JPH1097384A - 情報入力装置および自動取引装置 - Google Patents

情報入力装置および自動取引装置

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JPH1097384A
JPH1097384A JP25076196A JP25076196A JPH1097384A JP H1097384 A JPH1097384 A JP H1097384A JP 25076196 A JP25076196 A JP 25076196A JP 25076196 A JP25076196 A JP 25076196A JP H1097384 A JPH1097384 A JP H1097384A
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JP
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JP25076196A
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Emi Nonaka
恵美 野中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、操作者にあった操作方法による
入力を行うことができ、操作性および稼働率の向上が図
れる情報入力装置を提供する。 【解決手段】 この発明は、液晶表示装置6の画面上の
タッチパネル5により、手書き入力により文字を入力し
ている際に、誤入力の回数が3回以上連続した際に、自
動的に50音キーによる入力の表示に切換わるようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、銀行
どの金融機関で用いられ、不特定多数の利用者が操作す
る現金自動預出金機などの自動取引装置において、振込
取引を行う際に振込先である銀行名などの金融機関名ま
たは支店名、振込人名、受取人名を入力したり、各種手
続きの1つとしての住所変更処理時に住所を入力する情
報入力装置に関する。
【0002】また、この発明は、上記情報入力装置を用
いた現金自動預出金機などの自動取引装置に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、利用者の差出す口座情報が記録さ
れた磁気カードを受入れ、ホストコンピュータ(セン
タ)とオンライン交信することにより、利用者の要求す
る現金を自動的に支払う現金自動支払機、あるいは、口
座情報が記録された磁気ストライプ付きの磁気通帳を受
入れ、ホストコンピュータとオンライン交信することに
より、利用者の要求する現金を自動的に支払う現金自動
支払機、あるいは、口座情報が記録された磁気ストライ
プ付きの磁気通帳を用いて、現金を自動的に受入れる現
金自動預金機、さらには、これら両方の機能を1台の機
能にまとめた現金自動預出金機などの自動取引装置が、
銀行窓口の自動化機器として急速に発達し、各銀行に導
入されて、利用者に迅速なサービスを展開している。
【0004】また、最近では、現金を受入れ、その受入
れた現金を他の銀行口座に振込んだり、磁気カードを用
いた取引により、自分の口座から所定金額を他の銀行口
座に振込んだりする振込取引を自動的に行う現金自動預
出金機が開発され、実用化されている。
【0005】このような不特定多数の利用者が使う自動
取引装置において、振込取引を行う際に振込先である銀
行名などの金融機関名または支店名、振込人名、受取人
名を入力したり、各種手続きの1つとしての住所変更処
理時に住所を入力する際には、50音キーを用いて入力
を行うようになっている。このため、画面上の多数のキ
ーから所望のキーを選び出す必要があり、大変不便なも
のとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、振込取引
時や住所変更時等の50音などの文字により所望の内容
を入力する際に、文字の入力が容易かつ迅速に行え、操
作性の向上が図れる情報入力装置を提供することを目的
とする。
【0007】また、この発明は、特に振込取引におけ
る、金融機関名または支店名、振込人名、受取人名の入
力や、住所変更時における、住所の入力が容易かつ迅速
に行え、操作性および稼働率の向上が図れる自動取引装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の情報入力装置
は、利用者により文字などの筆跡を示す情報を直接入力
させるタッチキー入力手段、このタッチキー入力手段に
より入力された文字を認識する認識手段、この認識手段
にて認識された文字を表示する表示手段、上記認識手段
により、上記タッチキー入力手段より入力された文字が
認識できない回数が所定回数以上となった場合に、上記
表示手段に文字を入力するための50音の文字キーを表
示させる第1の処理手段、およびこの第1の処理手段に
より表示される50音の文字キーを介して利用者により
入力される文字を上記表示手段に表示させる第2の処理
手段から構成される。
【0009】この発明の情報入力装置は、操作案内情報
を表示する表示手段、この表示手段に設けられ、利用者
により文字などの筆跡を示す情報を直接入力させるタッ
チキー入力手段、このタッチキー入力手段により入力さ
れた文字を認識する認識手段、この認識手段にて認識さ
れた文字を上記表示手段に表示させる第1の処理手段、
上記表示手段に文字を入力するための50音の文字キー
を表示させる第2の処理手段、この第2の処理手段によ
り表示されろ50音の文字キーを介して利用者により入
力される文字を上記表示手段に表示させる第3の処理手
段、および利用者が文字を入力する際に、上記タッチキ
ー入力手段を介して文字などの筆跡を示す情報を直接入
力するか、又は上記表示手段に表示される50音の文字
キーにより入力するかを選択する選択手段から構成され
る。
【0010】この発明の情報入力装置は、利用者により
文字などの筆跡を示す情報を直接入力させるタッチキー
入力手段、このタッチキー入力手段により入力された筆
跡を示す情報に基づいて、対応する複数の候補文字を優
先順位をつけて認識する認識手段、この認識手段にて認
識された複数の文字候補を優先順位に従って、認識文字
並びに他候補文字として複数の文字を表示する表示手
段、およびこの表示手段に表示された複数の認識文字の
中から、該当する1つの文字を選択する選択手段から構
成される。
【0011】この発明の自動取引装置は、利用者の操作
により所定の取引を行うものにおいて、操作案内画面を
表示する表示手段、この表示手段に設けられ、利用者に
より文字などの筆跡を示す情報を直接入力させるタッチ
キー入力手段、このタッチキー入力手段により入力され
た文字を認識する認識手段、この認識手段にて認識され
た文字を上記表示手段に表示させる第1の処理手段、上
記認識手段により、上記タッチキー入力手段より入力さ
れた文字が認識できない回数が所定回数以上となった場
合に、上記表示手段に文字を入力するための50音の文
字キーを表示させる第2の処理手段、この第2の処理手
段により表示される50音の文字キーを介して利用者に
より入力される文字を上記表示手段に表示させる第3の
処理手段、および上記タッチキー入力手段によって直接
入力された文字情報又は上記表示手段に表示された50
音キーを介して入力された文字情報を用いて、所定の取
引を実行する取引実行手段から構成される。
【0012】この発明の自動取引装置は、利用者の操作
により所定の取引を実行するものにおいて、操作案内情
報を表示する表示手段、この表示手段に設けられ、利用
者により文字などの筆跡を示す情報を直接入力させるタ
ッチキー入力手段、このタッチキー入力手段により入力
された文字を認識する認識手段、この認識手段にて認識
された文字を上記表示手段に表示させる第1の処理手
段、上記表示手段に文字を入力するための50音の文字
キーを表示させる第2の処理手段、この第2の処理手段
により表示される50音の文字キーを介して利用者によ
り入力される文字を上記表示手段に表示させる第3の処
理手段、利用者が文字を入力する際に、上記タッチキー
入力手段を介して文字などの筆跡を示す情報を直接入力
するか、又は上記表示手段に表示される50音の文字キ
ーにより入力するかを選択する選択手段、および上記タ
ッチキー入力手段によって直接入力された文字情報又は
上記表示手段に表示された50音キーを介して入力され
た文字情報を用いて、所定の取引を実行する取引実行手
段から構成される。
【0013】この発明の自動取引装置は、利用者の操作
により所定の取引を実行するものにおいて、操作案内情
報を表示する表示手段、この表示手段に設けられ、利用
者により文字などの筆跡を示す情報を直接入力させるタ
ッチキー入力手段、このタッチキー入力手段により入力
された筆跡を示す情報に基づいて、対応する複数の候補
文字を優先順位をつけて認識する認識手段、この認識手
段にて認識された複数の文字候補を優先順位に従って、
認識文字並びに他候補文字として複数の文字を上記表示
手段に表示させる第1の処理手段、上記表示手段に表示
された複数の認識文字の中から、該当する1つの文字を
選択する選択手段、および上記タッチキー入力手段によ
って直接入力され、上記選択手段により選択された文字
情報を用いて、所定の取引を実行する取引実行手段から
構成される。
【0014】この発明の情報入力装置は、接触入力する
ことにより文字などの筆跡を示す位置情報を入力するタ
ッチパネルを表示する表示手段、このタッチパネルによ
って入力される筆跡を示す位置情報により、この筆跡に
対応する文字を認識する認識手段、この認識手段で認識
される文字に基づいて、これらの文字のそれぞれに対す
る複数の候補文字を認識し、かつ、候補文字表示キーの
入力が行われた際に上記表示手段に複数の候補文字の1
つを表示する処理手段、この処理手段により上記表示手
段に表示される候補文字を別の候補文字に順次変更する
変更手段、および上記処理手段により上記表示手段に表
示される候補文字あるいは上記変更手段により変更され
て上記表示手段に表示される候補文字のいずれかを選択
する選択手段から構成される。
【0015】この発明の情報入力装置は、接触入力する
ことにより文字などの筆跡を示す位置情報を入力するタ
ッチパネルを表示する表示手段、上記タッチパネルより
入力する文字の種別を指定する指定手段、上記タッチパ
ネルによって入力される筆跡を示す位置情報により、こ
の筆跡に対応する上記指定手段により指定される種別の
文字を認識する認識手段、およびこの認識手段で認識さ
れる文字を上記表示手段に表示する処理手段から構成さ
れる。
【0016】この発明の情報入力装置は、接触入力する
ことにより第1の種別の文字に対応する筆跡を示す位置
情報を入力する文字入力領域を有するタッチパネルを表
示する表示手段、上記タッチパネルの文字入力領域に入
力される筆跡を示す位置情報により、この筆跡に対応す
る第1の種別の文字を認識する認識手段、この認識手段
で認識される文字を上記表示手段に表示する第1の処理
手段、上記認識手段による文字の認識不能が所定回数と
なった際に、上記タッチパネルの文字入力領域に入力さ
れる文字を第2あるいは第3の種別に変更する変更手
段、およびこの変更手段により文字の種別が変更された
上記タッチパネルの文字入力領域に入力される筆跡を示
す位置情報により、この筆跡に対応する第2あるいは第
3の種別の文字を上記認識手段により認識する第2の処
理手段から構成される。
【0017】この発明の情報入力装置は、利用者の操作
により、ひらがな文字、アルファベット、数字など異な
る種別の文字情報を直接入力させるタッチキー入力手
段、上記タッチキー入力手段により文字情報を入力する
際に、入力する文字の種別を選択する選択手段、この選
択手段により選択された入力される文字の種別に基づい
て、上記タッチキー入力手段により入力された筆跡を示
す情報から、選択された種別の対応する文字情報を認識
する認識手段、およびこの認識手段にて認識された文字
を表示する表示手段から構成される。
【0018】この発明の情報入力装置は、利用者の操作
により、ひらがな文字、アルファベット、数字など異な
る種別の文字情報を直接入力させるタッチキー入力手
段、上記タッチキー入力手段により文字情報を入力する
際に、入力する文字の種別を選択する選択手段、この選
択手段により選択された入力される文字の種別に基づい
て、上記タッチキー入力手段により入力された筆跡を示
す情報から、選択された種別の対応する文字情報を認識
する認識手段、この認識手段にて認識された文字を表示
する表示手段、上記認識手段により、上記タッチキー入
力手段より入力された文字が認識できない回数が所定回
数以上となった場合に、上記表示手段に文字を入力する
ための50音の文字キーを表示させる第1の処理手段、
およびこの第1の処理手段により表示される50音の文
字キーを介して利用者により入力される文字を上記表示
手段に表示させる第2の処理手段から構成される。
【0019】この発明の情報入力装置は、接触入力する
ことにより文字などの筆跡を示す位置情報を入力した
り、あるいは数字キーにより郵便番号を入力するタッチ
パネルを表示する表示手段、このタッチパネルの数字キ
ーにより入力される郵便番号に応じた住所の一部を上記
表示手段に表示する第1の処理手段、このタッチパネル
によって入力される筆跡を示す位置情報により、この筆
跡に対応する文字を順次認識する認識手段、およびこの
認識手段で順次認識される文字に基づいて、これらの文
字を住所の他部の文字列として順次認識し、かつ、上記
表示手段に表示する第2の処理手段から構成される。
【0020】この発明の情報入力装置は、接触入力する
ことにより文字などの筆跡を示す位置情報を入力した
り、あるいは数字キーにより郵便番号を入力するタッチ
パネルを表示する表示手段、このタッチパネルの数字キ
ーにより入力される郵便番号に応じた住所の一部を上記
表示手段に表示する第1の処理手段、このタッチパネル
によって入力される筆跡を示す位置情報により、この筆
跡に対応する文字を順次認識する認識手段、この認識手
段で順次認識される文字に基づいて、これらの文字を住
所の他部の文字列として順次認識し、かつ、上記表示手
段に表示する第2の処理手段、上記第1、第2の処理手
段により処理されて上記表示手段に表示されている住所
を住所変更内容として出力する出力手段、および上記認
識手段による文字の認識不能が所定回数となった際に、
上記表示手段に他の方法での住所変更処理の案内を表示
する第3の処理手段から構成される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0022】図1は、この実施の形態に係る自動取引装
置(たとえば、銀行の営業店に設置され、入金、出金、
振込、振替、残高照会、通帳記入などの取引が可能な現
金自動預出金機)の外観を示すものである。図1におい
て、筐体1の前面には、略L字形状の接客操作部2が形
成されている。接客操作部2の水平面には、紙幣を多数
枚一括して投入し得るとともに、放出された紙幣を一括
して受取る、開閉可能な蓋体を有する紙幣口3、およ
び、硬貨を多数枚一括して投入し得るとともに、放出さ
れた硬貨を一括して受取る、開閉可能な蓋体を有する硬
貨口4が設けられている。
【0023】また、接客操作部2の水平面には、表面に
指を接触することにより所定の情報が入力できる矩形状
の透明なタッチパネル5が設けられているとともに、そ
の下面に相対向して表示手段としての矩形状の表示画面
を有するカラー液晶表示装置6が設けられていてる。
【0024】タッチパネル5は、液晶表示装置6の表示
画面上に重ねて用いられる、たとえば、透明なタッチス
クリーンであり、利用者によって指などでタッチされた
当該パネル上の位置を、たとえば、静電容量の変化、赤
外線の遮蔽、あるいは、超音波の遮蔽などによって検知
するものである。なお、液晶表示装置6の下に置いて重
力の変化を検知し、タッチされた位置を所定の計算によ
って割り出すものでもよい。このタッチパネル5の一部
領域(ほぼ中央部)は、振込取引の際、手書き(指書
き)による文字入力領域に割り当てられるようになって
いる。
【0025】液晶表示装置6は、操作案内手順、その他
の情報を文字、文言、イラストあるいは画像情報によっ
て画面にカラーで表示し、利用者の操作を誘導するとと
もに、取引に必要な各種情報を入力するための数字、片
仮名文字、英文字などの各種操作キーを表示し、この表
示された操作キーに対応するタッチパネル5のセグメン
ト部位を指で触れることにより、所望のキー入力(各種
情報の入力など)を行うことができるようになってい
る。
【0026】また、液晶表示装置6は、振込取引の際、
表示画面のほぼ中央部に、文字を手書きで入力するため
の文字入力領域を有する銀行名入力画面を表示するよう
になっている。なお、これについては後で詳細を説明す
る。
【0027】ここに、上記タッチパネル5、および、液
晶表示装置6は、この実施の形態に係るタッチパネル式
の情報入力装置7を構成している。
【0028】接客操作部2の垂直面には、暗証番号や口
座番号などが記録されている取引媒体としての磁気カー
ド、あるいは、振込取引時の振込券を受入れるととも
に、取引内容を印字したレシート(明細票)を排出する
カード口8、同じく取引媒体としての磁気通帳を受入れ
る通帳口9、および、利用者に対する音声案内のための
スピーカ10などが設けられている。
【0029】一方、筐体1の内部には、カード口8と対
応してカードリーダ・レシートプリンタユニット11
が、通帳口9と対応して通帳プリンタユニット12が、
紙幣口3と対応して紙幣入出金ユニット13が、硬貨口
4と対応して硬貨入出金ユニット14が、それぞれ設け
られている。また、筐体1内の下部には、この装置の制
御を司る制御ユニット16が設けられている。
【0030】図2は、上記した自動取引装置の全体的な
構成を概略的に示すもので、カードリーダ・レシートプ
リンタユニット11、通帳プリンタユニット12、紙幣
入出金ユニット13、硬貨入出金ユニット14、タッチ
パネル式情報入力装置7、音声案内ユニット16、内部
モニタ17、記憶部18、フロッピーディスク装置1
9、伝送制御部20、主制御部21、および、これらに
動作電源を供給する電源部22などによって構成され
る。
【0031】タッチパネル式情報入力装置7は、前述し
たように、タッチパネル5、および、液晶表示装置6な
どによって構成されており、詳細については後述する。
【0032】カードリーダ・レシートプリンタユニット
11は、カード口8から受入れた磁気カードあるいは振
込券の磁気ストライプに対してデータの読取りあるいは
書込みを行う。また、取引内容を印字したレシートを発
行し、カード口8から排出する。
【0033】通帳プリンタユニット12は、通帳口9か
ら受入れた通帳の磁気ストライプに対してデータの読取
りあるいは書込みを行うとともに、必要に応じて該通帳
への印字を行う。
【0034】紙幣入出金ユニット13は、紙幣口3に一
括して投入された紙幣を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た紙幣を所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払
出す。
【0035】硬貨入出金ユニット14は、硬貨口4に一
括して投入された硬貨を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た硬貨を所定枚数だけ取出して硬貨口4から一括して払
出す。
【0036】音声案内ユニット16は、上記スピーカ1
0から音声により利用者の操作を誘導する案内を行う。
内部モニタ17は、この装置の運用に係る係員にこの装
置の状態を通知するとともに、係員による操作指示の入
力などを行う。
【0037】記憶部18は、各種データの記憶に用いら
れるとともに、この装置の運用に係る処理手順のプログ
ラムの格納、取引に供する各種の情報や取引の記録、こ
の装置の稼働状況の記録などを行う。
【0038】フロッピーディスク装置19は、振込取引
に必要な金融機関の各種情報、たとえば、金融機関名と
しての銀行名(場合によっては支店名も)が50音順に
記憶されたデータファイルなどが格納されている。
【0039】伝送制御部20は、通信回線23を介して
センタの預金元帳としてのホストコンピュータ24とオ
ンライン接続されていて、必要に応じてホストコンピュ
ータ24とオンライン交信するようになっている。
【0040】主制御部21は、記憶部18内のプログラ
ム情報を参照しつつ、タッチパネル式情報入力装置7、
各ユニット11〜14,16、フロッピーディスク装置
19、および、伝送制御部20を制御して、入金、出金
あるいは振込など、所定の取引動作を行わしめる。
【0041】また、主制御部21には、必要に応じてリ
モートモニタ25を接続し、遠方から監視することがで
きるようになっている。リモートモニタ25は、主制御
部21によって制御され、内部モニタ17とほぼ同じ情
報を表示するとともに、この装置に異状が発生した場合
には、ブザーなどの鳴動手段を併用して報知するように
なっている。
【0042】電源部22は、通常、入力される商用交流
電圧を直流電圧に変換して動作用電源として各部に供給
する。なお、電源部22は、停電が発生した際、商用交
流電圧に代わって動作用電源を供給するためのバッテリ
(図示しない)を備えていて、図示しない充電回路によ
って必要に応じて充電されるようになっている。
【0043】図3は、タッチパネル式情報入力装置7の
構成を詳細に示すものである。情報入力装置7は、タッ
チパネル5、液晶表示装置6、入力制御部31、文字入
力部32、指定部33、文字認識部34、文字認識用辞
書35、単語蓄積部36、単語検索部37、および、対
話管理部38から構成される。
【0044】タッチパネル5は、前述したように、液晶
表示装置6の表示画面上に重ねて用いられる透明なタッ
チスクリーンであり、その一部分の領域は、対話管理部
38の制御によって、必要に応じて手書きによる文字入
力領域に割り当てられる。
【0045】液晶表示装置6は、前述したように、利用
者がタッチパネル5に手書きした文字の筆跡(文字線)
および各種メッセージなどの表示に用いられる。また、
液晶表示装置6は、文字認識部34の認識結果を、あら
かじめ定められた表示領域に順次文字列として表示する
ようになっている。
【0046】入力制御部31は、タッチパネル5によっ
て検知される利用者のタッチした位置が文字入力領域内
であるか否かを判断し、文字入力領域内であれば、対応
する位置情報を文字入力部32に渡し、文字入力領域以
外であれば、対応する位置情報を指定部33に渡す入力
制御を行うものである。
【0047】文字入力部32は、入力制御部31から渡
された位置情報を取込んで、入力バッファ(図示せず)
に順次格納するものである。そして、文字入力部32
は、入力制御部31から位置情報を取込んでから、あら
かじめ定められた一定時間を経過してからも、次の位置
情報が渡されなかった場合に、文字認識部34を起動す
るようになっている。
【0048】指定部33は、入力制御部31から渡され
た位置情報が液晶表示装置6との対応によって、利用者
の意図する操作内容を判断し、操作内容を対話管理部3
8へ送る。
【0049】文字認識部34は、文字入力部32に取込
まれている位置情報の列の示す文字パターンの文字認識
を、文字認識用辞書35を参照して行うもので、文字入
力部32に起動されて行う。
【0050】文字認識用辞書35は、文字認識部34で
の文字認識処理に用いられる、たとえば、平仮名につい
て標準パターンが登録されている。
【0051】単語蓄積部36は、検索対象となる複数の
単語、たとえば、この例では振込先である複数の銀行名
(金融機関名)が記憶されている。単語検索部37は、
単語蓄積部36に記憶された複数の銀行名と、液晶表示
装置6に表示された文字列(文字認識部34の認識結
果)とを、上記複数の銀行名の先頭の文字から順次照合
し、一致する銀行名のみを検索し、たとえば、10個に
該当する銀行名が絞れた場合に、液晶表示装置6の1画
面に対話管理部38を介して表示させるようになってい
る。
【0052】対話管理部38は、上述したように、タッ
チパネル5および液晶表示装置6を通して、利用者との
対話を管理・制御するものである。すなわち、対話管理
部38は、液晶表示装置6に対する各種入力画面の切換
え表示、手書き入力文字の筆跡などを制御するととも
に、入力画面構成を入力制御部31および指定部33に
設定する。
【0053】ここで、情報入力装置7における銀行名の
入力処理の動作について、図4に示すフローチャートを
参照しつつ説明する。
【0054】まず、液晶表示装置6に、図5に示すよう
な、文字を入力するための文字入力領域E1を有する入
力画面を表示するとともに、「銀行名を1文字ずつひら
がなで書いて下さい」という案内文を表示する(S4
1)。利用者は、この案内文にしたがい、タッチパネル
5上の文字入力領域E1において、自己の指により所望
の銀行名をその先頭文字から順に平仮名で書いてゆく
(S42)。
【0055】指書き入力を初めたことを契機に50音入
力に入力を切り替えるキーの表示を消し、以後指書き入
力のみを行うことも可能である(図7参照)。
【0056】タッチパネル5上の文字入力領域E1内に
書かれた文字の筆跡を表わす位置情報は、タッチパネル
5によって検知されて、入力制御部31を介して文字入
力部32に送られる(S43)。文字入力部32は、入
力された位置情報をバッファに格納し、一定時間経過し
ても次の位置情報が入力されなかった場合に、文字認識
部34を起動する(S44)。
【0057】起動された文字認識部34は、文字入力部
32に取込まれている位置情報の列の示す文字パターン
の文字認識を、文字認識用辞書35を参照して行い、そ
の認識結果を対話管理部38に送る(S45)。対話管
理部38は、文字認識用辞書35より認識結果が得られ
た際(S46)、その認識結果を文字列として順次、液
晶表示装置6の認識結果表示領域E2(図7参照)に表
示する(S47)。
【0058】また、対話管理部38は、文字の手書き入
力に伴い、文字入力部32に取込まれている文字の筆跡
を表わす位置情報に基づき、液晶表示装置6を制御する
ことにより、文字入力領域E1内に手書きされた文字の
筆跡を逐次表示する(図7参照)(S47)。
【0059】また、上記ステップ46にて、認識結果が
得られた対話管理部38は、単語検索部37に対して検
索開始命令を与える(S48)。単語検索部37は、文
字認識部34の認識結果を単語蓄積部36に記憶された
複数の銀行名と、銀行名の先頭の文字から順次照合し、
一致する銀行名のみを検索する(S49)。
【0060】こうして検索した銀行名の数が、液晶表示
装置6の1画面に表示し得る所定数、たとえば、10個
以下になったとき、対話管理部38は、それらの各銀行
名をそれぞれ付した複数の操作キーK1を、図9に示す
ように、液晶表示装置6に一覧表示するとともに、「銀
行名を押して下さい」という案内文を表示する(S5
0)。
【0061】利用者は、この案内文にしたがい、タッチ
パネル5上の所望の銀行名が表示された操作キーK1を
選択して、その部分を指でタッチする(S51)。この
タッチされたキー位置を表わす位置情報は、タッチパネ
ル5によって検知されて、入力制御部31を介して指定
部33に送られる(S52)。指定部33は、入力され
た位置情報が液晶表示装置6との対応によって、利用者
の意図する操作内容を判断し、その操作内容を対話管理
部38へ送る(S53)。対話管理部38は、指定部3
3の判断結果に基づき選択された銀行名を判別する(S
54)。
【0062】このように、図4のように銀行名の先頭か
ら1文字ずつ文字を逐次手書きで入力させていき、銀行
名を1画面に表示できる程度(たとえば、10個以下)
に絞って、図9のように一目で候補銀行名を見渡せるよ
うに一覧表示し、この表示画面で利用者が簡単に銀行名
を選択入力できるようしている。
【0063】また、上記ステップ46にて、対話管理部
38は、文字認識用辞書35より認識結果が得られなか
った際、それが連続3回に達しているか否かをチェック
する(S55)。このチェックの結果、3回に達してい
ない場合ステップ41に戻る。また、チェックの結果、
連続3回に達していた場合、対話管理部38は、次の手
書き入力処理を終了して50音入力処理に移行し、液晶
表示装置6を制御することにより、図10に示すように
入力画面としての50音キーE3の一覧表示へ切換え、
以後の文字入力は50音キーからの入力を優先表示す
る。その場合、指書き入力に切り替え可能な「指書き」
キーを表示することも考えられる。しかも主制御部21
へ手書き入力のエラーを出力する(S56)。
【0064】また、上記ステップ46にて、対話管理部
38は、文字認識用辞書35より認識結果が得られてい
ても、同一文字を連続3回入力している場合(たとえば
1文字目を訂正で消して書き直す作業を3回繰り返した
り、1文字目は代わらず2文字目を訂正で消し書き直す
作業を3回繰り返したりした場合)は(S46´)、認
識結果が連続3回得られなかった場合と同様にステップ
S56に移行する。また、利用者が50音入力を選択し
た場合も同様にステップS56に移行する。
【0065】かたかな入力処理により順次入力される文
字は対話管理部38により判断され、入力表示領域E4
に逐次表示され(S57)、その文字列と単語蓄積部3
6に記憶された複数の銀行名と、銀行名の先頭の文字か
ら順次照合し、一致する銀行名のみを検索する上記ステ
ップ49へ進む。
【0066】また、上記液晶表示装置6には、図5に示
すような、銀行名の手書き入力時、50音切換キーK2
も表示され、50音キーの一覧表示(図10参照)への
切換へを指示できるようになっている。
【0067】また、文字入力領域E1内に文字が書かれ
た際に、図7に示すように、50音切換キーK2は消さ
れ、50音キーの一覧表示へは移行できなくなる。
【0068】なお、他の例として、文字入力領域E1内
に文字が書かれた際に、図11に示すように、50音切
換キーK2が消されることなく、そのまま表示され、5
0音キーの一覧表示への切換えを指示できるようにして
も良い。
【0069】また、上記例では、銀行名の手書き入力処
理時、認識文字の第一候補のみが認識結果表示領域E2
に表示される場合について説明したが、これに限らず、
他の認識候補も表示して選択できるようにしても良い。
【0070】たとえば、図12の場合は、認識結果の第
1候補「ぎ」が認識結果表示領域E2に表示され、認識
結果の第2候補「た」が他の候補表示領域K5に表示さ
れ、認識結果の第3候補「ざ」が他の候補表示領域K6
に表示されるようになっている。この表示状態で、次の
文字が入力されると、第1候補「ぎ」が認識結果として
選択され、第2、第3候補を消す。
【0071】また、候補表示領域K5が入力されると、
認識結果表示領域E2の当該文字(最終文字、カーソル
のあるところの一つ前)と候補表示領域K5の表示内容
が入れ替り、この表示状態で、次の文字が入力される
と、第2候補「た」が認識結果として選択され候補キー
を消す。同様に、次の文字入力の前に、候補表示領域K
6が入力されると、認識結果表示領域E2の当該文字と
候補表示領域K6の表示内容が入れ替り、この表示状態
で、次の文字が入力されると、第3候補「ざ」が認識結
果として選択され候補キーを消す。
【0072】さらに、図13の場合は、認識結果の第1
候補「ぎ」が認識結果表示領域E2に表示され、次候補
選択キーK8が表示されるようになっている。この表示
状態で、次の文字が入力されると、第1候補「ぎ」が認
識結果として選択される。
【0073】また、次候補選択キーK8が入力される
と、認識結果表示領域E2の当該文字の表示内容が第2
候補「た」に入れ替り、この表示状態で、次の文字が入
力されると、第2候補「た」が認識結果として選択され
次候補キーK8を消す。さらに、次の文字入力がなく、
次候補選択キーK8が入力されると、認識結果表示領域
E2の表示内容が第3候補「ざ」に入れ替り、この表示
状態で、次の文字が入力されると、第3候補「ざ」が認
識結果として選択される。
【0074】次に、たとえば、現金のみによる振込取引
の動作について、図14ないし図16に示すフローチャ
ートを参照しつつ説明する。
【0075】たとえば、今、利用者がこの装置の前に立
つ。このとき、液晶表示装置6には、「いらっしゃいま
せ、ご希望のお取引をお選びください」と表示されると
ともに、「出金、入金、残高照会、通帳記入、振込、振
替、各種手続」の選択キーが表示されている。この案内
文に応じて、利用者は「振込」と表示されたキーを押下
(タッチ)する。これにより、主制御部21は次の処理
ステップに進むことを判断し、液晶表示装置6で「お振
込の種類を押して下さい」と表示せしめるとともに、
「現金、カードの引き落し」の選択キーを表示せしめる
(S1)。
【0076】ここで、利用者は、案内にしたがって「現
金」と表示されたキーを押下する(S2)。これによ
り、主制御部21は、現金による振込取引を行うと判断
し、振込先である銀行名の入力処理(S3)へ進む。銀
行名の入力処理は、先に詳細を説明したように、情報入
力装置7により前述したように行われる。この銀行名の
入力処理に対して、3回の手書きのエラーが生じて、5
0音キーの一覧表示に変更されていた場合、主制御部2
1は内部メモリ(図示しない)にその手書きのエラーフ
ラグを立て、以後の受取人名、振込人名の入力時に、5
0音キーの一覧表示による入力処理を行わせるように制
御する。このとき、指書き入力に、入力方法を切り替え
可能なキーを表示し、利用者に選択させることも考えら
れる。
【0077】銀行名の入力処理が終了すると、液晶表示
装置6で「送り先の口座番号と預金種目をどうぞ」と表
示せしめるとともに、テンキー、訂正キー、普通キー、
当座キー、確認キーを表示せしめる(S4)。この案内
にしたがって、利用者は、口座番号、預金種目を投入す
る(S5)。
【0078】そして、確認キーの投入により、主制御部
21は、受取人名の入力処理(S6)へ進む。この際、
主制御部21は、手書きのエラーフラグが立っているか
否かを判別し、手書きのエラーフラグが立っていない場
合、上述した銀行名の入力処理と同様に、手書きによる
入力処理を行い(図17、図18参照)、手書きのエラ
ーフラグが立ってる場合、上述した50音キーの一覧表
示による入力処理を行う。
【0079】手書きによる受取人名の入力処理は、図6
に示すように、液晶表示装置6で「受取人名を一文字ず
つかいてください」と表示せしめるとともに、文字を入
力するための文字入力領域E5と認識結果を文字列とし
て順次表示する認識結果表示領域E6を有する入力画面
を表示する(S6)。
【0080】入力は銀行名と同様に行う。入力を始めた
ら説明文が「入力が終りましたら確認を押してくださ
い」に変わり、「確認」キーを表示する(図8)。受取
人名の入力が終了し、確認キーを押した時点で入力を完
了したら電話番号入力(S10)に進む。銀行名入力と
同様に入力開始で50音キーを消しても良い。また、
「認識結果が連続3回得られなかった」「同一文字の訂
正が連続3回あった」場合、50音キー入力に切換わ
る。50音キーが押下された場合も同様である。
【0081】また、「認識結果が連続3回得られなかっ
た」「同一文字の訂正が連続3回あった」のとき、文字
入力領域E5の上部に、文字種別の選択キーとしてのひ
らがなキーK9、数字キーK10、英字(アルファベッ
ト)キーK11を表示し、最初は図17に示すように、
ひらがなキーK9により文字種別としてひらがなが選択
されている状態となっているが、利用者がK9、K1
0、K11を選んで押すことにより入力文字種別として
ひらがな、数字、アルファベットが選択されている状態
とし、文字種を特定することで認識率を高めるようにも
できる。
【0082】上記のように、受取人名が投入されたとき
(S7)、主制御部21は、振込人名の入力処理(S
8)へ進む。この際、主制御部21は、手書きのエラー
フラグが立っているか否かを判別し、手書きのエラーフ
ラグが立っていない場合、上述した受取人名の入力処理
と同様に、手書きによる入力処理を行い、手書きのエラ
ーフラグが立ってる場合、上述した50音キーの一覧表
示による入力処理を行う(S8)。
【0083】また、認識不能が所定回数のとき、受取人
名入力と同様に入力方法を切り替えたり、文字種を指定
したりする。入力の完了は上述と同様に確認キーの押下
である。
【0084】この案内にしたがって、振込人名が投入さ
れたとき(S9)、主制御部21は、液晶表示装置6で
「電話番号を入力し確認を押してください」と表示せし
めるとともに、テンキー、ハイフン(−)キー、訂正キ
ー、確認キーを表示せしめる(S10)。この案内にし
たがって、電話番号が投入され、確認キーが押下された
とき(S11)、主制御部21は、液晶表示装置6で
「お振込み金額を入力して確認を押してください」と表
示せしめるとともに、テンキー、訂正キー、金額(万、
千、円)キー、確認キーを表示せしめる(S12)。
【0085】この案内にしたがって、振込金額が投入さ
れ、確認キーが押下されたとき(S13)。主制御部2
1は、液晶表示装置6で「ただいまコンピュータ処理中
です。しばらくお待ちください」と表示せしめる(S1
4)。また、主制御部21は、照会電文を送受信し、そ
の結果を図示しない印字装置を用いてジャーナル用紙に
印字せしめる(S15)。
【0086】そして、照会成立電文を受信したら主制御
部21は、液晶表示装置6で「お振込の内容がよろしけ
れば確認を押してください」と表示せしめるとともに、
振込内容、取消キー、確認キーを表示せしめる(S1
6)。照会拒否電文を受信したら拒否電文処理を行う。
前述の案内にしたがって、利用者は確認キーあるいは取
消キーを押下げる(S17)。
【0087】ここで、主制御部21は、取消キーの投入
を判断した場合(S18)、取消処理を行い、確認キー
の投入を判断した場合(S18)、液晶表示装置6で
「紙幣、硬貨をそれぞれの投入口へお入れください、よ
ろしければ確認キーを押してください」と表示せしめる
とともに、確認キーと取消キーとを表示せしめる(S1
9)。
【0088】この案内にしたがって、利用者は、紙幣を
紙幣口3に投入し、硬貨を硬貨口4に投入する(S2
0)。すると、紙幣は紙幣入出金ユニット13に受入れ
られ、鑑査計数され、硬貨は硬貨入出金ユニット14に
受入れられ、鑑査計数される(S21)。上記鑑査計数
が終了したとき、主制御部21は、振込金額+手数料と
投入金額とを比較することにより、不足していれば追加
を促す。主制御部21は、液晶表示装置6に投入金額を
表示せしめる(S22)。この案内にしたがって、利用
者は、確認キーあるいは取消キーを押下する(S2
3)。そして、主制御部21は、取消キーの押下を判断
したとき(S24)、取消処理を行う。
【0089】また、主制御部21は、確認キーの押下を
判断した場合(S24)、液晶表示装置6で「ただいま
コンピュータ処理中です。しばらくお待ちください」と
表示せしめる(S25)。また、主制御部21は、振込
電文を送受信し、その結果を図示しない印字装置を用い
てジャーナル用紙に印字せしめるとともに、投入金額が
必要金額より多いときは釣銭を用意し、同時にカードリ
ーダ・レシートプリンタユニット11を動作させて、こ
のときの振込取引の内容を印字したレシートを発行する
(S26)。
【0090】釣銭有りの場合(S27)、主制御部21
は、液晶表示装置6で「紙幣、硬貨をそれぞれの受取口
からお受取りください」と表示せしめるとともに、釣銭
金額を表示せしめる(S28)。このとき、主制御部2
1は、紙幣入出金ユニット13を動作させて、紙幣口3
に釣銭紙幣を放出せしめるとともに、硬貨入出金ユニッ
ト14を動作させて、硬貨口4に釣銭硬貨を放出せしめ
る(S29)。
【0091】この釣銭放出により、利用者は釣銭を受取
る(S30)。この釣銭の受取りが終了したとき、ある
いは、ステップS27で釣銭無しを判断したとき、主制
御部21は、液晶表示装置6で「レシートをお受取りく
ださい」と表示せしめる(S31)。このとき、主制御
部21は、カード口8からレシートを放出せしめる(S
32)。ここで、利用者は、レシートを受取ることによ
り(S33)、振込処理を終了する。
【0092】次に、利用者の登録住所/氏名変更動作に
ついて、図19ないし図41に示す表示画面例と図42
から図45に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。
【0093】たとえば、今、利用者がこの装置の前に立
つ。このとき、液晶表示装置6には、図19に示すよう
に、「いらっしゃいませ、ご希望のお取引をお選びくだ
さい」と表示されるとともに、「出金、入金、残高照
会、通帳記入、振込、振替、各種手続」の選択キーが表
示されている(S61)。この案内文に応じて、利用者
は「各種手続」と表示されたキーを押下(タッチ)する
(S62)。これにより、主制御部21は次の処理ステ
ップに進むことを判断し、液晶表示装置6で、図20に
示すように、「ご希望の手続きをお選びください」と表
示せしめるとともに、「住所/氏名変更、カード申込
み、公共料金引き落し、口座解約、新口座開設、その他
の手続き」の選択キーを表示せしめる(S63)。
【0094】この案内文に応じて、利用者は「住所/氏
名変更」と表示されたキーを押下(タッチ)する(S6
4)。これにより、主制御部21は次の処理ステップに
進むことを判断し、液晶表示装置6で、利用者のカード
の投入を案内する(S65)。この案内に応じて、利用
者はカードをカード口8から投入する(S66)。これ
により、カードの口座番号等がカードリーダ・レシート
プリンタユニット11により読取られ、主制御部21に
よって当該口座の住所/氏名の問合わせ電文がホストコ
ンピュータ24へ送信される(S67)。この送信に対
して、ホストコンピュータ24は、口座番号に対する残
高や住所氏名等の顧客情報が記録されている顧客情報テ
ーブル(図示しない)から当該口座の顧客情報内の住所
/氏名情報を主制御部21に返送する(S68)。
【0095】これにより、主制御部21は、液晶表示装
置6で、図21に示すように、「変更のときは“変更す
る”しないときは“やめる”を押してください」と表示
せしめるとともに、上記返送されてきた登録されている
住所と氏名を表示し、「変更する」の選択キーを表示せ
しめる(S69)。この案内文に応じて、利用者は「変
更する」と表示されたキーを押下(タッチ)する(S7
0)。これにより、主制御部21は住所変更処理に進む
ことを判断し、液晶表示装置6で、図22に示すよう
に、「新しい住所の郵便番号を入力してください」と表
示せしめるとともに、テンキー、住所変更なしキー、郵
便番号表示枠を表示せしめる(S71)。この案内文に
応じて、利用者が住所変更なしキーを押下(タッチ)し
た際(S72)、後述する電話番号変更処理に進む。テ
ンキーを押下(タッチ)した際(S73)、主制御部2
1は液晶表示装置6で、図23に示すように、確認キ
ー、不明キー、訂正キーを表示せしめる(S74)。こ
の際、テンキーを押下すると、そのキーの数字が郵便番
号表示枠内に移動・表示する。郵便番号の入力が終了し
た際に、確認キーが押下される(S75)。郵便番号が
不明な場合、不明キーが押下される。
【0096】そして、確認キーが押下されると、主制御
部21は、郵便番号により地名検索を行い、該当するも
のがあれば、液晶表示装置6で、図24に示すように、
「新しい住所を選んでください」と表示せしめるととも
に、入力した郵便番号「210」、住所表示領域内に上
記郵便番号に対応する共通部分の氏名(この場合、都道
府県名「神奈川県」と都市名「川崎市」)を表示し、複
数の該当地名(この場合、区名等)の選択キーと該当な
しキーを表示せしめる(S76)。この案内文に応じ
て、利用者が該当地名(この場合、区名「幸区」)の選
択キーを押下(タッチ)した際(S77)、主制御部2
1は液晶表示装置6で、図25に示すように、「続きの
住所を“アルファベット、数字、ひらがな”かいてくだ
さい」と表示せしめるとともに、入力、選択情報(この
場合、「210」と表示された郵便番号表示領域、「神
奈川県川崎市幸区」と表示された住所表示領域)、文字
を入力するための文字入力領域、市町村キー、建物名キ
ー、番地キー、間隔キー、50音の入力画面への切換え
を指示する50音切換キーが表示される(S78)。該
当無しキーを押下した際、入力選択情報表示は前画面の
まま(この場合「210」「神奈川県川崎市」)同様に
表示される。この際、文字の入力処理は、上述した手書
き入力処理と同様に行われる(S79)。この場合、図
26に示すように、他の認識候補も表示して選択できる
ようにしても良い。また、50音切換キーが押下された
場合(S80)、図27に示すように、文字入力領域の
代りにかたかなの入力画面としての50音キーの一覧と
英数字一覧表示に切換わる英数字キーが表示される(S
81)。英数字キーが選択されると、図28に示すよう
に、50音表の代りにアルファベットの一覧とカナ一覧
表示に切換わるカナキーが表示される(S83)。
【0097】図25あるいは図26(あるいは図27、
図28)の画面において、市町村キーが押下された場合
(S84)、図31に示すように、「選んで押してくだ
さい」が表示されるとともに、文字入力領域の代りに市
キー、区キー、町キー、村キー、字キー、大字キーが表
示され(S85)、建物名キーが押下された場合(S8
6)、図32に示すように、「選んで押してください」
が表示されるとともに、文字入力領域の代りにアパート
キー、マンションキー、ハイツキー、荘キー、メゾンキ
ーが表示され(S87)、番地キーが押下された場合
(S88)、図33に示すように、「選んで入力してく
ださい」が表示されるとともに、文字入力領域の代りに
テンキー、ハイフン(−)キー、丁目キー、番地キー、
号キー、階キー、号室キーが表示される(S89)。こ
の番地選択のいずれかのキーが入力されると(S9
0)、図33の画面の案内が、図34に示すように、
「終わりましたら“確認”を押してください」に変更さ
れ、確認キー、訂正キーが追加表示される(S91)。
【0098】確認キーの押下により、当画面の前の画面
(図25、図26、図27、図28)に戻る。図25〜
図28では入力が開始されると確認キーが表示され説明
文が「確認して確認を押してください」に変る。たとえ
ば、図27の画面が図29の画面に変更され、図28の
画面が図30の画面に変更される。これらの画面での確
認キーの押下を持って新住所入力を完了する。
【0099】ついで、確認キーが押されると(S9
3)、主制御部21は、液晶表示装置6で、図35に示
すように、「新しい電話番号を市外局番から入力してく
ださい」と表示せしめるとともに、テンキー、−キー、
電話変更なしキーを表示せしめる(S94)。テンキー
の入力が開始されると(S95)、図35の画面の案内
が、図36に示すように、「終わりましたら“確認”を
押してください」に変更され、確認キー、訂正キーが追
加表示される(S96)。電話番号入力後に、確認キー
が押下された際(S97)、あるいは電話変更なしキー
が押下された際(S98)、後述する氏名変更処理に進
む。
【0100】ついで、主制御部21は、液晶表示装置6
で、図37に示すように、「新しいお名前を一文字ずつ
(アルファベット、数字、ひらがな)かいてください」
と表示せしめるとともに、名前表示領域、文字を入力す
るための文字入力領域、名前変更なしキー、50音切換
キーが表示される(S99)。この際、文字の入力処理
(S100)は、上述した手書き入力処理と同様に行わ
れる。この氏名が入力開始されると、図37の画面の案
内が、図38に示すように、「終わりましたら“確認”
を押してください」に変更され、確認キー、訂正キーが
追加表示される(S101)。また、50音切換キーが
押下された場合(S102)、新住所入力と同様に図3
9に示すように、50音キーの一覧が表示され(S10
3)、英数字キーが選択されると(S104)、図40
に示すように、50音表の代りにアルファベットの一覧
が表示される(S105)。
【0101】そして、上記確認キーが押下され氏名変更
処理が終了されるか(S106)、名前変更なしキーが
押下された場合(S107)、主制御部21は、液晶表
示装置6で、図41に示すように、「確認し良ければ
“確認”を違うときは訂正箇所を押してください」と確
認キーを表示せしめるとともに、今回入力した情報、あ
るいは変更しなかった場合は、ホストコンピュータ24
から受信した郵便番号、住所、氏名を表示せしめる(S
108)。
【0102】確認キーの押下により(S109)、ホス
トコンピュータ24に住所/氏名情報の変更を送信する
(S110)。変更成立を受信したら(返信されたら)
(S111)、その旨をレシートに印刷し、カードを返
却し、レシートを渡して処理を終了する(S112)。
変更不成立を受信したら(S111)、その旨をレシー
トに印刷し、窓口誘導あるいはメールサービス利用誘導
を行い、カードとレシートを渡す(S112)。
【0103】また、すべての画面で「やめる」キーの押
下により取消処理に移行する。
【0104】以上説明したような情報入力装置によれ
ば、振込取引時や住所変更時等の50音などの文字によ
り所望の内容を入力する際に、文字の入力が容易かつ迅
速に行え、操作性が著しく向上するものである。
【0105】また、上述したような自動取引装置によれ
ば、上記構成の情報入力装置を用いることにより、特に
振込取引において、金融機関名、振込人名、受取人名の
入力や、住所変更時における、住所の入力が容易かつ迅
速に行え、操作性および稼働率の向上が図れるものであ
る。
【0106】また、手書き入力により文字を入力してい
る際に、誤入力の回数(認識不能の回数)が3回(複数
回)以上連続した際に、自動的に50音キーによる(選
択)入力の表示に切換わることにより、操作性が向上す
る。この際、以後も手書き入力の代りに50音キーによ
る(選択)入力が選択される。たとえば、振込取引時の
金融機関名の入力の際に、50音キーによる入力に切換
わった場合に、以後振込人名、受取人名の入力も50音
キーによる入力となり、操作者にあった操作方法とな
り、操作性が向上する。
【0107】また、手書き入力と50音キーによる入力
とを操作者が選択することができ、利用者の希望する入
力を選択できる。
【0108】また、手書き入力の認識文字として、複数
の候補を同時に表示し、操作者が希望する文字を容易に
選択できる。
【0109】また、手書き入力の認識文字として、第1
位の候補文字を表示し、次候補キーの入力により、他の
候補も切換え表示できるようにし、操作者が希望する文
字を容易に選択できる。
【0110】また、最初の手書き入力画面では、書き始
めると50音選択に切換えられる50音切換キーが消え
50音キーによる入力が選べなくなるようにできる。
【0111】また、最初の手書き入力画面では、書き始
めても50音選択に切換えられる50音切換キーが消え
ないようにでき、いつでも50音キーによる入力が選べ
るようにもできる。
【0112】また、手書き入力を文字種(ひらがなか、
アルファベットか、数字か)を選んでから、入力を始め
ることができる。
【0113】また、手書き入力の文字種(ひらがな)
を、誤入力の回数(認識不能の回数)が3回(複数回)
以上連続した際に、自動的に他の文字種(アルファベッ
ト)に切換えることができる。
【0114】なお、前記実施の形態では、自動取引装置
の振込取引において、振込先としての銀行名の入力に適
用した場合について説明したが、これに限らず、振込取
引において銀行の支店名を入力する場合にも同様に適用
できる。
【0115】また、前記実施の形態では、現金自動預出
金機などの自動取引装置に適用した場合について説明し
たが、この発明はこれに限らず、たとえば、券売機や自
動定期券発行機において駅名を入力する場合、あるい
は、パーソナルコンピュータにおいて駅名、氏名、住所
などを対象にした様々な検索ソフトにおける検索のため
の入力など、各種情報の入出力端末装置などにも利用で
きる。
【0116】その他、この発明は、前記実施の形態に限
定されるものではなく、種々変形して適用することがで
きる。
【0117】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
振込取引時や住所変更時等の50音などの文字により所
望の内容を入力する際に、文字の入力が容易かつ迅速に
行え、また、思ったように入力できない場合に従来の方
法などの他の方法で入力できるように誘導でき、操作性
の向上が図れる情報入力装置を提供できる。
【0118】また、この発明によれば、特に振込取引に
おける、金融機関名または支店名、振込人名、受取人名
の入力や、住所変更時における、住所の入力が容易かつ
迅速に行え、操作性および稼働率の向上が図れる自動取
引装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る自動取引装置の外
観構成を示す斜視図。
【図2】自動取引装置の全体的な構成を概略的に示すブ
ロック図。
【図3】情報入力装置の構成を詳細に示すブロック図。
【図4】情報入力装置における銀行名の入力処理の動作
を説明するためのフローチャート。
【図5】振込取引時の銀行名入力における表示画面例を
示す図。
【図6】振込取引時の受取人名入力における表示画面例
を示す図。
【図7】振込取引時の銀行名入力における表示画面例を
示す図。
【図8】振込取引時の受取人名入力における表示画面例
を示す図。
【図9】振込取引時の銀行名入力における表示画面例を
示す図。
【図10】振込取引時の銀行名入力における表示画面例
を示す図。
【図11】振込取引時の銀行名入力における表示画面例
を示す図。
【図12】振込取引時の銀行名入力における表示画面例
を示す図。
【図13】振込取引時の銀行名入力における表示画面例
を示す図。
【図14】振込取引の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図15】振込取引の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図16】振込取引の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図17】振込取引時の受取人名入力における表示画面
例を示す図。
【図18】振込取引時の受取人名入力における表示画面
例を示す図。
【図19】取引選択における表示画面例を示す図。
【図20】手続き選択における表示画面例を示す図。
【図21】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図22】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図23】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図24】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図25】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図26】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図27】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図28】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図29】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図30】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図31】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図32】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図33】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図34】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図35】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図36】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図37】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図38】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図39】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図40】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図41】住所/氏名変更における表示画面例を示す
図。
【図42】利用者の住所/氏名変更動作を説明するため
のフローチャート。
【図43】利用者の住所/氏名変更動作を説明するため
のフローチャート。
【図44】利用者の住所/氏名変更動作を説明するため
のフローチャート。
【図45】利用者の住所/氏名変更動作を説明するため
のフローチャート。
【符号の説明】
1…筐体 2…接客操作部 3…紙幣口 4…硬貨口 5…タッチパネル 6…カラー液晶表示装置 7…情報入力装置 8…カード口 9…通帳口 11…カードリーダ・レシートプリンタユニット 12…通帳プリンタユニット 13…紙幣入出金ユニット 14…硬貨入出金ユニット 15…制御ユニット 18…記憶部 21…主制御部 31…入力制御部 32…文字入力部 33…指定部 34…文字認識部 35…文字認用識辞書 36…単語蓄積部 37…単語検索部 38…対話管理部 E1…文字入力領域 E2…認識結果表示領域 E3…50音キー E4…入力表示領域 E5…文字入力領域 K1…操作キー K2…50音切換キー K5、K6…候補表示領域 K8…次候補選択キー K9…ひらがなキー K10…数字キー K11…英字キー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を表示する表示手段
    と、 上記認識手段により、上記タッチキー入力手段より入力
    された文字が認識できない回数が所定回数以上となった
    場合に、上記表示手段に文字を入力するための50音の
    文字キーを表示させる第1の処理手段と、 この第1の処理手段により表示される50音の文字キー
    を介して利用者により入力される文字を上記表示手段に
    表示させる第2の処理手段と、 を具備することを特徴とする情報入力装置。
  2. 【請求項2】 操作案内情報を表示する表示手段と、 この表示手段に設けられ、利用者により文字などの筆跡
    を示す情報を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を上記表示手段に表示
    させる第1の処理手段と、 上記表示手段に文字を入力するための50音の文字キー
    を表示させる第2の処理手段と、 この第2の処理手段により表示されろ50音の文字キー
    を介して利用者により入力される文字を上記表示手段に
    表示させる第3の処理手段と、 利用者が文字を入力する際に、上記タッチキー入力手段
    を介して文字などの筆跡を示す情報を直接入力するか、
    又は上記表示手段に表示される50音の文字キーにより
    入力するかを選択する選択手段と、 を具備することを特徴とする情報入力装置。
  3. 【請求項3】 利用者により文字などの筆跡を示す情報
    を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された筆跡を示す情
    報に基づいて、対応する複数の候補文字を優先順位をつ
    けて認識する認識手段と、 この認識手段にて認識された複数の文字候補を優先順位
    に従って、認識文字並びに他候補文字として複数の文字
    を表示する表示手段と、 この表示手段に表示された複数の認識文字の中から、該
    当する1つの文字を選択する選択手段と、 を具備することを特徴とする情報入力装置。
  4. 【請求項4】 利用者の操作により所定の取引を行う自
    動取引装置において、 操作案内画面を表示する表示手段と、 この表示手段に設けられ、利用者により文字などの筆跡
    を示す情報を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を上記表示手段に表示
    させる第1の処理手段と、 上記認識手段により、上記タッチキー入力手段より入力
    された文字が認識できない回数が所定回数以上となった
    場合に、上記表示手段に文字を入力するための50音の
    文字キーを表示させる第2の処理手段と、 この第2の処理手段により表示される50音の文字キー
    を介して利用者により入力される文字を上記表示手段に
    表示させる第3の処理手段と、 上記タッチキー入力手段によって直接入力された文字情
    報又は上記表示手段に表示された50音キーを介して入
    力された文字情報を用いて、所定の取引を実行する取引
    実行手段と、 を具備することを特徴とする自動取引装置。
  5. 【請求項5】 利用者の操作により所定の取引を実行す
    る自動取引装置において、 操作案内情報を表示する表示手段と、 この表示手段に設けられ、利用者により文字などの筆跡
    を示す情報を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された文字を認識す
    る認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を上記表示手段に表示
    させる第1の処理手段と、 上記表示手段に文字を入力するための50音の文字キー
    を表示させる第2の処理手段と、 この第2の処理手段により表示される50音の文字キー
    を介して利用者により入力される文字を上記表示手段に
    表示させる第3の処理手段と、 利用者が文字を入力する際に、上記タッチキー入力手段
    を介して文字などの筆跡を示す情報を直接入力するか、
    又は上記表示手段に表示される50音の文字キーにより
    入力するかを選択する選択手段と、 上記タッチキー入力手段によって直接入力された文字情
    報又は上記表示手段に表示された50音キーを介して入
    力された文字情報を用いて、所定の取引を実行する取引
    実行手段と、 を具備することを特徴とする自動取引装置。
  6. 【請求項6】 利用者の操作により所定の取引を実行す
    る自動取引装置において、 操作案内情報を表示する表示手段と、 この表示手段に設けられ、利用者により文字などの筆跡
    を示す情報を直接入力させるタッチキー入力手段と、 このタッチキー入力手段により入力された筆跡を示す情
    報に基づいて、対応する複数の候補文字を優先順位をつ
    けて認識する認識手段と、 この認識手段にて認識された複数の文字候補を優先順位
    に従って、認識文字並びに他候補文字として複数の文字
    を上記表示手段に表示させる第1の処理手段と、 上記表示手段に表示された複数の認識文字の中から、該
    当する1つの文字を選択する選択手段と、 上記タッチキー入力手段によって直接入力され、上記選
    択手段により選択された文字情報を用いて、所定の取引
    を実行する取引実行手段と、 を具備することを特徴とする自動取引装置。
  7. 【請求項7】 接触入力することにより文字などの筆跡
    を示す位置情報を入力するタッチパネルを表示する表示
    手段と、 このタッチパネルによって入力される筆跡を示す位置情
    報により、この筆跡に対応する文字を認識する認識手段
    と、 この認識手段で認識される文字に基づいて、これらの文
    字のそれぞれに対する複数の候補文字を認識し、かつ、
    候補文字表示キーの入力が行われた際に上記表示手段に
    複数の候補文字の1つを表示する処理手段と、 この処理手段により上記表示手段に表示される候補文字
    を別の候補文字に順次変更する変更手段と、 上記処理手段により上記表示手段に表示される候補文字
    あるいは上記変更手段により変更されて上記表示手段に
    表示される候補文字のいずれかを選択する選択手段と、 を具備することを特徴とする情報入力装置。
  8. 【請求項8】 接触入力することにより文字などの筆跡
    を示す位置情報を入力するタッチパネルを表示する表示
    手段と、 上記タッチパネルより入力する文字の種別を指定する指
    定手段と、 上記タッチパネルによって入力される筆跡を示す位置情
    報により、この筆跡に対応する上記指定手段により指定
    される種別の文字を認識する認識手段と、 この認識手段で認識される文字を上記表示手段に表示す
    る処理手段と、 を具備することを特徴とする情報入力装置。
  9. 【請求項9】 接触入力することにより第1の種別の文
    字に対応する筆跡を示す位置情報を入力する文字入力領
    域を有するタッチパネルを表示する表示手段と、 上記タッチパネルの文字入力領域に入力される筆跡を示
    す位置情報により、この筆跡に対応する第1の種別の文
    字を認識する認識手段と、 この認識手段で認識される文字を上記表示手段に表示す
    る第1の処理手段と、 上記認識手段による文字の認識不能が所定回数となった
    際に、上記タッチパネルの文字入力領域に入力される文
    字を第2あるいは第3の種別に変更する変更手段と、 この変更手段により文字の種別が変更された上記タッチ
    パネルの文字入力領域に入力される筆跡を示す位置情報
    により、この筆跡に対応する第2あるいは第3の種別の
    文字を上記認識手段により認識する第2の処理手段と、 を具備することを特徴とする情報入力装置。
  10. 【請求項10】 利用者の操作により、ひらがな文字、
    アルファベット、数字など異なる種別の文字情報を直接
    入力させるタッチキー入力手段と、 上記タッチキー入力手段により文字情報を入力する際
    に、入力する文字の種別を選択する選択手段と、 この選択手段により選択された入力される文字の種別に
    基づいて、上記タッチキー入力手段により入力された筆
    跡を示す情報から、選択された種別の対応する文字情報
    を認識する認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を表示する表示手段
    と、 を具備することを特徴とする情報入力装置。
  11. 【請求項11】 利用者の操作により、ひらがな文字、
    アルファベット、数字など異なる種別の文字情報を直接
    入力させるタッチキー入力手段と、 上記タッチキー入力手段により文字情報を入力する際
    に、入力する文字の種別を選択する選択手段と、 この選択手段により選択された入力される文字の種別に
    基づいて、上記タッチキー入力手段により入力された筆
    跡を示す情報から、選択された種別の対応する文字情報
    を認識する認識手段と、 この認識手段にて認識された文字を表示する表示手段
    と、 上記認識手段により、上記タッチキー入力手段より入力
    された文字が認識できない回数が所定回数以上となった
    場合に、上記表示手段に文字を入力するための50音の
    文字キーを表示させる第1の処理手段と、 この第1の処理手段により表示される50音の文字キー
    を介して利用者により入力される文字を上記表示手段に
    表示させる第2の処理手段と、 を具備することを特徴とする情報入力装置。
  12. 【請求項12】 接触入力することにより文字などの筆
    跡を示す位置情報を入力したり、あるいは数字キーによ
    り郵便番号を入力するタッチパネルを表示する表示手段
    と、 このタッチパネルの数字キーにより入力される郵便番号
    に応じた住所の一部を上記表示手段に表示する第1の処
    理手段と、 このタッチパネルによって入力される筆跡を示す位置情
    報により、この筆跡に対応する文字を順次認識する認識
    手段と、 この認識手段で順次認識される文字に基づいて、これら
    の文字を住所の他部の文字列として順次認識し、かつ、
    上記表示手段に表示する第2の処理手段と、 を具備することを特徴とする情報入力装置。
  13. 【請求項13】 接触入力することにより文字などの筆
    跡を示す位置情報を入力したり、あるいは数字キーによ
    り郵便番号を入力するタッチパネルを表示する表示手段
    と、 このタッチパネルの数字キーにより入力される郵便番号
    に応じた住所の一部を上記表示手段に表示する第1の処
    理手段と、 このタッチパネルによって入力される筆跡を示す位置情
    報により、この筆跡に対応する文字を順次認識する認識
    手段と、 この認識手段で順次認識される文字に基づいて、これら
    の文字を住所の他部の文字列として順次認識し、かつ、
    上記表示手段に表示する第2の処理手段と、 上記第1、第2の処理手段により処理されて上記表示手
    段に表示されている住所を住所変更内容として出力する
    出力手段と、 上記認識手段による文字の認識不能が所定回数となった
    際に、上記表示手段に他の方法での住所変更処理の案内
    を表示する第3の処理手段と、 を具備することを特徴とする情報入力装置。
JP25076196A 1996-09-24 1996-09-24 情報入力装置および自動取引装置 Pending JPH1097384A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001133908A (ja) * 1999-11-10 2001-05-18 Noritsu Koki Co Ltd 写真プリント装置用情報入力装置
JPWO2013024530A1 (ja) * 2011-08-15 2015-03-05 富士通株式会社 携帯電子機器及びキー表示プログラム
JP2019070888A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 沖電気工業株式会社 ソフトウェアキーボード表示処理装置、自動取引装置、情報処理方法、及び、プログラム

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JP2019070888A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 沖電気工業株式会社 ソフトウェアキーボード表示処理装置、自動取引装置、情報処理方法、及び、プログラム

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