JP3392988B2 - 離脱防止管継手 - Google Patents

離脱防止管継手

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JP3392988B2 JP17945495A JP17945495A JP3392988B2 JP 3392988 B2 JP3392988 B2 JP 3392988B2 JP 17945495 A JP17945495 A JP 17945495A JP 17945495 A JP17945495 A JP 17945495A JP 3392988 B2 JP3392988 B2 JP 3392988B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼管の外周面が硬質塩
化ビニール等によりなる樹脂被覆管により覆われた流体
管と、他方の流体管同士を、離脱を防止して接続する際
に用いられる管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】一方の流体管の受口部と他方の流体管の
挿口部との接続部に用いて、流体管相互の離脱を防止す
る管継手は種々のものが提案されており、例えば図13
に示すような管継手が知られている。
【0003】図13において、01及び02は、それぞ
れ互いに接続される流体管AとBの受口部及び挿口部で
あり、受口部01の内周面に形成された凹部03内に
は、接続部の水密性を保持するためのパッキン04が嵌
挿されている。一方の流体管Bは、鋼管010の内外周
面に硬質塩化ビニール又はナイロン等の樹脂被覆層01
1、011’をライニングして構成されている。
【0004】挿口部02には、ボルト05を介して受口
部01に係合された離脱防止用の金具06が外嵌されて
いる。金具06の本体部には、ねじ孔07が円周方向に
複数穿設されており、各ねじ孔07内には、先端に係止
刃012が形成された係止片08が収容され、ボルト0
9により流体管Bの管軸中心に向けて押圧されるように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の管継手
において、ボルト09を強く締め過ぎたり、管内の流体
圧により両流体管A、Bに引抜力が発生したりすると、
流体管Bの外周面は樹脂被覆層011によりライニング
してあるため、図14に示すように係止片08の先端の
係止刃012が、上記樹脂被覆層011を破断して深く
食い込む。
【0006】このようになると、係止刃012が鋼管0
10の外周面に接触したり、係止刃012付近の樹脂被
覆層011が剥離され、鋼管010の外周面が露出した
りする。その結果、鋼管010が金属製の係止片08を
介して、あるいは直接外部と導通され、鋼管010が、
土中に埋め戻された際の土壌内の迷走電流により電食し
たり、土壌内の水分等により腐食するなどして、耐用年
数が短くなるという問題があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、係止爪の樹脂被覆層内への食い込み量を
規制することにより、鋼管が外部と導通するのを防止
し、それが電食したり腐食したりするのを阻止しうるよ
うにした離脱防止管継手を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の離脱防止管継手は、一方の流体管の端部に
形成された受口部内に、外周面が合成樹脂材による被覆
層により覆われた金属製流体管の端部の挿口部を挿入
し、前記受口部に外嵌して係合された離脱防止体におけ
る係止片を挿口部の外周面に圧接することにより、両流
体管同士を接続するようにした離脱防止管継手におい
て、前記係止片における内面に、円周方向を向く複数の
凸条と凹条とからなり、かつ一部の凸条の稜線部を、前
記合成樹脂材の被覆層の厚さよりも小さい寸法だけ切除
して平坦面とした係止爪を設けたことを特徴としてい
る。
【0009】上記離脱防止管継手において、凸条と凹条
とが、管軸方向に交互に、かつ連続的に形成されている
のが好ましい。
【0010】上記離脱防止管継手において、凸条の稜線
部が、円周方向に所定の長さずつ間欠的に切除されてい
るのが好ましい。
【0011】また、本発明の離脱防止管継手は、一方の
流体管の端部に形成された受口部内に、外周面が合成樹
脂材による被覆層により覆われた金属製流体管の端部の
挿口部を挿入し、前記受口部に外嵌して係合された1対
の離脱防止体における係止片を挿口部の外周面に当接さ
せ、両離脱防止体の対向端面に互いに所定寸法離間させ
て設けたフランジ部同士を、締結手段をもって締め付け
ることにより、前記係止片に形成した係止爪を前記合成
樹脂材の被覆層に食い込ませ、流体管同士を接続するよ
うにした離脱防止管継手において、前記互いに対向する
フランジ部の適所に、係止片の縮径方向への移動量を制
限するスペーサを設け、該スペーサの長さは、前記一対
の離脱防止体を両流体管の接続部に装着して、係止爪の
先端を前記被覆層面に当接させたとき、スペーサとフラ
ンジ部との間に、該被覆層の厚さよりも小さい隙間が形
成される寸法に定めてあることを特徴としている。
【0012】この離脱防止管継手において、スペーサ
が、対向するフランジ部のいずれか一方に、一体的に設
けられているのが好ましい。
【0013】
【作用】請求項1の発明によると、係止爪における平坦
面が流体管の外周面に当接して、凸条の被覆層への食い
込み量が規制されることにより、係止爪の先端が内部の
金属製流体管の表面まで到達することななく、従って金
属製流体管が係止爪を介して外部と導通し、電食や腐食
等の発生するのが防止される。
【0014】請求項2に記載の発明によると、被覆層が
複数の凸条により係止されるとともに、被覆層が複数の
平坦面により強圧されるため、流体管の離脱防止作用が
大きく、かつ被覆層の剥離防止効果が高まる。
【0015】請求項3に記載の発明によると、円周方向
への引っ掛かり作用が大となるため、流体管の管軸回り
の回転が防止される。
【0016】請求項4に記載の発明によると、スペーサ
が係止爪の被覆層への食い込み量を規制するので、係止
爪の先端が金属製流体管の表面まで到達するのが防止さ
、電食や腐食の防止ができる。
【0017】請求項5に記載の発明によると、スペーサ
の部品管理や配管作業等が容易となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は本発明の第1実施例を示すもの
で、1及び2は互いに接続される流体管A及びBの受口
部と挿口部であり、受口部1の端部外周面には鍔3が一
体的に形成されている。4は、受口部1と挿口部2との
水密性を保持するパッキンである。
【0019】流体管Bは、前述した従来例と同様、鋼管
25の内外周面にナイロン又は硬質塩化ビニール等によ
りなる樹脂被覆層26、26’が強固かつ一体的にライ
ニングされた3層構造となっている。
【0020】5は、環状をなす離脱防止体で、挿口部に
外嵌された環状基部6と、その上部と下部とに対称的に
設けられた上部受部7及び下部受部8と、受口部1の鍔
3に係止された係止部9とを有している。環状基部6
は、断面がL字形をなし、受口部1の開口端と対向する
鉛直壁部10と、鍔3の外面と対向する庇部11とを有
する。
【0021】上部受部7の外方の内面12は、受口部1
側に向って傾斜するテーパ面となっており、また後記ボ
ルト挿通用の貫通孔13が形成されている。
【0022】下部受部8の外方の内面14は、上記上部
受部8の内面12と反対方向に傾斜するテーパ面となっ
ている。なお、下部受部8は、環状基部6の適所に所定
間隔おきに2箇所もしくはそれ以上設けてもよい。
【0023】前記上部受部7内には、係止片15と摺動
片16とが収容され、係止片15の外周17は、上記内
面12と反対方向に傾斜するテーパ面をなし、また下面
には、挿口部2の外周面に係止する円弧状に湾曲した凹
凸条の係止爪18が形成されている。
【0024】摺動片16の上面19と下面20は、それ
ぞれ上部受部7の内面12及び係止片15の外面と同じ
方向に傾斜するテーパ面となっており、かつ中央にはボ
ルト挿通用の貫通孔21が形成されている。
【0025】22は、ボルト23とナット24とからな
る締結具で、ボルト23は、摺動片16と上部受部7に
形成した貫通孔21及び13に挿通され、ボルト頭部2
3’は受口部1の鍔3に係止されている。ボルト23に
螺合されたナット24は、摺動片16の端面に当接して
これを上部受部7の奥部へ押圧する。
【0026】15’は、上記係止片15と同形状をなす
係止片で、下部受部8内に収容されている。
【0027】この第1実施例の管継手の特徴とするとこ
ろは、両係止片15、15’の係止爪18の形状にあ
る。
【0028】すなわち、図3及び図4の拡大して示すよ
うに、係止爪18は、凸条18aと凹条18bとを管軸
方向に交互に連続的に形成して構成され、かつ凸条18
aの稜線部を1条おきに切除して平坦面18cとしたも
のである。なお、凸条18aの稜線部の切除寸法、すな
わち凸条18aの頂端から平坦面18cまでの寸法L
は、樹脂被覆層26の厚さtよりも所要寸法小となるよ
うにしてある。
【0029】上記第1実施例の管継手においては、ナッ
ト24を締め付けて、摺動片16を上部受部7内の奥部
に押圧すれば、図5に示すように係止片15、15’の
各係止爪18先端の凸条18aが、流体管Bの樹脂被覆
層26の外周面に食い込むとともに、管を中心方向に強
く締め付けることにより、流体管A、B同士は、離脱防
止が図られて接続される。
【0030】この状態からナット24を更に締め付け、
係止片15、15’を強く押圧したとしても、凸条18
aの稜線部を切除して平坦面18cとしてあるため、平
坦面18cが樹脂被覆層26の外周面と当接して凸条1
