JPH10141488A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JPH10141488A
JPH10141488A JP8294091A JP29409196A JPH10141488A JP H10141488 A JPH10141488 A JP H10141488A JP 8294091 A JP8294091 A JP 8294091A JP 29409196 A JP29409196 A JP 29409196A JP H10141488 A JPH10141488 A JP H10141488A
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pressure
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brake
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Masayuki Ushiki
昌幸 宇敷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】後進段選択時の所要セレクト時間の短縮とセレ
クトショックの軽減を低コストで実現する。 【解決手段】ローアンドリバース(L&R)ブレーキ15と
ライン圧通路22とを第2の油圧通路21で連通すると共
に、第2の油圧通路21にソレノイド弁23を介装し、L&
Rブレーキ15に対しソレノイド弁23により調圧したプラ
イマリ圧を予圧として供給する。又、リバースクラッチ
9をセレクトレバーと連動するマニュアルバルブ17を介
してライン圧通路22に連通し、セレクトレバーをRレン
ジにセレクトするとマニュアルバルブ17を介して第2の
油圧通路20にライン圧PLが流入し、リバースクラッチ9
を係合動作させると共に、ライン圧PLの一部が第3の
油圧通路24に分流しオリフィス26を介してリバースクラ
ッチ圧として流出する。そして、リバースクラッチ圧が
上昇してプライマリ圧よりも高くなるとシャトル弁25を
押圧しL&Rブレーキ15に作動圧として供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後進段選択時のセ
レクトショックの軽減と所要セレクト時間の短縮とを実
現可能な自動変速機の油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の自動変速機では、運転
者がセレクトレバーを中立段(Nレンジ)から後進段
(Rレンジ)へセレクト操作すると、上記セレクトレバ
ーと連動するマニュアルバルブが動作して、作動圧をリ
バースクラッチ及びローアンドリバース(L&R)ブレ
ーキに供給し、このリバースクラッチ及びL&Rブレー
キを係合動作させることで、自動変速機の後進段をエン
ジン出力軸に連設させて後進走行を可能にする。
【0003】このとき、上記リバースクラッチ及びL&
Rブレーキに対して作動圧が急激に印加されると、エン
ジン出力が上記後進段を介して駆動系に急激に伝達され
る、いわゆるセレクトショックが生じる。
【0004】このセレクトショックを軽減する手段とし
て、例えば特公平4−81061号公報では、リバース
クラッチに連通する油圧通路にアキュムレータを配設
し、N→Rセレクト直後の上記リバースクラッチに対す
る作動圧を上記アキュムレータにて緩衝することでセレ
クトショックを軽減する技術が開示されている。
【0005】又、セレクトレバーが中立段(Nレンジ)
にあるときL&Rブレーキを係合動作させると共に、N
→Rセレクト時には上記セレクトレバーと連動するマニ
ュアルバルブからリバースクラッチへ作動圧を直接供給
してリバースクラッチを係合動作させる、いわゆるダイ
レクト制御による自動変速機では、上記リバースクラッ
チに対しては油圧制御を行わないことからN→Rセレク
ト時には上記L&Rブレーキ側の油圧を一旦減衰させた
後、上記リバースクラッチへ作動圧を供給し、次いで、
上記L&Rブレーキへ作動圧を再び供給するようにして
いるいるため、N→Rセレクト時から上記L&Rブレー
キが係合動作するまでの所要セレクト時間が長く、運転
者に不快感を与えてしまう。
【0006】この所要セレクト時間を短くするために
は、N→Rセレクト時に上記L&Rブレーキに印加され
ている作動圧を素早く減衰させた後、リバースクラッチ
を係合動作させる必要があるが、この作動圧が十分に減
