JPH10154261A - 自動取引装置並びに自動取引装置における操作画面表示方法 - Google Patents

自動取引装置並びに自動取引装置における操作画面表示方法

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JPH10154261A
JPH10154261A JP8300289A JP30028996A JPH10154261A JP H10154261 A JPH10154261 A JP H10154261A JP 8300289 A JP8300289 A JP 8300289A JP 30028996 A JP30028996 A JP 30028996A JP H10154261 A JPH10154261 A JP H10154261A
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JP
Japan
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input
user
data
transaction
key
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JP8300289A
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English (en)
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Masakazu Okazaki
正和 岡崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、操作方法が簡単で、利用者の入力
操作の回数を低減できる自動取引装置を提供するもので
ある。 【解決手段】この発明の自動取引装置1は、入力方法が
記録されている記録媒体である磁気カードまたは通帳あ
るいは振込券から入力方法を読み取る磁気カードリーダ
部14または通帳プリント部15、この読み取られた入
力方法に基づいてデータを入力するために利用されるタ
ッチパネルの表示をを指書き入力画面とキー入力画面の
いづれかに切り換える接客ユニット18、利用者による
直前の利用または関連した入力項目に対応する入力方法
を記憶するRAM22を有し、利用者の入力方法が指書
きであるか、キー入力であるか、あるいは特定の入力に
関して切り替えがあるか等に応じて最適な入力画面を表
示させることで、利用者が取引に際して入力方法の切り
替えることすなわち入力操作の回数を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば銀行な
どの金融機関で用いられ、不特定多数の利用者が操作す
る現金自動預出金機等の自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、利用者の口座情報が記録された磁
気カードあるいは通帳のデータを利用して、ホストコン
ピュータ (センタ) とオンライン交信することにより、
利用者の要求する現金を払い出す現金自動支払機および
現金の払い出しに加えて現金の入金が可能な現金自動預
出金機等の多くの自動取引装置が、銀行窓口の自動化機
器として急速に発達し、利用者に迅速なサービスを展開
している。
【0003】また、最近では、現金を受入れて他の銀行
口座に振込んだり、カードあるいは通帳により特定され
る自己の口座から所定金額を他の銀行口座に振込んだり
する振込取引が可能な多機能現金自動取引装置が開発さ
れ、実用化されている。
【0004】このような、不特定の利用者が使う自動取
引装置において、たとえば振込取引の場合、振込先であ
る金融機関名および支店名、振込人名ならびに受取人名
は、ひらがなまたはカタカナが所定の配置で配列された
50音キーを多数回連続して操作することにより入力さ
れる。なお、今日、タッチパネル方式の表示装置に、指
書きによりひらがなまたはカタカナの入力が可能な自動
取引装置も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、50音キー
を多数回連続して操作することは、画面上の多数のキー
から所望のキーを選び出すことであり、入力操作に要求
される時間がかかることが多く、利用者から見れば必ず
しもサービスの向上につながるものでもない。
【0006】また、タッチパネル方式の表示装置が搭載
されている場合であって、指書きが可能である自動取引
装置に対して指書きで入力する際にも、自動取引装置の
指示に沿って指書きモードを選択 (入力) する必要があ
る。この場合、利用者が入力モードの切り換え操作に気
づかないと、指書きにより入力が可能な自動取引装置の
機能が十分に発揮されないばかりか、入力操作が長びく
ことの多い50音キーによる入力操作により利用者によ
る自動取引装置の占有時間が増大し、自動取引装置の稼
働率が低下する問題がある。このことは、利用者から見
ると待ち時間の増大に外ならず、ひいてはサービスの低
下につながる問題がある。
【0007】この発明の目的は、操作方法が簡単で、利
用者の入力操作の回数を低減できる自動取引装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、利用者に対して操作案内画面
を表示する表示手段を有し、この表示手段に表示される
操作案内画面に従い、利用者により指示された取引を自
動的に行なう自動取引装置において、前記表示手段に表
示される操作案内画面に従い、利用者が取引内容等を指
示する際に、利用者に対して複数の入力方法から1つの
入力方法を選択する選択手段と、この選択手段により選
択された入力方法を利用者が所有する利用者固有の記録
媒体に記憶させる処理手段と、を具備したことを特徴と
する自動取引装置を提供するものである。
【0009】また、この発明は、利用者に対して操作案
内画面を表示する表示手段を有し、この表示手段に表示
される操作案内画面に従い、利用者により指示された取
引を自動的に行なう自動取引装置において、前記表示手
段に表示される操作案内画面に従い、利用者が取引内容
等を指示する際に、利用者に対して複数の入力方法から
1つの入力方法を選択する選択手段と、この選択手段に
より選択された入力方法を利用者が所有する利用者固有
の記録媒体に記憶させる処理手段と、次回取引時、前記
処理手段により利用者の入力方法が記録されている記録
媒体が挿入された場合、この記録媒体に記憶されている
入力方法を読み出す読出手段と、この読出手段により読
み出された入力方法に基づいて、前記表示手段に表示さ
れる操作案内画面の表示画面を変更させる表示制御手段
と、を具備したことを特徴とする自動取引装置を提供す
るものである。
【0010】さらに、この発明は、利用者に対して操作
案内画面を表示する表示手段と、前記表示手段を介して
利用者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力させる
ことにより、利用者に対して取引に必要なデータを入力
させる第1の入力手段と、前記表示手段に対して、数値
キーまたは50音キーを表示させることにより、利用者
に対して取引に必要なデータを入力させる第2の入力手
段と、利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身
が所有する記録媒体を受入れる受入部と、利用者に対し
て、取引に必要なデータを入力する際に、前記第1の入
力手段を用いてデータを入力するかまたは前記第2の入
力手段を用いてデータを入力するかを選択させる選択手
段と、この選択手段で選択された入力方法を前記受入部
により受入れられた記録媒体に記憶させる処理手段と、
を具備したことを特徴とする自動取引装置を提供するも
のである。
【0011】またさらに、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、前記表示手段を介
して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力さ
せることにより、利用者に対して取引に必要なデータを
入力させる第1の入力手段と、この第1の入力手段によ
り入力された文字を認識する認識手段と、この認識手段
にて認識された文字を前記表示手段に表示させる表示制
御手段と、前記表示手段に対して、数値キーまたは50
音キーを表示させることにより、利用者に対して取引に
必要なデータを入力させる第2の入力手段と、利用者が
所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有する記録
媒体を受入れる受入部と、利用者に対して、取引に必要
なデータを入力する際に、前記第1の入力手段を用いて
データを入力するかまたは前記第2の入力手段を用いて
データを入力するかを選択させる選択手段と、この選択
手段で選択された入力方法を前記受入部により受入れら
れた記録媒体に記憶させる処理手段と、次回取引時、前
記処理手段により利用者の入力方法が記録されている記
録媒体が挿入された場合、この記録媒体に記憶されてい
る入力方法を読み出す読出手段と、この読出手段により
読み出された入力方法に基づいて、前記第1の入力手段
または前記第2の入力手段による入力処理を実行させる
制御手段と、を具備したことを特徴とする自動取引装置
を提供するものである。
【0012】さらにまた、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、利用者が取引内容
を指示する際に、前記表示手段を介して利用者により文
字等の筆跡を示す情報を直接入力させることにより取引
内容を指示させる第1の入力手段と、前記表示手段に対
して取引内容を示す複数のキーを表示させることによ
り、これら複数のキーにより取引内容を指示させる第2
の入力手段とを有して、前記第1の入力手段または前記
第2の入力手段からの入力を可能とする取引指示手段
と、利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身が
所有し、利用者により取引内容を指示する際の入力方法
が記録されている記録媒体を受入れる受入部と、この受
入部により受入れられた記録媒体に記憶されている利用
者の取引内容を指示する際の入力方法を読み出す読出手
段と、この読出手段により読み出された入力方法に基づ
いて、前記第1の入力手段または前記第2の入力手段に
よる入力処理を実行するように前記取引指示手段を制御
する制御手段と、を具備したことを特徴とする自動取引
装置を提供するものである。
【0013】またさらに、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、利用者が実行する
取引に関する金額データを入力する際に、前記表示手段
を介して利用者により数値等の筆跡を示す情報を直接入
力することにより金額データを入力させる第1の入力手
段と、前記表示手段に対して数値キーを表示させること
により、この数値キーにより金額データを入力させる第
2の入力手段とを有して、前記第1の入力手段または前
記第2の入力手段からの入力を可能とする数値データ入
力手段と、利用者が所定の取引を実行する際に、利用者
自身が所有し、利用者により取引内容を指示する際の入
力方法が記録されている記録媒体を受入れる受入部と、
この受入部により受入れられた記録媒体に記憶されてい
る利用者の金額データを入力する際の入力方法を読み出
す読出手段と、この読出手段により読み出された入力方
法に基づいて、前記第1の入力手段または前記第2の入
力手段による入力処理を実行するように前記数値データ
入力手段を制御する制御手段と、を具備したことを特徴
とする自動取引装置を提供するものである。
【0014】さらにまた、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、利用者の名称等の
文字データを入力する際に、前記表示手段を介して利用
者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力することに
より文字データを入力させる第1の入力手段と、前記表
示手段に対して50音キーを表示させることにより、こ
の50音キーにより文字データを入力させる第2の入力
手段とを有して、前記第1の入力手段または前記第2の
入力手段からの入力を可能とする文字データ入力手段
と、利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身が
所有し、利用者により取引内容を指示する際の入力方法
が記録されている記録媒体を受入れる受入部と、この受
入部により受入れられた記録媒体に記憶されている利用
者の文字データを入力する際の入力方法を読み出す読出
手段と、この読出手段により読み出された入力方法に基
づいて、前記第1の入力手段または前記第2の入力手段
による入力処理を実行するように前記文字データ入力手
段を制御する制御手段と、を具備したことを特徴とする
自動取引装置を提供するものである。
【0015】またさらに、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、利用者が実行する
取引に関する金額データ等の数値データを入力する際
に、前記表示手段を介して利用者により数値等の筆跡を
示す情報を直接入力することにより数値データを入力さ
せる第1の数値入力手段と、前記表示手段に対して数値
キーを表示させることにより、この数値キーにより数値
データを入力させる第2の数値入力手段とを有して、前
記第1の数値入力手段または前記第2の数値入力手段か