8aのそれ以上の食い込みが防止される。従って、各凸
条18aの頂端が鋼管25の外周面まで到達して金属同
士で接触する恐れはない。
【0031】その結果、流体管A、Bの接続後土中に埋
め戻されても、鋼管25が係止片15、15’を介して
周囲の土壌と導通され、土壌内の迷走電流により電食し
たり、水分等により腐食したりするのが防止される。
【0032】また、凸条18aにより樹脂被覆層26が
破断されることがなく、しかも凸条18aを挟む両側の
樹脂被覆層26は、各平坦面18cにより管の中心方向
に強圧されているため、流体管A、B間に大きな引抜力
が作用した場合でも、樹脂被覆層26が鋼管25より剥
離するなどして、鋼管25の表面が露出するということ
もなくなる。
【0033】図6は、上記第1実施例の係止爪18の変
形例を示す。上述した実施例では、凸条18aにおける
円周方向の全部の稜線部を切除して平坦面18cとした
が、この変形例は凸条18aの稜線部を円周方向に所定
の長さずつ間欠的に切除することにより、複数の短寸の
平坦面18cを形成し、平坦面18c同士の間に凸条1
8aを残すようにしたものである。
【0034】このようにすると、上述した実施例と同様
の作用効果に加えて、円周方向を向く短寸の凸条18a
が被覆樹脂層26の外周面に一定間隔おきに食い込むた
め、その円周方向への引っ掛かり効果が大となり、流体
管Bにねじり力が作用しても、それが管軸回りに回転す
るのを防止しうる利点がある。
【0035】なお、上記凸条18aと凹条18bとを連
続的に形成したが、不連続でもよく、また1条おきに形
成した平坦面18cを、2条おき又はそれ以上とするこ
ともある。
【0036】次に、本発明の第2実施例を図7〜図9を
参照して説明する。
【0037】図7に示すように、この実施例の管継手
は、半割円筒形をなす上下1対の離脱防止体27、27
の一部が、上記実施例と同じ様に係止片28、28とな
っており、両係止片28の内周面全体に係止爪18が形
成されている。係止爪18は、図8に示すように、前述
した実施例と同様、凸条18aと凹条18bとを管軸方
向に交互にかつ連続的に形成するとともに、凸条18a
の稜線部を1条おきに切除して平坦面18cとしたもの
である。
【0038】両離脱防止体27における係止片28の対
向面に所定寸法離間して形成されたフランジ部29同士
を、ボルト30とナット31とをもって締付けることに
より、樹脂被覆層26に係止爪18の凸条18aが食い
込んで流体管Bの離脱防止は図られるが、ナット31を
過大に締め付けたとしても、図9に示すように平坦面1
8cが樹脂被覆層26の外周面に当接するので、凸条1
8aの先端が鋼管25まで達することはない。これによ
り、この第2実施例においても、上述した第1実施例と
同様の作用効果が得られる。
【0039】なお、第2実施例でも、係止爪18の形状
を、前述した図6に示すのと同様、凸条18aを所定の
長さずつ間欠的に切除して、短寸の平坦面と凸条とを交
互に形成してもよく、このようにすると、流体管Bが管
軸回りに回転するのが防止される。
【0040】図10〜図12は、本発明の第3実施例を
示す。
【0041】上述した各実施例では、係止爪18の形状
を変更して、樹脂被覆層26への食い込み量を規制して
いるのに対し、この第3実施例においては、係止爪18
の形状を変えないで、その食い込み量を規制しうるよう
にしたものである。
【0042】すなわち、図10においては、上下のフラ
ンジ部29、29の互いの対向面のいずれか一方(実施
例では上側)に、ボルト30が挿通可能な円筒形のスペ
ーサ32が一体的に連接されている。スペーサ32の長
さは、上下の離脱防止体27を流体管A、Bの接続部に
装着して、係止爪18の先端を流体管Bの外周面に当接
させたとき、スペーサ32の先端(下端)と下方のフラ
ンジ部29との間に、樹脂被覆層26の厚さよりも小さ
い隙間が形成される寸法に定めてある。
【0043】上下のフランジ部29同士をボルト30と
ナット31とにより締め付けると、係止爪18は除々に
樹脂被覆層26に食い込むこととなるが、スペーサ32
が下方のフランジ部29に当接すると、両係止片28は
縮径方向へ移動しなくなり、それ以上の締め付けは不可
能となる。従って、図11に示すように係止爪18が鋼
管25まで到達するのが防止される。
【0044】なお、この実施例では部品管理や配管作業
等を容易とするために、スペーサ32をフランジ部29
と一体的に設けてあるが、別体でもよいのは勿論であ
る。
【0045】図12は、上記とは異なる構造の公知の管
継手であり、この実施例においても、上下のフランジ部
29の対向面間に円筒状のスペーサ32を設けて、内周
面に形成した係止爪18の樹脂被覆層26への食い込み
を規制するようにしたものである。
【0046】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を得る
