JPH1125227A - 情報入力装置および自動取引装置 - Google Patents

情報入力装置および自動取引装置

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JPH1125227A
JPH1125227A JP18128397A JP18128397A JPH1125227A JP H1125227 A JPH1125227 A JP H1125227A JP 18128397 A JP18128397 A JP 18128397A JP 18128397 A JP18128397 A JP 18128397A JP H1125227 A JPH1125227 A JP H1125227A
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JP
Japan
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character
candidate character
input
unit
display
Prior art date
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JP18128397A
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Inventor
Emi Nonaka
恵美 野中
Michihiro Nakahara
道博 中原
Hiroshi Miyatake
浩 宮武
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH1125227A publication Critical patent/JPH1125227A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/98Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns
    • G06V10/987Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns with the intervention of an operator
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • G06V30/14Image acquisition
    • G06V30/142Image acquisition using hand-held instruments; Constructional details of the instruments
    • G06V30/1423Image acquisition using hand-held instruments; Constructional details of the instruments the instrument generating sequences of position coordinates corresponding to handwriting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】文字を指書き入力する際、入力作業が一時中断
することなく、入力操作が円滑かつ迅速に行なえ、操作
性の向上が図れる情報入力装置を提供する。 【解決手段】液晶表示装置6の画面上にタッチパネル5
を設け、このタッチパネル5により文字を指書き入力す
る情報入力装置において、文字入力領域E1にて利用者
が文字を指書き入力する際、入力された文字の認識結果
である第1候補文字のみを認識結果表示領域E2に表示
し、この表示された第1候補文字が期待した文字でなか
った場合、同時に表示された訂正ボタンK3を利用者が
押下することにより、第2候補文字を表示した第2候補
文字ボタンK5、第3候補文字を表示した第3候補文字
ボタンK6を表示し、次候補文字を選択可能としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、銀行な
どの金融機関で用いられ、不特定多数の利用者が操作す
る現金自動預出金機などの自動取引装置において、振込
取引を行なう際に依頼人名や受取人名などを指書き入力
する情報入力装置に関する。また、本発明は、上記情報
入力装置を用いた現金自動預出金機などの自動取引装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、利用者の差出す口座情報が記録さ
れた磁気カードを受入れ、ホストコンピュータ(セン
タ)とオンライン交信することにより、利用者の要求す
る現金を自動的に支払う現金自動支払機、あるいは、口
座情報が記録された磁気ストライプ付きの磁気通帳を受
入れ、ホストコンピュータとオンライン交信することに
より、利用者の要求する現金を自動的に支払う現金自動
支払機、あるいは、口座情報が記録された磁気ストライ
プ付きの磁気通帳を用いて、現金を自動的に受入れる現
金自動預金機、さらには、これら両方の機能を1台の機
能にまとめた現金自動預出金機などの自動取引装置が、
銀行窓口の自動化機器として急速に発達し、各銀行に導
入されて、利用者に迅速なサービスを展開している。
【0003】また、最近では、現金を受入れ、その受入
れた現金を他の銀行口座に振込んだり、磁気カードを用
いた取引により、自分の口座から所定金額を他の銀行口
座に振込んだりする振込取引を自動的に行なう現金自動
預出金機が開発され、実用化されている。
【0004】このような不特定多数の利用者が使う自動
取引装置において、振込取引を行なう際に振込先である
銀行名などの金融機関名または支店名、依頼人名(振込
人名)、受取人名を入力する際には、50音キーを用い
て入力を行なうようになっている。このため、画面上の
多数のキーから所望のキーを選び出す必要があり、大変
不便なものとなっている。
【0005】そこで、最近、利用者がタッチパネルを用
いて依頼人名や受取人名を1文字ずつ指書き入力する方
法が開発されている。この方法では、指書き入力された
文字を1文字ずつ認識し、その認識結果を表示画面に表
示する。その場合、入力された文字の認識時、第1候補
文字の他に次候補文字(第2、第3候補文字)がある場
合、第1候補文字とともにそれらを無条件で表示し、も
し第1候補文字が期待した認識結果でなかったときは、
次候補文字の中から選択できるようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、表示された認識結果の第1候補文字が利用者が入力
した通りの文字であった場合でも、利用者が表示された
次候補文字に注意を引かれ、入力作業が一時中断し、入
力操作が円滑かつ迅速に行なえない場合がある。特に、
操作が不慣れな場合に中断する可能性が非常に高い。
【0007】したがって、特に振込取引において操作が
煩わしいものとなり、結果として操作性が悪く、稼働率
の低下を招くという問題があった。そこで、本発明は、
文字を指書き入力する際、入力作業が一時中断すること
なく、入力操作が円滑かつ迅速に行なえ、操作性の向上
が図れる情報入力装置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、特に振込取引において、
依頼人名や受取人名などの入力が容易かつ迅速に行な
え、操作性および稼働率の向上が図れる自動取引装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の情報入力装置
は、利用者により文字などの筆跡を示す情報を直接入力
するタッチパネル入力手段と、このタッチパネル入力手
段により入力された筆跡を示す情報に基づき、対応する
複数の候補文字を優先順位を付けて認識する認識手段
と、この認識手段により認識された第1候補文字のみを
表示する表示手段と、前記利用者の意志により、前記認
識手段により認識された前記第1候補文字の次の候補で
ある次候補文字を前記表示手段に表示させる第1の処理
手段と、前記表示手段に表示された第1候補文字あるい
は次候補文字を前記認識手段の最終的な認識結果として
決定する第2の処理手段とを具備している。
