JPH026129Y2 - - Google Patents

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JPH026129Y2
JPH026129Y2 JP8689485U JP8689485U JPH026129Y2 JP H026129 Y2 JPH026129 Y2 JP H026129Y2 JP 8689485 U JP8689485 U JP 8689485U JP 8689485 U JP8689485 U JP 8689485U JP H026129 Y2 JPH026129 Y2 JP H026129Y2
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JP
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valve
pipe
valve box
buried
valve body
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JP8689485U
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 この考案は比較的小口径の管路に設置され埋設
される仕切弁など埋設弁の改良に関するものであ
る。
(2) 従来の技術 前記のような埋設弁の一例として第3図に示す
ものがある。この弁51は1対の横向き管52,
53の対向端部間に設置され、弁箱55の流入口
を有する一側部が一方の管52の端部にそれぞれ
フランジ56,57を突き合せて接続されている
とともに、流出口を有する他側部が他方の管53
の端部にそれぞれフランジ58,59を突き合せ
て接続されている。そして、これら接続部を含む
弁箱55が弁体操作のための上部を除き管52,
53とともに地中に埋設されている。61は基礎
62上に設置された弁筐で、弁筐61内は上方の
地表63に至るまで空間64となつており、該空
間64を利用して地表63から弁軸65を操作具
で回動し、弁箱55内の弁体(図示せず)を開閉
することできるようになつている。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところで、前記弁においては弁箱55がフラン
ジ56〜59を介して管52,53と一体的に接
続されているから、閉弁状態で弁体に流入口から
の流体圧がかかり、弁体を介して弁箱55に横方
向の力が作用したとき、この力を管53で受けと
めて弁51が横移動するのを防止し、弁操作が不
能となることがないようにできるという利点を有
する。しかし、一方で、地盤沈下や地震の発生な
どにより地盤が変動すると、弁箱55と管52,
53との間では屈曲や伸縮ができないため、接続
部が破損したり、水密が保てなくなるという問題
点がある。
この考案は前記にような実情に鑑みて創案され
たもので、地盤変動により管との接続部が破損し
たりすることなく、しかも前記従来のフランジ継
手方式の利点を併せもつことのできる弁を提供す
ることを目的をする。
(4) 問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するためにこの考案は次のよ
うな構成を採つたことを特徴とする。すなわち、
この考案に係る埋設弁は、 弁箱の一側部と一方の管の端部、及び弁箱の
他側部と他方の端部を、それぞれ継手部を介し
て屈曲可能、かつ管軸方向に伸縮可能に接続
し、 弁箱の少くも他側部の外面に係合突起を設
け、 弁箱に作用する横方向の外力と対抗する背圧
を埋設土から受ける受圧板を係合突起に係合さ
せて弁箱の他側部に嵌挿している。
(5) 作用 地盤沈下などにより地盤が変動した場合、弁箱
と両管は継手部を介して変動に応じて屈曲、かつ
伸縮する。そのため、弁箱を両管との接続部は破
損することがない。また、弁箱に横方向の力が作
用した場合、弁箱が管側に移動しようとするが、
この移動しようとする力は係合突起を介して受圧
板に伝達され、受圧板が埋設土から背圧を受けて
いるため、動は確実に防止される。したがつて、
弁箱の両側部を両管の対向端部に伸縮可能に接続
しても、弁箱は受圧板によつて横移動が防止され
るため、弁の操作に支障をきたすことも全くなく
なる。
(6) 考案の効果 弁箱と両管を継手部を介して屈曲可能、かつ管
軸方向に伸縮可能に接続したから、弁を堀起こし
て補修するとき、簡単に弁を両管から取外すこと
ができ、作業性が非常によい。
また、弁の設置に際し、弁箱と別体となつた受
圧板を弁箱の係合突起に係合させて嵌挿するの
で、弁箱が大型とならず、しかも受圧板は製作が
容易で、運搬も非常に便利である等のすぐれた効
果がある。
(7) 実施例 第1図において1は仕切弁など埋設弁で、この
弁1は直列状に横向き配置された1対の管2,3
の対向端部間に設置されている。弁1の弁箱5の
流入口を有する一側部6は一方の管5の端部7
と、継手部として継管10を介して、また流出口
を有する他側部8は他方の管3の端部9と、継手
部として継管11を介してそれぞれ屈曲可能、か
つ管軸方向に伸縮可能に接続されている。13は
水密ゴム、14はその押え輪である。
また、弁箱5の両側部外面には環状の係合突起
15,16が設けられているとともに、弁箱5に
作用する横方向の外力、例えば閉弁状態で流入口
側から作用する流体圧、と対抗する背圧を埋設土
から受けるリング状の受圧板17,18が係合突
起15,16と係合して両側部に嵌挿されてい
る。受圧板17,18の受圧面積は管2,3の口
径や、埋設土の強度等に応じて適宜に設定され
る。
21は弁筐、22はその基礎、23は空間、2
4は弁軸を示し、これらは従来のものと同様とな
つている。
次に、前記弁1の設置手順について説明する。
設置に際しては、管2,3をその対向端部間に弁
箱5が配置されるスペースをおいて据付け、しか
る後管2,3の端部にそれぞれ継管10,11を
嵌挿する。次に、弁箱5の両側部に受圧板17,
18を嵌挿し、このように受圧板17,18を装
備した弁箱5を両管2,3の中央に配置する。そ
して、前記管2,3に嵌挿した継管10,11を
弁箱5の両側部に移動して、これにも嵌挿し、押
し輪14によつて水密ゴム13を押し付けシール
した後、受圧板17,18を係合突起15,16
と係合し、この状態で図示の如く、土を埋設す
る。これによつて受圧板17,18には埋設土か
ら弁箱5に作用する横方向の外力と対抗する背圧
が生じる。
前記のように設置され、埋設された弁におい
て、地盤沈下、地震等により地盤が変動した場
合、弁箱5と両管2,3は継管10,11を介し
て屈曲、伸縮し、その接続部の破損が防止され
る。また、例えば全閉状態で流入口側から流れる
流体が弁体に衝突し、弁箱5に流体圧として横方
向の力が作用した場合、弁箱5は管3側に郁動し
ようとするが、この移移動しようとする力は係合
突起16を介して受圧板18に伝達され、受圧板
18が埋設土から背圧を受けているため、移動は
確実に防止される。また、逆流が起きて流出口側
から流れる流体が弁体に衝突し、弁箱5に流体圧
としての前記と反対方向の横方向の力が作用した
場合、弁箱5は管2側に移動しようとするが、こ
の場合は係合突起15は受圧板17とにより前記
と同様の作用をしてその移動を防止する。したが
つてこのことからも埋設されるように、逆流が起
きない管路に弁を設置するときは、係合突起15
と受圧板17はなくともよい。
また、受圧板17,18としては一体のものの
ほか、円周方向に数個に分割したものなどその形
状や構造の細部は適宜に説計変更することができ
る。
第2図は別の実施例を示す。この実施例におい
て前記実施例と異なる点は、継管11を廃し、こ
れの代わりに挿口と受口により弁箱5の他側部8
と管3の端部とを接続したものである。すなわ
ち、管3の端部に受口32を形成し、その受口3
2に水密ゴム33を介して挿口としての他側部8
を屈曲可能、かつ管軸方向に伸縮可能に挿し込ん
でいる。そして、前記においては受口32の内面
に形成された環状溝35にロツクリンング36が
配設され、かつこのロツクリングが係合する環状
突起37が他側部8の先端外面に設けられてお
り、これら両部材の係合により抜け出しを防止し
ている。弁箱5の他側部8と管3の端部の接続部
として、前記のような受口と挿口からなる継手部
を用いても同様の作用効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す縦断正面図、
第2図は別の実施例を示し要部縦断正面図、第3
図は従来例の縦断正面図である。 1……埋設弁、2,3……管、5……弁箱、6
……一側部、8……他側部、7,9……端部、1
0,11……継管、15,16……係合突起、1
7,18……受圧板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1対の横向き管の対向端部間に設置され、弁箱
    の流入口を有する一側部が前記一方の管の端部に
    接続されるとともに、流出口を有する他側部が前
    記他方の管の端部に接続され、かつこれら接続部
    を含む前記弁箱が、弁体操作のための上部を除き
    管とともに地中に埋設されてなる弁において、前
    記弁箱の一側部と前記一方の管の端部、及び弁箱
    の他側部と他方の管の端部が、それぞれ継手部を
    介して屈曲可能、かつ管軸方向に伸縮可能に接続
    され、前記弁箱の少くとも他側部の外面に係合突
    起が設けられているとともに、弁箱に作用する横
    方向の外力と対抗する背圧を埋設土から受ける受
    圧板が前記係合突起と係合して嵌挿されているこ
    とを特徴とする埋設弁。
JP8689485U 1985-06-11 1985-06-11 Expired JPH026129Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8689485U JPH026129Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

Applications Claiming Priority (1)

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JP8689485U JPH026129Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61202563U JPS61202563U (ja) 1986-12-19
JPH026129Y2 true JPH026129Y2 (ja) 1990-02-14

Family

ID=30638611

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JP8689485U Expired JPH026129Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JP (1) JPH026129Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011089529A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Kubota Corp 埋設弁および埋設弁装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011089529A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Kubota Corp 埋設弁および埋設弁装置

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Publication number Publication date
JPS61202563U (ja) 1986-12-19

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