JPH01255790A - 給排気筒の接合構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 木発引は、ガスストーツ、湯廓器等のような燃焼器具用
に用いられる給排気筒の接合構造に関するものである。

［従来技術］ 給排気筒は定尺のものを継いで屋外に延長するものであ
ることから、−旦継いだ後は妄りに抜は出ないことか必
要である。

しかし、一方一旦継いだ給排気筒を何等かの理由′Ｃ抜
き出すことが必要になる場合もある。

このような条件を満足する接合構造として、排気筒の承
け口（ソケット部）に係止穴を設け、この係止穴から内
部に突出する係止用舌状片を取り付け、挿入口側には前
記係止用舌状片の突出部か係合する円周溝を設けるとい
う提案かある。（実開閉６ｌ−１６８３８９）。

［解決しようとする課題］ しかし、上記公知例においては、係＋’を用舌状片か排
気筒の外周面から突出しているため、怪我をしやすいと
共にこの係止用舌状片か何かに引っ掛かったりすると筒
中に抜けてしまうという欠点かある。又、この係止用舌
状片は、その弾性作用°Ｃ溝に係合しているだけのため
、小さな力では抹けないが、大きな力が作用すると係止
用舌状片か独りでに逃げてしまい、この場合も抜けてし
まうという欠点かある。

本発明の目的は、接合及び離脱か筒中で、−口。

固定すると簡単には抜けたりしない給排気筒の接合構造
を提案することである。

［課題を解決するための手段］ 未発明は、」二記目的を達成する手段として、次の如き
構造の給排気筒の接合構造を提案する。

１、外周の一部に切り［Ｊを形成し、この切り【コ内に
先端部か内周方向を向き、かつ外側に一部突出した形状
の弾性材から成る爪を取り付けて成る承け口と、外周の
一部に前記承の先端か係合する円周溝を形成して成る挿
入［」と、前記承け［１の外周において回転自在に外嵌
され、かつその一部に爪の逃げ部を形成しＣ成るストッ
プリングと、かう成る給排気筒の接合構造。

２、外周の一部をコ字状に切り込んで内周方向に先端か
落ち込んだ爪部な形成すると共にこの爪部と対称位ｔに
コ字状の切り込みを入れて解除部を形成して成る承け口
と、外周の一部に前記爪部の先端か係合する円周溝を形
成すると共に前記解除部か内周方向に変位した際に逃げ
ることのできる逃げを形成して成る給排気筒の接合構造
。

１、記接合構造において、１項のものは、ストップリン
グの逃げ部を爪の位置に合せておくと、この承け口内に
挿入口を挿入することかできる。そ　。

して、ストップリングを回転させて逃げ部を爪から外ず
すと、爪はこのストップリングにより押されてその先端
が内周方向に変位し１円周溝内に係合する。この結果、
承け口内に挿入された挿入口は抜は出なくなる。そして
、ストップリングを回転させて逃げ部を爪に合せると、
爪が半径方向にフリーとなり、その弾性て円周溝から先
端か外れる。この結果、承け「１から挿入口を抜き出す
ことがＣきるようになる。

２項の場合は、承け口内に挿入口を挿入すると、爪部か
挿入口側の円周溝に係合し、この状態で結合され、その
ままでは抜けない。そこで、抜く場合には爪部と反対側
の解除部を押し込むと、この解除部に作用した力か爪部
側に反力として作用し、爪部側が浮き上り１円周溝から
外ずれる。

この結果、承け口から挿入口を抜き出すことができるよ
うになる。

［実施例］ 図は本発明の実施例を示し、第１〜３図は請求項１に対
応し、第４〜６図は請求項２に対応する。

ｌは承け口にして、定尺の給気筒又は排気筒の一端であ
る。２は前記承け口ｌ内に挿入される他の定尺の給気筒
又は排気筒の一端である。したがって、通常の給排気筒
の場合、この承け口１が一端に、挿入口２が他端に構成
されている。

３は承け口■の外周の一部に形成した切り口にし”乙こ
の切り［■３には内周方向にその先端４′を向け、かつ
外方向に突出部５を形成した爪（ストッパー）４が取り
付けられている。爪４は弾性材で作られており、無負荷
時においては承け口ｌの内面から先端イが逃れている。

６は挿入口２の外周に形成された円周溝（係合溝）にし
て、前記承け口ｌ内に挿入された際に丁度前記承４の先
ｉｓか係る位置である。

７は前記挿入（−１１の一部に形成した０リング８の収
容部である。

９は前記承け口１の外側に嵌挿することのてきるストッ
プリングにして、この一部には前記承４が外側に逃げる
ことのできる逃げ部ｌＯが形成されている。

上記実施例においては承け口１内に挿入口２を挿入し、
第３図に示すようにストップリング９を承け１２」−に
外嵌させると、このストップリング９により爪４が内方
に押し込まれ、その先端４′か円周溝６内に係合する。

この結果、承け＋１１と挿入口２か固定され、実験によ
ると直径１．０Ｏｍ／ｍの筒において４０ｋｇ以上の強
度が確保される。

そして、抜く場合には第２図に示すようにストップリン
ク９を回転し、その逃げ部１０を爪４に合せると、爪４
はその弾性で元の位置に復帰し、円周溝６から先端４′
が外れる。この結果、挿入口２を筒中に抜くことができ
る。

第４図において、Ｉ　Ｑ’は承け口ｌ側の外周の一部に
コ字状の切り込み１１を入れて形成した爪部（ストッパ
ー）にして、この爪部Ｉ　Ｑ’は内周方向に突出するよ
うに形成されている。

１２は前記爪部Ｉ　Ｑ’と対称位芒（反対側に向けて）
入れた切り込み１３により形成された解除部（押し部）
にして、前記爪部１０′と解除部１２間には承け口ｌと
の継がり１４が形成されている。

１５は挿入口２側の外周面であって承け口ｌ内に挿入し
た際に前記解除部１２と対向する部分に形成した逃げで
ある。

この実施例においては、承け口ｌ内に挿入口２を挿入す
ると、第５図に示すように爪部Ｉ　Ｑ’が挿入口２側の
円周溝６内に係合し、挿入１」２は抜けない。

そして、抜く場合には第６図に示すように解除部１２を
指て押し込むと、この解除部１２は逃げ１５に沿って内
方に押し込まれ、この反力か爪部Ｉ　Ｑ’に作用してこ
の爪部Ｉ　Ｑ’側が浮きＬす、円周溝６から逃れる。

この結果、挿入口２は抜くことがてきるようになる。

なお、第１〜３図に示した実施例の場合、爪及びストッ
プリングの逃げ部は複数箇所に設けてもよいが、第４〜
６図の実施例の場合は、同時に２箇所以上の押し込みを
行いながら抜く行為を行うことは作業上面倒なので１箇
所の方がよい。

［本発明の効果］ 本発明は以上の如き構成と作用により、次の如き効果を
奏することかできる。

ａ、請求項１において、爪はストップリングによりその
逃げか阻止されているため、−・旦円周溝に係合すると
決して外ずれない。

この結果、施工後に給排気筒が抜けたりする心配がない
と共にストップリンクを回転させて爪から逃がすことに
より、爪はその弾性で円周溝から外ずれるので、−旦接
合した後においても筒中に抜くことかできる。

ｂ、請求項２において、爪部と解除部は承け口に切り込
みを入れて形成するため、他の材料が承け口の外周表面
に突出したすせず、又何かか引っ掛かったりすることも
ないので、不用意に抜けたりすることがないと共に他に
部品を必要としないため安価に製作できる。

Ｃ６請求項２において、解除部を押すと反力で爪部か浮
き上がるので、−８結合した後で抜くのに手間が要らな
い。

【図面の簡単な説明】

第１図はストップリングを利用して爪を固定する接合構
造の実施例を示す分解斜視図、第２図は承け口に挿入口
を挿入し、爪をストップリングの逃げ部に逃がした状態
の断面図、第３図は第２図においてストップリングを回
転させて爪を円周溝に係合させた状況を示す断面図、第
４図は承けロ　−に直接爪部と解除部を形成した他の実
施例を示す接合構造の分解斜視図、第５図は承け口内に
挿入口を挿入し、固定した状況を示す断面図、第６図は
解除部を指で押して爪部を解除している状況を示す断面
図である。 ｌ・・・・・・承け口 ２・・・・・・挿入口 ４・・・・・・爪（ストッパー） ６・・・・・・円周溝（係合溝） ９・・・・−・ストップリング Ｉ　Ｑ’・・・爪部（ストッパー） １２・・・解除部 １５・・・逃げ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、外周の一部に切り口を形成し、この切り口内に先端
   部が内周方向を向き、かつ外側に一部突出した形状の弾
   性材から成る爪を取り付けて成る承け口と、 外周の一部に前記爪の先端が係合する円周溝を形成して
   成る挿入口と、 前記承け口の外周において回転自在に外嵌され、かつそ
   の一部に爪の逃げ部を形成して成るストップリングと、 から成る給排気筒の接合構造。 ２、外周の一部をコ字状に切り込んで内周方向に先端が
   落ち込んだ爪部を形成すると共にこの爪部と対称位置に
   コ字状の切り込みを入れて解除部を形成して成る承け口
   と、 外周の一部に前記爪部の先端が係合する円周溝を形成す
   ると共に前記解除部が内周方向に変位した際に逃げるこ
   とのできる逃げを形成して成る給排気筒の接合構造。