屈
撓作動状態の一部断面側面図、第4図は他の実施
例の側面図である。 1……中間継ぎ手管、2……端部継ぎ手管、3
……連結管、4……ハウジング、6,7……パツ
キング、11……受口部、12……係合鍔、13
……係止溝、15……受口部、16……係合鍔、
17……係止溝、20……環状突条、26……係
合鍔、27……係合溝、28……中央突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 外周面に係合鍔が形成され内周面にパツキン
    グ係止溝を有する受口部を両端部に設けた中間
    継ぎ手管と、 外周面に係合鍔が形成され内周面にパツキン
    グ係止溝を有する受口部を端部に設け、該受口
    部を前記中間継ぎ手管の受口部と対向して同軸
    状に配される一組の端部継ぎ手管と、 前記中間継ぎ手管と端部継ぎ手管との対向す
    る受口部の内側に跨つて同心状に内挿され、中
    央外周に環状突条を設けた連結管と、 前記中間継ぎ手管及び端部継ぎ手管のそれぞ
    れの受口部内周のパツキング係止溝に保持さ
    れ、前記連結管との空隙に介装される自封作用
    を奏するパツキングと、 複数割り体よりなり締具によつて径方向に締
    付けられ、両端部の内周に環状の係合鍔が突設
    され、中央内周に前記連結管の環状突条を受容
    する係合溝を有する中央突部が設けられ、前記
    中間継ぎ手管と端部継ぎ手管の対向する受口部
    の外側に跨つてこれらの係合鍔に対して緩く外
    嵌される円環状のハウジンングと、 からなることを特徴とする伸縮可撓継ぎ手管。 2 ハウジングの係合鍔にワイパを装着する実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の伸縮可撓継
    ぎ手管。 3 ハウジングを二つ割りとする実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第2項のいずれかに記載の
    伸縮可撓継ぎ手管。 4 中間継ぎ手管を直管状とする実用新案登録請
    求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
    の伸縮可撓継ぎ手管。
JP5222187U 1987-04-07 1987-04-07 Expired - Lifetime JPH0522714Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5222187U JPH0522714Y2 (ja) 1987-04-07 1987-04-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5222187U JPH0522714Y2 (ja) 1987-04-07 1987-04-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63158679U JPS63158679U (ja) 1988-10-18
JPH0522714Y2 true JPH0522714Y2 (ja) 1993-06-10

Family

ID=30877198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5222187U Expired - Lifetime JPH0522714Y2 (ja) 1987-04-07 1987-04-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0522714Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63158679U (ja) 1988-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5490694A (en) Threadless pipe coupler
US4371179A (en) T-Shaped sealing ring with elongated lip
JPH0429184Y2 (ja)
GB1388894A (en) Pipe joints
US3820826A (en) Fitting structure for pipe
US4685705A (en) Large deflection pipe coupling
JPH0522714Y2 (ja)
JPH054632Y2 (ja)
JPS594228Y2 (ja) 合成樹脂管のフランジ継手
JP3253853B2 (ja) 揺動伸縮自在管継手
JPS6344633Y2 (ja)
US3199899A (en) Pipe coupling
JPH022139Y2 (ja)
JPH0355031Y2 (ja)
JPH0413486Y2 (ja)
GB2042118A (en) Pipe coupling
GB2349188A (en) Connection for corrugated or ribbed pipes
JP3083418B2 (ja) 水管橋用管継手
JPH0139984Y2 (ja)
JPH026129Y2 (ja)
JPH022135Y2 (ja)
JPH0716152Y2 (ja) 可動式管継手の継手構造
JPH047433Y2 (ja)
JPS6214464Y2 (ja)
JPH047432Y2 (ja)