らの入力を可能とする数値データ入力手段と、利用者の
名称等の文字データを入力する際に、前記表示手段を介
して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力す
ることにより文字データを入力させる第1の文字入力手
段と、前記表示手段に対して50音キーを表示させるこ
とにより、この50音キーにより文字データを入力させ
る第2の文字入力手段とを有して、前記第1の入力手段
または前記第2の入力手段からの入力を可能とする文字
データ入力手段と、利用者が所定の取引を実行する際
に、利用者自身が所有する記録媒体を受入れる受入部
と、利用者が金額データ等の数値データを入力する際
に、前記数値データ入力手段の前記第1の数値入力手段
を用いてデータを入力するかまたは前記第2の数値入力
手段を用いてデータを入力するかを選択させる第1の選
択手段と、利用者が利用者の名称等の文字データを入力
する際に、前記文字データ入力手段の前記第1の文字入
力手段を用いてデータを入力するかまたは前記第2の文
字入力手段を用いてデータを入力するかを選択させる第
2の選択手段と、前記第1の選択手段並びに前記第2の
選択手段にて選択された入力方法を前記受入部により受
入れられた記録媒体に記憶させる処理手段と、を具備し
たことを特徴とする自動取引装置を提供するものであ
る。
【0016】さらにまた、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、利用者が実行する
取引に関する金額データ等の数値データを入力する際
に、前記表示手段を介して利用者により数値等の筆跡を
示す情報を直接入力することにより数値データを入力さ
せる第1の数値入力手段と、前記表示手段に対して数値
キーを表示させることにより、この数値キーにより数値
データを入力させる第2の数値入力手段とを有して、前
記第1の数値入力手段または前記第2の数値入力手段か
らの入力を可能とする数値データ入力手段と、利用者の
名称等の文字データを入力する際に、前記表示手段を介
して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力す
ることにより文字データを入力させる第1の文字入力手
段と、前記表示手段に対して50音キーを表示させるこ
とにより、この50音キーにより文字データを入力させ
る第2の文字入力手段とを有して、前記第1の入力手段
または前記第2の入力手段からの入力を可能とする文字
データ入力手段と、利用者が所定の取引を実行する際
に、利用者自身が所有する記録媒体を受入れる受入部
と、利用者が金額データ等の数値データを入力する際
に、前記数値データ入力手段の前記第1の数値入力手段
を用いてデータを入力するかまたは前記第2の数値入力
手段を用いてデータを入力するかを選択させる第1の選
択手段と、利用者が利用者の名称等の文字データを入力
する際に、前記文字データ入力手段の前記第1の文字入
力手段を用いてデータを入力するかまたは前記第2の文
字入力手段を用いてデータを入力するかを選択させる第
2の選択手段と、前記第1の選択手段並びに前記第2の
選択手段にて選択された入力方法を前記受入部により受
入れられた記録媒体に記憶させる処理手段と、次回取引
処理時に、前記処理手段により利用者の金額データ並び
に文字データの入力方法が記録されている記録媒体が挿
入された場合、この記録媒体に記憶されている入力方法
を読み出す読出手段と、この読出手段により読み出され
た入力方法に基づいて、数値データ入力時においては、
前記第1の数値入力手段または前記第2の数値入力手段
による入力処理を実行するように前記数値データ入力手
段を制御し、かつ文字データ入力時には、前記第1の文
字入力手段または前記第2の文字入力手段による入力処
理を実行するように前記文字データ入力手段を制御する
制御手段と、を具備することを特徴とする自動取引装置
を提供するものである。
【0017】またさらに、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段を有し、この表示手段
に表示される操作案内画面に従い、利用者により指示さ
れた取引を自動的に行なう自動取引装置において、前記
表示手段に表示される操作案内画面に従い、利用者が取
引内容等を指示する際に、利用者に対して複数の入力方
法から1つの入力方法を選択し、この選択された入力方
法を利用者が所有する利用者固有の記録媒体に記憶し、
次回取引時、利用者の入力方法が記録されている記録媒
体が挿入された場合、この記録媒体に記憶されている入
力方法を読み出し、この読み出された入力方法に基づい
て、前記表示手段に表示される操作案内画面の表示画面
を変更することを特徴とする自動取引装置における操作
画面表示方法を提供するものである。
【0018】さらにまた、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、前記表示手段を介
して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力さ
せることにより、利用者に対して取引に必要なデータを
入力させる第1の入力手段と、前記表示手段に対して、
数値キーまたは50音キーを表示させることにより、利
用者に対して取引に必要なデータを入力させる第2の入
力手段と、を具備する自動取引装置において、利用者が
所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有する記録
媒体を受入れ、利用者に対して、取引に必要なデータを
入力する際に、前記第1の入力手段を用いてデータを入
力するかまたは前記第2の入力手段を用いてデータを入
力するかを選択させ、この選択された入力方法を前記記
録媒体に記憶させることを特徴とする自動取引装置にお
ける操作画面表示方法を提供するものである。
【0019】またさらに、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、前記表示手段を介
して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力さ
せることにより、利用者に対して取引に必要なデータを
入力させる第1の入力手段と、前記表示手段に対して、
数値キーまたは50音キーを表示させることにより、利
用者に対して取引に必要なデータを入力させる第2の入
力手段と、を具備する自動取引装置において、利用者が
所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有する記録
媒体を受入れ、利用者に対して、取引に必要なデータを
入力する際に、前記第1の入力手段を用いてデータを入
力するかまたは前記第2の入力手段を用いてデータを入
力するかを選択させ、この選択された入力方法を前記記
録媒体に記憶し、次回取引時、利用者の入力方法が記録
されている記録媒体が挿入された場合、この記録媒体に
記憶されている入力方法を読み出し、この読出手段によ
り読み出された入力方法に基づいて、前記第1の入力手
段または前記第2の入力手段による入力処理を実行させ
ることを特徴とする自動取引装置における操作画面表示
方法を提供するものである。
【0020】さらにまた、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、利用者が実行する
取引に関する金額データ等の数値データを入力する際
に、前記表示手段を介して利用者により数値等の筆跡を
示す情報を直接入力することにより数値データを入力さ
せる第1の数値入力手段と、前記表示手段に対して数値
キーを表示させることにより、この数値キーにより数値
データを入力させる第2の数値入力手段とを有して、前
記第1の数値入力手段または前記第2の数値入力手段か
らの入力を可能とする数値データ入力手段と、利用者の
名称等の文字データを入力する際に、前記表示手段を介
して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力す
ることにより文字データを入力させる第1の文字入力手
段と、前記表示手段に対して50音キーを表示させるこ
とにより、この50音キーにより文字データを入力させ
る第2の文字入力手段とを有して、前記第1の入力手段
または前記第2の入力手段からの入力を可能とする文字
データ入力手段と、を具備する自動取引装置において、
利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有
する記録媒体を受入れ、利用者が金額データ等の数値デ
ータを入力する際には、前記数値データ入力手段の前記
第1の数値入力手段を用いてデータを入力するかまたは
前記第2の数値入力手段を用いてデータを入力するかを
選択させ、利用者が利用者の名称等の文字データを入力
する際には、前記文字データ入力手段の前記第1の文字
入力手段を用いてデータを入力するかまたは前記第2の
文字入力手段を用いてデータを入力するかを選択させ、
これら数値データの入力方法並びに文字データの入力方
法を前記記録媒体に記憶し、次回取引処理時に、利用者
の金額データ並びに文字データの入力方法が記録されて
いる記録媒体が挿入された場合、この記録媒体に記憶さ
れている入力方法を読み出し、この読み出された入力方
法に基づいて、数値データ入力時においては、前記第1
の数値入力手段または前記第2の数値入力手段による入
力処理を実行するように前記数値データ入力手段を制御
し、かつ文字データ入力時には、前記第1の文字入力手
段または前記第2の文字入力手段による入力処理を実行
するように前記文字データ入力手段を制御することを特
徴とする自動取引装置における操作画面表示方法を提供
するものである。
【0021】またさらに、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、前記表示手段を介
して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力さ
せることにより、利用者に対して取引に必要なデータを
入力させる第1の入力手段と、前記表示手段に対して、
数値キーまたは50音キーを表示させることにより、利
用者に対して取引に必要なデータを入力させる第2の入
力手段と、利用者に対して、データを入力する際に、前
記第1の入力手段によりデータを入力するか、前記第2
の入力手段によりデータを入力するかを選択させる選択
手段と、前記選択手段により前記第1の入力手段による
データの入力が選択された場合には、利用者が文字等を
直接入力する入力画面を前記表示手段に表示し、前記選
択手段により前記第2の入力手段によるデータの入力が
選択された場合には、数値キーまたは50音キーを前記
表示手段に表示する表示制御手段と、を具備したことを
特徴とする自動取引装置を提供するものである。
【0022】さらにまた、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、前記表示手段を介
して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力さ
せることにより、利用者に対して取引に必要なデータを
入力させる第1の入力手段と、前記表示手段に対して、
数値キーまたは50音キー等の入力キーを表示させるこ
とにより、利用者に対して取引に必要なデータを入力さ
せる第2の入力手段と、利用者が取引内容を入力する際
に、利用者に対して、前記第1の入力手段により取引内
容を入力するか、前記第2の入力手段により取引内容を
入力するかを選択させる選択手段と、前記選択手段によ
り前記第1の入力手段による取引内容の入力が選択され
た場合には、利用者が文字等を直接入力する入力画面を
前記表示手段に表示し、前記選択手段により前記第2の
入力手段による取引内容の入力が選択された場合には、
数値キーまたは50音キー等の入力キーを前記表示手段
に表示する第1の表示制御手段と、利用者により取引内
容が選択された後、次に取引に必要なデータを入力する
際に、利用者が前記選択手段により前記第1の入力手段
により取引内容の入力を行なっている場合には、利用者
が文字等を直接入力する入力画面を前記表示手段に優先
的に表示し、利用者が前記選択手段により前記第2の入
力手段により取引内容の入力を行なっている場合には、
数値キーまたは50音キー等の文字キーを前記表示手段
に優先的に表示する第2の表示制御手段と、を具備した
ことを特徴とする自動取引装置を提供するものである。
【0023】またさらに、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、前記表示手段を介
して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力さ
せることにより、利用者に対して取引に必要なデータを
入力させる第1の入力手段と、前記表示手段に対して、
数値キーまたは50音キー等の入力キーを表示させるこ
とにより、利用者に対して取引に必要なデータを入力さ
せる第2の入力手段と、利用者に対して、データを入力
する際に、前記第1の入力手段によりデータを入力する
か、前記第2の入力手段によりデータを入力するかを選
択させる選択手段と、前記選択手段により前記第1の入
力手段によるデータの入力が選択された場合には、利用
者が文字等を直接入力する入力画面を前記表示手段に表
示し、前記選択手段により前記第2の入力手段によるデ
ータの入力が選択された場合には、数値キーまたは50
音キー等の入力キーを前記表示手段に表示する第1の表
示制御手段と、次に取引に必要なデータを入力する際
に、利用者による直前のデータ入力を前記第1の入力手
段を用いて行なっている場合には、利用者が文字等を直
接入力する入力画面を前記表示手段に優先的に表示し、
前記第2の入力手段を用いて行なっている場合には、数
値キーまたは50音キー等の文字キーを前記表示手段に
優先的に表示する第2の表示制御手段と、を具備したこ
とを特徴とする自動取引装置を提供するものである。
【0024】さらにまた、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、前記表示手段を介
して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力さ
せることにより、利用者に対して取引に必要なデータを
入力させる第1の入力手段と、前記表示手段に対して、
数値キーまたは50音キー等の入力キーを表示させるこ
とにより、利用者に対して取引に必要なデータを入力さ
せる第2の入力手段と、利用者に対して、データを入力
する際に、前記第1の入力手段によりデータを入力する
か、前記第2の入力手段によりデータを入力するかを選
択させる選択手段と、前記選択手段により前記第1の入
力手段によるデータの入力が選択された場合には、利用
者が文字等を直接入力する入力画面を前記表示手段に表
示し、前記選択手段により前記第2の入力手段によるデ
ータの入力が選択された場合には、数値キーまたは50
音キー等の入力キーを前記表示手段に表示する第1の表
示制御手段と、次に取引に必要なデータを入力する際
に、利用者による直前のデータ入力を前記第1の入力手
段を用いて行なっている場合には、利用者が文字等を直
接入力する入力画面を前記表示手段に優先的に表示し、
前記第2の入力手段を用いて行なっている場合には、数
値キーまたは50音キー等の文字キーを前記表示手段に
優先的に表示する第2の表示制御手段と、前記第2の表
示制御手段にて、利用者が文字等を直接入力する入力画
面を前記表示手段に表示している際に、利用者に対して
前記第2の入力手段を用いてデータを入力することを選
択可能とする第1の選択処理手段と、前記第2の表示制
御手段にて、数値キーまたは50音キー等の文字キーを
前記表示手段に表示している際に、利用者に対して前記
第1の入力手段を用いてデータを入力することを選択可
能とする第2の選択処理手段と、を具備したことを特徴
とする自動取引装置を提供するものである。
【0025】またさらに、この発明は、利用者に対して
操作案内画面を表示する表示手段と、前記表示手段を介
して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力さ
せることにより、利用者に対して取引に必要なデータを
入力させる第1の入力手段と、前記表示手段に対して、
数値キーまたは50音キー等の入力キーを表示させるこ
とにより、利用者に対して取引に必要なデータを入力さ
せる第2の入力手段と、利用者に対して、データを入力
する際に、前記第1の入力手段によりデータを入力する
か、前記第2の入力手段によりデータを入力するかを選
択させる選択手段と、前記選択手段により前記第1の入
力手段によるデータの入力が選択された場合には、利用
者が文字等を直接入力する入力画面を前記表示手段に表
示し、前記選択手段により前記第2の入力手段によるデ
ータの入力が選択された場合には、数値キーまたは50
音キー等の入力キーを前記表示手段に表示する第1の表
示制御手段と、次に取引に必要なデータを入力する際
に、入力されるデータが文字データかまたは数値データ
かに応じて、利用者による直前のデータの入力方法に係
わらず、利用者が同じ種類にデータを入力していた際
に、前記第1の入力手段を用いていた場合には、利用者
が文字等を直接入力する入力画面を前記表示手段に優先
的に表示し、前記第2の入力手段を用いていた場合に
は、数値キーまたは50音キー等の文字キーを前記表示
手段に優先的に表示する第2の表示制御手段と、を具備
したことを特徴とする自動取引装置を提供するものであ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について詳細に説明する。
【0027】図1は、この実施の形態に係る自動取引装
置 (たとえば銀行の営業店に設置され、入金、出金、振
込、振替、残高照会、通帳記入などの取引が可能な現金
自動預出金機) 1の外観を示すものである。
【0028】図1に示されるように、自動取引装置1
は、筐体2を有している。
【0029】筐体2の前面には、略L字形状の接客操作
部3が形成されている。
【0030】接客操作部3の垂直面3aには、取引媒体
としての磁気通帳を受入れる通帳口4および暗証番号や
口座番号などが記録されている取引媒体としての磁気カ
ードまたは振込取引時の振込券を受入れるとともに取引
内容を印字した明細票 (レシート) を排出するカード口
5などが設けられている。
【0031】接客操作部3の水平面3bには、多数枚の
紙幣を一括して投入しうるとともに出金された紙幣を一
括して払い出すための紙幣口7および同様に硬貨の受け
渡しに利用される硬貨口8が設けられている。
【0032】また、接客操作部3の水平面3bには、表
面に指を接触することにより所定の情報が入力できる矩
形状の透明なタッチパネル9bおよびタッチパネル9b
の下面に相対向して矩形状の表示画面を提供するカラー
CRT表示装置が配置された表示部9aからなる顧客用
表示操作部9が設けられていてる。
【0033】表示部9aは、操作案内手順、その他の情
報を文字、文字列、イラストまたは画像情報をカラーで
表示して利用者の操作を誘導するとともに取引に必要な
各種情報を入力するためのカナ、数字、英字などの各種
操作キーを表示し、表示された操作キーに対応するタッ
チパネル9bのセグメント部位が利用者の指により触れ
られることにより、所望の入力 (各種情報の入力など)
を可能とする。
【0034】タッチパネル9bは、たとえば透明なスク
リーンであり、利用者 (顧客) の指により触れられたパ
ネル上の位置を、たとえば静電容量の変化、赤外線の遮
蔽、あるいは超音波の遮蔽などによって検知するもので
ある。
【0035】タッチパネル9bの一部領域 (ほぼ中央
部) は、振込取引の際、手書き (指書き) による文字入
力領域に割り当てられるようになっている。
【0036】自動取引装置1の内部には、カード口5に
対応する位置に、伝票処理ユニット11および磁気カー
ドリーダ部14が、通帳口4と対応して通帳プリント部
15が、紙幣口7と対応して紙幣入出金ユニット12
が、硬貨口8に対応して硬貨入出金ユニット16が、そ
れぞれ設けられている。また、自動取引装置1の下部に
は、この装置の動作を制御する主制御部20が設けられ
ている。
【0037】図2は、図1に示した自動取引装置の構成
を概略的に示すブロック図である。
【0038】図2に示されるように、自動取引装置1
は、伝票処理ユニット11、紙幣入出金ユニット12、
磁気カードリーダ部14、通帳プリント部15、硬貨入
出金ユニット16、音声案内ユニット17、タッチパネ
ル9bおよび表示部9aを含む接客ユニット18、内部
モニタを含む係員ユニット19、主制御部20、電源部
21、記憶部としてのRAM22、フロッピーディスク
装置23、時計・カレンダ25および伝送制御部26な
どの細分化されたユニットおよび装置を含む。
【0039】伝票処理ユニット11および磁気カードリ
ーダ部14は、カード口5から受入れた磁気カードある
いは振込券の磁気ストライプからデータを読取り、また
取引の結果を書込む。また、取引内容を印字した明細票
(レシート) を発行し、カード口5からカードとともに
排出する。
【0040】紙幣入出金ユニット12は、紙幣口3に一
括して投入された紙幣を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た紙幣を所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払
出す。
【0041】通帳プリント部15は、通帳口9から受入
れた通帳の磁気ストライプからデータを読取り、また取
引の結果を書込む。また、必要に応じて通帳に、要件を
印字する。
【0042】硬貨入出金ユニット16は、硬貨口4に一
括して投入された硬貨を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た硬貨を所定枚数だけ取出して硬貨口4から一括して払
出す。
【0043】音声案内ユニット17は、図示しないスピ
ーカから音声により利用者の操作を誘導する案内を行
う。
【0044】内部モニタ19は、係員に対し、自動取引
装置1の動作状態を通知するとともに、係員による操作
指示の入力などを行う。
【0045】主制御部20は、入金、出金または振込な
どの所定の取引に対応する装置内部の動作を制御すると
ともに、図5ないし図29に示す表示部9aへのさまざ
まな表示のために接客ユニット18を稼働させる。
【0046】また、主制御部20に、必要に応じてリモ
ートモニタ27が接続された場合、自動取引装置1を、
外部または遠方から監視可能とする。なお、リモートモ
ニタ27は、主制御部20によって制御され、内部モニ
タ19とほぼ同じ情報を表示するとともに、万一異状が
発生した場合は、図示しないブザーなどを駆動して、外
部に報知する。
【0047】電源部21は、通常、入力される商用交流
電圧を直流電圧に変換して動作用電源として各部に供給
する。なお、電源部21は、停電が発生した際、商用交
流電圧に代わって動作用電源を供給するためのバッテリ
(図示しない) を有し、図示しない充電回路によって必
要に応じて充電される。
【0048】RAM22は、各種データ、ならびに、た
とえば自動取引装置1の稼働状況や各種の情報および取
引の記録を記録する。
【0049】フロッピーディスク装置23は、振込取引
に必要な金融機関の各種情報、たとえば金融機関名とし
ての銀行名 (場合によっては支店名も) が50音順に記
憶されたデータファイルなどが格納されている。
【0050】伝送制御部25は、通信回線を介してセン
タの預金元帳としてのホストコンピュータ10とオンラ
インで接続され、ホストコンピュータ10と通信して、
払い出し可能金額、暗唱番号の照会および払い出しの許
可などに利用される。
【0051】図3は、接客ユニット18を詳細に説明す
るブロック図である。
【0052】接客ユニット18は、カラーCPT表示部
9aを制御するCRTコントローラ180、タッチパネ
ル9bからの入力情報を制御するタッチパネルコントロ
ーラ181、タッチパネル9bからタッチパネルコント
ローラ181を介して入力された文字と認識辞書格納部
に格納されている認識辞書とを照合して文字認識処理を
行う文字認識部183、文字認識部183によって認識
された文字列と知識辞書格納部184に格納されている
知識辞書とを照合して取り引き項目の文字列を決定する
知識処理部185、接客ユニット18の各部を制御する
CPU187、CPU187の制御プログラムを記憶す
るプログラムメモリ188および各種のデータを記憶す
るメモリ189を有する。
【0053】認識辞書格納部182には、標準の文字パ
ターンが認識辞書として格納されている。
【0054】文字認識部183は、タッチパネル9bへ
の指書きにより入力された文字のパターンと認識辞書格
納部182の認識辞書に格納されている標準の文字パタ
ーンとを照合し、たとえば複合類似度法などのパターン
マッチング法により類似度を求め、類似度の高い第1文
字候補から順に第n次文字候補間で複数の文字候補を決
定する。
【0055】図4は、知識辞書格納部184に格納され
ている知識辞書の一例である取引項目データベースの内
容を示す概略図である。この取引項目データベース18
4aは、取引項目ごとに入力可能文字が格納されてい
る。
【0056】知識処理部185は、文字認識部183が
認識した1または2以上の文字と取引項目データベース
184aの入力可能文字とを照合し、一致した場合に、
その一致した入力可能文字に対応する取引項目を、目的
の取引項目として決定するものである。
【0057】以下、自動取引装置1の動作を、取引項目
の入力、取引金額の入力、または、振込取引における金
融機関名、支店名、口座番号、受取人名、依頼人名、電
話番号および振込金額等に利用される一連の文字、数字
・記号の入力、並びに、入力操作情報の記憶処理に分け
て説明する。
【0058】(1) 取引項目の入力 まず、取引項目の入力について、図5,図6および図7
を用いて説明する。
【0059】図5は、指書きにより取引項目を入力する
顧客待ち画面50を示す図である。顧客待ち画面50に
は、指書きにより文字を1文字毎に入力する指書きエリ
ア51と、確定文字を表示する確定文字表示エリア52
と、図6に後述する釦入力待ち画面60に切り替える
「釦選択」キー53が表示される。
【0060】図6は、釦 (キー) 操作により取引項目を
入力する釦入力待ち画面60を示す図である。
【0061】釦入力待ち画面60には、「カード出
金」、「併用出金」、「カード入金」、「通帳入金」、
「現金振込」、「カード振込」あるいは「残高照会」な
どの名称で示されるさまざまな取引の開始に利用される
取引項目キー61aないし61hが表示される。
【0062】図7は、図1に示した自動取引装置1にお
いて、取引項目の入力またはカードの挿入から取引が開
始されるまでの動作を示すフローチャートである。
【0063】図7に示されるように、自動取引装置1を
起動すると (S1) 、CPU187の制御により、表示
部9aに、図5に示した顧客待ち画面50が表示され、
顧客からの入力またはカードの挿入待ち状態が設定され
る (S2) 。
【0064】ステップS2において、顧客が指書きエリ
ア51に、指書きにより文字を入力すると (S3) 、文
字認識部183により、入力された文字のパターンが、
認識辞書格納部182に格納されている認識辞書と照合
されて、文字が認識される。この文字の認識すなわち文
字認識処理は、たとえばパターンマッチング法の一種で
ある複合類似度法により類似度を求め、類似度の高い順
に複数の文字候補を決定するもので、決定された文字候
補の第1文字候補が確定文字として確定文字表示エリア
52に表示される (S4) 。
【0065】知識処理部185は、ステップS3および
S4により顧客から入力されて確定されて確定文字エリ
ア52に表示される毎に、確定文字表示エリア52に表
示した確定文字で取引項目を特定できるか否かを判断す
る (S5) 。すなわち、確定文字と知識辞書格納部18
4に格納されている取引項目データベース184aとを
照合し、一致すれば、その一致した入力可能文字に対応
する取引項目に確定文字表示エリア52の表示内容を置
き換える。
【0066】例えば、顧客が指書きエリア51に、指書
きにより「出」と入力して、続けて「金」と入力した場
合は、文字認識部183は、それらの第1文字候補とし
て、それぞれ「出」および「金」と認識できた場合、確
定文字表示エリア52に「出金」と表示し、知識処理部
185により、入力された「出金」が取引項目データベ
ース184aの入力可能文字にあるか否かを判断して、
(この例では、) 「出金」に対応する取引項目である
「カード出金」をデータベース184aから読み出し、
確定文字表示エリア52に表示している「出金」を「カ
ード出金」に置き換える。
【0067】ステップS5において、確定文字で取引を
特定できない場合は、エラー表示を行い、再度の入力を
促す。
【0068】確定文字で取引を特定できると、CPU1
87の制御により、特定された取引処理毎に設定されて
いる処理あるいは引き続く入力もしくはホストとのデー
タの受け渡しなどが開始される。
【0069】ステップS2において、顧客が釦選択キー
53を押下すると (S7) 、CPU187の制御によ
り、表示部9aに、図6に示すような釦選択顧客待ち画
面60が表示される (S8) 。
【0070】ステップS8において、顧客が、表示部9
aに表示された図6に示す顧客痔ち画面60に表示され
た目的とする取引項目キー61aないし61hを押下す
ると(S9) 、CPU187の制御により、押下された
取引項目キー61aないし61hに対応する取引処理が
開始される。
【0071】ステップS2において、顧客が図5に示す
順客待ち画面50に対して入力操作を行わずに、カード
挿入口5にカードを挿入すると (Sll) 、カード挿入
口5に接続された磁気カードリーダ部14にてカードの
磁気ストライプに記録されている取引情報が読み取られ
る (S12) 。カードに、たとえば釦選択による入力が
記憶されている場合、CPU187の制御により、図6
に示した釦選択の顧客待ち画面60が表示部9aに表示
される (S12−Yes) 。
【0072】(2) 金額の入力 次に、出金処理について、図8、図9および図10を用
いて説明する。なお、出金処理としては、カード入金、
通帳入金、カード出金、併用出金、現金振込、カード振
込などの名称で示されるさまざまな取引が定義されてい
る。また、これらの取引では、金額入力処理が伴う。
【0073】図8は、指書きにより、金額を入力する金
額入力画面80を示す図である。
【0074】金額入力画面80には、指書きにより文字
を入力する指書きエリア81、入力された文字および桁
文字を表示する入力金額表示部82、金額の桁を特定す
る桁文字が割り当てられた「万」キー83および「千」
キー84、金額を確定 (金額入力の終了を入力) する
「円」キー85、入力された金額の合否を入力する「確
認」キー86、図9を用いて後述する金額入力画面90
に切り替える「数字釦」キー87、画面80による入力
を取り消す「取消」キー88および入力した文字を訂正
する「訂正」キー89が表示される。
【0075】図9は、キー操作により金額を入力する釦
(キー) 入力金額入力画面の表示の一例を示す図であ
る。
【0076】金額入力画面90には、“0”から“9”
のそれぞれの数字に対応する信号を入力する数字キー
(91aないし91j) 、押下された数字キー (91a
ないし91j) により入力された数字列および桁文字を
表示する入力金額表示部92、金額の桁を特定する桁文
字が割り当てられた「万」キー93および「千」キー9
4、金額を確定 (金額入力の終了を入力) する「円」キ
ー95、入力された金額の合否を入力する「確認」キー
96、図8を用いて説明した指書き入力画面80を呼び
出す「指書き」キー97、画面90による入力を取り消
す「取消」キー98および入力した文字を訂正する「訂
正」キー99が表示される。
【0077】図10は、図1に示した自動取引装置1に
おいて、金額入力画面を表示させる過程を示すフローチ
ャートである。
【0078】金額入力を伴う出金または振込などの取引
においては、図7に示した取引項目の入力または振込券
による振込取引の特定により、自動取引装置1における
金額入力表示処理が開始される (S21) と、CPU1
87により、現金による取引か否かが判断され (S2
2) 、取引が「現金振込」であると判断された場合には
(S22−Yes) 、図8に示した指書き金額入力画面
80が表示部9aに表示される (S23) 。
【0079】ステップS22において、「現金振込以
外」と判断された場合、続いて「通帳入金」か否かが判
断され (S24) 、「通帳入金」と判断された場合 (S
24−Yes) には、さらに、通帳の磁気ストライプに
記憶されている入力操作の情報に基づいて、顧客が希望
する入力方法が読み出される (S25) 。
【0080】ステップS24において、「通帳入金以
外」と判断された場合は、磁気カードの磁気ストライプ
に記億されている入力操作の情報に基づいて、顧客が希
望する入力方法が読み出される (S26) 。
【0081】ステップS25あるいはステップS26で
読み出された入力方法が、たとえば指書きによる入力で
ある場合 (S27−Yes) 、CPU187の制御によ
り、表示部9aに、図8に示した入力画面80が表示さ
れる (S23) 。
【0082】ステップS25およびステップS26のい
づれにおいても顧客が希望する入力方法を読み出せなか
った場合あるいは入力方法が記憶されていない場合 (S
27−No) 、CPU187により、『キー操作による
入力方法を優先する』と仮に判断され、表示部9aに、
図9に示した釦選択の金額入力画面90が表示される
(S28) 。
【0083】(3) 振込取引 次に、振込取引における金融機関名、支店名、振込先口
座番号、受取人名、依頼人名、電話番号および振込金額
等に利用される一連の文字、数字・記号の入力処埋につ
いて、詳細に説明する。
【0084】図11は、振込取引の金融機関名を指書き
入力するための入力画面を示す図である。
【0085】金融機関名入力画面110には、指書きに
より文字を入力する指書きエリア111、第2文字候補
以下の文字候補を表示する次候補エリア112a、11
2b、指書きにより入力された文字およびキー入力され
た文字を表示する文字列エリア113、この画面で手続
きを取り消す「手続取消」キー114、図12を用いて
後述する50音のカナで入力可能な金融機関名カナ入力
画面に切り替える「50音」キー115、入力した文字
の誤りを訂正可能とする「文字訂正」キー116および
文字列エリア113に表示された文字を確認するための
「確認」キー117などに代表されるさまざまなキーが
表示される。なお、指書きエリア111を用いて入力可
能な文字は、カタカナ、英字および数字であり、この画
面により、通常の取引に利用されると予想される全ての
入力が可能である。
【0086】図12は、振込取引の金融機関名カナ入力
画面を示す図である。
【0087】金融機関名入力画面120には、50音の
「カナ」キー121、キー入力された文字を表示する文
字列エリア123、この画面での手続きを取り消す「手
続取消」キー124、図11に示した指書き入力画面1
10を呼び出す「指書き」キー125、入力した文字の
誤りを訂正可能とする「文字訂正」キー116および文
字列文字列エリア123に表示された文字を確認する
「確認」キー127などに代表されるさまざまなキーが
表示される。
【0088】図13は、振込取引の金融機関名の支店名
を指書き入力するための入力画面を示す図である。
【0089】支店名入力画面130には、指書きにより
文字を入力する指書きエリア131、第2文字候補以下
の文字候補を表示する次候補エリア132a、132
b、指書きにより入力された文字およびキー入力された
文字を表示する文字列エリア133、この画面で手続き
を取り消す「手続取消」キー134、図14を用いて後
述する50音のカナで入力可能な金融機関名カナ入力画
面に切り替える「50音」キー135、入力した文字の
誤りを訂正可能とする「文字訂正」キー136、前の画
面の表示を呼び出す「もどる」キー137および文字列
エリア133に表示された文字を確認するための「確
認」キー138などに代表されるさまざまなキーが表示
される。なお、指書きエリア131を用いて入力可能な
文字は、カタカナ、英字および数字であり、この画面に
より、通常の取引に利用されると予想される全ての入力
が可能である。
【0090】図14は、振込取引の金融機関名の支店名
をカナキーで入力する画面を示す図である。
【0091】支店名入力画面140には、50音の「カ
ナ」キー141、キー入力された文字を表示する文字列
エリア143、この画面での手続きを取り消す「手続取
消」キー144、図13に示した指書き入力画面130
を呼び出す「指書き」キー145、入力した文字の誤り
を訂正可能とする「文字訂正」キー146、前の画面の
表示を呼び出す「もどる」キー147および文字列文字
列エリア143に表示された文字を確認する「確認」キ
ー148などに代表されるさまざまなキーが表示され
る。
【0092】図15は、指書きにより、口座番号を入力
する口座番号入力画面150を示す図である。
【0093】口座番号入力画面150には、指書きによ
り文字を入力する指書きエリア151、入力された文字
列を表示する口座番号表示部152、前の画面の表示を
呼び出す「もどる」キー155、入力された口座番号の
合否を入力する「確認」キー156、図16を用いて後
述する数字キーによる口座番号入力画面160に切り替
える「数字釦」キー157、この入力画面150による
入力を取り消す「取消」キー158および入力した文字
を訂正する「訂正」キー159が表示される。
【0094】図16は、キー操作により口座番号を入力
する釦 (キー) 入力口座番号入力画面の表示の一例を示
す図である。
【0095】口座番号入力画面160には、“0”から
“9”のそれぞれの数字に対応する信号を入力する数字
キー (161aないし161j) 、押下された数字キー
(161aないし161j) により入力された数字列を
表示する口座番号表示部162、前の画面の表示を呼び
出す「もどる」キー165、入力された口座番号の合否
を入力する「確認」キー166、図15を用いて説明し
た指書き入力画面150を呼び出す「指書き」キー16
7、この入力画面160による入力を取り消す「取消」
キー168および入力した文字を訂正する「訂正」キー
169が表示される。
【0096】図17は、振込取引の受取人名入力画面を
示す図である。
【0097】受取人名入力画面170には、指書きによ
り文字を入力する指書きエリア171、第2文字候補以
下の文字候補を表示する次候補エリア172a、172
b、指書きにより入力された文字およびキー入力された
文字を表示する文字列エリア173、この画面で手続き
を取り消す「手続取消」キー174、スペースを入力す
る「スペース」キー175a、たとえば『株式会社』な
どの所定の文字列を入力する文字列入力キー175bな
いし175d、入力した文字あるいは文字列を訂正する
ための「文字訂正」キー175e、図18を用いて後述
する50音のカナで入力可能な受取人名カナ入力画面に
切り替える「50音」キー176、たとえば『医療法
人』あるいは『財団法人』などの法人の文字列を一括入
力可能な法入選択画面を表示させる「その他法人」キー
177、前の画面の表示を呼び出す「もどる」キー17
8および文字列エリア173に表示された文字を確認す
るための「確認」キー179などに代表されるさまざま
なキーが表示される。なお、「その他法人」キー177
により法人選択画面を呼び出すと、予め記憶されている
複数の法人の呼称の文字列が一括入力できる。また、指
書きエリア171を用いて入力可能な文字は、カタカ
ナ、英字および数字であり、この画面により、通常の取
引に利用されると予想される全ての入力が可能である。
【0098】図18は、振込取引の受取人名カナ入力画
面を示す図である。
【0099】受取人名入力画面180には、50音の
「カナ」キー181、「カナ」キーのそれぞれに、英字
および数字を割り当てた図19に後述する英字および数
字入力画面190に切り替える「英数字」キー182、
キー入力された文字を表示する文字列エリア183、こ
の画面での手続きを取り消す「手続取消」キー184、
スペースを入力する「スペース」キー185a、たとえ
ば『株式会社』などの所定の文字列を入力する文字列入
力キー185bないし185d、入力した文字あるいは
文字列を訂正するための「文字訂正」キー185e、図