衰される前にリバースクラッチが係合動作されるとセレ
クトショックが生じる。
【0007】このダイレクト制御による自動変速機のN
→Rセレクト時のセレクトショックの軽減、及び所要セ
レクト時間の短縮を図る技術として、例えば特開平7−
269685号公報では、L&Rブレーキに、オリフィ
スを介装する油圧通路とオリフィスを設けない油圧通路
とを連通し、N→Rセレクト直後の過渡時においては、
上記L&Rブレーキに印加されている作動圧をオリフィ
スが介装されていない油圧通路を介して速やかに排出
し、一方リバースクラッチの係合動作が開始されると、
上記L&Rブレーキに対しオリフィスを介装する油圧通
路から作動圧を徐々に昇圧させながら供給する技術が開
示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した特公
平4−81061号公報に開示されている技術では、ア
キュムレータの容量変化により、N→Rセレクト時のセ
レクトショックを軽減するようにしているが、上記アキ
ュムレータの容量変化の分、上記作動圧が上記リバース
クラッチ及び上記L&Rブレーキを係合動作させるに十
分な圧力に上昇する迄に比較的長時間を要し、運転者に
不快感を与えてしまう。又、この先行技術ではアキュム
レータを構成するアキュムレータピストン、スプリング
等の部品、及びこれらを収容するケースを油圧回路中に
設けなければならないため、油圧回路の設計の自由度が
拘束されるばかりでなく、アキュムレータを必要とする
分、部品点数が多く製造コストの高騰を招く。
【0009】一方、特開平7−269685号公報に開
示されている技術では、上記アキュムレータのような複
雑な構成部品を用いず、L&Rブレーキに対し、油圧供
給時と排出時とで異なる油圧通路を油圧切換え弁により
選択的に連通させることで、N→Rセレクト時の所要セ
レクト時間の短縮とセレクトショックの軽減を両立させ
るようにしているため構成が簡素化されているが、L&
Rブレーキへ作動圧を供給する際には必ずソレノイド弁
を通過しなければならないため該ソレノイド弁の信頼性
が問題となる。従って、このソレノイド弁の作動信頼性
を保証するために、油圧回路に介装するフィルタの構造
を複雑化したり、ソレノイド弁単品の品質管理が過剰と
なり、結果として製造コストの高騰を招いてしまう。
【0010】本発明は、上記事情に鑑み、簡単な構成で
後進段選択時の所要セレクト時間の短縮とセレクトショ
ックの軽減を図り、安価で高い信頼性を得ることのでき
る自動変速機の油圧制御装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による第1の自動変速機の油圧制御装置は、後進
段選択の際にセレクトレバーと連動するマニュアルバル
ブを介して作動圧を供給する油圧式クラッチと油圧式ブ
レーキとを備え、上記油圧式クラッチと上記マニュアル
バルブとを第1の油圧通路を介して連通し、上記油圧式
ブレーキとライン圧通路とを第2の油圧通路を介して連
通し、上記第2の油圧通路に圧力制御弁を介装し、上記
第1の油圧通路と上記第2の油圧通路の上記圧力制御弁
の下流とを第3の油圧通路を介して連通し、上記第3の
油圧通路に絞り部を設け、上記第2の油圧通路と上記第
3の油圧通路との合流部に該両油圧通路のうち高圧側の
油圧通路が油圧ブレーキに接続するシャトル弁を設けた
ことを特徴とする。
【0012】本発明による第2の自動変速機の油圧制御
装置は、上記第1の自動変速機の油圧制御装置におい
て、上記第3の油圧通路に上記絞り部をバイパスするバ
イパス通路を接続し、上記バイパス通路に上記第2の油
圧通路から上記第1の油圧通路への流通を許容する逆止
弁を介装したことを特徴とする。
【0013】本発明による第3の自動変速機の油圧制御
装置は、上記第1の自動変速機の油圧制御装置におい
て、上記圧力制御弁が比例電磁式減圧弁とデューティ制
御式減圧弁との何れかであることを特徴とする。
【0014】本発明による第4の自動変速機の油圧制御
装置は、上記第1の自動変速機の油圧制御装置におい
て、上記圧力制御弁が少なくとも中立段選択時の上記油
圧式ブレーキに印加する予圧を該油圧式ブレーキに伝達
トルクが発生しない圧力に調整することを特徴とする。
【0015】本発明による第5の自動変速機の油圧制御
装置は、後進段選択の際にセレクトレバーと連動するマ
ニュアルバルブを介して作動圧を供給する油圧式クラッ
チと油圧式ブレーキとを備え、上記油圧式クラッチと上
