JP3309052B2 - 常開型緩作動開閉弁 - Google Patents

常開型緩作動開閉弁

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JP3309052B2 JP22409296A JP22409296A JP3309052B2 JP 3309052 B2 JP3309052 B2 JP 3309052B2 JP 22409296 A JP22409296 A JP 22409296A JP 22409296 A JP22409296 A JP 22409296A JP 3309052 B2 JP3309052 B2 JP 3309052B2
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道雄 山路
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、常時は開き、駆動圧力で一旦閉
じた後、極めてゆっくりと開弁する緩作動開閉弁に関す
る。
【0002】
【従来技術およびその問題点】例えば反応室である種の
気体を混合する際には、混合すべき気体をできるだけゆ
っくりと反応室に供給することが要求されることがあ
る。本出願人は、このような要求に答えるため、開弁動
作自体はゆっくりでありながら、開弁信号を与えてから
開弁動作に至る応答性に優れた緩作動開閉弁を開発し出
願した(特開平3-134387号、及び同7-19369 号参照)。
この緩作動開閉弁は、いわゆる常閉型の緩作動開閉弁で
あり、常時は流路を閉じ、開弁信号を与えたとき、その
閉じられている流路を極めてゆっくりと、例えば全閉状
態から全開状態まで、弁体の1mmのストローク当り数
分以上もかけて開いていく。
【0003】しかし、例えば各種の気体を扱う半導体の
製造現場では、常時は流路を開いておき、一旦閉じた
後、極めてゆっくりと開弁動作を行なわせる要求があ
り、上記出願の緩作動開閉弁は、この要求に応えること
ができない。
【0004】
【発明の目的】本発明は、この常開型の緩作動開閉弁を
得ることを目的とする。また、本発明は、常開型開閉弁
において、閉弁信号を与えてから開弁動作に至る応答性
に優れた緩作動開閉弁を得ることを目的とする。さらに
本発明は、閉弁後、開弁を開始する圧力を任意に調節す
ることができる常開型緩作動開閉弁を得ることを目的と
する。
【0005】
【発明の概要】本発明は、弁座に接離して流路を開閉す
る弁体を作動させるバルブロッド;このバルブロッドを
弁体が流路を開く方向に付勢するばね手段;バルブロッ
ドに接続したダイアフラム;このダイアフラムにより画
成され、駆動圧力が及ぼされたとき上記バルブロッドを
ばね手段の付勢力に抗して閉弁方向に移動させ、かつ該
ばね手段による移動に抵抗を与える開弁抵抗室;駆動圧
力を導入する調圧室;この調圧室と開弁抵抗室とを連通
させる閉弁用連通路;この閉弁用連通路を閉じる方向に
常時付勢され、調圧室に一定圧以上の駆動圧力が導入さ
れたとき該連通路を開いて該駆動圧力を開弁抵抗室に導
く調圧弁;閉弁用連通路とは別に、調圧室と開弁抵抗室
とを連通させる開弁用連通路;及びこの開弁用連通路に
設けた流量調整弁;を備えたことを特徴としている。
【0006】上記構成の緩作動開閉弁は、バルブロッド
に作用するばね手段の力により流路は常時は開いてい
る。一旦流路を閉じるには、調圧室に一定圧以上の駆動
圧力を導入する。すると、その圧力が調圧弁を開いて開
弁抵抗室に及ぼされ、バルブロッドのばね手段による移
動に抵抗が与えられる。緩作動開弁信号として、調圧室
の駆動圧力を排除すると、調圧弁が直ちに閉じ、その後
は、流量調整弁と調圧室を介して、開弁抵抗室内の駆動
圧力がゆっくりと排気されていく。開弁の速度は、この
流量調整弁を介して流れる流量に依存するから、その流
路面積を極めて小さく調節することにより、緩作動動作
が得られる。
【0007】
【発明の実施形態】図3の下方に位置する流路ブロック
11には、流体通路12が設けられ、その一部に、環状
弁座13が形成されている。この環状弁座13には、バ
ルブロッド14の下端に設けた弁体15が接離し、よっ
て流体通路12が開閉される。
【0008】バルブロッド14は、スぺーサ16および
コネクタスリーブ17を貫通して、図3の上方に突出し
ている。バルブロッド14の下部とスぺーサ16の間に
は、蛇腹18が張設されていて、流体通路12を流れる
流体が、バルブロッド14の軸部に達しないようにされ
ている。すなわちこの開閉弁は、流体通路12を流れる
流体のクリーン度を蛇腹18によって保証するクリーン
バルブである。
【0009】流路ブロック11の図3の上部には、アッ
パーボディ21a、ミドルボディ21b、及びロワーボ
ディ21cの3部材からなる開閉駆動ボディ21が接続
されている。ミドルボディ21bの上端部には凹部19
が形成されていて、この凹部19とアッパボディ21a
との間には、調圧弁アッセンブリ40が挟着されてい
る。ロワーボディ21cは、Cリング22を介してコネ
クタスリーブ17に接続固定され、ミドルボディ21b
は、ロックリング23を介して、このロワーボディ21
cに接続固定されている。また、ミドルボディ21b、
調圧室アッセンブリ40、及びアッパーボディ21a
は、Cリング39と接続ボルト24を介して固定されて
おり、以上の接続関係により、流路ブロック11と開閉
駆動ボディ21は機械的にリジッドに固定されている。
【0010】バルブロッド14の図1の上端部外周に
は、ダイアフラム組立体25が一体に設けられている。
このダイアフラム組立体25は、中心ピストン部材2
6、リテイナ27、及びこの中心ピストン部材26とリ
テイナ27の間に中心ドーナツ部28cを挟着したロー
リングダイアフラム28とを有する。ローリングダイア
フラム28は、周縁ビード部28aをロワーボディ21
cとミドルボディ21bの間に挟着し、中間にU字状の
折返部28bを有するもので、ダイアフラム組立体25
が軸方向に移動しても、その受圧面積が変化しないダイ
アフラムとして知られている。バルブロッド14の図の
上端部には、ダイアフラム組立体25(中心ピストン部
材26)からの突出部分に、Cリング20が嵌着され
て、該バルブロッド14とダイアフラム組立体25とが
一体にされる。ダイアフラム組立体25は、ミドルボデ
ィ21cとは非接触であり、両者の間には空間がある。
【0011】このダイアフラム組立体25とコネクタス
リーブ17の上端部との間には、圧縮ばね33が挿入さ
れていて、ダイアフラム組立体25及びバルブロッド1
4を常時、その弁体15が流体通路12を開く方向に移
動付勢している。つまり、本発明が対象とする開閉弁
は、常開タイプのバルブである。
【0012】一方、ダイアフラム組立体25(バルブロ
ッド14)の上端部と、調圧弁アッセンブリ40の下端
部との間には、開弁抵抗室30が構成されている。開弁
抵抗室30は、この室に一定圧以上の駆動圧力が封入さ
れると、圧縮ばね33の力に抗してダイアフラム組立体
25(バルブロッド14)を閉弁方向に移動させ、かつ
圧縮ばね33の力によるバルブロッド14の移動に抵抗
を与える。バルブロッド14を閉弁位置に移動させた状
態で、開弁抵抗室30からの圧縮気体の排出を完全に阻
止すると、バルブロッド14はその閉弁位置に保持され
る。
【0013】調圧弁アッセンブリ40は、アッパボディ
40a、ロワボディ40b、及びこのアッパボディ40
aとロワボディ40bを接続するロックリング40cを
有する。アッパボディ40aとロワボディ40bの間に
は、調圧室35を画成する調圧ダイアフラム組立体38
が支持されている。ロワボディ40bには、開弁抵抗室
30と調圧室35を連通させる開弁用連通路36が形成
されている。調圧ダイアフラム組立体38は、閉弁用連
通路36を開閉する調圧弁体38a、ローリングダイア
フラム38b及びリテイナ38cを有している。調圧弁
体38aには、開弁用連通路36に周縁に接離するOリ
ング31が設けられている。
【0014】ローリングダイアフラム38bの周縁ビー
ド部38dは、Cリング39によってミドルボディ21
bに固定されるアッパボディ40aと、開閉駆動ボディ
21のミドルボディ21bとの間に挟着されている。ア
ッパボディ40aの軸部に移動自在に支持したばね受座
41と調圧ダイアフラム組立体38との間には、調圧ダ
イアフラム組立体38を閉弁用連通路36方向に移動付
勢する圧縮ばね42が挿入されている。よって、閉弁用
連通路36は常時は、調圧ダイアフラム組立体38の調
圧弁体調圧ダイアフラム組立体38aによって閉じられ
ている。
【0015】アッパボディ40aの軸部には、圧縮ばね
42の軸方向位置を調節する調圧ねじ43が螺合されて
いる。この調圧ねじ43の螺合位置を調節すると、ばね
受座41の軸方向位置が変化し、よって、調圧ダイアフ
ラム組立体38に及ぼされる圧縮ばね42のばね力が変
化するため、該組立体38が閉弁用連通路36を開閉す
るときの調圧室35内の圧力が調整される。この調圧ね
じ43の螺合位置の調整は、アッパーボディ21aを外
した状態において行なわれる。調圧室35は、図4に示
すように、ロワボディ40bに形成した連通路44、ミ
ドルボディ21bに形成した駆動圧力導入ポート45、
及び制御弁46を介して、圧縮空気源47に接続されて
いる。
【0016】ロワボディ40bとミドルボディ21bに
は、閉弁用連通路36とは別に、図3に示すように、開
弁抵抗室30を調圧室35に連通させる開弁用連通路4
8が形成されており、この開弁用連通路48の途中に、
図7に詳細を示す流量調整弁(ニードル弁)50が設け
られている。この流量調整弁50は、ミドルボディ21
bとは別部材から予め流量調整弁ユニットとして構成す
るもので、ミドルボディ21bには、開弁用連通路48
に交差させて、この調整弁ユニット50を挿入するユニ
ット挿入孔51が穿設されている。流量調整弁ユニット
50は、このユニット挿入孔51に挿脱される外側筒状
体52と、この外側筒状体52に螺合されるニードル弁
体53と、このニードル弁体53に一体に結合される回
動操作体54とを備えている。外側筒状体52は、開弁
用連通路48に連通する筒状流路52aと径方向流路5
2c、及び筒状流路52aと同軸の雌ねじ部52bとを
備え、ニードル弁体53は、この外側筒状体52の筒状
流路52a内に位置するニードル部53aと、雌ねじ部
52bに螺合される雄ねじ部53bとを備えている。ニ
ードル部53aの径の変化は、極めて僅か(例えば1゜
程度のテーパ)であり、図では明瞭ではない。外側筒状
体52の外周にはまた、径方向流路52cの前後に位置
して、開弁用連通路48の気密性を保持するOリング5
5が嵌着されている。ニードル弁体53と回動操作体5
4とは、両者の相対回動位置を調節し、ロワーボディ2
1cに刻設した指標56(図3)と、回動操作体54の
指標57とを合致させた後、固定ねじ58で固定され
る。ユニット挿入孔51に対する外側筒状体52の固定
は、固定ねじ59で行なわれ、外側筒状体52に対する
回動操作体54(ニードル弁体53)の固定は、ロック
ねじ60で行なわれる。
【0017】ミドルボディ21bには、さらに、以上の
駆動圧力導入ポート45、ユニット挿入孔51(開弁用
連通路48)とは別に、図3、図5に示すように、開弁
抵抗室30に連通する強制開放ポート49が開口してい
る。この強制開放ポート49は常時は閉じられていて、
流体通路12の閉塞を禁止するとき、大気に開放され
る。
【0018】上記構成の本常開型緩作動開閉弁は、次の
ように作動する。通常時は、調圧室35には、駆動圧力
は導入されず、大気圧に保持されている。よって、バル
ブロッド14は、圧縮ばね33の力により開弁位置に保
持され、弁体15は環状弁座13から離れて流体通路1
2を流体が流れている。この状態から、流体通路12を
一旦全閉するには、制御弁46を介して圧縮空気源47
の駆動圧力(圧縮空気)を調圧室35に導入する。この
駆動圧力は、調圧ダイアフラム組立体38の圧縮ばね4
2、及びバルブロッド14の圧縮ばね33の力に十分打
ち勝つことができる大きさである。すると、調圧室35
内の圧力が上昇する結果、調圧ダイアフラム組立体38
が閉弁用連通路36から離れて開弁抵抗室30内に同じ
駆動圧力が導入され、この圧力によりダイアフラム組立
体25(バルブロッド14)が下降して弁体15が環状
弁座13に着座する。この閉弁動作は、瞬時に行なわれ
る。
【0019】次に、緩作動開弁動作を行なわせるには、
緩作動開弁信号により、制御弁46を介して駆動圧力の
導入を停止し、調圧室35内の圧力を排気する。する
と、圧縮ばね42の力により、調圧ダイアフラム組立体
38が瞬時に閉弁用連通路36を閉じ、駆動圧力(圧縮
空気)は、開弁抵抗室30内に封入される。しかし、開
弁抵抗室30と調圧室35とは、開弁用連通路48及び
流量調整弁ユニット50を介して僅かに連通しているた
め、流量調整弁ユニット50の筒状流路52aとニード
ル部53aとの間のごく狭い流路面積に応じ、開弁抵抗
室30内の空気は、僅かずつ排出されていく。開弁抵抗
室30内の空気が排出されると、それに伴って、バルブ
ロッド14が僅かずつ上昇し、流体通路12が極めてゆ
っくりと開いていく。この緩作動開弁の速度は、回動操
作体54を回動させて、筒状流路52aとニードル部5
3aとの間の流路面積を大小に調節することにより、調
整できる。
【0020】以上の動作において重要な点は、調圧室3
5内の圧力を排気すると、調圧ダイアフラム組立体38
により時間遅れなく閉弁用連通路36が閉じ、そのま
ま、緩作動開弁動作が開始される点、及び緩作動開弁が
開始される調圧室35内の圧力は、調圧ねじ43の螺合
位置によって調整できる点である。
【0021】流量調整弁ユニット50は、ミドルボディ
21bに直接形成することも可能であるが、図示実施形
態のように、ロワーボディ21cとは別部材から構成し
て着脱可能とすると、次の利点がある。流量調整弁ユニ
ット50を直接ミドルボディ(開閉駆動ボディ)ミドル
ボディ21bに形成すると、例えば筒状流路52aに相
当する流路に傷がついた場合、ミドルボディ21bの全
体を交換しなければならないが、ユニット化すると、流
量調整弁ユニット50だけの交換ですむ。また、流量調
整弁ユニット50の構成部品を、ミドルボディ21bと
は異なる材料から構成し、自由に焼き入れ等の処理を行
なうことができるため、高精度の流量制御弁が得られ
る。弁体の1mmのストローク当り数分以上もかけて開
弁を行なおうとする高精度の緩作動弁では、機械精度が
極めて重要な要素である。さらに、別の開弁特性を与え
るときには、流量調整弁ユニット50自体を交換すれば
よい。
【0022】また、図示実施形態に示す装置は、開閉制
御ボディ21側の構成部材を、流路ブロック11(バル
ブロッド14)側とは別個に構成しておき、これらを流
路ブロック11が設置されている現場において、各バル
ブロッド14に対して組み立てることができるという利
点がある。図6は、開閉制御ボディ21側の部材の流路
ブロック11への組立前の状態を示している。つまり、
バルブロッド14は、流路ブロック11側にあって、筒
状部11aから外方に突出している。筒状部11aの外
周には雄ねじ11bが形成されている。
【0023】組立に際しては、ミドルボディ21bとロ
ワーボディ21cの間にダイアフラム組立体25をセッ
トし、ロックリング23により結合しておく。一方、調
圧弁アッセンブリ40とアッパーボディ21aは、この
結合体から分離しておく。この図6の状態において、流
路ブロック11の筒状部11aから突出しているバルブ
ロッド14をコネクタスリーブ17及びダイアフラム組
立体25の軸部に挿通し、ダイアフラム組立体25(中
心ピストン部材26)からの突出部の環状溝に、Cリン
グ20を装着する。さらに、コネクタスリーブ17に回
転自在に懸垂支持されているボンネットナット11cを
筒状部11a外周の雄ねじ部11bに螺合させる。これ
により、ダイアフラム組立体25を有するミドルボディ
21bとロワーボディ21cが、バルブロッド14を有
する流路ブロック11に結合される。
【0024】次に、ミドルボディ21bの凹部19内
に、別途組み立てた調圧弁アッセンブリ40を挿入し、
そのアッパボディ40aをCリング39によりミドルボ
ディ21b内壁に固定する。この状態において、調圧ね
じ43の螺合位置を調整し、調圧ダイアフラム組立体3
8に及ぼす圧縮ばね42の圧力を調整する。この調整が
終了した後、アッパーボディ21aをミドルボディ21
b及び調圧弁アッセンブリ40に被せ、固定ねじ24を
介して固定する。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の常開型緩作動開閉
弁によれば、常時は開かれている流路を一旦閉じ、その
後極めてゆっくりと開弁させることができる。そして、
一旦閉じた後、調圧室から駆動圧力を排気すると、直ち
に緩作動開弁動作が開始されるため、開弁信号を与えて
から開弁動作に至る応答性に優れた緩作動開閉弁を得る
ことができる。また、調圧弁に閉弁圧力を調整する調圧
手段を設けることにより、閉弁後、開弁信号を与えてか
ら開弁動作に至る時間を任意に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による常開型緩作動開閉弁の正面図であ
る。
【図2】同平面図である。
【図3】図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】図2のV-V 線に沿う断面図である。
【図6】図1の開閉弁の分解状態の断面図である。
【図7】流量調整ユニットの拡大断面図である。
【符号の説明】
11 流路ブロック 12 流体通路 13 環状弁座 14 バルブロッド 15 弁体 21 開閉駆動ボディ 25 ダイアフラム組立体 26 中心ピストン部材 27 リテイナ 28 ローリングダイアフラム 30 開弁抵抗室 31 Oリング 33 圧縮ばね 35 調圧室 36 閉弁用連通路 38 調圧ダイアフラム組立体 40 調圧弁アッセンブリ 41 ばね受座 42 圧縮ばね 45 駆動圧力導入ポート 46 制御弁 47 圧縮空気源 48 開弁用連通路 50 流量調整弁ユニット 51 ユニット挿入孔 52 外側筒状体 52a 筒状通路 52b 雌ねじ部 53 ニードル弁体 53a ニードル部 53b 雄ねじ部 54 回動操作体 56 57 指標
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星 光昇 埼玉県大宮市三橋1丁目840 藤倉ゴム 工業株式会社大宮工場内 (72)発明者 江尻 隆 東京都中野区中野3−13−16 (72)発明者 山路 道雄 大阪府大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会社フジキン内 (72)発明者 篠原 努 大阪府大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会社フジキン内 (56)参考文献 特開 平3−134387(JP,A) 特開 平7−19369(JP,A) 実開 平4−54381(JP,U) 実開 昭61−119675(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/12 - 31/42

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁座に接離して流路を開閉する弁体を作
    動させるバルブロッド;このバルブロッドを弁体が流路
    を開く方向に付勢するばね手段;上記バルブロッドに接
    続したダイアフラム;このダイアフラムにより画成さ
    れ、駆動圧力が及ぼされたとき上記バルブロッドをばね
    手段の付勢力に抗して閉弁方向に移動させ、かつ該ばね
    手段による移動に抵抗を与える開弁抵抗室;駆動圧力を
    導入する調圧室;この調圧室と開弁抵抗室とを連通させ
    る閉弁用連通路;この閉弁用連通路を閉じる方向に常時
    付勢され、調圧室に一定圧以上の駆動圧力が導入された
    とき該連通路を開いて該駆動圧力を開弁抵抗室に導く調
    圧弁;上記閉弁用連通路とは別に、上記調圧室と開弁抵
    抗室とを連通させる開弁用連通路;及びこの開弁用連通
    路に設けた流量調整弁;を備えたことを特徴とする常開
    型緩作動開閉弁。
  2. 【請求項2】 請求項1において、流量調整弁は、上記
    バルブロッド、ばね手段、ダイアフラム、開弁抵抗室、
    連通路及び調圧弁を有する開閉駆動ボディとは別部材か
    ら、流量調整弁ユニットとして設けられ、該開閉駆動ボ
    ディに対して着脱可能である常開型緩作動開閉弁。
  3. 【請求項3】 請求項2において、流量調整弁ユニット
    は、開閉駆動ボディに挿脱及び固定可能な外側筒状体
    と;この外側筒状体に形成された筒状流路と;上記外側
    筒状体に螺合され、その螺合位置に応じて、上記筒状流
    路との間の流路面積を変化させるニードル弁体と;を備
    えている常開型緩作動開閉弁。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、調圧弁の閉弁圧力を調整する調圧手段が備えられて
    いる常開型緩作動開閉弁。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記調圧手段は、連
    通路を開閉する弁体と;この弁体を一体に有し調圧室の
    一部を画成するダイアフラムと;この弁体及びダイアフ
    ラムを連通路を閉じる方向に付勢するばね手段と;この
    ばね手段のばね圧を調整する手段と;を備えている常開
    型緩作動開閉弁。
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Cited By (3)

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