JPH10122400A - 圧力制御弁 - Google Patents

圧力制御弁

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JPH10122400A
JPH10122400A JP27084396A JP27084396A JPH10122400A JP H10122400 A JPH10122400 A JP H10122400A JP 27084396 A JP27084396 A JP 27084396A JP 27084396 A JP27084396 A JP 27084396A JP H10122400 A JPH10122400 A JP H10122400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
valve
spring
pressure control
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP27084396A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hashimoto
祐治 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH10122400A publication Critical patent/JPH10122400A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のような圧力調整のためのつまみや軸に
設ける雄ねじ及び雌ねじ等を必要とせず全体的にコンパ
クトで部品点数も少ない安価な圧力制御弁を提供する。 【解決手段】 ヘッド部1と第1の本体部21と第2の
本体部22とを組み合わせ、特に第1の本体部21と第
2の本体部22とをねじ結合させ、該第1の本体部21
に対して第2の本体部22がねじ回転により前後移動す
るように構成する。前記ヘッド部1の内部には弁体3や
弁座6や弁棒5等が取り付けられ、第1の本体部21と
第2の本体部22との連結によって形成される内部空間
23にはばね12で付勢したベロ−ズ10が配置され、
前記第2の本体部22の移動によりこのばね12の付勢
力が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガスクロマトグ
ラフ等の分析機器を初めガスの圧力を制御する技術分野
で使用される圧力制御弁、特に調圧用つまみをなくした
圧力制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスクロマトグラフ等の試料分析装置で
はキャリヤガスとして窒素ガスやヘリウムガス等を移動
相として使用するが、これらのキャリヤガスは圧力制御
弁で圧力制御しながらカラムへ流通させる。この圧力制
御弁としては、図4に示すような圧力制御弁が用いられ
ていた。この圧力制御弁では、ガスはガスボンベよりヘ
ッド部1に設けた流入口1aへ流入させ、弁座6の流通
路6aを通して保持具8の流路8aより本体部2に配置
したベロ−ズ10の内部10bを通過させ、更に、ヘッ
ド部1に設けた別の流路1cからカラムへ通じる排出口
1dより排出させるようになっている。該排出口1dに
は圧力計(図示省略)が取り付けられる。また、流入口
1aに続く内部空間1b内にはばね4で付勢した弁体3
が配置され、ヘッド部1にねじ止めして設けられた保持
具8に摺動するよう保持させた弁棒5で該弁体3を押
し、該弁体3と弁座6との間隔を調整して圧力調整する
ように構成されている。ガスの圧力調整は、前記排出口
1d部のガスの圧力を調整するようになっているが、減
圧する場合には調圧用つまみ14を『反時計回り方向』
に回し、逆に高圧とする場合には『時計回り方向』に回
して調整する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すような圧力
制御弁には、雌ねじ16が本体部2の端部に固定され、
該雌ねじ16には調圧用つまみ14を固定した雄ねじ1
5が螺合させてある。こうしてつまみ14を時計方向或
いは反時計方向に回転させて圧力調整する。しかしなが
ら、圧力制御弁は一端調整したら分析が終了するまでつ
まみ14等を触ることは殆どない。また、これらのつま
み14や雄ねじ15や雌ねじ16等が存在するとスペ−
スをとり全体的に装置の容量も大きくなる。
【0004】この発明は上記する課題に着目してなされ
たものであり、従来のような圧力調整のためのつまみや
軸に設ける雄ねじ及び雌ねじ等を必要とせず全体的にコ
ンパクトで部品点数も少ない安価な圧力制御弁を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、圧力制御弁が、内部に設けた
ガス通路にばねで弁座側に付勢された弁体と前記弁座の
背後から弁体を突く弁棒と該弁棒を摺動可能に保持する
とともにガス通路を設けた保持具とを配置したヘッド部
と、結合させて形成される内部空間に、前記保持具側に
開口部を向け該開口部側で前記弁棒を当接させるととも
にばねで付勢されるベロ−ズを配置した第1の本体部と
第2の本体部と、より成り、該第1の本体部に対して第
2の本体部を前後移動可能に螺合させたことを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施の形
態について図面を参照しながら説明する。なお、重複記
載を避けるため従来技術で説明した構成要素と同一の構
成要素には同一の符号を用いて説明する。図1はこの発
明の圧力制御弁の内部構造を示す縦断面図、図2は図1
のP矢視正面図、図3は弁と弁座付近の一部拡大図であ
る。この圧力制御弁は、ヘッド部1と第1の本体部21
と第2の本体部22とを組み合わせ、特に第1の本体部
21と第2の本体部22とを結合させ、該第1の本体部
21に対して第2の本体部22がねじ回転により前後移
動するように構成してある。前記ヘッド部1の内部には
弁体3や弁座6や弁棒5等が取り付けられ、第1の本体
部21と第2の本体部22との連結によって形成される
内部空間23にはベロ−ズ10やばね12やばね座1
1,13等が配置される。
【0007】前記ヘッド部1の内部にはガス流入口1a
とガス通路を兼ねる空間1bが設けられここにばね4で
弁座6側に付勢された弁体3が配置される。弁座6の弁
体3側はゴムシ−トとなっており中央部にはガス通路6
aが設けられている。更に、弁座6の背後には弁体3を
突く弁棒5を摺動可能に保持した保持具8が該ヘッド部
1に螺合して取り付けてあるが、該保持具8には別個に
ガス通路8aが設けられている。このようにガスは前記
ヘッド部1のガス流入口1aから弁座6のガス通路6a
及び弁棒5の保持具8のガス通路8aを通って後述する
ベロ−ズ10内の空間10bに入るようになっている。
【0008】前記ヘッド部1と第1の本体部21とはね
じ結合(螺合)させてある。即ち、ヘッド部1の外周に
は段部を設けてここに雄ねじ1pが螺刻され、第1の本
体部21は筒体で形成され、端部内周面に雌ねじ21q
が螺刻され、該雌ねじ21qヘッド部1の雄ねじ1pと
を螺合させてある。更に、第1の本体部21と第2の本
体部22ともねじ結合させてある。即ち、第1の本体部
21の外周面には雄ねじ21rが螺刻され、第2の本体
部22は有底の筒体で形成されているが、該第2の本体
部22の内周面には雌ねじ22sが螺刻され、第1の本
体部21の雄ねじ21rと第2の本体部22の雌ねじ2
2sと螺合させてある。また、第2の本体部22の底部
22aの外側背面にはドライバ等を嵌め入れ該第2の本
体部22を回転させるための溝22bが設けてある。
【0009】次に、前記第1の本体部21と第2の本体
部22とで形成される内部空間23には前記保持具8側
に開口部を向けたベロ−ズ10が配置されている。尚、
該ベロ−ズ10の周縁部はヘッド部1と本体部2により
挟持させてあるが、挟持部にはOリング9でシ−ルして
ある。前記ベロ−ズ10の外側にはばね12が該ベロ−
ズ10を付勢するように配置され、該ばね12の両端部
にはばね座11及び13が設置され、一方のばね座11
は前記ベロ−ズ10のフレ−ム10aに接触配置され、
他方のばね座13は第2の本体部22の底部22aに支
持させてある。また、該ばね座13と第2の本体部22
の底部22aとの間には、この回転を円滑にするためボ
−ル24が配置されている。
【0010】上記構成からなるこの発明の圧力制御弁で
は、第2の本体部22は第1の本体部21の回りに回転
させ前後移動させることによりばね12の付勢力を強く
したり、弱くしたりすることができる。即ち、流出口1
dでのガスの圧力を高圧とする場合には、第2の本体部
22を『時計回り』に回転させる。するとベロ−ズ10
に配置されたばね12の付勢力が強くなり、ばね4の付
勢力に打ち勝って弁棒5は弁体3を押し、弁座6の通路
6aの開口度が大きくなる。こうして流出口1dでのガ
ス圧を意図する高圧とすることができる。
【0011】次に、流出口1dのガス圧力を減圧する場
合には、前記第2の本体部22を『反時計回り』に回転
させる。するとベロ−ズ10側のばね12の付勢力が弱
くなり、弁体3を押しているばね4の付勢力が打ち勝っ
て弁棒5がベロ−ズ10のばね座11を押し、弁座6の
通路6aの開口度が小さくなる。こうして流出口1dで
のガス圧を意図する圧力とすることができる。従って、
従来のようにつまみ14がなくても第2の本体部2自身
を回転させるだけで流出口1dでのガス圧を調整するこ
とができる。
【0012】なお、上記実施の形態では第1の本体部2
1に雄ねじ21rを螺刻し、第2の本体部22に雌ねじ
22sを螺刻してねじ結合としたが、勿論、第1の本体
部21に雌ねじを螺刻し、第2の本体部22に雄ねじを
螺刻してねじ結合させてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の圧力制
御弁によれば、従来必要であったつまみや該つまみを取
り付けるための棒や雄ねじ及びこれに螺合させるための
雌ねじ等が不要となり、全体の大きさをコンパクトにす
ることができる。また、部品点数も大幅に減らすことが
できるので製作コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の圧力制御弁の内部構造を示す縦断面
図である。
【図2】この発明の圧力制御弁であって、図1のP矢視
正面図である。
【図3】この発明の圧力制御弁の弁体と弁座付近の拡大
図である。
【図4】従来の圧力制御弁の内部構造を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ヘッド部 1a ガス流入口 1d ガス流出口 1p 雄ねじ 21 第1の本体部 21q 雌ねじ 21r 雄ねじ 22 第2の本体部 22b 溝 22s 雌ねじ 3 弁体 4 ばね 5 弁棒 6 弁座 8 保持具 10 ベロ−ズ 11、13 ばね座 12 ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に設けたガス通路にばねで弁座側に
    付勢された弁体と前記弁座の背後から弁体を突く弁棒と
    該弁棒を摺動可能に保持するとともにガス通路を設けた
    保持具とを配置したヘッド部と、 結合させて形成される内部空間に、前記保持具側に開口
    部を向け該開口部側で前記弁棒を当接させるとともにば
    ねで付勢されるベロ−ズを配置した第1の本体部と第2
    の本体部と、より成り、該第1の本体部に対して第2の
    本体部を前後移動可能に螺合させたことを特徴とする圧
    力制御弁。
JP27084396A 1996-10-14 1996-10-14 圧力制御弁 Pending JPH10122400A (ja)

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