JPS6344633Y2 - - Google Patents
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- JPS6344633Y2 JPS6344633Y2 JP14905880U JP14905880U JPS6344633Y2 JP S6344633 Y2 JPS6344633 Y2 JP S6344633Y2 JP 14905880 U JP14905880 U JP 14905880U JP 14905880 U JP14905880 U JP 14905880U JP S6344633 Y2 JPS6344633 Y2 JP S6344633Y2
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- tubes
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 17
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は水道管等の管体を揺動伸縮自在に連結
するための伸縮自在継手に関する。
するための伸縮自在継手に関する。
(従来の技術)
従来、この種の継手としては、例えば実公昭38
−12949号公報所載のものが存在する。
−12949号公報所載のものが存在する。
この従来のものは、第4図の如く、凹状球面部
40,40を有する一対の継手本体1b,1cの
夫々に、一端に凸状球面体41,41を螺着した
二本のジヨイント管Aa,Baを球面摺動自在に連
結させて、該ジヨイント管Aa,Baどうしを相互
にスライド自在に嵌合させたものである。また、
内側のジヨイント管Aaの先端部外周位置にはリ
ング体42を固着すると共に、外側のジヨイント
管Baの先端部には係止環43を螺着して、該係
止環43とリング体42との当接係止により両ジ
ヨイント管Aa,Baの抜止めが図れる様にしたも
のである。
40,40を有する一対の継手本体1b,1cの
夫々に、一端に凸状球面体41,41を螺着した
二本のジヨイント管Aa,Baを球面摺動自在に連
結させて、該ジヨイント管Aa,Baどうしを相互
にスライド自在に嵌合させたものである。また、
内側のジヨイント管Aaの先端部外周位置にはリ
ング体42を固着すると共に、外側のジヨイント
管Baの先端部には係止環43を螺着して、該係
止環43とリング体42との当接係止により両ジ
ヨイント管Aa,Baの抜止めが図れる様にしたも
のである。
(考案が解決しようとする課題)
而して、前記従来のものでは、二本のジヨイン
ト管Aa,Ba間に介在されたリング体42によつ
て継手内を流通する液体が継手外部に漏出しない
様に図らねばならず、よつて当該リング体42の
止水シール性を高めるためには弾性パツキン等を
用いる必要がある。
ト管Aa,Ba間に介在されたリング体42によつ
て継手内を流通する液体が継手外部に漏出しない
様に図らねばならず、よつて当該リング体42の
止水シール性を高めるためには弾性パツキン等を
用いる必要がある。
しかるに、該リング体42は両ジヨイント管
Aa,Baが伸張した際に係止環43と当接係止さ
れるために、この当接によつてリング体42が圧
縮変形や損傷を生じ、その止水シール性が損なわ
れるという難点を生じる。即ち、前記従来のもの
では、両ジヨイント管Aa,Baが伸びきつた際に
リング体42が変形等を生じて漏水が発生すると
いう問題点を生じていた。
Aa,Baが伸張した際に係止環43と当接係止さ
れるために、この当接によつてリング体42が圧
縮変形や損傷を生じ、その止水シール性が損なわ
れるという難点を生じる。即ち、前記従来のもの
では、両ジヨイント管Aa,Baが伸びきつた際に
リング体42が変形等を生じて漏水が発生すると
いう問題点を生じていた。
また、この種の管継手は単にジヨイント管Aa,
Baの抜止めが図れればよいというものではなく、
他の配管部の都合等により、その伸縮寸法Lをジ
ヨイント管の長さ寸法よりも小さい寸法に設定せ
ねばならない様な場合がある。しかるに、前記従
来の係止環43を外側のジヨイント管Baの先端
部に螺着させるものでは、両ジヨイント管Aa,
Baの許容伸縮寸法Lはジヨイント管Aa,Baの
長さと略同一となつて、その伸縮寸法を変更する
にはジヨイント管の長さ寸法を変更せねばならな
い様な製作上の煩雑さを招来する問題点を生じて
いた。特に、この問題点は管口径が大きい場合に
その製作変更の費用が嵩むために一層深刻となつ
ていたのである。
Baの抜止めが図れればよいというものではなく、
他の配管部の都合等により、その伸縮寸法Lをジ
ヨイント管の長さ寸法よりも小さい寸法に設定せ
ねばならない様な場合がある。しかるに、前記従
来の係止環43を外側のジヨイント管Baの先端
部に螺着させるものでは、両ジヨイント管Aa,
Baの許容伸縮寸法Lはジヨイント管Aa,Baの
長さと略同一となつて、その伸縮寸法を変更する
にはジヨイント管の長さ寸法を変更せねばならな
い様な製作上の煩雑さを招来する問題点を生じて
いた。特に、この問題点は管口径が大きい場合に
その製作変更の費用が嵩むために一層深刻となつ
ていたのである。
それ故、本考案はジヨイント管の伸縮移動の規
制を簡易な手段により継手の漏水防止に支障を生
じさせることなく適正に行わせ、又その伸縮寸法
の設定変更を容易ならしめて、その実用的機能を
高めることを、その目的とするものである。
制を簡易な手段により継手の漏水防止に支障を生
じさせることなく適正に行わせ、又その伸縮寸法
の設定変更を容易ならしめて、その実用的機能を
高めることを、その目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本考案はジヨイント管の伸縮規制を行うに際し
てシール用パツキンを他の部材に当接させること
を回避し、又ジヨイント管の伸縮を規制する部位
の位置変更設定を容易になし得るものとすること
により、上記従来の課題を解決せんとするもので
ある。
てシール用パツキンを他の部材に当接させること
を回避し、又ジヨイント管の伸縮を規制する部位
の位置変更設定を容易になし得るものとすること
により、上記従来の課題を解決せんとするもので
ある。
すなわち、本考案は、一対の継手本体1,1a
に揺動自在に連結されて管体部30,31が相互
に嵌合された一対のジヨイント管A,Bのうち、
ジヨイント管Aに外嵌する一方のジヨイント管B
の管体部31の内周面には二条の環状凸状部1
6,17が突設されて、該環状凸状部16,17
間に形成された環状凹部15内に両ジヨイント管
A,Bの相互間の間隙部32の止水シールを行う
ためのパツキン18が嵌入装着され、且つ他方の
ジヨイント管Aの管体部30の外周面には、両ジ
ヨイント管A,Bの一定寸法以上の伸縮を阻止す
べく前記環状凸状部17,16と夫々当接係合可
能なストツパー部13及びジヨイント管Aと別体
で形成されたストツパー体12の双方が所望間隔
を隔てて突設されてなる、伸縮自在継手である。
に揺動自在に連結されて管体部30,31が相互
に嵌合された一対のジヨイント管A,Bのうち、
ジヨイント管Aに外嵌する一方のジヨイント管B
の管体部31の内周面には二条の環状凸状部1
6,17が突設されて、該環状凸状部16,17
間に形成された環状凹部15内に両ジヨイント管
A,Bの相互間の間隙部32の止水シールを行う
ためのパツキン18が嵌入装着され、且つ他方の
ジヨイント管Aの管体部30の外周面には、両ジ
ヨイント管A,Bの一定寸法以上の伸縮を阻止す
べく前記環状凸状部17,16と夫々当接係合可
能なストツパー部13及びジヨイント管Aと別体
で形成されたストツパー体12の双方が所望間隔
を隔てて突設されてなる、伸縮自在継手である。
(作用)
上記構成を特徴とする伸縮自在継手に於いて
は、両ジヨイント管A,Bの伸縮幅の規制は、ジ
ヨイント管Bの環状凸状部17,16がジヨイン
ト管Aの管体部30に突設されたストツパー部1
3とストツパー体12とに夫々当接係合すること
により行われる。従つて、前記環状凸状部17,
16間に形成された環状凹部15内に装着された
パツキン18は前記伸縮幅の規制によつて不当な
変形等を生じることがなく好適に保護され、両ジ
ヨイント管A,B間の間隙部32の止水シールを
良好に維持するのである。
は、両ジヨイント管A,Bの伸縮幅の規制は、ジ
ヨイント管Bの環状凸状部17,16がジヨイン
ト管Aの管体部30に突設されたストツパー部1
3とストツパー体12とに夫々当接係合すること
により行われる。従つて、前記環状凸状部17,
16間に形成された環状凹部15内に装着された
パツキン18は前記伸縮幅の規制によつて不当な
変形等を生じることがなく好適に保護され、両ジ
ヨイント管A,B間の間隙部32の止水シールを
良好に維持するのである。
また、両ジヨイント管A,Bの伸縮は環状凸状
部17,16がストツパー部13とストツパー体
12との何れかに当接する範囲で行われるから、
ジヨイント管A,Bの伸縮幅の変更はストツパー
部13とストツパー体12との相互間の間隔を変
更するだけで行え、管体部30,31の寸法を
態々変更する様な手間が要らなくなる。即ち、ジ
ヨイント管Aの製作に当たつてストツパー部13
やストツパー体12の突設位置を変更するだけで
よいのである。
部17,16がストツパー部13とストツパー体
12との何れかに当接する範囲で行われるから、
ジヨイント管A,Bの伸縮幅の変更はストツパー
部13とストツパー体12との相互間の間隔を変
更するだけで行え、管体部30,31の寸法を
態々変更する様な手間が要らなくなる。即ち、ジ
ヨイント管Aの製作に当たつてストツパー部13
やストツパー体12の突設位置を変更するだけで
よいのである。
尚、継手の組立製作に際しては、ジヨイント管
Bをジヨイント管Aに外嵌させた後に該ジヨイン
ト管Aにこれとは別体のストツパー体12を後入
れ式で装着でき、所定の組立作業が適正に行え
る。
Bをジヨイント管Aに外嵌させた後に該ジヨイン
ト管Aにこれとは別体のストツパー体12を後入
れ式で装着でき、所定の組立作業が適正に行え
る。
(実施例)
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図中、1,1aは連結対象となる二本の管
体C,Dの各端部に接続される一対の継手本体
で、管体C,Dに夫々フランジ部5,6,5a,
6aを介して接続される継手ボデイ4,4aとこ
れにフランジ接続されるカバー体9,9aとから
なるが、各継手ボデイ4,4a及びカバー体9,
9aの内面側には凹状球面部3,7が一連に形成
されている。8,8はカバー体9,9aの一端側
内周が外側程その開口径が大となるテーパ状に形
成されたストツパー用端部を示す。
体C,Dの各端部に接続される一対の継手本体
で、管体C,Dに夫々フランジ部5,6,5a,
6aを介して接続される継手ボデイ4,4aとこ
れにフランジ接続されるカバー体9,9aとから
なるが、各継手ボデイ4,4a及びカバー体9,
9aの内面側には凹状球面部3,7が一連に形成
されている。8,8はカバー体9,9aの一端側
内周が外側程その開口径が大となるテーパ状に形
成されたストツパー用端部を示す。
A,Bは凸状球面部10,14を管体部30,
31の各一端部に一体形成してなるジヨイント管
で、これらはその凸状球面部10,14が各継手
本体1,1aの凹状球面部3,7に球面摺動自在
に嵌入され、又その管体部30,31はその両者
間に間隙部32を形成する様に相互に嵌合されて
いる。
31の各一端部に一体形成してなるジヨイント管
で、これらはその凸状球面部10,14が各継手
本体1,1aの凹状球面部3,7に球面摺動自在
に嵌入され、又その管体部30,31はその両者
間に間隙部32を形成する様に相互に嵌合されて
いる。
15は一方のジヨイント管Bの先端部の内周面
に突設された二条の環状凸状部16,17間に形
成された環状凹部、18は該環状凹部15内に装
着された弾性部材からなるシール用パツキンを示
す。13は他方のジヨイント管Aの管体部30の
外周面の適宜位置に突設された環状のストツパー
部。12は管体部30の先端部外周に刻設された
凹溝11に突出状態で着脱自在に装着された一部
切欠リング状のストツパー体で、ジヨイント管A
とは別体で形成されたものである。
に突設された二条の環状凸状部16,17間に形
成された環状凹部、18は該環状凹部15内に装
着された弾性部材からなるシール用パツキンを示
す。13は他方のジヨイント管Aの管体部30の
外周面の適宜位置に突設された環状のストツパー
部。12は管体部30の先端部外周に刻設された
凹溝11に突出状態で着脱自在に装着された一部
切欠リング状のストツパー体で、ジヨイント管A
とは別体で形成されたものである。
本実施例は以上の構成からなり、次にその使用
例について説明する。
例について説明する。
先ず、前記第1図の如くジヨイント管Bを他方
のジヨイント管Aに外嵌して連結させて、継手本
体1,1aを管体C,Dの端部に夫々接続するこ
とにより管体C,Dの連結が図れるが、ストツパ
ー体12は両ジヨイント管A,Bを相互に嵌合さ
せた後に凹溝11に装着させることにより、その
組立が適正に行える。また、この連結状態に於い
てはシール用パツキン18がジヨイント管Aの外
周面に密着してなるために、継手内を流通する水
の漏水防止シールが好適に図られる。
のジヨイント管Aに外嵌して連結させて、継手本
体1,1aを管体C,Dの端部に夫々接続するこ
とにより管体C,Dの連結が図れるが、ストツパ
ー体12は両ジヨイント管A,Bを相互に嵌合さ
せた後に凹溝11に装着させることにより、その
組立が適正に行える。また、この連結状態に於い
てはシール用パツキン18がジヨイント管Aの外
周面に密着してなるために、継手内を流通する水
の漏水防止シールが好適に図られる。
次に、両管体C,Dの双方又は何れか一方の地
盤が沈下する等して第2図の如く両者間に段差H
が発生すると、両ジヨイント管A,Bは各継手本
体1,1aに対して揺動すると同時に相互に伸び
又は縮みを生じて、両管体C,Dの段差Hを吸収
する。
盤が沈下する等して第2図の如く両者間に段差H
が発生すると、両ジヨイント管A,Bは各継手本
体1,1aに対して揺動すると同時に相互に伸び
又は縮みを生じて、両管体C,Dの段差Hを吸収
する。
而して、その際ジヨイント管Bの先端側の環状
凸状部17が他方のジヨイント管Aのストツパー
部13に当接することにより、それ以上の縮みが
阻止されるが、この当接規制によれば、シール用
パツキン18にストツパー部13が接触してパツ
キン18に変形等を生じさせることがなく、該パ
ツキン18は両ジヨイント管A,B間の止水シー
ル状態を適正に維持するのである。
凸状部17が他方のジヨイント管Aのストツパー
部13に当接することにより、それ以上の縮みが
阻止されるが、この当接規制によれば、シール用
パツキン18にストツパー部13が接触してパツ
キン18に変形等を生じさせることがなく、該パ
ツキン18は両ジヨイント管A,B間の止水シー
ル状態を適正に維持するのである。
また、前記とは反対に両ジヨイント管A,Bが
伸びを生じた場合には、第3図の如くストツパー
体12と環状凸状部16が当接することにより両
ジヨイント管A,Bの抜止めが図られることとな
る。従つて、やはりこの抜止めに際してもシール
用パツキン18のシール性には何ら支障が生じ
ず、継手からの漏水が確実に防止できるのであ
る。
伸びを生じた場合には、第3図の如くストツパー
体12と環状凸状部16が当接することにより両
ジヨイント管A,Bの抜止めが図られることとな
る。従つて、やはりこの抜止めに際してもシール
用パツキン18のシール性には何ら支障が生じ
ず、継手からの漏水が確実に防止できるのであ
る。
更に、両ジヨイント管A,Bの伸縮幅はストツ
パー部13とストツパー体12との相互間寸法l
と略同寸となるが、このジヨイント管A,Bの伸
縮幅を継手の使用条件に応じて変更せねばならな
い場合には、前記ストツパー部13とストツパー
体12の両者又は何れか一方を位置変更させれば
よい。即ち、ジヨイント管Aの製作に際して管体
部の寸法l′を態様変更する様な必要がないのであ
る。
パー部13とストツパー体12との相互間寸法l
と略同寸となるが、このジヨイント管A,Bの伸
縮幅を継手の使用条件に応じて変更せねばならな
い場合には、前記ストツパー部13とストツパー
体12の両者又は何れか一方を位置変更させれば
よい。即ち、ジヨイント管Aの製作に際して管体
部の寸法l′を態様変更する様な必要がないのであ
る。
尚、上記実施例では、継手本体1,1aを連結
対象となる管体C,Dにフランジ接続させてなる
が本考案はこれに限定されない。管体C,Dに対
して螺着させてもよい。本考案に係る継手本体
1,1aは、要は連結対象となる管体C,Dの各
端部に装着可能に構成され、又その内周面に凹状
球面部3,7を形成したものであればよい。
対象となる管体C,Dにフランジ接続させてなる
が本考案はこれに限定されない。管体C,Dに対
して螺着させてもよい。本考案に係る継手本体
1,1aは、要は連結対象となる管体C,Dの各
端部に装着可能に構成され、又その内周面に凹状
球面部3,7を形成したものであればよい。
また、ジヨイント管A,Bの構成も上記実施例
の如く限定されない。例えば従来例の第4図のも
のと同様に凸状球面体部を管体部とは別体で形成
してもよい他、管体部30,31の具体的な口径
や長さ寸法等も問わない。
の如く限定されない。例えば従来例の第4図のも
のと同様に凸状球面体部を管体部とは別体で形成
してもよい他、管体部30,31の具体的な口径
や長さ寸法等も問わない。
更に、本考案はパツキン18、当該パツキン1
8を装着させる環状凹部15、ストツパー部1
3、及びストツパー体12等の各部の具体的な構
成は全て本考案の意図する範囲内で任意に設計変
更自在である。
8を装着させる環状凹部15、ストツパー部1
3、及びストツパー体12等の各部の具体的な構
成は全て本考案の意図する範囲内で任意に設計変
更自在である。
(考案の効果)
叙上の様に、本考案は相互に嵌合される二本の
ジヨイント管のうち外側に位置する一方のジヨイ
ント管の管体部内周面に二条の環状凸状部を突設
して、該環状凹状部間に形成された環状凹部内に
止水シール用のパツキンを拒入装着させ、又前記
環状凸状部を他方のジヨイン管の管体部の外周面
に突設したストツパー部及びストツパー体に夫々
当接係合させることにより両ジヨイント管の伸縮
を規制させ得る様にしてなるために、従来のシー
ル用パツキンを他の係合部材に当接させて両ジヨ
イント管の伸縮を規制していた手段の如くシール
用パツキンが変形や損傷を生じてそのシール性を
損なう様なことがなく、両ジヨイント管の管体部
相互間の間隙部を常時適正にシールして管継手か
らの不当な漏水を確実に防止できるという格別な
効果を有するに至つた。
ジヨイント管のうち外側に位置する一方のジヨイ
ント管の管体部内周面に二条の環状凸状部を突設
して、該環状凹状部間に形成された環状凹部内に
止水シール用のパツキンを拒入装着させ、又前記
環状凸状部を他方のジヨイン管の管体部の外周面
に突設したストツパー部及びストツパー体に夫々
当接係合させることにより両ジヨイント管の伸縮
を規制させ得る様にしてなるために、従来のシー
ル用パツキンを他の係合部材に当接させて両ジヨ
イント管の伸縮を規制していた手段の如くシール
用パツキンが変形や損傷を生じてそのシール性を
損なう様なことがなく、両ジヨイント管の管体部
相互間の間隙部を常時適正にシールして管継手か
らの不当な漏水を確実に防止できるという格別な
効果を有するに至つた。
また、本考案では両ジヨイント管の伸縮幅はス
トツパー部又はストツパー体の突設位置を変更す
るだけで任意に設定変更できてその融通性に優
れ、従来の如くジヨイント管の長さ寸法を変更す
る様な煩雑な手間に比べるとストツパー部やスト
ツパー体の位置変更は極めて容易且つ安価に行
え、経済性に於いても優れる利点がある。
トツパー部又はストツパー体の突設位置を変更す
るだけで任意に設定変更できてその融通性に優
れ、従来の如くジヨイント管の長さ寸法を変更す
る様な煩雑な手間に比べるとストツパー部やスト
ツパー体の位置変更は極めて容易且つ安価に行
え、経済性に於いても優れる利点がある。
更に、本考案はジヨイント管の伸縮規制に使用
される二条の環状凸状部の相互に形成された環状
凹部をパツキン装着用の凹部として兼用したため
に、パツキン装着を行うための構造の簡素化が図
れ、その製作性に優れる実益もある。
される二条の環状凸状部の相互に形成された環状
凹部をパツキン装着用の凹部として兼用したため
に、パツキン装着を行うための構造の簡素化が図
れ、その製作性に優れる実益もある。
その他、本考案はストツパー体をジヨイント管
とは別体で形成したことにより継手の組立が適正
に行え実用的である。
とは別体で形成したことにより継手の組立が適正
に行え実用的である。
第1図は本考案に係る継手の一実施例を示す半
裁断面図。第2図及び第3図はその使用状態を示
す半裁断面図。第4図は従来例を示す半裁断面
図。 1,1a……継手本体、3,7……凹状球面
部、10,14……凸状球面部、12……ストツ
パー体、13……ストツパー部、15……環状凹
部、16,17……環状凸状部、18……パツキ
ン、A,B……ジヨイント管、C,D……管体。
裁断面図。第2図及び第3図はその使用状態を示
す半裁断面図。第4図は従来例を示す半裁断面
図。 1,1a……継手本体、3,7……凹状球面
部、10,14……凸状球面部、12……ストツ
パー体、13……ストツパー部、15……環状凹
部、16,17……環状凸状部、18……パツキ
ン、A,B……ジヨイント管、C,D……管体。
Claims (1)
- 連結対象となる管体C,Dの各端部に装着され
且つ内周面に凹状球面部3,7を形成してなる一
対の継手本体1,1aと、該各継手本体1,1a
の凹状球面部3,7と球面摺動自在な凸状球面部
10,14を管体部30,31の一端側に有して
前記各継手本体1,1aに対して揺動自在に連結
される一対のジヨイント管A,Bとを具備し、し
かも該ジヨイント管A,Bは相互に伸縮自在とな
るべくその管体部30,31が相互に嵌合されて
なる伸縮自在継手に於いて、ジヨイント管Aに外
嵌する一方のジヨイント管Bの管体部31の内周
面には二条の環状凸状部16,17が突設され
て、該環状凸状部16,17間に形成された環状
凹部15内に両ジヨイント管A,Bの相互間の間
隙部32の止水シールを行うためのパツキン18
が嵌入装着され、且つ他方のジヨイント管Aの管
体部30の外周面には、両ジヨイント管A,Bの
一定寸法以上の伸縮を阻止すべく前記環状凸状部
17,16と夫々当接係合可能なストツパー部1
3及びジヨイント管Aと別体で形成されたストツ
パー体12の双方が所望間隔を隔てて突設されて
なることを特徴とする伸縮自在継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14905880U JPS6344633Y2 (ja) | 1980-10-18 | 1980-10-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14905880U JPS6344633Y2 (ja) | 1980-10-18 | 1980-10-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5771883U JPS5771883U (ja) | 1982-05-01 |
JPS6344633Y2 true JPS6344633Y2 (ja) | 1988-11-18 |
Family
ID=29508455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14905880U Expired JPS6344633Y2 (ja) | 1980-10-18 | 1980-10-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6344633Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10281370A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-10-23 | Suido Gijutsu Kaihatsu Kiko:Kk | 伸縮揺動管継手 |
JP2008049163A (ja) * | 2006-08-21 | 2008-03-06 | Hyundai Giyeon Co Ltd | 消防車放水管の伸縮および屈折装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09112772A (ja) * | 1995-10-23 | 1997-05-02 | Kowa Kogyosho:Kk | 伸縮管継手 |
-
1980
- 1980-10-18 JP JP14905880U patent/JPS6344633Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10281370A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-10-23 | Suido Gijutsu Kaihatsu Kiko:Kk | 伸縮揺動管継手 |
JP2008049163A (ja) * | 2006-08-21 | 2008-03-06 | Hyundai Giyeon Co Ltd | 消防車放水管の伸縮および屈折装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5771883U (ja) | 1982-05-01 |
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