ことができる。
【0048】(a)請求項1の発明によれば、凸条に形
成した平坦面が係止爪の樹脂被覆層への食い込み量を規
制し、内部の金属製流体管と金属同士で接触するのを防
止するので、流体管に電食や腐食等が発生する恐れはな
い。
【0049】(b)請求項2の発明によれば、流体管の
離脱防止と樹脂被覆層の剥離防止効果が高まる。
【0050】(c)請求項3の発明によれば、流体管が
管軸回りに回転するのが防止される。
【0051】(d)請求項4の発明によれば、スペーサ
により係止爪の食い込み量を規制しうるので、上記
(a)と同様の効果が得られる。
【0052】(e)請求項5の発明によれば、スペーサ
の部品管理や配管作業等が容易になる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す中央縦断側面図であ
る。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】係止爪の拡大斜視図である。
【図4】係止爪と流体管との接触部の要部の拡大縦断面
図である。
【図5】同じく係止爪の食い込み時の要部の拡大縦断面
図である。
【図6】係止爪の変形例を示す拡大斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す一部切欠側面図であ
る。
【図8】係止爪の要部の拡大斜視図である。
【図9】係止爪の食い込み時を示す要部の拡大縦断面図
である。
【図10】本発明の第3実施例を示す一部切欠側面図で
ある。
【図11】同じく係止爪の食い込み時を示す要部の拡大
縦断面図である。
【図12】同じく異なる形状の管継手の別実施例を示す
縦断正面図である。
【図13】従来例を示す要部の縦断側面図である。
【図14】同じく係止刃の食い込み時を示す拡大断面図
である。
【符号の説明】
A、B 流体管 1 受口部 2 挿口部 3 鍔 4 パッキン 5 離脱防止体 6 環状基部 7 上部受部 8 下部受部 9 係止部 10 鉛直壁部 11 庇部 12 内面 13 貫通孔 14 内面 15、15 係止片 16 摺動片 17 外面 18 係止爪 18a 凸条 18b 凹条 18c 平坦面 19 上面 20 下面 21 貫通孔 22 締結具(手段) 23 ボルト 24 ナット 25 鋼管 26、26’ 樹脂被覆層 27 離脱防止体 28 係止片 29 フランジ部 30 ボルト 31 ナット 32 スペーサ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の流体管の端部に形成された受口部
    内に、外周面が合成樹脂材による被覆層により覆われた
    金属製流体管の端部の挿口部を挿入し、前記受口部に外
    嵌して係合された離脱防止体における係止片を挿口部の
    外周面に圧接することにより、両流体管同士を接続する
    ようにした離脱防止管継手において、 前記係止片における内面に、円周方向を向く複数の凸条
    と凹条とからなり、かつ一部の凸条の稜線部を、前記合
    成樹脂材の被覆層の厚さよりも小さい寸法だけ切除して
    平坦面とした係止爪を設けたことを特徴とする離脱防止
    管継手。
  2. 【請求項2】 凸条と凹条とが、管軸方向に交互に、か
    つ連続的に形成されている請求項1に記載の離脱防止管
    継手。
  3. 【請求項3】 凸条の稜線部が、円周方向に所定の長さ
    ずつ間欠的に切除されている請求項1または2に記載の
    離脱防止管継手。
  4. 【請求項4】 一方の流体管の端部に形成された受口部
    内に、外周面が合成樹脂材による被覆層により覆われた
    金属製流体管の端部の挿口部を挿入し、前記受口部に外
    嵌して係合された1対の離脱防止体における係止片を挿
    口部の外周面に当接させ、両離脱防止体の対向端面に互
    いに所定寸法離間させて設けたフランジ部同士を、締結
    手段をもって締め付けることにより、前記係止片に形成
    した係止爪を前記合成樹脂材の被覆層に食い込ませ、流
    体管同士を接続するようにした離脱防止管継手におい
    て、 前記互いに対向するフランジ部の適所に、係止片の縮径
    方向への移動量を制限するスペーサを設け、該スペーサ
    の長さは、前記一対の離脱防止体を両流体管の接続部に
    装着して、係止爪の先端を前記被覆層面に当接させたと
    き、スペーサとフランジ部との間に、該被覆層の厚さよ
    りも小さい隙間が形成される寸法に定めてあることを特
    徴とする離脱防止管継手。
  5. 【請求項5】 スペーサが、対向するフランジ部のいず
    れか一方に、一体的に設けられている請求項4に記載の
    離脱防止管継手。
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