17に示した指書き入力画面170を呼び出す「指書
き」キー186、『医療法人』または『財団法人』など
に代表される法人名を一括入力可能な法入選択画面を表
示させる「その他法人」キー187、前の画面の表示を
呼び出す「もどる」キー188および文字列エリア18
3に表示された文字を確認する「確認」キー189など
に代表されるさまざまなキーが表示される。なお、「そ
の他法人」キー187は、予め記憶されている複数の法
人の呼称の文字列が一括入力可能な法人選択画面を呼び
出すものである。
【0100】図19は、振込取引の受取人名英数字入力
画面を示す図である。
【0101】受取人名入力画面190には、英字および
数字を入力する「英字・数字」キー191、図18に示
した50音のカナで入力可能な受取人名カナ入力画面1
80に切り替える「カナ」キー192、キー入力された
文字を表示する文字列エリア193、この画面での手続
きを取り消す「手続取消」キー194、スペースを入力
する「スペース」キー195a、『株式会社』などに代
表される所定の文字列を一括入力可能な文字列入力キー
195bないし195d、入力した文字を訂正するため
の「文字訂正」キー195e、図17に示した指書き入
力で入力可能な受取人名入力画面170に切り換える
「指書き」キー196、たとえば『医療法人』あるいは
『財団法人』などに代表される法人名を一括入力可能な
法人選択画面に切り替える「その他法人」キー197、
前画面の表示を呼び出す「もどる」キー198および文
字列エリア193に表示された文字を確認する「確認」
キー199が表示される。
【0102】図20は、指書きにより、電話番号を入力
する電話番号入力画面200を示す図である。
【0103】電話番号入力画面200には、指書きによ
り数字を入力する指書きエリア201、電話番号の特徴
である市外局番と市内局番の区分のための『−』を入力
するための「−」キー202、入力された数字列を表示
する電話番号表示部203、前の画面の表示を呼び出す
「もどる」キー205、入力された電話番号の合否を入
力する「確認」キー206、図21を用いて以下に示す
数字キーによる電話番号入力画面210に切り替える
「数字釦」キー207、この入力画面200による入力
を取り消す「取消」キー208および入力した数字 (電
話番号) を訂正する「訂正」キー209が表示される。
【0104】図21は、キー操作により電話番号を入力
する釦 (キー) 入力電話番号入力画面の表示の一例を示
す図である。
【0105】電話番号入力画面210には、“0”から
“9”のそれぞれの数字に対応する信号を入力する数字
キー (211aないし211j) 、電話番号の特徴であ
る市外局番と市内局番とを区分する『−』を入力するた
めの「−」キー212、押下された数字キー (211a
ないし211j) により入力された数字列を表示する電
話番号表示部213、前の画面の表示を呼び出す「もど
る」キー215、入力された電話番号の合否を入力する
「確認」キー216、図20を用いて説明した指書き入
力画面200を呼び出す「指書き」キー217、この入
力画面210による入力を取り消す「取消」キー218
および入力した文字を訂正する「訂正」キー219が表
示される。
【0106】図22は、振込取引の依頼人名入力画面を
示す図である。
【0107】依頼人名入力画面220には、指書きによ
り文字を入力する指書きエリア221、第2文字候補以
下の文字候補を表示する次候補エリア222a、222
b、指書きにより入力された文字およびキー入力された
文字を表示する文字列エリア223、この画面で手続き
を取り消す「手続取消」キー224、スペースを入力す
る「スペース」キー225a、たとえば『株式会社』な
どの所定の文字列を入力する文字列入力キー225bな
いし225d、入力した文字あるいは文字列を訂正する
ための「文字訂正」キー225e、図23を用いて後述
する50音のカナで入力可能な依頼人名カナ入力画面に
切り替える「50音」キー226、たとえば『医療法
人』あるいは『財団法人』などの法人の文字列を一括入
力可能な法入選択画面を表示させる「その他法人」キー
227、前の画面の表示を呼び出す「もどる」キー22
8および文字列エリア223に表示された文字を確認す
るための「確認」キー229などに代表されるさまざま
なキーが表示される。なお、「その他法人」キー227
により法人選択画面を呼び出すと、予め記憶されている
複数の法人の呼称の文字列が一括入力できる。また、指
書きエリア221を用いて入力可能な文字は、カタカ
ナ、英字および数字であり、この画面により、通常の取
引に利用されると予想される全ての入力が可能である。
【0108】図23は、振込取引の依頼人名カナ入力画
面を示す図である。
【0109】依頼人名入力画面230には、50音の
「カナ」キー231、「カナ」キーのそれぞれに、英字
および数字を割り当てた図24に後述する英字および数
字入力画面240に切り替える「英数字」キー232、
キー入力された文字を表示する文字列エリア233、こ
の画面での手続きを取り消す「手続取消」キー234、
スペースを入力する「スペース」キー235a、たとえ
ば『株式会社』などの所定の文字列を入力する文字列入
力キー235bないし235d、入力した文字あるいは
文字列を訂正するための「文字訂正」キー235e、図
22に示した指書き入力画面220を呼び出す「指書
き」キー236、『医療法人』または『財団法人』など
に代表される法人名を一括入力可能な法入選択画面を表
示させる「その他法人」キー237、前の画面の表示を
呼び出す「もどる」キー238および文字列エリア23
3に表示された文字を確認する「確認」キー239など
に代表されるさまざまなキーが表示される。なお、「そ
の他法人」キー237は、予め記憶されている複数の法
人の呼称の文字列が一括入力可能な法人選択画面を呼び
出すものである。
【0110】図24は、振込取引の依頼人名英数字入力
画面を示す図である。
【0111】依頼人名入力画面240には、英字および
数字を入力する「英字・数字」キー241、図23に示
した50音のカナで入力可能な依頼人名カナ入力画面2
30に切り替える「カナ」キー242、キー入力された
文字を表示する文字列エリア243、この画面での手続
きを取り消す「手続取消」キー244、スペースを入力
する「スペース」キー245a、『株式会社』などに代
表される所定の文字列を一括入力可能な文字列入力キー
245bないし245d、入力した文字を訂正するため
の「文字訂正」キー245e、図22に示した指書き入
力で入力可能な依頼人名入力画面220に切り換える
「指書き」キー246、たとえば『医療法人』あるいは
『財団法人』などに代表される法人名を一括入力可能な
法人選択画面に切り替える「その他法人」キー247、
前画面の表示を呼び出す「もどる」キー248および文
字列エリア243に表示された文字を確認する「確認」
キー249が表示される。
【0112】図25は、図22ないし図24に示した依
頼人名入力画面のそれぞれを表示させる過程を示すフロ
ーチャートである。
【0113】依頼人名入力画面の表示が開始されると
(S31) 、CPU187の制御によりカードが利用さ
れているか否かが判定され (S32) 、カードが利用さ
れていないと判断された場合 (S32−No) は、図2
2に示した指書き依頼人名入力画面220が、表示部9
aに表示される (S34) 。
【0114】これに対して、ステップS32においてカ
ードが利用されていると判断された場合は、カードの磁
気ストライプに記億されている入力操作に関する情報が
読み出され (S33) 、たとえば『50音による入力方
法が優先』と判断される (S33−Yes) と図23に
示した依頼人名カナ入力画面230が表示され、『指書
きによる入力方法が優先』と判断された場合 (S33−
No) は、図22に示した依頼人名入力画面220が表
示される (S34) 。
【0115】図26は、図7に示した取引項目の入力あ
るいはカードの挿入から取引が開始されるまでの動作の
別の例を示すフローチャートである。
【0116】自動取引装置1を起動すると (S51) 、
図7に示したと同様に、CPU187の制御により、表
示部9aに、図5に示した顧客待ち画面50が表示さ
れ、顧客からの入力またはカードの挿入待ち状態が設定
される (S52) 。
【0117】ステップS51において、図5に示した画
面50の指書きエリアに対し、指書きにより取引項目が
入力される (S53) と、RAM22の所定の領域に、
指書き入力が選択されたことすなわち顧客の入力方法が
指書きであることが記憶される (S54) 。
【0118】ステップS51において、釦選択キー53
が押下される (S55) と、図6に示した釦選択により
取引項目を入力するための画面60が表示され (S5
6) 、続いて、RAM22の所定の領域に、釦入力が選
択されたこと、すなわち顧客の入力方法が釦入力である
ことが記憶される (S57) 。
【0119】続いて、RAM22の所定のエリアに記憶
された入力方法が参照されて顧客の入力方法が読み出さ
れ (S58) 、ステップS53あるいはS56により入
力された取引項目に対応するとともに、ステップS58
で読み出された入力方法に対応する入力画面が表示さ
れ、所定の取引が可能となる。すなわち、入力方法が指
書きである場合 (S58−Yes) 、例えば、図8を用い
て既に示した指書きにより金額を入力する金額入力画面
80が表示される (S59) 。この場合、入力方法がキ
ー操作による場合 (S58−No) 、例えば、図9に既
に説明したキー操作により金額を入力するキー入力金額
入力画面が表示される (S60) 。
【0120】換言すると、顧客待ち画面50において、
顧客により、指書きエリアへの文字の書き込まれること
で指書き入力が選択された場合、RAM22に、指書き
入力であることが記憶され、主制御部20の制御によ
り、接客ユニット18のCRT9aが、引き続く入力項
目のそれぞれを入力可能な指書き入力画面で動作され
る。
【0121】また、顧客待ち画面50において、顧客に
より、キー入力が選択されると、選択された入力方法が
指書き入力である場合、RAM22に、キー入力である
ことが記憶され、主制御部20の制御により、接客ユニ
ット18のCRT9aが、引き続く入力項目のそれぞれ
を、文字あるいは数字等の入力キーにより入力可能な、
キー入力画面で動作される。
【0122】図27は、自動取引装置における動作の別
の例を示すフローチャートである。
【0123】図27に示されるように、自動取引装置1
を起動すると、CPU187の制御により、表示部9a
に、図5に示した顧客待ち画面50が表示され、顧客か
らの入力待ち状態が設定される (S101) 。
【0124】以下、文字入力による「現金振込」取引を
代表させて、取引の入力について、詳細に説明する。
【0125】ステップS101において、例えば、指書
きにより「現金振込」が入力されると、図11に示すよ
うな指書きによる金融機関名入力画面110が表示部9
aに表示される (S102) 。
【0126】ここで、金融機関名入力画面110の指書
きエリア111に指書きにより文字が入力される (S1
03) と、引き続いて、図13を用いて説明した指書き
により支店名を入力可能な支店名入力画面130が表示
される (S104) 。一方、ステップS102におい
て、金融機関名入力画面110の「50音」キー115
が押下される (S105) と、図12に示した指書きに
より金融機関名を入力可能な金融機関名入力画面120
が表示される (S106) 。この入力画面120におい
ては、「カナ」キー121により金融機関名が入力可能
となる。なお、ステップS102において入力画面12
0が選択されてステップS106で入力画面120が表
示されている場合であっても、入力画面120中の「指
書き」キー125が押下されることで (S107) 、再
び、入力画面110が呼び出され、指書きによる金融機
関名の入力が可能となる。
【0127】以下、例えば、ステップS104におい
て、支店名入力画面130の指書きエリア131に、指
書きにより文字が入力される (S108) と、引き続い
て、図15を用いて説明した指書きにより口座番号を入
力可能な口座番号入力画面150が表示される (S10
9) 。また、ステップS102において金融機関名入力
画面110の「50音」キー115が押下 (S105)
され、ステップS106で表示されたキー入力金融機関
名入力画面120により金融機関名が入力された(S1
10) 場合には、入力画面120中の「指書き」キー1
25が押下されないことを条件に、続いて、図14に示
したキー入力により支店名を入力可能な支店名入力画面
140が表示され (S111) 、キー入力により支店名
が入力可能となる。この場合、引き続いて、支店名がキ
ー入力支店名入力画面140の「カナ」キー141によ
り入力される (S112) と、入力画面140中の「指
書き」キー145が押下されないことを条件に、さら
に、キー入力により口座番号が入力可能な口座番号入力
画面160が表示される (S113) 。なお、ステップ
S104で表示された指書き入力支店名入力画面130
において、「50音」キー135が押下された場合 (S
114) 、ステップS111によりキー入力支店名入力
画面140が表示され、キー入力により支店名が入力可
能となる。また、ステップS111で表示されたキー入
力支店名入力画面140において「指書き」キー145
が押下された場合 (S116) 、ステップS104に示
した指書き入力支店名入力画面130が表示され、指書
きにより支店名が入力可能となる。
【0128】以下、ステップS109で表示された指書
き入力口座番号入力画面150により口座番号が入力さ
れた場合 (S117) には、引き続き、指書きにより受
取人を入力可能な入力画面170が表示される (S11
8) 。また、入力画面としてキー入力口座番号入力画面
160が選択されている状態 (S113) で、「カナ」
キー161により口座番号が入力される (S119)
と、入力画面170中の「指書き」キー165が押下さ
れないことを条件に、キー入力により受取人名が入力可
能なキー入力受取人名入力画面180が表示される (S
120) 。なお、この場合、英字・数字により入力可能
な入力画面190を選択して受取人を入力することも可
能である。
【0129】以下、ステップS109で表示された指書
き入力口座番号入力画面150において、「50音」キ
ー155が押下された場合 (S121) 、ステップS1
13によりキー入力口座番号入力画面160が表示さ
れ、キー入力により口座番号が入力可能となる。また、
ステップS113で表示されたキー入力口座番号入力画
面160において「指書き」キー165が押下された場
合 (S122) 、ステップS109に示した指書き入力
口座番号入力画面150が表示され、指書きにより口座
番号が入力可能となる。
【0130】以下、引き続いて、振込取引における各入
力項目すなわち依頼人名、電話番号および振込金額を入
力するための各入力画面が、順に表示される。この場
合、各入力画面は、指書き入力画面が表示されている状
態でその画面中の「カナ」キーが押下されることで、キ
ー入力の入力画面に切り替えられる。また、キー入力の
入力画面が選択されている状態でその画面中の「指書
き」キーが押下されることで、指書き入力の入力画面に
切り替えられる。なお、現在表示されている入力画面に
「もどる」キーが表示されている場合には、「もどる」
キーが押下されることで、一つ前の画面の表示が呼び出
される。
【0131】換言すると、顧客待ち画面50において、
顧客により、指書きエリアへの文字の書き込まれること
で指書き入力が選択された場合、主制御部20の制御に
より、接客ユニット18のCRT9aが、引き続く入力
項目のそれぞれを入力可能な指書き入力画面で動作され
る一方で、同顧客待ち画面50において、顧客により、
キー入力が選択されると、主制御部20の制御により、
接客ユニット18のCRT9aが、引き続く入力項目の
それぞれを、文字あるいは数字等の入力キーにより入力
可能な、キー入力画面で動作される。この場合、それぞ
れの入力画面は、顧客 (利用者) により入力された直前
のデータを入力するために利用された入力画面が優先的
に表示される。なお、各入力画面には、顧客が文字等を
直接入力する入力画面 (指書き入力画面) が表示されて
いる場合は、文字または数字を入力可能なキー入力画面
への切り替えを可能とする切り替えキーが、また、文字
あるいは数字を表示しているキー入力画面が表示されて
いる場合は、指書き入力画面への切り替えを可能とする
切り替えキーが、それぞれ、表示されている。従って、
顧客は、最も入力しやすい入力方法により、取引内容お
よびデータを、短時間で入力可能となる。
【0132】図28は、図27を用いて説明した入力画
面の切り替えのさらに別の例を示すフローチャートであ
る。
【0133】例えば、図27において、口座番号を入力
する際に、図15に示した指書きの入力画面150が選
択された場合 (S201) 、後段で入力する電話番号の
入力に関し、口座番号の入力に引き続く依頼人名の入力
に利用した入力画面の種類に拘らず、口座番号を入力す
る際に利用された入力画面が指書き入力であるかキー入
力であるかを判断 (S202) し、口座番号入力に利用
された入力画面がキー入力である場合 (S202−N
o) には、電話番号入力画面として、図21に示したキ
ー入力電話番号入力画面210を選択 (S203) し、
口座番号の入力に利用された入力画面が指書き入力であ
る場合 (S202−Yes) には、電話番号入力画面とし
て、図20に示した指書きの電話番号入力画面200を
選択 (S204) することで、操作性を向上できる。
【0134】換言すると、顧客により、指書きエリアへ
の文字の書き込まれることで指書き入力が選択された場
合、主制御部20の制御により、接客ユニット18のC
RT9aが、引き続く入力項目のそれぞれを入力可能な
指書き入力画面で動作される一方で、例えば、口座番号
および電話番号のように、「0」〜「9」までの数字を
中心に、文字あるいは数字を表示しているキー入力画面
による入力が好ましいと判断できる入力項目すなわち次
に入力されるデータが文字データかまたは数値データか
に関連して、顧客による直前のデータの入力方法に係わ
らず、先に入力した同種類のデータの入力に際して利用
された入力画面が優先的に表示される。
【0135】一例を示すと、図27および図28に示し
た顧客の入力方法では、取引項目として「現金振込」が
指書き入力で入力されることで、金融機関名の入力画面
は、取引項目の入力と同様に指書き入力画面が表示さ
れ、続いて、支店名の入力画面も指書き入力画面で表示
される。次に、口座番号入力において、キー入力により
口座番号が入力可能な口座番号入力画面が選択されて、
キー入力により口座番号が入力された場合であっても、
引き続く受取人名入力画面は、先の金融機関名の入力画
面および取引項目の入力と同様に指書き入力画面で表示
される。なお、さらに引き続く、依頼人名入力において
も、指書き入力画面が表示される。一方、次に入力され
る電話番号入力の入力画面については、先に入力された
同種類のデータである口座番号入力に利用された入力画
面 (入力方法) が参照されて、キー入力により入力可能
なキー入力画面に切り替えられる。
【0136】すなわち、顧客が希望する入力方法に重み
付けをして、例えば、数字等を入力する入力画面に関し
ては、キー入力の入力画面を選択することで、画面の切
り替えの回数を低減できる。
【0137】(4) 入力操作情報の記憶処理 顧客が、カードまたは通帳を利用して、たとえば、上述
した取引項目の入力や金額入力、振込取引の依頼人名入
力処理のような異なる入力が要求される処理に対して所
定の入力をした場合、顧客が選択した入力方法をカード
あるいは通帳の磁気ストライプに記億する。
【0138】また、上記のように顧客が入力処理で選択
した入力方法を自動に記録する方法に加えて、図29に
示すような入力方法の記憶を顧客に選択させる入力操作
方法記録画面150を、例えば、ホストコンピュータ1
0との交信中などに表示して顧客に優先する入力方法を
選択させ、顧客が利用した媒体すなわちカードまたは通
帳に記憶する。この場合、記憶する媒体としては、カー
ドおよび通帳の他に、顧客が取引で利用する顧客情報を
格納できる媒体であるICカードもしくは振込券などを
利用することもできる。
【0139】なお、図29に示すような入力方法の記録
のメニュー画面において、例えば、指書きによる入力が
選択された場合、次の画面で、例えば、『金額入力を指
書き入力として記憶します』などの表示が表示され、続
いて、『依頼人名入力も指書き入力で宜しいですか』等
の問い合わせが表示される。これに対して、例えば、
『はい』または『登録』等の表示により利用者から指書
き入力が指定されると、指書き入力であることが、カー
ドまたは通帳の磁気ストライプに記憶される。
【0140】一方、例えば、『いいえ』あるいは『キー
操作による入力』が利用者から指示された場合には、
『依頼人名入力をキー操作による入力はキー操作で宜し
いですか』等の問い合わせが表示される。ここで、例え
ば、『はい』または『登録』等の表示により、利用者か
らキー入力が指定されると、キー入力であることが、カ
ードまたは通帳の磁気ストライプに記憶される。なお、
このような、入力方法が記憶された通帳またはカード
が、次回、自動取引装置に挿入された場合、自動取引装
置は、例えば、図25または図10に示したフローに沿
って起動され、利用者により、登録された入力方法に対
応する入力画面を立ち上げる。
【0141】また、いうまでもなく、利用者からの入力
により、例えば、金額入力に対しては、キー操作による
入力画面を優先するとともに、依頼人名入力に対して
は、指書き入力を優先するよう記録された場合、通帳ま
たはカードが、次回、自動取引装置に挿入された場合、
自動取引装置は、金額入力画面をキー入力画面で表示さ
せ、引き続いて、依頼人名入力画面を指書き入力画面で
立ち上げる。
【0142】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
顧客 (利用者) が入力処理に際して、入力方法が切り替
えられた場合には、利用者により選択された入力画面に
より、また、利用者による直前の入力または関連した入
力項目に対応する入力方法に基づく入力画面が選択され
る。また、利用者が選択した入力方法、利用者による直
前または関連した入力項目に基づいて設定される入力画
面の切り替えは、顧客のカードまたは通帳に記憶され
る。これにより、次の入出金操作においては、カードま
たは通帳に記憶されている入力方法に基づいて自動取引
装置の入力方法が変更される。従って、利用者の入力操
作の回数が低減され、利用者による操作時間すなわち自
動取引装置が占有される時間が短縮される。
【0143】これにより、自動取引装置による取り引き
に要求される時間が低減され、利用者の待ち時間が抑止
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態が適用される自動取引装
置を示す概略図。
【図2】図1に示した自動取引装置の構成を概略的に示
すブロック図である。
【図3】図1および図2に示した自動取引装置の接客ユ
ニットの構成を詳細に説明するブロック図。
【図4】図3に示した接客ユニットに組み込まれる知識
辞書の構成の例を示す概略図。
【図5】図1に示した自動取引装置において指書きによ
り取引項目を入力する顧客待ち画面の表示の一例を示す
概略図。
【図6】図1に示した自動取引装置において釦入力によ
り取引項目を入力する釦入力待ち顧客待ち画面の表示の
一例を示す概略図。
【図7】図1に示した自動取引装置において取引項目の
入力あるいはカードの挿入から取引が開始されるまでの
動作の一例を示すフローチャート。
【図8】図1に示した自動取引装置において指書きによ
り金額を入力する金額入力画面の表示の一例を示す概略
図。
【図9】図1に示した自動取引装置においてキー操作に
より金額を入力する金額入力画面の表示の一例を示す概
略図。
【図10】図1に示した自動取引装置において金額入力
画面を表示させる表示処理過程を示すフローチャート。
【図11】図1に示した自動取引装置において振込取引
の金融機関名を指書きにより入力する金融機関名入力画
面の表示の一例を示す概略図。
【図12】図1に示した自動取引装置において振込取引
の金融機関名をキー入力により入力する金融機関名入力
画面の表示の一例を示す概略図。
【図13】図1に示した自動取引装置において振込取引
の金融機関名の支店名を指書きにより入力する支店名入
力画面の表示の一例を示す概略図。
【図14】図1に示した自動取引装置において振込取引
の金融機関名の支店名をキー入力により入力する支店名
入力画面の表示の一例を示す概略図。
【図15】図1に示した自動取引装置において指書きに
より口座番号を入力する口座番号入力画面の表示の一例
を示す概略図。
【図16】図1に示した自動取引装置においてキー操作
により口座番号を入力する口座番号入力画面の表示の一
例を示す概略図。
【図17】図1に示した自動取引装置において指書きに
より振込取引の受取人名の入力を可能とする入力画面の
表示の一例を示す概略図。
【図18】図1に示した自動取引装置においてキー入力
により振込取引の受取人名の入力を可能とする入力画面
の表示の一例を示す概略図。
【図19】図18に示したキー入力により振込取引の受
取人名の入力を可能とする入力画面から呼び出される英
字および数字を入力可能な「英字・数字」入力画面の表
示の一例を示す概略図。
【図20】図1に示した自動取引装置において指書きに
より電話番号を入力する電話番号入力画面の表示の一例
を示す概略図。
【図21】図1に示した自動取引装置においてキー操作
により電話番号を入力する電話番号入力画面の表示の一
例を示す概略図。
【図22】図1に示した自動取引装置において指書きに
より振込取引の依頼人名の入力を可能とする入力画面の
表示の一例を示す概略図。
【図23】図1に示した自動取引装置においてキー入力
により振込取引の依頼人名の入力を可能とする入力画面
の表示の一例を示す概略図。
【図24】図23に示したキー入力により振込取引の依
頼人名の入力を可能とする入力画面から呼び出される英
字および数字を入力可能な「英字・数字」入力画面の表
示の一例を示す概略図。
【図25】図22ないし図24に示した依頼人名入力画
面のそれぞれを表示させる過程を示すフローチャート。
【図26】図7に示した取引項目の入力あるいはカード
の挿入から取引が開始されるまでの動作の別の例を示す
フローチャート。
【図27】図1に示した自動取引装置における動作の別
の例を示すフローチャート。
【図28】図27を用いて説明した入力画面の切り替え
方法に関し、さらに別の例を示すフローチャート。
【図29】図1に示した自動取引装置における入力方法
の記録に関する入力操作方法記録画面の表示の一例を示
す概略図。
【符号の説明】 1 ・・・自動取引装置、 3 ・・・接客操作部、 9 ・・・顧客用表示操作部、 9a・・・表示部、 9b・・・タッチパネル、 10 ・・・ホストコンピュータ、 11 ・・・伝票処理ユニット、 12 ・・・紙幣入出金ユニット、 14 ・・・磁気カードリーダ部、 15 ・・・通帳プリント部、 20 ・・・主制御部、 50 ・・・顧客待ち画面、 51 ・・・指書きエリア、 52 ・・・確定文字表示エリア、 60 ・・・釦入力待ち画面、 80 ・・・金額入力画面、 90 ・・・釦入力金額入力画面、 180 ・・・CRTコントローラ、 181 ・・・タッチパネルコントローラ、 182 ・・・認識辞書格納部、 183 ・・・文字認識部、 184 ・・・知識辞書格納部、 184a・・・取引項目データベース、 185 ・・・知識処理部、 187 ・・・CPU、 188 ・・・プログラムメモリ、 189 ・・・メモリ、 220 ・・・指書き依頼人名入力画面、 230 ・・・依頼人名入力画面、 240 ・・・英字および数字入力画面、 290 ・・・入力操作方法記録画面。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者に対して操作案内画面を表示する表
    示手段を有し、この表示手段に表示される操作案内画面
    に従い、利用者により指示された取引を自動的に行なう
    自動取引装置において、 前記表示手段に表示される操作案内画面に従い、利用者
    が取引内容等を指示する際に、利用者に対して複数の入
    力方法から1つの入力方法を選択する選択手段と、 この選択手段により選択された入力方法を利用者が所有
    する利用者固有の記録媒体に記憶させる処理手段と、を
    具備したことを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】利用者に対して操作案内画面を表示する表
    示手段を有し、この表示手段に表示される操作案内画面
    に従い、利用者により指示された取引を自動的に行なう
    自動取引装置において、 前記表示手段に表示される操作案内画面に従い、利用者
    が取引内容等を指示する際に、利用者に対して複数の入
    力方法から1つの入力方法を選択する選択手段と、 この選択手段により選択された入力方法を利用者が所有
    する利用者固有の記録媒体に記憶させる処理手段と、 次回取引時、前記処理手段により利用者の入力方法が記
    録されている記録媒体が挿入された場合、この記録媒体
    に記憶されている入力方法を読み出す読出手段と、 この読出手段により読み出された入力方法に基づいて、
    前記表示手段に表示される操作案内画面の表示画面を変
    更させる表示制御手段と、を具備したことを特徴とする
    自動取引装置。
  3. 【請求項3】利用者に対して操作案内画面を表示する表
    示手段と、 前記表示手段を介して利用者により文字等の筆跡を示す
    情報を直接入力させることにより、利用者に対して取引
    に必要なデータを入力させる第1の入力手段と、 前記表示手段に対して、数値キーまたは50音キーを表
    示させることにより、利用者に対して取引に必要なデー
    タを入力させる第2の入力手段と、 利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有
    する記録媒体を受入れる受入部と、 利用者に対して、取引に必要なデータを入力する際に、
    前記第1の入力手段を用いてデータを入力するかまたは
    前記第2の入力手段を用いてデータを入力するかを選択
    させる選択手段と、 この選択手段で選択された入力方法を前記受入部により
    受入れられた記録媒体に記憶させる処理手段と、を具備
    したことを特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】利用者に対して操作案内画面を表示する表
    示手段と、 前記表示手段を介して利用者により文字等の筆跡を示す
    情報を直接入力させることにより、利用者に対して取引
    に必要なデータを入力させる第1の入力手段と、 この第1の入力手段により入力された文字を認識する認
    識手段と、 この認識手段にて認識された文字を前記表示手段に表示
    させる表示制御手段と、 前記表示手段に対して、数値キーまたは50音キーを表
    示させることにより、利用者に対して取引に必要なデー
    タを入力させる第2の入力手段と、 利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有
    する記録媒体を受入れる受入部と、 利用者に対して、取引に必要なデータを入力する際に、
    前記第1の入力手段を用いてデータを入力するかまたは
    前記第2の入力手段を用いてデータを入力するかを選択
    させる選択手段と、 この選択手段で選択された入力方法を前記受入部により
    受入れられた記録媒体に記憶させる処理手段と、 次回取引時、前記処理手段により利用者の入力方法が記
    録されている記録媒体が挿入された場合、この記録媒体
    に記憶されている入力方法を読み出す読出手段と、 この読出手段により読み出された入力方法に基づいて、
    前記第1の入力手段または前記第2の入力手段による入
    力処理を実行させる制御手段と、を具備したことを特徴
    とする自動取引装置。
  5. 【請求項5】利用者に対して操作案内画面を表示する表
    示手段と、 利用者が取引内容を指示する際に、前記表示手段を介し
    て利用者により文字等の筆跡を示す情報を直接入力させ
    ることにより取引内容を指示させる第1の入力手段と、
    前記表示手段に対して取引内容を示す複数のキーを表示
    させることにより、これら複数のキーにより取引内容を
    指示させる第2の入力手段とを有して、前記第1の入力
    手段または前記第2の入力手段からの入力を可能とする
    取引指示手段と、 利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有
    し、利用者により取引内容を指示する際の入力方法が記
    録されている記録媒体を受入れる受入部と、 この受入部により受入れられた記録媒体に記憶されてい
    る利用者の取引内容を指示する際の入力方法を読み出す
    読出手段と、 この読出手段により読み出された入力方法に基づいて、
    前記第1の入力手段または前記第2の入力手段による入
    力処理を実行するように前記取引指示手段を制御する制
    御手段と、を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  6. 【請求項6】利用者に対して操作案内画面を表示する表
    示手段と、 利用者が実行する取引に関する金額データを入力する際
    に、前記表示手段を介して利用者により数値等の筆跡を
    示す情報を直接入力することにより金額データを入力さ
    せる第1の入力手段と、前記表示手段に対して数値キー
    を表示させることにより、この数値キーにより金額デー
    タを入力させる第2の入力手段とを有して、前記第1の
    入力手段または前記第2の入力手段からの入力を可能と
    する数値データ入力手段と、 利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有
    し、利用者により取引内容を指示する際の入力方法が記
    録されている記録媒体を受入れる受入部と、 この受入部により受入れられた記録媒体に記憶されてい
    る利用者の金額データを入力する際の入力方法を読み出
    す読出手段と、 この読出手段により読み出された入力方法に基づいて、
    前記第1の入力手段または前記第2の入力手段による入
    力処理を実行するように前記数値データ入力手段を制御
    する制御手段と、を具備したことを特徴とする自動取引
    装置。
  7. 【請求項7】利用者に対して操作案内画面を表示する表
    示手段と、 利用者の名称等の文字データを入力する際に、前記表示
    手段を介して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直
    接入力することにより文字データを入力させる第1の入
    力手段と、前記表示手段に対して50音キーを表示させ
    ることにより、この50音キーにより文字データを入力
    させる第2の入力手段とを有して、前記第1の入力手段
    または前記第2の入力手段からの入力を可能とする文字
    データ入力手段と、 利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有
    し、利用者により取引内容を指示する際の入力方法が記
    録されている記録媒体を受入れる受入部と、 この受入部により受入れられた記録媒体に記憶されてい
    る利用者の文字データを入力する際の入力方法を読み出
    す読出手段と、 この読出手段により読み出された入力方法に基づいて、
    前記第1の入力手段または前記第2の入力手段による入
    力処理を実行するように前記文字データ入力手段を制御
    する制御手段と、を具備したことを特徴とする自動取引
    装置。
  8. 【請求項8】利用者に対して操作案内画面を表示する表
    示手段と、 利用者が実行する取引に関する金額データ等の数値デー
    タを入力する際に、前記表示手段を介して利用者により
    数値等の筆跡を示す情報を直接入力することにより数値
    データを入力させる第1の数値入力手段と、前記表示手
    段に対して数値キーを表示させることにより、この数値
    キーにより数値データを入力させる第2の数値入力手段
    とを有して、前記第1の数値入力手段または前記第2の
    数値入力手段からの入力を可能とする数値データ入力手
    段と、 利用者の名称等の文字データを入力する際に、前記表示
    手段を介して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直
    接入力することにより文字データを入力させる第1の文
    字入力手段と、前記表示手段に対して50音キーを表示
    させることにより、この50音キーにより文字データを
    入力させる第2の文字入力手段とを有して、前記第1の
    入力手段または前記第2の入力手段からの入力を可能と
    する文字データ入力手段と、 利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有
    する記録媒体を受入れる受入部と、 利用者が金額データ等の数値データを入力する際に、前
    記数値データ入力手段の前記第1の数値入力手段を用い
    てデータを入力するかまたは前記第2の数値入力手段を
    用いてデータを入力するかを選択させる第1の選択手段
    と、 利用者が利用者の名称等の文字データを入力する際に、
    前記文字データ入力手段の前記第1の文字入力手段を用
    いてデータを入力するかまたは前記第2の文字入力手段
    を用いてデータを入力するかを選択させる第2の選択手
    段と、 前記第1の選択手段並びに前記第2の選択手段にて選択
    された入力方法を前記受入部により受入れられた記録媒
    体に記憶させる処理手段と、を具備したことを特徴とす
    る自動取引装置。
  9. 【請求項9】利用者に対して操作案内画面を表示する表
    示手段と、 利用者が実行する取引に関する金額データ等の数値デー
    タを入力する際に、前記表示手段を介して利用者により
    数値等の筆跡を示す情報を直接入力することにより数値
    データを入力させる第1の数値入力手段と、 前記表示手段に対して数値キーを表示させることによ
    り、この数値キーにより数値データを入力させる第2の
    数値入力手段とを有して、前記第1の数値入力手段また
    は前記第2の数値入力手段からの入力を可能とする数値
    データ入力手段と、 利用者の名称等の文字データを入力する際に、前記表示
    手段を介して利用者により文字等の筆跡を示す情報を直
    接入力することにより文字データを入力させる第1の文
    字入力手段と、 前記表示手段に対して50音キーを表示させることによ
    り、この50音キーにより文字データを入力させる第2
    の文字入力手段とを有して、前記第1の入力手段または
    前記第2の入力手段からの入力を可能とする文字データ
    入力手段と、 利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有
    する記録媒体を受入れる受入部と、 利用者が金額データ等の数値データを入力する際に、前
    記数値データ入力手段の前記第1の数値入力手段を用い
    てデータを入力するかまたは前記第2の数値入力手段を
    用いてデータを入力するかを選択させる第1の選択手段
    と、利用者が利用者の名称等の文字データを入力する際
    に、前記文字データ入力手段の前記第1の文字入力手段
    を用いてデータを入力するかまたは前記第2の文字入力
    手段を用いてデータを入力するかを選択させる第2の選
    択手段と、 前記第1の選択手段並びに前記第2の選択手段にて選択
    された入力方法を前記受入部により受入れられた記録媒
    体に記憶させる処理手段と、次回取引処理時に、 前記処理手段により利用者の金額データ並びに文字デー
    タの入力方法が記録されている記録媒体が挿入された場
    合、この記録媒体に記憶されている入力方法を読み出す
    読出手段と、 この読出手段により読み出された入力方法に基づいて、
    数値データ入力時においては、前記第1の数値入力手段
    または前記第2の数値入力手段による入力処理を実行す
    るように前記数値データ入力手段を制御し、かつ文字デ
    ータ入力時には、前記第1の文字入力手段または前記第
    2の文字入力手段による入力処理を実行するように前記
    文字データ入力手段を制御する制御手段と、を具備する
    ことを特徴とする自動取引装置。
  10. 【請求項10】利用者に対して操作案内画面を表示する
    表示手段を有し、この表示手段に表示される操作案内画
    面に従い、利用者により指示された取引を自動的に行な
    う自動取引装置において、 前記表示手段に表示される操作案内画面に従い、利用者
    が取引内容等を指示する際に、利用者に対して複数の入
    力方法から1つの入力方法を選択し、 この選択された入力方法を利用者が所有する利用者固有
    の記録媒体に記憶し、次回取引時、利用者の入力方法が
    記録されている記録媒体が挿入された場合、この記録媒
    体に記憶されている入力方法を読み出し、 この読み出された入力方法に基づいて、前記表示手段に
    表示される操作案内画面の表示画面を変更することを特
    徴とする自動取引装置における操作画面表示方法。
  11. 【請求項11】利用者に対して操作案内画面を表示する
    表示手段と、前記表示手段を介して利用者により文字等
    の筆跡を示す情報を直接入力させることにより、利用者
    に対して取引に必要なデータを入力させる第1の入力手
    段と、前記表示手段に対して、数値キーまたは50音キ
    ーを表示させることにより、利用者に対して取引に必要
    なデータを入力させる第2の入力手段とを具備する自動
    取引装置において、 利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有
    する記録媒体を受入れ、 利用者に対して、取引に必要なデータを入力する際に、
    前記第1の入力手段を用いてデータを入力するかまたは
    前記第2の入力手段を用いてデータを入力するかを選択
    させ、 この選択された入力方法を前記記録媒体に記憶させるこ
    とを特徴とする自動取引装置における操作画面表示方
    法。
  12. 【請求項12】利用者に対して操作案内画面を表示する
    表示手段と、前記表示手段を介して利用者により文字等
    の筆跡を示す情報を直接入力させることにより、利用者
    に対して取引に必要なデータを入力させる第1の入力手
    段と、前記表示手段に対して、数値キーまたは50音キ
    ーを表示させることにより、利用者に対して取引に必要
    なデータを入力させる第2の入力手段とを具備する自動
    取引装置において、 利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有
    する記録媒体を受入れ、 利用者に対して、取引に必要なデータを入力する際に、
    前記第1の入力手段を用いてデータを入力するかまたは
    前記第2の入力手段を用いてデータを入力するかを選択
    させ、 この選択された入力方法を前記記録媒体に記憶し、 次回取引時、利用者の入力方法が記録されている記録媒
    体が挿入された場合、この記録媒体に記憶されている入
    力方法を読み出し、 この読出手段により読み出された入力方法に基づいて、
    前記第1の入力手段または前記第2の入力手段による入
    力処理を実行させることを特徴とする自動取引装置にお
    ける操作画面表示方法。
  13. 【請求項13】利用者に対して操作案内画面を表示する
    表示手段と、利用者が実行する取引に関する金額データ
    等の数値データを入力する際に、前記表示手段を介して
    利用者により数値等の筆跡を示す情報を直接入力するこ
    とにより数値データを入力させる第1の数値入力手段
    と、前記表示手段に対して数値キーを表示させることに
    より、この数値キーにより数値データを入力させる第2
    の数値入力手段とを有して、前記第1の数値入力手段ま
    たは前記第2の数値入力手段からの入力を可能とする数
    値データ入力手段と、利用者の名称等の文字データを入
    力する際に、前記表示手段を介して利用者により文字等
    の筆跡を示す情報を直接入力することにより文字データ
    を入力させる第1の文字入力手段と、前記表示手段に対
    して50音キーを表示させることにより、この50音キ
    ーにより文字データを入力させる第2の文字入力手段と
    を有して、前記第1の入力手段または前記第2の入力手
    段からの入力を可能とする文字データ入力手段とを具備
    する自動取引装置において、 利用者が所定の取引を実行する際に、利用者自身が所有
    する記録媒体を受入れ、 利用者が金額データ等の数値データを入力する際には、
    前記数値データ入力手段の前記第1の数値入力手段を用
    いてデータを入力するかまたは前記第2の数値入力手段
    を用いてデータを入力するかを選択させ、 利用者が利用者の名称等の文字データを入力する際に
    は、前記文字データ入力手段の前記第1の文字入力手段
    を用いてデータを入力するかまたは前記第2の文字入力
    手段を用いてデータを入力するかを選択させ、 これら数値データの入力方法並びに文字データの入力方
    法を前記記録媒体に記憶し、 次回取引処理時に、利用者の金額データ並びに文字デー
    タの入力方法が記録されている記録媒体が挿入された場
    合、この記録媒体に記憶されている入力方法を読み出
    し、 この読み出された入力方法に基づいて、数値データ入力
    時においては、前記第1の数値入力手段または前記第2
    の数値入力手段による入力処理を実行するように前記数
    値データ入力手段を制御し、かつ文字データ入力時に
    は、前記第1の文字入力手段または前記第2の文字入力
    手段による入力処理を実行するように前記文字データ入
    力手段を制御することを特徴とする自動取引装置におけ
    る操作画面表示方法。
  14. 【請求項14】利用者に対して操作案内画面を表示する
    表示手段と、 前記表示手段を介して利用者により文字等の筆跡を示す
    情報を直接入力させることにより、利用者に対して取引
    に必要なデータを入力させる第1の入力手段と、 前記表示手段に対して、数値キーまたは50音キーを表
    示させることにより、利用者に対して取引に必要なデー
    タを入力させる第2の入力手段と、 利用者に対して、データを入力する際に、前記第1の入
    力手段によりデータを入力するか、前記第2の入力手段
    によりデータを入力するかを選択させる選択手段と、 前記選択手段により前記第1の入力手段によるデータの
    入力が選択された場合には、利用者が文字等を直接入力
    する入力画面を前記表示手段に表示し、前記選択手段に
    より前記第2の入力手段によるデータの入力が選択され
    た場合には、数値キーまたは50音キーを前記表示手段
    に表示する表示制御手段と、を具備したことを特徴とす
    る自動取引装置。
  15. 【請求項15】利用者に対して操作案内画面を表示する
    表示手段と、 前記表示手段を介して利用者により文字等の筆跡を示す
    情報を直接入力させることにより、利用者に対して取引
    に必要なデータを入力させる第1の入力手段と、 前記表示手段に対して、数値キーまたは50音キー等の
    入力キーを表示させることにより、利用者に対して取引
    に必要なデータを入力させる第2の入力手段と、 利用者が取引内容を入力する際に、利用者に対して、前
    記第1の入力手段により取引内容を入力するか、前記第
    2の入力手段により取引内容を入力するかを選択させる
    選択手段と、 前記選択手段により前記第1の入力手段による取引内容
    の入力が選択された場合には、利用者が文字等を直接入
    力する入力画面を前記表示手段に表示し、前記選択手段
    により前記第2の入力手段による取引内容の入力が選択
    された場合には、数値キーまたは50音キー等の入力キ
    ーを前記表示手段に表示する第1の表示制御手段と、 利用者により取引内容が選択された後、次に取引に必要
    なデータを入力する際に、利用者が前記選択手段により
    前記第1の入力手段により取引内容の入力を行なってい
    る場合には、利用者が文字等を直接入力する入力画面を
    前記表示手段に優先的に表示し、利用者が前記選択手段
    により前記第2の入力手段により取引内容の入力を行な
    っている場合には、数値キーまたは50音キー等の文字
    キーを前記表示手段に優先的に表示する第2の表示制御
    手段と、を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  16. 【請求項16】利用者に対して操作案内画面を表示する
    表示手段と、 前記表示手段を介して利用者により文字等の筆跡を示す
    情報を直接入力させることにより、利用者に対して取引
    に必要なデータを入力させる第1の入力手段と、 前記表示手段に対して、数値キーまたは50音キー等の
    入力キーを表示させることにより、利用者に対して取引
    に必要なデータを入力させる第2の入力手段と、 利用者に対して、データを入力する際に、前記第1の入
    力手段によりデータを入力するか、前記第2の入力手段
    によりデータを入力するかを選択させる選択手段と、 前記選択手段により前記第1の入力手段によるデータの
    入力が選択された場合には、利用者が文字等を直接入力
    する入力画面を前記表示手段に表示し、前記選択手段に
    より前記第2の入力手段によるデータの入力が選択され
    た場合には、数値キーまたは50音キー等の入力キーを
    前記表示手段に表示する第1の表示制御手段と、 次に取引に必要なデータを入力する際に、利用者による
    直前のデータ入力を前記第1の入力手段を用いて行なっ
    ている場合には、利用者が文字等を直接入力する入力画
    面を前記表示手段に優先的に表示し、前記第2の入力手
    段を用いて行なっている場合には、数値キーまたは50
    音キー等の文字キーを前記表示手段に優先的に表示する
    第2の表示制御手段と、を具備したことを特徴とする自
    動取引装置。
  17. 【請求項17】前記第2の表示制御手段にて、利用者が
    文字等を直接入力する入力画面を前記表示手段に表示し
    ている際に、利用者に対して前記第2の入力手段を用い
    てデータを入力することを選択可能とする第1の選択処
    理手段と、 前記第2の表示制御手段にて、数値キーまたは50音キ
    ー等の文字キーを前記表示手段に表示している際に、利
    用者に対して前記第1の入力手段を用いてデータを入力
    することを選択可能とする第2の選択処理手段と、をさ
    らに具備していることを特徴とする請求項16記載の自
    動取引装置。
  18. 【請求項18】利用者に対して操作案内画面を表示する
    表示手段と、 前記表示手段を介して利用者により文字等の筆跡を示す
    情報を直接入力させることにより、利用者に対して取引
    に必要なデータを入力させる第1の入力手段と、 前記表示手段に対して、数値キーまたは50音キー等の
    入力キーを表示させることにより、利用者に対して取引
    に必要なデータを入力させる第2の入力手段と、 利用者に対して、データを入力する際に、前記第1の入
    力手段によりデータを入力するか、前記第2の入力手段
    によりデータを入力するかを選択させる選択手段と、 前記選択手段により前記第1の入力手段によるデータの
    入力が選択された場合には、利用者が文字等を直接入力
    する入力画面を前記表示手段に表示し、前記選択手段に
    より前記第2の入力手段によるデータの入力が選択され
    た場合には、数値キーまたは50音キー等の入力キーを
    前記表示手段に表示する第1の表示制御手段と、 次に取引に必要なデータを入力する際に、入力されるデ
    ータが文字データかまたは数値データかに応じて、利用
    者による直前のデータの入力方法に係わらず、利用者が
    同じ種類にデータを入力していた際に、前記第1の入力
    手段を用いていた場合には、利用者が文字等を直接入力
    する入力画面を前記表示手段に優先的に表示し、前記第
    2の入力手段を用いていた場合には、数値キーまたは5
    0音キー等の文字キーを前記表示手段に優先的に表示す
    る第2の表示制御手段と、を具備したことを特徴とする
    自動取引装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006185244A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置

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