JP3253853B2 - 揺動伸縮自在管継手 - Google Patents

揺動伸縮自在管継手

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JP3253853B2
JP3253853B2 JP11850596A JP11850596A JP3253853B2 JP 3253853 B2 JP3253853 B2 JP 3253853B2 JP 11850596 A JP11850596 A JP 11850596A JP 11850596 A JP11850596 A JP 11850596A JP 3253853 B2 JP3253853 B2 JP 3253853B2
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陸郎 鬼頭
浩 高木
正秋 高津
治賢 松井
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有限会社ケーテック
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水道管等の管体の連
結に際し、地震や地盤沈下等に対処して用いられる揺動
伸縮自在管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、管体を相互に揺動伸縮自在に連結
する管継手は、実公昭63−44633号等に示される
もの等が広く使用されている。その構成は、内周面に凹
状球面部を形成した一対の継手本体を軸方向に離して配
置した一対の水道管等の管体の端部に連結し、保持管を
連設した一対のジョイント部材の凸状球面部を該継手本
体の凹状球面部に止水嵌合し、スライド管を該保持管内
に摺動自在に止水嵌合したものである。しかしながら、
保持管の内周に突設したストッパと係止するスライド管
のロックリングが弱いことから、地震での衝撃的な繰り
返しの振動が加わると外れる可能性があり、スライド管
が抜けることが容易に想定できるのである。
【0003】また、取り付けの際、ジョイント部材内に
おけるスライド管の配置状態が一定ではないため、特
に、図10のように、ロックリングが一方のジョイント
部材の保持管のストッパと近接乃至当接している場合で
は、その一方側へのスライド管の移動はできるが、他方
側への移動は拘束されている土圧以上の力を必要とする
ため円滑に変位できないのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、保持
管の内周に突設したストッパと係止するスライド管のロ
ックリングを補強してその外れや破損を防止し、スライ
ド管の抜け外れを阻止できるものを提供することを目的
としている。また、取付け時にスライド管が最適位置に
配置できて円滑に伸縮できると共に、摺動面からの土砂
の侵入を防止できる管継手を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、軸方
向に離して配置した一対の管体の端部に連結され且つ内
周面に凹状球面部を形成した一対の継手本体と、該継手
本体の凹状球面部に止水嵌合して球面摺動する凸状球面
部に、保持管を連設した一対のジョイント部材と、該保
持管内に摺動自在に止水嵌合され且つ両端部近くに保持
管の内周に突設したストッパと当接できる突環体を外周
に突設したスライド管とから成るものであり、スライド
管における両端部近くの凹溝部に嵌着したロックリング
を、スライド管に嵌合したカバーリングで被着係止して
突環体と成し揺動伸縮自在管継手において、内周の内
側端部にストッパ部を突設したカバーリングとし、ロッ
クリングの突出している内側端面にストッパ部を係止さ
せると共に、ロックリングの突出している外側端面にカ
バーリングの外側端部を押し曲げ係止させて突環体とし
た構成の揺動伸縮自在管継手である。また、内周の内側
端部にストッパ部を突設すると共に、スリットを円周方
向に断続透設したカバーリングとし、ロックリングの突
出している内側端面にストッパ部を係止させると共に、
ロックリングの突出している外側端面にスリットから外
側の外側端部を押し曲げ係止させて突環体としてもよ
い。さらに、スライド管の中央部に突設した一対の突帯
と、それに対向するジョイント部材の保持管の端面との
間に弾性スペーサ環を介在させてスライド管5の配置を
位置決めしてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示した形
態例で説明する。図1及び図2で示す形態例において、
1,2は管体に連結する継手本体であり、内周面に凹状
球面部を形成している。3,4はジョイント部材であ
り、凹状球面部に嵌合して球面摺動する凸状球面部3
0,40に保持管31,41を連設している。なお、継
手本体1,2と凸状球面部30,40とはガスケット1
0,20で止水連結している。
【0007】5はスライド管であり、ジョイント部材
3,4の保持管31,41内に挿通してその端部を凸状
球面部30,40内に臨ませている。保持管31,41
の端部内周にはガスケット32,42を挟持する一対の
ストッパ33,43,34,44を内向きに突設させる
と共に、該内側のストッパ33,43に係止する突環体
50をスライド管5の外周端部近くに外向きに突設し、
外側のストッパ34,44に係止する突帯55を中央部
に一対外向きに突設している。6はジョイント部材3,
4と継手本体1,2との間隙から土砂の侵入を防止する
カバー体である。これらの構成は従来と同様である。
【0008】特徴ある構成は突環体50であり、切離端
を有するロックリング51と、図3及び図4のように、
内周の内側端部に厚肉帯としたストッパ部521を突設
すると共に、スリット522を円周方向に断続透設した
カバーリング52突出から成る。
【0009】そして、スライド管5の凹溝帯にロックリ
ング51を嵌着し、図5のように、予めスライド管5に
挿通したカバーリング52のストッパ部521をロック
リング51の内側端面に係止させた後、図6及び図7の
ように、薄肉のカバーリング52の外側端部523を押
し曲げることでロックリング51の外側端面に係止して
突環体50としている。これにより、ロックリング51
にカバーリング52が被着されて補強されるのである。
【0010】また、図2のように、スライド管5にゴム
製のスペーサ環7を挿通し、ジョイント部材3,4の保
持管31,41の端部に嵌着すると共に、スペーサ環7
の内側端部を突帯55に当接させてスライド管5を位置
決め配置するのである。
【0011】さらに、全ての摺動面、即ち、球面摺動面
及びスライド管の摺動面に摩擦係数の小さいフッ素樹脂
塗料をコーテイングして小さな力で回転伸縮させるよう
にしている。また、継手本体1,2に螺締するジョイン
ト部材3,4の押ボルト8の頭部をカバー9で被覆する
ことにより押ボルト8を防食できるのである。
【0012】このように構成したため、ロックリング5
1にカバーリング52が被着されて補強されているため
地震等によって衝撃力が繰り返し加わっても容易に破損
したり外れることがない。特に、スリット522が円周
方向に断続透設してあるため外側端部523の押し曲げ
が簡単にでき、カバーリング52が容易に装着できるの
である。
【0013】また、スペーサ環7の介在によってスライ
ド管5を最適な位置に位置決め配置できるのである。即
ち、突環体50とストッパ部33,43との間隔より少
し短い長さのスペーサ環7とすることで、夫々の突帯5
5とストッパ部34,44との間の長さを突環体50と
ストッパ部33,43との間隔より少し短い長さとして
いる。このためストッパ部33,43から突帯55及び
突環体50が離れた位置に配置できることからスライド
管5が軸方向に円滑に伸縮するのである。この際、スペ
ーサ環7は弾性に富んでいるため容易に収縮するのであ
る。
【0014】なお、スペーサ環7を用いないとスライド
管5が自由配置となり、ストッパ部33,43と突帯5
5及び突環体50との位置が近接して配置される場合、
ジョイント部材3,4がスライド管5を強制牽引するた
めに土圧荷重以上の力が必要となることから、スムーズ
な伸縮が期待できないものである。
【0015】本発明においてはこれに限定されない。例
えば、内周面に凹状球面部を形成した一対の継手本体の
構成は問わず、該凹状球面部に止水嵌合して球面摺動す
る凸状球面部に、保持管を連設した一対のジョイント部
材の構成も限定されない。
【0016】また、保持管の内周のストッパと当接でき
るスライド管に突設した突環体は、スライド管における
両端部近くの凹溝部に嵌着したロックリングをスライド
管に嵌合したカバーリングで被着係止した構成であれば
よい。したがって、図8のように、ロックリングに係止
した後、カバーリングの外側端部を折り曲げてもよく、
図9のように、カバーリングをロックリングの内側端面
に係止した状態で、カバーリングの外側端面からロック
リングの外側端面に係止する止め環58を嵌着してカバ
ーリングに溶接してもよい。
【0017】さらに、スライド管の中央部に突設した一
