JP2538261Y2 - ハウジング形管継手 - Google Patents
ハウジング形管継手Info
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- JP2538261Y2 JP2538261Y2 JP1991098245U JP9824591U JP2538261Y2 JP 2538261 Y2 JP2538261 Y2 JP 2538261Y2 JP 1991098245 U JP1991098245 U JP 1991098245U JP 9824591 U JP9824591 U JP 9824591U JP 2538261 Y2 JP2538261 Y2 JP 2538261Y2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L17/00—Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure
- F16L17/02—Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure with sealing rings arranged between outer surface of pipe and inner surface of sleeve or socket
- F16L17/04—Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure with sealing rings arranged between outer surface of pipe and inner surface of sleeve or socket with longitudinally split or divided sleeve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
- F16L21/06—Joints with sleeve or socket with a divided sleeve or ring clamping around the pipe-ends
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、管継手、特に管に装
着した後、管の縦方向及び径方向移動を確実に制限でき
るハウジング形管継手に関する。
着した後、管の縦方向及び径方向移動を確実に制限でき
るハウジング形管継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】図７及び図８に示す従来のハウジング形
管継手は、両側部に平行に形成された一対の爪部１３及
び爪部１３の両側から外部に延びかつ開口部４２が形成
されたフランジ１４を有する一対の半環状のハウジング
１１と、フランジ１４の開口部４２に挿入されるボルト
１５と、ボルト１５を固定するナット１６と、ハウジン
グ１１の内周面に収容される環状のゴム製の弾性パッキ
ン３０とを備えている。接続すべき一対の管４０に形成
された環状溝（グルーブ）４１に爪部１３を係合させる
と共に、弾性パッキン３０を管４０の各管４０の外周面
に密着して取り付ける。ボルト１５とナット１６により
一対の半環状のハウジング１１を締結して、２つの管４
０を同軸上に接続する。この場合、ハウジング１１内の
弾性パッキン３０は、２つの管４０に跨ってかつ各管４
０の端部の外周面に弾性力で密着し、接続部の気密性又
は液密性を確保する。図９に示すように、ハウジング１
１の爪部１３の幅は、管４０の環状溝４１の幅よりも狭
く、爪部１３を環状溝４１に装着したときに形成される
クリアランスＧによって組立時の作業性を向上すると共
に、接続した管４０の軸方向への伸縮、芯ずれ及び屈曲
等を吸収できる利点がある。しかし、必要以上に大きな
クリアランスＧを設けると、配管後に管４０内の流体圧
変動又は大きな外力若しくは回転力が作用したとき、管
４０が軸線方向移動、芯ずれ、撓み又は曲がり等の変形
が発生する欠点があり、所要のシール性を確保すること
ができない。前記不具合に対処するため、配管後の両管
の要所を吊り具で補強支持する必要が生じ、作業手間や
部品の増加により設備コストの面で不利である。例え
ば、図１０に示すように、管４０の環状溝４１の溝幅を
狭くしてクリアランスＧを殆ど設けない構造も知られて
いる。このように、ハウジング１１の爪部１３との間に
形成されるクリアランスＧをゼロ又は極小とすれば、管
４０の芯ずれや曲がりなどの発生をある程度抑えて、管
継手と管との間の相対的な変形を防止できる利点があ
る。反面、クリアランスＧを設けないと、ハウジング１
１の製造誤差のため、ハウジング１１の接合面を一致さ
せることが極めて困難となり、装着時の作業性が著しく
低下する問題が生ずる。この場合、無理に接合させると
接合面から弾性パッキン３０が外部に突出し、シール性
が低下する原因となりかつ組立後の体裁が悪くなる。こ
のように、クリアランスＧの有無のいずれにも得失があ
り、共に解決すべき問題を残している。
管継手は、両側部に平行に形成された一対の爪部１３及
び爪部１３の両側から外部に延びかつ開口部４２が形成
されたフランジ１４を有する一対の半環状のハウジング
１１と、フランジ１４の開口部４２に挿入されるボルト
１５と、ボルト１５を固定するナット１６と、ハウジン
グ１１の内周面に収容される環状のゴム製の弾性パッキ
ン３０とを備えている。接続すべき一対の管４０に形成
された環状溝（グルーブ）４１に爪部１３を係合させる
と共に、弾性パッキン３０を管４０の各管４０の外周面
に密着して取り付ける。ボルト１５とナット１６により
一対の半環状のハウジング１１を締結して、２つの管４
０を同軸上に接続する。この場合、ハウジング１１内の
弾性パッキン３０は、２つの管４０に跨ってかつ各管４
０の端部の外周面に弾性力で密着し、接続部の気密性又
は液密性を確保する。図９に示すように、ハウジング１
１の爪部１３の幅は、管４０の環状溝４１の幅よりも狭
く、爪部１３を環状溝４１に装着したときに形成される
クリアランスＧによって組立時の作業性を向上すると共
に、接続した管４０の軸方向への伸縮、芯ずれ及び屈曲
等を吸収できる利点がある。しかし、必要以上に大きな
クリアランスＧを設けると、配管後に管４０内の流体圧
変動又は大きな外力若しくは回転力が作用したとき、管
４０が軸線方向移動、芯ずれ、撓み又は曲がり等の変形
が発生する欠点があり、所要のシール性を確保すること
ができない。前記不具合に対処するため、配管後の両管
の要所を吊り具で補強支持する必要が生じ、作業手間や
部品の増加により設備コストの面で不利である。例え
ば、図１０に示すように、管４０の環状溝４１の溝幅を
狭くしてクリアランスＧを殆ど設けない構造も知られて
いる。このように、ハウジング１１の爪部１３との間に
形成されるクリアランスＧをゼロ又は極小とすれば、管
４０の芯ずれや曲がりなどの発生をある程度抑えて、管
継手と管との間の相対的な変形を防止できる利点があ
る。反面、クリアランスＧを設けないと、ハウジング１
１の製造誤差のため、ハウジング１１の接合面を一致さ
せることが極めて困難となり、装着時の作業性が著しく
低下する問題が生ずる。この場合、無理に接合させると
接合面から弾性パッキン３０が外部に突出し、シール性
が低下する原因となりかつ組立後の体裁が悪くなる。こ
のように、クリアランスＧの有無のいずれにも得失があ
り、共に解決すべき問題を残している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記の問題を解決する
ため、一方のハウジングの接合面を傾斜させ、この接合
面に当接する接合面を他方のハウジングに傾斜して設
け、ボルトとナットの締込みにより、一対のハウジング
が互いに接近して管を収容する空間の大きさが縮小する
ようにハウジングをそれぞれ径方向内側に移動させて、
ハウジングの爪部を管の環状溝に強固に係止する管継手
が市販されている。しかしながら、市販の管継手では、
ボルトとナットの締込みの際に、ハウジングが径方向内
側に移動して、対向する接合面が接触する限り、ハウジ
ング内の空間の大きさが縮小されるため、管及び弾性パ
ッキンを含むハウジングの内側の部材に必要以上の締付
力が加えられ、このため、ハウジング内の部品が損傷す
る欠点がある。従って、この考案は、ボルトとナットに
よる締め付けの際に、ハウジング内の部品に過剰な締付
力が発生しない管継手を提供することを目的とする。
ため、一方のハウジングの接合面を傾斜させ、この接合
面に当接する接合面を他方のハウジングに傾斜して設
け、ボルトとナットの締込みにより、一対のハウジング
が互いに接近して管を収容する空間の大きさが縮小する
ようにハウジングをそれぞれ径方向内側に移動させて、
ハウジングの爪部を管の環状溝に強固に係止する管継手
が市販されている。しかしながら、市販の管継手では、
ボルトとナットの締込みの際に、ハウジングが径方向内
側に移動して、対向する接合面が接触する限り、ハウジ
ング内の空間の大きさが縮小されるため、管及び弾性パ
ッキンを含むハウジングの内側の部材に必要以上の締付
力が加えられ、このため、ハウジング内の部品が損傷す
る欠点がある。従って、この考案は、ボルトとナットに
よる締め付けの際に、ハウジング内の部品に過剰な締付
力が発生しない管継手を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この考案によるハウジン
グ形管継手は、円弧断面を有する環状部、環状部の両側
部に平行に形成された一対の爪部及び爪部の両側から外
部に延びかつ開口部が形成されたフランジを有する一対
の半環状のハウジングと、フランジの開口部に挿入され
るボルトと、ボルトを固定するナットとを備えている。
接続される一対の管に形成された環状溝にハウジングの
爪部を係合させると共に、ボルトとナットにより一対の
半環状のハウジングを締結して、２つの管を同軸上に接
続する。このハウジング形管継手は、ハウジングの中心
から一定距離離間して環状部の一端に形成されかつ円弧
状の凹面を有する凹部と、 ハウジングの中心から一定
距離離間してかつハウジングの中心に対して凹部の対称
な位置で環状部の他端に形成されかつ円弧状の凸面を有
する凸部とを有する。各爪部を管の環状溝の側面に当接
させて一対のハウジングを管に対して固定するときに、
凸部を凹部に嵌合して、一対の管の端部上でハウジング
を中心の周りで互いに反対方向に回転させる。 この考
案の実施例では、半環状のハウジングの当接面、即ち環
状部の両端に設けられた隔壁に凸部及び凹部を形成す
る。凸部及び凹部はハウジングの中心の周りで曲率を有
する円弧状に形成される。ボルトとナットを締め付ける
とき、ハウジングは管の縦中心軸に対し直角な平面に対
して回転される。爪部の内縁は管の環状溝の外縁に接触
し、爪部の外縁は管の環状溝の内縁に接触し、管の縦方
向及び径方向移動を防止する。即ち、爪部の一端の内縁
は、管の環状溝の外縁に接触し、爪部の一端の外縁は環
状溝の内端から離間し、爪部の外縁は環状溝の内端に接
触する。爪部の内端は環状溝の外縁から離間して、爪部
と環状溝との間のクリアランスを制限し、爪部は管とガ
スケットに過剰な外力を加えずに管の縦方向及び径方向
移動を防止する。
グ形管継手は、円弧断面を有する環状部、環状部の両側
部に平行に形成された一対の爪部及び爪部の両側から外
部に延びかつ開口部が形成されたフランジを有する一対
の半環状のハウジングと、フランジの開口部に挿入され
るボルトと、ボルトを固定するナットとを備えている。
接続される一対の管に形成された環状溝にハウジングの
爪部を係合させると共に、ボルトとナットにより一対の
半環状のハウジングを締結して、２つの管を同軸上に接
続する。このハウジング形管継手は、ハウジングの中心
から一定距離離間して環状部の一端に形成されかつ円弧
状の凹面を有する凹部と、 ハウジングの中心から一定
距離離間してかつハウジングの中心に対して凹部の対称
な位置で環状部の他端に形成されかつ円弧状の凸面を有
する凸部とを有する。各爪部を管の環状溝の側面に当接
させて一対のハウジングを管に対して固定するときに、
凸部を凹部に嵌合して、一対の管の端部上でハウジング
を中心の周りで互いに反対方向に回転させる。 この考
案の実施例では、半環状のハウジングの当接面、即ち環
状部の両端に設けられた隔壁に凸部及び凹部を形成す
る。凸部及び凹部はハウジングの中心の周りで曲率を有
する円弧状に形成される。ボルトとナットを締め付ける
とき、ハウジングは管の縦中心軸に対し直角な平面に対
して回転される。爪部の内縁は管の環状溝の外縁に接触
し、爪部の外縁は管の環状溝の内縁に接触し、管の縦方
向及び径方向移動を防止する。即ち、爪部の一端の内縁
は、管の環状溝の外縁に接触し、爪部の一端の外縁は環
状溝の内端から離間し、爪部の外縁は環状溝の内端に接
触する。爪部の内端は環状溝の外縁から離間して、爪部
と環状溝との間のクリアランスを制限し、爪部は管とガ
スケットに過剰な外力を加えずに管の縦方向及び径方向
移動を防止する。
【０００５】
【作用】配管の際に、２つの管を同一軸線上に配置し、
弾性パッキンを装着した後、各管の環状溝に一対のハウ
ジングの各爪部を係合させる。同時に、ハウジングの凹
部及び凸部を対向するハウジングの凸部及び凹部にそれ
ぞれに係合させる。ボルト及びナットにより一対のフラ
ンジを締め込むと、ハウジングの中心から一定距離離間
して形成された凹部の円弧状の凹面と凸部の円弧状の凸
面との接触により対向するハウジングは、ハウジングの
垂直中心軸周りで互いに反対方向に回転し、管の環状溝
の側面にハウジングの爪部が強固に当接する。凹部及び
凸部の凹面と凸面間の接触により、各部材に急激な機械
的衝撃を与えずに一対のハウジングが円滑にかつ相対的
に回転し、２つの管の各環状溝と一対のハウジングの各
爪部との間のクリアランスが除去され、取付後は、２つ
の管と管継手との間でのガタ付きがなくなり、管継手が
強固に締結される。また、ハウジングの隔壁の当接面が
互いに接触するため、過剰な締付力が作用しないので、
弾性パッキン及び管端に損傷が発生せず、十分なシール
性能が得られる。
弾性パッキンを装着した後、各管の環状溝に一対のハウ
ジングの各爪部を係合させる。同時に、ハウジングの凹
部及び凸部を対向するハウジングの凸部及び凹部にそれ
ぞれに係合させる。ボルト及びナットにより一対のフラ
ンジを締め込むと、ハウジングの中心から一定距離離間
して形成された凹部の円弧状の凹面と凸部の円弧状の凸
面との接触により対向するハウジングは、ハウジングの
垂直中心軸周りで互いに反対方向に回転し、管の環状溝
の側面にハウジングの爪部が強固に当接する。凹部及び
凸部の凹面と凸面間の接触により、各部材に急激な機械
的衝撃を与えずに一対のハウジングが円滑にかつ相対的
に回転し、２つの管の各環状溝と一対のハウジングの各
爪部との間のクリアランスが除去され、取付後は、２つ
の管と管継手との間でのガタ付きがなくなり、管継手が
強固に締結される。また、ハウジングの隔壁の当接面が
互いに接触するため、過剰な締付力が作用しないので、
弾性パッキン及び管端に損傷が発生せず、十分なシール
性能が得られる。
【０００６】
【実施例】以下、この考案によるハウジング形管継手の
実施例を図１〜図６について説明する。図１〜図３に示
すように、管継手１０は半環状に形成された鋳物製の一
対のハウジング１１を有し、一対のハウジング１１は基
本的に同一の形状に形成される。図３に示すように、各
ハウジング１１は図６に示すゴム製等の環状の弾性パッ
キン３０を収容する湾曲する環状部１２を有し、環状部
１２の両側の周縁に沿って平行に一対の爪部１３が形成
される。爪部１３の両端に連絡して環状部１２の両端に
形成された一対のフランジ１４の各々に開口部４２が形
成され、開口部４２は、作業性を考慮して多少の遊びを
もってボルト１５を挿入できる大きさの長孔状に形成さ
れる。図４に示すように、開口部４２の中心は、一対の
フランジ１４の横中心軸Ｙ−Ｙから互いに反対方向に距
離ｌだけずれた位置にある。
実施例を図１〜図６について説明する。図１〜図３に示
すように、管継手１０は半環状に形成された鋳物製の一
対のハウジング１１を有し、一対のハウジング１１は基
本的に同一の形状に形成される。図３に示すように、各
ハウジング１１は図６に示すゴム製等の環状の弾性パッ
キン３０を収容する湾曲する環状部１２を有し、環状部
１２の両側の周縁に沿って平行に一対の爪部１３が形成
される。爪部１３の両端に連絡して環状部１２の両端に
形成された一対のフランジ１４の各々に開口部４２が形
成され、開口部４２は、作業性を考慮して多少の遊びを
もってボルト１５を挿入できる大きさの長孔状に形成さ
れる。図４に示すように、開口部４２の中心は、一対の
フランジ１４の横中心軸Ｙ−Ｙから互いに反対方向に距
離ｌだけずれた位置にある。
【０００７】図３に示すように、ハウジング１１の各フ
ランジ１４には、一対の爪部１３の間でかつ環状部１２
の両端の各々に形成された隔壁１９と、隔壁１９と同一
面を形成する接合面２０とが設けられる。一方の隔壁１
９には接合面２０から窪んで円弧状の凹面２１ａを有す
る凹部２１が形成され、凹部２１の幅は隔壁１９の厚さ
ｔより狭い。他方の隔壁１９には接合面２０から突出し
て円弧状の凸面２２ａを有する凸部２２が形成され、凸
部２２は隔壁１９の壁厚さｔより薄い。
ランジ１４には、一対の爪部１３の間でかつ環状部１２
の両端の各々に形成された隔壁１９と、隔壁１９と同一
面を形成する接合面２０とが設けられる。一方の隔壁１
９には接合面２０から窪んで円弧状の凹面２１ａを有す
る凹部２１が形成され、凹部２１の幅は隔壁１９の厚さ
ｔより狭い。他方の隔壁１９には接合面２０から突出し
て円弧状の凸面２２ａを有する凸部２２が形成され、凸
部２２は隔壁１９の壁厚さｔより薄い。
【０００８】図４に示すように、凹部２１の凹面２１ａ
の中央部２１ｂは一対のフランジ１４の中心を結ぶ横中
心軸Ｙ−Ｙから寸法ｌだけ偏位した位置にある。同様
に、凸部２２の凸面２２ａの中央部２２ｂは両側のフラ
ンジ１４を結ぶ横中心軸Ｙ−Ｙから寸法ｌだけ偏位す
る。また、隔壁１９の接合面２０に沿う凹部２１及び凸
部２２の断面は、本実施例では長方形に形成されるが、
図５に示すようにハウジング１１の中心点Ｏを中心とす
る円弧に沿って湾曲する長方形に形成してもよい。
の中央部２１ｂは一対のフランジ１４の中心を結ぶ横中
心軸Ｙ−Ｙから寸法ｌだけ偏位した位置にある。同様
に、凸部２２の凸面２２ａの中央部２２ｂは両側のフラ
ンジ１４を結ぶ横中心軸Ｙ−Ｙから寸法ｌだけ偏位す
る。また、隔壁１９の接合面２０に沿う凹部２１及び凸
部２２の断面は、本実施例では長方形に形成されるが、
図５に示すようにハウジング１１の中心点Ｏを中心とす
る円弧に沿って湾曲する長方形に形成してもよい。
【０００９】配管の際に、ほぼ同一軸線上に配置した２
つの管４０の管端に跨るように弾性パッキン３０を管４
０の外周面に装着する。弾性パッキン３０を内側に抱き
込んで、それぞれ凹部２１と凸部２２とを有する一対の
ハウジング１１を対向させて環状に組み、各ハウジング
１１の爪部１３を２本の管４０の環状溝４１に跨って係
合させる。このとき、図２に示すように、対向するハウ
ジング１１のフランジ１４の接合面２０及び隔壁１９を
合わせて、凹部２１と凸部２２を互い違いに配置する。
管４０の環状溝４１と爪部１３との間にそれぞれクリア
ランスＧがあるため、初期の組立作業に支障はない。図
２に示すように、仮締時には、凸部２２と凹部２１が対
向してかつ偏位して互い違いとなるように一対のハウジ
ング１１を垂直中心線Ｚ−Ｚに対して対称かつ環状に配
置するが、開口部４２内のボルト１５及びナット１６は
若干傾斜した状態にセットされる。
つの管４０の管端に跨るように弾性パッキン３０を管４
０の外周面に装着する。弾性パッキン３０を内側に抱き
込んで、それぞれ凹部２１と凸部２２とを有する一対の
ハウジング１１を対向させて環状に組み、各ハウジング
１１の爪部１３を２本の管４０の環状溝４１に跨って係
合させる。このとき、図２に示すように、対向するハウ
ジング１１のフランジ１４の接合面２０及び隔壁１９を
合わせて、凹部２１と凸部２２を互い違いに配置する。
管４０の環状溝４１と爪部１３との間にそれぞれクリア
ランスＧがあるため、初期の組立作業に支障はない。図
２に示すように、仮締時には、凸部２２と凹部２１が対
向してかつ偏位して互い違いとなるように一対のハウジ
ング１１を垂直中心線Ｚ−Ｚに対して対称かつ環状に配
置するが、開口部４２内のボルト１５及びナット１６は
若干傾斜した状態にセットされる。
【００１０】図１のように、ボルト１５とナット１６に
よる本締めによって、凹部２１の凹面２１ａと凸部２２
の凸面２２ａが相対的に滑動し、凹面２１ａ、凸面２２
ａが互いに当接して、凸部２２が凹部２１に嵌合する。
同時に、図６に示すように、一対のハウジング１１は管
４０の縦中心軸Ｘ−Ｘに対し直角な平面に対して互いに
反対方向に回転するため、互いの横中心軸Ｙ−Ｙは交差
した状態になる。また、爪部１３は管４０の環状溝４１
ａ内で垂直中心軸Ｚ（中心Ｏ）の周りで回転され、図３
及び図６に示すように、半環状のハウジング１１の回転
運動により、爪部１３の各側部４５及び４７の内縁１３
ｂは環状溝４１の外縁４３に当接する。逆に、爪部１３
の各側部４５と４７の外縁１３ａは環状溝４１の内縁４
２から離間する。各側部４６と４８では、爪部１３の外
縁１３ａは環状溝４１の内縁４２に当接し、逆に爪部１
３の内縁１３ｂは環状溝４１の外縁４３から離間する。
爪部１３の直径上反対側の内縁１３ｂ及び外縁１３ａが
各縁部で内縁４３及び外縁４２と当接して環状溝４１と
爪部１３との間のクリアランスＧを制限し、爪部１３は
管端４０とガスケット３０に過剰な外力を加えずに管端
４０の縦中心軸Ｘ−Ｘ方向及び径方向移動を阻止するこ
とができる。各環状溝４１では遊びがなくなり、両管４
０に対する一対のハウジング１１の締結力が増加し、使
用中でもガタ付きのない強固な接続が得られる。また、
弾性パッキン３０は管４０の端部の外周面に強固に接触
し、管４０の接続部の気密又は液密を保持する。
よる本締めによって、凹部２１の凹面２１ａと凸部２２
の凸面２２ａが相対的に滑動し、凹面２１ａ、凸面２２
ａが互いに当接して、凸部２２が凹部２１に嵌合する。
同時に、図６に示すように、一対のハウジング１１は管
４０の縦中心軸Ｘ−Ｘに対し直角な平面に対して互いに
反対方向に回転するため、互いの横中心軸Ｙ−Ｙは交差
した状態になる。また、爪部１３は管４０の環状溝４１
ａ内で垂直中心軸Ｚ（中心Ｏ）の周りで回転され、図３
及び図６に示すように、半環状のハウジング１１の回転
運動により、爪部１３の各側部４５及び４７の内縁１３
ｂは環状溝４１の外縁４３に当接する。逆に、爪部１３
の各側部４５と４７の外縁１３ａは環状溝４１の内縁４
２から離間する。各側部４６と４８では、爪部１３の外
縁１３ａは環状溝４１の内縁４２に当接し、逆に爪部１
３の内縁１３ｂは環状溝４１の外縁４３から離間する。
爪部１３の直径上反対側の内縁１３ｂ及び外縁１３ａが
各縁部で内縁４３及び外縁４２と当接して環状溝４１と
爪部１３との間のクリアランスＧを制限し、爪部１３は
管端４０とガスケット３０に過剰な外力を加えずに管端
４０の縦中心軸Ｘ−Ｘ方向及び径方向移動を阻止するこ
とができる。各環状溝４１では遊びがなくなり、両管４
０に対する一対のハウジング１１の締結力が増加し、使
用中でもガタ付きのない強固な接続が得られる。また、
弾性パッキン３０は管４０の端部の外周面に強固に接触
し、管４０の接続部の気密又は液密を保持する。
【００１１】図６に示すように、弾性パッキン３０はリ
ング部３１の両側周に沿って環状に成形されたリップシ
ール部３２を有する。リング部３１の外周面はハウジン
グ１１の内周面に密着し、リップシール部３２は接続管
４０の外周面に密着するので、管４０と弾性パッキン３
０との間に所要の液密構造又は気密構造が確保される。
弾性パッキン３０は、隔壁１９の内面に密着し、隔壁１
９が保護壁として作用するので、セット後に弾性パッキ
ンが接合面２０から外部に突出しない。
ング部３１の両側周に沿って環状に成形されたリップシ
ール部３２を有する。リング部３１の外周面はハウジン
グ１１の内周面に密着し、リップシール部３２は接続管
４０の外周面に密着するので、管４０と弾性パッキン３
０との間に所要の液密構造又は気密構造が確保される。
弾性パッキン３０は、隔壁１９の内面に密着し、隔壁１
９が保護壁として作用するので、セット後に弾性パッキ
ンが接合面２０から外部に突出しない。
【００１２】本実施例では、フランジ１４の隔壁１９の
内面と外面との間でかつ隔壁の厚さの範囲内で凹部２１
及び凸部２２を形成するため、凹部２１及び凸部２２に
よる係合部が直接弾性パッキン３０に接触しない。従っ
て、ハウジング１１から弾性パッキン３０が突出して損
傷を受けたり又は接合面２０のシール性能の低下を招く
こともなく、組立作業性及び実用性に優れた利点があ
る。また、追加部品を必要とせず、管端４０に強固かつ
確実に半環状のハウジング１１を取り付けることができ
る。半環状のハウジング１１の回転運動に対するボルト
１５とナット１６の締め付けの際に、円弧状の凸面２２
ａと凹面２１ａの形状により凹部２１と凸部２２とが容
易かつ確実に係合する。
内面と外面との間でかつ隔壁の厚さの範囲内で凹部２１
及び凸部２２を形成するため、凹部２１及び凸部２２に
よる係合部が直接弾性パッキン３０に接触しない。従っ
て、ハウジング１１から弾性パッキン３０が突出して損
傷を受けたり又は接合面２０のシール性能の低下を招く
こともなく、組立作業性及び実用性に優れた利点があ
る。また、追加部品を必要とせず、管端４０に強固かつ
確実に半環状のハウジング１１を取り付けることができ
る。半環状のハウジング１１の回転運動に対するボルト
１５とナット１６の締め付けの際に、円弧状の凸面２２
ａと凹面２１ａの形状により凹部２１と凸部２２とが容
易かつ確実に係合する。
【００１３】この考案による管継手は、下記の特徴があ
る。 （１） ボルト１５の開口部４２は横方向中心軸Ｙに対
し偏心した位置に各フランジ部１４に形成される。 （２） 円弧状ハウジング１１の当接面２０上に一体に
形成された凸部２２及び凹部２１は横方向中心軸Ｙから
偏心しかつ垂直方向中心軸Ｚに対し対称の位置に形成さ
れる。 （３） 凸部２２及び凹部２１は円弧状の凸面２２ａと
凹面２１ａを有する。 （４） ボルト及びナットの締め付けの際に、凹部２１
は凸部２２を受け入れ、半環状のハウジング１１は垂直
方向中心軸Ｚの周りで反対方向に回転し、一対の管４０
上で半環状のハウジング１１の横方向中心軸Ｙが傾斜す
る。このため、図６に示すように、爪部１３は管端４１
の環状溝４１ａ内で垂直中心軸Ｚの周りで回転する。
る。 （１） ボルト１５の開口部４２は横方向中心軸Ｙに対
し偏心した位置に各フランジ部１４に形成される。 （２） 円弧状ハウジング１１の当接面２０上に一体に
形成された凸部２２及び凹部２１は横方向中心軸Ｙから
偏心しかつ垂直方向中心軸Ｚに対し対称の位置に形成さ
れる。 （３） 凸部２２及び凹部２１は円弧状の凸面２２ａと
凹面２１ａを有する。 （４） ボルト及びナットの締め付けの際に、凹部２１
は凸部２２を受け入れ、半環状のハウジング１１は垂直
方向中心軸Ｚの周りで反対方向に回転し、一対の管４０
上で半環状のハウジング１１の横方向中心軸Ｙが傾斜す
る。このため、図６に示すように、爪部１３は管端４１
の環状溝４１ａ内で垂直中心軸Ｚの周りで回転する。
【００１４】この考案の実施態様は前記実施例に限定さ
れず、変更が可能である。例えば、上記の実施例では、
隔壁１９の接合面に沿う凹部２１及び凸部２２の断面形
状が長方形又は湾曲した長方形である例を示したが、こ
れらの長方形の両端部にテーパを設けてもよい。更に、
他の実施例として、開口部４２に臨む隔壁１９の外側に
壁厚さの範囲内の凹部２１を形成し、凹部２１に嵌合す
る凸部２２を接合面２０から突出させて隔壁１９に形成
してもよい。
れず、変更が可能である。例えば、上記の実施例では、
隔壁１９の接合面に沿う凹部２１及び凸部２２の断面形
状が長方形又は湾曲した長方形である例を示したが、こ
れらの長方形の両端部にテーパを設けてもよい。更に、
他の実施例として、開口部４２に臨む隔壁１９の外側に
壁厚さの範囲内の凹部２１を形成し、凹部２１に嵌合す
る凸部２２を接合面２０から突出させて隔壁１９に形成
してもよい。
【００１５】
【考案の効果】以上説明したように、この考案による管
継手では、ハウジングの爪部が管の環状溝の側面に強力
に係合して、配管後の接続部にガタ付きがなく、一対の
管が強固に接続され、長期間良好なシール性能が得られ
る。更に、凹部及び凸部の形状を円弧状に形成したの
で、衝撃を与えずに凹部と凸部とを円滑に嵌合でき、管
継手を強固に締結することができる。
継手では、ハウジングの爪部が管の環状溝の側面に強力
に係合して、配管後の接続部にガタ付きがなく、一対の
管が強固に接続され、長期間良好なシール性能が得られ
る。更に、凹部及び凸部の形状を円弧状に形成したの
で、衝撃を与えずに凹部と凸部とを円滑に嵌合でき、管
継手を強固に締結することができる。
【図１】 この考案による実施例のハウジング形管継手
を一対の管に装着した状態を示す側面図
を一対の管に装着した状態を示す側面図
【図２】 図１の仮締状態を示す側面図
【図３】 この考案に使用するハウジングの斜視図
【図４】 ハウジングの平面図
【図５】 他の実施例を示すハウジングの平面図
【図６】 管に装着したこの考案によるハウジング形管
継手の平面断面図
継手の平面断面図
【図７】 管に装着した従来の管継手の側面断面図
【図８】 従来の管継手の組立断面図
【図９】 従来のハウジング形管継手の部分断面図
【図１０】 従来の他の管継手の部分断面図
１０．．管継手、 １１．．ハウジング、 １２．．環
状部、 １３．．爪部、１４．．フランジ、 １５．．
ボルト、 １６．．ナット、 ４２．．開口部、 １
９．．隔壁、 ２０．．接合面、 ２１．．凹部、 ２
１ａ．．凹面、２２．．凸部、 ２２ａ．．凸面、 ３
０．．弾性パッキン、 ４０．．管、４１．．環状溝。
状部、 １３．．爪部、１４．．フランジ、 １５．．
ボルト、 １６．．ナット、 ４２．．開口部、 １
９．．隔壁、 ２０．．接合面、 ２１．．凹部、 ２
１ａ．．凹面、２２．．凸部、 ２２ａ．．凸面、 ３
０．．弾性パッキン、 ４０．．管、４１．．環状溝。
Claims (7)
- 【請求項１】 円弧断面を有する環状部、環状部の両側
部に平行に形成された一対の爪部及び爪部の両側から外
部に延びかつ開口部が形成されたフランジを有する一対
の半環状のハウジングと、フランジの開口部に挿入され
るボルトと、ボルトを固定するナットとを備え、接続さ
れる一対の管に形成された環状溝にハウジングの爪部を
係合させると共に、ボルトとナットにより一対の半環状
のハウジングを締結して、２つの管を同軸上に接続する
管継手において、 ハウジングの中心から一定距離離間して環状部の一端に
形成されかつ円弧状の凹面を有する凹部と、 ハウジングの中心から一定距離離間してかつハウジング
の中心に対して凹部の対称な位置で環状部の他端に形成
されかつ円弧状の凸面を有する凸部とを設け、各爪部を
管の環状溝の側面に当接させて一対のハウジングを管に
対して固定するときに、凸部を凹部に嵌合して、一対の
管の端部上でハウジングを中心の周りで互いに反対方向
に回転させることを特徴とするハウジング形管継手。 - 【請求項２】 半環状のハウジングの当接面に凹部及び
凸部を形成する請求項１に記載のハウジング形管継手。 - 【請求項３】 環状部の両端に設けられた隔壁に凸部及
び凹部を形成する請求項１に記載のハウジング形管継
手。 - 【請求項４】 凸部及び凹部はハウジングの中心の周り
で曲率を有する円弧状に形成される請求項１に記載のハ
ウジング形管継手。 - 【請求項５】 ボルトとナットを締め付けるとき、ハウ
ジングは管の縦中心軸に対し直角な平面に対して回転さ
れる請求項１に記載のハウジング形管継手。 - 【請求項６】 爪部の内縁は管の環状溝の外縁に接触
し、爪部の外縁は管の環状溝の内縁に接触し、管の縦方
向及び径方向移動を防止する請求項１に記載のハウジン
グ形管継手。 - 【請求項７】 爪部の一端の内縁は、管の環状溝の外縁
に接触し、爪部の一端の外縁は環状溝の内端から離間
し、爪部の外縁は環状溝の内端に接触し、爪部の内端は
環状溝の外縁から離間して、爪部と環状溝との間のクリ
アランスを制限し、爪部は管とガスケットに過剰な外力
を加えずに管の縦方向及び径方向移動を防止する請求項
６に記載のハウジング形管継手。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991098245U JP2538261Y2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | ハウジング形管継手 |
| US07/981,374 US5246257A (en) | 1991-11-28 | 1992-11-25 | Skew pipe coupling |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991098245U JP2538261Y2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | ハウジング形管継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0547683U JPH0547683U (ja) | 1993-06-25 |
| JP2538261Y2 true JP2538261Y2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=14214579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991098245U Expired - Fee Related JP2538261Y2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | ハウジング形管継手 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5246257A (ja) |
| JP (1) | JP2538261Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011069379A (ja) * | 2009-09-23 | 2011-04-07 | Riken Corp | ハウジング形管継手 |
Families Citing this family (34)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5562313A (en) * | 1993-11-26 | 1996-10-08 | Invention Machine Corporation | Threadless connector for electrical conduits |
| US5758907A (en) * | 1996-07-26 | 1998-06-02 | Victaulic Company Of America | Mis-adjustment limiting segmented pipe coupling |
| US6581977B1 (en) | 1997-04-28 | 2003-06-24 | Victaulic Company Of America | Segmented pipe couplings employing T-bolts and improved T-bolts therefor |
| US6076861A (en) * | 1997-12-25 | 2000-06-20 | The Victaulic Co., Of Japan, Ltd. | Housing type pipe coupling |
| US6227577B1 (en) * | 1997-12-25 | 2001-05-08 | Victaulic Co., Of Japan, Ltd. | Housing type pipe coupling |
| US6139069A (en) * | 1998-08-24 | 2000-10-31 | Central Sprinkler Corporation | Universal mechanical coupling with interfitting ends |
| US6533333B1 (en) * | 1998-08-24 | 2003-03-18 | Central Sprinkler Corporation | Hinged mechanical couplings with interfitting ends |
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| AUPS207802A0 (en) * | 2002-05-02 | 2002-06-06 | Tyco Water Pty Limited | Pipe coupling |
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| US20100263884A1 (en) * | 2005-09-07 | 2010-10-21 | Lubrizol Advanced Materials, Inc. | System And Method Of Assembly Of CPVC Piping System Employing Mechanical Couplings And Supports |
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| USD696751S1 (en) | 2011-10-27 | 2013-12-31 | Mueller International, Llc | Slip-on gasket |
| USD680629S1 (en) | 2011-11-21 | 2013-04-23 | Mueller International, Llc | Slip-on coupling segment |
| USD680630S1 (en) | 2011-11-21 | 2013-04-23 | Mueller International, Llc | Slip-on coupling assembly |
| US9194516B2 (en) | 2012-01-20 | 2015-11-24 | Mueller International, Llc | Slip-on coupling |
| US9534715B2 (en) | 2012-01-20 | 2017-01-03 | Mueller International, Llc | Coupling gasket with multiple sealing surfaces |
| US9500307B2 (en) | 2012-01-20 | 2016-11-22 | Mueller International, Llc | Slip-on coupling gasket |
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| US11371630B2 (en) | 2019-03-29 | 2022-06-28 | ASC Engineered Solutions, LLC | Pivot clip |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US4861075A (en) * | 1988-06-20 | 1989-08-29 | Grinnell Corporation | Coupling for rigidly connecting pipe sections |
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-
1991
- 1991-11-28 JP JP1991098245U patent/JP2538261Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-11-25 US US07/981,374 patent/US5246257A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011069379A (ja) * | 2009-09-23 | 2011-04-07 | Riken Corp | ハウジング形管継手 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5246257A (en) | 1993-09-21 |
| JPH0547683U (ja) | 1993-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |