JP6872421B2 - 継手および変形低減部材 - Google Patents
継手および変形低減部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6872421B2 JP6872421B2 JP2017105145A JP2017105145A JP6872421B2 JP 6872421 B2 JP6872421 B2 JP 6872421B2 JP 2017105145 A JP2017105145 A JP 2017105145A JP 2017105145 A JP2017105145 A JP 2017105145A JP 6872421 B2 JP6872421 B2 JP 6872421B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastening member
- flow path
- path forming
- deformation
- fastening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Description
受口の内周と挿口の外周との間に環状のシール部材が設けられ、
シール部材を受口の内周と挿口の外周との間に押し込む押輪が挿口に外嵌され、
受口フランジと押輪とがねじ式の締結具によって締結され、
締結具は、第1締結部材と、第1締結部材に螺合する第2締結部材とを有し、
第1締結部材は流路形成部材の軸心方向において受口フランジを貫通し、
挿口に係止されて受口からの挿口の離脱を防止する係止部材が押輪に設けられた継手であって、
流路形成部材の軸心方向における受口フランジの裏面と第1締結部材の頭部又は第2締結部材との間に、受口フランジの変形を低減する変形低減部材が挟み込まれ、
変形低減部材に、受口フランジの裏面に当接する当接部と、第1締結部材が挿入される締結部材挿入孔とが形成され、
当接部の図心が第1締結部材の中心よりも流路形成部材の径方向における内側に位置し、
締結部材挿入孔は、流路形成部材の軸心方向において変形低減部材を貫通するとともに、流路形成部材の径方向において変形低減部材の内周側に開放されているものである。
また、第1締結部材を受口フランジの締結孔へ挿入した状態で、変形低減部材の締結部材挿入孔を流路形成部材の径方向における外側から第1締結部材に外嵌することができる。このため、第1締結部材を受口フランジの締結孔へ挿入した後に、第1締結部材を変形低減部材の締結部材挿入孔に挿入することができる。これにより、変形低減部材を受口フランジの裏面と第1締結部材の頭部(又は第2締結部材)との間に容易に装着することができる。
受口の内周と挿口の外周との間に環状のシール部材が設けられ、
シール部材を受口の内周と挿口の外周との間に押し込む押輪が挿口に外嵌され、
受口フランジと押輪とがねじ式の締結具によって締結され、
締結具は、第1締結部材と、第1締結部材に螺合する第2締結部材とを有し、
第1締結部材は流路形成部材の軸心方向において受口フランジを貫通し、
挿口に係止されて受口からの挿口の離脱を防止する係止部材が押輪に設けられた継手に備えられて、受口フランジの変形を低減する変形低減部材であって、
流路形成部材の軸心方向における受口フランジの裏面と第1締結部材の頭部又は第2締結部材との間に挟み込まれた状態で、受口フランジの裏面に当接する当接部と、
第1締結部材が挿入される締結部材挿入孔とを有し、
当接部の図心が第1締結部材の中心よりも流路形成部材の径方向における内側に位置し、
締結部材挿入孔は、流路形成部材の軸心方向において変形低減部材を貫通するとともに、流路形成部材の径方向において変形低減部材の内周側に開放されているものである。
第1の実施の形態では、図1〜図3に示すように、1は、一方の管2(一方の流路形成部材の一例)の受口3に他方の管4(他方の流路形成部材の一例)の挿口5を挿入して、両管2,4同士を接合した管継手(継手の一例)である。両管2,4はそれぞれ、直管又は曲管、片落管、T字管(分岐管)等の異形管のいずれの管であってもよい。
先述した第1の実施の形態では、図1に示すように、六角ボルト11の頭部11aが受口フランジ9の裏側にあり、六角ナット12が押輪8の一端面側にあるが、これに限定されるものではなく、例えば、第2の実施の形態では、図13に示すように、六角ボルト11の頭部11aが押輪8の一端面側にあり、六角ナット12が受口フランジ9の裏側にあるものでもよい。
先述した第1および第2の実施の形態では、図1,図13に示すように、第1締結部材の一例として六角ボルト11を用い、第2締結部材の一例として六角ナット12を用いたが、第3の実施の形態では、図14に示すように、第1締結部材の別の例として、両ねじボルト51を用い、両ねじボルト51の両端部にそれぞれ六角ナット12を螺合してもよい。尚、この場合、受口フランジ9の裏側にある六角ナット12が第2締結部材の一例であり、反対の押輪8の一端面側にある六角ナット12が第1締結部材の頭部の代わりとなる。
先述した第1の実施の形態では、図6に示すように、ボルト挿入孔33が管径方向Rにおいて変形低減部材31の内周面32に開放されているが、これに限定されるものではなく、例えば、第4の実施の形態では、図15に示すように、ボルト挿入孔33が管径方向Rにおいて変形低減部材31の外周面35に開放されていてもよい。
先述した第1および第4の実施の形態では、図6,図15に示すように、ボルト挿入孔33が、管径方向Rにおいて長孔状であり、変形低減部材31の内周面32又は外周面35に開放されているが、第5の実施の形態では、図16に示すように、ボルト挿入孔33が、円形状であり、変形低減部材31の内周面32又は外周面35に開放されていないものであってもよい。
先述した第1および第2の実施の形態では、図1,図13に示すように、第1締結部材の一例として六角ボルト11を用いたが、第6の実施の形態では、図17,図18に示すように、第1締結部材の別の例として、T頭ボルト53を用いてもよい。
先述した第1の実施の形態では、図7に示すように、変形低減部材31の当接部37の全部が六角ボルト11の中心11bよりも管径方向Rにおける内側に位置しているが、第7の実施の形態として、図19に示すように、当接部37の図心Pが六角ボルト11の中心11bよりも管径方向Rにおける内側に位置しておりさえすれば、当接部37の一部37c(例えば円周方向Eにおける両端部37c)が六角ボルト11の中心11bよりも管径方向Rにおける外側に位置していてもよい。
先述した第1の実施の形態では、図4に示すように、変形低減部材31の管軸心方向Aにおける一端部に、当接部37と傾斜面38とが形成されているが、第8の実施の形態では、図20に示すように、変形低減部材31の一端部に傾斜面38を形成せず、当接部37が変形低減部材31の一端部から段差を付けて突出しているものである。
第9の実施の形態では、図21,図22に示すように、押輪8と受口フランジ9とが複数のねじ式の締結手段60によって締結されている。これら締結手段60は、六角ボルト11(第1締結部材の一例)と、六角ボルト11に螺合する雌ねじ部61(第2締結部の一例)とを有している。また、変形低減部材31には円形状のボルト挿入孔33が形成されており、上記雌ねじ部61はボルト挿入孔33の内周に備えられている。
2 一方の管(一方の流路形成部材)
3 受口
4 他方の管(他方の流路形成部材)
5 挿口
7 シール部材
8 押輪
9 受口フランジ
10 締結具
11 六角ボルト(第1締結部材)
11a 六角ボルトの頭部
11b 六角ボルトの中心
12 六角ナット(第2締結部材)
18 係止爪(係止部材)
31 変形低減部材
33 ボルト挿入孔(締結部材挿入孔)
37 当接部
41 回り止め面(回り止め部)
51 両ねじボルト(第1締結部材)
53 T頭ボルト(第1締結部材)
53a T頭ボルトの頭部
55 回り止め用突部(回り止め部)
60 締結手段
61 雌ねじ部(第2締結部)
A 管軸心方向(流路形成部材の軸心方向)
P 当接部の図心
R 管径方向(流路形成部材の径方向)
Claims (4)
- 互いに接合される一方の流路形成部材の受口に、他方の流路形成部材の挿口が挿入され、
受口の内周と挿口の外周との間に環状のシール部材が設けられ、
シール部材を受口の内周と挿口の外周との間に押し込む押輪が挿口に外嵌され、
受口フランジと押輪とがねじ式の締結具によって締結され、
締結具は、第1締結部材と、第1締結部材に螺合する第2締結部材とを有し、
第1締結部材は流路形成部材の軸心方向において受口フランジを貫通し、
挿口に係止されて受口からの挿口の離脱を防止する係止部材が押輪に設けられた継手であって、
流路形成部材の軸心方向における受口フランジの裏面と第1締結部材の頭部又は第2締結部材との間に、受口フランジの変形を低減する変形低減部材が挟み込まれ、
変形低減部材に、受口フランジの裏面に当接する当接部と、第1締結部材が挿入される締結部材挿入孔とが形成され、
当接部の図心が第1締結部材の中心よりも流路形成部材の径方向における内側に位置し、
締結部材挿入孔は、流路形成部材の軸心方向において変形低減部材を貫通するとともに、流路形成部材の径方向において変形低減部材の内周側に開放されていることを特徴とする継手。 - 変形低減部材に、第1締結部材の頭部又は第2締結部材の回転を阻止する回り止め部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の継手。
- 第1締結部材はボルトであり、第2締結部材はナットであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の継手。
- 互いに接合される一方の流路形成部材の受口に、他方の流路形成部材の挿口が挿入され、
受口の内周と挿口の外周との間に環状のシール部材が設けられ、
シール部材を受口の内周と挿口の外周との間に押し込む押輪が挿口に外嵌され、
受口フランジと押輪とがねじ式の締結具によって締結され、
締結具は、第1締結部材と、第1締結部材に螺合する第2締結部材とを有し、
第1締結部材は流路形成部材の軸心方向において受口フランジを貫通し、
挿口に係止されて受口からの挿口の離脱を防止する係止部材が押輪に設けられた継手に備えられて、受口フランジの変形を低減する変形低減部材であって、
