JP4603601B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
自動変速機の制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4603601B2 JP4603601B2 JP2008156224A JP2008156224A JP4603601B2 JP 4603601 B2 JP4603601 B2 JP 4603601B2 JP 2008156224 A JP2008156224 A JP 2008156224A JP 2008156224 A JP2008156224 A JP 2008156224A JP 4603601 B2 JP4603601 B2 JP 4603601B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic oil
- hydraulic
- discharge speed
- switching
- hydraulic chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/04—Smoothing ratio shift
- F16H61/06—Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
- F16H61/061—Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using electric control means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/04—Smoothing ratio shift
- F16H2061/0481—Smoothing ratio shift during range shift from drive (D) or reverse (R) to neutral (N)
Description
摩擦締結要素は油圧室にピストンを備え、締結に当っては油圧室に作動油圧を供給することによりピストンを駆動して摩擦板を押圧し、解放する場合には油圧室から作動油圧を抜く。ここで、変速段の切換えにおける摩擦締結要素の締結・解放は切換え応答性の観点からは短時間で行うことが望まれるが、一方で、締結・解放状態が急に変化すると、急なトルク変化を招いてショックが発生することになる。
とくに、走行レンジから中立レンジへの切換えにおいては、車両の駆動(走行)状態から駆動力を消滅させた状態へ移行するので、駆動音の低減した比較的静かな状態では、摩擦締結要素を解放する際のショックは顕著に感じられるものとなる。
ここでは、走行レンジから中立レンジへの切換え時にオリフィス切換装置を大オリフィス状態とすることにより摩擦締結要素からの作動油の排出速度を大きくするとともに、所定の時間経過後には小オリフィス状態に切換えて排出速度を小さくしてショックを抑える。そして、大オリフィス状態にしてから所定の回転要素の回転速度変化が生じ始めるまでの時間と、小オリフィス状態に切換えてからその回転要素の回転速度変化が生じ始めるまでの時間とに基づいて、大オリフィス状態を保持する上記所定の時間を学習補正するものとしている。
したがって本発明は、上記問題点に鑑み、走行レンジから中立レンジへの切換え時に解放される摩擦締結要素のショック防止と解放応答性の確保を学習制御不要の簡便な制御で実現した自動変速機を提供することを目的とする。
図1は実施の形態における自動変速機のドライブトレーンを示すスケルトン図である。
自動変速機は、エンジンEの駆動力がトルクコンバータTCを介して入力軸INから入力され、4つの遊星ギアと7つの摩擦締結要素とによって回転速度が変速されて出力軸OUTから出力される。また、トルクコンバータTCのポンプインペラ8と同軸上にオイルポンプOPが設けられ、エンジンEの駆動力によって回転駆動され、オイルを加圧する。入力軸INはトルクコンバータTCのタービン9に接続している。なお、LUCはロックアップクラッチである。
なお、エンジンコントローラ10と自動変速機コントローラ20とは、CAN通信線等を介して接続され、相互にセンサ情報や制御情報を通信により共有している。
出力軸回転速度から演算により車速が求められる。
なお本実施の形態のドライブトレーンでは、トルクコンバータTCのタービンまたは入力軸INに直接回転速度センサを臨ませることができないため、タービン回転速度は、第1タービン回転速度センサ3および第2タービン回転速度センサ4の出力に基づいて演算により求める。
入力軸IN側から軸方向出力軸OUT側に向けて、順に第1遊星ギアセットGS1および第2遊星ギアセットGS2が配置されている。第1遊星ギアセットGS1は第1遊星ギアG1と第2遊星ギアG2とからなり、第2遊星ギアセットGS2は第3遊星ギアG3と第4遊星ギアG4とからなる。
また、摩擦締結要素として後述する複数のクラッチC1、C2、C3、ブレーキB1、B2、B3、B4およびワンウェイクラッチF1、F2が設けられている。
第2遊星ギアG2は、第2サンギアS2と、第2リングギアR2と、両ギアS2、R2に噛み合う第2ピニオンP2を支持する第2キャリアPC2とからなるシングルピニオン型遊星ギアである。
第3遊星ギアG3は、第3サンギアS3と、第3リングギアR3と、両ギアS3、R3に噛み合う第3ピニオンP3を支持する第3キャリアPC3とからなるシングルピニオン型遊星ギアである。
第4遊星ギアG4は、第4サンギアS4と、第4リングギアR4と、両ギアS4、R4に噛み合う第4ピニオンP4を支持する第4キャリアPC4とからなるシングルピニオン型遊星ギアである。
出力軸OUTは、第3キャリアPC3に連結され、出力回転駆動力を不図示のファイナルギア等を介して駆動輪に伝達する。
第1サンギアS1と第2サンギアS2は第3連結メンバM3により連結されている。
第1遊星ギアセットGS1は、第1遊星ギアG1と第2遊星ギアG2とを、第1連結メンバM1と第3連結メンバM3とによって連結して、4つの回転要素から構成される。また、第2遊星ギアセットGS2は、第3遊星ギアG3と第4遊星ギアG4とを、第2連結メンバM2によって連結して、5つの回転要素から構成される。
第2遊星ギアセットGS2では、入力軸INからの入力トルクがインプットクラッチC1を介して第2連結メンバM2に入力されるとともに、第1連結メンバM1を介して第4リングギアR4に入力され、変換された出力トルクは第3キャリアPC3から出力軸OUTに出力される。
第4サンギアS4と第4キャリアPC4の間はダイレクトクラッチC2により断接可能となっている。
また、第3サンギアS3と変速機ケースKの間には、ローブレーキB2が設けられ、第1サンギアS1と変速機ケースKの間には、2346ブレーキB3が配置されている。
さらに、第4キャリアPC4と変速機ケースKの間には、リバースブレーキB4が設けられている。
図2において、○印は当該締結要素が締結状態、(○)印はエンジンブレーキが作動するレンジ位置が選択されているときに当該締結要素が締結する状態を示す。
図3は、コントロールバルブユニット30の油圧回路のうちローブレーキB2へ供給される油圧の回路を示す。
コントロールバルブユニット30は、オイルポンプOPに接続されたプレッシャレギュレータ弁31および各締結要素への供給路を切り換えるマニュアルバルブ32を備える。オイルポンプOPの吐出圧は、プレッシャレギュレータ弁31の開度に応じて調圧されてライン圧となる。ライン圧は、マニュアルバルブ32において切り換えられる油路に従って各締結要素へと供給される。
なお、図3におけるマニュアルバルブ32にはDレンジ関連のポートのみ示している。
第1ピストン35は第1油圧室37に臨み、第2ピストン36は第2油圧室38に臨んで、それぞれ独立して油圧を受ける。第1ピストン35および第2ピストン36がそれぞれ受ける油圧と受圧面積との積の和がピストン全体としての付勢力となり、ローブレーキB2の締結容量となる。
調圧弁39は、一端にソレノイド50からのソレノイド圧を受け他端にスプリング力と出力のフィードバック圧とを受けて、マニュアルバルブ32からのライン圧を調圧してローブレーキ作動油圧を出力ポートuoに出力する。
図2の締結表に示すようにローブレーキB2はDレンジで第1速〜第3速のみにおいて締結される。このうち、第1速および第2速のときは分担トルクが大きいので、第1摩擦板と第2摩擦板との間により大きな締結容量が必要であり、第1切り換え弁40および第2切り換え弁41がいずれも第1の位置となる。
一方、第3速のときは、分担トルクが相対的に小さいので、第1摩擦板と第2摩擦板との間に大きな締結容量を必要とせず、第1切り換え弁40のみが第1の位置となり、第2切り換え弁41は第2の位置となるよう制御される。
図4は自動変速機コントローラ20による作動油排出制御の流れを示すフローチャートである。
ここでは、作動油の粘性にかかる観点から、油温を4つの領域、すなわち常温、低温、極低温および極々低温の領域に分けて制御を行う。各領域間を画する温度を高い方から順次にT1、T2、T3とする。
まずステップ100において、インヒビタスイッチ6からの信号に基づいて、シフトレバーがDレンジからNレンジへ操作(D→N切換)されたかどうかをチェックする。
なお、DレンジからNレンジへの切換えによりマニュアルバルブ32の出力ポートDがドレーンxmにつながり、作動油はオリフィス54を経てこのマニュアルバルブ32から排出され始めることになる。
油温がT2以上のときはステップ103へ進み、油温がT2より低いときはステップ120へ進む。
ステップ103では、ローブレーキ作動油圧を制御すべく指令圧Pを0(ゼロ)でなく最大圧より小さい所定の中間値Pdに設定し、これに対応する駆動指令を調圧弁39のソレノイド50へ出力する。(この駆動指令を簡単のためソレノイドへの指令圧の指令とも言う。)
Dレンジにおいて最大値Maxであった指令圧Pが中間値Pd以下に低減することにより、作動油は調圧弁39のドレーンxuからも排出される。
油温がT1より低い低温領域であるときはステップ105へ進み、油温がT1以上の常温領域であるときはステップ108へ進む。
ステップ105では、ON/OFFソレノイド51をOFFさせる。これにより、第1切り換え弁40が第2の位置となって、ローブレーキB2の第1油圧室37から作動油が排出される。
時間Δtsが経過すると、ステップ107へ進んで、ON/OFFソレノイド51をONさせる。これにより、第1切り換え弁40が第1の位置となって、第1油圧室37の作動油は再び調圧弁39へ向かう。
このあと、ステップ108へ進む。
ここで、解放の進行度Sは
S=(Ne−Nt)/(Ne−No×ギヤ比)×100
で表わされる。
ただし、Neはエンジン回転速度、Ntはタービン回転速度、Noは出力軸回転速度である。解放の進行度は変速の進行度と同一であり、解放が進むほどNtがNeに近づいていくので、小さい%値となる。
そして、ステップ110で、指令圧Pが0になったかどうかをチェックし、0でなければステップ110へ戻る。
指令圧Pが0になると、本排出制御を終了する。
ステップ121では、油温がT3以上であるかどうかをチェックする。
油温がT3以上の極低温領域であるときはステップ122へ進み、油温がT3より低い極々低温領域であるときはステップ125へ進む。
次のステップ123では、ON/OFFソレノイド51をOFFさせてから時間Δtsが経過したかどうかをチェックする。
時間Δtsが経過すると、ステップ124へ進んで、ON/OFFソレノイド51をONさせ、第1切り換え弁40を第1の位置として、排出制御を終了する。
上記ステップ122〜124はステップ105〜107と同じである。
DレンジからNレンジに切り替わった時刻t0において、指令圧Pが最大値Maxから中間値Pdに低減することにより、第1油圧室37および第2油圧室38の作動油はそれぞれ第1切り換え弁40および第2切り換え弁41を経て一部調圧弁39のドレーンポートxuから排出されるとともに、残部はオリフィス54を経てマニュアルバルブ32のドレーンポートxmから排出される。
作動油の排出は、作動油圧の抜けと同義である。
タービン回転速度Ntの変化に応じて進行度Sが低下していく。
このあと、進行度Sが閾値Scに達した時刻t3において、指令圧Pの漸減が開始され、目標時間Δtp後の時刻t4に指令圧Pが0となる。
常温領域のときと異なるのは、DレンジからNレンジに切り替わった時刻t0において、指令圧Pが中間値Pdへ落とされると同時に、ON/OFFソレノイド(OnOff Sol)51をOFFさせる点である。
これにより、第1切り換え弁40が第2の位置となり、第1油圧室37の作動油は調圧弁39に至る前に当該第1切り換え弁40でドレーンポートxvから速やかに排出される。
ON/OFFソレノイド51をOFFさせておく時間Δts(t0〜t1)は、常温領域の場合に実質的な解放過程に入るまでの時間(時刻t2)よりも短く予め設定してある。
なお、第1ピストン35の受圧面積は第2ピストン36の受圧面積より小さくて伝達トルクが小さく、個体差や経時変化の影響が少ないため、ON/OFFソレノイド51をOFFさせておく時間について学習制御を行う必要はなく、Δtsは一定時間に設定される。
油温が極低温領域のときには、低温領域のときに対して、DレンジからNレンジに切り替わった時刻t0に指令圧Pが中間値ではなく0(ゼロ)に落とされる点が異なっている。
これにより、調圧弁39はその出力ポートuoとドレーンxuを完全連通させるので、第1油圧室37および第2油圧室38の作動油は、少なくともマニュアルバルブ32に至る前にすべて調圧弁39のドレーンxuから排出される。
したがって、低温領域の場合に比べて、作動油の排出がオリフィス54で制約されない分だけ排出抵抗が少ないから、油温がより低いにもかかわらず、ショックの発生を防止しながら、実質的な解放過程に入る時刻t2の遅れを抑えることができる
この場合は、極低温領域のときに対して、DレンジからNレンジに切り替わった時刻t0でOFFさせたON/OFFソレノイド51を一定時間Δts後にONへ戻さず、ローブレーキB2の解放完了までOFFのままに保持される点が異なっている。
極々低温領域では作動油の粘性がとくに大きいので、第1切り換え弁40による第1油圧室37の作動油の速やかな排出を継続することにより、排出遅れが抑制される。
ON/OFFソレノイド51により第1、第2の位置に切換えられ、そのドレーンポートxvから作動油を排出可能とした第1切り換え弁40が第1作動油排出速度切換手段を構成し、また、指令圧Pの制御指令を受けてそのドレーンポートからxuから作動油を排出可能とした調圧弁39が第2作動油排出速度切換手段を構成している。
そして、自動変速機コントローラ20において実行される図4に示したフローチャートの処理が制御手段を構成している。
油温T1が第1の閾値に、油温T3が第2の閾値にそれぞれ該当し、またΔtsが走行レンジから中立レンジへの切換え開始時点から伝達トルクの抜け開始に至る前までの予め定めた時間に該当する。
そして、上記第1油圧室37の作動油の排出速度を速い状態に保持する所定時間は、油温が常温領域と低温領域間を画するT1から極低温領域と極々低温領域間を画するT3までの間においては、DレンジからNレンジへの切換え開始時点から伝達トルクの抜け開始(t2)に至る前までの予め定めた時間Δtsとし、油温がT3より低いときには、DレンジからNレンジへの切換え開始時点からローブレーキB2の解放完了までとしているので、作動油の粘性が顕著に大きくなる極々低温領域でも短時間で作動油を排出してローブレーキB2を速やかに解放することができる。
(a)油温が低温領域と極低温領域間を画するT2(第3の閾値)以上の間は、DレンジからNレンジへの切換え開始時点から所定の変速進行度Scに達する時刻t3までは指令圧を中間値Pdにして、オリフィス54を通過してマニュアルバルブ32から排出される前に一部を調圧弁39で排出することにより第1油圧室37および第2油圧室38の作動油の排出速度を第1段階速くし、
(b)油温がT1からT3の間においては、DレンジからNレンジへの切換え開始時点から伝達トルクの抜け開始に至る前までの時間Δtsの間、第1切り換え弁40を第2の位置として第1油圧室37の作動油の排出速度を速くし、
(c)油温がT2より低いときには、DレンジからNレンジへの切換え開始時点からローブレーキB2の解放完了まで指令圧を0にして、調圧弁39までの間に第1油圧室37および第2油圧室38の作動油をすべて排出することにより、その排出速度を第1段階より高い第2段階に速くし、
(d)油温がT3より低いときはさらに、DレンジからNレンジへの切換え開始時点からローブレーキB2の解放完了まで第1切り換え弁40を第2の位置として、第1油圧室37の作動油の排出速度を速くするものとした。
これにより、油温が常温領域から極々低温領域に変化するに応じて、順次に排出速度のレベルが高まり、作動油の粘度変化にきめ細かく対応してローブレーキB2解放の応答性とショック防止が確保される。
また、第2油圧室38(および温度領域によっては第1油圧室37)の作動油の排出速度を速めるためにオリフィス54をバイパスして調圧弁39で排出するものとしたが、これに限定されることなく、例えばオリフィス54として大小2種以上の絞りを設定していずれかを切換選択するようにしてもよい。
さらに、中間値Pdに設定した指令圧については、変速進行度が一定の閾値Sc以下となってから漸減させるものとしたが、閾値は油温が低くなるほど大きな値に設定してもよい。
さらに、実施の形態では、車両が停止中で第1速の変速段になっている状態でDレンジからNレンジへの操作が行われるときの解放制御を例として示したが、本発明は車両が停止中で第2速の変速段になっている状態でDレンジからNレンジへの操作が行われるときの解放制御にも適用可能である。
2 エンジン回転速度センサ
3 第1タービン回転速度センサ
4 第2タービン回転速度センサ
5 出力軸回転速度センサ
6 インヒビタスイッチ
7 温度センサ
9 タービン
10 エンジンコントローラ
20 自動変速機コントローラ
30 コントロールバルブユニット
31 プレッシャレギュレータ弁
32 マニュアルバルブ
33 第1摩擦板
34 第2摩擦板
35 第1ピストン
36 第2ピストン
37 第1油圧室
38 第2油圧室
39 調圧弁
40 第1切り換え弁
41 第2切り換え弁
50 ソレノイド
51 ON/OFFソレノイド
54 オリフィス
55 一方弁
G1 第1遊星ギア
G2 第2遊星ギア
G3 第3遊星ギア
G4 第4遊星ギア
C1 インプットクラッチ
C2 ダイレクトクラッチ
C3 H&LRクラッチ
B1 フロントブレーキ
B2 ローブレーキ
B3 2346ブレーキ
B4 リバースブレーキ
E エンジン
F1 第1ワンウェイクラッチ
F2 第2ワンウェイクラッチ
IN 入力軸
K 変速機ケース
OP オイルポンプ
OUT 出力軸
TC トルクコンバータ
Claims (3)
- 走行レンジから中立レンジへの切換え時に締結状態から解放される摩擦締結要素がその摩擦板押圧のための第1ピストンおよび第1ピストンよりも受圧面積が大きい第2ピストンと、各ピストンに対する作動油が供給される第1油圧室および第2油圧室を備え、
前記第1油圧室の作動油の排出速度のみを切換可能な第1作動油排出速度切換手段と、
前記第1油圧室および第2油圧室の作動油の排出速度を切換可能な第2作動油排出速度切換手段と、
作動油の排出速度を制御する制御手段とを有し、
該制御手段は、走行レンジから中立レンジへの切換え時に作動油の温度に応じて前記第1作動油排出速度切換手段と前記第2作動油排出速度切換手段により作動油の排出速度を所定時間速くすることを特徴とする自動変速機。 - 前記第1作動油排出速度切換手段は、
前記第2作動油排出速度切換手段と前記第1油圧室の間に設けられ、
前記制御手段からの指令に応じて入力ポートとドレーンポートの切換えを所定時間行い、ドレーンポートから作動油を排出することで前記第1油圧室の作動油の排出速度を切換可能な切り換え弁であり、
前記第2作動油排出速度切換手段は、
前記第1油圧室および第2油圧室への元圧を調圧するとともに、前記制御手段からの指令により前記第1油圧室および第2油圧室の作動油の排出速度を切換可能な調圧弁であることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機。 - 前記作動油の温度は、常温領域、該常温領域よりも低い低温領域、該低温領域よりも低い極低温領域および該極低温領域よりも低い極々低温領域の4つの温度領域に区分され、
前記制御手段は、低い温度領域になるほど作動油の排出速度を速くすることを特徴とする請求項1または2に記載の自動変速機。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008156224A JP4603601B2 (ja) | 2008-06-16 | 2008-06-16 | 自動変速機の制御装置 |
CN2009102033812A CN101608685B (zh) | 2008-06-16 | 2009-06-09 | 自动变速器 |
US12/481,058 US8439785B2 (en) | 2008-06-16 | 2009-06-09 | Control apparatus for automatic transmission |
EP09162574.9A EP2136107B1 (en) | 2008-06-16 | 2009-06-12 | Control apparatus for automatic transmission |
KR1020090052626A KR101617451B1 (ko) | 2008-06-16 | 2009-06-15 | 자동 변속기의 제어 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008156224A JP4603601B2 (ja) | 2008-06-16 | 2008-06-16 | 自動変速機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009299817A JP2009299817A (ja) | 2009-12-24 |
JP4603601B2 true JP4603601B2 (ja) | 2010-12-22 |
Family
ID=41100759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008156224A Active JP4603601B2 (ja) | 2008-06-16 | 2008-06-16 | 自動変速機の制御装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8439785B2 (ja) |
EP (1) | EP2136107B1 (ja) |
JP (1) | JP4603601B2 (ja) |
KR (1) | KR101617451B1 (ja) |
CN (1) | CN101608685B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101985294B (zh) * | 2010-07-15 | 2013-01-16 | 浙江吉利汽车研究院有限公司 | 控制自动变速器进入不同热模式层次的装置及方法 |
CN102114817B (zh) * | 2010-07-15 | 2013-03-13 | 浙江吉利汽车研究院有限公司 | 一种控制自动变速器进入不同热模式层次的方法 |
CN102080717B (zh) * | 2011-01-04 | 2013-07-17 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种自动变速箱或无级变速箱用热保护控制方法 |
WO2013112158A1 (en) * | 2012-01-26 | 2013-08-01 | Magna E-Car Systems Of America Inc. | Wheel assembly for vehicle |
JP6201435B2 (ja) * | 2013-06-03 | 2017-09-27 | マツダ株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP6222245B2 (ja) * | 2013-12-26 | 2017-11-01 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
DE102014216581A1 (de) * | 2014-08-21 | 2016-02-25 | Zf Friedrichshafen Ag | Sperrventilanordnung zum Sperren und Freigeben eines hydraulisch betätigbaren Schaltelementes |
CN108591448A (zh) * | 2018-07-12 | 2018-09-28 | 盛瑞传动股份有限公司 | 自动变速箱保护方法及自动变速箱 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04254059A (ja) * | 1991-01-31 | 1992-09-09 | Mazda Motor Corp | 自動変速機の制御装置 |
JPH10252876A (ja) * | 1997-03-11 | 1998-09-22 | Toyota Motor Corp | 自動変速機のクラッチのドレーン制御装置 |
JPH10318364A (ja) * | 1997-05-14 | 1998-12-04 | Jatco Corp | 自動変速機のセレクト制御装置 |
JPH1137269A (ja) * | 1997-07-18 | 1999-02-12 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP2002323122A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP2004036673A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-02-05 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP2005042808A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-17 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
JP2005265063A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Jatco Ltd | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP2005273879A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP2007064399A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP2007162929A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Hyundai Motor Co Ltd | 自動変速機油圧制御システムのマニュアルバルブ |
JP2007162931A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Hyundai Motor Co Ltd | 無段変速機油圧制御システムのマニュアルバルブ |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4671139A (en) * | 1986-01-27 | 1987-06-09 | General Motors Corporation | Clutch-to-clutch coast downshifting in a motor vehicle automatic transmission |
JP2689417B2 (ja) * | 1986-09-04 | 1997-12-10 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 |
DE4424456A1 (de) * | 1994-07-12 | 1996-01-18 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Verfahren zum Steuern eines Automatgetriebes |
JPH07317892A (ja) | 1994-05-23 | 1995-12-08 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
JP3007547B2 (ja) | 1994-12-28 | 2000-02-07 | 本田技研工業株式会社 | 車両用油圧作動式変速機の油圧制御装置 |
JP3392717B2 (ja) * | 1996-07-03 | 2003-03-31 | トヨタ自動車株式会社 | 自動変速機の制御装置 |
JP3376557B2 (ja) * | 1996-07-31 | 2003-02-10 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機のアップシフト制御装置 |
JPH1047469A (ja) | 1996-07-31 | 1998-02-20 | Jatco Corp | 自動変速機のアップシフト制御装置 |
JP3385523B2 (ja) * | 1997-08-13 | 2003-03-10 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP3468051B2 (ja) | 1997-09-04 | 2003-11-17 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
JPH11159605A (ja) | 1997-11-28 | 1999-06-15 | Hitachi Ltd | 自動変速機の制御装置及びその方法 |
JP3458721B2 (ja) | 1998-10-05 | 2003-10-20 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機の変速制御装置 |
JP2000352459A (ja) | 1999-06-10 | 2000-12-19 | Toyota Motor Corp | 動力伝達装置の制御装置 |
JP3698599B2 (ja) | 1999-08-27 | 2005-09-21 | 株式会社日立製作所 | 自動変速機の変速制御装置 |
JP2002089691A (ja) * | 2000-09-18 | 2002-03-27 | Jatco Transtechnology Ltd | 自動変速機の変速制御装置 |
JP2002089674A (ja) * | 2000-09-18 | 2002-03-27 | Jatco Transtechnology Ltd | 自動変速機の変速制御装置 |
JP4097890B2 (ja) * | 2000-09-18 | 2008-06-11 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機の変速制御装置 |
JP4097889B2 (ja) * | 2000-09-18 | 2008-06-11 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機の変速制御装置 |
JP3876126B2 (ja) * | 2001-01-30 | 2007-01-31 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機のプリチャージ制御装置 |
JP4231513B2 (ja) * | 2006-05-30 | 2009-03-04 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機 |
JP4165591B2 (ja) * | 2006-08-10 | 2008-10-15 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
JP4300233B2 (ja) * | 2006-10-24 | 2009-07-22 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機の制御装置及び方法 |
DE102006060561C5 (de) | 2006-12-21 | 2015-09-10 | Schott Ag | Verfahren zur Herstellung eines Quarzglasformkörpers |
-
2008
- 2008-06-16 JP JP2008156224A patent/JP4603601B2/ja active Active
-
2009
- 2009-06-09 CN CN2009102033812A patent/CN101608685B/zh active Active
- 2009-06-09 US US12/481,058 patent/US8439785B2/en active Active
- 2009-06-12 EP EP09162574.9A patent/EP2136107B1/en not_active Not-in-force
- 2009-06-15 KR KR1020090052626A patent/KR101617451B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04254059A (ja) * | 1991-01-31 | 1992-09-09 | Mazda Motor Corp | 自動変速機の制御装置 |
JPH10252876A (ja) * | 1997-03-11 | 1998-09-22 | Toyota Motor Corp | 自動変速機のクラッチのドレーン制御装置 |
JPH10318364A (ja) * | 1997-05-14 | 1998-12-04 | Jatco Corp | 自動変速機のセレクト制御装置 |
JPH1137269A (ja) * | 1997-07-18 | 1999-02-12 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP2002323122A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP2004036673A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-02-05 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP2005042808A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-17 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
JP2005265063A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Jatco Ltd | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP2005273879A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP2007064399A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP2007162929A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Hyundai Motor Co Ltd | 自動変速機油圧制御システムのマニュアルバルブ |
JP2007162931A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Hyundai Motor Co Ltd | 無段変速機油圧制御システムのマニュアルバルブ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2136107B1 (en) | 2013-08-07 |
EP2136107A3 (en) | 2012-04-11 |
JP2009299817A (ja) | 2009-12-24 |
KR20090130822A (ko) | 2009-12-24 |
US8439785B2 (en) | 2013-05-14 |
KR101617451B1 (ko) | 2016-05-02 |
EP2136107A2 (en) | 2009-12-23 |
CN101608685A (zh) | 2009-12-23 |
US20090312131A1 (en) | 2009-12-17 |
CN101608685B (zh) | 2013-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4603601B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
US4742732A (en) | Automatic transmission system for a vehicle | |
EP0565111A2 (en) | Multiple stage automatic transmission | |
JP2003247634A (ja) | 自動変速機の制御方法 | |
KR101549261B1 (ko) | 자동 변속기의 유압 제어 장치 | |
US20090318264A1 (en) | Control system for automatic transmission | |
JPH1054456A (ja) | 自動変速機用油圧制御装置 | |
JP3449827B2 (ja) | 自動変速機の油圧制御装置 | |
JPH05346160A (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JPH09317867A (ja) | 自動変速機の油圧制御装置 | |
JP4926670B2 (ja) | 自動変速機の油圧制御装置 | |
JP3087869B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
JP3458618B2 (ja) | 自動変速機のセレクトショック軽減装置 | |
JPH1054458A (ja) | 自動変速機用油圧制御装置 | |
JP3291979B2 (ja) | 自動変速機における摩擦要素の締結制御装置 | |
JP3541461B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JP3128098B2 (ja) | 自動変速機の油圧制御装置 | |
JP2907501B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JPH0712210A (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
JPH0440577B2 (ja) | ||
JP3302780B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JPH0631246Y2 (ja) | 自動変速機の油圧制御装置 | |
JPH06341534A (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JP2000104822A (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JPH05296330A (ja) | 自動変速機の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100608 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100802 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100928 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101001 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4603601 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141008 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |