JPH05629Y2 - - Google Patents
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- JPH05629Y2 JPH05629Y2 JP1986179732U JP17973286U JPH05629Y2 JP H05629 Y2 JPH05629 Y2 JP H05629Y2 JP 1986179732 U JP1986179732 U JP 1986179732U JP 17973286 U JP17973286 U JP 17973286U JP H05629 Y2 JPH05629 Y2 JP H05629Y2
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- JP
- Japan
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- steel pipe
- sleeve
- ring
- stop
- joint
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- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 53
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Landscapes
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は可撓性、伸縮性及び偏心性に優れた
鋼管の継手に関するもので、鋼管の連結工事の容
易化及び迅速化を図ることを目的としている。
鋼管の継手に関するもので、鋼管の連結工事の容
易化及び迅速化を図ることを目的としている。
従来、鋼管の継手には種々のものが開発され、
実用化されている。一般的なものとしてフランジ
継手、ネジ継手などがあり、そのほか、ビクトリ
ツク型継手、ドレツサー型継手、ベローズ型継
手、クローザー型継手、P継手などが知られてい
る。
実用化されている。一般的なものとしてフランジ
継手、ネジ継手などがあり、そのほか、ビクトリ
ツク型継手、ドレツサー型継手、ベローズ型継
手、クローザー型継手、P継手などが知られてい
る。
鋼管用継手には鋼管の連結工事が容易であるこ
とと継手部に故障を生じないことが要求される。
前者に関しては現地溶接が不要であり継手施工も
容易であることに加え可撓性、伸縮性、偏心性な
どを有していて連結する鋼管の相互のずれを容易
に吸収しうることも要求される。そして後者に関
してはシールが確実であることのほか抜け出し防
止機能があつて耐震性が高いことも要求される。
そのほか、構造が簡単で安価であることも必要で
ある。
とと継手部に故障を生じないことが要求される。
前者に関しては現地溶接が不要であり継手施工も
容易であることに加え可撓性、伸縮性、偏心性な
どを有していて連結する鋼管の相互のずれを容易
に吸収しうることも要求される。そして後者に関
してはシールが確実であることのほか抜け出し防
止機能があつて耐震性が高いことも要求される。
そのほか、構造が簡単で安価であることも必要で
ある。
前述の継手のうちフランジ継手は継手としての
可撓性、伸縮性、偏心性等の機能に欠ける等の問
題があつた。ネジ継手は管端ネジ切り及びソケツ
トが必要であり、継手としての可撓性、伸縮性、
偏心性等の機能に欠けることに加えて管体にネジ
を切るため継手部強度が低下することも問題であ
つた。ビクトリツク型継手は可撓性、伸縮性はあ
るがその範囲がせまく、偏心性も欠如していた。
ドレツサー型継手は伸縮はあるが可撓性及び偏心
性に欠け抜け出し防止機構もなかつた。その結果
耐震性に劣ることも問題であつた。ベローズ型継
手は継手自体が高価なことに加えて、中、大口径
のものの管体との接続は一般に溶接によつて行な
われるため現場溶接作業が必要になつて現場工事
費のアツプ、工期の長期化の問題を生じていた。
小口径のものの場合にはフランジ継手が併用され
ることが多く、継手のコストが高くなつていた。
さらに、ベローズに一般にSUSが使用されてい
るところから異種金属による電食の問題もあつ
た。クローザー型のものは抜け出し防止機構がな
いため耐震性能に問題があつた。P継手は管端の
受口の加工費が高いほか可撓性、伸縮性、偏心性
のいずれもほとんどないものであつた。
可撓性、伸縮性、偏心性等の機能に欠ける等の問
題があつた。ネジ継手は管端ネジ切り及びソケツ
トが必要であり、継手としての可撓性、伸縮性、
偏心性等の機能に欠けることに加えて管体にネジ
を切るため継手部強度が低下することも問題であ
つた。ビクトリツク型継手は可撓性、伸縮性はあ
るがその範囲がせまく、偏心性も欠如していた。
ドレツサー型継手は伸縮はあるが可撓性及び偏心
性に欠け抜け出し防止機構もなかつた。その結果
耐震性に劣ることも問題であつた。ベローズ型継
手は継手自体が高価なことに加えて、中、大口径
のものの管体との接続は一般に溶接によつて行な
われるため現場溶接作業が必要になつて現場工事
費のアツプ、工期の長期化の問題を生じていた。
小口径のものの場合にはフランジ継手が併用され
ることが多く、継手のコストが高くなつていた。
さらに、ベローズに一般にSUSが使用されてい
るところから異種金属による電食の問題もあつ
た。クローザー型のものは抜け出し防止機構がな
いため耐震性能に問題があつた。P継手は管端の
受口の加工費が高いほか可撓性、伸縮性、偏心性
のいずれもほとんどないものであつた。
本考案はこれらの問題点を解決した鋼管継手を
提供するものであり、連結する鋼管より大径のス
リーブを連結管に用いるとともにその両端におい
て鋼管とスリーブとの間隙を弾性体リングでシー
ルすることにより継手部に可撓性、伸縮性、偏心
性を付与し、また、スリーブに取り付けたストツ
プリングと鋼管に取り付けたストツプピースを係
合させることにより連結部における抜け出しを防
止するようにしたものである。
提供するものであり、連結する鋼管より大径のス
リーブを連結管に用いるとともにその両端におい
て鋼管とスリーブとの間隙を弾性体リングでシー
ルすることにより継手部に可撓性、伸縮性、偏心
性を付与し、また、スリーブに取り付けたストツ
プリングと鋼管に取り付けたストツプピースを係
合させることにより連結部における抜け出しを防
止するようにしたものである。
スリーブは鋼管とのシール部(弾性体リング
部)においてはシールを確実にするために鋼管と
の間隔をあまりとらないようにすることが好まし
く、一方中央部においては可撓性、偏心性を確保
するためになるべく大径にすることが好ましい。
スリーブの径はこれらを考慮して鋼管の用途等に
応じて適当になるように定められる。スリーブの
形状は短管に限られるものではなく、例えば断面
が「コ」字状(第8図)あるいは円弧状(第9
図)等のものであつてもよい。
部)においてはシールを確実にするために鋼管と
の間隔をあまりとらないようにすることが好まし
く、一方中央部においては可撓性、偏心性を確保
するためになるべく大径にすることが好ましい。
スリーブの径はこれらを考慮して鋼管の用途等に
応じて適当になるように定められる。スリーブの
形状は短管に限られるものではなく、例えば断面
が「コ」字状(第8図)あるいは円弧状(第9
図)等のものであつてもよい。
ストツプリングの内径は連結する鋼管をクリア
ランスをもつて挿入できるようにし、かつ内周縁
部に複数の切欠を設ける。取付位置はスリーブの
端部からやや離して少くとも弾性体リング部のス
ペースが確保できるようにする。
ランスをもつて挿入できるようにし、かつ内周縁
部に複数の切欠を設ける。取付位置はスリーブの
端部からやや離して少くとも弾性体リング部のス
ペースが確保できるようにする。
切欠はストツプピースを通過させるものであ
り、従つて、ストツプピースに対応する各部位に
ストツプピースを通過させうる大きさに設ける。
切欠の数はストツプピースと同数とするのが原則
であるが、例えば一部を予備としてストツプピー
スより多く設けることもできる。
り、従つて、ストツプピースに対応する各部位に
ストツプピースを通過させうる大きさに設ける。
切欠の数はストツプピースと同数とするのが原則
であるが、例えば一部を予備としてストツプピー
スより多く設けることもできる。
ストツプピースは鋼管側に複数設ける。適当な
個数は鋼管の径などによつて異なるが2〜12個程
度、通常3〜6個程度である。形状はストツプリ
ングに係止できるようにするほか挿入側すなわち
管端側は弾性体リング部を通過しやすくするため
テーパ面とする。挿入側は挿入を容易にするため
に先細にしておいてもよい。各ストツプピースは
通常全体が等間隔になるように配設される。取付
位置は原則として鋼管の管端近傍である。
個数は鋼管の径などによつて異なるが2〜12個程
度、通常3〜6個程度である。形状はストツプリ
ングに係止できるようにするほか挿入側すなわち
管端側は弾性体リング部を通過しやすくするため
テーパ面とする。挿入側は挿入を容易にするため
に先細にしておいてもよい。各ストツプピースは
通常全体が等間隔になるように配設される。取付
位置は原則として鋼管の管端近傍である。
弾性体リングはスリーブと鋼管の間隙をシール