流路形成部材の軸心方向における受口フランジの裏面と第1締結部材の頭部又は第2締結部材との間に挟み込まれた状態で、受口フランジの裏面に当接する当接部と、
第1締結部材が挿入される締結部材挿入孔とを有し、
当接部の図心が第1締結部材の中心よりも流路形成部材の径方向における内側に位置し、
締結部材挿入孔は、流路形成部材の軸心方向において変形低減部材を貫通するとともに、流路形成部材の径方向において変形低減部材の内周側に開放されていることを特徴とする変形低減部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017105145A JP6872421B2 (ja) | 2017-05-29 | 2017-05-29 | 継手および変形低減部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017105145A JP6872421B2 (ja) | 2017-05-29 | 2017-05-29 | 継手および変形低減部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018200075A JP2018200075A (ja) | 2018-12-20 |
JP6872421B2 true JP6872421B2 (ja) | 2021-05-19 |
Family
ID=64667999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017105145A Active JP6872421B2 (ja) | 2017-05-29 | 2017-05-29 | 継手および変形低減部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6872421B2 (ja) |
-
2017
- 2017-05-29 JP JP2017105145A patent/JP6872421B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018200075A (ja) | 2018-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2018267610B2 (en) | Coupling having tabbed retainer | |
JP4830473B2 (ja) | 管継手ロック装置 | |
WO2012128152A1 (ja) | 管継手 | |
US20170328507A1 (en) | Fitting Having Tabbed Retainer and Observation Apertures | |
JP7526276B2 (ja) | 抜け防止継手及び抜け防止継手アセンブリ | |
JP4519781B2 (ja) | 管継手 | |
WO2019009049A1 (ja) | 流体機器の接続構造 | |
US3438655A (en) | Fluid pressure coupling | |
JP4852368B2 (ja) | 管継手 | |
JPH07167357A (ja) | 管継手及びゴムパッキン | |
JP6872421B2 (ja) | 継手および変形低減部材 | |
JP2008128297A (ja) | フランジ型管継手用クランプ | |
JP3392988B2 (ja) | 離脱防止管継手 | |
JP3506669B2 (ja) | 継 手 | |
KR100745653B1 (ko) | 전방 삽입형 유니언 | |
JP7216407B2 (ja) | 管継手構造 | |
JP7194008B2 (ja) | 離脱防止装置 | |
JP7427322B2 (ja) | 管継手離脱防止構造 | |
JP5592751B2 (ja) | 管継手の離脱防止装置及びそれに用いられる押輪 | |
JP2010101431A (ja) | 管継手 | |
KR200213672Y1 (ko) | 배관 연결 구조 | |
JP2002295753A (ja) | 管継手構造 | |
WO2019224526A1 (en) | A connector | |
JPS5940630Y2 (ja) | 管の逸脱防止装置 | |
US10539259B2 (en) | Locking ratchet effect clamp |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201020 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210323 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210419 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6872421 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |