JPS6214464Y2 - - Google Patents

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JPS6214464Y2
JPS6214464Y2 JP2926178U JP2926178U JPS6214464Y2 JP S6214464 Y2 JPS6214464 Y2 JP S6214464Y2 JP 2926178 U JP2926178 U JP 2926178U JP 2926178 U JP2926178 U JP 2926178U JP S6214464 Y2 JPS6214464 Y2 JP S6214464Y2
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JP
Japan
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socket
bolts
elongated
long
bolt
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JP2926178U
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JPS54132027U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、軟弱地盤等での配管に適した可撓式
離脱防止管継手に関する。
軟弱地盤に配管する場合、地盤の沈下や隆起に
対応するために、管継手の機能として、受口挿口
間の管軸方向相対移動や相対的な曲がりを許容で
き、かつ相互の離脱を確実に阻止し得るものが要
求される。そこでかかる機能を有する管継手とし
て、従来次のようなものが提案されている。
すなわち、第1図において、突き合せ配置した
両管体4,5にまたがつてカラー式の継輪6を外
嵌させ、この継輪6の両端の受口内面に形成した
円錐面7と各管体4,5の挿口の外面4a,5a
との間にゴム輪などの弾性環状シール材8を挿入
し、前記継輪6の両端フランジ9に管軸と平行な
周方向複数本のボルトナツト10,11で取付け
た押輪12により、前記シール材8を内方に緊締
してある。前記ボルト10の内、例えば上下左右
に位置する4本のボルトを、第2図、第3図に示
すように、継輪6のある側とは反対の方向にのび
る長尺ボルト10aとしてある可撓式離脱防止管
継手では、この長尺ボルト10aが余裕をもつて
貫通する長孔13を有する突出片14を管体外面
4a,5aから固着突設し、長尺ボルト10aの
遊端に、長孔13からの長尺ボルト10aの抜出
しを阻止するナツト15を螺合している。長孔1
3は、それぞれ半径方向に長尺となつている。1
7は突出片14と管体外面4aとの間に設けた補
強板、18はロツクナツト、19はワツシヤであ
る。また、継輪6の内面19は、中央位置が大径
となるように中広がりに構成することにより、こ
の継輪6に対する管体4,5の相対的曲折の許容
範囲を大ならしめている。
このような構成の可撓式離脱防止管継手である
と、管体4,5は、それぞれ継輪6に対して突出
片14とナツト15とが係合するまで抜け出し方
向に相当距離移動することができ、この係合によ
つて相互の離脱は確実に阻止される。また、長孔
13と長尺ボルト10aとの間の余裕空間の存在
によつて継輪6に対して管体4,5は長孔の長さ
方向に相対的に大きく曲折することができ、これ
らにより所期の目的を達成することができる。し
かし、各長孔13がそれぞれ半径方向に長尺に形
成されていることから、任意方向に曲折できる利
点がある反面、安全な曲折許容範囲が小さくなる
欠点がある。すなわち、管が上下方向に曲折する
場合、左右の長孔13と長尺ボルト10aとの間
の曲折許容範囲が小さく、該左右の長尺ボルト1
0aは上下方向の大きな曲げを受ける。一方、地
盤には沈下や隆起が激しく、かつ側方への変動は
無視できるような場合があり、このような地盤で
上記可撓式離脱防止管継手を使用すると、左右の
長尺ボルト10aに過度の曲がりが生じて損傷
し、離脱防止効果が失なわれることがある。
本考案は、上記の欠点を解消し、一定方向に対
して安全な曲折許容範囲を大きく得ることのでき
る可撓式離脱防止管継手の提供を目的とする。
本考案は上記目的を達成するために、挿口に受
口を外嵌させ、この受口内面と挿口外面との間に
挿入した弾性環状シール材を、該受口の端部に管
軸と平行な周方向複数本のボルトナツトで取付け
た押輪により緊締するように構成し、周方向に相
互に略等間隔の少なくとも3箇所の位置で、前記
ボルトを受口のある側とは反対の方向にのびる長
尺ボルトと成し、この長尺ボルトが余裕をもつて
貫通する長孔を有する突出片を挿口外面から突設
し、前記長尺ボルトの遊端に、前記長孔からの長
尺ボルトの抜出しを阻止するナツトを螺合した可
撓式離脱防止管継手において、前記各長孔の方向
を全て挿口の単一の径方向に平行な同一方向に構
成したものである。
以下本考案の実施例を図面と共に説明する。す
なわち、本考案は第1図および第2図と共に説明
した可撓式離脱防止管継手と基本構造を共通に
し、長尺ボルトを挿通させる長孔につき第4図〜
第8図のように改良したものである。
第4図〜第8図はそれぞれ異なる実施例を示
し、第4図の例では、突出片14は管体外面4a
の周方向4箇所に等配され、各突出片14に長孔
13が1対づつ周方向に並べて設けられており、
これら各突出片14の長孔13は、全て管の一つ
の径方向に平行な同一方向(図面では上下方向)
に長尺となつている。長尺ボルト10aは各長孔
13に対して設けられ、また、補強板17は各突
出片の両側縁および両長孔13間に設けられてい
る。
第5図は、周方向4箇所の突出片14のうち、
上下2箇所のものには1対の長孔13を設け、左
右2箇所のものには1個の長孔13を設けた例を
示す。第6図は、周方向4箇所の突出片14に1
個づつ長孔13を設けた例を示す。第7図は、周
方向3箇所の突出片14に各1個の長孔13を設
けた例、第8図は、突出片14を環状とし、周方
向4箇所に長孔13を設けた例を示す。これら、
第5図〜第8図の例において、各長孔13は第4
図の例と同様に、全て管の一つの径方向に平行な
同一方向(図面では上下方向)に長尺となつてい
る。
このような構成であると、長尺ボルト10aを
貫通させた各長孔13が全て同一方向に長尺であ
るため、この方向に管体4,5と継輪6との曲が
りが生じた場合、全ての長孔13において長尺ボ
ルト10aの管体曲折方向への遊動を十分に許す
ことができる。そのため、長孔13の長手方向を
上下方向として配管すれば、地盤に激しい沈下や
隆起が生じても、全ての長孔13において長尺ボ
ルト10aに曲がりを生じさせることなく、ある
いはわずかな曲がりを生じさせるだけで管の曲折
を許容することができる。そのため、長尺ボルト
10aの安全性が高く、確実な離脱防止効果が得
られる。
また、長尺ボルト10aの挿通される突出片1
4の孔を、長孔13の代りに円形大径孔としても
長尺ボルト10aの移動を許容できるが、長孔1
3であることにより、円形大径孔の場合と比較し
て突出片14の強度低下が小さく、したがつて長
尺ボルト10aの遊動範囲を大きくとりながら突
出片14は小さいもので済む。
また、上記実施例はカラー式の場合について説
明したが、第9図のように互いに接合される管体
4,5の一方に挿口、他方に受口を設けた形式の
場合にも本考案は適用可能である。
以上説明したように、本考案によれば、挿口と
受口との管軸方向相対移動を可能とした離脱防止
管継手でありながら、長尺ボルトに係合して離脱
防止をなす突出片に設けた前記長尺ボルト挿通用
の孔を長孔とし、各長孔を全て同一方向に長尺と
したから、一定方向の管の曲折に対して、前記長
尺ボルトに不用意な曲げを生じさせることなく十
分な角度範囲の曲折を許すことができ、そのため
激しい沈下や隆起の生じる地盤に対しても、前記
長尺ボルトを損傷することなく十分に安全に使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の管継手の押輪緊締用ボルト位置
での縦断面図、第2図は長尺ボルト位置での同縦
断面図、第3図は同正面図、第4図〜第8図はそ
れぞれ本考案に係る管継手の突出片を示す異なる
例の正面図、第9図は管継手の変形例の縦断面図
である。 4,5……管体、6……継輪、8……シール
材、10……ボルト、10a……長尺ボルト、1
2……押輪、13……長孔、14……突出片、1
5……ナツト、20……ワツシヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 挿口に受口を外嵌させ、この受口内面と挿口外
    面との間に挿入した弾性環状シール材を、該受口
    の端部に管軸と平行な周方向複数本のボルトナツ
    トで取付けた押輪により緊締するように構成し、
    周方向に相互に略等間隔の少なくとも3箇所の位
    置で、前記ボルトを受口のある側とは反対の方向
    にのびる長尺ボルトと成し、この長尺ボルトが余
    裕をもつて貫通する長孔を有する突出片を挿口外
    面から突設し、前記長尺ボルトの遊端に、前記長
    孔からの長尺ボルトの抜出しを阻止するナツトを
    螺合した可撓式離脱防止管継手において、前記各
    長孔の方向を全て挿口の単一の径方向に平行な同
    一方向に構成したことを特徴とする可撓式離脱防
    止管継手。
JP2926178U 1978-03-07 1978-03-07 Expired JPS6214464Y2 (ja)

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JP2926178U JPS6214464Y2 (ja) 1978-03-07 1978-03-07

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JP2926178U JPS6214464Y2 (ja) 1978-03-07 1978-03-07

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Publication Number Publication Date
JPS54132027U JPS54132027U (ja) 1979-09-13
JPS6214464Y2 true JPS6214464Y2 (ja) 1987-04-13

Family

ID=28876735

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JP2926178U Expired JPS6214464Y2 (ja) 1978-03-07 1978-03-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01188790A (ja) * 1988-01-19 1989-07-28 Kawanishi Suido Kiki Seisakusho:Kk 管継ぎ方法及び管継手並びに管継手用連結棒

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Publication number Publication date
JPS54132027U (ja) 1979-09-13

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