するものであり、通常はスリーブ管端近傍に装着
される。材質は鋼管の使用目的等に応じて適当な
ものが選択され、例えば送水管として使用する場
合には高吸水性ゴムを単独使用あるいは併用する
ことにより止水性能を高めることができる。弾性
体リングは1個に限られるものではなく適宜複数
設けることもできる。
するものであり、通常はスリーブ管端近傍に装着
される。材質は鋼管の使用目的等に応じて適当な
ものが選択され、例えば送水管として使用する場
合には高吸水性ゴムを単独使用あるいは併用する
ことにより止水性能を高めることができる。弾性
体リングは1個に限られるものではなく適宜複数
設けることもできる。
この弾性体リングを保持して外方への離脱を阻
止するためスリーブのストツプリング固着部より
スリーブ端側に抑止リングを固着する。この抑止
リングの内周縁部にもストツプピース通過用の切
欠をストツプリングの切欠に対応する位置に設け
る。この抑止リングも鋼管との間にクリアランス
が形成される径にする。
止するためスリーブのストツプリング固着部より
スリーブ端側に抑止リングを固着する。この抑止
リングの内周縁部にもストツプピース通過用の切
欠をストツプリングの切欠に対応する位置に設け
る。この抑止リングも鋼管との間にクリアランス
が形成される径にする。
本考案の鋼管継手にはその他の機構を設けるこ
ともできる。例えば一旦嵌入したストツプピース
が切欠を逆に通つて離脱しないようにストツパー
ピンとか爪などをさらに付加することもできる。
ともできる。例えば一旦嵌入したストツプピース
が切欠を逆に通つて離脱しないようにストツパー
ピンとか爪などをさらに付加することもできる。
この鋼管継手は同径のものの接続にとどまらず
異径のものの接続にも利用できることはいうまで
もない。
異径のものの接続にも利用できることはいうまで
もない。
本考案の鋼管継手はストツプリングの切欠にス
トツプピースを合わせてスリーブに鋼管を押込
み、スリーブあるいは鋼管を適宜角度回転させれ
ば鋼管を連結することができる。
トツプピースを合わせてスリーブに鋼管を押込
み、スリーブあるいは鋼管を適宜角度回転させれ
ば鋼管を連結することができる。
本考案の継手は鋼管用として開発されたもので
あるが、そのほかの管体であつてもストツプピー
スを設けることができるものであれば広く利用す
ることができる。
あるが、そのほかの管体であつてもストツプピー
スを設けることができるものであれば広く利用す
ることができる。
スリーブは鋼管の連結管として機能するもので
あり、大径にすることによつて可撓性及び偏心性
を可能にしている。また、弾性体リングでスリー
ブと鋼管の間隙をシールし鋼管の前後動を可能に
することによつて伸縮性を確保し、ストツプピー
スのストツプリングへの係合を利用して鋼管のス
リーブからの抜け出しを防止している。ストツプ
リング及び抑止リングに鋼管との間にクリアラン
スを設け、さらにストツプピースを小型なものに
することによつて鋼管の軸の曲がり、ずれに伴う
移動を可能にしている。弾性体リングをストツプ
リングと抑止リングで挟持することによつて弾性
体リングを固定し、シール性を確実なものにして
いる。ストツプピースを小型にし、さらに管端側
をテーパ面にすることによつて装着の際、弾性体
シールを傷付けずに通過させることができる。
あり、大径にすることによつて可撓性及び偏心性
を可能にしている。また、弾性体リングでスリー
ブと鋼管の間隙をシールし鋼管の前後動を可能に
することによつて伸縮性を確保し、ストツプピー
スのストツプリングへの係合を利用して鋼管のス
リーブからの抜け出しを防止している。ストツプ
リング及び抑止リングに鋼管との間にクリアラン
スを設け、さらにストツプピースを小型なものに
することによつて鋼管の軸の曲がり、ずれに伴う
移動を可能にしている。弾性体リングをストツプ
リングと抑止リングで挟持することによつて弾性
体リングを固定し、シール性を確実なものにして
いる。ストツプピースを小型にし、さらに管端側
をテーパ面にすることによつて装着の際、弾性体
シールを傷付けずに通過させることができる。
本考案の一実施例である継手により鋼管を連結
した状態を上半部を断面で表わした側面図を第1
図に、そしてそのA−A部断面図を第2図に示
す。
した状態を上半部を断面で表わした側面図を第1
図に、そしてそのA−A部断面図を第2図に示
す。
これらの図に示すように、鋼管1より大径の短
管よりなるスリーブ2の両端部近傍の内周面には
円環板状のストツプリング3が固設されており、
一方、鋼管1の端部近傍外周面にはストツプピー
ス4が固設されている。ストツプリング3の内周
