JP3735904B2 - 自動変速機用油圧制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動変速機の変速機構を油圧で変速制御する自動変速機用油圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両等に多く利用されている自動変速機は、回転駆動力を負荷に応じて円滑に伝達するため、油圧弁により各摩擦係合装置に加わる油圧を切換制御して変速制御を行っている。変速制御は、乗員による前進、中立および後退のいずれかを選択するセレクトレバーによる手動操作と、エンジンのスロットル開度などからエンジン制御コンピュータにより適正なギア比になるように摩擦係合装置の係合および解除状態を決定する自動変速機とにより行われる。
【0003】
このような自動変速機用油圧制御装置として特開平5−65957号公報に開示されているものが知られている。特開平5−65957号公報に開示されているものは、電磁弁で各摩擦係合装置に加わる油圧を制御する方式であり、変速応答性が高く構成が簡単になるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した特開平5−65957号公報に開示されているものでは、乗員が走行レンジであるDレンジまたはRレンジから中立レンジであるNレンジにセレクトレバーを切換えると、セレクトレバーと連動してマニュアル弁が切換わり各摩擦係合装置に加わっていた油圧はマニュアル弁を通じて急排出されるため走行レンジから中立レンジへのレンジ切換時にショックが生じるという問題がある。
【0005】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、運転レンジから中立レンジへのレンジ切換時においてもショックを生じさせない自動変速機用油圧制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1または2記載の自動変速機用油圧制御装置によると、複数の摩擦係合要素と手動切換弁とを接続する油路に、指令信号に応じて複数の摩擦係合要素に加わる油圧を制御する複数の油圧制御弁を配設し、運転位置から中立位置に手動切換弁を切換えた場合、正常時においては油圧制御弁に加わる油圧を継続的な高圧にし、フェイル時においては油圧制御弁に加わる油圧を低圧にしている。したがって正常時において、継続的な高圧の加わっている油圧制御弁を制御することにより各摩擦係合要素に加わる油圧を滑らかに昇降させ、中立状態を保持する任意の係合および解除状態に各摩擦係合要素を設定することができるので、運転位置から中立位置に手動切換弁を切換えても切換時に生じるショックを低減することができる。またフェイル時において、油圧制御弁に加わる油圧を低圧にすることにより各摩擦係合要素を解除させるので、手動切換弁の中立位置における各摩擦係合要素の係合を防止することができる。
【0007】
本発明の請求項3記載の自動変速機用油圧制御装置によると、油圧制御弁をデューティ制御可能な三方向電磁弁とすることにより、摩擦係合要素に加わる油圧を低圧から高圧まで高精度に制御できるとともに、摩擦係合要素に接続する油路の構成を簡素化できる。
本発明の請求項4記載の自動変速機用油圧制御装置によると、油圧切換弁として二方向電磁弁を用いることにより油圧切換弁の小型化および低コスト化が可能である。
【0008】
本発明の請求項5記載の自動変速機用油圧制御装置によると、油圧制御弁または油圧切換弁のフェイル時に第2通路の油圧を高圧または低圧のいずれか他方に設定して油圧制御弁に加わる油圧を低圧にすることにより、油圧制御弁または油圧切換弁のフェイル時、手動切換弁が中立位置に切換わっても各摩擦係合要素の係合を防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
本発明の第1実施例による自動変速機用油圧制御装置を車両用の自動変速機(以下、「自動変速機」をATという)に適用したシステム構成を図2に示す。図2においてEVは電磁弁を表す。
【0010】