【0010】また、本発明の情報入力装置は、利用者に
より文字などの筆跡を示す情報を直接入力するタッチパ
ネル入力手段と、このタッチパネル入力手段により入力
された筆跡を示す情報に基づき、対応する複数の候補文
字を優先順位を付けて認識する認識手段と、この認識手
段により認識された第1候補文字のみを表示する表示手
段と、前記利用者の意志により、前記認識手段により認
識された前記第1候補文字の次の候補である次候補文字
を前記表示手段に表示させる第1の処理手段と、前記利
用者の意志により、前記第1の処理手段による処理を解
除する第2の処理手段と、前記表示手段に表示された第
1候補文字あるいは次候補文字を前記認識手段の最終的
な認識結果として決定する第3の処理手段とを具備して
いる。
【0011】また、本発明の情報入力装置は、利用者に
より文字などの筆跡を示す情報を直接入力するタッチパ
ネル入力手段と、このタッチパネル入力手段により入力
された筆跡を示す情報に基づき、対応する複数の候補文
字を優先順位を付けて認識する認識手段と、この認識手
段により認識された第1候補文字のみを表示する表示手
段と、前記利用者の意志により、前記認識手段により認
識された前記第1候補文字の次の候補である次候補文字
を前記表示手段に表示させるとともに、前記表示手段に
表示されていた第1候補文字を前記認識手段の認識結果
の候補から削除する第1の処理手段と、前記表示手段に
表示された第1候補文字あるいは次候補文字を前記認識
手段の最終的な認識結果として決定する第2の処理手段
とを具備している。
【0012】また、本発明の情報入力装置は、利用者に
より文字などの筆跡を示す情報を直接入力するタッチパ
ネル入力手段と、このタッチパネル入力手段により入力
された筆跡を示す情報に基づき、対応する複数の候補文
字を優先順位を付けて認識する認識手段と、この認識手
段により認識された第1候補文字のみを表示する表示手
段と、前記利用者の意志により、前記認識手段により認
識された前記第1候補文字の次の候補である次候補文字
を前記表示手段に表示させるとともに、前記表示手段に
表示されていた第1候補文字を前記認識手段の認識結果
の候補から削除する第1の処理手段と、前記利用者の意
志により、前記第1の処理手段による処理を解除すると
ともに、前記第1の処理手段により削除された前記第1
候補文字を前記認識手段の認識結果として復活させ、前
記次候補文字に代えて前記表示手段に表示させる第2の
処理手段と、前記表示手段に表示された第1候補文字あ
るいは次候補文字を前記認識手段の最終的な認識結果と
して決定する第3の処理手段とを具備している。
【0013】また、本発明の自動取引装置は、利用者の
操作により所定の取引を自動的に行なう自動取引装置に
おいて、前記利用者に対する操作案内などを表示する表
示手段と、この表示手段上に設けられ、利用者により取
引内容を指定するために必要な取引情報に関係する文字
などの筆跡を示す情報を直接入力するタッチパネル入力
手段と、このタッチパネル入力手段により入力された筆
跡を示す情報に基づき、対応する複数の候補文字を優先
順位を付けて認識する認識手段と、この認識手段により
認識された第1候補文字のみを前記表示手段に表示させ
る第1の処理手段と、前記利用者の意志により、前記認
識手段により認識された前記第1候補文字の次の候補で
ある次候補文字を前記表示手段に表示させる第2の処理
手段と、前記表示手段に表示された第1候補文字あるい
は次候補文字を前記認識手段の最終的な認識結果として
決定する第3の処理手段と、この第3の処理手段により
決定された最終的な認識結果に基づき所定の取引を自動
的に行なう取引手段とを具備している。
【0014】また、本発明の自動取引装置は、利用者の
操作により所定の取引を自動的に行なう自動取引装置に
おいて、前記利用者に対する操作案内などを表示する表
示手段と、この表示手段上に設けられ、利用者により取
引内容を指定するために必要な取引情報に関係する文字
などの筆跡を示す情報を直接入力するタッチパネル入力
手段と、このタッチパネル入力手段により入力された筆
跡を示す情報に基づき、対応する複数の候補文字を優先
順位を付けて認識する認識手段と、この認識手段により
認識された第1候補文字のみを前記表示手段に表示させ
る第1の処理手段と、前記利用者の意志により、前記認
識手段により認識された前記第1候補文字の次の候補で
ある次候補文字を前記表示手段に表示させる第2の処理
手段と、前記利用者の意志により、前記第2の処理手段
による処理を解除する第3の処理手段と、前記表示手段
に表示された第1候補文字あるいは次候補文字を前記認
識手段の最終的な認識結果として決定する第4の処理手
段と、この第4の処理手段により決定された最終的な認
識結果に基づき所定の取引を自動的に行なう取引手段と
を具備している。
【0015】また、本発明の自動取引装置は、利用者の
操作により所定の取引を自動的に行なう自動取引装置に
おいて、前記利用者に対する操作案内などを表示する表
示手段と、この表示手段上に設けられ、利用者により取
引内容を指定するために必要な取引情報に関係する文字
などの筆跡を示す情報を直接入力するタッチパネル入力
手段と、このタッチパネル入力手段により入力された筆
跡を示す情報に基づき、対応する複数の候補文字を優先
順位を付けて認識する認識手段と、この認識手段により
認識された第1候補文字のみを前記表示手段に表示させ
る第1の処理手段と、前記利用者の意志により、前記認
識手段により認識された前記第1候補文字の次の候補で
ある次候補文字を前記表示手段に表示させるとともに、
前記表示手段に表示されていた第1候補文字を前記認識
手段の認識結果の候補から削除する第2の処理手段と、
前記表示手段に表示された第1候補文字あるいは次候補
文字を前記認識手段の最終的な認識結果として決定する
第3の処理手段と、この第3の処理手段により決定され
た最終的な認識結果に基づき所定の取引を自動的に行な
う取引手段とを具備している。
【0016】さらに、本発明の自動取引装置は、利用者
の操作により所定の取引を自動的に行なう自動取引装置
において、前記利用者に対する操作案内などを表示する
表示手段と、この表示手段上に設けられ、利用者により
取引内容を指定するために必要な取引情報に関係する文
字などの筆跡を示す情報を直接入力するタッチパネル入
力手段と、このタッチパネル入力手段により入力された
筆跡を示す情報に基づき、対応する複数の候補文字を優
先順位を付けて認識する認識手段と、この認識手段によ
り認識された第1候補文字のみを前記表示手段に表示さ
せる第1の処理手段と、前記利用者の意志により、前記
認識手段により認識された前記第1候補文字の次の候補
である次候補文字を前記表示手段に表示させるととも
に、前記表示手段に表示されていた第1候補文字を前記
認識手段の認識結果の候補から削除する第2の処理手段
と、前記利用者の意志により、前記第2の処理手段によ
る処理を解除するとともに、前記第2の処理手段により
削除された前記第1候補文字を前記認識手段の認識結果
として復活させ、前記次候補文字に代えて前記表示手段
に表示させる第3の処理手段と、前記表示手段に表示さ
れた第1候補文字あるいは次候補文字を前記認識手段の
最終的な認識結果として決定する第4の処理手段と、こ
の第4の処理手段により決定された最終的な認識結果に
基づき所定の取引を自動的に行なう取引手段とを具備し
ている。
【0017】本発明によれば、利用者が期待した認識結
果(第1候補文字)を得ることができなかった場合に限
り、次の認識結果(次候補文字)を表示して、そちらを
選択することができる。
【0018】したがって、文字を指書き入力する際、従
来のように利用者が期待した認識結果を得ることができ
たにもかかわらず、同時に表示された次候補文字に注意
を引かれ、入力作業が一時中断するというようなことが
なく、入力操作が円滑かつ迅速に行なえ、操作性の向上
が図れる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照してを説明する。図1は、本実施の形態に
係る自動取引装置(たとえば、銀行の営業店に設置さ
れ、入金、出金、振込、振替、残高照会、通帳記入など
の取引が可能な現金自動預出金機)の外観を示すもので
ある。図1において、筐体1の前面には、略L字形状の
接客操作部2が形成されている。接客操作部2の水平面
には、紙幣を多数枚一括して投入し得るとともに、放出
された紙幣を一括して受取る、開閉可能な蓋体を有する
紙幣口3、および、硬貨を多数枚一括して投入し得ると
ともに、放出された硬貨を一括して受取る、開閉可能な
蓋体を有する硬貨口4が設けられている。
【0020】また、接客操作部2の水平面には、表面に
指を接触することにより所定の情報が入力できる矩形状
の透明なタッチパネル5が設けられているとともに、そ
の下面に相対向して表示手段としての矩形状の表示画面
を有するカラー液晶表示装置6が設けられていてる。
【0021】タッチパネル5は、液晶表示装置6の表示
画面上に重ねて用いられる、たとえば、透明なタッチス
クリーンであり、利用者によって指などでタッチされた
当該パネル上の位置を、たとえば、静電容量の変化、赤
外線の遮蔽、あるいは、超音波の遮蔽などによって検知
するものである。なお、液晶表示装置6の下に置いて重
力の変化を検知し、タッチされた位置を所定の計算によ
って割り出すものでもよい。このタッチパネル5の一部
領域(ほぼ中央部)は、振込取引の際、手書きによる文
字入力領域に割り当てられるようになっている。
【0022】液晶表示装置6は、操作案内手順、その他
の情報を文字、文言、イラストあるいは画像情報によっ
て画面にカラーで表示し、利用者の操作を誘導するとと
もに、取引に必要な各種情報を入力するための数字、片
仮名文字、英文字などの各種操作キーを表示し、この表
示された操作キーに対応するタッチパネル5のセグメン
ト部位を指で触れることにより、所望のキー入力(各種
情報の入力など)を行なうことができるようになってい
る。
【0023】また、液晶表示装置6は、振込取引の際、
表示画面のほぼ中央部に、文字を手書きで入力するため
の文字入力領域を表示するようになっている。なお、こ
れについては後で詳細を説明する。
【0024】ここに、上記タッチパネル5、および、液
晶表示装置6は、本実施の形態に係るタッチパネル式の
情報入力装置7を構成している。接客操作部2の垂直面
には、暗証番号や口座番号などが記録されている取引媒
体としての磁気カード、あるいは、振込取引時の振込券
を受入れるとともに、取引内容を印字したレシート(明
細票)を排出するカード口8、同じく取引媒体としての
磁気通帳を受入れる通帳口9、および、利用者に対する
音声案内のためのスピーカ10などが設けられている。
【0025】一方、筐体1の内部には、カード口8と対
応してカードリーダ・レシートプリンタユニット11
が、通帳口9と対応して通帳プリンタユニット12が、
紙幣口3と対応して紙幣入出金ユニット13が、硬貨口
4と対応して硬貨入出金ユニット14が、それぞれ設け
られている。また、筐体1内の下部には、本装置の制御
を司る制御ユニット15が設けられている。
【0026】図2は、上記した自動取引装置の全体的な
構成を概略的に示すもので、カードリーダ・レシートプ
リンタユニット11、通帳プリンタユニット12、紙幣
入出金ユニット13、硬貨入出金ユニット14、タッチ
パネル式情報入力装置7、音声案内ユニット16、内部
モニタ17、記憶部18、フロッピィディスク装置1
9、伝送制御部20、主制御部21、および、これらに
動作電源を供給する電源部22などによって構成され
る。
【0027】タッチパネル式情報入力装置7は、前述し
たように、タッチパネル5、および、液晶表示装置6な
どによって構成されており、詳細については後述する。
カードリーダ・レシートプリンタユニット11は、カー
ド口8から受入れた磁気カードあるいは振込券の磁気ス
トライプに対してデータの読取りあるいは書込みを行な
う。また、取引内容を印字したレシートを発行し、カー
ド口8から排出する。
【0028】通帳プリンタユニット12は、通帳口9か
ら受入れた通帳の磁気ストライプに対してデータの読取
りあるいは書込みを行なうとともに、必要に応じて該通
帳への印字を行なう。
【0029】紙幣入出金ユニット13は、紙幣口3に一
括して投入された紙幣を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た紙幣を所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払
出す。
【0030】硬貨入出金ユニット14は、硬貨口4に一
括して投入された硬貨を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た硬貨を所定枚数だけ取出して硬貨口4から一括して払
出す。
【0031】音声案内ユニット16は、前記スピーカ1
0から音声により利用者の操作を誘導する案内を行な
う。内部モニタ17は、本装置の運用に係る係員に本装
置の状態を通知するとともに、係員による操作指示の入
力などを行なう。
【0032】記憶部18は、各種データの記憶に用いら
れるとともに、本装置の運用に係る処理手順のプログラ
ムの格納、取引に供する各種の情報や取引の記録、本装
置の稼働状況の記録などを行なう。
【0033】フロッピィディスク装置19は、振込取引
に必要な金融機関の各種情報、たとえば、金融機関名と
しての銀行名(場合によっては支店名も)が50音順に
記憶されたデータファイルなどが格納されている。
【0034】伝送制御部20は、通信回線23を介して
センタの預金元帳としてのホストコンピュータ24とオ
ンライン接続されていて、必要に応じてホストコンピュ
ータ24とオンライン交信するようになっている。
【0035】主制御部21は、記憶部18内のプログラ
ム情報を参照しつつ、タッチパネル式情報入力装置7、
各ユニット11〜14,16、フロッピィディスク装置
19、および、伝送制御部20を制御して、入金、出金
あるいは振込など、所定の取引動作を行なわしめる。
【0036】また、主制御部21には、必要に応じてリ
モートモニタ25を接続し、遠方から監視することがで
きるようになっている。リモートモニタ25は、主制御
部21によって制御され、内部モニタ17とほぼ同じ情
報を表示するとともに、本装置に異状が発生した場合に
は、ブザーなどの鳴動手段を併用して報知するようにな
っている。
【0037】電源部22は、通常、入力される商用交流
電圧を直流電圧に変換して動作用電源として各部に供給
する。なお、電源部22は、停電が発生した際、商用交
流電圧に代わって動作用電源を供給するためのバッテリ
(図示しない)を備えていて、図示しない充電回路によ
って必要に応じて充電されるようになっている。
【0038】図3は、タッチパネル式情報入力装置7の
構成を詳細に示すものである。情報入力装置7は、タッ
チパネル5、液晶表示装置6、入力制御部31、文字入
力部32、指定部33、文字認識部34、文字認識用辞
書35、および、対話管理部36から構成される。
【0039】タッチパネル5は、前述したように、液晶
表示装置6の表示画面上に重ねて用いられる透明なタッ
チスクリーンであり、その一部分の領域は、対話管理部
36の制御によって、必要に応じて手書きによる文字入
力領域に割り当てられる。
【0040】液晶表示装置6は、前述したように、利用
者がタッチパネル5に手書きした文字の筆跡(文字線)
および各種メッセージなどの表示に用いられる。また、
液晶表示装置6は、文字認識部34の認識結果を、あら
かじめ定められた表示領域に順次文字列として表示する
ようになっている。
【0041】入力制御部31は、タッチパネル5によっ
て検知される利用者のタッチした位置が文字入力領域内
であるか否かを判断し、文字入力領域内であれば、対応
する位置情報を文字入力部32に渡し、文字入力領域以
外であれば、対応する位置情報を指定部33に渡す入力
制御を行なうものである。
【0042】文字入力部32は、入力制御部31から渡
された位置情報を取込んで、入力バッファ(図示せず)
に順次格納するものである。そして、文字入力部32
は、入力制御部31から位置情報を取込んでから、あら
かじめ定められた一定時間を経過してからも、次の位置
情報が渡されなかった場合に、文字認識部34を起動す
るようになっている。
【0043】指定部33は、入力制御部31から渡され
た位置情報が液晶表示装置6との対応によって、利用者
の意図する操作内容を判断し、操作内容を対話管理部3
6へ送る。
【0044】文字認識部34は、文字入力部32に取込
まれている位置情報の列の示す文字パターンの文字認識
を、文字認識用辞書35を参照して行なうもので、文字
入力部32に起動されて行なう。また、文字認識部34
は、文字認識の際、複数の候補文字を優先順位を付けて
認識するようになっている。
【0045】文字認識用辞書35は、文字認識部34で
の文字認識処理に用いられる、たとえば、平仮名につい
て標準パターンが登録されている。対話管理部36は、
上述したように、タッチパネル5および液晶表示装置6
を通して、利用者との対話を管理・制御するものであ
る。すなわち、対話管理部36は、液晶表示装置6に対
する各種入力画面の切換え表示、手書き入力文字の筆跡
などを制御するとともに、入力画面構成を入力制御部3
1および指定部33に設定する。
【0046】次に、このような構成において、たとえ
ば、現金のみによる振込取引の処理動作について、図4
ないし図6に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。たとえば、今、利用者が本装置の前に立つ。このと
き、液晶表示装置6には、「いらっしゃいませ、お取扱
いをご指定下さい」と操作初期画面が表示されるととも
に、「出金、入金、残高照会、通帳記入、振込、振替」
の選択キーが表示されている。利用者は、この案内文に
応じて「振込」と表示されたキーを押下(タッチ)す
る。これにより、主制御部21は次の処理ステップに進
むことを判断し、液晶表示装置6で「お振込の種類を押
して下さい」と表示せしめるとともに、「現金、カード
の引き落し」の選択キーを表示せしめる(S1)。
【0047】ここで、利用者は、案内にしたがって「現
金」と表示されたキーを押下する(S2)。これによ
り、主制御部21は、現金による振込取引を行なうと判
断し、振込先である銀行名の入力処理(S3)へ進む。
銀行名の入力処理は、従来から周知の方法、すなわち、
液晶表示装置6で「銀行名を押してください」と表示せ
しめるとともに、カタカナキー、訂正キー、確認キーを
表示せしめることにより、利用者は、この案内にしたが
って銀行名を投入する。
【0048】銀行名の入力処理が終了すると、主制御部
21は、液晶表示装置6で「送り先の口座番号と預金種
目をどうぞ」と表示せしめるとともに、テンキー、訂正
キー、普通キー、当座キー、確認キーを表示せしめる
(S4)。利用者は、この案内にしたがって口座番号、
預金種目を投入する(S5)。
【0049】そして、確認キーの投入により、主制御部
21は、液晶表示装置6で「受取人名を押してくださ
い」と表示せしめるとともに、カタカナキー、訂正キ
ー、確認キーを表示せしめる(S6)。この案内にした
がって、受取人名が投入され、確認キーが押下されたと
き(S7)、主制御部21は、依頼人名の入力処理(S
9)へ進む。依頼人名の入力処理は、後で詳細を説明す
る。
【0050】依頼人名の入力処理が終了すると、主制御
部21は、液晶表示装置6で「電話番号を投入してくだ
さい」と表示せしめるとともに、テンキー、訂正キー、
確認キーを表示せしめる(S10)。この案内にしたが
って、電話番号が投入され、確認キーが押下されたとき
(S11)、主制御部21は、液晶表示装置6で「お振
込み金額を押してください」と表示せしめるとともに、
テンキー、訂正キー、金額キー、確認キーを表示せしめ
る(S12)。
【0051】この案内にしたがって、振込金額が投入さ
れ、確認キーが押下されたとき(S13)。主制御部2
1は、液晶表示装置6で「ただいまコンピュータ処理中
です。しばらくお待ちください」と表示せしめる(S1
4)。また、主制御部21は、照会電文を送受信し、そ
の結果を図示しない印字装置を用いてジャーナル用紙に
印字せしめる(S15)。
【0052】そして、主制御部21は、液晶表示装置6
で「お振込の内容がよろしければ確認を押してくださ
い」と表示せしめるとともに、振込内容、取消キー、確
認キーを表示せしめる(S16)。利用者は、この案内
にしたがって確認キーあるいは取消キーを押下する(S
17)。
【0053】ここで、主制御部21は、取消キーの押下
を判断した場合(S18)、取消処理を行ない、確認キ
ーの押下を判断した場合(S18)、液晶表示装置6で
「紙幣、硬貨をそれぞれの投入口へお入れください、よ
ろしければ確認キーを押してください」と表示せしめる
とともに、確認キーと取消キーとを表示せしめる(S1
9)。
【0054】利用者は、この案内にしたがって、紙幣を
紙幣口3に投入し、硬貨を硬貨口4に投入する(S2
0)。すると、紙幣は紙幣入出金ユニット13に受入れ
られ、鑑査計数され、硬貨は硬貨入出金ユニット14に
受入れられ、鑑査計数される(S21)。上記鑑査計数
が終了したとき、主制御部21は、液晶表示装置6に投
入金額を表示せしめる(S22)。利用者は、この案内
にしたがって、確認キーあるいは取消キーを押下する
(S23)。そして、主制御部21は、取消キーの押下
を判断したとき(S24)、取消処理を行なう。
【0055】また、主制御部21は、確認キーの押下を
判断した場合(S24)、液晶表示装置6で「ただいま
コンピュータ処理中です。しばらくお待ちください」と
表示せしめる(S25)。また、主制御部21は、振込
電文を送受信し、その結果を図示しない印字装置を用い
てジャーナル用紙に印字せしめるとともに、カードリー
ダ・レシートプリンタユニット11を動作させて、この
ときの振込取引の内容を印字したレシートを発行する
(S26)。
【0056】この印字の終了に応じて、主制御部21
は、振込金額と投入金額とを比較することにより、釣銭
が有るか否かを判断する(S27)。釣銭有りを判断し
た場合(S27)、主制御部21は、液晶表示装置6で
「紙幣、硬貨をそれぞれの受取口からお受取りくださ
い」と表示せしめるとともに、釣銭金額を表示せしめる
(S28)。このとき、主制御部21は、紙幣入出金ユ
ニット13を動作させて、紙幣口3に釣銭紙幣を放出せ
しめるとともに、硬貨入出金ユニット14を動作させ
て、硬貨口4に釣銭硬貨を放出せしめる(S29)。
【0057】この釣銭放出により、利用者は釣銭を受取
る(S30)。この釣銭の受取りが終了したとき、ある
いは、ステップS27で釣銭無しを判断したとき、主制
御部21は、液晶表示装置6で「レシートをお受取りく
ださい」と表示せしめる(S31)。このとき、主制御
部21は、カード口8からレシートを放出せしめる(S
32)。ここで、利用者は、レシートを受取ることによ
り(S33)、振込取引の処理を終了する。
【0058】次に、ステップS9における依頼人名の入
力処理の第1の実施の形態について、図7および図8に
示すフローチャートを参照しつつ説明する。まず、液晶
表示装置6に、たとえば、図9に示すような、文字を入
力するための文字入力領域E1、および、入力された文
字の認識結果を表示する認識結果表示領域E2を有する
入力画面を表示するとともに、「依頼人名を一文字ずつ
指でかいて下さい」という案内文、取消ボタンK1、前
に戻るボタンK2、訂正ボタンK3、確認ボタンK4を
それぞれ表示する。利用者は、この案内文にしたがい、
タッチパネル5上の文字入力領域E1において、自己の
指により依頼人名(自分の名前)をその先頭文字から順
に平仮名で書いてゆく(S41)。
【0059】タッチパネル5上の文字入力領域E1内に
書かれた文字の筆跡を表わす位置情報は、タッチパネル
5によって検知されて、入力制御部31を介して文字入
力部32に送られる。文字入力部32は、入力された位
置情報をバッファに格納し、一定時間経過しても次の位
置情報が入力されなかった場合に、文字認識部34を起
動する。
【0060】起動された文字認識部34は、文字入力部
32に取込まれている位置情報の列の示す文字パターン
の文字認識を、文字認識用辞書35を参照して行ない
(S42)、その認識結果(第1候補文字、次候補文
字)を対話管理部36に送る。対話管理部36は、その
認識結果としての第1候補文字を、液晶表示装置6の認
識結果表示領域E2(図9参照)に表示する(S4
3)。
【0061】また、対話管理部36は、文字の手書き入
力に伴い、文字入力部32に取込まれている文字の筆跡
を表わす位置情報に基づき、液晶表示装置6を制御する
ことにより、文字入力領域E1内に手書きされた文字の
筆跡を逐次表示する(図9参照)。
【0062】ここで、対話管理部36は、確認ボタンK
4が押下されたか否かを判断し(S44)、確認ボタン
K4が押下された場合は、依頼人名の最終文字の入力終
了であると判断し、その最終文字を認識結果表示領域E
2に表示されている第1候補文字で確定して(S4
5)、次の処理(図5におけるステップS10)へ進
む。
【0063】ステップS44において、確認ボタンK4
が押下されなかった場合、対話管理部36は、前に戻る
ボタンK2が押下されたか否かを判断し(S46)、前
に戻るボタンK2が押下された場合は、1つ前の処理
(図4におけるステップS6)へ戻る。
【0064】ステップS46において、前に戻るボタン
K2が押下されなかった場合、対話管理部36は、取消
ボタンK1が押下されたか否かを判断し(S47)、取
消ボタンK1が押下された場合は、取消処理(磁気カー
ドの排出など)を行なった後(S48)、前述した操作
初期画面に戻る。
【0065】ステップS47において、取消ボタンK1
が押下されなかった場合、対話管理部36は、次の文字
が入力されたか否かを判断し(S49)、次の文字が入
力された場合は、その前の入力文字を認識結果表示領域
E2に表示されている第1候補文字で確定して(S5
0)、ステップS42へ戻る。
【0066】ステップS49において、次の文字が入力
されずに、訂正ボタンK3が押下された場合、対話管理
部36は、液晶表示装置6に、たとえば、図10に示す
ような、さらに次候補文字ボタン、すなわち、第2候補
文字を表示した第2候補文字ボタンK5、および、第3
候補文字を表示した第3候補文字ボタンK6を有する訂
正画面を表示する(S51)。
【0067】図10の訂正画面において、対話管理部3
6は、前に戻るボタンK2が押下されたか否かを判断し
(S52)、前に戻るボタンK2が押下された場合は、
1つ前の処理(図4におけるステップS6)へ戻る。
【0068】ステップS52において、前に戻るボタン
K2が押下されなかった場合、対話管理部36は、取消
ボタンK1が押下されたか否かを判断し(S53)、取
消ボタンK1が押下された場合は、取消処理(磁気カー
ドの排出など)を行なった後(S48)、前述した操作
初期画面に戻る。
【0069】ステップS53において、取消ボタンK1
が押下されなかった場合、対話管理部36は、訂正ボタ
ンK3が押下されたか否かを判断し(S54)、訂正ボ
タンK3が押下された場合は、図7のステップS43に
戻る。
【0070】ステップS54において、訂正ボタンK3
が押下されなかった場合、対話管理部36は、文字入力
があったか否かを判断し(S55)、文字入力があった
場合は、その前の入力文字を認識結果表示領域E2に表
示されている第1候補文字で確定して(S50)、ステ
ップS42へ戻る。
【0071】ステップS55において、文字が入力され
ずに、次候補文字ボタン(第2候補文字ボタンK5ある
いは第3候補文字ボタンK6)が押下された場合、対話
管理部36は、認識結果表示領域E2に表示されている
候補文字に代えて選択された次候補文字を表示する(S
56)。
【0072】たとえば、図10の表示画面において、第
2候補文字ボタンK5が押下された場合は、たとえば、
図11に示すような表示画面に切換えられ、認識結果表
示領域E2に表示されていた第1候補文字「A」が第2
候補文字ボタンK5の位置に表示され、第2候補文字ボ
タンK5に表示されていた第2候補文字「B」が認識結
果表示領域E2に表示される。
【0073】また、、第3候補文字ボタンK6が押下さ
れた場合は、たとえば、図12に示すような表示画面に
切換えられ、認識結果表示領域E2に表示されていた第
1候補文字「A」が第3候補文字ボタンK6の位置に表
示され、第3候補文字ボタンK6に表示されていた第3
候補文字「C」が認識結果表示領域E2に表示される。
【0074】ここで、対話管理部36は、確認ボタンK
4が押下されたか否かを判断し(S57)、確認ボタン
K4が押下された場合は、依頼人名の最終文字の入力終
了であると判断し、その最終文字を認識結果表示領域E
2に表示されている次候補文字で確定して(S58)、
次の処理(図5におけるステップS10)へ進む。
【0075】ステップS57において、確認ボタンK4
が押下されなかった場合、対話管理部36は、前に戻る
ボタンK2が押下されたか否かを判断し(S59)、前
に戻るボタンK2が押下された場合は、1つ前の処理
(図4におけるステップS6)へ戻る。
【0076】ステップS59において、前に戻るボタン
K2が押下されなかった場合、対話管理部36は、取消
ボタンK1が押下されたか否かを判断し(S60)、取
消ボタンK1が押下された場合は、取消処理(磁気カー
ドの排出など)を行なった後(S48)、前述した操作
初期画面に戻る。
【0077】ステップS60において、取消ボタンK1
が押下されなかった場合、対話管理部36は、訂正ボタ
ンK3が押下されたか否かを判断し(S61)、訂正ボ
タンK3が押下された場合は、図7のステップS43に
戻る。
【0078】ステップS61において、訂正ボタンK3
が押下されなかった場合、対話管理部36は、文字入力
があったか否かを判断し(S62)、文字入力があった
場合は、その前の入力文字を認識結果表示領域E2に表
示されている次候補文字で確定して(S63)、ステッ
プS42へ戻る。
【0079】ステップS62において、文字が入力され
ずに、次候補文字ボタン(第2候補文字ボタンK5ある
いは第3候補文字ボタンK6)が押下された場合、対話
管理部36は、ステップS56に戻り、認識結果表示領
域E2に表示されている次候補文字に代えて選択された
次候補文字を表示し、上記同様な動作を繰返す。
【0080】次に、ステップS9における依頼人名の入
力処理の第2の実施の形態について、図13および図1
4に示すフローチャートを参照しつつ説明する。第2の
実施の形態の第1の実施の形態と異なる点は、ステップ
S51の処理において、さらに訂正ボタンK3の消去処
理が追加され、ステップS54,S61の訂正ボタンK
3に係る処理が削除された点にあり、その他は前述した
第1の実施の形態と同様であるので、説明は省略する。
したがって、第2の実施の形態では、図10ないし図1
2に対応する表示画面は図15ないし図17に示すよう
になり、訂正ボタンK3が消去されている。
【0081】次に、ステップS9における依頼人名の入
力処理の第3の実施の形態について、図18および図1
9に示すフローチャートを参照しつつ説明する。ステッ
プS41〜S50までの処理は前述した第1の実施の形
態と同様であるので、説明は省略する。
【0082】ステップS49において、次の文字が入力
されずに、訂正ボタンK3が押下された場合、対話管理
部36は、液晶表示装置6に、たとえば、図15に示す
ような、さらに第2候補文字ボタンK5および第3候補
文字ボタンK6を有するとともに、訂正ボタンK3を消
去した訂正画面を表示する(S51)。
【0083】図15の訂正画面において、対話管理部3
6は、前に戻るボタンK2が押下されたか否かを判断し
(S52)、前に戻るボタンK2が押下された場合は、
ステップS43に戻る。
【0084】ステップS52において、前に戻るボタン
K2が押下されなかった場合、対話管理部36は、取消
ボタンK1が押下されたか否かを判断し(S53)、取
消ボタンK1が押下された場合は、取消処理(磁気カー
ドの排出など)を行なった後(S48)、前述した操作
初期画面に戻る。
【0085】ステップS53において、取消ボタンK1
が押下されなかった場合、対話管理部36は、文字入力
があったか否かを判断し(S55)、文字入力があった
場合は、その前の入力文字を認識結果表示領域E2に表
示されている第1候補文字で確定して(S50)、ステ
ップS42へ戻る。
【0086】ステップS55において、文字が入力され
ずに、次候補文字ボタン(第2候補文字ボタンK5ある
いは第3候補文字ボタンK6)が押下された場合、対話
管理部36は、認識結果表示領域E2に表示されている
候補文字に代えて選択された次候補文字を表示する(S
56)。
【0087】ここで、対話管理部36は、確認ボタンK
4が押下されたか否かを判断し(S57)、確認ボタン
K4が押下された場合は、依頼人名の最終文字の入力終
了であると判断し、その最終文字を認識結果表示領域E
2に表示されている次候補文字で確定して(S58)、
次の処理(図5におけるステップS10)へ進む。
【0088】ステップS57において、確認ボタンK4
が押下されなかった場合、対話管理部36は、前に戻る
ボタンK2が押下されたか否かを判断し(S59)、前
に戻るボタンK2が押下された場合は、ステップS43
に戻る。
【0089】ステップS59において、前に戻るボタン
K2が押下されなかった場合、対話管理部36は、取消
ボタンK1が押下されたか否かを判断し(S60)、取
消ボタンK1が押下された場合は、取消処理(磁気カー
ドの排出など)を行なった後(S48)、前述した操作
初期画面に戻る。
【0090】ステップS60において、取消ボタンK1
が押下されなかった場合、対話管理部36は、文字入力
があったか否かを判断し(S62)、文字入力があった
場合は、その前の入力文字を認識結果表示領域E2に表
示されている次候補文字で確定して(S63)、ステッ
プS42へ戻る。
【0091】ステップS62において、文字が入力され
ずに、次候補文字ボタン(第2候補文字ボタンK5ある
いは第3候補文字ボタンK6)が押下された場合、対話
管理部36は、ステップS56に戻り、認識結果表示領
域E2に表示されている次候補文字に代えて選択された
次候補文字を表示し、上記同様な動作を繰返す。
【0092】次に、ステップS9における依頼人名の入
力処理の第4の実施の形態について、図20および図2
1に示すフローチャートを参照しつつ説明する。ステッ
プS41〜S45までの処理は前述した第1の実施の形
態と同様であるので、説明は省略する。
【0093】ステップS44において、確認ボタンK4
が押下されなかった場合、対話管理部36は、前に戻る
ボタンK2が押下されたか否かを判断し(S46)、前
に戻るボタンK2が押下された場合は、前の処理(ステ
ップS41)へ戻り、1文字目の入力処理から繰返す。
【0094】ステップS46において、前に戻るボタン
K2が押下されなかった場合、対話管理部36は、取消
ボタンK1が押下されたか否かを判断し(S47)、取
消ボタンK1が押下された場合は、取消処理(磁気カー
ドの排出など)を行なった後(S48)、前述した操作
初期画面に戻る。
【0095】ステップS47において、取消ボタンK1
が押下されなかった場合、対話管理部36は、次の文字
が入力されたか否かを判断し(S49)、次の文字が入
力された場合、対話管理部36は、ステップS42に戻
り、同様な動作を繰返す。
【0096】ステップS49において、次の文字が入力
されずに、訂正ボタンK3が押下された場合、対話管理
部36は、液晶表示装置6に、たとえば、図22に示す
ような、さらに第2候補文字ボタンK5および第3候補
文字ボタンK6を有するとともに、認識結果表示領域E
2に表示されていた第1候補文字を消去した訂正画面を
表示する(S51)。
【0097】図22の訂正画面において、対話管理部3
6は、前に戻るボタンK2が押下されたか否かを判断し
(S52)、前に戻るボタンK2が押下された場合は、
前の処理(ステップS41)へ戻り、1文字目の入力処
理から繰返す。
【0098】ステップS52において、前に戻るボタン
K2が押下されなかった場合、対話管理部36は、取消
ボタンK1が押下されたか否かを判断し(S53)、取
消ボタンK1が押下された場合は、取消処理(磁気カー
ドの排出など)を行なった後(S48)、前述した操作
初期画面に戻る。
【0099】ステップS53において、取消ボタンK1
が押下されなかった場合、対話管理部36は、訂正ボタ
ンK3が押下されたか否かを判断し(S54)、訂正ボ
タンK3が押下された場合は、先に消去した第1候補文
字を復活させて認識結果表示領域E2に再び表示するこ
とにより、その前の入力文字を第1候補文字で確定する
(S64)。
【0100】ステップS54において、訂正ボタンK3
が押下されなかった場合、対話管理部36は、文字入力
があったか否かを判断し(S55)、文字入力があった
場合は、ステップS42に戻り、同様な動作を繰返す。
【0101】ステップS55において、文字が入力され
ずに、次候補文字ボタン(第2候補文字ボタンK5ある
いは第3候補文字ボタンK6)が押下された場合、対話
管理部36は、その押下された次候補文字ボタンに対応
する次候補文字を認識結果表示領域E2に表示すること
により、その前の入力文字を認識結果表示領域E2に表
示した次候補文字で確定する(S65)。
【0102】次に、対話管理部36は、確認ボタンK4
が押下されたか否かを判断し(S57)、確認ボタンK
4が押下された場合は、依頼人名の最終文字の入力終了
であると判断し、次の処理(図5におけるステップS1
0)へ進む。
【0103】ステップS57において、確認ボタンK4
が押下されなかった場合、対話管理部36は、前に戻る
ボタンK2が押下されたか否かを判断し(S59)、前
に戻るボタンK2が押下された場合は、前の処理(ステ
ップS41)へ戻り、1文字目の入力処理から繰返す。
【0104】ステップS59において、前に戻るボタン
K2が押下されなかった場合、対話管理部36は、取消
ボタンK1が押下されたか否かを判断し(S60)、取
消ボタンK1が押下された場合は、取消処理(磁気カー
ドの排出など)を行なった後(S48)、前述した操作
初期画面に戻る。
【0105】ステップS60において、取消ボタンK1
が押下されずに、次の文字入力があった場合(S6
6)、対話管理部36は、ステップS42に戻り、同様
な動作を繰返す。
【0106】以上説明したような情報入力装置によれ
ば、利用者が期待した認識結果(第1候補文字)を得る
ことができなかった場合に限り、訂正ボタンを押下する
ことにより、次候補文字(第2候補文字、第3候補文
字)を表示して、そちらを選択することができる。
【0107】したがって、文字を指書き入力する際、従
来のように利用者が期待した認識結果を得ることができ
たにもかかわらず、同時に表示された次候補文字に注意
を引かれ、入力作業が一時中断するというようなことが
なく、入力操作が円滑かつ迅速に行なえ、操作性の向上
が図れる。
【0108】また、上述したような自動取引装置によれ
ば、上記構成の情報入力装置を用いることにより、特に
振込取引において、依頼人名の入力が容易かつ迅速に行
なえ、操作性および稼働率の向上が図れるものである。
【0109】なお、前記実施の形態では、自動取引装置
の振込取引において、依頼人名の入力に適用した場合に
ついて説明したが、これに限らず、振込取引において受
取人名や銀行名を入力する場合にも同様に適用できる。
【0110】また、前記実施の形態では、現金自動預出
金機などの自動取引装置に適用した場合について説明し
たが、本発明はこれに限らず、たとえば、券売機や自動
定期券発行機において駅名を入力する場合、あるいは、
パーソナルコンピュータにおいて駅名、氏名、住所など
を対象にした様々な検索ソフトにおける検索のための入
力など、各種情報の入出力端末装置などにも利用でき
る。その他、本発明は、前記実施の形態に限定されるも
のではなく、種々変形して適用することができる。
【0111】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、文
字を指書き入力する際、入力作業が一時中断することな
く、入力操作が円滑かつ迅速に行なえ、操作性の向上が
図れる情報入力装置を提供できる。
【0112】また、本発明によれば、特に振込取引にお
いて、依頼人名や受取人名などの入力が容易かつ迅速に
行なえ、操作性および稼働率の向上が図れる自動取引装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動取引装置の外観
構成を示す斜視図。
【図2】自動取引装置の全体的な構成を概略的に示すブ
ロック図。
【図3】情報入力装置の構成を詳細に示すブロック図。
【図4】振込取引の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図5】振込取引の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図6】振込取引の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図7】依頼人名入力処理の第1の実施の形態について
説明するフローチャート。
【図8】依頼人名入力処理の第1の実施の形態について
説明するフローチャート。
【図9】振込取引時の依頼人名入力における表示画面例
を示す図。
【図10】振込取引時の依頼人名入力における表示画面
例を示す図。
【図11】振込取引時の依頼人名入力における表示画面
例を示す図。
【図12】振込取引時の依頼人名入力における表示画面
例を示す図。
【図13】依頼人名入力処理の第2の実施の形態につい
て説明するフローチャート。
【図14】依頼人名入力処理の第2の実施の形態につい
て説明するフローチャート。
【図15】振込取引時の依頼人名入力における表示画面
例を示す図。
【図16】振込取引時の依頼人名入力における表示画面
例を示す図。
【図17】振込取引時の依頼人名入力における表示画面
例を示す図。
【図18】依頼人名入力処理の第3の実施の形態につい
て説明するフローチャート。
【図19】依頼人名入力処理の第3の実施の形態につい
て説明するフローチャート。
【図20】依頼人名入力処理の第4の実施の形態につい
て説明するフローチャート。
【図21】依頼人名入力処理の第4の実施の形態につい
て説明するフローチャート。
【図22】振込取引時の依頼人名入力における表示画面
例を示す図。
【符号の説明】
1……筐体、2……接客操作部、3……紙幣口、4……
硬貨口、5……タッチパネル、6……カラー液晶表示装
置、7……情報入力装置、8……カード口、9……通帳
口、11……カードリーダ・レシートプリンタユニッ
ト、12……通帳プリンタユニット、13……紙幣入出
金ユニット、14……硬貨入出金ユニット、15……制
御ユニット、18……記憶部、21……主制御部、31
……入力制御部、32……文字入力部、33……指定
部、34……文字認識部、35……文字認用識辞書、3
6……対話管理部、E1……文字入力領域、E2……認
識結果表示領域、K1……取消ボタン、K2……前に戻
るボタン、K3……訂正ボタン、K4……確認ボタン、
K5……第2候補文字ボタン、K6……第3候補文字ボ
タン。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力するタッチパネル入力手段と、 このタッチパネル入力手段により入力された筆跡を示す
    情報に基づき、対応する複数の候補文字を優先順位を付
    けて認識する認識手段と、 この認識手段により認識された第1候補文字のみを表示
    する表示手段と、 前記利用者の意志により、前記認識手段により認識され
    た前記第1候補文字の次の候補である次候補文字を前記
    表示手段に表示させる第1の処理手段と、 前記表示手段に表示された第1候補文字あるいは次候補
    文字を前記認識手段の最終的な認識結果として決定する
    第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  2. 【請求項2】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力するタッチパネル入力手段と、 このタッチパネル入力手段により入力された筆跡を示す
    情報に基づき、対応する複数の候補文字を優先順位を付
    けて認識する認識手段と、 この認識手段により認識された第1候補文字のみを表示
    する表示手段と、 前記利用者の意志により、前記認識手段により認識され
    た前記第1候補文字の次の候補である次候補文字を前記
    表示手段に表示させる第1の処理手段と、 前記利用者の意志により、前記第1の処理手段による処
    理を解除する第2の処理手段と、 前記表示手段に表示された第1候補文字あるいは次候補
    文字を前記認識手段の最終的な認識結果として決定する
    第3の処理手段と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  3. 【請求項3】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力するタッチパネル入力手段と、 このタッチパネル入力手段により入力された筆跡を示す
    情報に基づき、対応する複数の候補文字を優先順位を付
    けて認識する認識手段と、 この認識手段により認識された第1候補文字のみを表示
    する表示手段と、 前記利用者の意志により、前記認識手段により認識され
    た前記第1候補文字の次の候補である次候補文字を前記
    表示手段に表示させるとともに、前記表示手段に表示さ
    れていた第1候補文字を前記認識手段の認識結果の候補
    から削除する第1の処理手段と、 前記表示手段に表示された第1候補文字あるいは次候補
    文字を前記認識手段の最終的な認識結果として決定する
    第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  4. 【請求項4】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力するタッチパネル入力手段と、 このタッチパネル入力手段により入力された筆跡を示す
    情報に基づき、対応する複数の候補文字を優先順位を付
    けて認識する認識手段と、 この認識手段により認識された第1候補文字のみを表示
    する表示手段と、 前記利用者の意志により、前記認識手段により認識され
    た前記第1候補文字の次の候補である次候補文字を前記
    表示手段に表示させるとともに、前記表示手段に表示さ
    れていた第1候補文字を前記認識手段の認識結果の候補
    から削除する第1の処理手段と、 前記利用者の意志により、前記第1の処理手段による処
    理を解除するとともに、前記第1の処理手段により削除
    された前記第1候補文字を前記認識手段の認識結果とし
    て復活させ、前記次候補文字に代えて前記表示手段に表
    示させる第2の処理手段と、 前記表示手段に表示された第1候補文字あるいは次候補
    文字を前記認識手段の最終的な認識結果として決定する
    第3の処理手段と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  5. 【請求項5】 表示画面を有する表示手段と、 この表示手段の画面上に設けられ、指など人体の一部で
    文字などの筆跡を示す位置情報を接触入力するタッチパ
    ネルと、 文字などを入力するための文字入力領域を有する入力画
    面を表示するよう前記表示手段を制御する第1の処理手
    段と、 前記入力画面が表示されている状態で、当該入力画面の
    文字入力領域に前記タッチパネル上から文字が描かれた
    とき、その文字の筆跡を示す位置情報を入力する文字入
    力手段と、 この文字入力手段により入力された位置情報が示す筆跡
    を前記文字入力領域に表示するよう前記表示手段を制御
    する第2の処理手段と、 前記文字入力手段により入力された文字の筆跡を示す位
    置情報に基づき、対応する複数の候補文字を優先順位を
    付けて認識する認識手段と、 この認識手段により認識された第1候補文字のみを表示
    する表示手段と、 前記利用者の意志により、前記認識手段により認識され
    た前記第1候補文字の次の候補である次候補文字を前記
    表示手段に表示させる第3の処理手段と、 前記表示手段に表示された第1候補文字あるいは次候補
    文字を前記認識手段の最終的な認識結果として決定する
    第4の処理手段と、 を具備したことを特徴とする情報入力装置。
  6. 【請求項6】 利用者の操作により所定の取引を自動的
    に行なう自動取引装置において、 前記利用者に対する操作案内などを表示する表示手段
    と、 この表示手段上に設けられ、利用者により取引内容を指
    定するために必要な取引情報に関係する文字などの筆跡
    を示す情報を直接入力するタッチパネル入力手段と、 このタッチパネル入力手段により入力された筆跡を示す
    情報に基づき、対応する複数の候補文字を優先順位を付
    けて認識する認識手段と、 この認識手段により認識された第1候補文字のみを前記
    表示手段に表示させる第1の処理手段と、 前記利用者の意志により、前記認識手段により認識され
    た前記第1候補文字の次の候補である次候補文字を前記
    表示手段に表示させる第2の処理手段と、 前記表示手段に表示された第1候補文字あるいは次候補
    文字を前記認識手段の最終的な認識結果として決定する
    第3の処理手段と、 この第3の処理手段により決定された最終的な認識結果
    に基づき所定の取引を自動的に行なう取引手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  7. 【請求項7】 利用者の操作により所定の取引を自動的
    に行なう自動取引装置において、 前記利用者に対する操作案内などを表示する表示手段
    と、 この表示手段上に設けられ、利用者により取引内容を指
    定するために必要な取引情報に関係する文字などの筆跡
    を示す情報を直接入力するタッチパネル入力手段と、 このタッチパネル入力手段により入力された筆跡を示す
    情報に基づき、対応する複数の候補文字を優先順位を付
    けて認識する認識手段と、 この認識手段により認識された第1候補文字のみを前記
    表示手段に表示させる第1の処理手段と、 前記利用者の意志により、前記認識手段により認識され
    た前記第1候補文字の次の候補である次候補文字を前記
    表示手段に表示させる第2の処理手段と、 前記利用者の意志により、前記第2の処理手段による処
    理を解除する第3の処理手段と、 前記表示手段に表示された第1候補文字あるいは次候補
    文字を前記認識手段の最終的な認識結果として決定する
    第4の処理手段と、 この第4の処理手段により決定された最終的な認識結果
    に基づき所定の取引を自動的に行なう取引手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  8. 【請求項8】 利用者の操作により所定の取引を自動的
    に行なう自動取引装置において、 前記利用者に対する操作案内などを表示する表示手段
    と、 この表示手段上に設けられ、利用者により取引内容を指
    定するために必要な取引情報に関係する文字などの筆跡
    を示す情報を直接入力するタッチパネル入力手段と、 このタッチパネル入力手段により入力された筆跡を示す
    情報に基づき、対応する複数の候補文字を優先順位を付
    けて認識する認識手段と、 この認識手段により認識された第1候補文字のみを前記
    表示手段に表示させる第1の処理手段と、 前記利用者の意志により、前記認識手段により認識され
    た前記第1候補文字の次の候補である次候補文字を前記
    表示手段に表示させるとともに、前記表示手段に表示さ
    れていた第1候補文字を前記認識手段の認識結果の候補
    から削除する第2の処理手段と、 前記表示手段に表示された第1候補文字あるいは次候補
    文字を前記認識手段の最終的な認識結果として決定する
    第3の処理手段と、 この第3の処理手段により決定された最終的な認識結果
    に基づき所定の取引を自動的に行なう取引手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  9. 【請求項9】 利用者の操作により所定の取引を自動的
    に行なう自動取引装置において、 前記利用者に対する操作案内などを表示する表示手段
    と、 この表示手段上に設けられ、利用者により取引内容を指
    定するために必要な取引情報に関係する文字などの筆跡
    を示す情報を直接入力するタッチパネル入力手段と、 このタッチパネル入力手段により入力された筆跡を示す
    情報に基づき、対応する複数の候補文字を優先順位を付
    けて認識する認識手段と、 この認識手段により認識された第1候補文字のみを前記
    表示手段に表示させる第1の処理手段と、 前記利用者の意志により、前記認識手段により認識され
    た前記第1候補文字の次の候補である次候補文字を前記
    表示手段に表示させるとともに、前記表示手段に表示さ
    れていた第1候補文字を前記認識手段の認識結果の候補
    から削除する第2の処理手段と、 前記利用者の意志により、前記第2の処理手段による処
    理を解除するとともに、前記第2の処理手段により削除
    された前記第1候補文字を前記認識手段の認識結果とし
    て復活させ、前記次候補文字に代えて前記表示手段に表
    示させる第3の処理手段と、 前記表示手段に表示された第1候補文字あるいは次候補
    文字を前記認識手段の最終的な認識結果として決定する
    第4の処理手段と、 この第4の処理手段により決定された最終的な認識結果
    に基づき所定の取引を自動的に行なう取引手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  10. 【請求項10】 利用者の操作により所定の取引を自動
    的に行なう自動取引装置において、 前記利用者に対する操作案内などを表示する表示手段
    と、 この表示手段の画面上に設けられ、指など人体の一部で
    取引内容を指定するために必要な取引情報に関係する文
    字などの筆跡を示す位置情報を接触入力するタッチパネ
    ルと、 文字などを入力するための文字入力領域を有する入力画
    面を表示するよう前記表示手段を制御する第1の処理手
    段と、 前記入力画面が表示されている状態で、当該入力画面の
    文字入力領域に前記タッチパネル上から文字が描かれた
    とき、その文字の筆跡を示す位置情報を入力する文字入
    力手段と、 この文字入力手段により入力された位置情報が示す筆跡
    を前記文字入力領域に表示するよう前記表示手段を制御
    する第2の処理手段と、 前記文字入力手段により入力された文字の筆跡を示す位
    置情報に基づき、対応する複数の候補文字を優先順位を
    付けて認識する認識手段と、 この認識手段により認識された第1候補文字のみを前記
    表示手段に表示させる第3の処理手段と、 前記利用者の意志により、前記認識手段により認識され
    た前記第1候補文字の次の候補である次候補文字を前記
    表示手段に表示させる第4の処理手段と、 前記表示手段に表示された第1候補文字あるいは次候補
    文字を前記認識手段の最終的な認識結果として決定する
    第5の処理手段と、 この第5の処理手段により決定された最終的な認識結果
    に基づき所定の取引を自動的に行なう取引手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003102862A1 (en) * 2002-05-31 2003-12-11 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Apparatus, methods, computer program products for editing handwritten symbols using alternative known symbols

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003102862A1 (en) * 2002-05-31 2003-12-11 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Apparatus, methods, computer program products for editing handwritten symbols using alternative known symbols
CN100375109C (zh) * 2002-05-31 2008-03-12 索尼爱立信移动通讯股份有限公司 用可替换的已知符号编辑手写符号的设备、方法

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