縁部には第2図に示すように逆台形状の切欠5が
等間隔に4個所に設けられている。第1図に示す
ように、スリーブ内面のストツプリング3の外側
にはゴム製のシールリング(弾性体リング)6が
嵌め込まれ、スリーブの端縁部には該リング6の
外部への離脱を阻止する円環状板状の抑止リング
7が固着されている。シールリング6の鋼管1と
接する側の面にはシールを2段にするために中央
部に溝が設けられている。
管よりなるスリーブ2の両端部近傍の内周面には
円環板状のストツプリング3が固設されており、
一方、鋼管1の端部近傍外周面にはストツプピー
ス4が固設されている。ストツプリング3の内周
縁部には第2図に示すように逆台形状の切欠5が
等間隔に4個所に設けられている。第1図に示す
ように、スリーブ内面のストツプリング3の外側
にはゴム製のシールリング(弾性体リング)6が
嵌め込まれ、スリーブの端縁部には該リング6の
外部への離脱を阻止する円環状板状の抑止リング
7が固着されている。シールリング6の鋼管1と
接する側の面にはシールを2段にするために中央
部に溝が設けられている。
第1図におけるB−B部の断面図を第3図にそ
してそのC−C部断面図を第4図に示す。これら
の図に示すように、ストツプピース4は管径方向
の断面が切欠5と略相似形の台形をしており、挿
入側の上面及び両側面は挿入を容易にするために
先細に形成されている。4個のストツプピース4
はすべて同形同大であり、従つて鋼管1とスリー
ブ2とは90度ごとにストツプピース4と切欠5の
位置が一致して押込可能になる。押込んだ後には
スリーブ2を(鋼管1でも可)例えば45度回転さ
せるとストツプピース4はストツプリング3に係
合可能になり離脱を阻止される。
してそのC−C部断面図を第4図に示す。これら
の図に示すように、ストツプピース4は管径方向
の断面が切欠5と略相似形の台形をしており、挿
入側の上面及び両側面は挿入を容易にするために
先細に形成されている。4個のストツプピース4
はすべて同形同大であり、従つて鋼管1とスリー
ブ2とは90度ごとにストツプピース4と切欠5の
位置が一致して押込可能になる。押込んだ後には
スリーブ2を(鋼管1でも可)例えば45度回転さ
せるとストツプピース4はストツプリング3に係
合可能になり離脱を阻止される。
このようにして取り付けられた継手は第5図に
示すように偏心に適応でき、また第6図に示すよ
うに曲げても適応できる。さらに第7図に示すよ
うに鋼管の伸縮にも適応できる。
示すように偏心に適応でき、また第6図に示すよ
うに曲げても適応できる。さらに第7図に示すよ
うに鋼管の伸縮にも適応できる。
スリーブの他の形態の例を第8図及び第9図に
示す。第8図のスリーブ2は断面が「コ」字状の
ものの例であり、第9図のスリーブ2は断面が円
弧状のものの例である。
示す。第8図のスリーブ2は断面が「コ」字状の
ものの例であり、第9図のスリーブ2は断面が円
弧状のものの例である。
次に、異径管の接続例を第10図及び第11図
に示す。第10図はスリーブ2に大径部、テーパ
部及び小径部よりなる形状のものを用いた例であ
り、第11図は断面が円弧状のものの例である。
に示す。第10図はスリーブ2に大径部、テーパ
部及び小径部よりなる形状のものを用いた例であ
り、第11図は断面が円弧状のものの例である。
本考案の継手は現場溶接が不要であり鋼管との
連結を簡単に行なうことができてさらに継手部に
おいて鋼管の可撓性、偏心性、伸縮性を充分にと
ることができることから鋼管の連結工事が容易に
なる。また、これらに加えて抜け出し防止機能も
有しているところから耐震性も高く、長期間にわ
たり鋼管を故障なく連結することができる。構造
も簡単であり、継手価格、工事コストともに低下
させることができる。
連結を簡単に行なうことができてさらに継手部に
おいて鋼管の可撓性、偏心性、伸縮性を充分にと
ることができることから鋼管の連結工事が容易に
なる。また、これらに加えて抜け出し防止機能も
有しているところから耐震性も高く、長期間にわ
たり鋼管を故障なく連結することができる。構造
も簡単であり、継手価格、工事コストともに低下
させることができる。
第1図は本考案の一実施例である継手により鋼
管を連結した状態を上半部を断面で表わした側面
図であり、第2図はそのA−A部断面図である。
第3図は第1図におけるB−B部を拡大して表わ
した部分断面図であり、第4図はさらにそのC−
C部の断面図である。第5図は鋼管が偏心してい
る場合の継手の状態を、第6図は鋼管の軸線が交
差している場合の継手の状態をそして第7図は鋼
管を伸縮させた場合の継手の状態をそれぞれ示す
いずれも側面断面図である。第8図及び第9図は
スリーブの形状を変えた例を上半部を断面で表わ
した側面図である。また、第10図及び第11図
は形の異なる鋼管を接続する例を示す、やはり上
半部を断面で表わした側面図である。 1……鋼管、2……スリーブ、3……ストツプ
リング、4……ストツプピース、5……切欠、6
……シールリング(弾性体リング)、7……抑止
リング。
管を連結した状態を上半部を断面で表わした側面
図であり、第2図はそのA−A部断面図である。
第3図は第1図におけるB−B部を拡大して表わ
した部分断面図であり、第4図はさらにそのC−
C部の断面図である。第5図は鋼管が偏心してい
る場合の継手の状態を、第6図は鋼管の軸線が交
差している場合の継手の状態をそして第7図は鋼
管を伸縮させた場合の継手の状態をそれぞれ示す
いずれも側面断面図である。第8図及び第9図は
スリーブの形状を変えた例を上半部を断面で表わ
した側面図である。また、第10図及び第11図
は形の異なる鋼管を接続する例を示す、やはり上
半部を断面で表わした側面図である。 1……鋼管、2……スリーブ、3……ストツプ
リング、4……ストツプピース、5……切欠、6
……シールリング(弾性体リング)、7……抑止
リング。
Claims (1)
- 鋼管より大径のスリーブ両端部近傍の内周面に
鋼管をクリアランスをもつて挿入できかつ内周縁
部に複数の切欠を有するストツプリング及び抑止
リングを固設し、鋼管の管端近傍外周面の前記切
欠に対応する部位に該切欠を通過して前記ストツ
プリングに係止できかつ管端側がテーパ面になつ
た複数の小ストツプピースを固設し、スリーブの
前記ストツプリングと抑止リングの間にスリーブ
と鋼管の間〓をシールする弾性体リングを嵌入し
てなる鋼管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986179732U JPH05629Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986179732U JPH05629Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6386492U JPS6386492U (ja) | 1988-06-06 |
JPH05629Y2 true JPH05629Y2 (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=31123052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986179732U Expired - Lifetime JPH05629Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05629Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000120954A (ja) * | 1998-10-14 | 2000-04-28 | Buyou Gas Kk | 耐震型管継手およびその施工方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5413207U (ja) * | 1977-06-30 | 1979-01-27 | ||
JPS5533978A (en) * | 1979-07-24 | 1980-03-10 | Cosmo Koki Kk | Universal pipe joint |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51130909U (ja) * | 1975-04-15 | 1976-10-22 |
-
1986
- 1986-11-25 JP JP1986179732U patent/JPH05629Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5413207U (ja) * | 1977-06-30 | 1979-01-27 | ||
JPS5533978A (en) * | 1979-07-24 | 1980-03-10 | Cosmo Koki Kk | Universal pipe joint |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6386492U (ja) | 1988-06-06 |
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