JPH1091841A - 自動取引システムおよび自動取引装置 - Google Patents

自動取引システムおよび自動取引装置

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JPH1091841A
JPH1091841A JP8241893A JP24189396A JPH1091841A JP H1091841 A JPH1091841 A JP H1091841A JP 8241893 A JP8241893 A JP 8241893A JP 24189396 A JP24189396 A JP 24189396A JP H1091841 A JPH1091841 A JP H1091841A
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JP
Japan
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input
message
transaction
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touch panel
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JP8241893A
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English (en)
Inventor
Emi Nonaka
恵美 野中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に振込取引において定型以外の自由なメッセ
ージの入力が容易かつ迅速に行え、操作性の向上が図れ
る自動取引装置を提供する。 【解決手段】液晶表示装置6の画面上にタッチパネル5
を設けるとともに、文字入力領域を有する入力画面を液
晶表示装置6に表示し、当該入力画面の文字入力領域に
タッチパネル5上から文字が描かれたとき、その文字の
筆跡を表わす位置情報を入力制御部31と文字入力部3
3を介して入力し、この入力された位置情報の列の示す
筆跡の文字パターンを文字認識部34で認識し、この認
識結果を文字列として液晶表示装置6に表示し、上記認
識結果である文字列をメッセージとして入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、銀行
などの金融機関で用いられ不特定多数の利用者が操作す
る現金自動預出金機などの自動取引装置と、この自動取
引装置と通信回線を介して接続される外部装置とからな
る自動取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、利用者の差出す口座情報が記録さ
れた磁気カードを受入れ、ホストコンピュータ(セン
タ)とオンライン交信することにより、利用者の要求す
る現金を自動的に支払う現金自動支払機、あるいは、口
座情報が記録された磁気ストライプ付きの磁気通帳を受
入れ、ホストコンピュータとオンライン交信することに
より、利用者の要求する現金を自動的に支払う現金自動
支払機、あるいは、口座情報が記録された磁気ストライ
プ付きの磁気通帳を用いて、現金を自動的に受入れる現
金自動預金機、さらには、これら両方の機能を1台の機
能にまとめた現金自動預出金機などの自動取引装置が、
銀行窓口の自動化機器として急速に発達し、各銀行に導
入されて、利用者に迅速なサービスを展開している。
【0003】また、最近では、現金を受入れ、その受入
れた現金を他の銀行口座に振込んだり、磁気カードを用
いた取引により、自分の口座から所定金額を他の銀行口
座に振込んだりする振込取引を自動的に行う現金自動預
出金機が開発され、実用化されている。
【0004】上記のような装置では、同じ銀行内での振
込取引時の振込先に対してメッセージを通知するサービ
スなどが行われるようになっている。しかし、このよう
なメッセージとしては、お祝い等の項目ごとに6種類ぐ
らいの定型の文言が用意されており、それらの文言の中
からメッセージを選択するようになっている。
【0005】そこで、利用者が用意されている定型の文
言以外のメッセージを自由に入力できるものが要望され
ている。しかし、メッセージを自由に入力する際には、
たとえば50音キーを表示し、この50音キーによるキ
ー入力により行われるようになっている。
【0006】この場合、利用者はキーを選ぶために、表
示された内容から、自分の希望するキーを探し出す必要
があり、キーが多数になった場合、探し出すことが困難
になるなどの不便さがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、メッ
セージを通知するサービスを行う際に、定型以外の自由
なメッセージの入力を容易に行うことができないという
欠点があった。したがって、特に振込取引において操作
が煩わしいものとなり、結果として操作性が悪く、稼働
率の低下を招いていた。
【0008】そこで、この発明は、定型以外の自由なメ
ッセージの入力が容易かつ迅速に行え、操作性の向上が
図れる自動取引システムを提供することを目的とする。
また、この発明は、特に振込取引において、振込先に対
する定型以外の自由なメッセージの入力が容易かつ迅速
に行え、操作性および稼働率の向上が図れる自動取引シ
ステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の自動取引装置
は、利用者の操作により所定の取引を行うものにおい
て、操作案内画面を表示する表示手段、この表示手段に
設けられ、この表示手段に表示されろ操作案内画面に従
い、取引を行う口座情報を入力するとともに、取引時の
メッセージ情報を入力するために、文字又はイラスト等
の情報を利用者により直接入力することを可能としたタ
ッチパネル入力手段、およびこのタッチパネル入力手段
により入力されたメッセージ情報を用いて、上記タッチ
パネル入力手段により入力された口座情報に基づいて、
所定の取引を実行する処理手段から構成される。
【0010】この発明の自動取引システムは、利用者の
操作により振込取引を行う自動取引装置とこの自動取引
装置と通信回線を介して接続される外部装置とからなる
ものにおいて、上記自動取引装置が、振込先の口座情報
などの振込内容を入力する入力手段、この入力手段によ
り入力された振込内容を上記外部装置へ送信する第1の
送信手段、操作案内を表示する表示手段、この表示手段
に設けられ、振込先へのメッセージを入力するために、
文字又はイラストなどの筆跡を示す位置情報を接触入力
するタッチパネル、このタッチパネルから入力される筆
跡を示す位置情報により、この筆跡に対応する文字を順
次認識する認識手段、この認識手段で順次認識される文
字に基づいて、これらの文字を文字列として順次認識
し、かつ、上記表示手段に順次表示する第1の処理手
段、この第1の処理手段で認識したメッセージに対応す
る文字列又はイラストと上記入力手段により入力された
振込先の口座情報とを上記外部装置へ送信する第2の送
信手段からなり、上記外部装置が、上記自動取引装置か
らの振込内容に応じた振込取引を行う取引手段、利用者
ごとの口座情報と住所情報とを記憶する記憶手段、上記
自動取引装置からの利用者ごとの口座情報とメッセージ
に対応する文字列又はイラストとに応じて、その口座情
報に対応する住所情報を上記記憶手段から読出し、この
読出した住所に上記メッセージを発送する第2の処理手
段からなるこの発明の自動取引装置は、利用者の操作に
より所定の取引を行うものにおいて、操作案内画面を表
示する表示手段、この表示手段に設けられ、この表示手
段に表示される操作案内画面に従い、取引を行う口座情
報を入力するとともに、取引時のメッセージ情報を入力
するために、文字又はイラスト等の情報を利用者により
直接入力することを可能としたタッチバネル入力手段、
このタッチパネル入力手段により利用者が直接入力して
いる際に、所定時間以上入力処理がなされたかった場合
に、利用者にメッセージ情報の入力を施すために、上記
タッチパネル入力手段に50音キーを表示する表示制御
手段、および上記タッチパネル入力手段によって直接入
力されたメッセージ情報又は50音キーを介して入力さ
れたメッセージ情報を用いて、上記タッチパネル入力手
段により入力された口座情報に基づいて、所定の取引を
実行する処理手段から構成される。
【0011】この発明の自動取引システムは、利用者の
操作により振込取引を行う自動取引装置とこの自動取引
装置と通信回線を介して接続される外部装置とからなる
ものにおいて、上記自動取引装置が、振込先の口座情報
などの振込内容を入力する入力手段、この入力手段によ
り入力された振込内容を上記外部装置へ送信する第1の
送信手段、操作案内を表示する表示手段、この表示手段
に設けられ、振込先へのメッセージを入力するために、
文字又はイラストなどの筆跡を示す位置情報を接触入力
するタッチパネル、このタッチパネルから入力される筆
跡を示す位置情報により、この筆跡に対応する文字を順
次認識する認識手段、この認識手段で順次認識される文
字に基づいて、これらの文字を文字列として順次認識
し、かつ、上記表示手段に順次表示する第1の処理手
段、上記タッチパネルから振込先へのメッセージを入力
している際に、所定時間以上入力が行われなかった場合
に、上記表示手段に50音を表示し、50音による入力
に切換える切換手段、この切換手段により50音表示に
切換えられた際に、上記タッチパネルから入力される5
0音の文字列を振込先へのメッセージとして処理する第
2の処理手段、上記第1の処理手段で認識したメッセー
ジに対応する文字列、上記第2の処理手段により処理さ
れたメッセージに対応する文字列、又はイラストと上記
入力手段により入力された振込先の口座情報とを上記外
部装置へ送信する第2の送信手段からなり、上記外部装
置が、上記自動取引装置からの振込内容に応じた振込取
引を行う取引手段、利用者ごとの口座情報と住所情報と
を記憶する記憶手段、上記自動取引装置からの利用者ご
との口座情報とメッセージに対応する文字列又はイラス
トとに応じて、その口座情報に対応する住所情報を上記
記憶手段から読出し、この読出した住所に上記メッセー
ジを発送する第2の処理手段からなる。
【0012】この発明の自動取引装置は、利用者の操作
により所定の取引を行うものにおいて、操作案内画面を
表示する表示手段、この表示手段に設けられ、この表示
手段に表示される操作案内画面に従い、振込み取引を行
う振込先の口座情報を入力するとともに、取引時のメッ
セージ情報を入力するために、文字又はイラスト等の情
報を利用者により直接入力することを可能としたタッチ
パネル入力手段、複数の定型文言によるメッセージ情報
を記憶する記憶手段、上記タッチパネル入力手段によ
り、メッセージ情報を入力する際に、入力するメッセー
ジ情報が定型文言によるものか自由文言によるものかを
選択する選択手段、この選択手段により定型文言でのメ
ッセージ情報の入力が選択された際に、上記記憶手段に
記憶されている複数の定型文言のメッセージ情報を上記
表示手段に表示する第1の表示制御手段、上記選択手段
により自由文言のメッセージ情報の入力が選択された際
に、利用者に対して直接入力によるメッセージ情報入力
を上記表示手段に案内表示する第2の表示制御手段、お
よび上記第1の表示制御手段並びに上記第2の表示制御
手段の制御に基づいて、上記タッチパネル入力手段を介
して入力された定型文言又は自由文言のメッセージ情報
を用いて、上記タッチパネル入力手段により入力された
口座情報に基づいて、所定の取引を実行する振込み手段
から構成される。
【0013】この発明の自動取引システムは、利用者の
操作により振込取引を行う自動取引装置とこの自動取引
装置と通信回線を介して接続される外部装置とからなる
ものにおいて、上記自動取引装置が、振込先の口座情報
などの振込内容を入力する入力手段、この入力手段によ
り入力された振込内容を上記外部装置へ送信する第1の
送信手段、操作案内を表示する表示手段、の表示手段に
設けられ、振込先へのメッセージを入力するために、文
字またはイラストなどの筆跡を示す位置情報を接触入力
するタッチパネル、このタッチパネルから入力される筆
跡を示す位置情報により、この筆跡に対応する文字を順
次認識する認識手段、振込先へのメッセージの入力を選
択する第1の選択手段、この第1の選択手段により振込
先へのメッセージの入力が選択された際に、メッセージ
が定型文言か自由文言かを選択する第2の選択手段、こ
の第2の選択手段により定型文言が選択された際に、複
数の定型文言の中の1つをメッセージとして選択する第
3の選択手段、上記第2の選択手段により自由文言が選
択された際に、上記タッチパネルから入力され、上記認
識手段により認識される文字列をメッセージとして指定
する指定手段、この指定手段で指定されたメッセージに
対応する文字列あるいは上記第3の選択手段により選択
されたメッセージに対応する文字列と上記入力手段によ
り入力された振込先の口座情報とを上記外部装置へ送信
する第2の送信手段からなり、上記外部装置が、上記自
動取引装置からの振込内容に応じた振込取引を行う取引
手段、利用者ごとの口座情報と住所情報とを記憶する記
憶手段、上記自動取引装置からの利用者ごとの口座情報
とメッセージに対応する文字列とに応じて、その口座情
報に対応する住所情報を上記記憶手段から読出し、この
読出した住所に上記メッセージを発送する処理手段から
なる。
【0014】この発明の自動取引システムは、利用者の
操作により振込取引を行う自動取引装置とこの自動取引
装置と通信回線を介して接続される外部装置とからなる
ものにおいて、上記自動取引装置が、振込先の口座情報
などの振込内容を入力する入力手段、この入力手段によ
り入力された振込内容を上記外部装置へ送信する第1の
送信手段、操作案内を表示する表示手段、の表示手段に
設けられ、振込先へのメッセージを入力するために、文
字またはイラストなどの筆跡を示す位置情報を接触入力
するタッチパネル、このタッチパネルから入力される筆
跡を示す位置情報により、この筆跡に対応する文字を順
次認識する認識手段、振込先へのメッセージの入力を選
択する第1の選択手段、この第1の選択手段により振込
先へのメッセージの入力が選択された際に、メッセージ
が定型文言か自由文言かを選択する第2の選択手段、こ
の第2の選択手段により定型文言が選択された際に、複
数の定型文言の中の1つをメッセージとして選択する第
3の選択手段、上記第2の選択手段により自由文言が選
択された際に、上記タッチパネルから入力され、上記認
識手段により認識される文字列をメッセージとして指定
する指定手段、メッセージ用の複数種類のカードの1つ
のカードを選択する第4の選択手段、上記指定手段で指
定されたメッセージあるいは上記第3の選択手段により
選択されたメッセージと、上記第4の選択手段により選
択されたカードとにより、費用を計算する計算手段、こ
の計算手段によるメッセージの費用を徴収する徴収手
段、この徴収手段によりメッセージの費用を徴収した際
に、上記指定手段で指定されたメッセージに対応する文
字列あるいは上記第3の選択手段により選択されたメッ
セージに対応する文字列と上記入力手段により入力され
た振込先の口座情報とを上記外部装置へ送信する第2の
送信手段からなり、上記外部装置が、上記自動取引装置
からの振込内容に応じた振込取引を行う取引手段、利用
者ごとの口座情報と住所情報とを記憶する記憶手段、上
記自動取引装置からの利用者ごとの口座情報とメッセー
ジに対応する文字列とに応じて、その口座情報に対応す
る住所情報を上記記憶手段から読出し、この読出した住
所に上記メッセージを発送する処理手段からなる。
【0015】この発明の自動取引システムは、利用者の
操作により取引を行う自動取引装置とこの自動取引装置
と通信回線を介して接続される外部装置とからなるもの
において、上記自動取引装置が、操作案内を表示する表
示手段と、この表示手段に設けられ、メッセージを入力
するために、文字またはイラストなどの筆跡を示す位置
情報を接触入力したり、選択表示画面のキー入力として
用いられるタッチパネルとからなる入力手段、この入力
手段を用いてメッセージの発送を選択する選択手段、こ
の選択手段によりメッセージの発送が選択された際に、
上記入力手段を用いて相手先を指定する指定手段、上記
入力手段のタッチパネルを用いてメッセージを入力する
ことにより、タッチパネルから入力される筆跡を示す位
置情報により、この筆跡に対応する文字を順次認識する
認識手段、この認識手段で順次認識される文字に基づい
て、これらの文字をメッセージの文字列として順次認識
し、かつ、上記表示手段に順次表示する第1の処理手
段、この第1の処理手段で認識したメッセージに対応す
る文字列と上記指定手段により指定された相手先の口座
情報とを上記外部装置へ送信する送信手段からなり、上
記外部装置が、利用者ごとの口座情報と住所情報とを記
憶する記憶手段、上記自動取引装置からの相手先の口座
情報とメッセージに対応する文字列とに応じて、その口
座情報に対応する住所情報を上記記憶手段から読出し、
この読出した住所に上記メッセージを発送する処理手段
からなる。
【0016】この発明の自動取引システムは、利用者の
操作により取引を行う自動取引装置とこの自動取引装置
と通信回線を介して接続される外部装置とからなるもの
において、上記自動取引装置が、操作案内を表示する表
示手段と、この表示手段に設けられ、メッセージを入力
するために、文字またはイラストなどの筆跡を示す位置
情報を接触入力したり、選択表示画面のキー入力として
用いられるタッチパネルとからなる入力手段、この入力
手段を用いてメッセージの発送を選択する選択手段、こ
の選択手段によりメッセージの発送が選択された際に、
上記入力手段を用いて相手先を指定する指定手段、上記
入力手段のタッチパネルを用いてメッセージを入力する
ことにより、タッチパネルから入力される筆跡を示す位
置情報により、この筆跡に対応する文字を順次認識する
認識手段、この認識手段で順次認識される文字に基づい
て、これらの文字をメッセージの文字列として順次認識
し、かつ、上記表示手段に順次表示する第1の処理手
段、上記入力手段のタッチパネルからメッセージを入力
している際に、所定時間以上入力が行われなかった場合
に、上記表示手段に50音を表示し、50音による入力
に切換える切換手段、この切換手段により50音表示に
切換えられた際に、上記タッチパネルから入力される5
0音の文字列をメッセージとして処理する第2の処理手
段、この第1の処理手段で認識したメッセージに対応す
る文字列あるいは上記第2の処理手段により処理された
メッセージに対応する文字列と上記指定手段により指定
された相手先の口座情報とを上記外部装置へ送信する送
信手段からなり、上記外部装置が、利用者ごとの口座情
報と住所情報とを記憶する記憶手段、上記自動取引装置
からの相手先の口座情報とメッセージに対応する文字列
とに応じて、その口座情報に対応する住所情報を上記記
憶手段から読出し、この読出した住所に上記メッセージ
を発送する処理手段からなる。
【0017】この発明の自動取引システムは、利用者の
操作により取引を行う自動取引装置とこの自動取引装置
と通信回線を介して接続される外部装置とからなるもの
において、上記自動取引装置が、操作案内を表示する表
示手段と、この表示手段に設けられ、メッセージを入力
するために、文字またはイラストなどの筆跡を示す位置
情報を接触入力したり、選択表示画面のキー入力として
用いられるタッチパネルとからなる入力手段、この入力
手段を用いてメッセージの発送を選択する選択手段、こ
の選択手段によりメッセージの発送が選択された際に、
上記入力手段を用いて相手先を指定する指定手段、上記
入力手段のタッチパネルを用いてメッセージを入力する
ことにより、タッチパネルから入力される筆跡を示す位
置情報により、この筆跡に対応する文字を順次認識する
認識手段、この認識手段で順次認識される文字に基づい
て、これらの文字をメッセージの文字列として順次認識
し、かつ、上記表示手段に順次表示する第1の処理手
段、この第1の処理手段によりに認識されたメッセージ
により、費用を計算する計算手段、この計算手段による
メッセージの費用を徴収する徴収手段、この徴収手段に
よりメッセージの費用を徴収した際に、上記第1の処理
手段で認識したメッセージに対応する文字列と上記指定
手段により指定された相手先の口座情報とを上記外部装
置へ送信する送信手段からなり、上記外部装置が、利用
者ごとの口座情報と住所情報とを記憶する記憶手段、上
記自動取引装置からの相手先の口座情報とメッセージに
対応する文字列とに応じて、その口座情報に対応する住
所情報を上記記憶手段から読出し、この読出した住所に
上記メッセージを発送する処理手段からなる。
【0018】この発明の自動取引装置は、利用者の操作
により取引を行うものにおいて、操作案内画面を表示す
る表示手段、この表示手段に設けられ、この表示手段に
表示される操作案内画面に従い、利用者が行う取引内容
を指定するとともに、この指定された取引を行う上で、
この取引内容に関連メモ情報を入力するために、文字又
はイラスト等の情報を利用者により直接入力することを
可能としたタッチパネル入力手段、このタッチパネル入
力手段により指定された取引を実行する取引処理手段、
この取引処理手段により実行された取引の内容を記録媒
体に印字する印字手段、および上記タッチパネル入力手
段により利用者のメモ情報が入力されている際に、取引
内容が印字された記録媒体に入力されたメモ情報を合わ
せて印字するように上記印字手段を制御する印字制御手
段から構成される。
【0019】この発明の自動取引装置は、利用者の操作
により取引を行うものにおいて、操作案内画面を表示す
る表示手段、この表示手段に設けられ、この表示手段に
表示される操作案内画面に従い、利用者が行う取引内容
を指定するとともに、この指定された取引を行う上で、
この取引内容に関連メモ情報を入力するために、文字又
はイラスト等の情報を利用者により直接入力することを
可能としたタッチパネル入力手段、複数の定型文言によ
るメモ情報を記憶する記憶手段、上記タッチパネル入力
手段により、メモ情報を入力する際に、入力するメモ情
報が定型文言によるものか自由文言によるものかを選択
する選択手段、この選択手段により定型文言でのメモ情
報の入力が選択された際に、上記記憶手段に記憶されて
いる複数の定型文言のメモ情報を上記表示手段に表示す
る第1の表示制御手段、上記選択手段により自由文言の
メモ情報の入力が選択された際に、利用者に対して直接
入力によるメモ情報入力を上記表示手段に案内表示する
第2の表示制御手段、上記第1の表示制御手段並びに上
記第2の表示制御手段の制御に基づいて、上記タッチパ
ネル入力手段を介して入力された定型文言又は自由文言
のメモ情報を取引き結果の印刷物へ印刷する印刷手段か
ら構成される。
【0020】この発明の自動取引装置は、利用者の操作
により取引を行うものにおいて、操作案内を表示する表
示手段と、この表示手段に設けられ、筆跡を示す位置情
報を接触入力したり、選択表示画面のキー入力として用
いられるタッチパネルとからなる入力手段、利用者の口
座情報を設定する設定手段、キーワードに対するマーク
の画像データがそれぞれマーク番号が付されて記憶され
ている記憶手段、上記入力手段を用いてマークの指定を
選択する選択手段、この選択手段によりマークの指定が
選択されている際に、上記入力手段のタッチパネルを用
いてキーワードの文字を入力することにより、タッチパ
ネルから入力される筆跡を示す位置情報により、この筆
跡に対応する文字を順次認識する認識手段、この認識手
段により認識される文字列によるキーワードに対応する
画像データを上記記憶手段から読出す読出手段、および
この読出手段により読出された画像データを上記設定手
段により設定されている口座情報に対応して登録する登
録手段から構成される。
【0021】この発明の自動取引装置は、利用者の操作
により取引を行うものにおいて、操作案内を表示する表
示手段と、この表示手段に設けられ、筆跡を示す位置情
報を接触入力したり、選択表示画面のキー入力として用
いられるタッチパネルとからなる入力手段、利用者の口
座情報を設定する設定手段、キーワードに対するマーク
の画像データがそれぞれマーク番号が付されて記憶され
ている記憶手段、上記入力手段を用いてマークの指定を
選択する選択手段、この選択手段によりマークの指定が
選択されている際に、上記入力手段のタッチパネルを用
いてキーワードの文字を入力することにより、タッチパ
ネルから入力される筆跡を示す位置情報により、この筆
跡に対応する文字を順次認識する認識手段、この認識手
段により認識される文字列によるキーワードに対応する
画像データを上記記憶手段から読出す読出手段、この読
出手段により読出された画像データを上記設定手段によ
り設定されている口座情報に対応して登録する登録手
段、および上記利用者により取引が行われた際に、印刷
物に取引結果を印刷するとともに、上記利用者の口座情
報に対応して上記登録手段に登録されている画像データ
を印刷する印刷手段から構成される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照してを説明する。図1は、この実施の形
態に係る自動取引装置(たとえば、銀行の営業店に設置
され、入金、出金、振込、振替、残高照会、通帳記入な
どの取引が可能な現金自動預出金機)の外観を示すもの
である。図1において、筐体1の前面には、略L字形状
の接客操作部2が形成されている。接客操作部2の水平
面には、紙幣を多数枚一括して投入し得るとともに、放
出された紙幣を一括して受取る、開閉可能な蓋体を有す
る紙幣口3、および、硬貨を多数枚一括して投入し得る
とともに、放出された硬貨を一括して受取る、開閉可能
な蓋体を有する硬貨口4が設けられている。
【0023】また、接客操作部2の水平面には、表面に
指を接触することにより所定の情報が入力できる矩形状
の透明なタッチパネル5が設けられているとともに、そ
の下面に相対向して表示手段としての矩形状の表示画面
を有するカラー液晶表示装置6が設けられていてる。
【0024】タッチパネル5は、液晶表示装置6の表示
画面上に重ねて用いられる、たとえば、透明なタッチス
クリーンであり、利用者によって指などでタッチされた
当該パネル上の位置を、たとえば、静電容量の変化、赤
外線の遮蔽、あるいは、超音波の遮蔽などによって検知
するものである。なお、液晶表示装置6の下に置いて重
力の変化を検知し、タッチされた位置を所定の計算によ
って割り出すものでもよい。このタッチパネル5の一部
領域(ほぼ中央部)は、振込取引の際、手書きによる文
字入力領域に割り当てられるようになっている。
【0025】液晶表示装置6は、操作案内手順、その他
の情報を文字、文言、イラストあるいは画像情報によっ
て画面にカラーで表示し、利用者の操作を誘導するとと
もに、取引に必要な各種情報を入力するための数字、片
仮名文字、英文字などの各種操作キーを表示し、この表
示された操作キーに対応するタッチパネル5のセグメン
ト部位を指で触れることにより、所望のキー入力(各種
情報の入力など)を行うことができるようになってい
る。
【0026】また、液晶表示装置6は、振込取引の際、
表示画面のほぼ中央部に、文字を手書きで入力するため
の文字入力領域を有する銀行名入力画面を表示するよう
になっている。なお、これについては後で詳細を説明す
る。
【0027】ここに、上記タッチパネル5、および、液
晶表示装置6は、本実施の形態に係るタッチパネル式の
情報入力装置7を構成している。接客操作部2の垂直面
には、暗証番号や口座番号などが記録されている取引媒
体としての磁気カード、あるいは、振込取引時の振込券
を受入れるとともに、取引内容を印字したレシート(明
細票)を排出するカード口8、同じく取引媒体としての
磁気通帳を受入れる通帳口9、および、利用者に対する
音声案内のためのスピーカ10などが設けられている。
【0028】一方、筐体1の内部には、カード口8と対
応してカードリーダ・レシートプリンタユニット11
が、通帳口9と対応して通帳プリンタユニット12が、
紙幣口3と対応して紙幣入出金ユニット13が、硬貨口
4と対応して硬貨入出金ユニット14が、それぞれ設け
られている。また、筐体1内の下部には、本装置の制御
を司る制御ユニット15が設けられている。
【0029】図2は、上記した自動取引装置の全体的な
構成を概略的に示すもので、カードリーダ・レシートプ
リンタユニット11、通帳プリンタユニット12、紙幣
入出金ユニット13、硬貨入出金ユニット14、タッチ
パネル式情報入力装置7、音声案内ユニット16、内部
モニタ17、記憶部18、フロッピーディスク装置1
9、伝送制御部20、主制御部21、および、これらに
動作電源を供給する電源部22などによって構成され
る。
【0030】タッチパネル式情報入力装置7は、前述し
たように、タッチパネル5、および、液晶表示装置6な
どによって構成されており、詳細については後述する。
カードリーダ・レシートプリンタユニット11は、カー
ド口8から受入れた磁気カードあるいは振込券の磁気ス
トライプなどに対してデータの読取りあるいは書込みを
行う。また、取引内容を印字したレシートを発行し、カ
ード口8から排出する。
【0031】通帳プリンタユニット12は、通帳口9か
ら受入れた通帳の磁気ストライプに対してデータの読取
りあるいは書込みを行うとともに、必要に応じて該通帳
への印字を行う。レシートの代わりに単票を扱う場合
は、通帳プリンタユニット12での単票の印字、発行に
より通帳口9から排出される。
【0032】紙幣入出金ユニット13は、紙幣口3に一
括して投入された紙幣を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た紙幣を所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払
出す。
【0033】硬貨入出金ユニット14は、硬貨口4に一
括して投入された硬貨を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た硬貨を所定枚数だけ取出して硬貨口4から一括して払
出す。
【0034】音声案内ユニット16は、前記スピーカ1
0から音声により利用者の操作を誘導する案内を行う。
内部モニタ17は、本装置の運用に係る係員に本装置の
状態を通知するとともに、係員による操作指示の入力な
どを行う。
【0035】記憶部18は、各種データの記憶に用いら
れるとともに、本装置の運用に係る処理手順のプログラ
ムの格納、取引に供する各種の情報や取引の記録、本装
置の稼働状況の記録などを行う。
【0036】フロッピーディスク装置19は、振込取引
に必要な金融機関の各種情報、たとえば、金融機関名と
しての銀行名(場合によっては支店名も)が50音順に
記憶されたデータファイルなどが格納されている。
【0037】伝送制御部20は、通信回線23を介して
センタの預金元帳としてのホストコンピュータ24とオ
ンライン接続されていて、必要に応じてホストコンピュ
ータ24とオンライン交信するようになっている。上記
ホストコンピュータ24には、顧客情報として口座番号
に対する住所情報が顧客テーブル24aに登録されてい
る。
【0038】主制御部21は、記憶部18内のプログラ
ム情報を参照しつつ、タッチパネル式情報入力装置7、
各ユニット11〜14,16、フロッピーディスク装置
19、および、伝送制御部20を制御して、入金、出金
あるいは振込など、所定の取引動作を行わせしめる。
【0039】また、主制御部21には、必要に応じてリ
モートモニタ25を接続し、遠方から監視することがで
きるようになっている。リモートモニタ25は、主制御
部21によって制御され、内部モニタ17とほぼ同じ情
報を表示するとともに、本装置に異状が発生した場合に
は、ブザーなどの鳴動手段を併用して報知するようにな
っている。
【0040】電源部22は、通常、入力される商用交流
電圧を直流電圧に変換して動作用電源として各部に供給
する。なお、電源部22は、停電が発生した際、商用交
流電圧に代わって動作用電源を供給するためのバッテリ
(図示しない)を備えていて、図示しない充電回路によ
って必要に応じて充電されるようになっている。
【0041】図3は、タッチパネル式情報入力装置7の
構成を詳細に示すものである。情報入力装置7は、タッ
チパネル5、液晶表示装置6、入力制御部31、文字入
力部32、指定部33、文字認識部34、文字認識用辞
書35、および対話管理部36から構成される。
【0042】タッチパネル5は、前述したように、液晶
表示装置6の表示画面上に重ねて用いられる透明なタッ
チスクリーンであり、その一部分の領域は、対話管理部
36の制御によって、必要に応じて手書きによる文字入
力領域に割り当てられる。
【0043】液晶表示装置6は、前述したように、利用
者がタッチパネル5に手書きした文字の筆跡(文字線)
および各種メッセージなどの表示に用いられる。また、
液晶表示装置6は、文字認識部34の認識結果を、あら
かじめ定められた表示領域に順次文字列として表示する
ようになっている。
【0044】入力制御部31は、タッチパネル5によっ
て検知される利用者のタッチした位置が文字入力領域内
であるか否かを判断し、文字入力領域内であれば、対応
する位置情報を文字入力部32に渡し、文字入力領域以
外であれば、対応する位置情報を指定部33に渡す入力
制御を行うものである。
【0045】文字入力部32は、入力制御部31から渡
された位置情報を取込んで、入力バッファ(図示せず)
に順次格納するものである。そして、文字入力部32
は、入力制御部31から位置情報を取込んでから、あら
かじめ定められた一定時間を経過してからも、次の位置
情報が渡されなかった場合に、文字認識部34を起動す
るようになっている。
【0046】指定部33は、入力制御部31から渡され
た位置情報が液晶表示装置6との対応によって、利用者
の意図する操作内容を判断し、操作内容を対話管理部3
6へ送る。
【0047】文字認識部34は、文字入力部32に取込
まれている位置情報の列の示す文字パターンの文字認識
を、文字認識用辞書35を参照して行うもので、文字入
力部32に起動されて行う。
【0048】文字認識用辞書35は、文字認識部34で
の文字認識処理に用いられる、たとえば、平仮名につい
て標準パターンが登録されている。対話管理部36は、
上述したように、タッチパネル5および液晶表示装置6
を通して、利用者との対話を管理・制御するものであ
る。すなわち、対話管理部36は、液晶表示装置6に対
する各種入力画面の切換え表示、手書き入力文字の筆跡
などを制御するとともに、入力画面構成を入力制御部3
1および指定部33に設定する。
【0049】ここで、情報入力装置7の動作について説
明しておく。まず、液晶表示装置6に、図4に示すよう
な、文字を入力するための文字入力領域E1を有する入
力画面を表示するとともに、「メッセージを1文字ずつ
書いて下さい」という案内文を表示する。利用者は、こ
の案内文にしたがい、タッチパネル5上の文字入力領域
E1において、自己の指により所望のメッセージをその
先頭文字から順に平仮名で書いてゆく。
【0050】タッチパネル5上の文字入力領域E1内に
書かれた文字の筆跡を表わす位置情報は、タッチパネル
5によって検知されて、入力制御部31を介して文字入
力部32に送られる。文字入力部32は、入力された位
置情報をバッファに格納し、一定時間経過しても次の位
置情報が入力されなかった場合に、文字認識部34を起
動する。
【0051】起動された文字認識部34は、文字入力部
32に取込まれている位置情報の列の示す文字パターン
の文字認識を、文字認識用辞書35を参照して行い、そ
の認識結果を対話管理部36に送る。対話管理部36
は、その認識結果を文字列として順次、液晶表示装置6
の認識結果表示領域E2(図4参照)に表示する。
【0052】また、対話管理部36は、文字の手書き入
力に伴い、文字入力部32に取込まれている文字の筆跡
を表わす位置情報に基づき、液晶表示装置6を制御する
ことにより、文字入力領域E1内に手書きされた文字の
筆跡を逐次表示する(図4参照)。
【0053】なお、上記説明では、平仮名文字のみを入
力対象としているが、片仮名文字のみを入力対象とする
ことも可能である。また、漢字のみを入力対象としても
よいし、漢字と平仮名を入力対象とすることも可能であ
る。
【0054】次に、上記のような構成において、振込人
依頼元と振込先が同じ取引銀行内の場合、もしくは振込
先の取引銀行に出向いて行う場合の、振込取引時の振込
先に対してメッセージを通知するサービスを行う際の処
理を、図5、図6に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。このサービスは、振込取引時に振込目的等を
「一言メッセージ」として郵送や電報等で送る有料の取
引サービスである。
【0055】まず、利用客は振込先等の振込情報を入力
する(ST1)。これにより、主制御部21は振込内容
をホストコンピュータ24と交信し(ST2)、同時に
その振込内容を液晶表示装置6で表示する(ST3)。
【0056】この表示により利用客が振込内容を確認
し、取消しキーを投入した場合(NG)(ST4)、主
制御部21は途中で入力を打切り、その旨を液晶表示装
置6でメッセージ表示する取消し処理となる。
【0057】上記ステップ4において、確認キーが投入
された際、主制御部21は振込先が自行客か否かを確認
する(ST5)。この確認により、振込先が自行客でな
かった場合、主制御部21は振込取引の終了処理に移行
する。
【0058】上記ステップ5により振込先が自行客であ
った場合、主制御部21は一言メッセージを利用するか
否かの案内画面を液晶表示装置6で表示する(ST
6)。この表示により利用客が一言メッセージの利用を
選択しなかった際(ST7)、主制御部21は振込取引
の終了処理に移行する。
【0059】上記ステップ6の表示により、利用客が一
言メッセージの利用を選択した際(ST7)、主制御部
21は「定型文言」と「自由文言」を選択する案内画面
を液晶表示装置6で表示する(ST8)。
【0060】この表示により利用客が「定型文言」を選
択した際(ST9)、主制御部21は記憶部18あるい
はフロッピーディスク19に記憶されているメッセージ
の種類ごとの定型文を、図7に示すように、液晶表示装
置6で表示する(ST10)。この表示により利用客が
1つのメッセージの文言を、文言の書いてあるボタンを
押下するか、文言に振ってある通し番号を入力して選択
する(ST11)。
【0061】また、ステップ8の表示により利用客が
「自由文言」を選択した際(ST9)、主制御部21は
指書き入力に移行し、図4に示すような、指書き入力の
案内画面を液晶表示装置6で表示する(ST12)。
【0062】この表示により利用客は、指書きの入力処
理を行う(ST13)。この指書きの入力処理は、先に
詳細に説明したように、情報入力装置7により前述した
ように行われる。
【0063】すなわち、利用客は液晶表示装置6の画面
の入力枠(文字入力領域E1)に一文字ずつ指で文字を
入力する。すると、対話管理部36は、液晶表示装置6
の画面の入力枠(文字入力領域E1)内に入力にそって
軌跡を表示する。
【0064】ついで、入力制御部31は入力終了(指を
離してから一定時間経過後など)により、文字認識部3
4で文字認識を行い、この認識結果を対話管理部36が
液晶表示装置6の画面の枠(認識結果表示領域E2)内
に表示する。対話管理部36は、液晶表示装置6の画面
に同時に次候補も表示する。認識結果が違っていたとき
は、次候補から選択する。認識結果が正しければ次文字
を入力する。
【0065】以下同様に入力を行い、メッセージの入力
が終了したら画面上の「終了」を示すボタンを押下す
る。また、上記対話管理部36により液晶表示装置6の
画面の枠(認識結果表示領域E2)内に、入力時の文字
表示位置を示すカーソルを表示する。
【0066】また、入力を間違ってしまった場合は、
「訂正」ボタンを押下して最終表示文字から一文字ずつ
削除していく。または、「←」「→」ボタンを表示し、
その押下でカーソルを移動させ、「訂正」ボタンを押下
したときのカーソル位置の文字を削除する。このよう
に、カーソル移動のための矢印ボタンがある場合、入力
文字表示は、カーソルのある位置に入力文字表示を行
う、すなわち文字の挿入を行う。
【0067】また、指書き入力でなかなか希望する文字
認識結果がでない場合、五十音や英数字ボタンから選択
する入力を可能とする画面切替ボタンとしての50音入
力ボタンを、図8に示すように、表示するようにしても
良い。
【0068】この50音入力ボタンが入力された際、図
9に示すように、50音キーの一覧が表示され、50音
の一文字ずつが選択入力できるようになる。また、メッ
セージが限られた文字内での入力の場合、文字数超過時
に、対話管理部36は、液晶表示装置6の画面を用いて
その旨を知らせる。
【0069】そして、上記ステップ11によるメッセー
ジの選択、あるいは上記ステップ13による指書きの入
力処理が終了した際、主制御部21はカードの選択画面
を液晶表示装置6で表示する(ST14)。このとき、
予め単語登録並びにその単語に関連するカードを指定し
ておけば、メッセージ内の単語により指定されたカード
を優先的に表示するなどカード選択画面の順を変えるこ
とを行う。例えば「ご結婚おめでとう」なら、「結婚」
/「おめでとう」などの単語から、お祝い用のカードの
選択画面をまず表示する。
【0070】この表示により利用客がカードを選択した
場合(ST15)、主制御部21は、選択したメッセー
ジとカードとに対応する費用(手数料/カード代)を計
算し、この計算した費用を現金による支払いか振込みに
よる支払いか選択する画面を液晶表示装置6に表示する
(ST16)。
【0071】この場合、定型文言や文字数限定など費用
が判明している場合や計算でわかる場合は表示するが、
ホストコンピュータ24により照合しないとわからない
場合は、照合後に表示する。
【0072】上記ステップ16の表示により利用客が現
金を選択した際(ST17)、主制御部21は現金投入
の案内画面を液晶表示装置6で表示する(ST18)。
この表示に応じて利用客が紙幣口3に紙幣を投入した
り、硬貨口4に硬貨を投入したりすることにより費用と
しての現金を支払う(ST19)。
【0073】この支払われた現金は、紙幣入出金ユニッ
ト13あるいは硬貨入出金ユニット14により計数さ
れ、計数結果が主制御部21へ出力される(ST2
0)。ついで、主制御部21はこの現金投入金額と上記
費用とを比較し、釣り銭の有無と金額とを判断する(S
T21)。釣り銭があると判断された場合、主制御部2
1は硬貨入出金ユニット14を制御し、硬貨口4から釣
銭を放出し(ST22)、ステップ28に進む。これに
より、利用客に釣り銭が返却される。
【0074】上記ステップ21により釣り銭がないと判
断された場合、ステップ28に進む。また、上記ステッ
プ16の表示により利用客が振込みを選択する際(ST
17)、主制御部21は上記振込み処理がカードで行わ
れていなかった場合、カード挿入の案内画面を液晶表示
装置6で表示する(ST23)。この表示に応じて、利
用客はカード口8から磁気カードを挿入する(ST2
4)。このカードの挿入に応じて、主制御部21は暗証
入力の案内画面を液晶表示装置6で表示する(ST2
5)。この表示に応じて、利用客はタッチパネル5によ
り暗証を入力する(ST26)。この暗証を入力に応じ
て、主制御部21は暗証の確認をし(ST27)、確認
できた際に、ステップ28に進む。暗証が不一致の際
は、取消処理となる。
【0075】ついで、ステップ28では、主制御部21
は上記選択されたメッセージ(定型)あるい指書き入力
で入力されたメッセージ(自由)と選択したカードの種
類と振込先の口座情報とを通信回線23を介してホスト
コンピュータ24へ送信される。
【0076】これにより、ホストコンピュータ24は、
その送信されてきた振込先の口座情報に対する顧客情報
内の住所情報を顧客テーブル24aから読出し、上記送
信されたメッセージを指定カードに印刷し、相手先に送
達する。
【0077】同時に当取引明細を印字し利用客に渡され
る。釣り銭がない場合はあらかじめ決めておいた処理を
行う。(取引取消、あるいは利用客も自行客の場合は口
座に振込む、あるいは窓口で受けとる旨の引換票を発行
するなど)なお、上記実施形態では、「定型文言」「自
由文言」を選択してから、文言指定、あるいは指書きの
入力が行われた後、カードの選択を行う場合(ステップ
8〜15)について説明したが、これに限らず、カード
を先に選択し、定型文言で文言を指定する場合、カード
にあった文言を表示するようにしても良い。
【0078】この場合、図10、図11に示すように、
上記ステップ6の表示により、利用客が一言メッセージ
の利用を選択した際(ST7)、主制御部21はカード
の選択画面を液晶表示装置6で表示する(ST31)。
【0079】この表示により利用客がカードを選択した
場合(ST32)、主制御部21は、「定型文言」「自
由文言」を選択する案内画面を液晶表示装置6で表示す
る(ST33)。
【0080】この表示により利用客が「定型文言」を選
択した際(ST34)、主制御部21は記憶部18ある
いはフロッピーディスク19に記憶されているメッセー
ジの種類ごとの定型文を液晶表示装置6で表示する(S
T35)。この場合、選択されたカードにあった文言を
優先して表示する。この表示により利用客が1つのメッ
セージの文言を、文言の書いてあるボタンを押下する
か、文言に振ってある通し番号を入力して選択し(ST
36)、上記ステップ16へ進む。
【0081】また、ステップ33の表示により利用客が
「自由文言」を選択した際(ST34)、主制御部21
は指書き入力に移行し、図4に示すような、指書き入力
の案内画面を液晶表示装置6で表示する(ST37)。
【0082】この表示により利用客は、指書きの入力処
理を行い(ST38)、この処理の後、上記ステップ1
6へ進む。上記したように、同じ銀行内での振込取引時
の振込先に対してメッセージを通知するサービスを行う
際に、定型以外の自由メッセージを手書き入力処理によ
り行うことができ、操作性が良い。また、この手書き入
力処理が行われない際に、手書き入力処理から50音キ
ーによる入力処理に自動的に切換わるため、操作性が良
い。
【0083】次に、自動取引装置の処理機能の1つ、つ
まり各種サービスの1つとしてのメッセージ送信機能を
行う際の処理を、図12に示すフローチャートを参照し
つつ説明する。このサービスは、利用者が相手先の取引
銀行において、メッセージを送る取引であり、「一言メ
ッセージ」として郵送や電報等で送る有料の取引サービ
スである。
【0084】まず、利用者が、メッセージを送る相手先
の取引銀行の自動取引装置の初期画面(取引選択画面)
に対して、各種サービスを選択し(ST41)、この各
種サービスの選択画面に対して、「メッセージ送信」を
選択する(ST42)。
【0085】この選択により、主制御部21は「メッセ
ージを送信する相手先の口座番号を入力してくださ
い。」という相手先指定画面と、テンキーとを液晶表示
装置6で表示する(ST43)。
【0086】この表示により利用客がメッセージを送信
する相手先の口座番号を入力した際(ST44)、主制
御部21は指書き入力に移行し、図4に示すような、指
書き入力の案内画面を液晶表示装置6で表示する(ST
45)。
【0087】この表示により利用客は、指書きの入力処
理を行う(ST46)(上述した図5のステップ13と
同様)。この指書きの入力処理が終了した際、主制御部
21は費用(手数料)を計算し、この計算した費用の現
金による支払いの案内画面を液晶表示装置6で表示する
(ST47)。この表示に応じて利用客が紙幣口3に紙
幣を投入したり、硬貨口4に硬貨を投入したりすること
により費用としての現金を支払う(ST48)。
【0088】この支払われた現金は、紙幣入出金ユニッ
ト13あるいは硬貨入出金ユニット14により計数さ
れ、計数結果が主制御部21へ出力される(ST4
9)。ついで、主制御部21はこの現金投入金額と上記
費用とを比較し、釣り銭の有無と金額とを判断する(S
T50)。釣り銭があると判断された場合、主制御部2
1は硬貨入出金ユニット14を制御し、硬貨口4に釣銭
を放出し(ST51)、ステップ52に進む。これによ
り、利用客に釣り銭が返却される。また、ステップ50
で釣り銭がないと判断された場合、ステップ52に進
む。
【0089】ついで、ステップ52では、主制御部21
はレシートプリントユニット11を制御してレシートを
印刷しカード口8から発行させる。これにより、利用客
にレシートが渡される。
【0090】さらに、主制御部21は上記指書き入力で
入力されたメッセージと相手先の口座情報とが通信回線
23を介してホストコンピュータ24へ送信される(S
T53)。
【0091】これにより、ホストコンピュータ24は、
その送信されてきた振込先の口座情報に対する顧客テー
ブル24a内の顧客情報に対応づけてメッセージを登録
しておき、相手先が自動取引装置を利用したとき、その
登録したメッセージを利用した自動取引装置へ送信する
ことにより、その自動取引装置で画面に表示したり、明
細票に印字したりする。
【0092】また、ホストコンピュータ24は、送信さ
れてきた振込先の口座情報に対する顧客情報内の住所情
報を顧客テーブル24aから読出し、上記送信されたメ
ッセージを指定カードに印刷し、相手先に送信する。
【0093】また、料金を投入した際に、不足のときは
追加を促す。また、利用者が自分の口座から支払いたい
ときは、カードを挿入し通常の支払いと同様の処理を行
う(自行/他行共)。
【0094】以上の説明より理解されるように、この発
明によれば、面面上の多数のキーから選び出す必要がな
く装置に情報を入力することができる。また、思ったよ
うに入力できないときは従来の方法など、他の方法で入
力できるように誘導することも可能である。
【0095】次に、上記振込の取引において、取引時
(あるいは取引終了時)に振込目的等を「自由メッセー
ジ」としてイラストを郵送や電報等で送る取引と、相手
先の取引銀行において、メッセージとしてイラストを送
る取引を説明する。上記図5のステップ13、図10の
ステップ33の指書きの入力処理(メッセージの入力処
理)をイラストの入力処理に変える。ただし、図5、図
10の自由文言の代わりに自由イラストを用いる。ま
た、定型文言は定型イラストを用いる。
【0096】この場合、液晶表示装置6に、図13に示
すような、イラストを入力するためのイラスト入力領域
E3を有する入力画面を表示するとともに、「イラスト
を描いて下さい」という案内文を表示する。利用者は、
この案内文にしたがい、タッチパネル5上のイラスト入
力領域E3において、自己の指により所望のイラストを
描く。
【0097】まず、利用客は液晶表示装置6の画面の入
力枠(E3)に自由に指でイラストや文字を描く。する
と、対話管理部36は、液晶表示装置6の画面の入力枠
(E3)内の入力にそって軌跡を表示する。
【0098】この際、全部訂正の場合は「全部消す」ボ
タンを押す、一部訂正の場合は「一部消す」ボタンを押
し、その後指でなぞった部分を消す。このとき、「一部
消す」ボタンは「再び書く」ボタンに替える。再び入力
するときは「再び書く」ボタンを押すとその後指で触れ
た部分が入力となる。
【0099】次に、自動取引装置の取引において、取引
終了時に取引目的等をメモするサービスを行う際の処理
を、図14に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。このサービスは、たとえば、支払い取引時に「家
賃」「旅行申込金」などを通帳に印刷するサービスであ
る。
【0100】まず、利用客により支払い取引等を行い
(ST61)。主制御部21は取引内容をホストコンピ
ュータ24と交信し(ST62)、ホストコンピュータ
24から取引許可を受信した際(ST63)、主制御部
21は利用客が自行客か否かを確認する(ST64)。
この確認により、振込先が自行客でなかった場合、主制
御部21は取引の終了処理に移行する。取引拒否の場合
は、あらかじめ決められた処理に移行する。
【0101】上記ステップ64により振込先が自行客で
あった場合、主制御部21は目的メモを利用するか否か
の案内画面を液晶表示装置6で表示する(ST65)。
この表示により利用客が目的メモの利用を選択しなかっ
た際(ST66)、主制御部21は取引の終了処理に移
行する。
【0102】上記ステップ65の表示により、利用客が
目的メモの利用を選択した際(ST66)、主制御部2
1は「定型文言」と「自由文言」を選択する案内画面を
液晶表示装置6で表示する(ST67)。
【0103】この表示により利用客が「定型文言」を選
択した際(ST68)、主制御部21は記憶部18ある
いはフロッピーディスク19に記憶されている種類(取
引)ごとの目的メモの定型文を液晶表示装置6で表示す
る(ST69)。この表示により利用客が1つの目的メ
モの文言を、文言の書いてあるボタンを押下するか、文
言に振ってある通し番号を入力して選択する(ST7
0)。
【0104】また、ステップ67の表示により利用客が
「自由文言」を選択した際(ST68)、主制御部21
は指書き入力に移行し、図4に示すような、指書き入力
の案内画面を液晶表示装置6で表示する(ST71)。
【0105】この表示により利用客は、指書きの入力処
理を行う(ST72)。この指書きの入力処理は、先に
詳細に説明したように、情報入力装置7により前述した
図5のステップ13の場合と同様に行われる。
【0106】そして、上記ステップ70による目的メモ
の選択、あるいは上記ステップ72による指書きの入力
処理が終了した際、主制御部21はホストコンピュータ
24へ送信し、通常と同様にカード、紙幣、硬貨、通帳
等の媒体を返却し、取引処理を終了する(ST73)。
ただし、ホストコンピュータ24からの受信電文は、通
帳プリントユニット12に対して上記目的メモの内容が
取引内容に伴う記帳内容に含めて出力されるようになっ
ている。これにより、通帳プリントユニット12により
通帳に対する印刷が行われる際に、図15に示すよう
に、上記目的メモも同時に印刷されるようになってい
る。
【0107】なお、カード取引時などは通帳の代わりに
レシートに印刷するようにしても良い。次に、自動取引
装置の取引において、取引の途中でマークを印刷するサ
ービスを行う際の処理を説明する。このサービスは、た
とえば、自動取引装置の取引のレシートに、自分で設定
したマークを印刷するサービスである。
【0108】まず、自動取引装置へのマークの登録につ
いて説明する。すなわち、自動取引装置とは別の装置
(パソコンなど)を使い、ビットパターンとしてマーク
を作成(ワープロの外字作成ソフトなどのような登録シ
ステムを利用)し、その作成データをフロッピーディス
ク19や記憶部18内のRΟMに登録する。この際、マ
ーク毎に検索番号をつけておく。また、自動取引装置の
アプリケーションで、マーク毎の検索番号とリンクし
て、幾つかのキーワードを指定しておく。たとえば”り
んごの絵”に対して、”りんご””あっぷる”などのキ
ーワードを指定する。
【0109】次に、利用客によるマークの指定につい
て、図16に示すフローチャートを参照しつつ説明する
とともに、マークの印刷について説明する。すなわち、
利用客が、自動取引装置で取引を行っている際に(ST
81〜83)、主制御部21が利用客が自行客であると
確認し(ST84)、取引途中でマーク指定(液晶表示
装置6にマーク指定ボタンを設ける)を選択した場合
(ST85)、あるいは別途、マーク指定取引を選択し
た場合、主制御部21は液晶表示装置6によりマーク指
定画面を表示する(ST86)。
【0110】このマーク指定画面では、指書き入力で希
望する動物名や果実名などを入力すると、そのマーク
(イラスト)が表示される(ST87)。たとえば、液
晶表示装置6の画面に指定してある種類のなかから選ん
だ自分の指定したい名前を1文字ずつ指書きで入力す
る。この画面文言例としては、「ご指定希望のマークを
一文字ずつひらがなで書いてください 種類:動物、
果物、植物」が表示される。この際の指書き入力例とし
ては、「らいおん」「りんご」「ばら」が入力される。
【0111】すると、主制御部21は、入力された名前
をマークのキーワード一覧(内部の記憶部18に記憶)
から検索し(ST88)、あればそのマークとともに、
「よければ 確認 を変更するときは 訂正 を押して
ください」とを液晶表示装置6で案内表示する(ST8
9)。主制御部21は、入力された名前がない場合、
「該当するマークがありません。別の名前を入力して下
さい」と液晶表示装置6で案内表示する(ST90)。
【0112】ついで、利用客はその表示内容によりマー
クの内容を確認し、満足するものであった場合に、「確
認」ボタンを押下する(ST91)。この「確認」ボタ
ンの押下により、主制御部21は上記選択されたマーク
の番号をホストコンピュータ24へ送信する(ST9
2)。これにより、ホストコンピュータ24は口座番号
等の記録されたデータベースとしての顧客テーブル24
aに登録する。また、主制御部21はカードリーダ・レ
シートプリンタユニット11によりカードの磁気ストラ
イプ上にマークの登録ビットにオンを記録する(ST9
3)。
【0113】したがって、次回取引からレシートの定位
置に上記選択されたマークが印刷されるようになる。こ
れにより、次回の取引き時、カード上におけるマークの
登録ビットのオンになっているため、主制御部21はそ
のカードの口座番号に対する登録されているマーク番号
の問合せをホストコンピュータ24に送信する。この送
信により、ホストコンピュータ24は顧客テーブル24
aを参照し上記口座番号に対して登録されているマーク
番号を読出し、上記主制御部21に送信する。
【0114】これにより、主制御部21は返送されてき
たマーク番号に対するマークのビットマップデータをフ
ロッピーディスク19あるいは記憶部18内のRΟMを
読出し、カードリーダ・レシートプリンタユニット11
に出力する。この結果、カードリーダ・レシートプリン
タユニット11によりレシートに取引内容を印刷する際
に、レシートの所定位置に上記マークを印刷する。
【0115】上記例では、ホストコンピュータにマーク
番号を登録したが、カードの磁気ストライプ上に登録す
ることも考えられる。また、カードとして磁気ストライ
プを有したものについて説明したが、ICカードであっ
ても良い。ICカードを用いる場合には、メモリにマー
クのビットマップデータをそのまま登録しても良い。ま
た、レシートにマークが印刷される場合について説明し
たが、通帳に印刷するようにしても良い。
【0116】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
定型以外の自由なメッセージの入力が容易かつ迅速に行
え、操作性の向上が図れる自動取引システムを提供でき
る。また、この発明によれば、特に振込取引において、
振込先に対する定型以外の自由なメッセージの入力が容
易かつ迅速に行え、操作性および稼働率の向上が図れる
自動取引システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る自動取引装置の外
観構成を示す斜視図。
【図2】自動取引装置の全体的な構成を概略的に示すブ
ロック図。
【図3】情報入力装置の構成を詳細に示すブロック図。
【図4】メッセージ入力における表示画面例を示す図。
【図5】振込取引の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図6】振込取引の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図7】メッセージ入力における定型文の表示画面例を
示す図。
【図8】メッセージ入力における表示画面例を示す図。
【図9】メッセージ入力における50音キーの一覧の表
示画面例を示す図。
【図10】振込取引の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図11】振込取引の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図12】メッセージ送信機能の処理を説明するための
フローチャート。
【図13】イラスト入力における表示画面例を示す図。
【図14】目的メモのサービスを行う際の処理を説明す
るためのフローチャート。
【図15】通帳の印刷例を示す図。
【図16】自分マークのサービスを行う際の処理を説明
するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…筐体 2…接客操作部 3…紙幣口 4…硬貨口 5…タッチパネル 6…液晶表示装置 7…情報入力装置 8…カード口 9…通帳口 11…カードリーダ・レシートプリンタユニット 12…通帳プリンタユニット 13…紙幣入出金ユニット 14…硬貨入出金ユニット 15…制御ユニット 18…記憶部 21…主制御部 31…入力制御部 32…文字入力部 33…指定部 34…文字認識部 35…文字認用識辞書 36…対話管理部 E1…文字入力領域 E2…認識結果表示領域 E3…イラスト入力領域

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の操作により所定の取引を行う自
    動取引装置において、 操作案内画面を表示する表示手段と、 この表示手段に設けられ、この表示手段に表示されろ操
    作案内画面に従い、取引を行う口座情報を入力するとと
    もに、取引時のメッセージ情報を入力するために、文字
    又はイラスト等の情報を利用者により直接入力すること
    を可能としたタッチパネル入力手段と、 このタッチパネル入力手段により入力されたメッセージ
    情報を用いて、上記タッチパネル入力手段により入力さ
    れた口座情報に基づいて、所定の取引を実行する処理手
    段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 利用者の操作により振込取引を行う自動
    取引装置とこの自動取引装置と通信回線を介して接続さ
    れる外部装置とからなる自動取引システムにおいて、 上記自動取引装置が、 振込先の口座情報などの振込内容を入力する入力手段
    と、 この入力手段により入力された振込内容を上記外部装置
    へ送信する第1の送信手段と、 操作案内を表示する表示手段と、 この表示手段に設けられ、振込先へのメッセージを入力
    するために、文字又はイラストなどの筆跡を示す位置情
    報を接触入力するタッチパネルと、 このタッチパネルから入力される筆跡を示す位置情報に
    より、この筆跡に対応する文字を順次認識する認識手段
    と、 この認識手段で順次認識される文字に基づいて、これら
    の文字を文字列として順次認識し、かつ、上記表示手段
    に順次表示する第1の処理手段と、 この第1の処理手段で認識したメッセージに対応する文
    字列又はイラストと上記入力手段により入力された振込
    先の口座情報とを上記外部装置へ送信する第2の送信手
    段とからなり、 上記外部装置が、 上記自動取引装置からの振込内容に応じた振込取引を行
    う取引手段と、 利用者ごとの口座情報と住所情報とを記憶する記憶手段
    と、 上記自動取引装置からの利用者ごとの口座情報とメッセ
    ージに対応する文字列又はイラストとに応じて、その口
    座情報に対応する住所情報を上記記憶手段から読出し、
    この読出した住所に上記メッセージを発送する第2の処
    理手段とからなる、 ことを特徴とする自動取引システム。
  3. 【請求項3】 利用者の操作により所定の取引を行う自
    動取引装置において、 操作案内画面を表示する表示手段と、 この表示手段に設けられ、この表示手段に表示される操
    作案内画面に従い、取引を行う口座情報を入力するとと
    もに、取引時のメッセージ情報を入力するために、文字
    又はイラスト等の情報を利用者により直接入力すること
    を可能としたタッチバネル入力手段と、 このタッチパネル入力手段により利用者が直接入力して
    いる際に、所定時間以上入力処理がなされたかった場合
    に、利用者にメッセージ情報の入力を施すために、上記
    タッチパネル入力手段に50音キーを表示する表示制御
    手段と、 上記タッチパネル入力手段によって直接入力されたメッ
    セージ情報又は50音キーを介して入力されたメッセー
    ジ情報を用いて、上記タッチパネル入力手段により入力
    された口座情報に基づいて、所定の取引を実行する処理
    手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】 利用者の操作により振込取引を行う自動
    取引装置とこの自動取引装置と通信回線を介して接続さ
    れる外部装置とからなる自動取引システムにおいて、 上記自動取引装置が、 振込先の口座情報などの振込内容を入力する入力手段
    と、 この入力手段により入力された振込内容を上記外部装置
    へ送信する第1の送信手段と、 操作案内を表示する表示手段と、 この表示手段に設けられ、振込先へのメッセージを入力
    するために、文字又はイラストなどの筆跡を示す位置情
    報を接触入力するタッチパネルと、 このタッチパネルから入力される筆跡を示す位置情報に
    より、この筆跡に対応する文字を順次認識する認識手段
    と、 この認識手段で順次認識される文字に基づいて、これら
    の文字を文字列として順次認識し、かつ、上記表示手段
    に順次表示する第1の処理手段と、 上記タッチパネルから振込先へのメッセージを入力して
    いる際に、所定時間以上入力が行われなかった場合に、
    上記表示手段に50音を表示し、50音による入力に切
    換える切換手段と、 この切換手段により50音表示に切換えられた際に、上
    記タッチパネルから入力される50音の文字列を振込先
    へのメッセージとして処理する第2の処理手段と、 上記第1の処理手段で認識したメッセージに対応する文
    字列、上記第2の処理手段により処理されたメッセージ
    に対応する文字列、又はイラストと上記入力手段により
    入力された振込先の口座情報とを上記外部装置へ送信す
    る第2の送信手段とからなり、 上記外部装置が、 上記自動取引装置からの振込内容に応じた振込取引を行
    う取引手段と、 利用者ごとの口座情報と住所情報とを記憶する記憶手段
    と、 上記自動取引装置からの利用者ごとの口座情報とメッセ
    ージに対応する文字列又はイラストとに応じて、その口
    座情報に対応する住所情報を上記記憶手段から読出し、
    この読出した住所に上記メッセージを発送する第2の処
    理手段とからなる、 ことを特徴とする自動取引システム。
  5. 【請求項5】 利用者の操作により所定の取引を行う自
    動取引装置において、 操作案内画面を表示する表示手段と、 この表示手段に設けられ、この表示手段に表示される操
    作案内画面に従い、振込み取引を行う振込先の口座情報
    を入力するとともに、取引時のメッセージ情報を入力す
    るために、文字又はイラスト等の情報を利用者により直
    接入力することを可能としたタッチパネル入力手段と、 複数の定型文言によるメッセージ情報を記憶する記憶手
    段と、 上記タッチパネル入力手段により、メッセージ情報を入
    力する際に、入力するメッセージ情報が定型文言による
    ものか自由文言によるものかを選択する選択手段と、 この選択手段により定型文言でのメッセージ情報の入力
    が選択された際に、上記記憶手段に記憶されている複数
    の定型文言のメッセージ情報を上記表示手段に表示する
    第1の表示制御手段と、 上記選択手段により自由文言のメッセージ情報の入力が
    選択された際に、利用者に対して直接入力によるメッセ
    ージ情報入力を上記表示手段に案内表示する第2の表示
    制御手段と、 上記第1の表示制御手段並びに上記第2の表示制御手段
    の制御に基づいて、上記タッチパネル入力手段を介して
    入力された定型文言又は自由文言のメッセージ情報を用
    いて、上記タッチパネル入力手段により入力された口座
    情報に基づいて、所定の取引を実行する振込み手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  6. 【請求項6】 利用者の操作により振込取引を行う自動
    取引装置とこの自動取引装置と通信回線を介して接続さ
    れる外部装置とからなる自動取引システムにおいて、 上記自動取引装置が、 振込先の口座情報などの振込内容を入力する入力手段
    と、 この入力手段により入力された振込内容を上記外部装置
    へ送信する第1の送信手段と、 操作案内を表示する表示手段と、この表示手段に設けら
    れ、振込先へのメッセージを入力するために、文字また
    はイラストなどの筆跡を示す位置情報を接触入力するタ
    ッチパネルと、 このタッチパネルから入力される筆跡を示す位置情報に
    より、この筆跡に対応する文字を順次認識する認識手段
    と、 振込先へのメッセージの入力を選択する第1の選択手段
    と、 この第1の選択手段により振込先へのメッセージの入力
    が選択された際に、メッセージが定型文言か自由文言か
    を選択する第2の選択手段と、 この第2の選択手段により定型文言が選択された際に、
    複数の定型文言の中の1つをメッセージとして選択する
    第3の選択手段と、 上記第2の選択手段により自由文言が選択された際に、
    上記タッチパネルから入力され、上記認識手段により認
    識される文字列をメッセージとして指定する指定手段
    と、 この指定手段で指定されたメッセージに対応する文字列
    あるいは上記第3の選択手段により選択されたメッセー
    ジに対応する文字列と上記入力手段により入力された振
    込先の口座情報とを上記外部装置へ送信する第2の送信
    手段とからなり、 上記外部装置が、 上記自動取引装置からの振込内容に応じた振込取引を行
    う取引手段と、 利用者ごとの口座情報と住所情報とを記憶する記憶手段
    と、 上記自動取引装置からの利用者ごとの口座情報とメッセ
    ージに対応する文字列とに応じて、その口座情報に対応
    する住所情報を上記記憶手段から読出し、この読出した
    住所に上記メッセージを発送する処理手段とからなる、 ことを特徴とする自動取引システム。
  7. 【請求項7】 利用者の操作により振込取引を行う自動
    取引装置とこの自動取引装置と通信回線を介して接続さ
    れる外部装置とからなる自動取引システムにおいて、 上記自動取引装置が、 振込先の口座情報などの振込内容を入力する入力手段
    と、 この入力手段により入力された振込内容を上記外部装置
    へ送信する第1の送信手段と、 操作案内を表示する表示手段と、この表示手段に設けら
    れ、振込先へのメッセージを入力するために、文字また
    はイラストなどの筆跡を示す位置情報を接触入力するタ
    ッチパネルと、 このタッチパネルから入力される筆跡を示す位置情報に
    より、この筆跡に対応する文字を順次認識する認識手段
    と、 振込先へのメッセージの入力を選択する第1の選択手段
    と、 この第1の選択手段により振込先へのメッセージの入力
    が選択された際に、メッセージが定型文言か自由文言か
    を選択する第2の選択手段と、 この第2の選択手段により定型文言が選択された際に、
    複数の定型文言の中の1つをメッセージとして選択する
    第3の選択手段と、 上記第2の選択手段により自由文言が選択された際に、
    上記タッチパネルから入力され、上記認識手段により認
    識される文字列をメッセージとして指定する指定手段
    と、 メッセージ用の複数種類のカードの1つのカードを選択
    する第4の選択手段と、 上記指定手段で指定されたメッセージあるいは上記第3
    の選択手段により選択されたメッセージと、上記第4の
    選択手段により選択されたカードとにより、費用を計算
    する計算手段と、 この計算手段によるメッセージの費用を徴収する徴収手
    段と、 この徴収手段によりメッセージの費用を徴収した際に、
    上記指定手段で指定されたメッセージに対応する文字列
    あるいは上記第3の選択手段により選択されたメッセー
    ジに対応する文字列と上記入力手段により入力された振
    込先の口座情報とを上記外部装置へ送信する第2の送信
    手段とからなり、 上記外部装置が、 上記自動取引装置からの振込内容に応じた振込取引を行
    う取引手段と、 利用者ごとの口座情報と住所情報とを記憶する記憶手段
    と、 上記自動取引装置からの利用者ごとの口座情報とメッセ
    ージに対応する文字列とに応じて、その口座情報に対応
    する住所情報を上記記憶手段から読出し、この読出した
    住所に上記メッセージを発送する処理手段とからなる、 ことを特徴とする自動取引システム。
  8. 【請求項8】 利用者の操作により取引を行う自動取引
    装置とこの自動取引装置と通信回線を介して接続される
    外部装置とからなる自動取引システムにおいて、 上記自動取引装置が、 操作案内を表示する表示手段と、この表示手段に設けら
    れ、メッセージを入力するために、文字またはイラスト
    などの筆跡を示す位置情報を接触入力したり、選択表示
    画面のキー入力として用いられるタッチパネルとからな
    る入力手段と、 この入力手段を用いてメッセージの発送を選択する選択
    手段と、 この選択手段によりメッセージの発送が選択された際
    に、上記入力手段を用いて相手先を指定する指定手段
    と、 上記入力手段のタッチパネルを用いてメッセージを入力
    することにより、タッチパネルから入力される筆跡を示
    す位置情報により、この筆跡に対応する文字を順次認識
    する認識手段と、 この認識手段で順次認識される文字に基づいて、これら
    の文字をメッセージの文字列として順次認識し、かつ、
    上記表示手段に順次表示する第1の処理手段と、 この第1の処理手段で認識したメッセージに対応する文
    字列と上記指定手段により指定された相手先の口座情報
    とを上記外部装置へ送信する送信手段とからなり、 上記外部装置が、 利用者ごとの口座情報と住所情報とを記憶する記憶手段
    と、 上記自動取引装置からの相手先の口座情報とメッセージ
    に対応する文字列とに応じて、その口座情報に対応する
    住所情報を上記記憶手段から読出し、この読出した住所
    に上記メッセージを発送する処理手段とからなる、 ことを特徴とする自動取引システム。
  9. 【請求項9】 利用者の操作により取引を行う自動取引
    装置とこの自動取引装置と通信回線を介して接続される
    外部装置とからなる自動取引システムにおいて、 上記自動取引装置が、 操作案内を表示する表示手段と、この表示手段に設けら
    れ、メッセージを入力するために、文字またはイラスト
    などの筆跡を示す位置情報を接触入力したり、選択表示
    画面のキー入力として用いられるタッチパネルとからな
    る入力手段と、 この入力手段を用いてメッセージの発送を選択する選択
    手段と、 この選択手段によりメッセージの発送が選択された際
    に、上記入力手段を用いて相手先を指定する指定手段
    と、 上記入力手段のタッチパネルを用いてメッセージを入力
    することにより、タッチパネルから入力される筆跡を示
    す位置情報により、この筆跡に対応する文字を順次認識
    する認識手段と、 この認識手段で順次認識される文字に基づいて、これら
    の文字をメッセージの文字列として順次認識し、かつ、
    上記表示手段に順次表示する第1の処理手段と、 上記入力手段のタッチパネルからメッセージを入力して
    いる際に、所定時間以上入力が行われなかった場合に、
    上記表示手段に50音を表示し、50音による入力に切
    換える切換手段と、 この切換手段により50音表示に切換えられた際に、上
    記タッチパネルから入力される50音の文字列をメッセ
    ージとして処理する第2の処理手段と、 この第1の処理手段で認識したメッセージに対応する文
    字列あるいは上記第2の処理手段により処理されたメッ
    セージに対応する文字列と上記指定手段により指定され
    た相手先の口座情報とを上記外部装置へ送信する送信手
    段とからなり、 上記外部装置が、 利用者ごとの口座情報と住所情報とを記憶する記憶手段
    と、 上記自動取引装置からの相手先の口座情報とメッセージ
    に対応する文字列とに応じて、その口座情報に対応する
    住所情報を上記記憶手段から読出し、この読出した住所
    に上記メッセージを発送する処理手段とからなる、 ことを特徴とする自動取引システム。
  10. 【請求項10】 利用者の操作により取引を行う自動取
    引装置とこの自動取引装置と通信回線を介して接続され
    る外部装置とからなる自動取引システムにおいて、 上記自動取引装置が、 操作案内を表示する表示手段と、この表示手段に設けら
    れ、メッセージを入力するために、文字またはイラスト
    などの筆跡を示す位置情報を接触入力したり、選択表示
    画面のキー入力として用いられるタッチパネルとからな
    る入力手段と、 この入力手段を用いてメッセージの発送を選択する選択
    手段と、 この選択手段によりメッセージの発送が選択された際
    に、上記入力手段を用いて相手先を指定する指定手段
    と、 上記入力手段のタッチパネルを用いてメッセージを入力
    することにより、タッチパネルから入力される筆跡を示
    す位置情報により、この筆跡に対応する文字を順次認識
    する認識手段と、 この認識手段で順次認識される文字に基づいて、これら
    の文字をメッセージの文字列として順次認識し、かつ、
    上記表示手段に順次表示する第1の処理手段と、 この第1の処理手段によりに認識されたメッセージによ
    り、費用を計算する計算手段と、 この計算手段によるメッセージの費用を徴収する徴収手
    段と、 この徴収手段によりメッセージの費用を徴収した際に、
    上記第1の処理手段で認識したメッセージに対応する文
    字列と上記指定手段により指定された相手先の口座情報
    とを上記外部装置へ送信する送信手段とからなり、 上記外部装置が、 利用者ごとの口座情報と住所情報とを記憶する記憶手段
    と、 上記自動取引装置からの相手先の口座情報とメッセージ
    に対応する文字列とに応じて、その口座情報に対応する
    住所情報を上記記憶手段から読出し、この読出した住所
    に上記メッセージを発送する処理手段とからなる、 ことを特徴とする自動取引システム。
  11. 【請求項11】 利用者の操作により取引を行う自動取
    引装置において、 操作案内画面を表示する表示手段と、 この表示手段に設けられ、この表示手段に表示される操
    作案内画面に従い、利用者が行う取引内容を指定すると
    ともに、この指定された取引を行う上で、この取引内容
    に関連メモ情報を入力するために、文字又はイラスト等
    の情報を利用者により直接入力することを可能としたタ
    ッチパネル入力手段と、 このタッチパネル入力手段により指定された取引を実行
    する取引処理手段と、 この取引処理手段により実行された取引の内容を記録媒
    体に印字する印字手段と、 上記タッチパネル入力手段により利用者のメモ情報が入
    力されている際に、取引内容が印字された記録媒体に入
    力されたメモ情報を合わせて印字するように上記印字手
    段を制御する印字制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  12. 【請求項12】 利用者の操作により取引を行う自動取
    引装置において、 操作案内画面を表示する表示手段と、 この表示手段に設けられ、この表示手段に表示される操
    作案内画面に従い、利用者が行う取引内容を指定すると
    ともに、この指定された取引を行う上で、この取引内容
    に関連メモ情報を入力するために、文字又はイラスト等
    の情報を利用者により直接入力することを可能としたタ
    ッチパネル入力手段と、 複数の定型文言によるメモ情報を記憶する記憶手段と、 上記タッチパネル入力手段により、メモ情報を入力する
    際に、入力するメモ情報が定型文言によるものか自由文
    言によるものかを選択する選択手段と、 この選択手段により定型文言でのメモ情報の入力が選択
    された際に、上記記憶手段に記憶されている複数の定型
    文言のメモ情報を上記表示手段に表示する第1の表示制
    御手段と、 上記選択手段により自由文言のメモ情報の入力が選択さ
    れた際に、利用者に対して直接入力によるメモ情報入力
    を上記表示手段に案内表示する第2の表示制御手段と、 上記第1の表示制御手段並びに上記第2の表示制御手段
    の制御に基づいて、上記タッチパネル入力手段を介して
    入力された定型文言又は自由文言のメモ情報を取引き結
    果の印刷物へ印刷する印刷手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  13. 【請求項13】 利用者の操作により取引を行う自動取
    引装置において、 操作案内を表示する表示手段と、この表示手段に設けら
    れ、筆跡を示す位置情報を接触入力したり、選択表示画
    面のキー入力として用いられるタッチパネルとからなる
    入力手段と、 利用者の口座情報を設定する設定手段と、 キーワードに対するマークの画像データがそれぞれマー
    ク番号が付されて記憶されている記憶手段と、 上記入力手段を用いてマークの指定を選択する選択手段
    と、 この選択手段によりマークの指定が選択されている際
    に、上記入力手段のタッチパネルを用いてキーワードの
    文字を入力することにより、タッチパネルから入力され
    る筆跡を示す位置情報により、この筆跡に対応する文字
    を順次認識する認識手段と、 この認識手段により認識される文字列によるキーワード
    に対応する画像データを上記記憶手段から読出す読出手
    段と、 この読出手段により読出された画像データを上記設定手
    段により設定されている口座情報に対応して登録する登
    録手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  14. 【請求項14】 利用者の操作により取引を行う自動取
    引装置において、 操作案内を表示する表示手段と、この表示手段に設けら
    れ、筆跡を示す位置情報を接触入力したり、選択表示画
    面のキー入力として用いられるタッチパネルとからなる
    入力手段と、 利用者の口座情報を設定する設定手段と、 キーワードに対するマークの画像データがそれぞれマー
    ク番号が付されて記憶されている記憶手段と、 上記入力手段を用いてマークの指定を選択する選択手段
    と、 この選択手段によりマークの指定が選択されている際
    に、上記入力手段のタッチパネルを用いてキーワードの
    文字を入力することにより、タッチパネルから入力され
    る筆跡を示す位置情報により、この筆跡に対応する文字
    を順次認識する認識手段と、 この認識手段により認識される文字列によるキーワード
    に対応する画像データを上記記憶手段から読出す読出手
    段と、 この読出手段により読出された画像データを上記設定手
    段により設定されている口座情報に対応して登録する登
    録手段と、 上記利用者により取引が行われた際に、印刷物に取引結
    果を印刷するとともに、上記利用者の口座情報に対応し
    て上記登録手段に登録されている画像データを印刷する
    印刷手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
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