JPH0539251Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0539251Y2 JPH0539251Y2 JP6033188U JP6033188U JPH0539251Y2 JP H0539251 Y2 JPH0539251 Y2 JP H0539251Y2 JP 6033188 U JP6033188 U JP 6033188U JP 6033188 U JP6033188 U JP 6033188U JP H0539251 Y2 JPH0539251 Y2 JP H0539251Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- resin pipe
- core
- outer diameter
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 37
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 37
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 5
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 5
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 5
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000002262 irrigation Effects 0.000 description 1
- 238000003973 irrigation Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
合成樹脂管の結合構造におけるコアの改良に係
り、更に詳しくは合成樹脂管の外径、肉厚夫々の
寸法のバラツキに対応できるようにした合成樹脂
管の結合構造用コアに関する。
り、更に詳しくは合成樹脂管の外径、肉厚夫々の
寸法のバラツキに対応できるようにした合成樹脂
管の結合構造用コアに関する。
（従来技術と課題）
畑地灌漑用スプリンクラー配管あるいは土木建
設工事の仮設配管にポリエチレン管のような合成
樹脂管が使用されている。従来の合成樹脂管の結
合にはフランジ接合法、冷間接合法（JWWA）
等がある。農業関係での使用方法では地表での配
管作業となり取り外して他の場所へ移動し再度セ
ツトして使用する場合が多い。前記接合方法は組
立分解作業が煩雑なこと、分解時の共廻りの発生
等があり、又部品の変形、合成樹脂管に傷が発生
する等の問題があり再度の使用は困難であつた。
そこで組立分解の容易な溶着型ワンタツチ管継手
が開発された。これは継手の雄、雌の一方に例え
ばポリエチレン管を溶着し、他方を袋リングによ
つてワンタツチ式に接続する継手である。しか
し、継手とポリエチレン管を溶着する必要がある
こと、継手に遊びが無く気候の寒暖の差によるポ
リエチレン管の膨張、収縮に対応できない等の問
題がある。そこで本発明者等は上記の課題を解決
するため先に合成樹脂管の外周に水密接触するパ
ツキンを備える継手本体、前記合成樹脂管を拡管
するコア、未拡管部に配設されたロツクリング
と、継手本体と着脱可能に係合するラツチ環とか
らなり、合成樹脂管の膨張収縮に対応できるよう
にし且つ作業性を良くした合成樹脂管の結合構造
として実願昭62−58508に開示している。
設工事の仮設配管にポリエチレン管のような合成
樹脂管が使用されている。従来の合成樹脂管の結
合にはフランジ接合法、冷間接合法（JWWA）
等がある。農業関係での使用方法では地表での配
管作業となり取り外して他の場所へ移動し再度セ
ツトして使用する場合が多い。前記接合方法は組
立分解作業が煩雑なこと、分解時の共廻りの発生
等があり、又部品の変形、合成樹脂管に傷が発生
する等の問題があり再度の使用は困難であつた。
そこで組立分解の容易な溶着型ワンタツチ管継手
が開発された。これは継手の雄、雌の一方に例え
ばポリエチレン管を溶着し、他方を袋リングによ
つてワンタツチ式に接続する継手である。しか
し、継手とポリエチレン管を溶着する必要がある
こと、継手に遊びが無く気候の寒暖の差によるポ
リエチレン管の膨張、収縮に対応できない等の問
題がある。そこで本発明者等は上記の課題を解決
するため先に合成樹脂管の外周に水密接触するパ
ツキンを備える継手本体、前記合成樹脂管を拡管
するコア、未拡管部に配設されたロツクリング
と、継手本体と着脱可能に係合するラツチ環とか
らなり、合成樹脂管の膨張収縮に対応できるよう
にし且つ作業性を良くした合成樹脂管の結合構造
として実願昭62−58508に開示している。
しかし、合成樹脂管の外径、肉厚の夫々の寸法
にバラツキがあるためその寸法に応じた外径のコ
アを数種類用意する必要があること、特に合成樹
脂管の内径及び外径が大きい場合は拡管するため
にはコアの外径を更に大きくすると未拡管部の外
径も大きくなりパツキンが入りにくくなり水密性
が悪くなる畏れがあつた。
にバラツキがあるためその寸法に応じた外径のコ
アを数種類用意する必要があること、特に合成樹
脂管の内径及び外径が大きい場合は拡管するため
にはコアの外径を更に大きくすると未拡管部の外
径も大きくなりパツキンが入りにくくなり水密性
が悪くなる畏れがあつた。
（目的）
上記の課題に鑑み本考案は各々のサイズの合成
樹脂管の寸法のバラツキの大部分に対して各々１
個で対応できるようにしたコアを提供することを
目的とする。
樹脂管の寸法のバラツキの大部分に対して各々１
個で対応できるようにしたコアを提供することを
目的とする。
（課題を解決するための手段及び作用）
本校案は合成樹脂管２の端部外周面と水密接触
するパツキン４を両端内周壁面に備える継手本体
７と、前記合成樹脂管２の端部に圧入されて前記
合成樹脂管２の端部を拡管させるコア１と、前記
合成樹脂管２の未拡管部に備える抜け出し阻止部
材３とからなる前記合成樹脂管２の結合構造にお
いて、前記コア１が円筒状で一端側の外径Ｄが前
記合成樹脂管２の内径よりも大きく、他端側の前
記パツキン４が位置する範囲の外径D′が前記合
成樹脂管２の内径と略同径としていることを特徴
とする合成樹脂管の結合構造用コアである。
するパツキン４を両端内周壁面に備える継手本体
７と、前記合成樹脂管２の端部に圧入されて前記
合成樹脂管２の端部を拡管させるコア１と、前記
合成樹脂管２の未拡管部に備える抜け出し阻止部
材３とからなる前記合成樹脂管２の結合構造にお
いて、前記コア１が円筒状で一端側の外径Ｄが前
記合成樹脂管２の内径よりも大きく、他端側の前
記パツキン４が位置する範囲の外径D′が前記合
成樹脂管２の内径と略同径としていることを特徴
とする合成樹脂管の結合構造用コアである。
前記コアが円筒状で一端側の外径を前記合成樹
脂管の内径より大きくし前記合成樹脂管に挿入す
ることにより前記コアの外周と当接する前記合成
樹脂管の外径が大きくなり抜け出し阻止部材の内
周部と当接して抜け出しを阻止する。抜け出し阻
止機能を持たせるためには合成樹脂管の抜け出し
阻止部材が備えられる位置の外径を0.6〜0.8mm大
きくすることが好ましい。
脂管の内径より大きくし前記合成樹脂管に挿入す
ることにより前記コアの外周と当接する前記合成
樹脂管の外径が大きくなり抜け出し阻止部材の内
周部と当接して抜け出しを阻止する。抜け出し阻
止機能を持たせるためには合成樹脂管の抜け出し
阻止部材が備えられる位置の外径を0.6〜0.8mm大
きくすることが好ましい。
多端側の外径を前記合成樹脂管の内径より僅か
に大きくすることにより、略真円を形成すること
と補強の役目を確かにする。
に大きくすることにより、略真円を形成すること
と補強の役目を確かにする。
又、合成樹脂管の一端側の外周面の適当な位置
から他端側の端面方向に傾斜をつけることにより
合成樹脂管への挿入を容易にすることが好まし
い。更に一端側の外径と他端側の外径との繋ぎ目
が直角であることが好ましい。エツジ効果により
コアの抜けを防止する。
から他端側の端面方向に傾斜をつけることにより
合成樹脂管への挿入を容易にすることが好まし
い。更に一端側の外径と他端側の外径との繋ぎ目
が直角であることが好ましい。エツジ効果により
コアの抜けを防止する。
コアの材質はアルミニウム合金等が好ましい。
以下に実施例で説明する。
（実施例）
２インチ用コアを以下のような寸法で第１図に
示すように作製する。
示すように作製する。
一端側の外径Ｄ＝54.5mm、他端側の外径D′＝
53.2mm、一端側の先端部の外径D′＝51.6mm、内径
ｄ＝49mm、長さａ＝60mm、傾斜部の長さｅ＝10
mm、一端側の平行部ｃ＝10mm、他端側の平行部ｂ
＝40mmとした。
53.2mm、一端側の先端部の外径D′＝51.6mm、内径
ｄ＝49mm、長さａ＝60mm、傾斜部の長さｅ＝10
mm、一端側の平行部ｃ＝10mm、他端側の平行部ｂ
＝40mmとした。
材質はアルミニウム合金を用いた。
このコアを外径60.4mm、内径53.8mmのポリエチ
レン管に第２図に示すようにセツトし耐圧試験を
行つたが洩れ、抜けに異常はなかつた。
レン管に第２図に示すようにセツトし耐圧試験を
行つたが洩れ、抜けに異常はなかつた。
（効果）
本考案のコアを用いることにより、合成樹脂管
のサイズ毎の大部分の寸歩のバラツキに対応する
ことができるため、数種類のコアを用意する必要