記マニュアルバルブとを第1の油圧通路を介して連通
し、上記油圧式ブレーキとライン圧通路とを第2の油圧
通路を介して連通すると共に、上記第2の油圧通路にド
レーン通路を連通し、上記ドレーン通路に電磁閉止弁を
配設すると共に該電磁閉止弁の上流或いは下流に絞り部
を配設し、上記第2の油圧通路の上記ドレーン通路上流
に絞り部を配設し、上記第1の油圧通路と上記第2の油
圧通路の上記ドレーン通路の下流とを第3の油圧通路を
介して連通し、上記第3の油圧通路に他の絞り部を設け
たことを特徴とする。
【0016】本発明による第6の自動変速機の油圧制御
装置は、上記第5の自動変速機の油圧制御装置におい
て、上記第3の油圧通路に上記絞り部をバイパスするバ
イパス通路を接続し、上記バイパス通路に上記第2の油
圧通路から上記第1の油圧通路への流通を許容する逆止
弁を介装したことを特徴とする。
【0017】第1の自動変速機の油圧制御装置では、運
転者がセレクトレバー操作により後進段を選択すると、
該セレクトレバーと連動するマニュアルバルブを介し、
第1の油圧通路を経て後進段選択の際に係合動作する油
圧式クラッチに作動圧が供給されると共に、この作動圧
の一部が第3の油圧通路を通り絞り部を経て第2の油圧
通路に分流される。第2の油圧通路には後進段選択の際
に係合動作する油圧式ブレーキが連通されおり、この油
圧式ブレーキに対しては、上記第2の油圧通路を経て圧
力制御弁によりライン圧を所定圧力に調圧した油圧が制
御圧として供給されている。上記油圧式クラッチは後進
段選択時に上記作動圧が供給されることで係合動作し、
一方上記油圧式ブレーキに対しては上記絞り部から分流
する作動圧が上記制御圧を越えたとき供給が開始され、
この作動圧が上昇するに従い上記油圧式ブレーキが次第
に係合動作する。
【0018】第2の自動変速機の油圧制御装置では、上
記第1の自動変速機の油圧制御装置において、運転者が
セレクトレバー操作により後進段から中立段或いは前進
変速段を選択すると、上記油圧式クラッチに供給されて
いる油圧が第1の油圧通路を経て排出されると共に、油
圧式ブレーキに供給されている油圧が上記第3の油圧通
路の絞り部をパイバスするバイパス通路から上記第1の
油圧通路を経て排出される。
【0019】第3の自動変速機の油圧制御装置では、上
記第1の自動変速機の油圧制御装置において、上記圧力
制御弁を比例制御電磁式減圧弁とデューティ制御式減圧
弁との何れかとし、上記圧力制御弁の弁開度を比例制御
信号或いはデューテイ制御信号により制御する。
【0020】第4の自動変速機の油圧制御装置では、上
記第1の自動変速機の油圧制御装置において、セレクト
レバーが中立段にセットされている時は、上記圧力制御
弁による予圧が上記油圧式ブレーキに伝達トルクが発生
しない程度の圧力に設定される。
【0021】第5の自動変速機の油圧制御装置では、運
転者がセレクトレバー操作により後進段を選択すると、
上記セレクトレバーと連動するマニュアルバルブを介
し、第1の油圧通路を経て後進段選択の際に締結する油
圧式クラッチに作動圧が供給されると共に、この作動圧
の一部が第3の油圧通路を通り他の絞り部を経て第2の
油圧通路に分流する。この第2の油圧通路には後進段選
択の際に係合動作する油圧式ブレーキが連通されおり、
この油圧式ブレーキに対しては、上記第2の油圧通路に
設けた絞り部と、この第2の油圧通路に連通するドレー
ン通路に設けた絞り部とにより所定圧力に調圧した油圧
が予圧として印加されている。上記油圧式クラッチは後
進段選択時に供給される作動圧により係合動作し、一方
上記油圧式ブレーキに対しては上記他の絞り部から分流
する作動圧が上記予圧を越えたとき供給が開始され、こ
の作動圧が上昇するに従い上記油圧式ブレーキが次第に
係合動作する。
【0022】第6の自動変速機の油圧制御装置では、上
記第5の自動変速機の油圧制御装置において、運転者が
セレクトレバー操作により後進段から中立段或いは前進
変速段を選択すると、上記油圧式クラッチに供給されて
いる油圧が第1の油圧通路を経て排出されると共に、油
圧式ブレーキに供給されている油圧が上記第3の油圧通
路の絞り部をパイバスするバイパス通路から上記第1の
油圧通路を経て排出される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。図1に本実施の形態で採用する
自動変速機の動力伝達列を示す。この動力伝達列には、
入力側からトルクコンバータ1、オイルポンプ2、多段
変速機3が配設され、エンジン出力軸4からの駆動力が
上記トルクコンバータ1を経て上記多段変速機3の入力
軸5に伝達される。
【0024】上記多段変速機3が、上記入力軸5の軸上
に配設するフロントプラネタリギヤユニット6とリヤプ
ラネタリギヤユニット7とを備え、この各プラネタリギ
ヤユニット6(7)がプラネタリキャリヤ6a(7
a)、リングギヤ6b(7b)、ピニオンギヤ6c(7
c)、サンギヤ6d(7d)で構成されている。
【0025】又、上記フロントプラネタリギヤユニット
6の側方に、ハイクラッチ8、リバースクラッチ9、2
&4ブレーキ10が並列に配設されている。上記ハイク
ラッチ8が上記入力軸3と上記フロントプラネタリキャ
リヤ6aとの間の動力伝達を断続し、上記リバースクラ
ッチ9が上記入力軸5と上記フロントサンギヤ6dとの
間の動力伝達を断続し、更に、上記2&4ブレーキ10
が上記フロントサンギヤ6dと上記多段変速機3の自動
変速機ケース11との間を係脱する。
【0026】上記リヤプラネタリギヤユニット7のプラ
ネタリキャリヤ7aが、上記フロントプラネタリギヤユ
ニット6のリングギヤ6bと一体に回転すると共に出力
軸12に連設されている。
【0027】又、上記両プラネタリギヤユニット6,7
の外周に、ロークラッチドラム13aが配設され、この
ロークラッチドラム13aがフロントプラネタリキャリ
ヤ6aと一体回転すると共に、ローワンウェイクラッチ
14に連設されている。更に、上記ロークラッチドラム
13aと上記リヤプラネタリギヤユニット7のリングギ
ヤ7bとの間に断続自在なロークラッチ13が介装され
ている。
【0028】又、上記リヤプラネタリギヤユニット7の
側方に、上記フロントプラネタリギヤユニット6のプラ
ネタリキャリヤ6aと上記自動変速機ケース11との間
を係脱する上記ローワンウェイクラッチ14と、このロ
ーワンウェイクラッチ14の空転を防止するローアンド
リバース(L&R)ブレーキ15とが並列に配設されて
いる。
【0029】このような構成による上記多段変速機3
は、前進4段、後進1段の変速段を有し、各変速段が上
記ハイクラッチ8、上記リバースクラッチ9、上記ロー
クラッチ13、上記2&4ブレーキ10、L&Rブレー
キ15の動作により適宜選択される。
【0030】尚、変速時の各クラッチ、ブレーキの作動
関係を表1に示す。
【0031】
【表1】 上記表1に示すように、中立段(Nレンジ)から後進段
(Rレンジ)へシフトすると、リバースクラッチ9とL
&Rブレーキ15が作動して後進段が選択動作される。
すなわち、上記L&Rブレーキ15が係合すると、フロ
ントプラネタリキャリヤ6aが上記ロークラッチドラム
13aを介して上記自動変速機ケース11に固定され
る。一方、リバースクラッチ9が係合すると、エンジン
出力が上記入力軸5から上記リバースクラッチ9を介し
てフロントプラネタリギヤユニット6のサンギヤ6dに
伝達される。このとき、このフロントキャリヤ6aが自
動変速機ケース11に固定されているため、上記フロン
トリングギヤ6bがフロントピニオンギヤ6cにより入
力軸5に対して逆方向へ減速された状態で回転し、この
回転力がリヤプラネタリギヤユニット7のプラネタリキ
ャリヤ7aを介して出力軸12に伝達され、後進段の動
力が出力される。
【0032】尚、図2に示すように、上記L&Rブレー
キ15は、多板のドライブプレートとドリブンプレート
から成る摩擦係合要素15aと油圧により該摩擦係合要
素15aを押圧するピストン15bと、この両者間に介
装する皿ばね15cとで構成されている。
【0033】図3に自動変速機の油圧回路図を示す。前
進変速段選択時に係脱動作するハイクラッチ8とローク
ラッチ13と2&4ブレーキ10とが、油圧通路16を
介してマニュアルバルブ17の前進油圧ポート17aに
並列接続されていると共に、上記各油圧通路16に上記
各クラッチ8,13及び2&4ブレーキ10とに供給す
る作動圧を調圧するソレノイド弁19が介装されてい
る。
【0034】又、後進段選択時に係脱動作するリバース
クラッチ9が第1の油圧通路20を介して上記マニュア
ルバルブ17の後進油圧ポート17bに接続されてい
る。更に、後進段或いは1速のエンジンブレーキを必要
とする場合に係合する上記L&Rブレーキ15が第2の
油圧通路21を介してライン圧通路22に接続され、更
に、この第2の油圧通路21に圧力制御弁の一例である
ソレノイド弁23が介装されている。このソレノイド弁
23は、比例電磁式減圧弁、或いはデューティ制式減圧
弁であり、このソレノイド弁23の弁開度によりライン
圧PLを所定に減圧して上記L&Rブレーキ15に予圧
としてのプライマリ圧PSを供給し、或いはセレクトレ
バーが1速レンジにセレクトされたときは、上記L&R
ブレーキ15に対して作動圧を滑らかに立ち上げながら
供給して変速ショックを軽減する。尚、このプライマリ
圧PSは上記L&Rブレーキ15に伝達トルクを発生さ
せない程度の圧力に設定されている。
【0035】又、上記リバースクラッチ9に連通する油
圧通路20と上記L&Rブレーキ15に連通する第2の
油圧通路21の上記ソレノイド弁23の下流とが第3の
油圧通路24を介して連通されていると共に、上記第2
の油圧通路21と第3の油圧通路24との合流部に、こ
の各油圧通路21,24を上記L&Rブレーキ15に対
して差圧により選択的に連通するシャトル弁25が介装
されている。
【0036】更に、上記第3の油圧通路24に絞り部と
してのオリフィス26が介装されて、又、このオリフィ
ス26の上流と下流とがバイパス通路27によりバイパ
ス接続されている。このバイパス通路27に、上記チェ
ツクボール25側から上記第1の油圧通路20側への流
通のみを許容する逆止弁の一例であるチェックボール2
8が介装されている。
【0037】上記マニュアルバルブ17は図示しないセ
レクトレバーと連動しており、運転者が後進段(Rレン
ジ)を選択すると、図3に示すように上記マニュアルバ
ルブ17を介してライン圧通路22と上記第1の油圧通
路20とが連通され、又、セレクトレバーが中立段(N
レンジ)にセレクトされた状態では第1の通路20と前
進変速段側の油圧通路16との双方が上記ライン圧通路
22から遮断されると共に、上記各油圧通路16,20
の油圧が図示しないドレーン通路を経て排出され、各ク
ラッチ、ブレーキ9,8,10,13の係合動作が解除
される。
【0038】次に、上記構成による本実施の形態の動作
について説明する。図示しないセレクトレバーが中立段
(Nレンジ)にセットされているとき、各油圧通路1
6,20が解放され、上記ライン圧通路22からのライ
ン圧PLは第2の油圧通路21にのみ供給される。する
と、図4に示すように、上記第2の油圧通路21に介装
されているソレノイド弁23にて調圧されたプライマリ
圧PSがシャトル弁25により第3の油圧通路24を閉
塞すると共に、L&Rブレーキ15に予圧とし供給され
る(図8の時間0〜t1)。このプライマリ圧PSが、
上記L&Rブレーキ15に対して伝達トルクが発生しな
い程度の油圧に上記ソレノイド弁23にて調圧されてい
るためL&Rブレーキ15は非作動状態を維持する。
【0039】その後、運転者がセレクトレバーを後進段
(Rレンジ)にセレクトすると(図8の時間t2)、図
3に示すように上記マニュアルバルブ17がライン圧通
路22と第1の油圧通路20とを連通する。すると、図
5に示すように、第1の油圧通路20に連通するリバー
スクラッチ9にライン圧PLの供給が開始されると共
に、この第1の油圧通路20に分岐接続する第3の油圧
通路24側へもライン圧PLが分流される。
【0040】その結果、上記リバースクラッチ9が上記
ライン圧PLをリバースクラッチ圧PR1として係合動作
し、一方、上記第3の油圧通路24側へ流通したライン
圧PLは途中に設けられているオリフィス26を介して
リバースクラッチ圧PR1として上記シャトル弁25側へ
印加される。このチェツクボール25には上記第2の油
圧通路21を流れるプライマリ圧PSが印加されてお
り、PR1<PSの間は、図5に示すように、上記第3の
油圧通路24がシャトル弁25により閉塞され、上記L
&Rブレーキ15には上記プライマリ圧PSが依然予圧
として印加され続ける。
【0041】その後、上記リバースクラッチ圧PR1が上
昇し、PR1≧PS になると(図8の時間t3)、上記シ
ャトル弁25が上記第3の油圧通路24を開き、同時に
第2の油圧通路21を次第に閉塞する。その結果、図6
に示すように上記L&Rブレーキ15に対し上記リバー
スクラッチ圧PR1が作動圧PL&R/Bとして供給され始め
る。
【0042】そして、上記L&Rブレーキ15に供給す
る作動圧PL&R/Bが上昇するに従い、上記L&Rブレー
キ15のピストン15bが摩擦係合要素15aを皿ばね
15cを介して押圧する。すると、この皿ばね15cが
上記ピストン15bの押圧力を受けて撓み、この撓みに