ATは、トルクコンバータ200の流体伝導装置を介してエンジンで発生したトルクを変速駆動装置に伝達し、この変速駆動装置内の複数の遊星歯車装置によってトルクを変速して出力する。
車両用ATの動作は、周知のように自動または手動でトランスミッション300内のギア接続が切換えられ、トルクコンバータ200に接続された図示しないエンジンからの回転力が車両の後輪または前輪に伝達される。自動変速手段90とその周辺装置全体は、トランスミッション300下部のAT内部の図示しないオイルパン内部にあり、オイルパン内部の油圧制御装置400の周囲は油圧回路のドレインになっている。
【0011】
トランスミッション300内には、エンジンの回転軸に直結して回転駆動される公知の油圧ポンプ56が設けられており、各油圧装置からオイルパン等に排出された駆動油を吸入ポート57より吸入し、ライン圧制御弁64を介し各装置へ圧油を供給している。この油圧ポンプ56から供給される圧油は、変動のある高ポンプ油圧であり、電磁制御式圧力制御弁であるライン圧制御弁64により一定の高圧なライン圧に制御し各油圧機器へ供給される。各摩擦係合装置はトランスミッション300内にある図示しないプラネタリギア等の各変速比を構成するギアに連結されており、これら摩擦係合装置を係合または解除することにより変速比を切換えて車両の変速制御を行っている。
【0012】
手動切換弁80は操作者が手動で前進、後進、中立(ニュートラル)、パーキング等車両の駆動状態を操作するセレクトレバー500と機械的に接続されている。遊星歯車装置の各要素は、各種クラッチR/C、F/C、H/C、O/C、ブレーキLR/B、B/Bによって選択的に係合または解除され、所定の変速比を得るようになっている。電磁弁7〜12は、クラッチR/C、F/C、H/C、O/C、ブレーキLR/B、B/Bの油圧室の油圧を制御している。
【0013】
第1実施例の油圧制御装置の回路構成を図1に示す。第1実施例では、摩擦係合要素であるクラッチ1、3、4、6、ブレーキ2、5の油圧室を油圧制御弁としての電磁弁7〜12で個別に制御しており、電磁弁7〜12は図示しない自動変速機制御コンピュータからの制御信号によりデューティ制御可能な三方向電磁弁である。電磁弁7〜12の圧力供給側に手動切換弁80を配置し、電磁弁7〜12と手動切換弁80との間に第1切換弁20および第2切換弁28を設けている。
【0014】
第1切換弁20は切換位置に応じて圧力供給通路13〜18をドレイン通路24、圧力供給通路22または圧力供給通路23に選択的に連通させる。第1切換弁20は付勢手段であるスプリング21により圧力供給通路22、23と連通する図1の左方向に付勢されている。スプリング21の付勢方向と同方向に切換作動油圧が働く第2通路としての圧力供給通路25が第1切換弁20に接続しており、この圧力供給通路25に油圧切換弁としての電磁弁26が配設されている。電磁弁26の反圧力供給通路25側にライン圧通路35が接続している。
【0015】
電磁弁26は二方向電磁弁であり、通電オン時に開弁して圧力供給通路25とライン圧通路35とを連通し、通電オフ時または電磁力を発生するコイルが断線した場合、圧縮コイルスプリングの付勢力により閉弁して圧力供給通路25とライン圧通路35との連通を遮断する構成である。電磁弁26が開弁するとライン圧通路35から圧力供給通路25に高圧であるライン圧の圧油が供給されるのでスプリング21と同方向に大きな力で第1切換弁20が押し付けられる。また、スプリング21の付勢方向とは逆方向に切換作動油圧が働く第1通路としての圧力供給通路27が第1切換弁20に接続している。電磁弁26が開弁し圧力供給通路25が高圧であれば、圧力供給通路27の圧力に関係なく第1切換弁20は圧力供給通路13〜18が圧力供給通路22、23と連通する図1に示す位置に保持される。電磁弁26が閉弁して圧力供給通路25が低圧になり、このとき圧力供給通路27が低圧であっても、第1切換弁20はスプリング21の付勢力により圧力供給通路13〜18が圧力供給通路22、23と連通する図1に示す位置に保持される。圧力供給通路25が低圧になり、このとき圧力供給通路27が高圧であれば、第1切換弁20はスプリング21の付勢力に抗して図1に示す位置から右方向に移動する。したがって、圧力供給通路13〜18は圧力供給通路22、23と遮断されドレイン通路24と連通するので圧力供給通路13〜18の油圧は低圧になる。第1切換弁の構成を代えることにより、第2通路25が低圧のときに圧力供給通路13〜18の油圧を高圧にし、第2通路25が高圧のときに圧力供給通路13〜18の油圧を低圧にすることも可能である。
【0016】
第2切換弁28は、位置に応じて圧力供給通路27を圧力供給通路22またはドレイン通路30に選択的に連通させる。圧力供給通路22は手動切換弁80と第1切換弁20とを接続する油路であるとともに、第2切換弁28を介して第1通路27と連通可能な連通路である。第2切換弁28は付勢手段であるスプリング29により圧力供給通路27がドレイン通路30と連通する図1の右方向に付勢されている。スプリング29の付勢方向と逆方向に切換作動油圧が働く圧力供給通路23が第2切換弁28に接続されており、この圧力供給通路23は第1切換弁20にも接続している。圧力供給通路23が高圧であれば第2切換弁28は図1に示す位置にあり、圧力供給通路22と圧力供給通路27とが連通する。
【0017】
手動切換弁80は、運転位置としての前進位置および後進位置と非運転位置としての中立位置の三つの切換え位置を有しており、前進位置がセレクトレバー500のD、3、2、1レンジに対応し、後進位置がセレクトレバー500のRレンジに対応し、中立位置がセレクトレバー500のN、Pレンジに対応している。セレクトレバー500が前進レンジ(Dレンジ、3レンジ、2レンジ、1レンジ)であれば圧力供給通路23は高圧のライン圧通路34に連通し、圧力供給通路22は低圧のドレイン通路33に連通する。またセレクトレバー500が中立レンジ(Nレンジ、Pレンジ)であれば手動切換弁80は図1に示す位置より一段右に移動し、圧力供給通路22、23はともにライン圧通路34に連通する。セレクトレバー500が後進レンジ(Rレンジ)であれば手動切換弁80は図1に示す位置より二段右に移動し、圧力供給通路22はライン圧通路34に連通し、圧力供給通路23はドレイン通路33に連通する。
【0018】
次に、油圧制御装置の作動について説明する。
前進、中立、後進各レンジにおけるクラッチR/C、F/C、H/C、O/C、ブレーキLR/B、B/B、の係合または解除状態を図3に示す。図3から判るように、前進レンジではLR/B、F/C、H/C、B/B、O/Cのいずれかが係合状態であり、後進レンジではR/CおよびLR/Bが係合状態であり、中立レンジではすべてのクラッチおよびブレーキが解除状態である。
【0019】
セレクトレバー500の前進レンジを選択しているとき手動切換弁80は図1に示す位置であり、ライン圧通路34は手動切換弁80を介して圧力供給通路23に連通し、ドレイン通路33は手動切換弁80を介して圧力供給通路22に連通する。このとき電磁弁26は開弁しているため第1切換弁20は図1に示す位置となり、圧力供給通路14〜18と圧力供給通路23とが連通する。したがって、クラッチ3、4、6、ブレーキ2、5の電磁弁9、10、12、8、11に高圧のライン圧が加わり、クラッチ1の電磁弁7に低圧が加わるので、電磁弁8〜12をデューティ制御することにより、図3に示す前進レンジの各変速段を設定できる。さらに、変速段切換え時の油圧変化が滑らかになるので乗員に与える切換えショックを低減できる。
【0020】
セレクトレバー500の後進レンジを選択すると、手動切換弁80は図1に示す位置より二段右に移動するため、ライン圧通路34は手動切換弁80を介して圧力供給通路22と連通し、ドレイン通路33は圧力供給通路23と連通する。このとき電磁弁26は開弁しており圧力供給通路25の油圧は高圧であるため第1切換弁20は図1に示す位置に保持される。したがって、圧力供給通路13、14は圧力供給通路22と連通して電磁弁7、8に高圧が加わり、圧力供給通路15〜18は圧力供給通路23と連通して電磁弁9〜12に加わる油圧が低圧になる。そして電磁弁7、8をデューティ制御することにより油圧が滑らかに切換えられるので、レンジ切換えが乗員に与えるショックを低減しつつ後進の係合および解除状態に移行する。