がなく作業性が大幅に向上した。
のサイズ毎の大部分の寸歩のバラツキに対応する
ことができるため、数種類のコアを用意する必要
がなく作業性が大幅に向上した。
図面は本考案の一実施例を示す。第１図はコア
の要部断面図、第２図は合成樹脂管の結合構造の
要部断面図である。 図中、１……コア、２……合成樹脂管、３……
抜け出し阻止部材、４……パツキン。Ｄ……一端
側の外径、D′……他端側の外径。
の要部断面図、第２図は合成樹脂管の結合構造の
要部断面図である。 図中、１……コア、２……合成樹脂管、３……
抜け出し阻止部材、４……パツキン。Ｄ……一端
側の外径、D′……他端側の外径。
Claims (1)
- 合成樹脂管２の端部外周面と水密接触するパツ
キン４を両端内周壁面に備える継手本体７と、前
記合成樹脂管２の端部に圧入されて前記合成樹脂
管２の端部を拡管させるコア１と、前記合成樹脂
管２の未拡管部に備える抜け出し阻止部材３とか
らなる合成樹脂管の結合構造において、前記コア
１が円筒状で一端側の外径が前記合成樹脂管２の
内径よりも大きく、他端側の前記パツキン４が位
置する範囲の外径が前記合成樹脂管２の内径と略
同径としていることを特徴とする合成樹脂管の結
合構造用コア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6033188U JPH0539251Y2 (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6033188U JPH0539251Y2 (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01163288U JPH01163288U (ja) | 1989-11-14 |
| JPH0539251Y2 true JPH0539251Y2 (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=31286041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6033188U Expired - Lifetime JPH0539251Y2 (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539251Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-07 JP JP6033188U patent/JPH0539251Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01163288U (ja) | 1989-11-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0596678U (ja) | 管体継手構造 | |
| JPH0539251Y2 (ja) | ||
| US4027901A (en) | Asbestos-cement pipe fitting and method for making it | |
| JPS594228Y2 (ja) | 合成樹脂管のフランジ継手 | |
| JP2581971Y2 (ja) | 管継手の防食構造 | |
| JPH0514071Y2 (ja) | ||
| JPH0353113Y2 (ja) | ||
| JPS6318874Y2 (ja) | ||
| JP3083418B2 (ja) | 水管橋用管継手 | |
| JPH0239108Y2 (ja) | ||
| JPS5853505Y2 (ja) | 管接合部離脱防止金具 | |
| JPH0217289A (ja) | 管継手 | |
| JPS624788Y2 (ja) | ||
| US2339332A (en) | Portable irrigation pipe joint | |
| JP2556088Y2 (ja) | パイプ接続構造 | |
| JPS5916623Y2 (ja) | 管の伸縮・可撓継手 | |
| JP3197655B2 (ja) | 管継ぎ手構造 | |
| JPS5940627Y2 (ja) | フランジ式管継手 | |
| JPH0339672Y2 (ja) | ||
| JPH022131Y2 (ja) | ||
| JPH11108267A (ja) | 管継手 | |
| JPS5831022Y2 (ja) | 推進工法用管継手 | |
| JPS5853502Y2 (ja) | 管受口による接続構造 | |
| JPS641594Y2 (ja) | ||
| JP2540741Y2 (ja) | 揺動自在管継手 |