より上記ピストン15bの内容量が変化し、その分、上
記摩擦係合要素15aに対する作動圧PL&R/Bの上昇が
緩やかになる(図8の時間t4〜t5)。その結果、上
記摩擦係合要素15aは滑らかに係合され、セレクトシ
ョックが軽減される。
【0043】又、上記L&Rブレーキ15に対してはN
レンジにおいてソレノイド弁23により調圧されたプラ
イマリ圧PSが予圧として供給されているため、リバー
スクラッチ圧PR1を作動圧PL&R/Bとして上記L&Rブ
レーキ15に供給する際の所要セレクト時間を短縮する
ことが可能になる。
【0044】そして、上記作動圧PL&R/Bが上昇し、PL
&R/B=PLになると(図8の時間t6)、上記摩擦係合
要素15aが定常圧で係合された定常状態となる。
【0045】一方、運転者がセレクトレバーを操作して
後進段(Rレンジ)から中立段(Nレンジ)或いは前進
変速段(Dレンジ、1〜3速レンジ)へセレクトする
と、上記セレクトレバーと連動するマニュアルバルブ1
7が上記第1の油圧通路20とライン圧通路22とを遮
断すると共に、この第1の油圧通路20を油圧ドレーン
側へ連通させる。又、ソレノイド23が油圧通路21か
らシャトル弁25への油圧の供給を遮断する。
【0046】すると、図7に示すように、上記L&Rブ
レーキ15に供給された作動圧PL&R/Bが第3の油圧通
路24に介装されているオリフィス26をバイパスする
バイパス通路27に介装されているチェックボール28
を開き、第2の油圧通路20へ速やかに排出される。
尚、図7の×は油圧ドレーンを示す。
【0047】その結果、セレクトレバーを後進段(Rレ
ンジ)から他のシフトへセレクトするとき上記L&Rブ
レーキ15に対する係合が直ちに解放されるため、例え
ば2速レンジへセレクトしてロークラッチ13と2&4
ブレーキ10を係合動作させる際には(表1参照)、L
&Rブレーキ15に対する係合が既に解放されているた
め、インターロックが発生せず、スムーズな発進性能を
得ることが出来る。
【0048】ところで、上記第2の油圧通路21に介装
されているソレノイド弁23が塵埃等の混入によるステ
ィック、或いは電気系統の異常などの理由から動作不良
を起こし、L&Rブレーキ15に対して設定プライマリ
圧PSが供給されなくなった場合でも、セレクトレバー
を後進段(Rレンジ)にセレクトすると、第2の油圧通
路20、第3の油圧通路24を経てリバースクラッチ圧
PR1が上記L&Rブレーキ15に対し作動圧PL&R/Bと
して供給されるため、上記L&Rブレーキ15はプライ
マリ圧PSが予圧として印加されていない分、若干の動
作遅れは生じるが動作不能とはならず後進走行が可能と
なる。
【0049】又、図9に本発明の第2の実施の形態によ
る自動変速機の油圧回路を示す。上述した第1の実施の
形態では、第2の油圧通路21に介装したソレノイド弁
23を電流制御、或いはデューティ制御により開度制御
することで、プライマリ圧PSを設定しているが、本実
施の形態では、電磁閉止弁であるソレノイド弁34をO
N/OFF切換えによるスイッチング制御にて動作さ
せ、プライマリ圧PSはオリフィス31,33で調圧す
る。
【0050】すなわち、第2の油圧通路21の中途にオ
リフィス31を介装すると共に、この第2の油圧通路2
1をL&Rブレーキ15にシャトル弁25を介して連通
し、又、この第2の油圧通路21の上記オリフィス31
の下流にドレーン通路32を分岐接続し、このドレーン
通路32に、ON動作時に全閉動作するソレノイド弁3
4を介装すると共に、その上流又は下流にオリフィス3
3を配設する。
【0051】上記ソレノイド弁23は1速レンジが選択
されたときにのみ全閉動作して上記ドレーン通路32を
閉塞し、それ以外のレンジが選択されたときは全開動作
してドレーン通路32を解放する。
【0052】その結果、運転者がセレクトレバーを1速
レンジにセレクトすると、ドレーン通路32が全閉し、
ライン圧通路22からのライン圧PLが第2の油圧通路
21に介装されているオリフィス31により油圧供給速
度を調整されつつL&Rブレーキ15に供給され、この
L&Rブレーキ15に作動圧PL&R/Bを印加し、この作
動圧PL&R/Bがライン圧PLに達したとき(PL&R/B=P
L)、上記L&Rブレーキ15が定常の係合状態にな
る。このときリバースクラッチ9に連通する第1の油圧
通路20に対してはライン圧PLは供給されていない
(表1参照)。
【0053】一方、セレクトレバーを1速レンジ以外の
レンジ、例えば中立段(Nレンジ)にセットすると、上
記ソレノイド弁34が全開し、L&Rブレーキ圧PL&R/
Bの一部がドレーン通路32から排出される。その結
果、上記L&Rブレーキ15に供給されるL&Rブレー
キ圧PL&R/Bが、上記第2の油圧通路21に介装された
オリフィス31と上記ドレーン通路32に介装されたオ
リフィス33との口径バランスにより、上記L&Rブレ
ーキ15に対し伝達トルクを発生させない程度の圧力に
調整された予圧PSとして供給される。
【0054】このように、本実施の形態では安価な電磁
閉止弁の使用が可能で、セレクトレバーが1速レンジに
セレクトされたときにのみ上記ソレノイド弁34を全閉
動作させるので、ソレノイド弁34の動作頻度が少な
く、その分、耐久性が向上する。更に、プライマリ圧P
Sが第2の油圧通路21に介装されたオリフィス31と
ドレーン通路32に配設したオリフィス33との口径バ
ランスにより設定されるだけの簡単な構造であるため、
耐久性、信頼性が一層向上する。
【0055】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
以下に列記する効果が奏される。
【0056】請求項1記載の発明によれば、後進選択時
に動作する油圧式ブレーキに連通する第2の油圧通路を
ライン圧通路に接続すると共に、第2の油圧通路に圧力
制御弁を介装し、又上記第1の油圧通路と上記第2の油
圧通路の上記圧力制御弁の下流とを第3の油圧通路を介
して連通したので、後進段選択時に上記第1の油圧通路
を介して油圧式クラッチに供給する作動用油圧の一部が
上記第3の油圧通路に分流されて上記油圧式ブレーキに
供給され、しかもこの第3の油圧通路に絞り部を設けた
ことにより上記油圧式ブレーキに供給される作動圧が緩
やかに昇圧されるので、後進段選択時のセレクトショッ
クが軽減される。更に、所要セレクト時間の短縮及びセ
レクトショックの軽減をアキュムレータやスプールバル
ブ等、比較的高価な部品を用いることなく実現できるの
で、システム全体の低コスト化を図ることが可能にな
る。又、後進段選択時には、第1の油圧通路から油圧式
クラッチ及び油圧式ブレーキに対して作動圧が供給され
るため、上記第2の油圧通路に介装されている圧力制御
弁が動作不良を起こした場合でも、上記油圧式ブレーキ
を確実に係合動作させることができ、後進走行不能を有
効に回避することが可能となり、高い信頼性を得ること
ができるばかりでなく、過剰な防塵構造を備える必要が
無く、品質管理の正常化が図れ、製品コストを一層低減
させることができる。
【0057】請求項2記載の発明では、上記請求項1記
載の発明において、上記第3の油圧通路に上記絞り部を
バイパスするバイパス通路を接続し、このバイパス通路
に上記第2の油圧通路から上記第1の油圧通路への流通
を許容する逆止弁を介装したので、後進段から中立段或
いは前進変速段へセレクトしたとき、上記油圧式ブレー
キに供給されている作動圧が上記バイパス通路から逆止
弁を介して上記第1の油圧通路に排出されるため、上記
油圧式ブレーキに印加されている作動圧を直ちに解除す
ることができ変速時間の短縮を図ることができる。
【0058】請求項3記載の発明では、上記請求項1記
載の発明において、上記圧力制御弁の弁開度を電流制御
信号とデューティ制御式減圧弁との何れかで制御するこ
とにより、上記油圧式ブレーキに供給する予圧をより高
精度に制御することができる。
【0059】請求項4記載の発明では、上記請求項1記
載の発明において、中立段選択時の上記油圧式ブレーキ
に印加されている予圧を該油圧式ブレーキに伝達トルク
が発生しない圧力に調整することで、後進段選択時から
油圧式ブレーキが係合動作するまでの所要セレクト時間
を短縮することができる。
【0060】請求項5記載の発明では、後進選択時に動
作する油圧式ブレーキに連通する第2の油圧通路をライ
ン圧通路に接続すると共に、この第2の油圧通路に絞り
部を介装し、該絞り部の下流に分岐接続したドレーン通
路に他の絞り部と電磁閉止弁とをそれぞれ配設し、この
両絞り部の口径バランスにより上記油圧式ブレーキに印
加する油圧を調圧するようにしたので、構造が簡素化さ
れ、製造コストをより一層低減することができる。
【0061】請求項6記載の発明では、上記請求項5記
載の発明において、上記第3の油圧通路に上記絞り部を
バイパスするバイパス通路を接続し、このバイパス通路
に上記第2の油圧通路から上記第1の油圧通路への流通
を許容する逆止弁を介装したので、後進段から中立段或
いは前進変速段へセレクトしたとき、上記油圧式ブレー
キに供給されている作動圧が上記バイパス通路から逆止
弁を介して上記第1の油圧通路に排出されるため、上記
油圧式ブレーキに印加されている作動圧を直ちに解除す
ることができ変速時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による自動変速機の
動力伝達列を示す模式図
【図2】同、自動変速機の要部断面図
【図3】同、自動変速機の要部油圧回路図
【図4】同、中立段選択時の図3の部分詳細図
【図5】同、後進段選択直後の図3の部分詳細図
【図6】同、後進段選択後の図3の部分詳細図
【図7】同、後進段から中立段或いは前進段選択時の図
3の部分詳細図
【図8】同、ライン圧と作動圧との時間的変化を示す図
【図9】本発明の第2の実施の形態による自動変速機の
動力伝達列を示す模式図
【符号の説明】
9…油圧式クラッチ 15…油圧式ブレーキ 17…マニュアルバルブ 20…第1の油圧通路 21…第2の油圧通路 22…ライン圧通路 23…圧力制御弁(ソレノイド弁) 24…第3の油圧通路 26,31,33…絞り部 27…バイパス通路 28…逆止弁 32…ドレーン通路 34…電磁閉止弁(ソレノイド弁) PL&R/B…(油圧式ブレーキに対する)作動圧

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後進段選択の際にセレクトレバーと連動
    するマニュアルバルブを介して作動圧を供給する油圧式
    クラッチと油圧式ブレーキとを備え、 上記油圧式クラッチと上記マニュアルバルブとを第1の
    油圧通路を介して連通し、 上記油圧式ブレーキとライン圧通路とを第2の油圧通路
    を介して連通し、 上記第2の油圧通路に圧力制御弁を介装し、 上記第1の油圧通路と上記第2の油圧通路の上記圧力制
    御弁の下流とを第3の油圧通路を介して連通し、 上記第3の油圧通路に絞り部を設け、 上記第2の油圧通路と上記第3の油圧通路との合流部に
    該両油圧通路のうち高圧側の油圧通路が油圧ブレーキに
    接続するシャトル弁を設けたことを特徴とする自動変速
    機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 上記第3の油圧通路に上記絞り部をバイ
    パスするバイパス通路を接続し、 上記バイパス通路に上記第2の油圧通路から上記第1の
    油圧通路への流通を許容する逆止弁を介装したことを特
    徴とする請求項1記載の自動変速機の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 上記圧力制御弁が比例電磁式減圧弁とデ
    ューティ制御式減圧弁との何れかであることを特徴とす
    る請求項1記載の自動変速機の油圧制御装置。
  4. 【請求項4】 上記圧力制御弁が少なくとも中立段選択
    時の上記油圧式ブレーキに印加する予圧を該油圧式ブレ
    ーキに伝達トルクが発生しない圧力に調整することを特
    徴とする請求項1記載のの自動変速機の油圧制御装置。
  5. 【請求項5】 後進段選択の際にセレクトレバーと連動
    するマニュアルバルブを介して作動圧を供給する油圧式
    クラッチと油圧式ブレーキとを備え、 上記油圧式クラッチと上記マニュアルバルブとを第1の
    油圧通路を介して連通し、 上記油圧式ブレーキとライン圧通路とを第2の油圧通路
    を介して連通すると共に、 上記第2の油圧通路にドレーン通路を連通し、 上記ドレーン通路に電磁閉止弁を配設すると共に該電磁
    閉止弁の上流或いは下流に絞り部を配設し、 上記第2の油圧通路の上記ドレーン通路上流に絞り部を
    配設し、 上記第1の油圧通路と上記第2の油圧通路の上記ドレー
    ン通路の下流とを第3の油圧通路を介して連通し、 上記第3の油圧通路に他の絞り部を設けたことを特徴と
    する自動変速機の油圧制御装置。
  6. 【請求項6】 上記第3の油圧通路に上記絞り部をバイ
    パスするバイパス通路を接続し、 上記バイパス通路に上記第2の油圧通路から上記第1の
    油圧通路への流通を許容する逆止弁を介装したことを特
    徴とする請求項5記載の自動変速機の油圧制御装置。
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