対の突帯と、それに対向するジョイント部材の保持管の
端面との間に弾性スペーサ環を介在させる場合は、該弾
性スペーサ環の素材及び形状は適宜であるが、スライド
管の移動を防止するものであってはならず、取り付け時
にスライド管を位置決め配置できればよい。
【0018】
【発明の効果】つまり、本発明ロックリングにカバー
リングが被着されて補強された突環体のため、地震等に
よる衝撃力が繰り返し加わっても容易に破損したり外れ
ることがなくスライド管の抜けはずれを防止できるので
り、本発明の請求項1によると、カバーリングの被着
が簡単にでき、請求項では、スリットの介在によって
カバーリングの外側端部の押し曲げが一層簡単にできる
のである。さらに請求項では、スペーサ環の介在によ
ってスライド管を最適な位置に位置決め配置でき、スラ
イド管が軸方向に円滑に伸縮するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形態例の縦断側面図である。
【図2】その要部の縦断側面図である。
【図3】カバーリングの一部縦断した正面図である。
【図4】カバーリングの縦断側面図である。
【図5】取り付けを示す要部の縦断側面図である。
【図6】スライド管に取り付けた突環体の一部縦断した
正面図である。
【図7】スライド管に取り付けた突環体の縦断側面図で
ある。
【図8】突環体の別例の要部縦断側面図である。
【図9】突環体のさらに別例の要部縦断側面図である。
【図10】従来のスライド管の配置状態を示す概略的な
縦断側面図である。
【符号の説明】
1,2 継手本体 3,4 ジョイント部材 30,40 凸状球面部 31,41 保持管 33,43,34,44 ストッパ 5 スライド管 50 突環体 51 ロックリング 52 カバーリング 521 ストッパ部 522 スリット 523 外側端部 55 突帯 7 スペーサ環 8 押ボルト
フロントページの続き (72)発明者 松井 治賢 愛知県高浜市八幡町一丁目1番地1有限 会社ケーテック内 (56)参考文献 特開 平4−34288(JP,A) 特開 昭52−99426(JP,A) 実開 昭61−29189(JP,U) 実開 昭58−114987(JP,U) 実公 昭63−44633(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 27/00 - 27/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に離して配置した一対の管体の端
    部に連結され且つ内周面に凹状球面部を形成した一対の
    継手本体1,2と、該継手本体の凹状球面部に止水嵌合
    して球面摺動する凸状球面部30,40に、保持管3
    1,41を連設した一対のジョイント部材3,4と、該
    保持管31,41内に摺動自在に止水嵌合され且つ両端
    部近くに保持管の内周に突設したストッパ33,43と
    当接できる突環体を外周に突設したスライド管とから成
    るものであり、スライド管5における両端部近くの凹溝
    部に嵌着したロックリング51を、スライド管に嵌合し
    たカバーリング52で被着係止して突環体50と成し
    揺動伸縮自在管継手において、内周の内側端部にストッ
    パ部521を突設したカバーリング52とし、ロックリ
    ング51の突出している内側端面にストッパ部521を
    係止させると共に、ロックリング51の突出している外
    側端面にカバーリング52の外側端部523を押し曲げ
    係止させて突環体50としたことを特徴とする揺動伸縮
    自在管継手。
  2. 【請求項2】 内周の内側端部にストッパ部521を突
    設すると共に、スリット522を円周方向に断続透設し
    たカバーリング52とし、ロックリング51の突出して
    いる内側端面にストッパ部521を係止させると共に、
    ロックリング51の突出している外側端面にスリット5
    22から外側の外側端部523を押し曲げ係止させて突
    環体50とした請求項1の揺動伸縮自在管継手。
  3. 【請求項3】 スライド管5の中央部に突設した一対の
    突帯55と、それに対向するジョイント部材3,4の保
    持管31,41の端面との間に弾性スペーサ環7を介在
    させてスライド管5の配置を位置決めする請求項1の揺
    動伸縮自在管継手。
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