【0021】
セレクトレバー500の中立レンジを選択すると、手動切換弁80は図1に示す位置より一段右に移動するため、ライン圧通路34は手動切換弁80を介して圧力供給通路22、23と連通する。第2切換弁28は図2に示す位置に保持されており圧力供給通路27の圧力は高圧となるが、電磁弁26が開弁しており圧力供給通路25の圧力が高圧であるため、第1切換弁20は図1に示す位置に保持される。したがって、すべてのクラッチ、ブレーキの電磁弁7〜12に高圧のライン圧が加わる。中立レンジに切換わる前に高圧が加わっていたクラッチ、ブレーキには同じ高圧のライン圧が加わるので切換えショックは生じない。また、中立レンジに切換わる前に低圧が加わっていたクラッチ、ブレーキは、クラッチ、ブレーキ側とドレイン側とが電磁弁により連通しているため高圧のライン圧が加わらないので切換えショックは生じない。そして電磁弁7〜12をデューティ比制御することにより油圧が滑らかに切換えられ、レンジ切換えが乗員に与えるショックを低減しつつすべてのクラッチ、ブレーキを解除して中立状態に移行する。
【0022】
電磁弁7〜12のいずれかが断線等により故障したときには電磁弁26を閉弁して圧力供給通路25の圧力を低圧にする。中立レンジでは圧力供給通路22、23がともに高圧であるため、第2切換弁28を介して圧力供給通路27の油圧が高圧になり、第1切換弁20が図1に示す位置から右に移動する。すると圧力供給通路13〜18は第1切換弁20を介してドレイン通路24と連通し、すベてのクラッチ、ブレーキが係合することなく解除される。また、電磁弁26が断線等により故障したときには、電磁弁26内の圧縮コイルスプリングの付勢力により電磁弁26が閉弁するので、同様に中立レンジにおいてすベてのクラッチ、ブレーキが係合することなく解除される。
【0023】
本実施例によると、中立レンジへの切換え時、電磁弁7〜12をデューティ比制御することによりクラッチ1、3、4、6、ブレーキ2、5に加わっていた油圧を滑らかに減圧してすべてのクラッチ、ブレーキを解除するので、中立レンジへの切換え時に生じるショックを低減できる。また、電磁弁7〜12、26の故障時に中立レンジを選択すると、クラッチ、1、3、4、6、ブレーキ2、5に加わる油圧を低圧にできるので、中立レンジで車両が走行することなく安全である。
【0024】
(第2実施例)
本発明の第2実施例を図4に示す。
図4に示す第2実施例は6個のクラッチ1、3、4、6、ブレーキ2、5に加わる圧力を4個の電磁弁41〜44と、前後進切換弁45と、4速判定弁46と、1レンジ切換弁47と、1レンジ1速切換弁48と、4速切換弁49と、第1切換弁20と、第2切換弁28と手動切換弁80と電磁弁26で制御する例である。各変速段における各クラッチ、ブレーキの係合および解除状態は図3に示す状態と同様であり、この状態を実現するために各弁が作動する。
【0025】
前後進切換弁45はセレクトレバー500の後進レンジを選択したときに切換えられる。電磁弁41および42から加わる油圧を前後進切換弁45が前進用クラッチ4、前進用ブレーキ5、後進用クラッチ1、後進用ブレーキ2に分配しているので、電磁弁41および42を共有化し、前進用クラッチ4および前進用ブレーキ5と後進用クラッチ1および後進用ブレーキ2とが同時に係合することを防いでいる。
【0026】
4速切換弁49は4速時、4速判定弁46からの油圧信号により切換えられ、ブレーキ5およびクラッチ4とクラッチ6とが同時に係合することを防いでいる。
1レンジ切換弁47はセレクトレバー500の1レンジを選択したときに切換えられ、1レンジ1速切換弁48はセレクトレバー500の1レンジを選択し、さらに油圧信号により1速を判定したときに切換えられる。1レンジ切換弁47と1レンジ1速切換弁48により、ブレーキ2およびクラッチ6が電磁弁43を共有化している。
【0027】
第2実施例では、電磁弁41〜44をデューティ制御することにより、中立レンジでクラッチ1、3、4、6、ブレーキ2、5に加わる油圧を滑らかに低圧化できるので、中立レンジ選択時のショックを低減するとともに、電磁弁数を低減できる。さらに電磁弁の故障時でも背反するクラッチ、ブレーキが係合することなくインターロックを防ぐことができ安全である。
【0028】
以上説明した本発明の実施例では、中立レンジにおいてクラッチ、ブレーキが一つも係合しない自動変速機について説明したが、本発明は、中立レンジにおいてクラッチ、ブレーキが少なくとも一つ以上係合する自動変速機にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による自動変速機用油圧制御装置の構成を示す油圧回路図である。
【図2】第1実施例の油圧制御装置を車両用ATに適用したシステム構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施例の各変速段におけるクラッチおよびブレーキの係合および解除状態を示す特性図である。
【図4】本発明の第2実施例による油圧制御装置の油圧回路図である。
【符号の説明】
7、8、9、10、11、12 電磁弁(油圧制御弁)
20 第1切換弁
28 第2切換弁
26 電磁弁(油圧切換弁)
41、42、43、44 電磁弁(油圧制御弁)
80、81 手動切換弁
200 トルクコンバータ
300 トランスミッション
400 油圧制御装置
500 セレクトレバー

Claims (5)

  1. 自動変速機に設けられる複数の摩擦係合要素に加わる油圧をそれぞれ切換制御し、前記複数の摩擦係合要素をそれぞれ係合または解除させることにより複数の変速段を切換制御する自動変速機用油圧制御装置であって、
    手動操作により前記複数の摩擦係合要素に加わる油圧を切換える手動切換弁と、
    前記手動切換弁と前記複数の摩擦係合要素とを接続する油路に配設され、指令信号に応じて前記複数の摩擦係合要素に加わる油圧をそれぞれ制御する複数の油圧制御弁とを備え、
    運転位置から中立位置に前記手動切換弁を切換えた場合、正常時、前記手動切換弁側から前記複数の油圧制御弁に加わる油圧を継続的な高圧にし、フェイル時、前記手動切換弁側から前記複数の油圧制御弁に加わる油圧を低圧にすることを特徴とする自動変速機用油圧制御装置。
  2. 前記手動切換弁と前記複数の油圧制御弁とを接続する油路に配設され、前記複数の油圧制御弁に加わる油圧を高圧または低圧に切換える第1切換弁と、
    前記第1切換弁を切換作動させる第1通路を高圧または低圧に切換える第2切換弁と、
    前記第1通路の油圧と反対方向に前記第1切換弁を切換作動させる第2通路の油圧を高圧または低圧に切換える油圧切換弁とを備え、
    前記手動切換弁は、前記第2切換弁を切換作動させる第3通路、および前記第2切換弁に接続し前記第1通路と連通可能な連通路の油圧を高圧または低圧に切換え、
    運転位置から前記手動切換弁の中立位置に切換えた場合、正常時、前記油圧切換弁により前記第2通路の油圧を高圧または低圧のいずれか一方に設定して前記第1切換弁の切換位置を規定し、前記第1切換弁を介して前記油圧制御弁に加わる油圧を高圧にして前記油圧制御弁により前記複数の摩擦係合要素に加わる油圧を制御し、フェイル時、前記油圧切換弁により前記第2通路の油圧を高圧または低圧の他方に設定して前記第1切換弁を切換え、前記油圧制御弁に加わる油圧を低圧にすることを特徴とする請求項1記載の自動変速機用油圧制御装置。
  3. 前記油圧制御弁はデューティ制御可能な三方向電磁弁であることを特徴とする請求項1または2記載の自動変速機用油圧制御装置。
  4. 前記油圧切換弁は二方向電磁弁であることを特徴とする請求項2または3記載の自動変速機用油圧制御装置。
  5. 前記油圧切換弁は、前記油圧制御弁または前記油圧切換弁のフェイル時、前記第2通路の油圧を高圧または低圧のいずれか他方に設定して前記第1切換弁の切換位置を規定し、前記油圧制御弁に加わる油圧を低圧にすることを特徴とする請求項2、3または4記載の自動変速機用油圧制御装置。
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